JP2003290211A - X線診断システム及び装置 - Google Patents

X線診断システム及び装置

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JP2003290211A
JP2003290211A JP2002096429A JP2002096429A JP2003290211A JP 2003290211 A JP2003290211 A JP 2003290211A JP 2002096429 A JP2002096429 A JP 2002096429A JP 2002096429 A JP2002096429 A JP 2002096429A JP 2003290211 A JP2003290211 A JP 2003290211A
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Hitoshi Yamada
山田  均
Takahisa Ichinose
隆央 市野瀬
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でCTガントリから発生する騒音
が十分に低減されることを課題とする。 【構成】 X線管ユニット31の近傍に固定され、X線
管の冷却用油を空冷するための冷却装置50と、非撮影
時の走査ガントリ35を一定の回転位置で停止・保持す
る停止手段95と、停止位置の冷却装置50から装置筐
体上面の通風孔56L/56Rに伝搬する騒音をキャン
セルするアクティブ消音装置3L/3Rであって、冷却
装置50の側に設けた第1の音センサ71L/71R
と、通風孔56L/56Rの側に設けた第2の音センサ
72L/72Rと、第1,第2の音センサ間に伝搬する
1次音波に干渉させて該1次音波を打ち消すための2次
音波を発生する2次音波発生手段73L/73Rと、第
1,第2の音センサの各検出信号系列に基づき第2の音
センサの検出出力をゼロとするような音信号を適応生成
して2次音波発生手段に加える適応フィルタ手段80L
/80Rとを含むもの、とを備えるCTガントリ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線診断システム及
び装置に関し、更に詳しくは、被検体のX線CT断層像
を得るX線CT装置と、被検体のX線血管撮影等を行う
アンギオ(Angio)装置とを組み合わせたX線診断シス
テム及び装置に関する。
【0002】この種のX線診断システム(アンギオCT
装置)では、まずアンギオ装置を使用して別途造影剤に
より特徴づけた血管部位のイメージ(Angiography)
を、X線CT装置で断層撮影できるため、臨床的な評価
が高い。
【0003】
【従来の技術】図7は従来技術を説明する図で、従来の
X線CT装置におけるCTガントリの要部斜視図を示し
ている。図において、30’は被検体のX線断層撮影を
行うCTガントリ、31は内部の回転陽極型のX線管を
その冷却用油と共に密封したX線管ユニット(以下、単
にX線管とも呼ぶ)、50はX線管31の冷却用オイル
を冷却する冷却装置、32はX線ファンビームのスライ
ス幅を制限するコリメータ、33は多数のX線検出素子
がチャネル方向に配列されたX線検出器、35はこれら
のX線撮影系(X線管31,X線検出器33等)を搭載
して被検体体軸CLbの回りに回転する走査ガントリ、
37は走査ガントリ35の全体を回転自在に軸支するバ
ックプレート、55はこのバックプレート37を油圧シ
リンダ54L,54Rによりチルト可能に支持するガン
トリ支持台(ベース)である。
【0004】この冷却装置(一部破断図を示す)50
は、オイルが循環する冷却コイル51の前面に複数の送
風用ブロア52を備え、モータ53でブロア52を駆動
する構造となっている。被検体の撮影時には、ガントリ
35が矢印a方向に比較的高速(80rpm程度)で回
転する状態で、ブロア52により両サイドの吸気口から
取り込んだ空気(AIR)を冷却コイル51に吹き付
け、冷却オイルを強制空冷する。一般に、高熱を発生す
るようなX線管31の冷却のためには、撮影(走査ガン
トリ回転)中のみならず、非撮影(走査ガントリ停止)
中であっても、ブロア52を回転させておく必要がある
ため、冷却装置50からは常時大きな風切り音(騒音)
が発生する。
【0005】従来は、このような騒音をガントリ筐体3
0Aの上面に設けた複数の吸音チャンバ(サイレンサボ
ックス)30Bにより消音していた。また、ガントリ筐
