JP2003290817A - シームレス内面溝付管の製造装置 - Google Patents

シームレス内面溝付管の製造装置

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JP2003290817A
JP2003290817A JP2002097995A JP2002097995A JP2003290817A JP 2003290817 A JP2003290817 A JP 2003290817A JP 2002097995 A JP2002097995 A JP 2002097995A JP 2002097995 A JP2002097995 A JP 2002097995A JP 2003290817 A JP2003290817 A JP 2003290817A
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Japan
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plug
grooved
tube
pipe
groove
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JP2002097995A
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English (en)
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Kiyonori Koseki
清憲 小関
Nobuaki Hinako
伸明 日名子
Junichi Nakadoi
淳一 中土居
Chikara Saeki
主税 佐伯
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝付プラグを円滑に回転させ、内面溝のリー
ド角が大きいシームレス内面溝付管を生産性よく製造す
ることができるシームレス内面溝付管の製造装置を提供
する。 【解決手段】 シームレス内面溝付管の製造装置におい
て、マグネットモータ24を設け、マグネットモータ2
4には、永久磁石からなるロータ20と、鉄心22及び
コイル23からなるステータ21を設ける。ロータ20
は素管1の内部においてプラグ軸16に固定し、ステー
タ21は素管1の外部におけるロータ20に整合する位
置に配置する。マグネットモータ24は、コイル23に
交流電流を供給することにより、プラグ軸16を溝付プ
ラグ7の自転方向と同じ方向に回転させる。これによ
り、軸頭部9と溝付プラグ7との間の相対回転数が低減
し、溝付プラグ7が円滑に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内面溝のリード角
が25°以上のシームレス内面溝付管の製造装置に関
し、特に、加工途中における管の破断を防止できるシー
ムレス内面溝付管の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内面溝付管は、家庭用及び業務用エアコ
ンディショナ等に使用される空冷式熱交換器に組み込ま
れる伝熱管として使用されている。内面溝付管には、転
造加工により製造されるシームレス内面溝付管及び高周
波誘導溶接等により製造される溶接内面溝付管の2種類
がある。このうち、生産性において、シームレス内面溝
付管は溶接内面溝付管よりも優れている。
【0003】図4は従来のシームレス内面溝付管の製造
装置を示す断面図であり、図5は図4に示す製造装置の
溝付プラグ、スラストベアリング及び抑止部材を示す側
面図である。図4に示すように、金属又は合金からなる
素管1の外面に接するように保持ダイス2が設けられ、
保持ダイス2から見て素管1の抽伸方向下流側には複数
の転造ボール3が設けられている。転造ボール3は素管
1の外面に転接しながら遊星回転するようになってい
る。転造ボール3の抽伸方向下流側には素管1の外面に
接するようにサイジングダイス4が設けられている。
【0004】一方、素管1の内部には、保持プラグ5が
保持ダイス2に係合するように配置されている。保持プ
ラグ5の抽伸方向下流側には、プラグ軸6が連結されて
いる。プラグ軸6の抽伸方向下流側には溝付プラグ7が
連結されている。溝付プラグ7はプラグ軸6に対して回
転可能に連結されている。保持プラグ5と溝付プラグ7
