JP2003290657A - 炭化水素改質用触媒、その製造方法、合成ガスの製造方法及び該触媒前駆体 - Google Patents

炭化水素改質用触媒、その製造方法、合成ガスの製造方法及び該触媒前駆体

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JP2003290657A
JP2003290657A JP2002175923A JP2002175923A JP2003290657A JP 2003290657 A JP2003290657 A JP 2003290657A JP 2002175923 A JP2002175923 A JP 2002175923A JP 2002175923 A JP2002175923 A JP 2002175923A JP 2003290657 A JP2003290657 A JP 2003290657A
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ions
reforming
hydrotalcite
gas
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JP2002175923A
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English (en)
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Takashi Hayakawa
孝 早川
Satoshi Hamakawa
聡 濱川
Mieko Inaba
美恵子 稲葉
Tsuiganoku Andrei
ツイガノク アンドレイ
Hideki Kurimura
英樹 栗村
Shoichi Kaganoi
彰一 加賀野井
Yohei Suzuki
洋平 鈴木
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Teikoku Oil Co Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
New Energy and Industrial Technology Development Organization
Original Assignee
Teikoku Oil Co Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
New Energy and Industrial Technology Development Organization
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭化水素を、水、酸素、二酸化炭素、空気な
どの改質剤による酸化、改質能を持つ高性能触媒を提供
する。 【解決手段】 2価Mgイオンと3価Alイオンを構成
金属イオンとして含むハイドロタルサイトの層間に対陰
イオンとして触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含むハ
イドロタルサイトを焼成、還元して形成された触媒から
なることを特徴とする炭化水素改質用触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素改質用触
媒、該触媒の製造方法、炭化水素から該触媒を用いた合
成ガスを製造方法及び該触媒前駆体に関する。
【0002】
【従来の技術】反応性に乏しいために工業的な利用が難
しい飽和炭化水素、とりわけ天然ガスの主成分であるメ
タンから化学的変換によって工業原料を効率よく製造で
きる技術は、石油由来製品の原料を天然ガスに転換する
ことが可能となるので、極めて重要な技術である。メタ
ンを酸化して化学工業原料に利用可能な化合物に変換す
る方法としては、主に次の3つが知られている。その一
つは、メタンと酸素の混合ガスを温度700℃以上の触
媒上に流通して、酸化カップリング反応によりエタンと
エチレンを製造する方法である。この反応の触媒には、
金属酸化物のいくつかの組み合わせからなる数多くの種
類の触媒が見いだされている(ソコロヴスキーら、Ca
tal.Today,14,415(1992))。し
かし、エタンとエチレンの収率を上げることは難しく、
これまでに得られているエタンとエチレンの最大収率は
25%程度であり、実用化の域には達していない。もう
一つには、メタンと酸素の混合ガスからメタノールを製
造する方法がある。例えば圧力50Kg/cm2、温度
350℃の反応条件下に混合ガスを流すと、無触媒反応
が進行して収率9%程度でメタノールが得られる(ゲッ
サーら、Appl.Catal.,57,45(199
0))。しかし、この方法は、高温、加圧下で行うため
に、極めて危険性が大きいという問題点がある。また常
圧の触媒反応では、メタノール収率はさらに低い。さら
