JP2003289615A - 架空電線防護管 - Google Patents

架空電線防護管

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JP2003289615A JP2002334042A JP2002334042A JP2003289615A JP 2003289615 A JP2003289615 A JP 2003289615A JP 2002334042 A JP2002334042 A JP 2002334042A JP 2002334042 A JP2002334042 A JP 2002334042A JP 2003289615 A JP2003289615 A JP 2003289615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエチレン廃材を利用可能にし、産業廃棄
物の排出の削減、自然環境破壊の防止、コストダウンが
図られる架空電線防護管を提供する。 【解決手段】 架空電線防護管13は、一体成形された
内層14aと外層14bとからなる内外二層構造の防護
管本体14の一端側に連結用突出部15、他端側に筒状
継手部16を備えた構造をなす。防護管本体14の内層
14aをポリエチレンバージン材、外層14bを配電機
材のポリエチレン廃材のみによる再生ポリエチレンで形
成するとともに、外層14bの厚さを従来より厚い1.
0〜1.7mmとする。材料品質にバラツキが生じやす
い再生ポリエチレンであっても、この再生ポリエチレン
による外層14bを安定して押出成形することが可能と
なる。これにより、配電機材のポリエチレン廃材からの
再生ポリエチレンを架空電線防護管の製造に実際に利用
することが可能となり、産業廃棄物の排出の削減、自然
環境破壊の防止、コストダウンが図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、架空配電線を樹木等
の接触から守るために架空配電線に被せる内外二層構造
の架空電線防護管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5に示すように、架空配電
線1を樹木2等の接触から守るために、架空配電線1に
適宜本数の架空電線防護管3を連結しつつ被せることが
行われている。図6にこの種の従来の架空電線防護管3
の詳細構造を示す。(a)はその正面図であり、(b)
は(a)のA−A拡大断面図およびその一部の拡大図で
ある。
【0003】この電線防護管3は、図6(a)に示すよ
うに、電線に横から被せるための開閉結合部4cを有す
る円形断面をなす防護管本体4と、この防護管本体4の
一端側に設けられた連結用突出部5と、他端側に融着さ
れた筒状継手部6とを備えている。隣接する電線防護管
3同士の連結は、一方の電線防護管3の筒状継手部6を
他方の電線防護管3の端部に被せてその連結用突出部5
と係合させることで行われる。前記防護管本体4は、図
6(b)に示すように、二色押出しで一体成形された内
層4aと外層4bとからなる内外二層構造となってお
り、内層4aと外層4bとを異なる色とするすること
で、外層4bが樹木等との擦れ合いによって摩耗して外
層4bと異なる色の内層4aが露出した時、摩耗が進行
していることをを目視で判断できる。このような構造と
目的から、一般に、内層4aを摩耗検知層、外層4bを
耐摩耗層と呼んでいる。
【0004】架空電線防護管3の構造上最も重要な防護
管本体4に必要な性能は、電気絶縁性能と耐摩耗性能で
ある。従来のポリエチレン製の電線防護管3では、防護
管本体4の内層4a、外層4bともに電気絶縁性能と耐
摩耗性能の両方を有するポリエチレンのバージン材を用
いていた。
【0005】架空電線防護管は、電気設備技術基準によ
って、その耐摩耗性を、「(規定された試験方法によ
り)内層は500回以上の耐摩耗性を有すること。」と
規定され、さらに、耐電圧性能の観点から、「内層肉厚
は1mm以上、全体肉厚2mm以上」と規定されてい
る。したがって、従来の架空電線防護管はすべて、電気
設備技術基準に沿って内層肉厚を1mm+αにしている
が、ポリエチレン製の場合、この肉厚で耐摩耗性能50
0回を十分満たすことができる。なお、押出成形に用い
る一般的なポリエチレンであれば、実力的には肉厚0.
