JP2003290678A - 掘削機用破砕装置 - Google Patents
掘削機用破砕装置Info
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- JP2003290678A JP2003290678A JP2002098693A JP2002098693A JP2003290678A JP 2003290678 A JP2003290678 A JP 2003290678A JP 2002098693 A JP2002098693 A JP 2002098693A JP 2002098693 A JP2002098693 A JP 2002098693A JP 2003290678 A JP2003290678 A JP 2003290678A
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Abstract
用することができ、使い勝手の良い破砕装置を提供す
る。 【解決手段】 破砕装置11のバケット12は、掘削機
のアームに着脱可能に取り付けられる。バケット12の
内部には、固定歯28と、回転歯24を有するロータ2
1を配設し、ロータ21の回転に伴い、破砕対象物を固
定歯28と回転歯24とのせん断作用により破砕する。
バケット12の上部には押え部材31を移動可能に設け
ていて、破砕対象物を押え部材21で固定歯28側へ押
え付けることにより、破砕対象物がロータ21上で弾ん
だり、噛み込みにくいものであったりしても容易に破砕
できる。バケット12の底部には、篩い用のスクリーン
18を設けている。
Description
先端部に取り付けて使用される掘削機用破砕装置に関す
る。
廃棄物などを処理する場合、その容積を減らしたり、処
理をしやすくしたりするために、それらを細かく破砕す
るための破砕装置が使用される。従来では、このような
破砕装置としては、設置型の専用機が一般的である。し
かしながら、設置型の専用機は、一般に大型であるた
め、大掛かりとなるなどの欠点があった。
あり、その目的は、掘削機を使用する作業現場などで簡
易的に使用することができ、使い勝手の良い掘削機用破
砕装置を提供するにある。
めに、請求項1の発明の掘削機用破砕装置は、掘削機の
アームの先端部に着脱可能に取り付けられ、内部に破砕
対象物を収容するバケットと、このバケットの内部に設
けられた固定歯と、前記バケットの内部に回転可能に設
けられ、回転に伴い前記固定歯と協働して前記破砕対象
物を破砕する回転歯を有するロータと、このロータを回
転駆動させるロータ駆動手段と、前記バケットに押え位
置と退避位置との間で移動可能に設けられ、前記押え位
置で前記破砕対象物を前記ロータ側へ押え付ける押え部
材と、この押え部材を前記押え位置と退避位置との間で
移動させる押え部材駆動手段と、前記バケットに設けら
れ、前記破砕対象物を篩うための篩い用のスクリーンと
を具備したことを特徴とする。
ット内に破砕対象物を収容した状態でロータが回転され
ると、その回転に伴い当該ロータが有する回転歯とバケ
ット側の固定歯とのせん断作用で破砕対象物が破砕され
る。また、押え部材駆動手段により押え部材が押え位置
へ移動されることに伴い、その押え部材により破砕対象
物がロータ側へ押え付けられるようになるため、破砕対
象物のなかで例えばプラスチック容器などのように比較
的軽量で、ロータ上で弾むようなものや、円筒形で固定
歯と回転歯との間に噛み込みにくいようなものでも、容
易に破砕されるようになる。破砕されて細かくなった破
砕対象物は、スクリーンにより、大きいものと小さいも
のとに選別されるようになる。
ームの先端部に着脱可能に取り付けて使用されるもので
あるから、設置型の専用機とは違い、大掛かりになら
ず、掘削機を使用する作業現場などで簡易的に使用する
ことができ、使い勝手が良い。
バケットの開口部に押え位置と退避位置との間で回動可
能に設けられ、前記退避位置で前記開口部を開放し、前
記押え位置で前記開口部をほぼ閉鎖する構成であること
を特徴とする。
物を収容する際には、まず押え部材を退避位置に回動さ
せてバケットの開口部を開放させておく。そして、バケ
