JP2003287255A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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Abstract
管振動の発生を抑制することができる空気調和装置を提
供する。 【解決手段】 暖房運転中に四方弁3を逆位置に切り替
えて、圧縮機1から吐出される冷媒を、暖房運転サイク
ルとは逆のサイクルで室外熱交換器5に流す逆サイクル
除霜運転を行う空気調和装置において、逆サイクル除霜
運転が終了した後、四方弁3を逆位置としたまま、所定
時間、圧縮機1の運転を停止する手段と、この時間が経
過した後、四方弁3を暖房位置に復帰させ、時間間隔を
あけて圧縮機1を起動して元の暖房運転に復帰させる手
段とを備えた。
Description
転時の配管振動を抑制した技術に関する。
器、室外電動弁、室内電動弁及び室内熱交換器を備え、
暖房運転中に四方弁を逆位置に切り替えて、圧縮機から
吐出される冷媒を、暖房運転サイクルとは逆のサイクル
で室外熱交換器に流す逆サイクル除霜運転を行う空気調
和装置が知られている。
ミングチャートである。
弁が暖房位置に切り替えられ、室外電動弁が暖房負荷に
応じて制御され、室内電動弁が全開で制御される。これ
に対し、除霜運転が必要になると、それに先立って1分
間、圧縮機が停止され、室外電動弁が全閉にされる。1
分間を経た後、圧縮機が駆動されると同時に、四方弁が
逆位置に切り替えられ、室外電動弁が全開にされ、室内
電動弁が約半開に制御されて逆サイクル除霜運転が行わ
れる。
機が停止され、室外電動弁と室内電動弁の両方が全閉に
制御される。その後、圧縮機が駆動され、四方弁が暖房
位置に切り替えられ、室外電動弁が暖房負荷に応じて制
御され、室内電動弁が全開に制御され、元の暖房運転に
復帰する。
は、除霜運転の停止後、室外電動弁と室内電動弁とを全
閉にしているため、配管内の高低圧のバランスがとれ
ず、この状態から暖房運転に復帰する場合、圧縮機の起
動によって、配管内にショックが発生し、大きな配管振
動が生じるという問題があった。
技術が有する課題を解消し、暖房運転への復帰時、圧縮
機の起動による配管振動の発生を抑制することができる
空気調和装置を提供することにある。
暖房運転中に四方弁を逆位置に切り替えて、圧縮機から
吐出される冷媒を、暖房運転サイクルとは逆のサイクル
で室外熱交換器に流す逆サイクル除霜運転を行う空気調
和装置において、逆サイクル除霜運転が終了した後、四
方弁を逆位置としたまま、所定時間、圧縮機の運転を停
止する手段と、この時間が経過した後、四方弁を暖房位
置に復帰させ、時間間隔をあけて圧縮機を起動して元の
暖房運転に復帰させる手段とを備えたことを特徴とす
る。
室外熱交換器、室外電動弁、室内電動弁及び室内熱交換
器を備え、暖房運転中に四方弁を逆位置に切り替えて、
圧縮機から吐出される冷媒を、暖房運転サイクルとは逆
のサイクルで室外熱交換器に流す逆サイクル除霜運転を
行う空気調和装置において、逆サイクル除霜運転が終了
した後、四方弁を逆位置としたまま、所定時間、圧縮機
の運転を停止する手段と、この時間が経過した後、四方
弁を暖房位置に復帰させ、時間間隔をあけて圧縮機を起
動して元の暖房運転に復帰させる手段とを備えたことを
特徴とする。
のにおいて、逆サイクル除霜運転中から元の暖房運転に
復帰するまでの間、室外電動弁を全開に維持する手段を
備えたことを特徴とする。
載のものにおいて、逆サイクル除霜運転中から元の暖房
運転に復帰するまでの間、室内電動弁を略半開に維持す
る手段を備えたことを特徴とする。
の圧縮機の起動時に、すでに四方弁が切り替えられ、し
かも配管内の高低圧差が少ない。これによると、圧縮機
起動時の液ハンマによるショックが少ない。
に基づいて説明する。
この圧縮機1には四方弁3を介して室外熱交換器5が接
続されている。この室外熱交換器5には室外電動膨張弁
(以下、室外電動弁)6を介してレシーバタンク7が接
続され、このレシーバタンク7には管路9を介して蓄熱
槽電動弁11、サブクール弁13、逆止弁14および室
内電動膨張弁(以下、電動弁)15が接続され、この電
動弁15は管路20を介して室内機17の室内熱交換器
19に接続されている。この室内機17の室内熱交換器
19は管路20を介して四方弁3に接続され、この四方
弁3にはアキュムレータ21および圧縮機1が接続され