には、メタンと水、酸素、二酸化炭素等の改質剤との混
合ガスから合成ガス(一酸化炭素と水素の混合ガス)を
製造する方法である。これらの反応を式で示すと、以下
の通りである。
【化1】 CH4+H2O→CO+3H2 (1) CH4+CO2→2CO+2H2 (2) CH4+1/2O2→CO+2H2 (3) 合成ガスは、アンモニア、メタノールあるいは酢酸の合
成原料として、さらに石油精製や燃料電池の燃料に用い
られる。また、合成ガスはフィッシャ−トロプシュ法に
よってガソリンに変換でき、メタノールもモービル法で
ガソリンに変換できる。
【0003】現在工業的に実施されている合成ガスの製
造法は、主にアルミナ担持ニッケル触媒上で進行する前
記式(1)のスチームリフォーミング反応によってい
る。しかし、この反応を行うためには、多量の水蒸気を
発生させる装置をプラント内に設置しなければならない
ので、プラントが大型になるという問題点がある。これ
に対し前記式(2)及び式(3)の反応は、水蒸気を必
要としないのでプラントを小型化できる。この反応に触
媒を用いると、反応温度800℃以下でも反応が進行す
ることが知られているが、高価な貴金属を多量に使用す
るという問題点がある(アシュクロフトら、NATUR
E,352,225(1991))。安価なニッケル担
持触媒でも前記式(2)の反応に有効であるが、触媒上
に炭素が析出し(Hayakawaら、Applied
Catalysis A:General、183,
273(1999))、また加圧下では活性が低下する
ために、長時間にわたる使用ができないという問題点が
ある。このため、前記式(1)、式(2)及び式(3)
の反応、中でも式(2)及び式(3)の反応に用いるこ
とができる実用的な炭化水素の改質用高性能触媒の開発
が要請されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、炭化水素
を、水、酸素、二酸化炭素、空気などの改質剤による酸
化、改質能を持つ高性能触媒、該触媒の製造方法、該触
媒を用いた合成ガスの製造方法及び該触媒前駆体を提供
することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、以下に示す触媒、触
媒の製造方法、合成ガスの製造方法及び触媒前駆体が提
供される。 (1)2価Mgイオンと3価Alイオンを構成金属イオ
ンとして含むハイドロタルサイトの層間に対陰イオンと
して触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含むハイドロタ
ルサイトを焼成、還元して形成された触媒からなること
を特徴とする炭化水素改質用触媒。 (2)該マグネシウムとアルミニウムの原子比[Mg]
/[Al]が、100〜2であることを特徴とする前記
(1)に記載の炭化水素改質用触媒。 (3)2価Mgイオンと3価Alイオンを構成金属イオ
ンとして含むハイドロタルサイトの層間に対陰イオンと
して触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含むハイドロタ
ルサイトを、焼成、還元する触媒ことを特徴とする炭化
水素改質用触媒の製造方法。 (4)炭化水素と改質剤から触媒の存在下で合成ガスを
製造する方法において、該触媒として前記(1)又は
(2)に記載の触媒を用いることを特徴とする合成ガス
の製造方法。 (5)2価Mgイオンと3価Alイオンを構成金属イオ
ンとして含むハイドロタルサイトの層間に、対陰イオン
として触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含有させたハ
イドロタルサイトからなること特徴とする炭化水素改質
用触媒前駆体。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の触媒は、マグネシウムと
アルミニウムならびに触媒活性金属を含有する触媒であ
る。本発明に用いる活性金属としては、炭化水素の改質
反応に活性を有するものであればよく、従来公知の各種
のものが用いられる。このようなものには、ルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、白金、イリジウム、鉄、コ
バルト、ニッケル等が挙げられるが、ルテニウムの使用
が好ましい。この触媒におけるマグネシウムとアルミニ
ウムの原子比[Mg]/[Al]は、100〜2、好ま
しくは20〜2.1である。触媒活性金属の使用量は特
に制約されないが、通常、触媒中に含まれる金属重量%
として0.001%〜80%、好ましくは0.01%〜
50%である。本発明の触媒において、マグネシウムと
アルミニウムは固容体を形成し、触媒活性金属は固容体
の表面部又は内部に存在する。この場合の触媒活性金属
は酸化物であることができるが、好ましくは金属状態で
ある。
【0007】本発明の触媒を製造するには、先ず、その
