JP2003291491A - インクジェット記録材料 - Google Patents

インクジェット記録材料

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JP2003291491A
JP2003291491A JP2002095566A JP2002095566A JP2003291491A JP 2003291491 A JP2003291491 A JP 2003291491A JP 2002095566 A JP2002095566 A JP 2002095566A JP 2002095566 A JP2002095566 A JP 2002095566A JP 2003291491 A JP2003291491 A JP 2003291491A
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alumina
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JP2002095566A
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Daichi Miyake
大地 三宅
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロンジングの防止に優れ、フォトライクの高
光沢及び保存性が改良されたインクジェット記録材料を
提供する。 【解決手段】支持体上にアルミナ水和物及び1価の酸試
薬からなる水系分散液と親水性バインダー及びヒドラジ
ン誘導体を含有する多孔質のインク受容層を有すること
を特徴とするインクジェット記録材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録材料に関し、更に詳しくは、ブロンジング防止効果に
優れ、フォトライクな高い光沢を有し、印字後の保存性
が改良されたインクジェット記録材料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式に使用される記
録材料として、通常の紙やインクジェット記録用紙と称
される支持体上に非晶質シリカやアルミナ等の顔料をポ
リビニルアルコール等の水溶性バインダーからなる多孔
質のインク吸収層を設けてなる記録材料が知られてい
る。
【0003】例えば、特開昭55−51583号、同5
6−157号、同57−107879号、同57−10
7880号、同59−230787号、同62−160
277号、同62−184879号、同62−1833
82号、及び同64−11877号公報等に開示のごと
く、シリカ等の含珪素顔料を水系バインダーと共に紙支
持体に塗布して得られる記録材料が提案されている。
【0004】また、特公平3−56552号、特開平2
−188287号、同平10−81064号、同平10
−119423号、同平10−175365号、同平1
0−193776号、同10−203006号、同10
−217601号、同平11−20300号、同平11
−20306号、同平11ー34481号公報等には、
気相法による合成シリカ微粒子(以降、気相法シリカと
称す)を用いることが開示されている。一次粒子の平均
粒径が30nm以下の超微粒子とくに気相法シリカは、
インク吸収性が良好で高い光沢の記録材料が得られると
いう特徴がある。近年、フォトライクの記録シートが要
望される中、益々光沢性が重要視されてきており、ポリ
オレフィン樹脂被覆紙(紙の両面にポリエチレン等のポ
リオレフィン樹脂をラミネートしたもの)やポリエステ
ルフィルム等の耐水性支持体上に気相法シリカを主体と
するインク受容層が塗設された記録材料が提案されてい
る。
【0005】しかしながら、これらのインクジェット記
録による印刷では、例えば、シアン、マゼンタ、イエロ
ー等のインクを重ねることにより印刷物を形成するが、
印字部表面に金属光沢のようなギラつき(以降、ブロン
ジングという)を生じ、印刷物の品質等を損なう問題点
があった。
【0006】例えば、特開平11−263554公報に
は、インク受容層に、水に解離したときpHが7.0以
上である塩を含有することでブロンジングを防止出来る
ことが記載されているが、水溶性樹脂を含むインク受容
層を有するインクジェット記録材料に関してであり、多
孔質のインク受容層を有するインクジェット記録材料に
関しては記載されていない。
【0007】また、特開平13−341408号公報に
は、多孔質のインク受容層を有する記録媒体において、
該記録媒体の膜面pHを5.0〜7.0、且つ顔料イン
