JP2003290155A - 生活支援システム及び生活支援装置 - Google Patents

生活支援システム及び生活支援装置

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JP2003290155A JP2002097528A JP2002097528A JP2003290155A JP 2003290155 A JP2003290155 A JP 2003290155A JP 2002097528 A JP2002097528 A JP 2002097528A JP 2002097528 A JP2002097528 A JP 2002097528A JP 2003290155 A JP2003290155 A JP 2003290155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着型の生体情報計測装置と環境側に設置す
る生体情報計測装置の両方とを連携させて利用者の生体
情報を記録することにより、より高度な生体情報計測を
実現するとともに、利用者の負担を減らした健康管理サ
ービスを提供する。 【解決手段】 環境側で利用者の生体情報を計測するた
めの環境側生体情報計測装置10と、利用者の身体に装
着されて生体情報を計測するための装着型生体情報計測
装置20と、環境側生体情報計測装置10と装着型生体
情報計測装置20により計測された利用者の生体情報を
入力し、これら生体情報を蓄積/管理して利用者の生活
を支援するサービスを提供する、携帯可能な生活支援装
置30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユーザの生体情報を
計測して生活支援を行う生活支援システムに係り、特
に、環境側に配置した生体情報計測装置やトレーニング
機器と身体に装着した生体情報計測装置の両方を利用し
たサービスを提供する生活支援システム及び生活支援装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】生活習慣病の予防を始め、各種の健康管
理のためにユーザの生体情報を監視してユーザの健康管
理を支援する装置は、従来より種々提案されている。
【0003】例えば、特開平8−10232号公報で
は、体表面へ張り付けあるいはベルトにより測温部を装
着し、被計測者の体温を自動的に計測し収集するシステ
ムが開示されている。このシステムは、特に幼児や子供
の体温計測を正確に行うという点に主眼が置かれてい
る。
【0004】特開平9−322882号公報では、本体
を手首に装着して各種健康情報を記録する端末が提案さ
れている。この端末は、バイタルデータを記録する時刻
を予め設定しておくと音声にてその時刻と記録方法を教
えてくれるというものである。
【0005】特開平11−56819号公報では、歩数
を計測し、歩数からわかる消費カロリーを計算し、そし
て摂取カロリー、体重、運動記録などのデータを入力す
ることにより健康管理、ダイエット管理を行うことがで
きる電子万歩計が提案されている。
【0006】特開2001―101157号公報では、
利用者の栄養バランスを考慮した料理メニューを提案
し、利用者の負担を軽減するものが開示されている。
【0007】特開2001―112725号公報では、
腕時計型に形成された生体情報計測装置を手首に装着し
て、心拍や血圧などの生体情報を計測し、被計測者の体
調悪化を事前に警告するものが提案されている。
【0008】特開2001−137199号公報では、
家庭内において知らず知らずのうちに個人の生体情報を
採取し管理することができるというものが提案されてい
る。
【0009】特開2001−297155号公報では、
栄養素別エネルギーの摂取、投与、投薬の管理と、運動
による消費エネルギーなどを記録するものが開示されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、これまで
の健康管理支援装置は、人体に装着して脈拍、歩数など
の生体情報を計測するもの、あるいは体重計、血糖セン
サなどのように環境側に設置して生体情報を計測するな
ど、人体に装着して計測するか、環境側の計測器を利用
するか、どちらか一方だけを想定している。しかしなが
ら、人体に装着して計測した方が精度よく計測できる生
体情報と、大きさ、重さなどの観点から計測器を人体に
装着することが困難であるため、計測器を環境側に設置
して計測すべき生体情報の両方が存在していることも事
実である。そのため、計測が困難な生体情報は利用者が
計測し自ら入力を行うなど、面倒な操作が必要になって
いる。また、入力ミス、入力し忘れなども多く見受けら
れ、より効果的な健康管理支援を行うことが難しかっ
た。
【0011】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、装着型の生体情報計測装置と環境側に設置する生
体情報計測装置又はトレーニング機器とを連携させて利
用者の生体情報を記録することにより、より高度な生体
情報計測を実現するとともに、利用者の負担を減らした
健康管理のための生活支援システム及び生活支援装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の生活
支援システムは、環境側で利用者の生体情報を計測する
ための環境側生体情報計測装置と、利用者の身体に装着