触媒前駆体として、マグネシウムイオン(2価イオン)
とアルミニウムイオン(3価イオン)を構成金属イオン
として含むハイドロタルサイトの層間に、触媒活性金属
の有機錯体陰イオンを含有するハイドロタルサイトを調
製する。
【0008】本発明における触媒活性金属の有機錯体陰
イオンとは、その有機金属錯体を水中に溶解したときに
その有機金属錯体が陰イオンとして存在するものであ
る。この場合、その陰イオンを形成する有機金属錯体を
与える有機化合物としては、金属イオン捕捉基と陰イオ
ン基の両方を含有する水溶性のものが用いられる。金属
捕捉基としては従来公知のもの、例えば、カルボキシル
基、スルホン酸基、メルカプト基、リン酸基、ホスホン
酸基等の陰イオン基が包含される。また、陰イオン基と
しては、前記金属イオン捕捉基として示したのと同様の
陰イオン基が挙げられる。
【0009】このような陰イオン形成性でかつ金属錯体
形成性の水溶性有機化合物としては、エチレンジアミン
四酢酸、イミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエ
チルイミノ二酢酸、trans−1,2−ジアミノシク
ロヘキサン−N,N,N’,N’−四酢酸、エチレンジ
エチルトリアミン−N,N,N’,N”,N”−五酢
酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、マレイ
ン酸、コハク酸等のポリカルボン酸及びその水溶性塩;
エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホン酸)、
ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)等のポリアミノ
リン酸及びその水溶性塩;クエン酸、リンゴ酸等のオキ
シポリカルボン酸及びその水溶性塩等の他、ポリスルホ
ン酸化合物、ポリメルカプト化合物等が挙げられる。
【0010】前記有機金属錯体は、水中において、金属
イオン捕捉基と陰イオン基の両方を有する有機化合物に
対して、触媒活性金属の水溶性塩を反応させることによ
って形成することができる。この場合の金属塩として
は、硝酸ニトロシル塩や、硝酸塩、塩酸塩、酢酸塩、炭
酸塩等が挙げられる。この場合、金属塩の割合は、陰イ
オン基の全てを金属塩にしないような割合である。前記
のようにして得られる反応生成物は、触媒金属錯体陰イ
オンを含む水溶液である。本発明で用いる好ましい有機
金属錯体の具体例を示すと、次式のもとが挙げられる。
【化2】 {[Xl/nt}x−M−{[(OOC)q−R1−(COOL)rl/m}y (2) 前記式中、Mは触媒活性金属、Xは配位子、R1は水溶
性ポリカルボン酸化合物からそれに結合するカルボキシ
ル基(−COOH)を除いた残基、Lは水素、アルカリ
金属(Na、K等)又はアンモニウム(NH4 +)を示
す。R1は、水溶性ポリカルボン酸化合物由来の残基で
あるが、この場合の水溶性ポリカルボン酸化合物には、
鎖状及び環状の脂肪酸ポリカルボン酸が包含される。こ
の水溶性ポリカルボン酸化合物由来の残基には、炭素原
子の他、窒素原子や酸素原子、イオウ原子等のヘテロ原
子が含まれていてもよい。その残基を構成する原子の合
計数は2〜20、好ましくは3〜12程度である。tは
0又は1の整数を示し、t=0のときは配位子Xが結合
していない状態を示し、t=1のときは配位子Xが結合
している状態を示す。nは配位子Xの価数に対応する数
を示し、mは金属Mに結合するカルボキシル基の数を示
し、m=l/qである。q及びrは1以上の整数を示す
がそのqとrの合計数(q+r)は、2〜8、好ましく
は2〜5である。x及びyは1以上の数を示し、その合
計(x+y)は金属Mの価数に対応する数である。t=
0の場合、xは0となり、yは金属Mの価数に対応する
数となり、t=1の場合、x+yは金属Mの価数に対応
する数となる。
【0011】本発明の触媒を好ましく調製するには、触
媒前駆体を得るために、先ず、2価マグネシウム塩及び
3価アルミニウム塩の混合水溶液を調製する。続いて、
この水溶液を、前記した有機金属錯体水溶液に滴下し、
その後、加温して溶液を熟成させる。生じた沈でんは、
マグネシウム(II)とアルミニウム(III)からなるブル
サイト層間に有機金属錯体陰イオンがインターカレート
したハイドロタルサイトとなっている。この沈でんをろ
過、水洗し、乾燥器中で数日間乾燥する。この様にして
調製されたハイドロタルサイト(触媒前駆体)は、成形
機で成形して粒径を調整する。この場合、粒径は使用装
置により適宜調整することができる。前記マグネシウム
塩及びアルミニウム塩は、水溶性の塩であればよく、特
に制約されない。この様なものには、例えば塩化物や臭
化物などのハロゲン化物、硝酸塩等が包含される。
【0012】また、本発明の触媒前駆体の調製方法にお
いて、次のようにして触媒活性金属種の使用量を減少さ
せることもできる。先ず、マグネシウム塩及びアルミニ
