JP2003290279A - パンツ型おむつとその提供方法 - Google Patents

パンツ型おむつとその提供方法

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JP2003290279A
JP2003290279A JP2002095929A JP2002095929A JP2003290279A JP 2003290279 A JP2003290279 A JP 2003290279A JP 2002095929 A JP2002095929 A JP 2002095929A JP 2002095929 A JP2002095929 A JP 2002095929A JP 2003290279 A JP2003290279 A JP 2003290279A
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sheet base
pants
type diaper
waist
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JP2002095929A
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Yosuke Mori
洋介 森
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Original Assignee
Daio Paper Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穿かせやすく、フィット性がよくずれ落ちに
くいようにする。 【解決手段】 パンツ型おむつを形成するシート基材5
の上下部にある前後の胴形成部5a、5bによる胴部周
長l1+l2を、シート基材5を2つ折りした製品長さ
l3/2のほぼ2.9〜4倍に設定し、前記胴形成部5
a、5bの腰部5c以外に配する周方向の紐ゴム6を上
下方向に密に配して形成することにより、上記目的を達
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパンツ型おむつとそ
の提供方法に関し、例えば不織布よりなる使い捨てのパ
ンツ型おむつに適用される。
【0002】
【従来の技術】不織布を用いた衛生製品の開発は著し
く、パンツ型おむつとしても提供され乳児や幼児はもと
より要介護者、失禁者、トレーニング者なども含め広く
使用されている。本発明の実施例を示す図1を参照して
説明すると、ベビー用のパンツ型おむつ1は概ね、液不
透過性の表側シート2と液透過性の内側シート3とを合
わせ、これらの間に排泄物を吸収する吸収体4が挟み込
まれたシート基材5により形成されている。シート基材
5を展開した上下に位置する前後の胴形成部5a、5b
が図1に示すように当初より左右両側で溶着などして接
続され一体に形成されており、着用時に身体にフィット
させ、かつずれ落ちないようにするために、前記胴形成
部5a、5bには腰部5a1、5b1を含め周方向の紐
ゴム6が上下方向に配されている。
【0003】図5〜図7に示す従来のベビー用のパンツ
型おむつaも同様な基本構成を有し、平均的に図5に示
すような構造および寸法形態のシート基材bを用いてお
り、パンツ型おむつaはその腰部を含む胴形成部d1、
d2を紐ゴムc1、c2によって周方向にギャザーをな
して縮められて図6に示すような寸法形態に細められる
が、伸ばすと図7に示すような寸法形態になり、この伸
び特性が穿かせやすさに繋がる。なお、腰部の紐ゴムc
2は特に、胴部にまして強く働くように胴部の紐ゴムc
1よりも太くしたり、配列ピッチを小さくしたり、これ
ら両方を採用したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者等