クのpHを7.0〜9.0にすることで、ブロンジング
を防止出来ることが提案されているが、アルミナ水和物
の分散条件を特定することにより染料インク及び顔料イ
ンクで印字した場合のブロンジングを防止することは記
載されていない。
【0008】一方、特開昭61−154989号公報に
は、合成シリカからなるインク受容層にヒドラジド系化
合物を含有することにより耐光性が改良されることが記
載されているが、耐ガス性を改良できることは示されて
いない。
【0009】特開昭57−74193号、同昭61−1
54989号、同昭61−146591号、同昭61−
177279号、特開平1−115677号、同平1−
36480号公報等には、耐候性改良剤として紫外線吸
収剤、ヒドラジド系化合物、ヒンダードアミン系化合
物、ヒンダードフェノール系化合物、メルカプト基を有
する含窒素複素環化合物、チオエーテル系化合物等が記
載されているが、高空隙の多孔質インク受容層に含有し
た場合、微量ガスによる退色を防止する効果(以降、耐
ガス性という)があっても耐光性を悪くしたり、逆に耐
光性が良くなっても耐ガス性が悪くなったりし、またそ
れら耐ガス性改良剤および耐光性改良剤を組み合わせて
も必ずしも耐ガス性および耐光性の両方を満足できるま
でに改良することはできず、両方の目的を満足すること
は極めて困難であるのが実情である。
【0010】また、気相法シリカ等の無機微粒子を用い
た高空隙率の記録層を有するインクジェット記録材料
は、インク吸収性は非常に優れているが、耐水性に劣っ
ていたり、印字後の保管中に印字画像が変色しやすいと
いう問題を有している。即ち、気相法シリカの空隙層を
有する記録媒体は、耐光性に劣るだけでなく、特に大気
中の微量ガスによる退色が生じやすいという問題が十分
には解決できていない。
【0011】微量ガスによる退色の防止剤および耐光性
改良剤として知られている化合物には、気相法シリカ等
の超無機微粒子からなる多孔質インク受容層に含有した
場合、微量ガスによる退色を防止する効果があっても耐
光性を悪くしたり、逆に耐光性が良くなっても耐ガス性
が悪くなったりするため、耐ガス性および耐光性の両方
を改良する化合物は極めて少ないのが実情である。
【0012】特開平8−25796号公報には、擬ベー
マイトからなる多孔質インク受容層にチオ尿素誘導体等
の化合物を含有させることにより、耐ガス性を改良でき
ることが記載されている。確かに、超微粒子アルミナか
らなる多孔質インク受容層にチオ尿素を含有させると耐
ガス性を著しく改良することができ、耐光性もある程度
は改良される。しかし、チオ尿素誘導体は、人体への悪
影響が懸念されるため、使用には制限がある。
【0013】特開平7−314881号公報には、擬ベ
ーマイトからなる多孔質インク受容層に尿素誘導体、セ
ミカルバジド誘導体、カルボヒドラジド誘導体またはヒ
ドラジン誘導体を含有させることにより、ポリ塩化ビニ
ルフイルムと接触したときの黄変色を防止することが記
載されている。しかし、従来行われているような分散条
件で分散された擬ベーマイト分散物を用いた多孔質イン
ク受容層に尿素を含有させても耐ガス性及び耐光性の改
良は充分ではなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ブロンジングの防止、フォトライクな高光沢を有す
るインクジェット記録材料であり、特に保存性が改良さ
れたインクジェット記録材料を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、支
持体上にアルミナ水和物及び1価の酸試薬からなるアル
ミナ分散液と親水性バインダーを用いた塗布組成物を塗
設して多孔質のインク受容層を設けたインクジェット記
録材料において、該1価の酸試薬の解離指数(pKa)が
3.5以上の場合には、該アルミナ水和物のAl23
算で1kgに対する1価の酸試薬の添加量を100mm
olから110mmolとし、1価の酸試薬の解離指数
が3.5未満の場合には、該アルミナ水和物のAl23
換算で1kgに対する1価の酸試薬の添加量を80mm
olから90mmolとしたインクジェット記録材料で
あり、好ましくはインク受容層にヒドラジン誘導体を含
有させたインクジェット記録材料により主として達成さ
れた。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】本発明によりブロンジング防止効果が達成
出来るメカニズムについては定かではないが以下のよう
に推測される。即ち、印字直後に印字部表面でインク中
の染料分子はインク受容層中に含有されるカチオン性化
合物等と結合し染料分子の溶解度が低下し染料分子の会