5mmあれば耐摩耗性能1000〜3000回が見込め
る。
【0006】前記の通り、肉厚に関して「内層肉厚は1
mm以上、全体肉厚2mm以上」と規定されているが、
従来の電線防護管3では、内外層のそれぞれの肉厚は、
内層4aは重要な電気絶縁性能を担うため余裕を見て厚
め(1.0〜2.0mm)に設定し、また、ポリエチレ
ン製ならば厚みが0.5mm程度あれば十分な耐摩耗性
能を有することから、電気絶縁性能に関係ない外層4b
は、内層4aより薄め(0.5〜0.8mm)に設定し
ている。なお、押出成形に際して長手方向に肉厚のバラ
ツキが若干生じることを考慮しても、外層4bの厚みは
1.0mm以下であった。また、全体肉厚については、
あまり肉厚を厚くすると作業性の悪化や、重量アップ、
材料費のコストアップとなるため、従来の架空電線防護
管では、全体肉厚を2.7mm程度以内(つまり2.0
〜2.7mm)としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り電線防護管
に必要な性能は電気絶縁性能と耐摩耗性能であるが、内
層4aには電気絶縁性能と耐摩耗性能の両方を要求して
おり、電気設備技術基準第86条の解釈には保証が必要
な規格値および試験方法まで規定されている。一方、外
層4bには電気絶縁性能は必要無く、ある程度の耐摩耗
性能があれば良い。それにも拘わらず、従来は外層4b
にも内層4aと同様の電気絶縁性能を有するバージン材
を用いており、プラスチック廃材を使用して環境対策に
寄与するということは行われていなかった。現在、架空
電線防護管の撤去品はリサイクル対象とはなっておら
ず、おのずと産業廃棄物となってしまうのが現状であ
る。
【0008】このような現状において、本願発明者は、
架空電線防護管に配電機材のプラスチック廃材を利用す
ることを検討した。配電機材の樹脂としてポリエチレン
が広く使用されており、そして、架空電線防護管の材料
としてもポリエチレンが広く使用されいることから、ポ
リエチレン製の架空電線防護管にポリエチレン廃材を利
用できれば、廃物利用の推進に大きく貢献できる。そこ
で、ポリエチレン廃材に焦点を絞って、架空電線防護管
への廃材利用を研究した。
【0009】ところで、押出成形では、材料(樹脂)の
流動性を適切に設定することが重要であるが、内外二層
構造の防護管本体の二色押出成形の場合は特に、内外層
の材料の流動性を適切にすることが重要であり、材料の
流動性が悪くなると、薄い肉厚で押出成形することが困
難になる。従来の架空電線防護管のように内外層ともに
バージン材を用いる場合は、その特性が知られているの
で、樹脂の押出成形性に大きく関係するメルトインデッ
クス(MI)が最適な材料を選定して用いることが容易
であり、したがって、薄い肉厚で押出成形することの困
難はあまりない。しかし、再生ポリエチレンを利用する
場合、配電機材のポリエチレン廃材からなる再生ポリエ
チレンと一言に言っても、その再生ポリエチレンは、多
様な製品のポリエチレン廃材をまとめて再生するものな
ので、再生ポリエチレンの材料ロット毎に不純物の量に
バラツキがあり、その不純物の量のバラツキによって
は、メルトインデックスが非常に小さくなる(=流動性
が悪くなる)場合がある。本願発明者は、現実に発生し
ている配電機材のポリエチレン廃材から再生した大量の
再生ポリエチレンを用いて、防護管本体を押出成形する
際の押出成形性について検討した。内層にポリエチレン
バージン材、外層に再生ポリエチレンを用い、内外二層
構造の防護管本体を外層肉厚を種々異ならせた押出成形
で試作した結果、現実に発生している配電機材のポリエ
チレン廃材100%の再生ポリエチレンを用いた押出成
形では、外層肉厚が0.8mm以下になると成形性が大
幅に悪くなるが、1.0mm以上であれば特に問題なく
成形できることが分かった。
【0010】本発明は上述の知見に基づいてなされたも
ので、材料品質にバラツキが生じやすい再生ポリエチレ
ンであっても安定した押出成形ができるようにして、配
電機材のポリエチレン廃材からの再生ポリエチレンを架
空電線防護管の製造に利用可能にし、これにより産業廃
棄物の排出の削減、自然環境破壊の防止に寄与するとと
もに、コストダウンを図ることが可能な架空電線防護管
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、一体成形された内層と外層とからなる内外二層構
造の防護管本体の一端側に連結用突出部、他端側に筒状
継手部を備えた架空電線防護管であって、前記防護管本
体の前記内層は、電気絶縁性能および耐摩耗性能を共に
具備するポリエチレンバージン材からなる厚さ1.0〜
2.0mmの層であり、前記外層は、配電機材のポリエ
チレン廃材のみによる再生ポリエチレンからなる厚さ
