JP2003287156A - 形状記憶ワイヤーサーモユニット機構 - Google Patents
形状記憶ワイヤーサーモユニット機構Info
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- JP2003287156A JP2003287156A JP2002090708A JP2002090708A JP2003287156A JP 2003287156 A JP2003287156 A JP 2003287156A JP 2002090708 A JP2002090708 A JP 2002090708A JP 2002090708 A JP2002090708 A JP 2002090708A JP 2003287156 A JP2003287156 A JP 2003287156A
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- water
- memory wire
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/025—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic actuated by thermo-electric means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成により自動温度調節できる形状記憶
サーモユニット機構を提供する。 【解決手段】本発明は、水栓本体19の外周面側に湯水
の流入口20,21及び混合した温水の流出口22を形
成し、水栓本体19内の前記湯水の流入口20,21に
臨んでプランジャー23を配設し、プランジャー23の
一端側にバイアスバネ28と形状記憶ワイヤー27とを
配設している。形状記憶ワイヤー27は、湯と水とを混
合した温水の温度に反応し、プランジャ23を移動させ
て湯流入口20と水流入口21の開口面積比を変更し、
所定温度の温水を得ている。
サーモユニット機構を提供する。 【解決手段】本発明は、水栓本体19の外周面側に湯水
の流入口20,21及び混合した温水の流出口22を形
成し、水栓本体19内の前記湯水の流入口20,21に
臨んでプランジャー23を配設し、プランジャー23の
一端側にバイアスバネ28と形状記憶ワイヤー27とを
配設している。形状記憶ワイヤー27は、湯と水とを混
合した温水の温度に反応し、プランジャ23を移動させ
て湯流入口20と水流入口21の開口面積比を変更し、
所定温度の温水を得ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯と水とを混合し
て一定温度の温水を得る湯水混合水栓において、形状記
憶ワイヤーを用いて自動温度調節するようにしたサーモ
ユニット機構の技術に関するものである。
て一定温度の温水を得る湯水混合水栓において、形状記
憶ワイヤーを用いて自動温度調節するようにしたサーモ
ユニット機構の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】形状記憶合金を用いた湯水混合水栓とし
ては、図3にその概略を示す、特開昭63−53379
号公報に記載された技術が公知である。この先願技術
は、水栓本体1内にスプール弁2を配設し、その一端側
を形状記憶合金バネ3で付勢し、他端側を通常のバイア
スバネ4で付勢している。そして、湯流入口5と水流入
口6のそれぞれの開口面積を、前記二つのバネ3,4の
付勢力のバランスにより制御している。湯流入口5及び
水流入口6とから流入した湯と水は、混合室7で混合さ
れ、形状記憶合金バネ3が装着された室8を通って吐水
口又はハンドシャワー等へ吐出される。
ては、図3にその概略を示す、特開昭63−53379
号公報に記載された技術が公知である。この先願技術
は、水栓本体1内にスプール弁2を配設し、その一端側
を形状記憶合金バネ3で付勢し、他端側を通常のバイア
スバネ4で付勢している。そして、湯流入口5と水流入
口6のそれぞれの開口面積を、前記二つのバネ3,4の
付勢力のバランスにより制御している。湯流入口5及び
水流入口6とから流入した湯と水は、混合室7で混合さ
れ、形状記憶合金バネ3が装着された室8を通って吐水
口又はハンドシャワー等へ吐出される。
【0003】この湯水混合水栓では、吐出される温水の
温度が高くなると、これを形状記憶合金バネ3が検知し
て伸長動作をし、湯流入口5の開口面積を小さくなるよ
うに且つ水流入口6の開口面積を大きくなるようにスプ
ール弁2を移動させる。これにより、温水の温度は徐々