合や凝集が起こりブロンジングが発生する。顔料インク
も同様に印字部表面での顔料分散性の低下が起こり、凝
集によるブロンジングが発生すると推測される。本発明
のように酸試薬の解離指数によって使用量を設定するこ
とで、インク受容層の空隙の形状が適度に変化し、それ
によって印字部表面での染料分子の会合や凝集が妨げら
れブロンジングが防止されるのではないかと推測され
る。
【0018】本発明に用いるアルミナ水和物はAl23
・ nH2O(n=1〜3)の構成式で表せる。nが1の場
合がベーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1よ
りも大きく3未満の場合が擬ベーマイト構造のアルミナ
水和物を表す。アルミニウムイソプロポキシド等のアル
ミニウムアルコキシドの加水分解、アルミニウム塩のア
ルカリによる中和、アルミン酸塩の加水分解等の公知の
製造方法により得られる。アルミナ水和物の平均一次粒
径は5〜50nmであることが好ましい。
【0019】本発明のアルミナ水和物の分散助剤として
用いられる1価の酸試薬は、解離指数が3.5以上の物
としては蟻酸、乳酸、酢酸等であり、解離指数が3.5
未満の物としては硝酸、塩酸等が好ましく使用される。
【0020】本発明において、最終的なアルミナ分散液
は、平均一次粒子径の数倍〜30倍程度の粒径の凝集物
が水および一価の酸と混合された状態であり、一般的に
は分散物の固形分濃度は5〜20質量%程度である。
【0021】本発明において、アルミナ水和物の分散に
用いられる分散機としては、高速回転剪断型分散機、混
練・捏和機、ローターステーター型分散機、媒体撹拌型
分散機、超音波分散機、ロールミル分散機、撹拌浴型分
散機等従来公知の各種分散機を使用することが出来る
が、本発明では分散を効率的に行う点から高速回転剪断
型分散機が好ましく用いられる。
【0022】本発明における分散工程では、水にアルミ
ナ水和物を添加しながら分散を行うが、分散助剤は予め
水に添加していても分散時に添加しても良く、両方に添
加しても良い。アルミナ分散液は適度の水を添加し濃度
や粘度の調製を行っても良い。
【0023】本発明における分散時の周速は、アルミナ
水和物の種類や濃度に従って適宜選ばれ、特に制限はさ
れるものではないが、10m/秒以上で処理するのが好
ましい。それより遅い場合には分散所要時間が長引いた
りする場合がある。
【0024】本発明において、アルミナ分散液とともに
用いられる親水性バインダーとしては、公知の各種バイ
ンダーを用いる事も出来るが、透明性が高くインクのよ
り高い浸透性が得られる親水性バインダーが好ましい。
親水性バインダーの使用にあたっては、親水性バインダ
ーがインクの初期の浸透時に膨潤して空隙を塞いでしま
わないことが重要である。特に好ましい親水性バインダ
ーとしてはポリビニルアルコールである。
【0025】ポリビニルアルコールの中でも特に好まし
いのは、ケン化度が80%以上の部分または完全ケン化
したものである。平均重合度は200〜5000のもの
が好ましい。
【0026】本発明は、上記親水性バインダーと共に架
橋剤(硬膜剤)を用いることが好ましい。架橋剤の具体
的な例としては、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒ
ドの如きアルデヒド系化合物、ジアセチル、クロルペン
タンジオンの如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチ
ル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,
3,5トリアジン、米国特許第3,288,775号記
載の如き反応性のハロゲンを有する化合物、ジビニルス
ルホン、米国特許第3,635,718号記載の如き反
応性のオレフィンを持つ化合物、米国特許第2,73
2,316号記載の如きN−メチロール化合物、米国特
許第3,103,437号記載の如きイソシアナート
類、米国特許第3,017,280号、同2,983,
611号記載の如きアジリジン化合物類、米国特許第
3,100,704号記載の如きカルボジイミド系化合
物類、米国特許第3,091,537号記載の如きエポ
キシ化合物、ムコクロル酸の如きハロゲンカルボキシア
ルデヒド類、ジヒドロキシジオキサンの如きジオキサン
誘導体、クロム明ばん、硫酸ジルコニウム、ほう酸及び
ほう酸塩の如き無機架橋剤等があり、これらを1種また
は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの
中でも、特にほう酸またはほう酸塩が好ましい。