ている。
弁13、逆止弁14、電動弁15および室内機17をバ
イパスするように管路22が接続され、この管路22に
は蓄熱コイル23および二方弁24が接続されている。
上述した蓄熱コイル23は蓄熱槽25中に水没状態で設
置されている。
止弁27を有した管路28を介して、蓄熱コイル23と
二方弁24を接続する管路22に接続され、また、レシ
ーバタンク7は液ライン弁29を有した管路30を介し
て逆止弁14と電動弁15を接続する管路9に接続され
ている。室外電動弁6とレシーバタンク7の間にはリキ
ッド弁31およびキャピラリチューブ32を有した管路
32が接続され、この管路32は圧縮機21の吸込に接
続されている。
り替わり、圧縮機1から吐出された冷媒が、四方弁3、
室外熱交換器5、室外電動弁6の順に流れてレシーバタ
ンク7に入り、ここから管路9、蓄熱槽電動弁11、管
路22を経て、蓄熱槽25中の蓄熱コイル23に流入
し、ここで蒸発して蓄熱槽25中に製氷し、二方弁2
4、四方弁3、アキュムレータ21を経て圧縮機1に戻
される。
に切り替わり、圧縮機1から吐出された冷媒が、四方弁
3、室外熱交換器5、室外電動弁6の順に流れてレシー
バタンク7に入り、ここから管路30、液ライン弁29
に至り、さらに電動弁15を経て、室内機17の室内熱
交換器19に流入し、ここで蒸発して気化し、管路2
0、四方弁3、アキュムレータ21を経て圧縮機1に戻
される。
に切り替わり、圧縮機1から吐出された冷媒が、四方弁
3、室外熱交換器5、室外電動弁6の順に流れてレシー
バタンク7に入り、ここから管路28、解氷弁26、逆
止弁27を経て、蓄熱槽25中の蓄熱コイル23に流入
し、ここで冷却され氷から冷熱を得て、管路22、サブ
クール弁13、逆止弁14に至り、さらに電動弁15を
経て、室内機17の室内熱交換器19に流入し、ここで
蒸発して気化し、管路20、四方弁3、並びにアキュム
レータ21を経て圧縮機1に戻される。
り替わり、圧縮機1から吐出された冷媒が、四方弁3を
介して、室内機17の室内熱交換器19に流入し、ここ
で凝縮した後に、電動弁15、液ライン弁29を経てレ
シーバタンク7に入り、ここから室外電動弁6を経て、
室外熱交換器5に流入し、ここで蒸発して気化した後、
四方弁3、アキュムレータ21を経て圧縮機1に戻され
る。
検知されると、四方弁3が逆位置(実線位置)に切り替
えられ、圧縮機1から吐出された冷媒が、上述した暖房
運転サイクルとは逆のサイクル(冷房運転サイクル)に
沿って流れ、いわゆるホットガスが室外熱交換器5に流
入し、この室外熱交換器5が除霜される。すなわち、逆
サイクル除霜運転である。
チャートである。
れ、四方弁3が暖房位置A(図1の破線位置)に切り替
えられ、室外電動弁6が暖房負荷に応じて制御され、室
内電動弁15が略半開B(中間開度)で制御される。
1分間、四方弁3は暖房位置Aのまま、圧縮機1が停止
される。この場合、室外電動弁6及び室内電動弁15は
全開C,Dにされる。1分間を経た後、圧縮機1が駆動
されると同時に、四方弁3が逆位置Eに切り替えられ、
室外電動弁6が全開Cのまま、室内電動弁15が約半開
Fに制御されて逆サイクル除霜運転が行われる。
3が逆位置Eで、室外電動弁6が全開Cで、室内電動弁
15が約半開Fのまま、圧縮機1の運転が停止される。
80秒間が経過した後、室外電動弁6が全開Cで、室内
電動弁15が約半開Fのまま、四方弁3が暖房位置Aに
切り替えられ、ついで、10秒間、時間間隔をあけて圧
縮機1が起動されて元の暖房運転に復帰する。
ある程度の圧力差が生じないと、切り替えられない構造
である。従って、圧縮機1を停止させる80秒間があま
り長く設定されると、配管内の高低圧がバランスし、四
方弁3を切り替えることができなくなる。そこで、配管
内に若干の高低圧差が生じている間、すなわち配管内の
高低圧がほぼ完全にバランスする前に、まず四方弁3を
切り替え、その後、配管内の高低圧がほぼ完全にバラン
スした後、圧縮機1を起動させて、元の暖房運転に復帰
させることとした。
でに四方弁3は切り替えられ、しかも、配管内に高低圧
差がほとんどないため、この圧縮機1の起動時にショッ
クが発生することがなく、配管の振動が大幅に抑制され
た。ちなみに、配管内の高低圧がほぼ完全にバランスし
た後であっても、圧縮機1の起動と、四方弁3の切り替
えとを同時に行った場合、配管内に液ハンマが生じ、大
きな配管振動の発生することが判明している。