されて生体情報を計測するための装着型生体情報計測装
置と、前記環境側生体情報計測装置と前記装着型生体情
報計測装置により計測された利用者の生体情報を入力
し、これら生体情報を蓄積/管理して利用者の生活を支
援するサービスを提供する、携帯可能な生活支援装置と
を具備してなることを特徴とする。
【0013】本発明の一つの実施形態において、前記環
境側生体情報計測装置は、環境側から利用者の生体情報
を計測する環境側センサ部と、前記生活支援装置あるい
は前記装着型生体情報計測装置と通信するための第1の
通信部と、前記環境側センサ部で計測されたデータの処
理と前記第1の通信部を介しての通信を制御する処理制
御部とを具備し、前記装着型生体情報計測装置は、利用
者の身体に装着されて利用者の生体情報を計測する装着
型センサ部と、前記生活支援装置あるいは前記環境側生
体情報計測装置と通信するための第2の通信部と、前記
装着型センサ部で計測されたデータの処理と前記第2の
通信部を介しての通信を制御する処理制御部とを具備
し、前記生活支援装置は、前記環境側生体情報計測装置
および前記装着型生体情報計測装置と通信するための第
3の通信部と、通信および生体情報計測の制御を行う通
信計測制御部と、受信したデータを蓄積するデータベー
ス部と、蓄積したデータに基づいて利用者へのサービス
を生成するサービス生成部と、前記サービス生成部によ
り生成されたサービスを利用者へ提供するサービス提供
部とを具備する。
【0014】本発明の他の実施形態において、前記装着
型生体情報計測装置と前記生活支援装置とが、例えば同
一筐体に格納されている。
【0015】更に他の実施形態において、前記生活支援
装置は、新規に計測された生体情報を前記データベース
部に蓄積されている前回計測した生体情報と比較する生
体情報比較部を具備し、前記サービス生成部は、前記生
体情報比較部により比較された結果に応じてサービスを
制御するものである。
【0016】更に他の実施形態において、前記生活支援
装置は、前記環境側生体情報計測装置と前記装着型生体
情報計測装置とにより同一の生体情報が計測された際、
それぞれの計測装置で計測された生体情報の精度に関す
る信頼度を比較し、信頼度の優れた方の生体情報を優先
して前記データベース部へ記録する信頼度比較制御部を
具備する。
【0017】更に他の実施形態において、前記生活支援
装置は、利用者が目標値を入力する目標入力部を具備
し、前記サービス生成部は、前記環境側生体情報計測装
置あるいは前記装着型生体情報計測装置により計測され
た生体情報と前記目標入力部により入力された目標値と
を元に、利用者が目標を達成するためのサービス内容を
新規に生成する。
【0018】更に他の実施形態において、前記生活支援
装置は、目標に対しての達成度を評価する達成度評価部
を具備し、前記サービス生成部は、前記達成度評価部に
より評価された達成度が当初の予定より上回っている場
合に、その程度に応じて利用者の欲求を満足させるよう
なサービスを生成することを特徴とする。
【0019】更に他の実施形態において、前記生活支援
装置は、前記環境側生体情報計測装置あるいは前記装着
型生体情報計測装置により計測された生体情報を元に利
用者の状況を認識する状況認識部を具備し、前記サービ
ス生成部は、前記状況認識部により認識された利用者の
状況に応じて、特定の生体情報の計測に適した状況の場
合に、前記環境側生体情報計測装置あるいは前記生体情
報計測装置による生体情報の計測を利用者に促すサービ
スを生成する。
【0020】本発明に係る生活支援装置は、環境側で利
用者の生体情報を計測するための環境側生体情報計測装
置、及び、利用者の身体に装着されて生体情報を計測す
るための装着型生体情報計測装置から前記生体情報を入
力し、これら生体情報を蓄積/管理して利用者の生活を
支援するサービスを提供する、携帯可能なものである。
【0021】本発明に係る第2の生活支援システムは、
上述した生活支援装置と、食堂及びスーパーなどの食品
提供場所に置かれた食品に関する提供可能食品データを
格納した食品データベース部、利用者が前記食品提供場
所で実際に提供された食品に関する提供食品データを登
録する登録部、及び、前記食品データベースに格納され
た提供可能食品データと前記登録部で登録された提供食
品データとを前記生活支援装置に送信する通信部を備え
た食品提供管理サーバとを備え、前記生活支援装置は、
前記食品提供管理サーバから送信された提供可能食品デ
ータと、内部に蓄積/管理された利用者の生体情報とに
基づいて、利用者が食品の提供を受けるための支援を行
うサービスを提供することを特徴とする。
【0022】本発明に係る第3の生活支援システムは、
上述した生活支援装置と、食堂及びスーパーなどの食品
提供場所に置かれた食品に関する提供可能食品データを
格納した食品データベース部、利用者が前記食品提供場
所で実際に提供された食品に関する提供食品データを登
録する登録部、前記生活支援装置に蓄積/管理された利
用者の生体情報を前記生活支援装置から受信する通信
部、及び、前記生活支援装置から受信された利用者の生
体情報と前記食品データベースに格納された提供可能食
品データとに基づいて利用者が食品の提供を受けるため
の支援を行うサービス情報を生成するサービス生成部を
備えた食品提供管理サーバとを備え、前記生活支援装置
は、前記食品提供管理サーバから送信されたサービス情