【0027】本発明のインク受容層は、更に皮膜の脆弱
性を改良するために各種油滴を含有することができる。
そのような油滴としては室温における水に対する溶解性
が0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒(例え
ば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、トリクレ
ジルホスフェート、シリコンオイル等)や重合体粒子
(例えば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニルベ
ンゼン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレート等の重合性モノマーを一種以上重合させた粒
子)を含有させることができる。そのような油滴は好ま
しくは親水性バインダーに対して10〜50重量%の範
囲で用いることができる。
【0028】本発明において、インク受容層に界面活性
剤を添加することができる。用いられる界面活性剤はア
ニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン系のいず
れのタイプでもよく、また低分子のものでも高分子のも
のでもよい。1種もしくは2種以上界面活性剤をインク
受理層塗液中に添加するが、2種以上の界面活性剤を組
み合わせて使用する場合は、アニオン系のものとカチオ
ン系のものとを組み合わせて用いることは好ましくな
い。界面活性剤の添加量はインク受容層を構成するバイ
ンダー100gに対して0.01〜3gである。
【0029】本発明において、インク受容層には更に、
着色染料、着色顔料、インク染料の定着剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡剤、レベリング
剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調節剤など
の公知の各種添加剤を添加することもできる。
【0030】本発明において、インクジェット記録材料
には、アルミナ分散液を含有するインク受容層に加え
て、気相法シリカ、アルミナ水和物、コロイダルアルミ
ナ、コロイダルシリカ等の無機微粒子、また、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール等の親水性バインダー、界面
活性剤等を適宜組み合わせて含有したインク受容層を設
けることが出来る。
【0031】本発明に用いられる支持体としては、一般
紙、アート紙、コート紙等の吸水性支持体、合成紙、ポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ジア
セテート樹脂、トリアセテート樹脂、アクリル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイミド樹
脂、セロハン、セルロイド等のプラスチック樹脂フィル
ム、及び紙の両面にポリオレフィン樹脂をラミネートし
た樹脂被覆紙等の耐水性支持体が挙げられる。特に樹脂
被覆紙が好ましく用いられる。
【0032】本発明に於いて好ましく用いられる樹脂被
覆紙を構成する原紙は、特に制限はなく、一般に用いら
れている紙が使用できるが、より好ましくは例えば写真
用支持体に用いられているような平滑な原紙が好まし
い。原紙を構成するセルロースパルプとしては天然パル
プ、再生パルプ、合成パルプ等を1種もしくは2種以上
混合して用いられる。この原紙には一般に製紙で用いら
れているサイズ剤、紙力増強剤、填料、帯電防止剤、蛍
光増白剤、染料等の添加剤が配合される。
【0033】樹脂被覆紙の樹脂としては、ポリエチレン
(低密度、中密度、高密度、線状低密度ポリエチレ
ン)、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン、ポ
リトリメチルペンテン、ポリエステル、ポリスチレン、
ポリアミド、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエ
チルアクリレート共重合体、エチレンアクリル酸共重合
体、エチレンアクリル酸メチル共重合体、エチレンビニ
ルアルコール共重合体、エチレンメタアクリル酸共重合
体およびその塩、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アイオ
ノマーなどの熱可塑性樹脂を単独で、あるいは混合して
用いることができる。
【0034】また樹脂被覆紙の樹脂として、アクリレー
ト系、メタクリレート系、ビニル系、不飽和ポリエステ