は穿かせやすさ、フィット性、ずれ落ち防止などの着用
状態につき市場ニーズの収集を図りながら、種々に実験
をし、検討を重ねている。これによると、図5〜図7に
示す平均形態を有した既存製品は少なくとも穿かせやす
さ、フィット性のいずれかになお難点がある。また、ベ
ビーを対象にした製品におけるシート基材bのサイズは
M、L、ビッグに加え、夜用を含めると各社ともほぼ4
種類提供していて、種類が多い分コスト高になってい
る。夜用は吸収体eのボリュームを増す分だけ大きなシ
ート基材bが必要になりやすい。これを同じにすると圧
迫感が生じるなどの問題に繋がる。
【0005】例えば、既存製品の寸法形態は下記表1に
A社〜D社につき示した通りである。
【0006】
【表1】 A社以外はM、L、ビッグの各サイズに加え、夜用の種
類も提供しており、既述したように4種類の製品になっ
ている。これら既存製品の内で胴部周長の伸びが大きい
ものほど穿かせやすい。しかし、穿かせやすいものほど
フィット性が今1つで、腰の紐ゴムc2は吸収体eが邪
魔しない位置で、しかも、胴部の紐ゴムc1よりも強く
働くように配されているものの、ベビーの丸く膨れた腹
部に当たるところでは引っ掛かりがなくずれ止めにほと
んど役立たないこともあって、ずれやすく、濡れるとさ
らにずれやすく漏れが生じる。シート基材bは一般に前
後の胴形成部d1、d2はほぼ対称形で、身体にフィッ
トするような裁断がされていないこと、および内部にボ
リュウムのある吸収体eがあって身体の表面に沿いにく
く、かつ胴部周長の伸縮性を損なうことが、フィット性
が上がりにくい理由の1つでもある。
【0007】シート基材bの上下方向の長さは各社で設
計思想による具体的寸法に違いはあっても、各サイズに
対応して段階的に設定される。そこで、シート基材bを
2つ折りした製品長さに対するシート基材bの上下部に
ある胴形成部d1、d2を接続した胴部周長の比を1つ
の基準として見ると、この比が大きいほど穿かせやすい
といえる。表1に示す既存製品の内D社のLサイズが
2.84と最も大きく、これにD社のビッグサイズの
2.82が僅差で続き、さらに、A社のLサイズおよび
ビッグサイズ、B社、C社のLサイズが2.80と続い
ており、これらは伸びの面での穿かせやすさはほぼ満足
している。しかし、胴まわりの収縮性、収縮力が弱いの
で身体にフィットしにくくずれやすいし、濡れて重くな
るとさらにずれやすく漏れが生じる。また、紐ゴムc1
がなく、または弱くてフィットしない分だけ身体まわり
に膨らみができ着用感が悪く不体裁でもある。上記比が
2.80を下回れば穿かせにくくなる。表1の既存製品
の最小の比は2.53、比の平均は2.7で押しなべて
穿かせにくい。また、穿かせやすさとフィット性とは相
容れない問題であって、そのいずれも満足できる製品は
まだ提供されていない。
【0008】本発明者等は種々な実験および検討から、
穿かせやすさとフィット性とに関して、各サイズに適し
た寸法形態と、紐ゴムの配置とに新たな相関性を知見し
た。
【0009】本発明の目的は、上記新たな知見に基づ
き、穿かせやすく、フィット性がよくずれにくいパンツ
型おむつを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明のパンツ型おむつは、パンツ型おむ
つを形成するシート基材の上下部にある前後の胴形成部
を接続した胴部周長を、シート基材を2つ折りした製品
長さのほぼ2.9〜4倍に設定し、前記胴形成部におけ
る腰部の下側領域に配する周方向の紐ゴムを上下方向に
密に配して形成したことを1つの特徴とするものであ
る。
【0011】このような構成では、シート基材の上下部
にある前後の胴形成部による胴部周長がシート基材を2
つ折りした製品長さに対し2.9〜4倍と従来製品より
も大きくした分だけ、胴部のどの高さ部においても紐ゴ
ムによる収縮状態からの伸びが大きく得られるので穿か