ウム塩の混合水溶液をpHが制御された炭酸ナトリウム
水溶液に滴下することで、マグネシウムとアルミニウム
からなるブルサイト層に炭酸イオンを対イオンとしたハ
イトロタルサイトの沈でんを作る。これを熟成、ろ過、
水洗、乾燥した後、500℃程度で熱処理を行うことに
より、マグネシウムとアルミニウムからなる複合酸化物
とする。このものをpHが制御された触媒活性金属の有
機錯体陰イオンを含む水溶液に加えて攪拌し、錯体陰イ
オンを複合酸化物に吸収させる。その後に、前記触媒調
製と同様に、ろ過、水洗、乾燥する。このようにしてブ
ルサイト層間に有機金属錯体陰イオンを含むハイドロタ
ルサイト(触媒前駆体)が得られる。
【0013】前記のようにして得た触媒前駆体は、その
まま又はいったん減圧乾燥下で保管した後、必要に応じ
て焼成し、還元して触媒とする。この場合、その焼成温
度は、300〜1,300℃、好ましくは500〜1,
100℃である。その焼成雰囲気は、窒素ガス等の不活
性ガス雰囲気や、空気、酸素等のガス雰囲気であること
ができる。前記還元温度は400〜1,300℃、好ま
しくは500〜1,000℃である。焼成物の還元は、
水素ガスを用いて行うことができる。
【0014】本発明の触媒は、粉末状の他、それを成形
した球形状、円柱状、筒体状等の各種形状で用いること
ができる。粉末状の場合、その平均粒径は10〜2,0
00μm、好ましくは100〜1,000μmである。
【0015】前記のようにして得られる本発明の触媒
は、その触媒前駆体として層間に有機金属錯体陰イオン
を含むハイドロタルサイトを用い、これを焼成、還元し
て形成したものであることから、次のような利点を有す
る。即ち、本発明によれば、担体上に粒径がナノメータ
ーオーダーで制御された触媒活性金属の超微粒子を分散
担持することができ、高い活性を示す触媒を得ることが
できる。その結果、触媒の使用量を減少することがで
き、反応装置を小型にすることができる。
【0016】本発明の触媒を用いて合成ガスを製造する
には、炭化水素と改質剤との混合ガスを触媒と接触させ
る。この場合、触媒は、触媒前駆体焼成物を水素ガス又
はメタンと水素との混合ガスで還元することにより調製
するのが好ましい。
【0017】本発明の合成ガスの製造方法を説明する。
合成ガスの原料となる炭化水素には、メタンを含有する
天然ガス、エタン、LPG、ナフサ、その他原油系留
分、および原油を原料とする予備改質ガス、コークス炉
ガス、石炭ガスなどが用いられる。また、メタンをほと
んど含有しないエタン、LPG、ナフサ、その他原油系
留分を原料としてもよい。改質剤には、水蒸気、二酸化
炭素、酸素、空気などが用いられ、複数種を混合したも
のでもよい。
【0018】反応における炭化水素と改質剤との供給比
は、炭化水素中の炭素原子の数を基準とするモル比に
て、改質剤/炭素比=0.3〜50、好ましくは0.3
〜10、さらに好ましくは0.5〜3であり、水蒸気等
の改質剤を過剰に供給する必要はなく、改質剤の量比を
下げることによりエネルギー効率は高められる。
【0019】具体的な反応条件は、温度600〜1,1
00℃、好ましくは650〜1,050℃、さらに好ま
しくは700〜1,000℃、圧力0.1〜10MP
a、好ましくは0.1〜5MPa、さらに好ましくは
0.1〜3MPaであり、炭化水素および改質剤からな
る原料ガスの空間速度(GHSV:原料ガス供給速度を
見かけ触媒体積で除した値)500〜500,000h
-1、好ましくは1,000〜350,000h-1、さら
に好ましくは2,000〜250,000h-1である。
触媒配置は、固定床、流動床など周知の形態を任意に選
択できる。この様にして得られた合成ガスは、各種工業
原料を効率よく合成するのに好適なものである。
【0020】
【実施例】次に本発明を、実施例によってさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例により何等限定さ
れるものではない。
【0021】参考例1(有機金属錯体の調製) 先ず、硝酸ニトロシルルテニウム[Ru(NO33(N
O)](Ru31.6重量%)25gを1,000ml
の脱イオン水に溶解して、78.2mM[Ru(N
33(NO)]水溶液を調製した。次にエチレンジア
ミン四酢酸四ナトリウム・四水和物[略号:Na4(e
dta)・4H2O]0.88gを100mlの脱イオ
ン水に溶解した。次に、このNa4(edta)溶液に
前記[Ru(NO33(NO)]溶液25mlを攪拌し
ながら滴下した。この時、不溶性のH4(edta)が
生成することを防ぐために、1M NaOHを用いて溶
液のpHを10.5になるように調節した。かくして分
子式がRu(NO)(edta)-で示されるRu含有の
有機金属錯体陰イオンの水溶液を調製した。
【0022】実施例1(ハイドロタルサイトと触媒の調
製) 硝酸マグネシウム[Mg(NO32・6H2O]44.
