JP2003290325A - 砂場洗浄装置 - Google Patents

砂場洗浄装置

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JP2003290325A
JP2003290325A JP2002099075A JP2002099075A JP2003290325A JP 2003290325 A JP2003290325 A JP 2003290325A JP 2002099075 A JP2002099075 A JP 2002099075A JP 2002099075 A JP2002099075 A JP 2002099075A JP 2003290325 A JP2003290325 A JP 2003290325A
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Japan
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sandbox
sand
plow
sterilizer
cleaning device
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JP2002099075A
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English (en)
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Shinichiro Ohata
真一郎 大畑
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REFLEX KK
TEAM J KK
Original Assignee
REFLEX KK
TEAM J KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砂場の砂を定期的に殺菌洗浄し、洗浄時の砂
入れ替えの手間を省き、簡易的に洗浄作業を行うことが
できる。 【解決手段】 砂場洗浄装置1は、殺菌剤15を供給す
る殺菌剤供給部19と、砂内に進入して砂を撹拌する鋤
部13と、前記殺菌剤供給部19と鋤部13とを連通す
る殺菌剤連通路21と、前記殺菌剤供給部19から供給
された殺菌剤15を流出すべく前記鋤部13に設けられ
た流出口17と、を備えている。砂場洗浄装置1が砂場
5の砂上で前進されると、鋤部13が砂に刺さった状態
で前進するので砂場5が撹拌され、殺菌剤供給部19か
ら供給された殺菌剤15が鋤部13の流出口17から流
出して砂に浸透するので殺菌剤15が砂場5の全体に浸
透する。砂場洗浄装置1の構造が簡単であるので小型化
且つ軽量的にできるので、一人でも洗浄作業が簡易的に
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、砂場洗浄装置に
関し、特に公園や幼稚園等の砂場において動物の糞尿や
雨水等に汚染されているために危惧される砂を殺菌洗浄
する砂場洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、砂場の洗浄方法としては、特開平
6−183923号、特開平7−213591号、特開
2000−342666号公報にあるように殺菌剤とし
てのオゾン水を砂場に直接散布、注入する方法や、特開
平9−164187号公報にあるように砂場を撹枠しな
がらオゾン水またはオゾンガスを散水、散気する方法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の砂場
の洗浄方法においては、洗浄の都度、装置のセットを大
掛かりに行なうか、動力車を持ち込む等の準備をする為
に手間がかかりすぎ、また装置の運搬も含め作業に人手
と多くの時間を要するという問題点があった。
【0004】また、洗浄液を全体に散布した場合は、洗
浄液が砂の上部にしかかからず、洗浄液が砂内に浸透し
た時点で洗浄液の効果が無くなるので砂場の下層部の殺
菌ができないという問題点があった。また、洗浄の効果
を上げる為の撹拌処理に時間がかかり、機械的に自動化
した場合でも装置が大型化するという問題点があった。
【0005】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、公園や幼稚園等の砂場にお
いて動物の糞尿等に汚染された砂を定期的に殺菌洗浄
し、洗浄時の砂入れ替えの手間を省き、簡易的に洗浄作
業を行い得る砂場洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の砂場洗浄装置は、殺菌剤を
供給する殺菌剤供給部と、砂内に進入して砂を撹拌する
鋤部と、前記殺菌剤供給部と鋤部とを連通する殺菌剤連
通路と、前記殺菌剤供給部から供給された殺菌剤を流出
すべく前記鋤部に設けられた流出口と、を備えてなるこ
とを特徴とするものである。
【0007】したがって、砂場洗浄装置は鋤部が殺菌剤
連通路を介して殺菌剤供給部に連結され、抗菌剤が鋤部