せやすくなる。併せ、胴部における腰部の下側領域に配
する周方向の紐ゴムを上下方向に密に配していて、腰部
はもとより、胴部のどの高さ部分においても紐ゴムによ
る収縮力が細かなピッチで無理なく働いて縮むので、身
体によくフィットして密着性に優れ着用感がよいし、膨
らみができず体裁もよい。同時にずれにくいし、濡れた
重みによってもずれにくく、漏れが生じないものとな
る。また、1つのサイズにて従来よりも幅広い体型範囲
をカバーしてフィット性やずれ落ち防止に問題がなく、
サイズの種類の間隔を大きくすることができる。
【0012】本発明のパンツ型おむつは、また、パンツ
型おむつを形成するシート基材の上下部にある前後の胴
形成部を接続した胴部周長を、シート基材を2つ折りし
た製品長さのほぼ2.8〜4倍に設定し、前記胴形成部
の腰部以外に配する周方向の紐ゴムを上下方向の幅10
0mmに対して10本以上配して形成したことを別の特
徴とするものである。
【0013】このような構成では、シート基材の上下部
にある前後の胴形成部による胴部周長がシート基材を2
つ折りした製品長さに対し2.8〜4倍と従来製品の大
きな比程度以上に大きくした分だけ、胴部のどの高さ部
においても紐ゴムによる収縮状態からの伸びが大きく得
られるので穿かせやすくなる。併せ、胴部における腰部
の下側領域に配する周方向の紐ゴムを100mm幅に対
して10本以上配していて、腰部はもとより、胴部のど
の高さ部分においても紐ゴムによる収縮力がより細かな
ピッチで無理なく働いて縮むので、身体によりよくフィ
ットして密着性に優れ着用感がよいし、膨らみができず
体裁もよい。同時によりずれにくいし、濡れた重みによ
ってもよりずれにくく漏れが生じ難いものとなる。ま
た、1つのサイズにてより幅広い体型範囲をカバーして
フィット性やずれ落ち防止に問題がなく、サイズの種類
の間隔をより大きく採ることができる。
【0014】本発明のパンツ型おむつの提供方法は、パ
ンツ型おむつを形成するシート基材の上下部にある前後
の胴形成部による胴部周長を、シート基材を2つ折りし
た製品長さのほぼ2.8〜4倍に設定し、前記胴形成部
における腰部の下側領域に配する周方向の紐ゴムを上下
方向に密に配して形成して、シート基材を2つ折りした
製品長さを、3つの製品サイズM、L、ビッグに対応し
40mm以上の寸法差を持った3段階に設定し、前記胴
形成部の腰部以外に配する周方向の紐ゴムを上下方向に
密に配して形成した3つのサイズのパンツ型おむつにて
ベビー用全般に提供することを特徴とするものである。
【0015】このような構成では、提供するパンツ型お
むつが、シート基材の上下部にある前後の胴形成部によ
る胴部周長がシート基材を2つ折りした製品長さに対し
2.8〜4倍と従来製品の大きな比程度以上に大きくし
ている分だけ、胴部のどの高さ部においても紐ゴムによ
る収縮状態からの伸びが大きく得られるので穿かせやす
くなる。併せ、胴部における腰部の下側領域に配する周
方向の紐ゴムを密に配していて、腰部はもとより、胴部
のどの高さ部分においても紐ゴムによる収縮力が細かな
ピッチで無理なく働いて縮むので、身体によくフィット
して密着性に優れ着用感がよいし、膨らみができず体裁
もよい。同時にずれにくいし、濡れた重みによってもず
れにくく漏れが生じ難いものとなる。特に、3つの製品
サイズM、L、ビッグに対応し製品長さを40mm以上
の寸法差を持った3段階に設定してサイズ間の間隔を大
きくしているが、各1つのサイズにてベビーの幅広い体
型範囲をカバーしてフィット性やずれ落ち防止に問題が
なく、夜用を含むベビー用全般の体型範囲を少ない種類
のサイズで対応して、または、サイズの種類数に対する
ベビーの適用体型範囲を拡大して、低コスト化が図れ
る。
【0016】また、前記胴部周長のシート基材を2つ折
りした製品長さに対する比をMサイズからビッグサイズ
まで順次小さくする、さらなる構成では、サイズが大き