報に基づいて利用者が食品の提供を受けるための支援を
行うサービスを提供することを特徴とする。
【0023】本発明に係る第4の生活支援システムは、
環境側で利用者が身体的なトレーニングを行うために用
いられ、そのトレーニング量を計測するトレーニング機
器と、利用者の身体に装着されて生体情報を計測するた
めの装着型生体情報計測装置と、前記トレーニング機器
により計測されたトレーニング量と前記装着型生体情報
計測装置により計測された利用者の生体情報を入力し、
これらトレーニング量及び生体情報を蓄積/管理して利
用者の生活を支援するサービスを提供する、携帯可能な
生活支援装置とを具備してなることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、第1の実施形態に係る生活
支援システムの構成を示すブロック図である。
【0025】図1に示すように、本発明の生活支援シス
テムは、環境側生体情報計測装置10と、装着型生体情
報計測装置20と、生活支援装置30とを備えて構成さ
れている。
【0026】これらのうち、環境側生体情報計測装置1
0は、環境側(利用者の身体とは別の位置)に設置さ
れ、環境側から何らかの方法で利用者の生体情報を計測
するもので、例えば、体重、血圧、血糖値など計測装置
の大きさや重さの点で、利用者の身体に装着して計測す
ることが難しいものや、エルゴメータなどのトレーニン
グ機器であり、かつ利用者の消費エネルギーの計測を行
うことができるもの、あるいは、体脂肪率などの、計測
装置を装着することもできるが常に計測し続ける必要の
ない生体情報などの計測を行うものであり、環境側から
利用者の生体情報を計測する環境側センサ部11、この
環境側センサ部11で計測されたデータの処理と通信の
制御とを行う処理制御部12、及び、生活支援装置30
又は装着型生体情報計測装置20とデータの通信を行う
第1の通信部13を備えている。環境側生体情報計測装
置10は、全ての計測を行うために一体化されている必
要はなく、それぞれの計測機能ごとに装置が分かれてい
ても良いし、可能であれば一部の複数の生体情報の計測
機能についてのみ同一の装置で行えるものであっても良
い。また、複数の環境側生体情報計測装置10を用いて
も良いし、一つの環境側生体情報計測装置10で一つの
生体情報を計測するだけであっても良い。
【0027】装着型生体情報計測装置20は、利用者の
身体に装着されて利用者の生体情報を計測するもので、
脈拍、GSR(Galvanic Skin Reflex)、皮膚温、歩
数、運動エネルギーなどの計測を行うものである。この
装着型生体情報計測装置20は、利用者の身体に装着さ
れて利用者の生体情報を計測する装着型センサ部21
と、計測されたデータの処理と通信の制御を行う処理制
御部22と、生活支援装置30あるいは環境側生体情報
計測装置10とデータの通信を行う第2の通信部23と
から構成されている。装着型生体情報計測装置20も、
全ての計測を行うために一体化されている必要はなく、
それぞれの計測機能ごとに装置が分かれていても良い
し、可能であれば一部の複数の生体情報の計測機能のみ
を同一の装置で行えるものであっても良い。また、複数
の装着型生体情報計測装置20を用いても良いし、一つ
の装着型生体情報計測装置20で一つの生体情報を計測
するだけであっても良い。
【0028】生活支援装置30は、利用者に携帯される
か、あるいは装着されて持ち運ばれ、環境側生体情報計
測装置10と装着型生体情報計測装置20により計測さ
れた生体情報を有線あるいはBluetoothなどの無線通信
により受信し、それに応じた健康管理支援サービスを利
用者へ提供するものである。この生活支援装置30は、
次の構成要素を備えて構成されている。即ち、環境側生
体情報計測装置10および装着型生体情報計測装置20
と通信するため第3の通信部31が設けられている。通
信計測制御部32は、通信および生体情報計測の制御を
行う。受信したデータは、データベース部33に蓄積さ
れる。サービス生成部34は、データベース部33に蓄
積したデータに基づいて利用者へのサービスを生成す
る。生成されたサービスは、サービス提供部35により
利用者へ提供される。目標入力部36は、利用者が目標
を入力するために用いられる。生体情報比較部37は、
新規に計測された生体情報をデータベース部33に蓄積
されている前回計測した生体情報と比較する。信頼度比
較制御部36は、環境側生体情報計測装置10と装着型
生体情報計測装置20により同一の生体情報が計測され
た際、それぞれの計測装置で計測された生体情報の精度
に関する信頼度を比較し、信頼度の優れた方の生体情報
を優先して前記データベース部33へ記録する。達成度
評価部39は、目標に対しての達成度を評価する。状況
認識部40は、環境側生体情報計測装置10あるいは装
着型生体情報計測装置20により計測された生体情報を
元に利用者の状況を認識する。
【0029】ここで、装着型生体情報計測装置20と生
活支援装置30とは、可能ならば一体化されていても良
く、例えば腕時計や万歩計のような方法で、利用者の身
体に装着される。図2は、腕時計型の例を示す図で、装
着型センサ部21は、利用者の手の指にベルト101等
で固定され、装着型生体情報計測装置20及び生活支援
装置30の少なくとも主要部を1つの筐体内に収容して
なる本体部100は、前面に表示装置等から構成される
サービス提供部35を配置し、バンド102等によって