ット内に破砕対象物を収容した状態で押え部材を押え位
置方向へ回動させることで、破砕対象物を押え部材によ
り押え込むようにする。このとき、破砕対象物がシート
などのようにバケット内に収容しにくいものであって
も、それを押え部材とバケットとによりくわえ込むこと
が可能となり、比較的容易に収容することが可能とな
る。また、押え部材は押え位置でバケットの開口部をほ
ぼ閉鎖する構成であるから、破砕時に破砕対象物がバケ
ットの外部へ飛散することを防止できる。従って、使い
勝手を一層向上できると共に、破砕効率の向上を図るこ
とが可能となる。
ケットの内部に、正面から見て軸方向が左右方向となる
ように配置されていて、前記ロータ駆動手段は、前記バ
ケットの背部に配置されたモータと、このモータの回転
軸と前記ロータの端部との間に設けられ、前記モータの
回転軸の回転力を前記ロータに伝達する動力伝達機構と
を有する構成としたことを特徴とする。
させるためのモータをバケットの背部に配置しているの
で、そのモータをバケットの側面に配置する場合に比べ
て、側方への突出寸法を抑えることができ、これにより
コンパクト化が可能となると共に、見た目も良くでき
る。
て図1〜図4を参照して説明する。まず、図4におい
て、掘削機1は油圧式のバックホーであり、旋回台2の
上に運転室3及びブーム4が設けられている。ブーム4
の先端部にはアーム5が回動可能に設けられており、ブ
ーム4及びアーム5はそれぞれ油圧式のブームシリンダ
6、アームシリンダ7により回動操作される。この掘削
機1は、バックホーとして使用される場合には、アーム
5の先端部に図示しない掘削用のバケットが取り付けら
れ、そのバケットは、油圧式のバケットシリンダ8によ
りバケットリンク9を介して取付ピン10を中心に回動
されるようになっている。
ーム5の先端部に、前記バケットに代えて本発明の破砕
装置11が装着されており、以下、この破砕装置11に
ついて図1〜図3も参照して説明する。
バケットと似たような形状をなしていて、背部(図1及
び図2において左部)に一対の取付板13が設けられて
いる。取付板13にはそれぞれピン挿入孔14,15が
上下に形成されていて、この取付板13は、上部側のピ
ン挿入孔14に挿入された上記取付ピン10を介してア
ーム5の先端部に回動可能に取り付けられていると共
に、下側のピン挿入孔15に挿入された取付ピン16を
介して前記バケットリンク9の先端部に回動可能に取り
付けられている。従って、バケット12は、取付ピン1
0,16を介して掘削機1のアーム5の先端部に着脱可
能に取り付けられている。
数の孔17を形成した構成の篩い用のスクリーン18が
設けられている。なお、孔17の径は、例えば150m
mとする。バケット12の内部には、図3における左右
の両側に仕切り部19が設けられていて、これら仕切り
部19,19間の空間部を破砕室20としている。破砕
室20内には、円柱状をなす金属製のロータ21が回転
可能に配設されている。このロータ21は、正面から見
て軸方向が左右方向となるように配置されていて、外周
部に多数の山部22及び谷部23を有していると共に、
外方へ突出する金属製の回転歯24を多数有している。
山部22及び谷部23は、ロータ21の軸方向に交互に
並べられ、また、回転歯24は、ロータ21の軸に対し
てらせん状に配置されている。
仕切り部19内に配置された軸受25により回転可能に
支持されている。両軸受25の外側には、それぞれロー
タ用駆動手段を構成する正逆回転が可能な油圧式のモー
タ26が配設されていて、ロータ21は、これらモータ
26により回転駆動されるようになっている。なお、各
モータ26は、カバー27により覆われている。上記ス
クリーン18は、ロータ21の外周部に沿うような円弧
状に形成されている。
間部に位置させて、金属製の固定歯28が固定状態に配
設されている。この固定歯28は、ロータ21の軸方向
に沿って延びていて、ロータ21側へ突出する山部29
及び谷部30を多数有している。この場合、ロータ21
が回転する際に、各回転歯24が固定歯28における対
応する谷部30に入り込むようになっている。
製の押え部材31が配設されている。この押え部材31