体30Aの側面部力バーを通過するようなノイズは、カ
バーの内面に吸音材58を貼って減衰させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の如
く吸音チャンバ30Bを設ける方式であると、CTガン
トリ30’の全体サイズが大きくなり、CTガントリの
小型化、洗練されたデザイン化の障害となっていた。
【0007】また、近年の走査ガントリ35の高速スキ
ャン化に伴い、X線管31の出力容量も益々大きくなっ
ており、これに伴いブロア52が発生するノイズも強力
になるため、CTガントリ30’の外部に漏れ出るノイ
ズの一層の低減化が望まれる。特に、CTガントリ3
0’の手前で高い集中力を要求されるような診療・作業
を行うアンギオCT装置では、作業中の騒音が非常に気
になるものであった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、簡単な構成でCTガ
ントリから発生する騒音が十分に低減されたX線診断シ
ステム及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)のCTガ
ントリ30aは、被検体100を挟んで相対向するよう
に設けられたX線管31及びX線検出器33の内の、少
なくともX線管31を搭載した走査ガントリ35を被検
体体軸の周りに回転させて被検体100の断層撮影を行
うCTガントリにおいて、走査ガントリ35上のX線管
ユニット31の近傍に固定され、X線管の冷却用油を空
冷するための冷却装置50と、非撮影時の走査ガントリ
35を一定の回転位置で停止・保持する停止手段95
と、停止位置の冷却装置50から装置筐体上面の通風孔
56L/56Rに伝搬する騒音をキャンセルするための
アクティブ消音装置3L/3Rであって、冷却装置50
の側に設けた第1の音センサ71L/71Rと、通風孔
56L/56Rの側に設けた第2の音センサ72L/7
2Rと、第1,第2の音センサ71,72間に伝搬する
1次音波に干渉させて該1次音波を打ち消すための2次
音波を発生する2次音波発生手段73L/73Rと、第
1,第2の音センサ71,72の各検出信号系列に基づ
き第2の音センサ72L/72Rの検出出力をゼロとす
るような音信号を適応生成して2次音波発生手段73L
/73Rに加える適応フィルタ手段80L/80Rとを
含むもの、とを備えるものである。
【0010】なお、図1は走査ガントリ35上にX線管
31及び円弧状のX線検出器33を搭載して被検体10
0の回りに回転させる所謂第3世代のCTガントリへの
適用例を示すが、これに限らない。本発明は、被検体1
00の回りに円形のX線検出器を固定すると共に、X線
管31を搭載した走査ガントリ35を被検体体軸の周り
に回転させて被検体100の断層撮影を行う所謂第4世
代のCTガントリにも適用可能であることは明らかであ
る。
【0011】上記本発明(1)によれば、冷却装置50
から筐体上面の通風孔56L/56R(即ち、騒音の主
伝搬路)に伝搬する騒音は筐体内部のアクティブ消音装
置3L/3Rによって十分に低減(消音)されるため、
CTガントリ30aの手前側で作業をする医師や技師
(被検体100を含む)には不快感を与えない。また、
このアクティブ消音装置3L/3Rは、第1,第2の音
センサ71,72及び2次音波発生手段73を筐体内の
各所要位置に配置すればよく、従来の吸音チャンバ30
Bのように広い空間を必要としないため、CTガントリ
30aの全体を小型に構成できる。
【0012】本発明(2)においては,上記本発明
(1)において、冷却装置50から装置筐体上面の各通
風孔56L,56R等の側に到る複数の音波伝搬経路上
に複数のアクティブ消音装置3L,3R等を備えるもの
である。従って、冷却装置50からの騒音が外部に漏れ
出るパスが減り、外部における騒音が一層軽減される。
【0013】また本発明(3)のX線CT装置は、例え
ば図4に示す如く、被検体100を挟んで相対向するよ
うに設けられたX線管31及びX線検出器33の内の、
少なくともX線管31を搭載した走査ガントリ35を被
検体体軸の周りに回転させて被検体100の断層撮影を
行うCTガントリ30bと、CTガントリ30bの前面
開口部付近に設けられ、被検体100を搭載して被検体
体軸CLb方向に移動させるための寝台20と、CTガ
ントリ30bの筐体上面通風孔56L/56R等から寝
台20の側に伝搬する騒音をキャンセルするためのアク
ティブ消音装置であって、筐体上部前面の側に設けた第