に低下をし、所定温度の温水が得られる。ところが、こ
の先願技術では形状記憶合金バネ3の温度応答性が悪い
結果、設定温度から外れた温度の温水が無駄に吐出され
るという欠点があった。この形状記憶合金バネ3の温度
応答性が悪いのは、バイアスバネ4とバランスを取り得
るバネ力を有する形状記憶バネ3は、線材が太くなる事
が一つの理由である。また他の理由としては、形状記憶
合金バネ3が混合室7よりも下流側の室8にあり、混合
室7で混合された温水が室8へ流れていくまでの時間的
なロスの分だけ形状記憶合金バネ3の反応動作が遅れる
のも原因の一つである。
温度が高くなると、これを形状記憶合金バネ3が検知し
て伸長動作をし、湯流入口5の開口面積を小さくなるよ
うに且つ水流入口6の開口面積を大きくなるようにスプ
ール弁2を移動させる。これにより、温水の温度は徐々
に低下をし、所定温度の温水が得られる。ところが、こ
の先願技術では形状記憶合金バネ3の温度応答性が悪い
結果、設定温度から外れた温度の温水が無駄に吐出され
るという欠点があった。この形状記憶合金バネ3の温度
応答性が悪いのは、バイアスバネ4とバランスを取り得
るバネ力を有する形状記憶バネ3は、線材が太くなる事
が一つの理由である。また他の理由としては、形状記憶
合金バネ3が混合室7よりも下流側の室8にあり、混合
室7で混合された温水が室8へ流れていくまでの時間的
なロスの分だけ形状記憶合金バネ3の反応動作が遅れる
のも原因の一つである。
【0004】そのため、従来では図4に示すように、パ
イロット弁9A,9Bを通じてピストン弁10のランド
11及び12の背面側へ供給水を導入し、その背圧を利
用してピストン弁10の軸方向位置を制御する湯水混合
装置が特開平6−95747号公報で公知である。この
先願の湯水混合装置は、パイロット弁9A,9Bの弁軸
を形状記憶合金ワイヤー13A,13Bで形成し、これ
を制御回路14を通じて通電加熱することにより、パイ
ロット弁9A,9Bの開口面積を制御し、ピストン弁1
0のランド11及び12の背圧を変化させている。これ
により、ピストン弁10の湯側弁体15A及び水側弁体
15Bの開口面積比が変化し、混合室16へ流入する湯
と水の量が決定され、所望する温度の温水が得られる。
なお、制御回路14は、混合室16の流出側に設置され
た温度検知装置17からの信号に応じて、形状記憶合金
ワイヤー13A,13Bの通電制御を行っている。
イロット弁9A,9Bを通じてピストン弁10のランド
11及び12の背面側へ供給水を導入し、その背圧を利
用してピストン弁10の軸方向位置を制御する湯水混合
装置が特開平6−95747号公報で公知である。この
先願の湯水混合装置は、パイロット弁9A,9Bの弁軸
を形状記憶合金ワイヤー13A,13Bで形成し、これ
を制御回路14を通じて通電加熱することにより、パイ
ロット弁9A,9Bの開口面積を制御し、ピストン弁1
0のランド11及び12の背圧を変化させている。これ
により、ピストン弁10の湯側弁体15A及び水側弁体
15Bの開口面積比が変化し、混合室16へ流入する湯
と水の量が決定され、所望する温度の温水が得られる。
なお、制御回路14は、混合室16の流出側に設置され
た温度検知装置17からの信号に応じて、形状記憶合金
ワイヤー13A,13Bの通電制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記図5
に示す従来の湯水混合装置にあっては、形状記憶ワイヤ
ー13A,13Bへ通電加熱を行うことで形状記憶ワイ
ヤー13A又は13Bを駆動させ、湯側パイロット弁9
Aの開口面積を大きくしてピストン弁10の湯と水の流
入量比を変え、吐出される温水の温度を変更するように
している。従って、形状記憶ワイヤー13A,13Bに
通電加熱を行うための制御回路14や温度検知装置17
が必要である。またピストン弁10の他にパイロット弁
9A,9Bとパイロット圧導入路の形成が必要であり、
水栓本体が大型化且つ複雑化するという問題があった。
に示す従来の湯水混合装置にあっては、形状記憶ワイヤ
ー13A,13Bへ通電加熱を行うことで形状記憶ワイ
ヤー13A又は13Bを駆動させ、湯側パイロット弁9
Aの開口面積を大きくしてピストン弁10の湯と水の流
入量比を変え、吐出される温水の温度を変更するように
している。従って、形状記憶ワイヤー13A,13Bに
通電加熱を行うための制御回路14や温度検知装置17
が必要である。またピストン弁10の他にパイロット弁
9A,9Bとパイロット圧導入路の形成が必要であり、