利用者の腕に固定される。
【0030】次に、このように構成された生活支援シス
テムの処理動作の詳細を、生活支援装置30の処理を中
心として説明する。
【0031】図3は、図1の構成の生活支援システムの
処理動作を説明するためのフローチャートである。
【0032】まず、装着型生体情報計測装置20を使用
して定期的な計測を行うべき生体情報、例えば歩数、脈
拍、皮膚温、GSRなどは、通信計測制御部32がそれ
ぞれの生体情報に応じて計測のタイミングを環境側生体
情報計測装置10あるいは装着型生体情報計測装置20
へ指示する。あるいは、あらかじめ環境側生体情報計測
装置10の処理制御部12、装着型生体情報計測装置2
0の処理制御部22がそれぞれの生体情報に応じた計測
のタイミングの情報を持っており、それに基づいてそれ
ぞれが生体情報の計測が必要かどうか判断する。一方、
環境側生体情報計測装置10で計測を行うためには、前
提条件として、計測可能な範囲内に利用者がいるか、利
用者が自ら計測を行うために環境側生体情報計測装置1
0を使用しなければならない。そのため、通信計測制御
部32は状況認識部40が認識した利用者の状況、例え
ば、起床直後、食後、トイレの前後、就寝前など、それ
ぞれの生体情報にとって重要な生活イベントにあわせて
計測が必要かどうかを判断する(ステップS110)。
【0033】次に、通信計測制御部32は、計測が必要
と判断された生体情報の計測が、環境側生体情報計測装
置10における計測や、装着型生体情報計測装置20で
の計測のうち利用者による計測のための操作が必要なも
のかどうかを判断し(ステップS111)、そうであれ
ば利用者へその生体情報の計測を行う環境側生体情報計
測装置10での計測、あるいは装着型生体情報計測装置
20での計測操作を、サービス提示部35を介して促し
(ステップS112)、そうでなければそのタイミング
で自動的に当該生体情報の計測を行う(ステップS11
3)。
【0034】計測完了後、環境側生体情報計測装置10
あるいは装着型生体情報計測装置20から計測した生体
情報がそれぞれの通信部(13、23、31)を介して
生活支援装置30に送られる。その際、環境側生体情報
計測装置10の処理制御部12あるいは装着型生体情報
計測装置20の処理制御部22がセンサデータの処理を
行った結果(例えば脈派からわかる脈拍、加速度変化か
らわかる利用者の動作状態など)を送信しても良いし、
センサデータをそのまま送信しても良い。通信計測制御
部32は受信した生体情報の計測方法、例えば装着方法
や計測そのものの方法が悪く、正しく計測されていない
かどうか、あるいは利用者へ計測を促したにも拘らず、
計測そのものが行われていないかどうかを判断し、正し
い計測が行われていないような場合には、サービス提示
部35を介して再計測を促す(ステップS114)。
【0035】その時点における生体情報の計測が完了し
た後、通信計測制御部32は、その時点の時間近傍にお
いて同一の生体情報が別の計測装置にて計測されたかど
うかを確認(ステップS115)し、その生体情報が単
独で計測された場合はそのままデータベース部33へ格
納する(ステップS117)。一方、同一の生体情報が
別の計測装置にて計測された場合は、信頼度比較制御部
38がそれぞれの装置があらかじめ持っているその生体
情報を計測する際の精度に関する信頼度を比較し(ステ
ップS116)、信頼度の高い方の生体情報のみをデー
タベース部33へ格納する(ステップS117)。環境
側生体情報計測装置10あるいは装着型生体情報計測装
置20から送られてくる信頼度つきのデータの例を図3
(a)、(b)に示す。図3(a)はセンサデータをそ
のまま送った例(AD変換が10bitの場合)で、図
3(b)はセンサデータの認識処理の結果を送った例で
ある。ここではともに16進数で表記されているが10
進数でも良い。ここで想定しているのは、装着型生体情
報計測装置20で歩数、あるいは加速度センサによる運
動量の計測を行いつつ、トレーニング機器であるエルゴ
メータなどの環境側生体情報計測装置10でトレーニン
グおよび消費エネルギーの計測を行った場合などのこと
である。
【0036】計測されたデータがデータベース部33へ
格納されると、サービス生成部34は、それに応じてい
くつかの健康管理支援サービスを生成し、サービス提示
部35を介して利用者へ提示する。
【0037】例えば、生体情報比較部37が、計測した
生体情報と前回計測した生体情報とを比較し、今回の計
測結果が前回のものより増加している場合と、減少して
いる場合とで、サービス生成部34は生成するサービス
の内容を切り替える(ステップS118)。例えば、環
境側生体情報計測装置10で利用者の体重を計測した場
合、前回の計測値より今回の計測値が減少していた場合
と、増加していた場合とで、利用者に提示する内容を切
り替える(ステップS123)。図5は減少していた場
合の例で、図6は増加していた場合の例である。図5
は、昼食後に計測した体重より0.7kg減少していた
ので、何か体重が減少する行動(例えば、運動、トイ
レ、入浴など)があったはずであるので、データベース
部33からその間に記録されている生体情報・行動情報
を検索し、その原因と思われる情報をサービス提示部3
5へ提示する。図5の例では、ジョギングしたことが記
録されていたのでその行動を体重減少の理由として表示
している。逆に図6は、昼食後に計測した体重より0.