の流出口から流出される。この砂場洗浄装置が砂場の砂
上で前進されると、鋤部が砂に刺さった状態で前進する
ので砂場が撹拌され、殺菌剤が鋤部の流出口から流出し
て砂に浸透するので殺菌剤が砂場全体に浸透する。
【0008】また、砂場洗浄装置は構造が簡単であるの
で小型化されて比較的軽量的にできており、殺菌剤供給
部から殺菌剤を供給するための動力以外には動力が不要
なので一人でも作業が可能であり、砂場洗浄作業が簡易
的に行われる。
【0009】請求項2によるこの発明の砂場洗浄装置
は、請求項1記載の砂場洗浄装置において、前記鋤部を
支持する装置本体部を設け、この装置本体部に前記鋤部
を砂内に進入せしめる位置で走行可能とする車輪を設け
てなることを特徴とするものである。
【0010】したがって、砂場洗浄装置は砂場の砂上を
車輪を介して容易に移動され、且つ鋤部が砂内に進入し
て前進移動されるので、砂場洗浄作業が一人の作業者に
より簡易的に容易に行われる。
【0011】請求項3によるこの発明の砂場洗浄装置
は、請求項1又は2記載の砂場洗浄装置において、殺菌
剤供給部と鋤部が殺菌剤連通路を介して連結離脱自在で
あることを特徴とするものである。
【0012】したがって、殺菌剤供給部が砂場の近くに
設置され、且つ鋤部を備えた砂場洗浄装置は軽量である
ので砂場内で容易に移動される。また、砂場洗浄装置は
殺菌剤供給部が容易に分離されるので別々に保管可能と
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】図1を参照するに、この実施の形態に係わ
る砂場洗浄装置1は、装置本体部としての例えば車体部
3が設けられ、この車体部3には砂場5内を走行し易く
するために比較的大きな車輪7が車体部3の図1におい
て左右に車軸9を介して軸承されている。さらに、上記
の車体部3には作業者が砂場洗浄装置1を走行せしめる
ために取っ手11が設けられている。
【0015】また、上記の車体部3の下部には砂内に進
入して砂を撹拌するための鋤部としての例えば複数の鋤
刃13が左右の車輪7の間に位置してへッダー状に下方
へ突出するように設けられている。
【0016】図2ないしは図4を参照するに、複数の各
鋤刃13は底部が閉塞された中空のパイプ形状をなして
おり、車体部3の底部から見ると、つまり図1の矢視I
Iから見ると、図2に示されているように各鋤刃13が
砂内で進行し易くなるように鋤刃13の外周形状は車体
の進行方向前方側が鋭角に形成されている。上記の各鋤
刃13の側面には図3及び図4に示されているように殺
菌剤としての例えばオゾン水15を砂内へ流出すべく多
数の流出口17の穴部が設けられている。
【0017】この実施の形態では各流出口17は、穴部
の直径が1mm程度で、縦に5cm間隔で10個並列に
設けられ、オゾン水15が四散しない構造で下向きに且
つ車体部3の進行方向斜め前方に噴出されるように設け
られているが、流出口17から流出されるオゾン水15
が砂内に浸透すればよいので、流出口17の流出方向は
特に限定されるものではない。
【0018】また、この実施の形態では鋤部として4個
の鋤刃13が図2に示されているが、実際には5cm間
隔に10〜20個の鋤刃13が設けられており、各鋤刃
13は前述した形状であるが、各鋤刃13が単なる円筒
パイプ形状をなし、この円筒パイプ形状をなす多数の鋤
刃13が車体部3の下部に突出されていても、あるいは
その他の形状であっても構わず、各鋤部の形状、数、配
置状態などは特に限定されない。
【0019】また、上記の鋤刃13に殺菌剤としてのオ
ゾン水15を供給するための殺菌剤供給部としての例え
ばオゾン水生成装置19が備えられており、この実施の
形態では図示せざるトラックや台車などの運搬手段に備
えられている。なお、オゾン水生成装置19としては圧
送ポンプを有するものが好ましい。
【0020】また、上記のオゾン水生成装置19と鋤刃
13とは、オゾン水生成装置19から供給されるオゾン
水15を鋤刃13に供給するための殺菌剤連通路として
の例えばオゾン水供給ホース21を介して連通されてい
る。
【0021】より詳しくは、車体部3には複数の鋤刃1
3にオゾン水15を分配供給するためのオゾン水分配管
路23が設けられており、このオゾン水分配管路23に
上記のオゾン水供給ホース21が離脱可能に連結されて
いる。
【0022】なお、上記のオゾン水15が流れる部材は
金属製であればステンレスが採用されることが望まし
く、ステンレス製は錆に強く、使用後の手入れも簡単に
水洗いが可能となる。
【0023】上記構成の砂場洗浄装置1の作用について
説明する。
【0024】砂場洗浄装置1を用いて砂場5を洗浄する
ための事前の準備としては砂場5が整地される。オゾン
水生成装置19を連結された砂場洗浄装置1が上記の整
地された砂場5の角に置かれる。このとき、鋤刃13の
流出口17に砂が入らないようにするために予めオゾン
水15を流出しておかれる。作業者は取っ手11をつか
んで砂場洗浄装置1が砂場5の角から辺に沿って前進す
るように押していく。なお、砂場洗浄装置1は構造が簡