との間にはスペーサ8が設けられており、溝付プラグ7
はスペーサ8によって保持プラグ5から一定の距離だけ
隔てられている。この結果、溝付プラグ7は素管1の内
部における転造ボール3に整合する位置に配置され、転
造ボール3と共に素管1の内面に溝を形成するようにな
っている。なお、溝付プラグ7の外径は、この部分にお
ける素管1の内径よりもわずかに小さい値に設定されて
いる。
【0005】また、溝付プラグ7の外面には溝7aが形
成されている。溝7aは素管1の管軸方向に対して一定
のねじれ角(リード角)をもって傾斜している。内面溝
のリード角が25°以上のシームレス内面溝付管を製造
する場合、溝7aのリード角は例えば35°以上とする
必要がある。
【0006】プラグ軸6の抽伸方向下流側の端部には、
抑止部材としての軸頭部9が形成されている。この軸頭
部9はその外径がプラグ軸6の外径よりも大きくなって
いる。軸頭部9は、素管1の抽伸方向への移動に伴っ
て、溝付プラグ7が抽伸方向下流側へ移動することを抑
止するものである。そして、溝付プラグ7と軸頭部9と
の間におけるプラグ軸6の周囲には、スラストベアリン
グ10が設けられている。
【0007】図5は、スラストベアリングとして転がり
軸受を使用する例を示す。スラストベアリング10は、
軸頭部9による溝付プラグ7の回転を抑制する力(以
下、溝付プラグ7と軸頭部9との間の摩擦力という)を
低減するものである。図5に示すように、スラストベア
リング10においては、3枚の金属板10aが設けられ
ており、この金属板10a間に夫々複数のベアリング1
0bが設けられ、スラスト方向(軸方向)の荷重に対す
る摩擦を低減し、溝付プラグの回転を円滑にしている。
スラストベアリングとしては、図5に示すような転がり
軸受タイプのもの以外に、流体潤滑、境界潤滑等を利用
する滑り軸受を用いてもよい。
【0008】上述のように、この製造装置においては、
プラグ軸6の周囲に保持プラグ5、スペーサ8、溝付プ
ラグ7及び軸頭部9がこの順に1列に配置され、溝プラ
グセットが構成されている。この溝プラグセットは素管
1の内部に配置され、保持プラグ5が保持ダイス2に係
合することにより、一定の位置に配置されている。
【0009】次に、図4及び図5に示す製造装置による
シームレス内面溝付管の製造方法について説明する。先
ず、図4に示すように、金属又は合金からなる素管1が
抽伸方向下流側に引き抜かれ、保持ダイス2及び保持プ
ラグ5により縮径される。次に、転造ボール3が素管1
の外面に転接しながら素管1の周囲を遊星回転し、素管
1を溝付プラグ7に向けて押圧する。これにより、溝付
プラグ7が自転し、素管1の内面に溝付プラグ7の溝7
aが転写され、素管1の内面に溝11が形成される。こ
の時点では、溝11のリード角は溝付プラグ7の溝7a
のリード角と略等しくなっている。
【0010】次に、サイジングダイス4が素管1を縮径
する。このとき、溝11のリード角は縮径前よりも小さ
くなる。そして、これにより、内面溝付管12が作製さ
れる。
【0011】熱交換器の性能を向上させるためには、伝
熱管の内部を流通する冷媒と伝熱管の外部との間の伝熱
性能を向上させる必要がある。シームレス内面溝付管を
熱交換器の伝熱管として使用する場合、冷媒の凝縮時の
伝熱性能を向上させるためには、シームレス内面溝付管
の内面に形成されている溝のリード角を増大させること
が有効である。このため、溝のリード角を増大させて、
冷媒の凝縮時の伝熱性能の向上を図ることが検討されて
いる。
【0012】一方、近時、熱交換器の軽量化及び低コス
ト化を図るために、伝熱管の小径化及び底肉厚の薄肉化
が進行している。この結果、シームレス内面溝付管の加
工が難しくなっている。即ち、このようなリード角が大
きく、外径が小さく、且つ底肉厚が薄い内面溝付管を転
造加工により製造すると、転造加工中に抽伸破断が多発
し、また、溝付プラグの欠損に起因する破断及び製品不
良も増加し、生産性を著しく低下させ、製造コストを増
加させる要因となる。
【0013】以下、抽伸破断の発生機構について説明す
る。図5に示す力Fは素管1(図4参照)が溝付プラグ
7の溝7aの斜面を押す力であり、この斜面に垂直な方
向の力である。力r及び力Sは夫々、力Fの溝付プラグ
7の軸直交方向及び軸方向の分力であり、力rは溝付プ
ラグ7を回転させる力となり、力Sは溝付プラグ7を抽
伸方向に押す力となる。溝7aのリード角、即ち、溝7
aが延びる方向と溝付プラグ7の外面における溝付プラ