1の音センサ71L/71Rと、寝台周囲の作業エリア
の側に設けた第2の音センサ72L/72Rと、第1,
第2の音センサ71,72間に伝搬する1次音波に干渉
させて該1次音波を打ち消すための2次音波を発生する
2次音波発生手段73L/73Rと、第1,第2の音セ
ンサ71,72の各検出信号系列に基づき第2の音セン
サ72L/72Rの検出出力をゼロとするような音信号
を適応生成して2次音波発生手段73L/73Rに加え
る適応フィルタ手段とを含むもの、とを備えるものであ
る。
【0014】本発明(3)によれば、CTガントリ30
bの筐体上面通風孔56L/56R等から寝台20の側
(即ち、騒音の主伝搬路)に伝搬する騒音は筐体外部の
アクティブ消音装置によって十分に低減(消音)される
ため、寝台20の側で作業をする医師や技師(被検体を
含む)には不快感を与えない。また、このアクティブ消
音装置は、単に第1,第2の音センサ71,72及び2
次音波発生手段73を筐体外部の各所要位置に配置すれ
ばよいため、CTガントリ30bの全体を小型に構成で
きる。
【0015】本発明(4)においては,上記本発明
(3)において、筐体上部前面部から寝台周囲の作業エ
リアの側に到る複数の音波伝搬経路上に複数のアクティ
ブ消音装置を備えるものである。
【0016】従って、CTガントリ30bからの騒音が
寝台周囲の作業エリアの側に伝わるパスが減り、作業エ
リアにおける騒音が一層軽減される。
【0017】本発明(5)においては,上記本発明
(3)又は(4)において、X線管31の近傍に固定さ
れ、X線管の冷却用油を空冷するための冷却装置50を
備えるものである。本発明は、CTガントリ30a/3
0bの主な騒音源である冷却装置50からの騒音をキャ
ンセルするのに適用して好適なるものである。
【0018】また本発明(6)のX線診断システムは、
例えば図2に示す如く、請求項1又は2に記載のCTガ
ントリ30aを含むX線CT装置と、CTガントリ30
aの前面開口部付近に設けられた寝台20と、寝台20
の周囲に設けたアンギオ装置400であって、被検体1
00を挟んで相対向するX線管41とイメージ・インテ
ンシファイア42を含むTVカメラ43とが、Cアーム
44により被検体100の周りで回動自在に支持される
もの、とを備えるものである。
【0019】本発明(6)によれば、非CT撮影時のC
Tガントリ30aから外部に漏れ出るような騒音を十分
に消音(低減)できるため、医師はCTガントリ30a
の手前側において被検体血管部位のアンギオグラフィー
を得るような高度な作業を、十分に集中して行える。
【0020】また本発明(7)のX線診断システムは、
例えば図4に示す如く、請求項3又は4に記載のX線C
T装置300と、寝台20の周囲に設けたアンギオ装置
400であって、被検体100を挟んで相対向するX線
管41とイメージ・インテンシファイア42を含むTV
カメラ43とが、Cアーム44により被検体100の周
りで回動自在に支持されるもの、とを備えるものであ
る。
【0021】本発明(7)によれば、非CT撮影時のC
Tガントリ30bから寝台20(作業エリア)の側に伝
わるような騒音を十分に消音(低減)できるため、医師
はCTガントリ30bの手前側において被検体血管部位
のアンギオグラフィーを得るような高度な作業を、十分
に集中して行える。
【0022】本発明(8)においては,上記本発明
(6)又は(7)において、非使用時のCTガントリ3
0a/30bが床面に埋設されたレール上で被検体体軸
の方向に退避可能に構成されているものである。
【0023】従って、非CT撮影時のCTガントリ30
a/30bを寝台20(即ち、作業エリア)から遠くに
退避させることで、作業エリアにおける騒音を一層軽減
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる複数の実施の形態を詳細に説明する。なお、全
図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。
【0025】図2は第1の実施の形態によるアンギオC
T装置の外観斜視図であり、CTガントリ30aの筐体
内部にアクティブ消音装置を備える場合を示している。
ここで、アンギオCT装置とは、アンギオ(X線血管撮
影)装置400とX線CT装置300とを組み合わせた
X線診断(システム)装置を言う。
【0026】X線CT装置300において、30aは被
検体のX線CT撮影を行うCTガントリ、31はX線管
ユニット(単に、X線管とも呼ぶ)、50は上記図7と