1.0〜1.7mmの層であり、内層と外層との合計厚
さが2.0〜2.7mmであることを特徴とする。な
お、前記の「ポリエチレン廃材のみによる再生ポリエチ
レン」とは、実質的にポリエチレン廃材のみから再生し
た再生ポリエチレンであればよく、形式的に微量のバー
ジン材を混ぜたものを除外するものではない。
【0012】請求項2は、請求項1の架空電線防護管に
おいて、連結用突出部が防護管本体の外層と同じ再生ポ
リエチレンで外層と一体成形されたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の架空
電線防護管13の正面図および左右の側面図、図2は同
底面図、図3は隣接する2つの架空電線防護管13を連
結した状態を示した図、図4は図1のA−A拡大断面図
とその一部拡大図である。図示の通り、この架空電線防
護管13は、電線に横から被せるための開閉結合部14
cを有する円形断面をなす防護管本体14と、この防護
管本体14の一端側に設けられたテーパ状の連結用突出
部15と、他端側に設けられた筒状継手部16とを備え
ている。連結用突出部5は後工程で防護管本体14の端
部に一体モールドするか、別途成形したものを融着等で
固定する。筒状継手部6は別途成形したものを融着等で
固定する。筒状継手部16は、連結用突出部15を受け
入れ易いように先端がラッパ状部16aとなり、内部に
連結用突出部15と係合可能な拡大中空部17が形成さ
れている。図5のように架空配電線1に適宜本数の電線
防護管13を連結しつつ被せて、架空配電線1を樹木2
等の接触から守る。隣接する電線防護管13同士の連結
は、図3に示すように、一方の電線防護管13の連結用
突出部5側の端部を他方の電線防護管13の筒状継手部
6に差し込み、連結用突出部5を拡大中空部17に係合
させて行う。
【0014】前記防護管本体4は、図4に示すように、
二色押出しで一体成形された内層4aと外層4bとから
なる内外二層構造となっており、内層14aと外層4b
とを異なる色とすることで、外層4bが樹木等との擦れ
合いによって摩耗して外層4bと異なる色の内層4aが
露出した時、摩耗が進行していることをが目視で判断で
きる。
【0015】本発明では、防護管本体14をポリエチレ
ンの押出しにより成形するが、内層14aには、電気絶
縁性能および耐摩耗性能を共に具備するポリエチレンバ
ージン材を用い、外層14bには、配電機材のポリエチ
レン廃材のみによる再生ポリエチレンを用いた二色押出
しにより成形する。そして、その際、内層14aの厚み
を1.0〜2.0mm、外層14bの厚みを1.0〜
1.7mmとし、かつ、内層と外層との合計厚さを2.
0〜2.7mmにする。なお、連結用突出部5も、防護
管本体14の外層14bと同じ再生ポリエチレンを用い
て成形すると、ポリエチレン廃材の有効利用およびコス
トダウンの点で好ましい。ここで、配電機材とは、配電
設備において恒久的に配備される電線被覆、絶縁カバー
やシース類等の配電機材の他、建築工事用防護管、防護
シート等の配電系統の工事用として臨時的に用いられる
ポリエチレン製機材も含まれる。
【0016】上記の架空電線防護管13において、ポリ
エチレンバージン材からなる厚み1.0〜2.0mmの
内層14aは、「500回以上の耐摩耗性」および「内
層肉厚は1mm以上」という電気設備技術基準を十分満
たす。
【0017】配電機材のポリエチレン廃材のみによる再
生ポリエチレンからなる厚み1.0〜1.7mmの外層
14bは、内層肉厚が1.0mm以上であるから、「全
体肉厚2mm以上」という電気設備技術基準を満たす。
この外層14bは、ある程度の耐摩耗性能を有していれ
ばよく、電気絶縁性能を特に要求されないので、不純物
の混入などで電気絶縁性能に若干のバラツキが生じてし
まう配電機材のポリエチレン廃材100%の再生ポリエ
チレンを用いても、架空電線防護管としての性能に問題
は生じない。また、外層14bの肉厚は従来より厚いの
で、外層14bの耐摩耗性能が問題となることもない。
このように配電機材のポリエチレン廃材を使用すること
により、配電機材のポリエチレン材料が産業廃棄物とし
て焼却処理される量を減らすことができる。産業廃棄物
の排出削減は、産業廃棄物の焼却処理時に生じる二酸化
炭素による地球オゾン層の破壊、またダイオキシン類の
有害ガスの発生を削減することになり、自然環境破壊の
防止に大きく寄与することになるというメリットがあ
る。コストもポリエチレンバージン材と比べて安価なた
め、製品のコストダウンにもなるというメリットもあ
る。
【0018】上記架空電線防護管13の防護管本体14
を押出成形する場合、1個の押出ダイを共有する2個の
押出シリンダの一方に内層14aとなるポリエチレンバ