ル/スチレン系のモノマー、オリゴマー、プレポリマー
等の電子線/紫外線硬化型樹脂を単独であるいは混合し
て用いることができる。
【0035】また、樹脂被覆紙の樹脂中には、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウムなどの白色顔
料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸アミドなどの脂
肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシ
ウムなどの脂肪酸金属塩、イルガノックス1010、イ
ルガノックス1076などの酸化防止剤、コバルトブル
ー、群青、セシリアンブルー、フタロシアニンブルーな
どのブルーの顔料や染料、コバルトバイオレット、ファ
ストバイオレット、マンガン紫などのマゼンタの顔料や
染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤などの各種の添加剤を
適宜組み合わせて加えるのが好ましい。
【0036】本発明において好ましく用いられる支持体
である樹脂被覆紙は、熱可塑性樹脂の場合は走行する原
紙上に一般の溶融押し出しダイ、Tダイ、あるいは多層
同時押し出しダイを用いて加熱溶融した樹脂を流延す
る、いわゆる押出コーティング法により製造され、その
両面が樹脂により被覆される。また、電子線や紫外線に
より硬化する樹脂の場合は、グラビアコーター、ブレー
ドコーターなど一般に用いられるコーターにより樹脂を
塗布した後、電子線や紫外線を照射し、樹脂を硬化させ
て被覆する。また、樹脂を原紙に被覆する前に、原紙に
コロナ放電処理、火炎処理などの活性化処理を施すこと
が好ましい。支持体のインク受容層が塗布される面(表
面)は、その用途に応じて光沢面、マット面などを有
し、特に光沢面が優位に用いられる。裏面に樹脂を被覆
する必要はないが、カール防止の点から樹脂被覆したほ
うが好ましい。裏面は通常無光沢面であり、表面あるい
は必要に応じて表裏両面にもコロナ放電処理、火炎処理
などの活性処理を施すことができる。また、樹脂被覆層
の厚みとしては特に制限はないが、一般に5〜50μm
の厚味に表面または表裏両面にコーティングされる。
【0037】本発明における支持体には帯電防止性、搬
送性、カール防止性などのために、各種のバックコート
層を塗設することができる。バックコート層には無機帯
電防止剤、有機帯電防止剤、親水性バインダー、ラテッ
クス、硬化剤、顔料、界面活性剤などを適宜組み合わせ
て含有せしめることができる。
【0038】本発明において、インク受容層の塗布方法
は任意の方法が用いられ、例えばスライドリップ方式、
カーテン方式、エクストルージョン方式、エアナイフ方
式、ロールコーティング方式、ブレードコーティング方
式、グラビアコーティング方式、コンマコーティング方
式、ダイコーディング方式、ロッドバーコーティング方
式等がある。
【0039】本発明のインク受容層に好ましく用いられ
るヒドラジン誘導体は、下記一般式(1)で表される。
【0040】
【化1】
【0041】化1中、R1〜R4は独立して水素原子、置
換もしくは未置換の脂肪族基、芳香族基、複素環基、カ
ルボニル基、スルホニル基、スルホキシ基、ホスホリル
基、イミノメチレン基等を表し、これらは連結して環を
形成してもよく、またポリマーになっていてもよい。
【0042】上記の置換基としては、例えばアルキル
基、アリール基、複素環基、アルコキシ基、アミノ基、
ヒドラジノ基、カルボニル基、カルバモイル基等が挙げ
られ、これらの置換基はさらに別の置換基を有していて
もよい。
【0043】R1〜R4の少なくとも1つに置換もしくは
非置換のカルボニル基またはスルホニル基を有するヒド
ラジン誘導体が特に好ましい。
【0044】本発明に用いられる一般式(1)の化合物の
具体例を化2〜化5に示すが、これらに限定されるもの
ではない。
【0045】
【化2】
【0046】
【化3】
【0047】
【化4】
【0048】
【化5】
【0049】本発明に用いられるヒドラジン誘導体のイ
ンク受容層中における固形分含有量は0.1〜50ミリ
モル/m2が好ましく、0.2〜20ミリモル/m2がより
好ましい。
【0050】本発明はヒドラジン誘導体をアルミナ水和
物含有のインク吸収層に含むことで特に耐光性が著しく
改良するものである。その理由は不明であるが以下のよ
うに推測される。
【0051】本発明で分散されたアルミナ分散液中のア
ルミナ水和物と1価の酸試薬とヒドラジン誘導体が塗液
中で適度に相互作用することで、インク受容層のヒドラ