8kg増加していたので、何か体重が増加する行動(例
えば、食事、間食など)があったはずであるので、デー
タベース部33からその間に記録されている生体情報・
行動情報を検索し、その原因と思われる情報をサービス
提示部35へ提示する。図6の例では、昼食後、夕食の
前に体重が増加しているので、サービス生成部34は何
か間食があったのではと判断し、その旨のメッセージを
生成しサービス提示部35へ提示している。このように
することにより、ダイエットを目指す人にとっては、体
重減少の理由、体重増加の理由がその都度はっきりわか
るので、非常に効果的なダイエット支援あるいはトレー
ニング支援を実現することができる。
【0038】また、図7に示すような目標入力部36を
介して利用者の目標(例えば、1ヶ月で体重を3kg減
らす、3ヶ月でVO2maxを5ポイントアップさせる
など)が入力されている場合は、各生体情報が計測され
るたびにわかる現在の利用者の状態に応じて、目標達成
を実現するためのサービス内容を動的に更新する。例え
ば、目標設定当初は図8のようなサービス内容であった
ものが、思うように目標達成へ近づいていないような場
合には、その都度その時点から目標を達成するために必
要な生活行動に関する図9のようなサービス内容に動的
に更新される。尚、図7はプルダウンメニューから目標
を選択して入力する目標入力部36の例であるが、目標
入力部36はこの形態に限るものではなく、この他にも
音声入力により目標を入力するものなどでも良い。
【0039】また、達成度評価部39は目標に対する現
在の達成度を評価し、もし達成度が低い場合には、その
旨をサービス提示部35に提示して利用者の努力を促
し、逆に達成度が予定よりも大幅に高い場合には、利用
者の嗜好に応じたご褒美を許してあげるサービスを提示
する。図10はその例で、ダイエットを目指す利用者が
好物のケーキを我慢してダイエットを行っているが、途
中経過が予定以上に良好であるので、我慢していたケー
キを1個食べることを許される例である。このように、
目標達成に対して直接的には逆効果ではあるが、真剣に
努力している利用者の欲求を満たしてあげることで、長
続きする健康支援サービスを提供することができる。
【0040】目標が入力されていない場合は、図7のよ
うな目標入力画面を表示し利用者に目標値の入力を促す
が(ステップS119,S120,S121)、特に明
確な目標を設定しなくても良く、その場合は基本的な健
康管理支援サービスの提供を行う(ステップS120,
S123)。 (第2の実施形態)第1の実施形態は、環境側生体情報
計測装置10と、装着型生体情報計測装置20と、生活
支援装置30とで連携してダイエット支援やトレーニン
グ支援など生活支援を行うシステムに関するものであっ
たが、第2の実施形態では、これらにさらに食堂、スー
パーなどと連携したサービス形態を提供する。
【0041】図11は、第2の実施形態に係る生活支援
システムの構成を示すブロック図である。ここでは、食
堂、スーパーにおける生活支援装置30の動作の説明を
わかりやすくするために環境側生体情報計測装置10お
よび装着型生体情報計測装置20は図示されていない
が、生体情報の計測はこれらを使用して行う。
【0042】図11に示すように、本実施形態の生活支
援システムは、生活支援装置30と食品提供管理サーバ
50とを備えて構成されている。
【0043】これらのうち、生活支援装置30は第1の
実施形態で説明した構成と同様の構成で、利用者の生体
情報の計測とサービスの提供を行う。
【0044】食品提供管理サーバ50は、食堂、スーパ
ーなどの食品提供業者側に設置され、生活支援装置30
と通信を行い、利用者ごとのおすすめメニューを提示し
たり、購入した食品のデータを生活支援装置30へ送信
したりするもので、生活支援装置30と通信を行う第1
の通信部51、通信の制御を行う第1の通信制御部5
2、利用者に提供可能な食品に関するデータ(提供可能
食品データ)が格納されている食品データベース部5
3、生活支援装置30と通信を行う第2の通信部54、
通信の制御を行う第2の通信制御部55、及び、利用者
が食品を購入する際に使用されるレジ部(登録部)56
を備えて構成されている。
【0045】次に、このように構成された生活支援シス
テムの処理動作の詳細を生活支援装置30の処理を中心
に説明する。
【0046】図12は、図11の構成の生活支援システ
ムの処理動作を説明するためのフローチャートである。
【0047】まず、生活支援装置30を持った利用者が
食堂あるいはスーパーの入り口付近に設置されている食
品提供管理サーバ50の通信部51付近に来ると、通信
部51と生活支援装置30の通信部31との間で無線接
続が確立し(ステップS210)、生活支援装置30は
食品データベース部53に格納されている食品メニュー
データのリストを受信する(ステップS211)。ここ
で受信するデータは、食堂ならばその日のメニューであ
り、スーパーならばその日に購入可能な食品のリストで
ある。図13は、食堂で受信するメニューのリストであ
る。メニューIDと、メニュー名、カロリーが記録され
ている。他にもメニューの分類、栄養分などのデータが
入っていても良い。
【0048】次に、サービス生成部34は、受信したメ
ニューのリストから、利用者の過去の食事データ、運動
データ、目標設定値などから今回の食事で摂取すべきカ
ロリーを計算し、利用者の嗜好などを考慮した上でおす
すめメニューの提示を行う(ステップS212)。図1
4は、その一例である。利用者は、提示されたメニュー
をもとに購入することが望ましいが、どうしても他のも
のが良い場合は、変更したいメニューを選び変更する。
するとサービス生成部34はそのメニューによってカロ
リー計算を再度行い、改めておすすめメニューを提示す
る(ステップS213)。
【0049】利用者は、提示されたメニューに従って食
品を選び、レジで購入する。その際、カフェテリア方式
の食堂では、レジで購入食品がわかり、一方、スーパー