グ7の軸に平行な直線13とのなす角度をθとすると、
r及びSの大きさは、夫々、r=F×cosθ、S=F
×sinθとなる。従って、θが0乃至90°の範囲内
で増加すると、力r、即ち、溝付プラグ7を回転させる
力は小さくなり、力S、即ち、溝付プラグ7を抽伸方向
に押す力は大きくなる。
【0014】一方、スラストベアリング10と溝付プラ
グ7との間には、摩擦力fが働き、溝付プラグ7の回転
を抑制する。摩擦力fの大きさは、スラストベアリング
10と溝付プラグ7との間の摩擦係数をμとすると、f
=μ×Sで与えられる。従って、溝7aのリード角θが
大きくなるほど、溝付プラグ7を回転させる力rが小さ
くなると共に、力Sが大きくなり、摩擦力fが大きくな
るため、溝付プラグ7が回転し難くなる。このため、溝
7aのリード角θが大きくなるほど、内面溝付管12に
印加する抽伸方向の張力、即ち引抜力を大きくする必要
が生じる。そして、リード角θが大きくなると、内面溝
付管12に印加する引抜力が内面溝付管12の抗張力を
超えてしまい、内面溝付管12の破断が起きる。これが
抽伸破断と言われる現象である。抽伸破断の発生を防止
するためには、摩擦力fを低減することが有効である。
【0015】図6は溝付プラグ及びこの溝付プラグによ
り加工されている管を示す部分断面図である。また、図
7は、欠損した溝付プラグを示す部分断面図である。図
6に示すように、溝が形成された直後の管は、溝付プラ
グ7のランド部7bを押圧し、溝付プラグ7を回転させ
ようとする。このとき、摩擦力fに起因するトルクTf
が溝付プラグ7の回転を阻害する。溝付プラグ7を回転
させるためには、トルクTfより大きい回転トルクTm
が溝付プラグ7のランド部7bに作用する必要がある。
回転トルクTmは管が溝付プラグ7の溝斜面を押圧する
ことによって生じる溝付プラグ7の回転トルクである。
摩擦力fが大きい場合には、回転トルクTmも増大させ
る必要があり、この結果、溝付プラグ7の欠損を助長す
る。
【0016】図7の左側の図に示すように、回転トルク
Tmの大きさが一定の大きさを超えると、溝付プラグ7
のランド部7bの根元に亀裂7cが入る。そして、更に
ランド部7bに回転トルクTmが印加されると、図7の
右側の図に示すように、ランド部7bが欠損する。従っ
て、溝付プラグ7の欠損を防止するためにも、摩擦力f
を低減することが有効である。
【0017】内面溝付管の小径化が進行すると、素管1
内に配置されるスラストベアリング10も小型化させる
必要がある。しかしながら、スラストベアリング10を
小型化させると、転がり軸の場合は、ボール又はころの
数が減ることにより、ボール又はころ1個当たりに作用
する力が増大する。また、ボール又はころを保持するボ
ール保持器も小型化し、強度が低下する。その結果、ベ
アリングの寿命が極端に低下する。また、滑り軸受の場
合には、軸受面積が減少することにより、軸受面の面圧
が大きくなり、摩擦係数μが大きくなる。また、軸受面
の摩耗量も多くなり、軸受面の表面に潤滑皮膜等が施さ
れている場合には、この潤滑皮膜を破壊することで、摩
擦係数が極端に増加する。
【0018】特許第2944583号には、スラストベ
アリングの替わりに、溝付プラグと抑止部材との間に1
組の筒状の磁石を設ける技術が開示されている。特許第
2944583号には、これにより、磁石が相互に反発
するため、磁石間に隙間ができ、溝付プラグを円滑に回
転させることができると記載されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術には以下に示すような問題点がある。特許第
2944583号に記載されている技術には、転造加工
において素管に印加する引抜力は極めて大きく、また、
引抜力は製造条件によっても変動する。磁石間に常に隙
間を形成するためには、磁石の軸直交断面積を十分に大
きくする必要があるが、実際には、内面溝付管の小径化
により、磁石を小さくせざるを得ず、磁力が低下して、
磁石同士が接触する。また、磁石間に働く斥力も引抜力
に比べてはるかに小さいため、磁石間に働く摩擦力はス
ラストベアリングを用いた場合よりも大きくなってしま
う。これにより、抽伸破断が発生するか、溝付プラグが
欠損するか、磁石が破壊されるという不具合が発生す
る。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、溝付プラグを円滑に回転させ、内面溝のリ
ード角が大きいシームレス内面溝付管を生産性よく製造