ジン誘導体の耐光性が特に効率的に向上するためではな
いかと推測される。
【0052】本発明に用いられるアルミナ分散液は好ま
しくは分散後、保管温度に依存することなく7日以上経
過してものを使用する。そうすることで、個々のアルミ
ナ粒子がインク受容層中で適度に配向し易い形を取るた
めに高い光沢を有した塗布面が得られるものと思われ
る。
【0053】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限られる物ではない。な
お、部とは固形分重量部を意味する。
【0054】支持体として、LBKP(50部)とLB
SP(50部)のセルロースパルプ配合からなる120
g/m2の基紙の表面に低密度ポリエチレン(70部)と
高密度ポリエチレン(20部)と酸化チタン(10部)
からなる樹脂組成物を25g/m2塗布し、裏面に高密度
ポリエチレン(50部)と低密度ポリエチレン(50
部)からなる樹脂組成物を25g/m22塗布してなる樹
脂被覆紙を用意した。
【0055】実施例1 アルミナ水和物(サソール社製、DISPERAL H
P14、AL23換算で78%)1282gを60%硝
酸(pKa=3.15)溶液8.61g(82mmol)と
純水5376gを混合した溶液に添加しながら分散機
(特殊機化工業製、T.K.ロボミックス、ホモディス
パー2.5型)を用い8000rpm(周速17m/秒)
で30分間分散して固形で15%アルミナ分散液を得
た。次に、アルミナ分散液を分散後、室温で10日間経
過させ、下記の処方を用いて固形分濃度13質量%のイ
ンク受容層塗液を調製し、インク受容層塗液の固形分が
35g/m2になるようにロットバーコーティング方式に
より塗布を行い、フラットドライヤーで乾燥して、実施
例1のインクジェット記録材料とした。 <インク受容層塗液> アルミナ分散液(固形分として) 100部 ポリビニルアルコール 25部 (商品名:PVA235、(株)クラレ製、ケン化度88%、平均重合度3500) ホウ酸 4部 両面界面活性剤 0.3部 (商品名:SWAM AM-2150、日本サーファクタント社製)
【0056】実施例2 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた60%硝酸量を
8.93g(85mmol)に代えた以外は同様にして
得られたアルミナ分散液を用いてインク受容層塗液を調
液し、塗布後、乾燥して実施例2のインクジェット記録
材料とした。
【0057】実施例3 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた60%硝酸量を
9.24g(88mmol)に代え、また純水量を 53
75gに変更した混合液を用いた以外は同様にして得ら
れたアルミナ分散液を用いてインク受容層塗液を調液
し、塗布後、乾燥して実施例3のインクジェット記録材
料とした。
【0058】実施例4 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた酸試薬、及び量
を35%塩酸(pKa=2.31)溶液を8.86g(8
5mmol)に代えた以外は同様にして得られたアルミ
ナ分散液を用いてインク受容層塗液を調液し、塗布後、
乾燥して実施例4のインクジェット記録材料とした。
【0059】実施例5 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた酸試薬、及び量
を98%蟻酸(pKa=3.75)溶液を4.79g(10
2mmol)に代え、また純水量を5380gに変更し
た混合液を用いた以外は同様にして得られたアルミナ分
散液を用いてインク受容層塗液を調液し、塗布後、乾燥
して実施例5のインクジェット記録材料とした。
【0060】実施例6 実施例5のアルミナ分散液作製で用いた98%蟻酸量を
4.93g(105mmol)に代えた以外は同様にして
得られたアルミナ分散液を用いてインク受容層塗液を調
液し、塗布後、乾燥して実施例6のインクジェット記録
材料とした。
【0061】実施例7 実施例5のアルミナ分散液作製で用いた98%蟻酸量を
5.07g(108mmol)に代えた以外は同様にして
得られたアルミナ分散液を用いてインク受容層塗液を調
液し、塗布後、乾燥して実施例7のインクジェット記録
材料とした。
【0062】実施例8 実施例5のアルミナ分散液作製で用いた酸試薬、及び量
を90%酢酸(pKa=4.76)溶液を7.00g(10
5mmol)に代え、また純水量を5378gに変更し
た以外は同様に分散を行い得られたアルミナ分散液を用
いてインク受容層塗液を調液し、塗布後、乾燥して実施