くなるほど対象ベビーの体形の差が小さくなることに対
応して適用体型範囲を広げていくことにより、どのサイ
ズ段階の製品においてもフィット性、ずれにくさをより
満足して、しかも、全体では少ない種類のサイズでベビ
ーの適用体型範囲を広げることができる。
【0017】また、Mサイズとビッグサイズとのシート
基材を2つ折りした製品長さの差は40mm〜130m
mの範囲である、さらなる構成では、従来よりもサイズ
の種類数を少なくし、またはベビーの適用体型範囲を広
げるのに好適である。
【0018】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は、それ単独で、あるいは可能な限りにおい
て種々な組合せで複合して採用することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るパンツ型おむつにつき図
1〜図4を参照しながら説明し、本発明の理解に供す
る。なお、以下の説明および図示は、本発明の具体例で
あって、特許請求の範囲の記載の内容を限定するもので
はない。
【0020】本実施例のパンツ型おむつ1は、従来技術
の項で既述した基本構成を有し、基本的にはベビー用に
限らない。シート基材5はそれを構成する表側シート
2、内側シート3、および吸収体4のいずれも不織布製
とした使い捨て紙おむつの場合の一例であって、不織布
の繊維はいわゆる合成繊維を採用している。しかし、こ
れに限られることはない。繊維の一例としてはPETや
PPなどの高融点材料をコアにし、これをPEなどの低
融点材料にて被覆したものを採用することができ、これ
によって、表側シート2、内側シート3、および吸収体
4などのシート基材5を構成する部材どうしを接合した
り、シート基材5の上下にある前後の胴形成部5a、5
bの対向し合う端部どうしを接続してパンツ型おむつ1
としたりするのに、繊維の表層どうしを溶着させるヒー
トシールにより簡単に接続することができる。図1に示
すようにパンツ型おむつ1が形成されるとシート基材5
の左右辺の中央部に形成されたえぐり部5dによる脚部
開口11が左右に向け形成され、胴形成部5a、5b間
による胴部開口12が上向きに形成される。もっとも、
他の材料による場合も含めて接着や縫製によることもで
きる。あるいはそれら2つ以上を複合して採用してもよ
い。また、脚部開口11のまわりにはここからの排泄物
の漏れを防止するのに腰部5cに相当か、それ以上に強
く紐ゴム13が働かさせてある。左右の脚部開口11に
設ける紐ゴム13は連続したものを働かせてあり、これ
によって左右で分断するよりは表側シート2および内側
シート3とともに連続材料のまま取り扱えるので作業性
が向上する。えぐり部5dは左右上下にほぼ対称形であ
って、シート基材5も同様に左右上下でほぼ対称形にな
る。しかし、えぐり部5dは左右対称で上下は非対称形
に形成されることがある。これは足の付け根の位置や膨
らみ、向きが前後同じでないことに対応したものでフィ
ット性が向上する。
【0021】特に、本実施例での1つの例では、パンツ
型おむつ1を形成するシート基材5の上下部にある前後
の胴形成部5a、5bを接続して得る胴部周長l1+l
2を、シート基材5を2つ折りした製品長さl3/2の
ほぼ2.9〜4倍に設定する。併せ、前記胴形成部5
a、5bにおける腰部5cの下側領域に配する周方向の
紐ゴム6を図1〜図4に示すように上下方向に密に配す
る。腰部5cは従来のように吸収体4が邪魔しない位置
で、しかも、胴部にまして十分な強さで紐ゴム7を配
し、ずれの防止を図る。図示する例では従来程度の太さ
の紐ゴム7を従来程度のピッチで配してあるが、腰部5
c以外の部分に密に配する紐ゴム6よりも太く、配列ピ
ッチも大きくなっている。紐ゴム6、7はずれも糸ゴム
であるがテープ状のものなど形態は特に問わない。
【0022】以上のように、本例ではシート基材5の上
下部にある前後の胴形成部5a、5bによる胴部周長l