することができるシームレス内面溝付管の製造装置を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシームレス
内面溝付管の製造装置は、金属管の外面に接触する保持
ダイスと、前記金属管の内部に配置され前記保持ダイス
に係合され前記保持ダイスと共に前記金属管を縮径加工
する保持プラグと、前記保持プラグに回転可能に連結さ
れたプラグ軸と、このプラグ軸に回転可能に連結され外
面にリード角が35°以上の溝が形成され自転すること
により前記溝を前記金属管の内面に転写する溝付プラグ
と、前記溝付プラグに対応する位置に配置され前記金属
管の外面に転接しながら遊星回転して前記金属管を前記
溝付プラグに向けて押圧する複数個の転造ボールと、前
記溝付プラグよりも前記金属管の抽伸方向下流側に配置
され前記プラグ軸に固定され前記溝付プラグが前記金属
管の抽伸方向下流側へ移動することを抑止する抑止部材
と、前記プラグ軸を前記溝付プラグの自転方向と同じ方
向に回転させるモータと、を有し、前記モータは、前記
プラグ軸に固定された磁石と、前記金属管の外部に設け
られその方向が周期的に変化する磁界を発生するコイル
と、を有することを特徴とする。
【0022】本発明においては、コイルが、その方向が
周期的に変化する磁界を発生し、これにより、磁石が取
り付けられたプラグ軸が回転する。プラグ軸が回転する
と、抑止部材も回転し、抑止部材と溝付プラグとの間の
相対回転数が小さくなる。抑止部材による溝付プラグの
回転に対する抵抗力(以下、抑止部材と溝付プラグとの
間の摩擦力という)は、両者間の相対回転数の大きさに
依存するため、相対回転数が小さくなると、前記摩擦力
も小さくなり、相対回転数を0にすると、摩擦力を0に
することができる。この結果、溝付プラグを円滑に回転
させることができ、内面溝のリード角が例えば25°以
上であるシームレス内面溝付管を生産性よく製造するこ
とができる。なお、本発明において、金属管とは、純金
属又は合金により形成された管をいう。
【0023】また、前記プラグ軸の回転数が、前記溝付
プラグの回転数の0.8乃至1.2倍であることが好ま
しい。これにより、抑止部材と溝付プラグとの間の相対
回転数を確実に低減することができる。
【0024】更に、前記抑止部材と前記溝付プラグとの
間にスラストベアリングを有することが好ましい。これ
により、抑止部材と溝付プラグとの間の摩擦力をより一
層低減することができる。更にまた、磁石と保持プラグ
との間にスラストベアリングを設け、保持プラグとプラ
グ軸との間にラジアルベアリングを設けることが好まし
い。これにより、モータにより発生した回転トルクの減
少量を低減することができ、前記摩擦力が大きい場合に
も、プラグ軸を回転させることができる。
【0025】本発明に係る他のシームレス内面溝付管の
製造装置は、金属管の外面に接触する保持ダイスと、前
記金属管の内部に配置され前記保持ダイスに係合され前
記保持ダイスと共に前記金属管を縮径加工する保持プラ
グと、前記保持プラグに回転可能に連結されたプラグ軸
と、このプラグ軸に固定され外面にリード角が35°以
上の溝が形成されこの溝を前記金属管の内面に転写する
溝付プラグと、前記溝付プラグに対応する位置に配置さ
れ前記金属管の外面に転接しながら遊星回転して前記金
属管を前記溝付プラグに向けて押圧する複数個の転造ボ
ールと、前記プラグ軸を回転させるモータと、を有し、
前記モータは、前記プラグ軸に固定された磁石と、前記
金属管の外部に設けられその方向が周期的に変化する磁
界を発生するコイルと、を有し、前記溝付プラグが前記
金属管の内面に溝を形成できるような回転数で前記プラ
グ軸を回転させることを特徴とする。
【0026】本発明においては、コイルが、その方向が
周期的に変化する磁界を発生し、これにより、磁石が取
り付けられたプラグ軸が回転する。プラグ軸が回転する
と、プラグ軸に固定されている溝付プラグも回転する。
このとき、プラグ軸及び溝付プラグの回転数を、前記溝
付プラグが前記金属管の内面に溝を形成できるような回
転数に調節する。なお、この回転数は金属管の抽伸速度
及び溝付プラグの溝にリード角に応じて決定される。こ
の結果、溝付プラグを円滑に回転させることができ、例
えば内面溝のリード角が25°以上であるシームレス内
面溝付管を生産性よく製造することができる。また、モ
ータの回転トルクを十分に大きくすれば、溝付プラグに