ージン材、他方に外層14bとなる再生ポリエチレンを
供給して、可塑化、溶融した後、押出ダイから押出し
て、内外二層構造の防護管本体14を成形する。この押
出成形では、内外層の材料の流動性を適切にすることが
重要であり、材料の流動性が悪くなると、薄い肉厚で押
出成形することが困難になる。先に述べたように、再生
ポリエチレンを利用する場合、不純物の量にバラツキが
あり、メルトインデックスが非常に小さくなる(=流動
性が悪くなる)場合があるので、従来の防護管本体のよ
うに、外層の肉厚が0.5〜0.8mm程度では成形性
が悪く、良好な押出成形品が得られない場合が生じる
が、外層の肉厚が1.0mm以上であれば、再生ポリエ
チレンの品質のバラツキを考慮しても、ほとんどの場
合、良好なメルトインデックスを確保することができ、
良好の押出成形をすることができる。なお、押出成形に
際して長さ方向に肉厚のバラツキがある程度生じるが、
長手方向のバラツキで最も薄くなるとろでも1.0mm
以上にする。なお、成形性だけを考慮すれば、外層の肉
厚はある程度は厚くてもよいが、市販の架空電線防護管
の全体肉厚が2.7mm程度以下なので、この2.7m
mという数値を全体肉厚の実用上の上限とみることがで
き、その場合、内層の最小肉厚1.0mmを考慮する
と、外層肉厚は最大1.7mmとなる。よって、本発明
では外層14bの肉厚を1.0〜1.7mmとしてい
る。
【0019】なお、連結用突出部5の材料として、防護
管本体14の外層14bと同じ再生ポリエチレンを用い
ると、ポリエチレン廃材の有効利用およびコストダウン
の点で有利である。
【0020】
【発明の効果】本発明の架空電線防護管によれば、防護
管本体の内層をポリエチレンバージン材、外層を配電機
材のポリエチレン廃材のみによる再生ポリエチレンで形
成するとともに、外層の厚さを1.0〜1.7mmとし
たので、材料品質にバラツキが生じやすい再生ポリエチ
レンであっても、この再生ポリエチレンによる外層を安
定して押出成形することが可能となる。これにより、現
実に発生している配電機材のポリエチレン廃材を架空電
線防護管の製造に実際に利用することが可能となり、産
業廃棄物の排出の削減、自然環境破壊の防止に寄与する
とともに、バージン材と比べて安価な再生ポリエチレン
を用いることによるコストダウンを図ることができる。
【0021】請求項2のように、連結用突出部も再生ポ
リエチレンにより防護管本体の外層と一体成形すると、
廃材の有効利用および製品のコストダウンをさらに図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の架空電線防護管の正面図
および左右の側面図である。
【図2】図1の架空電線防護管の底面図である。
【図3】隣接する2つの架空電線防護管を連結した状態
を示した図である。
【図4】図1のA−A拡大断面図およびその一部の拡大
図である。
【図5】架空配電線に架空電線防護管を被せた状況を説
明する図であり、本発明および従来例に共通する。
【図6】従来の架空電線防護管を示すもので、(a)は
その正面図、(b)は(a)のA−−A拡大断面図およ
びその一部の拡大図である。
【符号の説明】
13 電線防護管 14 防護管本体 14a 内層 14b 外層 14c 開閉結合部 15 連結用突出部 16 筒状継手部 16a ラッパ状部 17 拡大中空部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一体成形された内層と外層とからなる内
    外二層構造の防護管本体の一端側に連結用突出部、他端
    側に筒状継手部を備えた架空電線防護管であって、前記
    防護管本体の前記内層は、電気絶縁性能および耐摩耗性
    能を共に具備するポリエチレンバージン材からなる厚さ
    1.0〜2.0mmの層であり、前記外層は、配電機材
    のポリエチレン廃材のみによる再生ポリエチレンからな
    る厚さ1.0〜1.7mmの層であり、内層と外層との
    合計厚さが2.0〜2.7mmであることを特徴とする
    架空電線防護管。
  2. 【請求項2】 前記連結用突出部が防護管本体の外層と
    同じ再生ポリエチレンで外層と一体成形されたことを特
    徴とする請求項1記載の架空電線防護管。
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JP2011024371A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Aiyoh Sangyo Co Ltd 鳥害防止具、鳥害防止具の製造方法
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