は、ロータ21の軸方向に長い矩形板状をなしていて、
上記固定歯28の先端部の上方に配置されている。そし
て、この押え部材31は、長手方向の両端部が、押え部
材駆動手段を構成する油圧式のシリンダ32のロッド3
2aに支持されていて、これら両シリンダ32により、
図1の実線で示す退避位置と同図に二点鎖線で示す押え
位置との間で往復移動されるようになっている。押え部
材31の上面側には、補強板33が設けられている。
り覆われている。バケット12の上面の開口部12aの
縁部のうち前部側には、複数の爪35が設けられてい
る。なお、モータ26及びシリンダ32は、掘削機1の
運転室3内に設けられた操作部(図示せず)の操作に基
づき制御される構成となっている。
設廃材や産業廃棄物などの破砕対象物を破砕する場合に
は、まず、掘削機1のアーム5の先端部に取り付けられ
たバケット12の爪35を下向きにした状態で、破砕対
象物をバケット12内に掬い取る。掬い取られた破砕対
象物は、破砕室20内に収容される。そして、爪35を
上向きにした状態で、両モータ26によりロータ21を
図1の矢印A方向に回転させると共に、両シリンダ32
により押え部材31を退避位置と押え位置との間で所定
の周期で往復移動させる。
に伴い、当該ロータ21が有する各回転歯24とバケッ
ト12側の固定歯28とのせん断作用で破砕対象物が破
砕される。従って、固定歯28と回転歯24とが協働し
て、破砕対象物が破砕される。また、押え部材31が押
え位置へ移動されることに伴い、その押え部材31によ
り破砕対象物がロータ21側へ押え付けられるようにな
るため、破砕対象物のなかで例えばプラスチック容器な
どのように比較的軽量で、ロータ21上で弾むようなも
のや、円筒形で固定歯28と回転歯24との間に噛み込
みにくいようなものでも、容易に破砕されるようにな
る。破砕されて細かくなった破砕対象物は、スクリーン
18により大きいものと小さいものとに選別され、スク
リーン18の孔17より小さなものはその孔17からバ
ケット12外へ排出される。
えば固定歯28と回転歯24との間に破砕対象物が挟み
込まれるなどして、ロータ21を駆動するモータ26に
過大な力が加わった場合、そのモータ26の油圧を検知
することに基づき、図示しない制御手段により、モータ
26を一旦停止させた後、少し逆回転させ、この後、再
度正回転させるようになっている。これを行うことによ
り、固定歯28や回転歯24が破損することを極力防止
することができる。そして、制御手段は、数回同じ動作
をしても状態が変わらない場合は、異常を報知して、使
用者に異常があることを知らせる構成となっている。
ック、紙、タイヤ、車のバンパー、草、木材剪定枝、土
木工事用ブルーシート、農業用ビニールシート、貝殻、
床用マット、絨毯などが挙げられる。なお、スクリーン
18は、孔17の大きさが異なるものを用意しておき、
破砕対象物の種類や粉砕する大きさなどに応じて、交換
することが可能となっている。
は、掘削機1のアーム5の先端部に着脱可能に取り付け
て使用されるものであるから、設置型の専用機とは違
い、大掛かりにならず、掘削機1を使用する作業現場な
どで簡易的に使用することができ、使い勝手が良い。ま
た、バケット12には篩い用のスクリーン18が設けら
れているから、破砕された破砕対象物の大きいものと小
さいものとの選別も可能である。
所の受入れ機関が受け入れてくれるような大きさのもの
に容易に破砕処理することが可能となるので、廃棄物な
どの不法投棄の防止にも貢献することが可能となる。
図8を参照して説明する。なお、第1実施例と同一の部
分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分に
ついて説明する。
口部42aを有し、背部に一対の取付板43が設けられ
ている。取付板43にはそれぞれピン挿入孔44,45
が上下に形成されていて、バケット42は、これらピン
挿入孔44,45に挿入される取付ピン10,16(図
4参照)を介して前記掘削機1のアーム5の先端部に着
脱可能に取り付けられる構成となっている。バケット4
2の底部には、例えば鉄板に多数の孔46を形成した構
成の篩い用のスクリーン47が設けられており、また、