1+l2がシート基材5を2つ折りした製品長さl3/
2に対し2.9〜4倍と従来製品よりも大きくした分だ
け、胴部のどの高さ部においても紐ゴム6による収縮状
態からの伸びが大きく得られるので穿かせやすくなる。
また、胴部における腰部5cの下側領域に配する周方向
の紐ゴム6を上下方向に密に配していて、強く働く腰部
5cはもとより、それ以外の胴部のどの高さ部分におい
ても紐ゴム6による収縮力が細かなピッチで無理なく働
いて縮む。これによって、パンツ型おむつ1は身体によ
くフィットして密着性に優れ着用感がよいし、膨らみが
できず体裁もよい。同時に、強く働く紐ゴム7を持った
腰部5cがベビーの丸く膨れた腹部に対して引っ掛かり
にくいにしても、パンツ型おむつ1全体が身体から浮か
ず圧着しやすいので、ずれにくいし、濡れた重みによっ
てもずれにくく漏れが生じ難いものとなる。また、1つ
のサイズにて従来よりも幅広い体型範囲をカバーしてフ
ィット性やずれ落ち防止に問題がなく、サイズの種類の
間隔を大きくすることができる。
【0023】紐ゴム6、7はいずれも従来通りに表側シ
ート2の内面側に這わせて溶着しながら働かせてある。
従って、吸収体4が胴形成部5a、5bに及んでいる部
分では紐ゴム6は吸収体4の外側に位置し、前記密に配
した特徴のある働きを吸収体4に対してその外側から身
体側に及ぼすので、身体に押し当てやすくフィット性の
向上に繋がる。また、吸収体4が紐ゴム6による胴部の
伸縮を妨げるにしても、胴部周長l1+l2がシート基
材5を2つ折りした製品長さl3/2に対し2.9〜4
倍と従来製品よりも大きくした分だけ、吸収体4の幅B
との差が大きくなり、周長l1+l2に対する吸収体4
の及ばない伸縮を邪魔されない部分の割合が増大するの
で、十分な伸縮度が得られることもフィット性を高め、
ずれを防止しやすい要因である。もっとも、紐ゴム6は
吸収体4の中を通すことで吸収体4の厚みの所望範囲だ
けを押えればよいようになる。このようなことは、吸収
体4を表側シート2に当てがって一体化するのに、吸収
体4を前後2層に分け、前の層を表側シート2に当てが
って一体化するときかその後に紐ゴム6を這わせて働か
せ、その上から裏側の吸収体4を当てがって一体化する
ことで実現する。必要なら吸収体4の全体の内側に紐ゴ
ム6を這わせて働かせることもできる。これによれば吸
収体4は紐ゴム6の働きを邪魔しなくなる。本発明者等
の実験によれば前記比は2.9以上で従来にまして穿か
せやすいものとなり、3以上ではより好ましい結果が得
られた。紐ゴム6は密なほどフィット性が向上し、標準
的に100mm当たり10本以上設けることで好結果が
得られる。しかし、前記比2.9を確保すれば100m
m当たり10本を下回っても、具体的には8本前後であ
っても有効であった。これは、前記比が2.9以上であ
ると前後の胴形成部5a、5bによる胴部周長l1+l
2に対する自由伸縮部の割合が高くなることにより比較
的少ない本数の紐ゴム6にてフィット性を確保しやすい
ことによると思われる。
【0024】このような視点から本実施例は、また、別
の例として、シート基材5の上下部にある前後の胴形成
部5a、5bによる胴部周長l1+l2を、シート基材
5の上下方向の長さのほぼ2.8〜4倍に一部従来値を
含んで設定することができる。しかし、これに対応して
前記胴形成部5a、5bにおける腰部5cの下側領域に
配する周方向の紐ゴム6を上下方向の幅100mmに対
して10本以上配するようにする。他は先の例と特に変
わらないので、重複する説明は省略する。
【0025】このように、シート基材5の前後の胴形成
部5a、5bによる胴部周長l1+l2がシート基材5
を2つ折りした製品長さl3/2に対し2.8〜4倍と
従来製品の大きな比程度以上に大きくした分だけ、従っ
て、従来の穿かせやすいものと同程度を含むが、それ以
上にも、胴部のどの高さ部においても紐ゴム6による収