例8のインクジェット記録材料とした。
【0063】実施例9 実施例1のインク受容層に、化2−(1)が0.5ミリモ
ル/m2になるよう塗布し、乾燥して実施例9のインクジ
ェット記録材料とした。
【0064】実施例10 実施例1のインク受容層に、化2−(1)が10ミリモル
/m2になるよう塗布し、乾燥して実施例10のインクジ
ェット記録材料とした。
【0065】実施例11 実施例1のインク受容層に、化2−(1)が40ミリモル
/m2になるよう塗布し、乾燥して実施例11のインクジ
ェット記録材料とした。
【0066】実施例12 実施例1のインク受容層に、化3−(9)が10ミリモル
/m2になるよう塗布し、乾燥して実施例12のインクジ
ェット記録材料とした。
【0067】実施例13 実施例1のインク受容層に、化4−(20)が10ミリモ
ル/m2になるよう塗布し、乾燥して実施例13のインク
ジェット記録材料とした。
【0068】実施例14 実施例1のインク受容層に、化5−(27)が10ミリモ
ル/m2になるよう塗布し、乾燥して実施例14のインク
ジェット記録材料とした。
【0069】実施例15 実施例1に用いたアルミナ分散液の経過日数を4日間に
した以外は、同様にして得られたアルミナ分散液でイン
ク受容層塗液を調液し、塗布後、乾燥して実施例15の
インクジェット記録材料とした。
【0070】比較例1 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた60%硝酸量を
7.88g(75mmol)に代え、また純水量を537
7gに変更した以外は同様にして得られたアルミナ分散
液でインク受容層塗液を調液し、塗布後、乾燥して比較
例1のインクジェット記録材料とした。
【0071】比較例2 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた60%硝酸量を
9.98g(95mmol)に代え、また純水量を537
5gに変更した以外は同様にして得られたアルミナ分散
液でインク受容層塗液を調液し、塗布後、乾燥して比較
例2のインクジェット記録材料とした。
【0072】比較例3 実施例5のアルミナ分散液作製で用いた98%蟻酸量を
4.46g(95mmol)に代え、また純水量を538
1gに変更した以外は同様にして得られたアルミナ分散
液でインク受容層塗液を調液し、塗布後、乾燥して比較
例3のインクジェット記録材料とした。
【0073】比較例4 実施例5のアルミナ分散液作製で用いた98%蟻酸量を
5.40g(115mmol)に変更した以外は同様にし
て得られたアルミナ分散液でインク受容層塗液を調液
し、塗布後、乾燥して比較例4のインクジェット記録材
料とした。
【0074】比較例5 実施例1のアルミナ分散液作製で用いた酸試薬、及び量
を60%硝酸量を31.5g(300mmol)に代え、
また純水量を5354gに変更した以外は同様に分散を
行い得られたアルミナ分散液でインク受容層塗液を調液
後、N,N’−ジフェニルヒドラジンを20mmol/
m2になるよう塗布し、乾燥して比較例5のインクジェッ
ト記録材料とした。
【0075】比較例6 比較例5のアルミナ分散液作製で用いたインク受容層
に、尿素を10ミリモル/m2になるよう塗布し、乾燥し
て比較例6のインクジェット記録材料とした。
【0076】比較例7 比較例5のアルミナ分散液作製で用いたインク受容層
に、チオ尿素を10ミリモル/m2になるよう塗布し、乾
燥して比較例7のインクジェット記録材料とした。
【0077】得られた各々のインクジェット記録材料に
ついて、ブロンジング、印字後の保存性(耐光性及び耐
ガス性)、光沢度及びインク吸収性を評価した。その結
果を表1に示す。
【0078】<ブロンジング>インクジェットプリンタ
ー(セイコーエプソン社製PM−750C)を用いて、
C、M、Y、Kをそれぞれ100%印字してブロンジン
グの有無を目視により下記の基準で評価した。 ○:ブロンジングは全く見られない。 △:ブロンジングが見られる。 ×:ブロンジングが多く見られ画質の低下が明らかにあ
る。
【0079】<耐光性>インクジェットプリンター(セ
イコーエプソン社製PM−770C)を用いてC、M、
Y、Kのインクでそれぞれベタ印字を行い、アトラス社
製サンテストCPS光退色試験機にて600W/m2で3
0時間照射した後、印字部の濃度を測定し、画像残存率
(照射後濃度/照射前の濃度)を求め、CMYK画像の
内、最も残存率が低いものを表示した。
【0080】<耐ガス性>上記耐光性試験と同様に印字
後、空気中に室温で3ヶ月間曝露した後、印字部の濃度
を測定し、画像残存率(曝露後濃度/曝露前の濃度)を