バケット42の内部を破砕室48としている。
ロータ49が回転可能に配設されている。このロータ4
9は、第1実施例のロータ21と同様に、バケット42
の内部に正面から見て軸方向が左右方向となるように配
置されていて、外周部に多数の山部50及び谷部51を
有していると共に、外方へ突出する金属製の回転歯52
を多数有している。山部50及び谷部51は、ロータ4
9の軸方向に交互に並べられ、また、回転歯52は、ロ
ータ49の軸に対してらせん状に配置されている。
の側壁に設けられた軸受53により回転可能に支持され
ていると共に、バケット42の側壁から外方へ突出して
いて、その突出部分にスプロケット54が取り付けられ
ている。バケット42の背部の左右両側には、それぞれ
ロータ駆動用の正逆回転が可能な油圧式のモータ55が
配設されていて、これらモータ55の回転軸にもスプロ
ケット56が取り付けられている。
ロケット54との間にはそれぞれチェーン57が掛け渡
されていて、これら両スプロケット54,56とチェー
ン57とにより動力伝達機構58を構成しており、上記
モータ55と動力伝達機構58とにより上記ロータ49
を回転駆動するロータ駆動手段を構成している。従っ
て、ロータ49は、両モータ55と両動力伝達機構58
とにより回転駆動されるようになっている。
固定歯60が固定状態に配設されている。この固定歯6
0は、ロータ49の軸方向に沿って延びていて、第1実
施例の固定歯28と同様に、ロータ49側へ突出する山
部61及び谷部62を多数有している。この場合も、ロ
ータ49が回転する際に、各回転歯42が固定歯60に
おける対応する谷部62に入り込むようになっている。
一対の取付板43の支持部43aに回動軸63が回動可
能に支持されていて、この回動軸63に、押え部材64
が後部のアーム部64aを介して当該回動軸63と一体
に回動するように取り付けられている。押え部材64
は、バケット42の開口部42aよりやや小さい大きさ
を有していて、図7に実線で示す押え位置と同図に二点
鎖線で示す退避位置との間で回動可能に設けられてい
る。押え部材64は、押え位置でロータ49の外周面に
対応するような円弧面部64aを有していると共に、外
面側に複数の補強用のリブ64cを有している。上記回
動軸63の両端部には、レバー65が当該回動軸63と
一体に回動するように設けられている。
は、押え部材駆動手段を構成する油圧式のシリンダ66
が配設されている。これら各シリンダ66は、前端部
(図6及び図8の右端部)が軸66aにより回動可能に
取り付けられていて、これのロッド67の先端部が上記
レバー65の先端部に連結されている。従って、シリン
ダ66のロッド67が伸縮することに伴い、レバー65
及び回動軸63を介して押え部材64が上下方向に回動
されるようになっている。このとき、ロッド67が最も
収縮した状態では、押え部材64が退避位置(図6の状
態)に位置され、ロッド67が最も伸張した状態で、押
え部材64が押え位置(図7の実線の状態)に位置され
る。押え部材64が押え位置に位置された状態では、そ
の内面とロータ49における回転歯52の先端部との間
に若干の隙間が形成されるようになっている。
8やシリンダ66などは、カバー68(図8及び図9の
二点鎖線参照)により覆われるようになっている。ま
た、バケット42の開口部42aの縁部のうち前部側に
は、複数の爪69が設けられている。なお、モータ55
及びシリンダ66は、掘削機1の運転室3内に設けられ
た操作部(図示せず)の操作に基づき制御される構成と
なっている。
の破砕装置41も掘削機1のアーム5の先端部に着脱可
能に取り付けて使用される。破砕対象物をバケット42
内に収容する場合には、押え部材64を退避位置(図5
及び図6参照)に位置させておく。この状態では、バケ
ット42の開口部42aが開放されている。そして、バ
ケット42の爪69を下向きにした状態で、破砕対象物
をバケット42内に掬い取り、両シリンダ66により押
え部材64を押え位置方向へ回動させ、破砕対象物を押
え部材64によりロータ49側へ押え込むようにする。
収容しにくいものであっても、押え部材64とバケット
42とによりくわえ込むことが可能となり、比較的容易