よって、金属管の内面を切削することも可能である。
【0027】また、前記溝付プラグに形成された溝の深
さが0.15mm以上であることが好ましい。これによ
り、内面溝付管の内面に十分な深さの溝を形成すること
ができ、内面溝付管の伝熱性能を向上させることができ
る。
【0028】更に、前記磁石は前記溝付プラグよりも抽
伸方向上流側において前記プラグ軸の周囲を囲むように
設けられ、潤滑油を流通させるための溝又は穴が形成さ
れていることが好ましい。これにより、金属管の内部に
おいて磁石が潤滑油の流通を妨げることを防止し、溝付
プラグと金属管との間に十分に潤滑油を供給することが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の
第1の実施例について説明する。図1は本実施例に係る
シームレス内面溝付管の製造装置を示す断面図である。
なお、図1において、図4に示す従来の製造装置の構成
要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、詳細な説明を
省略する。図1に示す本実施例のシームレス内面溝付管
の製造装置において、保持ダイス2、転造ボール3、サ
イジングダイス4、溝付プラグ7、スペーサ8、軸頭部
9及びベアリング10の構成は、図4に示す従来の製造
装置と同様である。
【0030】図1に示すように、本実施例に係るシーム
レス内面溝付管の製造装置においては、従来の製造装置
のプラグ軸6(図4参照)の替わりにプラグ軸16が設
けられている。また、保持プラグ5(図4参照)の替わ
りに保持プラグ15が設けられている。保持プラグ15
は、プラグ軸16に対して回転可能に設けられている。
後述するようにプラグ軸16は回転するが、保持プラグ
15は素管1により拘束されているため、殆ど回転しな
い。保持プラグ15におけるプラグ軸16に接する部分
には、保持プラグ15をプラグ軸16に対して回転可能
に保持するラジアル軸受15aが設けられている。
【0031】また、プラグ軸16は、プラグ軸6と比較
して、保持プラグ15よりも抽伸方向上流側に延びてお
り、プラグ軸16の周囲には、保持プラグ15から抽伸
方向上流側に向かって、スラストベアリング17、スペ
ーサ18、スラストベアリング19及びロータ20がこ
の順に配置されている。スラストベアリング17、スペ
ーサ18及びスラストベアリング19はプラグ軸16に
対して回転可能に取り付けられている。スペーサ18は
保持プラグ15とロータ20との間を間隔を一定の間隔
に保つものである。スラストベアリング17は保持プラ
グ15とスペーサ18との間の回転摩擦力を低減するも
のであり、スラストベアリング19はスペーサ18とロ
ータ20との間の回転摩擦力を低減するものであり、ス
ラストベアリング17及び19により、保持プラグ15
とロータ20との間の回転摩擦力を低減することができ
る。なお、スラストベアリング17及び19並びにラジ
アル軸受15aは、例えば転がり軸受である。
【0032】図2はロータ20を示す正面図である。ロ
ータ20は永久磁石により形成されており、例えば鉄−
ネオジウム合金からなる永久磁石により形成されてい
る。図2に示すように、ロータ20の外周部には、複数
の溝部20aが形成されている。また、ロータ20の中
央部には穴20bが形成されており、穴20bにはプラ
グ軸16(図1参照)が嵌合している。これにより、ロ
ータ20はプラグ軸16に固定されている。即ち、ロー
タ20が回転すると、プラグ軸16もロータ20と一体
的に回転する。
【0033】図1に示すように、素管1の外側における
ロータ20に整合する位置には、ステータ21が設けら
れている。ステータ21には素管1の周囲に環状に配置
された複数個の鉄心22が設けられ、各鉄心22の周囲
にはコイル23が巻き付けられている。鉄心22の抽伸
方向中央部は、ロータ20の抽伸方向中央部に整合する
位置に配置されている。コイル23は交流電流が供給さ
れることにより、周期的に方向が変化する磁界を発生す
るものである。ロータ20及びステータ21によりマグ
ネットモータ24が構成されている。
【0034】次に、図1に示す製造装置における各部の
寸法の一例を示す。素管1には、外径が例えば8乃至1
3mmのものを使用する。素管1の外径が例えば12m
mである場合、ステータ21の内径は例えば11.5m
mであり、ロータ20の外径は例えば10mmであり、
ステータ21とロータ20との間の隙間は平均して0.