21gと硝酸アルミニウム[Al(NO33・9H
2O]21.56gを100mlの脱イオン水に溶解し
た。続いて、この溶液を参考例1で得られたRu(N
O)(edta)-水溶液に1M NaOHを用いて溶液
のpHを10.5に調節しつつ攪拌しながら滴下した。
この溶液を63℃で1時間攪拌後、さらに攪拌を止めて
63℃で18時間保持して、沈でんを熟成させた。続い
て、沈でんをろ過、水洗後、80℃で3日間乾燥した。
ここで得られた物質が、拡散反射FT−IR法と粉末X
RD法により、マグネシウムとアルミニウムからなるブ
ルサイト層にRu(NO)(edta)-がインターカレ
ートしたハイドロタルサイトであることを確認した。こ
のものを粒径212〜425μmに整粒して触媒前駆体
Iを得た。この触媒は、Mg6Al29に対してRu2
3が2.4重量%仕込まれている。
【0023】実施例2(活性評価) 触媒前駆体Iの150mgを充填した石英反応管に、窒
素を25ml/分の流速で流しながら昇温して触媒の前
駆体Iの焼成物とし、次に、650℃に達した時点で水
素を10ml/分の流速で1時間流して触媒前駆体I焼
成物を還元して触媒Iとした。続いて、メタン、二酸化
炭素及び窒素の流速がそれぞれ25、25及び35ml
/分の混合ガスに切り替えて(GHSV:34,000
-1)温度を800℃に昇温し、同温度で6時間反応し
た時の反応管出口ガスの分析から触媒の活性を評価し
た。生成物は一酸化炭素と水素が大部分で、他は少量の
水であった。メタン転化率、二酸化炭素転化率及び水素
/一酸化炭素比は、それぞれ96.2%、98.3%及
び1.0であった。なお、ここでの転化率は、供給量と
排出量の差を供給量で除したものである。
【0024】(炭素析出量測定)反応後、メタンと二酸
化炭素の供給を止めて窒素のみを流しながら触媒を室温
まで冷却した後、再度窒素を空気に切り替えて温度を
2.5℃/分の速度で上昇させた。25℃毎に反応管出
口ガス中の二酸化炭素を分析し、この二酸化炭素が検出
されなくなるまで温度を上昇させた。この分析結果か
ら、反応中に触媒上に蓄積した触媒重量当たりの炭素量
を計算したところ、0.03重量%であった。
【0025】実施例3(触媒担体の調製) 硝酸マグネシウム[Mg(NO32・6H2O]13.
44gと硝酸アルミニウム[Al(NO33・9H
2O]6.56gを100mlの脱イオン水に溶解し
た。次に、炭酸ナトリウム(Na2CO3・10H2O)
2gを脱イオン水200mlに溶解し、この溶液のpH
を1M NaOH水溶液を用いて10に保持しつつ前記
硝酸マグネシウムと硝酸アルミニウムの溶液を攪拌しな
がら滴下した。続いて、63℃で1時間攪拌後、攪拌を
止めて15時間沈でんを熟成させた。沈でんをろ過、洗
浄後、80℃で24時間乾燥、さらに500℃で16時
間焼成して触媒担体を調製した。
【0026】(触媒の調製)参考例1と同様の手順で、
78.2mM [Ru(NO33(NO)]水溶液を
6.59ml、Na4(edta)・4H2Oを0.26
9g及び脱イオン水を70ml用いてRu(NO)(e
dta)-水溶液を調製した。この水溶液に前記で調製し
た触媒担体を加えて室温で24時間攪拌後、沈でんをろ
過、水洗後、80℃で24時間乾燥した。ここで得られ
た物質が、拡散反射FT−IR法と粉末XRD法によ
り、マグネシウムとアルミニウムからなるブルサイト層
にRu(NO)(edta)-がインターカレートしたハ
イドロタルサイトであることを確認した。このものを粒
径212〜425μmに整粒して触媒前駆体IIを得た。
この触媒前駆体IIは、Mg6Al29に対してRu23
が2.1重量%仕込まれている。
【0027】実施例4(活性評価) 触媒前駆体IIを150mg用いた他は、実施例2と全て