に収容することができる。
した状態で、両モータ55によりロータ49を図7の矢
印A方向へ回転させる。これに伴い、ロータ49の回転
歯52と固定歯60とのせん断作用で破砕対象物が破砕
される。このとき、押え部材64がバケット42の開口
部42aを上から塞ぐように位置しているから、破砕対
象物がバケット42の外部へ飛散することを防止でき
る。
クリーン47により大きいものと小さいものとに選別さ
れ、スクリーン47の孔46より小さなものはその孔4
6からバケット42外へ排出される。
60と回転歯52との間に破砕対象物が挟み込まれるな
どして、ロータ49を駆動するモータ55に過大な力が
加わった場合、そのモータ55の油圧を検知することに
基づき、図示しない制御手段により、モータ55を一旦
停止させた後、少し逆回転させ、この後、再度正回転さ
せるようになっている。これを行うことにより、固定歯
60や回転歯52が破損することを極力防止することが
できる。そして、制御手段は、数回同じ動作をしても状
態が変わらない場合は、異常を報知して、使用者に異常
があることを知らせる構成となっている。
第1実施例と同様な作用効果を得ることができることに
加え、特に次のような作用効果を得ることができる。す
なわち、押え部材64がバケット42の開口部42aを
開閉するように回動する構成であるから、破砕対象物が
バケット42内に掬い取りにくいようなものであって
も、比較的容易にバケット42内に収容して破砕するこ
とが可能となる。しかも、押え部材64は押え位置でバ
ケット42の開口部42aをほぼ閉鎖する構成であるか
ら、破砕時に破砕対象物がバケット42の外部へ飛散す
ることを防止できる。従って、使い勝手を一層向上でき
ると共に、破砕効率の向上を図ることが可能となる。
モータ55をバケット42の背部に配置しているので、
そのモータをバケット42の側面に配置する場合に比べ
て、側方への突出寸法を抑えることができ、これにより
コンパクト化が可能となると共に、見た目も良くできる
利点がある。
れるものではなく、次のように変形または拡張できる。
ロータ駆動手段のモータ26,55は、油圧式に限ら
ず、電気式のモータを用いることもできる。また、ロー
タ駆動手段は、バケット12,42の左右両側に設ける
ことに代えて、左または右の片側のみに設ける構成とす
ることも可能である。
力伝達機構58は、スプロケット54,56とこれらの
間に掛け渡されたチェーン57を例示したが、これに限
られず、例えばモータ55の回転軸及びロータ49の端
部に設けたプーリとこれらの間に掛け渡されたベルトと
の構成でも良く、また、ギヤ機構とすることも可能であ
る。
形状や強度、スクリーン18,47の強度や孔の大き
さ、モータ26,55の駆動力などを変更することによ
り、瓦やレンガなどを破砕することも可能となる。
の破砕装置は、掘削機のアームの先端部に着脱可能に取
り付けて使用されるものであるから、設置型の専用機と
は違い、大掛かりにならず、掘削機を使用する作業現場
などで簡易的に使用することができ、使い勝手が良い。
また、破砕装置のバケットには篩い用のスクリーンが設
けられているから、破砕された破砕対象物の大きいもの
と小さいものとの選別も可能である。
ば、押え部材がバケットの開口部を開閉するように回動
する構成であるから、破砕対象物がバケット内に掬い取
りにくいようなものであっても、比較的容易にバケット
内に収容して破砕することが可能となる。しかも、押え
部材は押え位置でバケットの開口部をほぼ閉鎖する構成
であるから、破砕時に破砕対象物がバケットの外部へ飛
散することを防止できる。従って、使い勝手を一層向上
できると共に、破砕効率の向上を図ることが可能とな
る。
動させるためのモータをバケットの背部に配置している
ので、そのモータをバケットの側面に配置する場合に比
べて、側方への突出寸法を抑えることができ、これによ
りコンパクト化が可能となると共に、見た目も良くでき
る。
図
した状態での破砕装置の斜視図
2はバケット、18はスクリーン、21はロータ、24
は回転歯、26はモータ(ロータ駆動手段)、28は固
定歯、31は押え部材、32はシリンダ(押え部材駆動
手段)、35は爪、41は破砕装置、42はバケット、