75mmである。この隙間は2mm以下であることが好
ましい。
【0035】なお、本実施例においては、スラストベア
リング10、17及び19並びにラジアル軸受15aが
転がり軸受である例を示したが、これらは滑り軸受であ
ってもよく、その他、摩擦を低減できるものであればど
のようなものであってもよい。また、ロータ20の抽伸
方向中央部が鉄心22の抽伸方向中央部よりも抽伸方向
上流側になるようにロータ20を配置してもよい。これ
により、ロータ20を抽伸方向下流側に引き込む力が作
用し、溝付プラグ7が抽伸方向上流側に抜けることを防
止できる。更に、マグネットモータの替わりに、電界に
よりロータを回転させる誘導モータ等、ロータに電源を
供給する必要がない他種のモータを設けてもよい。
【0036】次に、本実施例に係る製造装置を使用する
内面溝付管の製造方法について説明する。先ず、図1に
示すように、金属又は合金からなる素管1の内部に、抽
伸方向上流側から潤滑油27を注入する。そして、素管
1を抽伸方向下流側に引き抜く。このとき、マグネット
モータ24のコイル23に交流電流を流すことにより、
コイル23が周期的に方向が変化する磁界を発生し、ロ
ータ20を回転させる。これにより、プラグ軸16が回
転し、軸頭部9が回転する。この回転の方向は溝付プラ
グ7の自転方向と同じ方向とし、その回転数は、例えば
溝付プラグ7の回転数の0.8乃至1.2倍とする。
【0037】これにより、保持ダイス2及び保持プラグ
5が素管1を縮径する。次に、転造ボール3が素管1の
外面に転接しながら素管1の周囲を遊星回転し、素管1
を溝付プラグ7に向けて押圧する。このとき、溝付プラ
グ7が自転することにより、素管1の内面に溝付プラグ
7の溝7aが転写され、素管1の内面に溝11が形成さ
れる。この時点では、溝11のリード角は溝付プラグ7
の溝7aのリード角と略等しくなっている。次に、サイ
ジングダイス4が素管1を縮径する。このとき、溝11
のリード角は縮径前よりも小さくなる。そして、これに
より、内面溝付管12が作製される。
【0038】本実施例においては、マグネットモータ2
4がプラグ軸16を回転させることにより、軸頭部9と
溝付プラグ7との間の回転数差、即ち相対回転数が低減
する。スラストベアリング10の回転摩擦力は軸頭部9
と溝付プラグ7との間の相対回転数に依存し、相対回転
数が大きいほど回転摩擦力も大きくなる。このため、前
記相対回転数を低減することにより、スラストベアリン
グ10の回転摩擦力を低減し、溝付プラグ7を円滑に回
転させることができる。この結果、素管1に過剰な引抜
力を印加する必要がなく、また、溝付プラグ7のランド
部7bに過剰な回転トルクが作用することもなく、内面
溝のリード角が25°以上であるシームレス内面溝付管
を生産性よく製造することができる。
【0039】また、内面溝付管の内面溝のリード角が2
5°未満であっても、溝付プラグの溝に欠損を生じるよ
うな場合、例えば、フィン高さが0.20mm以上であ
るような場合にも、この溝の欠損の抑制に大きな効果を
発揮できる。
【0040】また、ロータ20には溝20aが形成され
ているため、潤滑油27がこの溝20aを通過して溝付
プラグ7と素管1との間に十分に供給される。
【0041】次に、本実施例の変形例について説明す
る。図3は本変形例におけるロータを示す正面図であ
る。本変形例に係る製造装置においては、ロータとして
ロータ20cが設けられている。図3に示すように、ロ
ータ20cの外周部分には、複数の穴20dが形成され
ている。また、ロータ20cの中央部には穴20bが形
成されており、穴20bにはプラグ軸16(図1参照)
が嵌合している。これにより、ロータ20cはプラグ軸
16に固定されている。本変形例に係る製造装置のロー
タ以外の構成は図1に示す製造装置の構成と同様であ
る。本変形例においては、穴20dを通じて潤滑油27
が溝付プラグ7と素管1との間に供給される。
【0042】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例に係るシームレス内面溝付管の製造装置
は、前述の第1の実施例に係る製造装置と比較して、ス
ラストベアリング10(図1参照)が省略されており、
溝付プラグ7がプラグ軸16に固定されている。本実施
例に係る製造装置の上記以外の構成は、前述の第1の実
施例に係る製造装置の構成と同じである。
【0043】本実施例においては、マグネットモータ2
4がプラグ軸16を回転させると、溝付プラグ7も強制
的に回転する。このとき、溝付プラグ7の回転速度を、
溝付プラグ7が素管1の内面に溝7aを転写できるよう
な回転速度に調節する。これにより、内面にリード角が
25°以上である溝11が形成された内面溝付管12を
製造することができる。なお、マグネットモータ24の
ステータ21に電源を供給せずに内面溝付管12を製造
し、このときステータ21から出力される電圧の波形か
らその周波数を算出することにより、溝付プラグ7の自
転回転数を求めることができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の効果について、その特許請求
の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明する。
本発明の実施例に係るシームレス内面溝付管の製造装置
として、図1に示す製造装置(以下、実施例装置とい
う)を用意した。また、比較例に係るシームレス内面溝
付管の製造装置として、図4に示す製造装置(以下、比
較例装置という)を用意した。そして、素管として、J
ISH3300に記載されている合金C1220(りん
脱酸銅)からなり、外径が12mmであり、肉厚が0.