などでは、購入食品がバーコードによりわかる。よっ
て、生活支援装置30は実際に購入した食品のデータを
レジ部56付近に設置された通信部54から受信する
(ステップS214)。ここで、レジで購入食品がわか
るとしたが、カフェテリア方式食堂では、あらかじめ食
品ののった皿の大きさ、色などを食品毎に区別してお
き、レジ上部のカメラでこれを撮影することにより、簡
単な色領域抽出の画像処理を行うだけで、購入食品を判
別するという方法も可能である。また、バーコードは現
在各店舗ごとに固有の方式であるため、すべての店舗で
共通のバーコードによる管理は難しいが、逆にこの種の
健康管理サービスを提供する店(例えばコンビニチェー
ン)があれば、このサービスの提供を受ける客は積極的
にこの店を利用するようになり、店側としても固定客の
確保につながるという利点を持つ。
【0050】サービス生成部34は、通信部54から受
信した購入食品を提示したおすすめメニューと比較し
(ステップS215)、おすすめメニューに従っていな
い場合は、警告のメッセージを提示し、次回から従うよ
うに促す(ステップS216)。ここで記録された食品
リストは、次回の食事時、食品購入時におすすめメニュ
ーを提示する際に利用される。受信した購入食品のリス
トはデータベース部33に保存される(ステップS21
7)。
【0051】ここまでは、食品提供管理サーバ50から
生活支援装置30にメニューのリスト送り、それに応じ
ておすすめメニューを生成する例について説明したが、
生活支援装置30から利用者の状況を食品提供管理サー
バ50へ送り、それに応じて食品提供管理サーバ50が
おすすめメニューを作成し、生活支援装置30へ送ると
いう方法でも実現可能である。図15はその構成を示し
ている。構成はほぼ同じであるが、食品提供管理サーバ
50内に生活支援装置30から送られてくる利用者の状
況に応じておすすめメニューを生成するサービス生成部
57が追加されている。サービス生成部57は、生活支
援装置30から利用者の食事状況、運動状況などを受信
し、それに応じておすすめメニューを生成する。 (第3の実施形態)第1の実施形態では、環境側生体情
報計測装置10と、装着型生体情報計測装置20と、生
活支援装置30とで連携したダイエット支援を行い、第
2の実施形態では、それらと食品提供管理サーバ50と
を連携させることで、食堂やスーパーなどでおすすめメ
ニュー提示による健康管理支援を行うようにしたが、第
3の実施形態では、本装置を用いてトレーニング施設で
トレーニング支援を行うサービス形態を提供する。
【0052】第3の実施形態に係る生活支援システムの
構成は図1のブロック図で示したものと同様である。本
実施形態において、環境側生体情報計測装置10は、エ
ルゴメータ、ベンチプレスマシン、スクワットマシンな
どのトレーニング機器であり複数存在して良く、装着型
生体情報計測装置20は、トレーニング施設利用者の身
体に装着され、利用者の脈拍、動作などの計測を行い、
生活支援装置30はトレーニングメニューの管理、トレ
ーニングの指示などのトレーニングに関するサービスの
提供を行う。
【0053】次に、このように構成された第3の実施形
態における処理動作の詳細を生活支援装置30の処理を
中心に説明する。
【0054】図16は、第3の実施形態における処理動
作を説明するためのフローチャートである。
【0055】まず、トレーニング施設にてトレーニング
を開始するときに、普段から本発明を使用している利用
者はそのままで良いが、そうでない利用者は装着型生体
情報計測装置20を装着し、生活支援装置30を持つ。
前述したように、装着型生体情報計測装置20と生活支
援装置30は同一の筐体に収まっていても良い。生活支
援装置30は利用者にその日のトレーニングメニューを
提示する。図17はその一例である。このトレーニング
メニューは、図7のような目標値入力部36により例え
ば図18のような明確な目標値が設定されている場合は
それを達成するために必要なトレーニングメニューを提
示し、健康増進を目的とした利用者など、具体的な数値
目標のない利用者には、その利用者の生活状況、運動状
況から適切なトレーニングメニューを生成し提示する
(ステップS310)。
【0056】無線通信手段が通信距離10m程度の近距
離無線通信を使用している場合は、利用者がメニューに
従い特定のトレーニング機器(環境側生体情報計測装置
10)に近づくと、そのトレーニング機器と生活支援装
置30とが無線で接続され、通信可能となり、トレーニ
ング開始を指示する(ステップS311)。このことに
よって、利用者は生活支援装置30上で自分でトレーニ
ング機器の選択を行わずにトレーニング機器ごとにトレ
ーニングの記録を行うことができる。
【0057】トレーニングを開始するとトレーニング機
器では、トレーニング量を計測し、生活支援装置にリア
ルタイムに送信する。ここで、ベンチプレスなど回数を
基準とするトレーニングに対しては回数を計測し、エル
ゴメータなど時間、心拍、速度などを計測するトレーニ
ングに対してはそれらの情報を計測する(ステップS3
12)。ここで、ダンベルなどそれ自身では計測機能の
ない機器の場合は、装着型生体情報計測装置20が回数
その他の計測を行う。もちろんその場合は使用している
トレーニング機器を利用者が入力しなければならない。
【0058】そのトレーニング機器で予定されている量
のトレーニングが終了したら、それでその日のトレーニ
ングメニューのすべてが終了した場合はそのまま終了の
指示を出し、次にもトレーニングの必要のある場合は、
体力が回復するまでの休息を促す(ステップS313、
ステップS314、ステップS315)。
【0059】次のトレーニングがある場合は、装着型生
体情報計測装置20で心拍数を計測し、次のトレーニン
グを開始できる状態に戻るのを待って、トレーニング開
始の指示を出す(ステップS316)。これを繰り返し
て効果的なトレーニング支援を実現する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装着型の生体情報計測装置と環境側に設置する生体情報