42aは開口部、47はスクリーン、49はロータ、5
2は回転歯、55はモータ(ロータ駆動手段)、57は
チェーン、58は動力伝達機構(ロータ駆動手段)、6
0は固定歯、64は押え部材、65はレバー、66はシ
リンダ(押え部材駆動手段)、68はカバー、69は爪
を示す。
8)
図
した状態での破砕装置の斜視図
2はバケット、18はスクリーン、21はロータ、24
は回転歯、26はモータ(ロータ駆動手段)、28は固
定歯、31は押え部材、32はシリンダ(押え部材駆動
手段)、35は爪、41は破砕装置、42はバケット、
42aは開口部、47はスクリーン、49はロータ、5
2は回転歯、55はモータ(ロータ駆動手段)、57は
チェーン、58は動力伝達機構(ロータ駆動手段)、6
0は固定歯、64は押え部材、65はレバー、66はシ
リンダ(押え部材駆動手段)、68はカバー、69は爪
を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 掘削機のアームの先端部に着脱可能に取
り付けられ、内部に破砕対象物を収容するバケットと、 このバケットの内部に設けられた固定歯と、 前記バケットの内部に回転可能に設けられ、回転に伴い
前記固定歯と協働して前記破砕対象物を破砕する回転歯
を有するロータと、 このロータを回転駆動させるロータ駆動手段と、 前記バケットに押え位置と退避位置との間で移動可能に
設けられ、前記押え位置で前記破砕対象物を前記ロータ
側へ押え付ける押え部材と、 この押え部材を前記押え位置と退避位置との間で移動さ
せる押え部材駆動手段と、 前記バケットの底部に設けられ、前記破砕対象物を篩う
ための篩い用のスクリーンとを具備したことを特徴とす
る掘削機用破砕装置。 - 【請求項2】 前記押え部材は、前記バケットの開口部
に押え位置と退避位置との間で回動可能に設けられ、前
記退避位置で前記開口部を開放し、前記押え位置で前記
開口部をほぼ閉鎖する構成であることを特徴とする請求
項1記載の掘削機用破砕装置。 - 【請求項3】 前記ロータは、前記バケットの内部に、
正面から見て軸方向が左右方向となるように配置されて
いて、 前記ロータ駆動手段は、前記バケットの背部に配置され
たモータと、このモータの回転軸と前記ロータの端部と
の間に設けられ、前記モータの回転軸の回転力を前記ロ
ータに伝達する動力伝達機構とを有する構成としたこと
を特徴とする請求項1または2記載の掘削機用破砕装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098693A JP3607686B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 掘削機用破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098693A JP3607686B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 掘削機用破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003290678A true JP2003290678A (ja) | 2003-10-14 |
JP3607686B2 JP3607686B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=29240582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002098693A Expired - Fee Related JP3607686B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 掘削機用破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3607686B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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