35mmである焼鈍管を6コイル準備した。なお、各コ
イルの長さは4000mとした。
【0045】そして、前記実施例装置及び比較例装置を
使用して、各3コイルずつ内面溝付管の製造を試みた。
即ち、前記素管に、保持プラグ及び保持ダイスによる縮
径加工、溝付プラグ及び転造ボールによる溝成形加工
(転造加工)、及びサイジングダイスによる整径加工
(サイジング加工)を施した。転造加工における転造ボ
ールの公転回転数は20000rpmとした。内面溝付
管の形状の目標値は、外径が8mm、リード角が35
°、底肉厚が0.26mm、フィン高さが0.20m
m、フィン数が70とした。
【0046】この結果、一部のコイルは加工途中で素管
が破断することなく内面溝付管に加工され、他のコイル
は加工途中で素管が破断し、そのうちの一部のコイルは
内面溝付管に加工できなかった。そして、内面溝付管を
製造後、その溝形状が目標どおりになっているか否かを
評価すると共に、溝付プラグの欠損の有無を評価した。
各コイルの加工速度及び内面溝付管の製造の可否を表1
に示す。表1において「製造可否」の欄は、加工途中で
管が破断せず目標どおりの形状の内面溝付管の製造でき
た場合を「○」とし、加工途中で管が破断したが、破断
するまでは目標どおりの形状の内面溝付管を製造できた
場合を「△」とし、加工途中で管が破断し、内面溝付管
の製造が不可能であった場合を「×」とした。また、
「破断位置」の欄には、加工開始端から破断が発生した
部分までのコイルの長さを示した。
【0047】
【表1】
【0048】表1に示すNo.1乃至3は本発明の実施
例である。実施例No.1乃至3においては、前述の実
施例装置を使用してシームレス内面溝付管を製造したた
め、リード角が35°である内面溝付管を、30乃至4
5m/分の加工速度で、途中で破断することなく製造す
ることができた。また、実施例No.1乃至3において
は、溝付プラグの溝の欠損が認められなかった。
【0049】これに対して、表1に示すNo.4乃至6
は比較例である。比較例No.4乃至6においては、前
述の比較例装置を使用してシームレス内面溝付管を製造
したため、リード角が35°である内面溝付管を製造す
ると、加工途中で管の破断が発生した。比較例No.4
においては、サイジングダイスの下流側で管が破断し、
内面溝付管の製造が不可能であった。また、比較例N
o.5及び6においては、転造ボールとサイジングサイ
ズの中間で管が破断し、溝付プラグの溝の欠損も認めら
れた。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
シームレス内面溝付管の製造装置にマグネットモータ等
のモータを設け、このモータによりプラグ軸を回転させ
ることにより、抑止部材と溝付プラグとの間の回転摩擦
力を低減し、溝付プラグを円滑に回転させることができ
る。これにより、内面溝のリード角が25°以上である
シームレス内面溝付管を生産性よく製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシームレス内面溝
付管の製造装置を示す断面図である。
【図2】本実施例におけるロータを示す正面図である。
【図3】本実施例の変形例におけるロータを示す正面図
である。
【図4】従来のシームレス内面溝付管の製造装置を示す
断面図である。
【図5】図4に示す製造装置の溝付プラグ、スラストベ
アリング及び抑止部材を示す側面図である。
【図6】溝付プラグ及びこの溝付プラグにより加工され
ている管を示す部分断面図である。
【図7】欠損した溝付プラグを示す部分断面図である。
【符号の説明】
1;素管 2;保持ダイス 3;転造ボール 4;サイジングダイス 5、15;保持プラグ 15a;ラジアル軸受 6、16;プラグ軸 7;溝付プラグ 7a;溝 7b;ランド部 7c;亀裂 8、18;スペーサ 9;軸頭部 10;スラストベアリング 10a;金属板 10b;ベアリング 11;溝 12;内面溝付管 13;直線 17、19;スラストベアリング 20;ロータ 20a;溝部 20b;穴 21;ステータ 22;鉄心 23;コイル 24;マグネットモータ 27;潤滑油 F、r、S;力 θ;溝7aのリード角 f;摩擦力 Tf;摩擦力fに起因するトルク Tm;回転トルク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 1/40 F28F 1/40 D (72)発明者 中土居 淳一 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 (72)発明者 佐伯 主税 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 Fターム(参考) 4E096 EA04 EA17 FA01 FA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の外面に接触する保持ダイスと、