縮状態からの伸びが大きく得られ穿かせやすくなる。特
に、胴部の腰部以外に配する周方向の紐ゴム6を100
mm幅に対して10本以上配していて、腰部はもとよ
り、胴部のどの高さ部分においても紐ゴム6による収縮
力が先の例よりも細かなピッチでより無理なくより強く
働いて縮むので、身体に先の例よりよくフィットして密
着性に優れより着用感がよいし、膨らみができず体裁も
よい。同時に先の例よりずれにくいし、濡れた重みによ
っても先の例よりさらにずれにくく漏れが生じ難いもの
となる。また、1つのサイズにて先の例より幅広い体型
範囲をカバーしてフィット性やずれ落ち防止に問題がな
く、サイズの種類の間隔をより大きく採ることができ
る。本発明者等の実験によれば前記比は2.8以上で従
来と同程度を含んでそれ以上にも穿かせやすいものとな
り、2.9以上ではより好ましく、3以上で特に穿かせ
やすくなる。紐ゴム6は密なほどフィット性が向上し、
標準的に100mm当たり10本以上設けることで好結
果が得られ、15本以上にてより高いフィット性が得ら
れるとともに、圧迫の弊害は生じない。
【0026】本実施例の上記2つの例は、また、パンツ
型おむつ1を形成するシート基材5の上下部にある前後
の胴形成部5a、5bによる胴部周長l1+l2を、シ
ート基材5を2つ折りした製品長さl3/2のほぼ2.
8または2.9〜4倍に設定し、シート基材5を2つ折
りした製品長さl3/2を、3つの製品サイズM、L、
ビッグに対応し40mm以上の寸法差を持った3段階に
設定し、前記胴形成部5a、5bの腰部以外に配する周
方向の紐ゴム6を上下方向に密に配して、または100
mmに対し10本以上配して形成した3つのサイズのパ
ンツ型おむつ1にてベビー用全般に提供する方法の実施
例をも実現する。
【0027】なお、胴部周長l1+l2がシート基材5
を2つ折りした製品長さl3/2のほぼ2倍を越える
と、穿きやすさに余り寄与せず胴部周長l1+l2が過
剰になってギャザーが徒に多くなって却ってフィット性
を甘くし、さらに大きくしていくと濡れによるずれやす
さが出始める。
【0028】このようにして提供するパンツ型おむつ1
は、先の2つの例と同様な作用効果を発揮するものであ
るが、特に、3つの製品サイズM、L、ビッグに対応し
シート基材5を2つ折りした製品長さl3/2を、40
mm以上の寸法差を持った3段階に設定してサイズ間の
間隔を大きくしていることにより、夜用を含むベビー用
全般の体型範囲を少ない種類のサイズで対応し、また
は、サイズの種類数に対するベビーの適用体型範囲を拡
大して、低コスト化を図ることができる。しかも、この
ように各1つのサイズにてベビーの幅広い体型範囲をカ
バーしてもパンツ型おむつ1のフィット性やずれ落ち防
止に問題がない。本発明者等の実験ではシート基材5の
各サイズにおける前記差を60mm前後に設定して好適
であった。しかし、これに限定されることはない。ま
た、大人用を含めると、サイズの種類や各種の数値設定
幅は種々に変化してよい。
【0029】また、前記胴部周長l1+l2のシート基
材5を2つ折りした製品長さl3/2に対する比をMサ
イズからビッグサイズまで順次小さく設定する。これに
より、サイズが大きくなるほど対象ベビーの体形の差が
小さくなることに対応して適用体型範囲を広げていくこ
とにより、どのサイズ段階の製品においてもフィット
性、ずれにくさをより満足して、しかも、全体では少な
い種類のサイズでベビーの適用体型範囲を広げることが
できる。
【0030】また、Mサイズとビッグサイズとのシート
基材5を2つ折りした製品長さl3/2の差は40mm
〜130mmの範囲に設定すると、従来よりもサイズの
種類数を少なくし、またはベビーの適用体型範囲を広げ
るのに好適である。しかし、これに限定されることはな
い。
【0031】ここで、1つの具体例を示すと表1の実施
例の欄のとおりであり、Mサイズでシート基材の2つ折