同じ方法で活性評価を行った。生成物は一酸化炭素と水
素が大部分で、他は少量の水であった。メタン転化率、
二酸化炭素転化率及び水素/一酸化炭素比は、それぞれ
93.6%、96.5%及び1.0であった。触媒上の
析出炭素量は0.15重量%であった。
【0028】比較例1(触媒担体の活性評価) 実施例3で調製した触媒担体0.5gを使用した他は、
実施例2と全て同じ方法で活性評価を行った。メタン転
化率、二酸化炭素転化率及び水素/一酸化炭素比は、そ
れぞれ3.7%、6.4%及び0.38であった。触媒
上の析出炭素量は13.1重量%であった。
【0029】実施例5(触媒調製) 実施例3で用いた試薬量及び溶液量を以下のように変え
た他は、全て実施例3と同じ手順で、Mg6Al29
対してRu23が0.5重量%仕込まれた触媒前駆体II
Iを調製した。すなわち、硝酸マグネシウム[Mg(N
32・6H2O]7.08gと硝酸アルミニウム[A
l(NO33・9H2O]3.45gを100mlの脱
イオン水に溶解した。次に、炭酸ナトリウム(Na2
3・10H2O)0.2gを脱イオン水200mlに溶
解し、この溶液のpHを1M NaOH水溶液を用いて
10に保持しつつ前記硝酸マグネシウムと硝酸アルミニ
ウムの溶液を攪拌しながら滴下した。続いて、63℃で
1時間攪拌後、攪拌を止めて15時間沈でんを熟成させ
た。沈でんをろ過、洗浄後、80℃で24時間乾燥、さ
らに500℃で16時間焼成して触媒担体を調製した。
続いて、実施例1と同様の手順で、78.2mM [R
u(NO33(NO)]水溶液を1.09ml、Na4
(edta)・4H2Oを0.0358gおよび脱イオ
ン水を50ml用いてRu(NO)(edta)-水溶液
を調製した。この溶液に前記で調製した触媒担体を加え
て室温で24時間攪拌後、沈でんをろ過、水洗後、80
℃で24時間乾燥して触媒前駆体IIIを得た。
【0030】実施例6(活性評価) 触媒前駆体IIIを150mg用いた他は、実施例2と全
て同じ方法で活性評価を行った。生成物は一酸化炭素と
水素が大部分で、他は少量の水であった。メタン転化
率、二酸化炭素転化率及び水素/一酸化炭素比は、それ
ぞれ94.9%、97.6%及び0.99であった。触
媒上の析出炭素量は0.13重量%であった。
【0031】実施例7(活性評価) 触媒前駆体IIIを空気中、1,000℃で5時間焼成し
た後、その60mgを石英反応管に充填して、メタン、
酸素および窒素の流速がそれぞれ40、20及び52m
l/分の混合ガスを流しながら(GHSV:112,0
00h-1)電気炉温度を850℃に保持し、同温度で3
2時間反応した時の反応管出口ガスの分析から触媒の活
性を評価した。メタン転化率、酸素転化率及び水素/一
酸化炭素比は、それぞれ96.3%、100%及び1.
94であった。また、一酸化炭素収率、二酸化炭素収率
及び水素収率は、それぞれ94.0%、2.4%及び9
1.3%であった。ここで、一酸化炭素収率と二酸化炭
素収率はそれぞれの排出量を供給メタン量で除したもの
である。水素収率は排出水素量の1/2を供給メタン量
で除したものである。
【0032】比較例2(活性評価) 市販の天然ガス改質用触媒(2.0wt%Ru/Al2
3:東洋シーシーアイ社製、C11−0)を粉砕後、
212〜425μmの粒分60mgを石英反応管に充填
し、実施例9と同じ方法で6時間反応をした時の反応管
出口ガスの分析から触媒の活性を評価した。メタン転化
率、酸素転化率及び水素/一酸化炭素比は、それぞれ9
7.2%、100%及び1.95であった。また一酸化
炭素収率、二酸化炭素収率および水素収率は、それぞれ
96.0%、1.3%及び93.4%であった。
【0033】実施例8(活性評価) メタンおよび酸素流速がそれぞれ74.7および37.