同様の冷却装置(主な騒音発生源)、33は多数のX線
検出素子がチャネル方向に配列されたX線検出器、35
はこれらのX線撮影系を被検体体軸CLbの回りに回転
可能に支持する走査ガントリ、95は非撮影中の走査ガ
ントリ35を所定の回転位置で停止させ、保持する停止
手段、23L,23RはCTガントリ30aの全体を体
軸CLbの方向に移動させるための床面に埋設したレー
ル、20はCTガントリ30aの開口部前面側に設けら
れた寝台、21は被検体100を搭載して体軸CLbの
方向に移動可能な天板(クレードル)、10はCTガン
トリ30と寝台20の制御を行うと共に、X線撮影技師
200が操作をする操作コンソール部、そして、13は
X線CT断層像等を表示するための表示部である。
【0027】CTガントリ30aの筐体内部には、例え
ば2系統のアクティブ消音装置が設けられており、この
内の71L,71Rは冷却装置50の左右両サイドに設
けられたセンサマイク(本発明の第1の音センサに相
当)、72L,72Rは筐体上面左右両サイドの通風孔
56L,56Rの側に設けられたエラーマイク(本発明
の第2の音センサに相当)、73L,73Rはセンサマ
イク71L,71Rとエラーマイク72L,72Rとの
間に夫々伝搬する1次音波(ターゲットノイズ)に干渉
させて該1次音波を打ち消すための2次音波を発生する
スピーカ(本発明の2次音波発生手段に相当)である。
【0028】アンギオ装置400において、41はX線
管ユニット、42は被検体100のX線透視映像を可視
像に変換するイメージ・インテンシファイア(I.
I.)、43はI.I.42の可視映像を撮影するTVカ
メラ、44はこれらのX線撮影系41〜43を両腕部で
被検体100の回りに旋回自在に支持するCアーム、4
5はCアーム44を含むアンギオ装置本体部の支持ベー
ス、46は被検体100の透視映像をモニタするための
TVモニタである。
【0029】ここで、図3を参照してCTガントリ30
aにおける一例のアクティブ消音作用を説明する。図3
(a)はその正面図、図3(b)は側面図である。被検
体CT撮影(スキャン)時の走査ガントリ35はモータ
91、プーリ92、ベルト93を含む走査ガントリ駆動
手段により所定速度(80rpm程度)で回転駆動され
る。
【0030】一方、被検体非撮影時の走査ガントリ35
は停止手段95により例えば図示の様な位置で停止・保
持される。このとき、主な騒音発生源である冷却装置5
0も図示の様な位置で停止している。この停止手段95
は、図示しないが、走査ガントリ35の回転位置を検出
する回転位置センサと、走査ガントリ35を所定の回転
位置で停止させ、保持するブレーキ機構部とにより構成
できる。
【0031】走査ガントリ35が停止した状態におい
て、冷却装置50から通風孔56Lの側に放射された1
次音波(ノイズ)は、センサマイク71Lで検出される
と共に、そのままエラーマイク72L(即ち、通風孔5
6L)の側に伝搬する。一方、適応フィルタ80Lは、
マイク71L,72Lの各検出信号系列に基づきエラー
マイク72Lにおける検出出力をゼロとするようなキャ
ンセル用音信号を適応生成してスピーカ73Lに加え
る。これにより、スピーカ73Lから放射された2次音
波は、上記1次音波に干渉して該1次音波を打ち消すよ
うに作用する。これにより、冷却装置50から通風孔5
6Lの側に伝搬する騒音が打ち消される。
【0032】また、冷却装置50から通風孔56Rの側
に放射された1次音波(ノイズ)は、センサマイク71
Rで検出されると共に、そのままエラーマイク72R
(即ち、通風孔56R)の側に伝搬する。一方、適応フ
ィルタ80Rは、マイク71R,72Rの各検出信号系
列に基づきエラーマイク72Rにおける検出出力をゼロ
とするようなキャンセル用音信号を適応生成してスピー
カ73Rに加える。これにより、スピーカ73Rから放
射された2次音波は、上記1次音波に干渉して該1次音
波を打ち消すように作用する。これにより、冷却装置5
0から通風孔56Rの側に伝搬する騒音が打ち消され
る。なお、適応フィルタ80L.80Rによる消音制御
の詳細は後述する。
【0033】なお、本第1の実施の形態では、走査ガン
トリ35(即ち、冷却装置50)は、少なくとも停止し
ていれば良く、必ずしも図3に示すような位置関係で停
止している必要はない。冷却装置50がどの位置で停止
していても、該冷却装置(騒音発生源)50から通風孔
56L,56Rに到る各音波伝搬経路は固定されるか
ら、所定時間の経過後には適応フィルタ80L,80R