計測装置又はトレーニング機器とを連携させて利用者の
生体情報を記録することにより、より高度な生体情報計
測を実現するとともに、利用者の負担を減らした健康管
理のための生活支援システム及び生活支援装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る生活支援システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】同システムにおける装着型生体情報計測装置2
0及び生活支援装置30の外観図である。
【図3】同システムの処理動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】同システムにおいて環境側生体情報計測装置1
0あるいは装着型生体情報計測装置20から生活支援装
置30に送られるデータの構成例を示した図である。
【図5】同システムにおけるサービス提示部35により
提示されるサービスの一例を示した図である。
【図6】同システムにおけるサービス提示部35により
提示されるサービスの一例を示した図である。
【図7】同システムにおける目標入力部の一例を示した
図である。
【図8】同システムにおけるサービス提示部35により
提示されるサービスの一例を示した図である。
【図9】同システムにおけるサービス提示部35により
提示されるサービスの一例を示した図である。
【図10】同システムにおけるサービス提示部35によ
り提示されるサービスの一例を示した図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る生活支援シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図12】同システムの処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図13】同システムにおける食品提供管理サーバ50
で管理される提供可能食品データの一例を示す図であ
る。
【図14】同システムにおけるサービス提示部35によ
り提示されるサービスの一例を示した図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係る生活支援シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図16】同システムの処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図17】同システムにおけるサービス提示部35によ
り提示されるサービスの一例を示した図である。
【図18】同システムにおけるサービス提示部35によ
り提示されるサービスの一例を示した図である。
【符号の説明】
10 環境側生体情報計測装置 11 環境側センサ部 12 処理制御部 13 第1の通信部 20 装着型生体情報計測装置 21 装着型センサ部 22 処理制御部 23 第2の通信部 30 生活支援装置 31 第3の通信部 32 通信計測制御部 33 データベース部 34 サービス生成部 35 サービス提示部 36 目標入力部 37 生体情報比較部 38 信頼度比較制御部 39 達成度評価部 40 状況認識部 50 食品管理サーバ 51 第1の通信部 52 第1の通信制御部 53 食品データベース部 54 第2の通信部 55 第2の通信制御部 56 レジ部 57 サービス生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 土井 美和子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 亀山 研一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境側で利用者の生体情報を計測するた
    めの環境側生体情報計測装置と、 利用者の身体に装着されて生体情報を計測するための装
    着型生体情報計測装置と、 前記環境側生体情報計測装置と前記装着型生体情報計測
    装置により計測された利用者の生体情報を入力し、これ
    ら生体情報を蓄積/管理して利用者の生活を支援するサ
    ービスを提供する、携帯可能な生活支援装置とを具備し
    てなることを特徴とする生活支援システム。
  2. 【請求項2】 前記環境側生体情報計測装置は、環境側
    から利用者の生体情報を計測する環境側センサ部と、前
    記生活支援装置あるいは前記装着型生体情報計測装置と
    通信するための第1の通信部と、前記環境側センサ部で
    計測されたデータの処理と前記第1の通信部を介しての
    通信を制御する処理制御部とを具備し、 前記装着型生体情報計測装置は、利用者の身体に装着さ
    れて利用者の生体情報を計測する装着型センサ部と、前
    記生活支援装置あるいは前記環境側生体情報計測装置と
    通信するための第2の通信部と、前記装着型センサ部で
    計測されたデータの処理と前記第2の通信部を介しての
    通信を制御する処理制御部とを具備し、 前記生活支援装置は、前記環境側生体情報計測装置およ
    び前記装着型生体情報計測装置と通信するための第3の
    通信部と、通信および生体情報計測の制御を行う通信計
    測制御部と、受信したデータを蓄積するデータベース部
    と、蓄積したデータに基づいて利用者へのサービスを生
    成するサービス生成部と、前記サービス生成部により生
    成されたサービスを利用者へ提供するサービス提供部と
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の生活支援
    システム。
  3. 【請求項3】 前記装着型生体情報計測装置と前記生活
    支援装置とが同一筐体に格納されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の生活支援システム。