    前記金属管の内部に配置され前記保持ダイスに係合され
    前記保持ダイスと共に前記金属管を縮径加工する保持プ
    ラグと、前記保持プラグに回転可能に連結されたプラグ
    軸と、このプラグ軸に回転可能に連結され外面にリード
    角が35°以上の溝が形成され自転することにより前記
    溝を前記金属管の内面に転写する溝付プラグと、前記溝
    付プラグに対応する位置に配置され前記金属管の外面に
    転接しながら遊星回転して前記金属管を前記溝付プラグ
    に向けて押圧する複数個の転造ボールと、前記溝付プラ
    グよりも前記金属管の抽伸方向下流側に配置され前記プ
    ラグ軸に固定され前記溝付プラグが前記金属管の抽伸方
    向下流側へ移動することを抑止する抑止部材と、前記プ
    ラグ軸を前記溝付プラグの自転方向と同じ方向に回転さ
    せるモータと、を有し、前記モータは、前記プラグ軸に
    固定された磁石と、前記金属管の外部に設けられその方
    向が周期的に変化する磁界を発生するコイルと、を有す
    ることを特徴とするシームレス内面溝付管の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記プラグ軸の回転数が、前記溝付プラ
    グの回転数の0.8乃至1.2倍であることを特徴とす
    る請求項1に記載のシームレス内面溝付管の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記抑止部材と前記溝付プラグとの間に
    スラストベアリングを有することを特徴とする請求項1
    又は2に記載のシームレス内面溝付管の製造装置。
  4. 【請求項4】 金属管の外面に接触する保持ダイスと、
    前記金属管の内部に配置され前記保持ダイスに係合され
    前記保持ダイスと共に前記金属管を縮径加工する保持プ
    ラグと、前記保持プラグに回転可能に連結されたプラグ
    軸と、このプラグ軸に固定され外面にリード角が35°
    以上の溝が形成されこの溝を前記金属管の内面に転写す
    る溝付プラグと、前記溝付プラグに対応する位置に配置
    され前記金属管の外面に転接しながら遊星回転して前記
    金属管を前記溝付プラグに向けて押圧する複数個の転造
    ボールと、前記プラグ軸を回転させるモータと、を有
    し、前記モータは、前記プラグ軸に固定された磁石と、
    前記金属管の外部に設けられその方向が周期的に変化す
    る磁界を発生するコイルと、を有し、前記溝付プラグが
    前記金属管の内面に溝を形成できるような回転数で前記
    プラグ軸を回転させることを特徴とするシームレス内面
    溝付管の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記溝付プラグに形成された溝の深さが
    0.15mm以上であることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載のシームレス内面溝付管の製造
    装置。
  6. 【請求項6】 前記磁石は前記溝付プラグよりも抽伸方
    向上流側において前記プラグ軸の周囲を囲むように設け
    られ、潤滑油を流通させるための溝又は穴が形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載のシームレス内面溝付管の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記転造ボールよりも前記金属管の抽伸
    方向下流側に配置されて前記金属管にサイジング加工を
    施すサイジングダイスを有することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載のシームレス内面溝付管
    の製造装置。
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