における適応制御が安定し、こうして通風孔56L,5
6Rから外部にもれ出るような騒音を十分に抑制でき
る。
【0034】但し、好ましくは、走査ガントリ35を所
定(一定)位置で停止させると共に、その際の騒音の主
成分(1次音波)が通過するようなパス上にマイク7
1,72及びスピーカ73からなる消音ユニットを配置
することで、主要なノイズを効率よく消音できる。
【0035】また、上記アクティブ消音装置を構成する
各要素(マイク71,72及びスピーカ73等)は、走
査ガントリ35(即ち、X線撮影系)の回転の邪魔にな
らないような位置に設けられる。又は、消音効果の改善
のために何れかの要素をX線撮影系の邪魔になる位置に
設ける必要がある場合は、走査ガントリ35の回転時に
は該要素を邪魔にならない位置に退避させておき、その
停止時には所要位置に戻す様に構成できる。
【0036】図2に戻り、次にアンギオCT装置の診断
動作を説明する。まず医師等がアンギオ装置400を使
用して被検体100の診断を行う場合には、予めCTガ
ントリ30aの全体を、診断作業の邪魔にならないよう
に、第1の所定位置(Cアームの支持べース45から2
〜3m程度離れた位置)まで奥に後退させておく。こう
すれば、寝台20の周辺に十分な作業スペースを確保で
きると共に、CTガントリ30aが作業エリアから遠ざ
かるため、その分この作業エリアは一層静かになる。こ
の状態で、医師等は被検体100の診断・処置を行うと
共に、もし血管部位のCT断層像を撮影したい場合は、
予め造影剤により特徴づけた血管部位のアンギオグラフ
ィーを得る。
【0037】そして、続くX線CT撮影を行う際には、
CTガントリ30aの全体を第2の所定位置(Cアーム
の支持ベース45から1〜2m程度離れた位置)まで手
前に前進させ、停止させる。次に、クレードル21(即
ち、被検体100)をCTガントリ開口部の側に前進さ
せて被検体100のX線CT撮影を開始する。このと
き、筐体内部では走査ガントリ35(即ち、主な騒音発
生源である冷却装置50)が80rpm程度で回転して
いるため、ノイズ(1次音波)の伝搬パス(特性)が安
定しない。このため、このときのアクティブ消音装置
は、その消音効果が不安定とならないように、停止させ
ておく。
【0038】そして、この被検体100のCT撮影時に
は、X線管31からのX線ファンビームXLFBは被検
体100を透過してX線検出器33に一斉に入射し、各
チャネルの検出出力(投影データ)を操作コンソール部
10のメモリに格納する。更に、走査ガントリ35が僅
かに回転した各ビュー角で同様のX線投影を行い、こう
して走査ガントリ1回転分の投影データをメモリに格納
する。また同時に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式
に従って天板21を体軸CLbの方向に間欠的/連続的
に移動させ、こうして被検体100の所要撮影領域につ
いての全投影データを収集・蓄積する。そして、操作コ
ンソール部10では、全スキャンの終了後、得られた投
影データに基づき被検体100(血管部位)のCT断層
像を再構成し、これを表示装置13に表示する。
【0039】図4は第2の実施の形態によるアンギオC
T装置の外観斜視図であり、CTガントリ30bの筐体
外部にアクティブ消音装置を備える場合を示している。
このCTガントリ30bの筐体上面部では通風孔56
L,56Rの数が上記図2の場合よりも中央の方に増し
ており、よって筐体全体としての通風冷却効果が高い。
その反面、冷却装置50からの騒音もより多く筐体外部
に漏れ出すが、その内のCTガントリ30bの前面側に
伝搬するような騒音を該前面側の空間部に設けた2系統
のアクティブ消音装置で消音するように構成している。
【0040】図において、71L,71Rはガントリ筐
体上部前面側の左右両サイドに設けられたセンサマイク
(本発明の第1の音センサに相当)、72L,72Rは
寝台20上部の作業エリアの側に設けられたエラーマイ
ク(本発明の第2の音センサに相当)、73L,73R
はセンサマイク71L,71Rとエラーマイク72L,
72Rとの間に夫々伝搬する1次音波(ターゲットノイ
ズ)に干渉させて該1次音波を打ち消すための2次音波
を発生するスピーカ(本発明の2次音波発生手段に相
当)である。これらのマイク71,72及びスピーカ7
3は天井から吊下げるようにして設けられている。その
他の構成については上記図2で述べたものと同様でよ
い。
【0041】図5は第2の実施の形態によるアンギオC