3ml/分の混合ガスを用いた他は、全て実施例7と同
じ方法で活性評価を行った。メタン転化率、酸素転化率
及び水素/一酸化炭素比は、それぞれ91.1%、10
0%及び1.99であった。また一酸化炭素収率、二酸
化炭素収率及び水素収率は、それぞれ87.7%、3.
4%及び87.0%であった。
【0034】実施例9 実施例5で調製した触媒前駆体IIIを10ミクロン以下
に微粉砕し、20/40メッシュに整粒したもの約15
0mgを反応管に充填、固定し、実施例2と同様にして
焼成及び還元した。このようにして得た流通式反応装置
により活性評価を行った。活性評価は、1173K、2
Mpaにおいて、メタン/水蒸気/二酸化炭素モル比=
3:2:1のガスをGHSV=100,000h-1にて
供給することにより行った。反応を開始して96時間後
のメタン転化率、二酸化炭素転化率及び水素/一酸化炭
素比は、それぞれ52%、55%及び1.9であり、反
応開始直後の値とほぼ同じであった。反応後の触媒サン
プルには、有意な炭素析出は観察されなかった。
【0035】比較例3 市販の天然ガス改質用触媒(2.0wt%Ru/Al2
3:東洋シーシーアイ社製)を10ミクロン以下に微
粉砕し、20/40メッシュに整粒したもの約150m
gを反応管に充填、固定し、得られた流通式反応装置に
より活性評価を行った。活性評価は、1173K、2M
paにおいて、メタン/水蒸気/二酸化炭素モル比=
3:2:1のガスをGHSV=100,000h-1にて
供給することにより行った。反応を開始して96時間後
のメタン転化率、二酸化炭素転化率及び水素/一酸化炭
素比は、それぞれ50%、51%及び1.9であり、反
応開始直後の値とほぼ同じであった。また、反応後の触
媒サンプルには、有意な炭素析出は観察されなかった。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、天然ガスなどの炭化水
素を改質剤により改質する際に用いられる改質能にすぐ
れた実用的な高性能触媒及び該触媒を用いた合成ガスの
製造方法が提供される。本発明により製造された合成ガ
スは、各種工業原料を効率よく合成するのに好適なもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 孝 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所 つくばセンター内 (72)発明者 濱川 聡 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所 つくばセンター内 (72)発明者 稲葉 美恵子 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人 産業技術総合研究所 つくばセンター 内 (72)発明者 アンドレイ ツイガノク 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人 産業技術総合研究所 つくばセンター 内 (72)発明者 栗村 英樹 東京都渋谷区幡ヶ谷1−31−10 帝国石油 株式会社内 (72)発明者 加賀野井 彰一 東京都渋谷区幡ヶ谷1−31−10 帝国石油 株式会社内 (72)発明者 鈴木 洋平 東京都渋谷区幡ヶ谷1−31−10 帝国石油 株式会社内 Fターム(参考) 4G069 AA03 AA05 BA12A BA12B BA27C BA36A BB02A BB02B BC10A BC10B BC16A BC16B BC70A BC70B BC70C BE15C BE47C CC17 DA06 DA08 EC22X EC22Y FA01 FB30 FB43 FB44 FC02 FC08 4G140 EA03 EA05 EC01 EC02 EC03 EC05 EC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2価Mgイオンと3価Alイオンを構成
    金属イオンとして含むハイドロタルサイトの層間に対陰
    イオンとして触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含むハ
    イドロタルサイトを焼成、還元して形成された触媒から
    なることを特徴とする炭化水素改質用触媒。
  2. 【請求項2】 該マグネシウムとアルミニウムの原子比
    [Mg]/[Al]が、100〜2であることを特徴と
    する請求項1に記載の炭化水素改質用触媒。
  3. 【請求項3】 2価Mgイオンと3価Alイオンを構成
    金属イオンとして含むハイドロタルサイトの層間に対陰
    イオンとして触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含むハ
    イドロタルサイトを、焼成、還元することを特徴とする
    炭化水素改質用触媒の製造方法。
  4. 【請求項4】 炭化水素と改質剤から触媒の存在下で合
    成ガスを製造する方法において、該触媒として請求項1
    又は2に記載の触媒を用いることを特徴とする合成ガス
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 2価Mgイオンと3価Alイオンを構成
    金属イオンとして含むハイドロタルサイトの層間に、対
    陰イオンとして触媒活性金属の有機錯体陰イオンを含有
    させたハイドロタルサイトからなること特徴とする炭化
    水素改質用触媒前駆体。
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