  4. 【請求項4】 前記生活支援装置は、新規に計測された
    生体情報を前記データベース部に蓄積されている前回計
    測した生体情報と比較する生体情報比較部を具備し、 前記サービス生成部は、前記生体情報比較部により比較
    された結果に応じてサービスを制御することを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の生活支援システム。
  5. 【請求項5】 前記生活支援装置は、前記環境側生体情
    報計測装置と前記装着型生体情報計測装置とにより同一
    の生体情報が計測された際、それぞれの計測装置で計測
    された生体情報の精度に関する信頼度を比較し、信頼度
    の優れた方の生体情報を優先して前記データベース部へ
    記録する信頼度比較制御部を具備したことを特徴とする
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の生活支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記生活支援装置は、利用者が目標値を
    入力する目標入力部を具備し、 前記サービス生成部は、前記環境側生体情報計測装置あ
    るいは前記装着型生体情報計測装置により計測された生
    体情報と前記目標入力部により入力された目標値とを元
    に、利用者が目標を達成するためのサービス内容を新規
    に生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載の生活支援システム。
  7. 【請求項7】 前記生活支援装置は、目標に対しての達
    成度を評価する達成度評価部を具備し、 前記サービス生成部は、前記達成度評価部により評価さ
    れた達成度が当初の予定より上回っている場合に、その
    程度に応じて利用者の欲求を満足させるようなサービス
    を生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1項に記載の生活支援システム。
  8. 【請求項8】 前記生活支援装置は、前記環境側生体情
    報計測装置あるいは前記装着型生体情報計測装置により
    計測された生体情報を元に利用者の状況を認識する状況
    認識部を具備し、 前記サービス生成部は、前記状況認識部により認識され
    た利用者の状況に応じて、特定の生体情報の計測に適し
    た状況の場合に、前記環境側生体情報計測装置あるいは
    前記生体情報計測装置による生体情報の計測を利用者に
    促すサービスを生成することを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載の生活支援システム。
  9. 【請求項9】 環境側で利用者の生体情報を計測するた
    めの環境側生体情報計測装置、及び、利用者の身体に装
    着されて生体情報を計測するための装着型生体情報計測
    装置から前記生体情報を入力し、 これら生体情報を蓄積/管理して利用者の生活を支援す
    るサービスを提供する、携帯可能な生活支援装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の生活支援装置と、 食堂及びスーパーなどの食品提供場所に置かれた食品に
    関する提供可能食品データを格納した食品データベース
    部、利用者が前記食品提供場所で実際に提供された食品
    に関する提供食品データを登録する登録部、及び、前記
    食品データベースに格納された提供可能食品データと前
    記登録部で登録された提供食品データとを前記生活支援
    装置に送信する通信部を備えた食品提供管理サーバとを
    備え、 前記生活支援装置は、前記食品提供管理サーバから送信
    された提供可能食品データと、内部に蓄積/管理された
    利用者の生体情報とに基づいて、利用者が食品の提供を
    受けるための支援を行うサービスを提供することを特徴
    とする生活支援システム。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の生活支援装置と、 食堂及びスーパーなどの食品提供場所に置かれた食品に
    関する提供可能食品データを格納した食品データベース
    部、利用者が前記食品提供場所で実際に提供された食品
    に関する提供食品データを登録する登録部、前記生活支
    援装置に蓄積/管理された利用者の生体情報を前記生活
    支援装置から受信する通信部、及び、前記生活支援装置
    から受信された利用者の生体情報と前記食品データベー
    スに格納された提供可能食品データとに基づいて利用者
    が食品の提供を受けるための支援を行うサービス情報を
    生成するサービス生成部を備えた食品提供管理サーバと
    を備え、 前記生活支援装置は、前記食品提供管理サーバから送信
    されたサービス情報に基づいて利用者が食品の提供を受
    けるための支援を行うサービスを提供することを特徴と
    する生活支援システム。
  12. 【請求項12】 環境側で利用者が身体的なトレーニン
    グを行うために用いられ、そのトレーニング量を計測す
    るトレーニング機器と、 利用者の身体に装着されて生体情報を計測するための装
    着型生体情報計測装置と、 前記トレーニング機器により計測されたトレーニング量
    と前記装着型生体情報計測装置により計測された利用者
    の生体情報を入力し、これらトレーニング量及び生体情
    報を蓄積/管理して利用者の生活を支援するサービスを
    提供する、携帯可能な生活支援装置とを具備してなるこ
    とを特徴とする生活支援システム。
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