T装置の側面図を示しており、CTガントリ30bの前
面から1m〜2m程度は離れた作業領域で消音効果が最
適になるような配置の一例を示している。なお、図5に
はCTガントリ30bに向かって右側の系のアクティブ
消音装置のみの側面図が表れているが、該図の奥側には
CTガントリ30bに向かって左側の系のアクティブ消
音装置が存在している。
【0042】医師等がアンギオ装置400を使用して被
検体100を診断中の場合におけるCTガントリ30b
は、第1の所定位置(Cアームの支持ベース45から2
〜3m程度離れた位置)まで右側に後退させられてい
る。この状態で、筐体上面の主に通風孔56Rの側から
外部にもれ出るような騒音(冷却装置50及び冷却ファ
ン56の騒音等を含む)の内の寝台20の側に回り込む
ような1次音波(ターゲットノイズ)は、センサマイク
71Rで検出されると共に、そのままエラーマイク72
R(即ち、作業エリア)の側に伝搬する。また、図示し
ないが、同時にCTガントリ30bの前面パネルを介し
て筐体外部に伝搬するようなノイズも、上記の1次音波
に合成されつつ、センサマイク71Rで検出されると共
に、エラーマイク72Rの側に伝搬する。なお、これ以
外にも、作業エリアに向かうようなノイズの様々なパス
(伝搬経路)が考えられるが、本実施の形態では最も主
要(直接的)なノイズ成分をキャンセルすることで、実
用上十分な消音効果を得る。
【0043】一方、適応フィルタ80Rは、マイク71
R,72Rの各検出信号系列に基づきエラーマイク72
Rにおける検出出力をゼロとするようなキャンセル用音
信号を適応生成してスピーカ73Rに加える。これによ
り、スピーカ73Rから放射された2次音波は、上記エ
ラーマイク72Rに伝搬する合成の1次音波(キャンセ
ル対象のターゲットノイズ)に干渉して該1次音波を打
ち消すように作用する。これにより、CTガントリ30
bの右半分から寝台20の側に伝搬する騒音の大部分が
打ち消される。CTガントリ30bに向かって左側の系
のアクティブ消音装置についても同様である。
【0044】従って、本実施の形態によれば、寝台20
の周辺に十分な作業スペースを確保できると共に、非使
用時のCTガントリ30bが作業エリアから遠ざかるた
め、作業エリアは一層静かになる。
【0045】図6は実施の形態によるアクティブ消音装
置を説明する図であり、センサマイク(SMC)71か
らエラーマイク(EMC)72に伝搬する1次音波(タ
ーゲットノイズ)をスピーカ(SPK)73から発生し
た2次音波でキャンセル(消音)する場合を示してい
る。
【0046】図において、80は適応トランスバーサル
フィルタ(ATF)、81は係数乗算器、82は検出信
号の遅延回路、83は加算器、84は適応アルゴリズム
に例えば公知の学習同定法を使用した適応制御部、74
は2次音信号の増幅回路(AMP)である。なお、図示
しないが、マイク71,72の各出力側にはA/D変換
器が設けられ、また加算器83の出力側にはD/A変換
器が設けられている。また、以下の説明では、明細書中
のベクトルを記号< >で表し、数式や図中のベクトルは
太文字で表す。
【0047】図6において、今、1次音波(ターゲット
ノイズ)が伝搬する経路のインパルス応答を<W>、該経
路についての時刻jの推定インパルス応答を<Hj>、セ
ンサマイク71における時刻jの受信信号系列を<Xj>
とすると、夫々は、
【0048】
【数1】
【0049】で表せる。ここで、サンプル数Nは例えば
320程度である。これらにより、時刻jのエラー信号
jは、
【0050】
【数2】
【0051】と表せ、また時刻jの推定エラー信号y'j
は、
【0052】
【数3】
【0053】と表せる。ここで、添え字「T」はベクト
ルの転置を表す。アクティブ消音装置では、センサマイ
ク71からエラーマイク72の側に伝搬する1次音波
を、スピーカ73からエラーマイク72の側に射出させ
た2次音波で打ち消す(キャンセルする)ことが目的で
あることから、時刻jにおけるエラーマイク72の検出
信号(誤差)ejは、
【0054】
【数4】
【0055】と表せる。
【0056】この状態で、適応制御部84は、公知の学
習同定法により、自乗誤差ej 2を最小とするような推定
インパルス応答<Hj>を各サンプル時点で逐次的に推定
する。即ち、j+1時点の推定インパルス応答<Hj+1>
は、
【0057】
【数5】
【0058】の形で表せ、ここで、収束が最も速い△H
jの方向(最大傾斜方向)は、誤差の評価関数をej 2
すると,
【0059】