の暖房運転に復帰するまでの間(90秒間)、室外電動
弁6が全開Cに維持され、室内電動弁15が略半開Fに
維持されるため、従来のように各弁を全閉に制御した場
合に比べ、短時間で高低圧のバランスをとることができ
る。
移行するまでの間(1分間)、室外電動弁6が全開Cに
維持されるため、従来のように当該弁を全閉に制御した
場合に比べ、高低圧のバランスを効率よくとることがで
きる。従って、逆サイクル除霜運転への移行時に、圧縮
機1を起動する際のショックが低減されて、配管振動を
抑制することができる。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
縮機の起動時、すでに四方弁が切り替えられ、しかも配
管内の高低圧差が少ないため、液ハンマによるショック
が少なく、配管振動が大幅に抑制される。
冷媒回路図である。
る。
トである。
Claims (4)
- 【請求項1】 暖房運転中に四方弁を逆位置に切り替え
て、圧縮機から吐出される冷媒を、暖房運転サイクルと
は逆のサイクルで室外熱交換器に流す逆サイクル除霜運
転を行う空気調和装置において、 逆サイクル除霜運転が終了した後、四方弁を逆位置とし
たまま、所定時間、圧縮機の運転を停止する手段と、 この時間が経過した後、四方弁を暖房位置に復帰させ、
時間間隔をあけて圧縮機を起動して元の暖房運転に復帰
させる手段とを備えたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外電
動弁、室内電動弁及び室内熱交換器を備え、暖房運転中
に四方弁を逆位置に切り替えて、圧縮機から吐出される
冷媒を、暖房運転サイクルとは逆のサイクルで室外熱交
換器に流す逆サイクル除霜運転を行う空気調和装置にお
いて、 逆サイクル除霜運転が終了した後、四方弁を逆位置とし
たまま、所定時間、圧縮機の運転を停止する手段と、 この時間が経過した後、四方弁を暖房位置に復帰させ、
時間間隔をあけて圧縮機を起動して元の暖房運転に復帰
させる手段とを備えたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項3】 逆サイクル除霜運転中から元の暖房運転
に復帰するまでの間、室外電動弁を全開に維持する手段
を備えたことを特徴とする請求項2記載の空気調和装
置。 - 【請求項4】 逆サイクル除霜運転中から元の暖房運転
に復帰するまでの間、室内電動弁を略半開に維持する手
段を備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の空気
調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002094189A JP4169526B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002094189A JP4169526B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287255A true JP2003287255A (ja) | 2003-10-10 |
JP4169526B2 JP4169526B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=29238292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002094189A Expired - Fee Related JP4169526B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4169526B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008025919A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002094189A patent/JP4169526B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008025919A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
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