求め、CMYK画像の内、最も残存率が低いものを表示
した。
【0081】<インク吸収性>インクジェットプリンタ
ー(セイコーエプソン社製PM−800C)を用いて、
C、M、Yのインクをそれぞれ100%で印字して、印
字直後にPPC用紙を印字部に重ねて軽く圧着し、PP
C用紙に転写したインク量の程度を目視で観察し、下記
の基準で評価した。 ○:全く転写しない。 ×:転写する。
【0082】<光沢度>JIS P−8142(紙及び板
紙の75度鏡面光沢度試験方法)に記載の方法に従って
測定し評価を行った。
【0083】
【表1】 ──────────────────────────────────── ブロンジング 保存性(%) 光沢度 インク吸収性 耐光性 耐ガス性 ──────────────────────────────────── 実施例1 ○ 67 58 72 ○ 実施例2 ○ 66 58 73 ○ 実施例3 ○ 67 57 74 ○ 実施例4 ○ 66 57 72 ○ 実施例5 ○ 65 59 72 ○ 実施例6 ○ 66 58 73 ○ 実施例7 ○ 67 57 72 ○ 実施例8 ○ 66 58 75 ○ 実施例9 ○ 85 68 75 ○ 実施例10 ○ 91 79 74 ○ 実施例11 ○ 88 78 73 ○ 実施例12 ○ 91 78 74 ○ 実施例13 ○ 89 79 75 ○ 実施例14 ○ 90 79 75 ○ 実施例15 ○ 66 58 68 ○ 比較例1 △ 67 58 74 ○ 比較例2 × 66 58 73 ○ 比較例3 △ 67 57 74 ○ 比較例4 × 67 58 75 ○ 比較例5 × 80 76 74 ○ 比較例6 × 67 58 75 ○ 比較例7 × 72 62 74 ○ ────────────────────────────────────
【0084】表1の結果からも明らかなように、本発明
のアルミナ分散液からなるインクジェット記録材料は実
施例1〜8にあるようにブロンジングを防止することが
出来た。更に、ヒドラジン誘導体を含有することで実施
例9〜15にあるように耐光性と耐ガス性も改良するこ
とが出来た。且つ、実施例15以外のアルミナ分散液を
分散後、室温の経過日数を10日間行った後で使用する
ことでフォトライクな高い光沢が得られた。実施例15
はアルミナ分散液の経過日数が4日と短いために若干光
沢が低くなった。
【0085】一方、比較例1〜4はブロンジングの防止
効果が不十分である。比較例5〜7は硝酸量(300m
mol)のためにブロンジングが発生した。特に、比較
例5はヒドラジン誘導体を含有させたものであるが実施
例9と比較して画像の保存性が不十分であった。比較例
6は尿素を含有させた場合であり、比較例7はチオ尿素
を含有させた場合であり比較例5よりも耐光性が低下し
た。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、ブロンジング防止効果
に優れ、フォトライクな高い光沢を有し、且つ印字後の
保存性が改良されたインクジェット記録物が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にアルミナ水和物及び1価の酸
    試薬からなるアルミナ分散液と親水性バインダーを用い
    た塗布組成物を塗設して少なくとも一層の多孔質のイン
    ク受容層を設けたインクジェット記録材料において、該
    1価の酸試薬の解離指数(pKa)が3.5以上の場合に
    は、該アルミナ水和物のAl23換算で1kgに対する
    1価の酸試薬の添加量を100mmolから110mm
    olとし、1価の酸試薬の解離指数が3.5未満の場合
    には、該アルミナ水和物のAl2 3換算で1kgに対す
    る1価の酸の添加量を80mmolから90mmolと
    したことを特徴とするインクジェット記録材料。
  2. 【請求項2】 前記インク受容層にヒドラジン誘導体を
    含有することを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    ト記録材料。
  3. 【請求項3】 前記水系分散液を、作製から7日以上経
    過させてから用いることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のインクジェット記録材料。
  4. 【請求項4】 前記支持体が耐水性支持体である請求項
    1〜3いずれかに記載のインクジェット記録材料。
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