【数6】
【0060】で表せる。ここで、kは定数であり,時刻
j+1における推定インパルス応答<Hj+1>を使用した
場合の自乗誤差Eを最小とするものとして,
【0061】
【数7】
【0062】の形で得られる。従って、上記△Hj
【0063】
【数8】
【0064】と表せる。ここで、添え字「−1」は逆行
列を表す。また、自己相関係数行列Aは
【0065】
【数9】
【0066】である。但し、det<A>≠0とする。従
って、各サンプル時点のΔhj1〜Δh jNは、
【0067】
【数10】
【0068】により求められる。かくして、このような
1又は2以上のアクティブ消音装置を、消音したい作業
エリアに向かう随所のターゲットノイズ伝搬パス上に設
けることで、作業エリアにおける騒音を所望以下に低減
させられる。
【0069】なお、上記実施の形態では、適応制御部8
4を学習同定法により構成したが、これに限らない。他
にもカルマン法等、公知の様々な適応制御アルゴリズム
を採用し得る。
【0070】また、上記各実施の形態ではアクティブ消
音装置を2系統設ける場合を述べたが、これに限らな
い。アクティブ消音装置は1系統又は3系統以上設けて
も良い。
【0071】また、上記各実施の形態では、走査ガント
リ35上にX線管31及び円弧状のX線検出器33を搭
載して被検体100の回りに回転させる所謂第3世代の
CTガントリへの適用例を示したが、これに限らない。
本発明は、図示しないが、被検体100の回りに円形の
X線検出器を固定すると共に、X線管31を搭載した走
査ガントリ35を被検体体軸の周りに回転させて被検体
100の断層撮影を行う所謂第4世代のCTガントリに
も適用可能であることは明らかである。
【0072】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部
の構成、制御、処理及びこれらの組み合わせの様々な変
更が行えることは言うまでも無い。
【0073】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、CTガ
ントリから発生するような騒音が、所要の作業領域内で
は十分に低減されるため、技師や医師等が診断作業等を
集中して行え、よってX線診断システム運用の能率化、
信頼性向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態によるアンギオCT装置の外
観斜視図である。
【図3】第1の実施の形態におけるCTガントリを説明
する図である。
【図4】第2の実施の形態によるアンギオCT装置の外
観斜視図である。
【図5】第2の実施の形態によるアンギオCT装置の側
面図である。
【図6】実施の形態によるアクティブ消音装置を説明す
る図である。
【図7】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10 操作コンソール部 13 表示部 20 寝台 21 天板(クレードル) 30 CTガントリ 31 X線管ユニット 33 X線検出器 35 走査ガントリ 41 X線管ユニット 42 イメージ・インテンシファイア(I.I.) 43 TVカメラ 44 Cアーム 45 支持ベース 46 TVモニタ 50 冷却装置 71L,71R センサマイク(SMC) 72L,72R エラーマイク(EMC) 73L,73R スピーカ(SPK) 80L,80R 適応フィルタ 95 停止手段 100 被検体 200 技師等 300 X線CT装置 400 アンギオ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 均 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 市野瀬 隆央 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 CA32 CA50 EC45

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を挟んで相対向するように設けら
    れたX線管及びX線検出器の内の、少なくともX線管を
    搭載した走査ガントリを被検体体軸の周りに回転させて
    被検体の断層撮影を行うCTガントリにおいて、 走査ガントリ上のX線管ユニットの近傍に固定され、X
    線管の冷却用油を空冷するための冷却装置と、 非撮影時の走査ガントリを一定の回転位置で停止・保持
    する停止手段と、 停止位置の冷却装置から装置筐体上面の通風孔に伝搬す