りした製品長さl3/2が450mm、胴部周長l1+
l2が700mm、これらの比が1.56、紐ゴム6が
28本、Lサイズでシート基材の2つ折りした製品長さ
l3/2が500mm、胴部周長l1+l2が760m
m、これらの比が1.52、紐ゴム6が31本、ビッグ
サイズでシート基材の2つ折りした製品長さl3/2が
550mm、胴部周長l1+l2が820mm、これら
の比が1.49、紐ゴム6が34本であり、ベビーの全
体型に適用して穿かせやすさ、フィット性、ずれにくさ
共に満足な結果が得られた。なお、夜用は吸収体4のボ
リュウムを増大するだけで、対応することができ、問題
が生じなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明の1つの特徴のパンツ型おむつに
よれば、シート基材の上下部にある前後の胴形成部によ
る胴部周長がシート基材を2つ折りした製品長さに対し
2.9〜4倍と従来製品よりも大きくした分だけ、胴部
のどの高さ部においても紐ゴムによる収縮状態からの伸
びが大きく得られるので穿かせやすくなる。併せ、胴部
の腰部以外に配する周方向の紐ゴムを上下方向に密に配
していて、腰部はもとより、胴部のどの高さ部分におい
ても紐ゴムによる収縮力が細かなピッチで無理なく働い
て縮むので、身体によくフィットして密着性に優れ着用
感がよいし、膨らみができず体裁もよい。同時にずれに
くいし、濡れた重みによってもずれにくく、漏れが生じ
ないものとなる。また、1つのサイズにて従来よりも幅
広い体型範囲をカバーしてフィット性やずれ落ち防止に
問題がなく、サイズの種類の間隔を大きくすることがで
きる。
【0033】本発明の別の特徴のパンツ型おむつによれ
ば、シート基材の上下部にある前後の胴形成部による胴
部周長がシート基材を2つ折りした製品長さに対し2.
8〜4倍と従来製品の大きな比程度以上に大きくした分
だけ、胴部のどの高さ部においても紐ゴムによる収縮状
態からの伸びが大きく得られるので穿かせやすくなる。
併せ、胴部の腰部以外に配する周方向の紐ゴムを100
mm幅に対して10本以上配していて、腰部はもとよ
り、胴部のどの高さ部分においても紐ゴムによる収縮力
がより細かなピッチで無理なく働いて縮むので、身体に
よりよくフィットして密着性に優れ着用感がよいし、膨
らみができず体裁もよい。同時によりずれにくいし、濡
れた重みによってもよりずれにくく漏れが生じ難いもの
となる。また、1つのサイズにてより幅広い体型範囲を
カバーしてフィット性やずれ落ち防止に問題がなく、サ
イズの種類の間隔をより大きく採ることができる。
【0034】本発明のパンツ型おむつの提供方法によれ
ば、提供するパンツ型おむつが、シート基材の上下部に
ある前後の胴形成部による胴部周長がシート基材を2つ
折りした製品長さに対し2.8〜4倍と従来製品の大き
な比程度以上に大きくしている分だけ、胴部のどの高さ
部においても紐ゴムによる収縮状態からの伸びが大きく
得られるので穿かせやすくなる。併せ、胴部の腰部以外
に配する周方向の紐ゴムを密に配していて、腰部はもと
より、胴部のどの高さ部分においても紐ゴムによる収縮
力が細かなピッチで無理なく働いて縮むので、身体によ
くフィットして密着性に優れ着用感がよいし、膨らみが
できず体裁もよい。同時にずれにくいし、濡れた重みに
よってもずれにくく漏れが生じ難いものとなる。特に、
3つの製品サイズM、L、ビッグに対応し40mm以上
の寸法差を持った3段階に設定してサイズ間の間隔を大
きくしているが、各1つのサイズにてベビーの幅広い体
型範囲をカバーしてフィット性やずれ落ち防止に問題が
なく、夜用を含むベビー用全般の体型範囲を少ない種類
のサイズで対応して、または、サイズの種類数に対する
ベビーの適用体型範囲を拡大して、低コスト化が図れ
る。
【0035】また、前記胴部周長のシート基材を2つ折
りした製品長さに対する比をMサイズからビッグサイズ