単であるので小型化でき、また洗浄作業に際してオゾン
水生成装置19は車体部3とは別途に設置されるので、
軽量であるので一人でも砂場洗浄作業を簡易的に行うこ
とができる。
【0025】このとき、複数の鋤刃13が砂に刺さった
状態で前進するので砂場5が撹拌されながら、オゾン水
15が各鋤刃13の流出口17から流出して砂に浸透す
るので、オゾン水15の殺菌効果が持続することにな
る。砂場洗浄装置1が前進するにつれてオゾン水15が
砂場5の全体に浸透することになる。なお、砂場洗浄装
置1が砂場5の形状に合わせて格子状に全体に進行さ
れ、砂場洗浄装置1が砂場5の全体に余すところなく進
んだ時点でこの砂場洗浄作業は終了する。
【0026】以上説明したように、砂場洗浄装置1は構
造が簡単であるので小型化されて比較的軽量的にできて
おり、オゾン水生成装置19を起動するための動力以外
には動力が不要なので一人でも洗浄作業が可能であり、
砂場5の砂全体にオゾン水15を容易に浸透させること
ができ、砂を入れ替えることなく、砂場洗浄作業が簡易
的に行われる。
【0027】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0028】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、砂場洗
浄装置の鋤部に殺菌剤連通路を介して殺菌剤供給部を連
結し、抗菌剤を鋤部の流出口から流出せしめる。鋤部が
砂に刺さった状態で砂場洗浄装置を前進せしめることに
より砂場を撹拌でき、且つ鋤部の流出口から流出する殺
菌剤を浸透できるので殺菌剤を砂場全体に浸透せしめる
ことができる。
【0029】また、砂場洗浄装置の構造が簡単であるの
で小型化且つ軽量的にできるので、一人でも砂場洗浄作
業を簡易的に行うことができる。
【0030】請求項2の発明によれば、車輪を介して砂
場洗浄装置を砂場の砂上で容易に移動でき、且つ鋤部を
砂内に進入して前進移動できるので、一人でも砂場洗浄
作業を簡易的に行うことができる。
【0031】請求項3の発明によれば、殺菌剤供給部を
砂場の近くに設置しておくことにより、鋤部を備えた砂
場洗浄装置は軽量であるので容易に移動できる。また、
砂場洗浄装置は殺菌剤供給部を分離して別々に保管でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の砂場洗浄装置の正面図
である。
【図2】図1の矢視IIから視た底面図である。
【図3】図1の矢視III−III線の拡大断面図であ
る。
【図4】鋤刃を正面から見た部分的な断面図である。
【符号の説明】
1 砂場洗浄装置 3 車体部(装置本体部) 5 砂場 7 車輪 9 車軸 11 取っ手 13 鋤刃(鋤部) 15 オゾン水(殺菌剤) 17 流出口 19 オゾン水生成装置(殺菌剤供給部) 21 オゾン水供給ホース(殺菌剤連通路) 23 オゾン水分配管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 AA20 CB13 CB23 CB29 CB42 CB52 CB69 EA25 EA30 FA05 4C058 AA23 AA30 BB07 CC02 EE03 EE26 JJ07 JJ14 4H011 AA01 BB18 DA13 DD04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌剤を供給する殺菌剤供給部と、砂内
    に進入して砂を撹拌する鋤部と、前記殺菌剤供給部と鋤
    部とを連通する殺菌剤連通路と、前記殺菌剤供給部から
    供給された殺菌剤を流出すべく前記鋤部に設けられた流
    出口と、を備えてなることを特徴とする砂場洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記鋤部を支持する装置本体部を設け、
    この装置本体部に前記鋤部を砂内に進入せしめる位置で
    走行可能とする車輪を設けてなることを特徴とする請求
    項1記載の砂場洗浄装置。
  3. 【請求項3】 殺菌剤供給部と鋤部が殺菌剤連通路を介
    して連結離脱自在であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の砂場洗浄装置。
JP2002099075A 2002-04-01 2002-04-01 砂場洗浄装置 Pending JP2003290325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237472A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Sand Clean System:Kk 砂場の浄化方法
JP2009519018A (ja) * 2005-12-14 2009-05-14 アリアナ ホールディングス ピーティーワイ エルティーディー 化学薬品アプリケータ

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