    る騒音をキャンセルするためのアクティブ消音装置であ
    って、冷却装置の側に設けた第1の音センサと、通風孔
    の側に設けた第2の音センサと、第1,第2の音センサ
    間に伝搬する1次音波に干渉させて該1次音波を打ち消
    すための2次音波を発生する2次音波発生手段と、第
    1,第2の音センサの各検出信号系列に基づき第2の音
    センサの検出出力をゼロとするような音信号を適応生成
    して2次音波発生手段に加える適応フィルタ手段とを含
    むもの、とを備えることを特徴とするCTガントリ。
  2. 【請求項2】 冷却装置から装置筐体上面の各通風孔の
    側に到る複数の音波伝搬経路上に複数のアクティブ消音
    装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のCTガ
    ントリ。
  3. 【請求項3】 被検体を挟んで相対向するように設けら
    れたX線管及びX線検出器の内の、少なくともX線管を
    搭載した走査ガントリを被検体体軸の周りに回転させて
    被検体の断層撮影を行うCTガントリと、 CTガントリの前面開口部付近に設けられ、被検体を搭
    載して被検体体軸方向に移動させるための寝台と、 CTガントリの筐体上面通風孔から寝台の側に伝搬する
    騒音をキャンセルするためのアクティブ消音装置であっ
    て、筐体上部前面の側に設けた第1の音センサと、寝台
    周囲の作業エリアの側に設けた第2の音センサと、第
    1,第2の音センサ間に伝搬する1次音波に干渉させて
    該1次音波を打ち消すための2次音波を発生する2次音
    波発生手段と、第1,第2の音センサの各検出信号系列
    に基づき第2の音センサの検出出力をゼロとするような
    音信号を適応生成して2次音波発生手段に加える適応フ
    ィルタ手段とを含むもの、とを備えることを特徴とする
    X線CT装置。
  4. 【請求項4】 筐体上部前面部から寝台周囲の作業エリ
    アの側に到る複数の音波伝搬経路上に複数のアクティブ
    消音装置を備えることを特徴とする請求項3に記載のX
    線CT装置。
  5. 【請求項5】 X線管の近傍に固定され、X線管の冷
    却用油を空冷するための冷却装置を備えることを特徴と
    する請求項3又は4に記載のX線CT装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載のCTガントリを
    含むX線CT装置と、CTガントリの前面開口部付近に
    設けられた寝台と、寝台の周囲に設けたアンギオ装置で
    あって、被検体を挟んで相対向するX線管とイメージ・
    インテンシファイアを含むTVカメラとが、Cアームに
    より被検体の周りで回動自在に支持されるもの、とを備
    えることを特徴とするX線診断システム。
  7. 【請求項7】 請求項3又は4に記載のX線CT装置
    と、寝台の周囲に設けたアンギオ装置であって、被検体
    を挟んで相対向するX線管とイメージ・インテンシファ
    イアを含むTVカメラとが、Cアームにより被検体の周
    りで回動自在に支持されるもの、とを備えることを特徴
    とするX線診断システム。
  8. 【請求項8】 非使用時のCTガントリが床面に埋設さ
    れたレール上で被検体体軸の方向に退避可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項6又は7に記載のX線診
    断システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198731A (ja) * 2012-02-22 2013-10-03 Toshiba Corp X線ct装置
CN104274197A (zh) * 2013-07-10 2015-01-14 上海西门子医疗器械有限公司 一种冷却系统及设备
CN109009192A (zh) * 2018-05-25 2018-12-18 邦盛高科特种车辆(天津)有限公司 箱式ct检查装置
JP2020500090A (ja) * 2016-11-12 2020-01-09 エスペン ゲー・エム・ベー・ハーESSPEN GmbH コンピュータ断層撮影装置

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