まで順次小さくする、さらなる構成によれば、サイズが
大きくなるほど対象ベビーの体形の差が小さくなること
に対応して適用体型範囲を広げていくことにより、どの
サイズ段階の製品においてもフィット性、ずれにくさを
より満足して、しかも、全体では少ない種類のサイズで
ベビーの適用体型範囲を広げることができる。
【0036】また、Mサイズとビッグサイズとのシート
基材を2つ折りした製品長さの差は40mm〜130m
mの範囲である、さらなる構成によれば、従来よりもサ
イズの種類数を少なくし、またはベビーの適用体型範囲
を広げるのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のパンツ型おむつを示す斜視図
である。
【図2】図1のおむつを形成するシート基材の展開図で
ある。
【図3】図1のおむつを自然な縮み状態を模式的に示す
正面図である。
【図4】図1のおむつを最大限引き伸ばした状態を模式
的に示す正面図である。
【図5】従来のパンツ型おむつを形成するシート基材の
展開図である。
【図6】図5のシート基材により形成した従来のパンツ
型おむつを自然な縮み状態を模式的に示す正面図であ
る。
【図7】図5のおむつを最大限引き伸ばした状態を模式
的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 パンツ型おむつ 5 シート基材 5a、5b 胴形成部 5c 腰部 6、7 紐ゴム l1+l2 胴部周長 l3/2 シート基材の上下方向の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/514

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンツ型おむつを形成するシート基材の
    上下部にある前後の胴形成部を接続した胴部周長を、シ
    ート基材を2つ折りした製品長さのほぼ2.9〜4倍に
    設定し、前記胴形成部における腰部の下側領域に配する
    周方向の紐ゴムを上下方向に密に配して形成したことを
    特徴とするパンツ型おむつ。
  2. 【請求項2】 パンツ型おむつを形成するシート基材の
    上下部にある前後の胴形成部を接続した胴部周長を、シ
    ート基材を2つおりした製品長さのほぼ2.8〜4倍に
    設定し、前記胴形成部における腰部の下側領域に配する
    周方向の紐ゴムを上下方向の幅100mmに対して10
    本以上配して形成したことを特徴とするパンツ型おむ
    つ。
  3. 【請求項3】 パンツ型おむつを形成するシート基材の
    上下部にある前後の胴形成部を接続した胴部周長を、シ
    ート基材を2つ折りした製品長さのほぼ2.8〜4倍に
    設定し、前記胴形成部における腰部の下側領域に配する
    周方向の紐ゴムを上下方向に密に配して形成して、シー
    ト基材を2つ折りした製品長さを、3つの製品サイズ
    M、L、ビッグに対応し40mm以上の寸法差を持った
    3段階に設定し、前記胴形成部の腰部以外に配する周方
    向の紐ゴムを上下方向に密に配して形成した3つのサイ
    ズのパンツ型おむつにてベビー用全般に提供することを
    特徴とするパンツ型おむつの提供方法。
  4. 【請求項4】 前記胴部周長のシート基材を2つ折りし
    た製品長さに対する比をMサイズからビッグサイズまで
    順次小さくする請求項3に記載のパンツ型おむつの提供
    方法。
  5. 【請求項5】 Mサイズとビッグサイズとのシート基材
    を2つ折りした製品長さの差は40mm〜130mmの
    範囲である請求項3、4のいずれか1項に記載のパンツ
    型おむつの提供方法。
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