水栓本体が大型化且つ複雑化するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、簡単な構成
により自動温度調節できる形状記憶サーモユニット機構
を提供せんとするものである。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、簡単な構成
により自動温度調節できる形状記憶サーモユニット機構
を提供せんとするものである。
【0007】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、水栓本体外周面側に湯水
の流入口及び混合した温水の流出口を形成し、水栓本体
内の前記湯水の流入口に臨んでプランジャーを配設し、
プランジャーの一端側にバイアスバネと形状記憶ワイヤ
ーとを配設したことを特徴とする形状記憶ワイヤーサー
モユニット機構である。形状記憶ワイヤーは、湯と水と
を混合した温水の温度に反応し、所定の温度以上になる
と縮むようになる。これにより、プランジャーは湯流入
口の開口面積が小さくなるように且つ水流入口の開口面
積が大きくなるように移動し、混合室へ流入する湯の量
を減少させ、水の量を増加させることで混合された温水
の温度を低くなるように調整し、このような動作を繰り
返すことで所定温度の温水を得るようにしている。形状
記憶ワイヤーはバイアスバネと共にプランジャーの一端
側に配設されており、プランジャーの両方へ配設する必
要がないので、プランジャーの他端側の室の大きさを小
さくでき、その分だけ水栓全体をコンパクトにすること
が可能である。
が採用した請求項1の手段は、水栓本体外周面側に湯水
の流入口及び混合した温水の流出口を形成し、水栓本体
内の前記湯水の流入口に臨んでプランジャーを配設し、
プランジャーの一端側にバイアスバネと形状記憶ワイヤ
ーとを配設したことを特徴とする形状記憶ワイヤーサー
モユニット機構である。形状記憶ワイヤーは、湯と水と
を混合した温水の温度に反応し、所定の温度以上になる
と縮むようになる。これにより、プランジャーは湯流入
口の開口面積が小さくなるように且つ水流入口の開口面
積が大きくなるように移動し、混合室へ流入する湯の量
を減少させ、水の量を増加させることで混合された温水
の温度を低くなるように調整し、このような動作を繰り
返すことで所定温度の温水を得るようにしている。形状
記憶ワイヤーはバイアスバネと共にプランジャーの一端
側に配設されており、プランジャーの両方へ配設する必
要がないので、プランジャーの他端側の室の大きさを小
さくでき、その分だけ水栓全体をコンパクトにすること
が可能である。
【0008】本発明が採用した請求項2の手段は、バイ
アスバネと形状記憶ワイヤーとがその両端側で一体的に
連結されている請求項1に記載の形状記憶ワイヤーサー
モユニット機構である。形状記憶ワイヤーとバイアスバ
ネとを一体化することにより、バイアスバネの中に形状
記憶ワイヤーを納めて一体化でき、より一層の小型化が
可能である。
アスバネと形状記憶ワイヤーとがその両端側で一体的に
連結されている請求項1に記載の形状記憶ワイヤーサー
モユニット機構である。形状記憶ワイヤーとバイアスバ
ネとを一体化することにより、バイアスバネの中に形状
記憶ワイヤーを納めて一体化でき、より一層の小型化が
可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る湯水混合
水栓18を示す概略縦断面図である。同図に示す如く、
この実施の形態にあっては、筒状の水栓本体19の略中
央部に湯流入口20と水流入口21とを設け、図1の右
端側に温水の流出口22を設けている。また水栓本体1
9内の前記湯流入口20及び水流入口21に臨んでプラ
ンジャー23を配設している。このプランジャー23に
よって水栓本体19内が水室24と湯水の混合室25と
に区画され、プランジャー23には前記水室24と混合
室25とを連通するための貫通孔26が複数穿設されて
いる。
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る湯水混合
水栓18を示す概略縦断面図である。同図に示す如く、
この実施の形態にあっては、筒状の水栓本体19の略中
央部に湯流入口20と水流入口21とを設け、図1の右
端側に温水の流出口22を設けている。また水栓本体1
9内の前記湯流入口20及び水流入口21に臨んでプラ
ンジャー23を配設している。このプランジャー23に
よって水栓本体19内が水室24と湯水の混合室25と
に区画され、プランジャー23には前記水室24と混合
室25とを連通するための貫通孔26が複数穿設されて
いる。
【0010】そして、混合室25には、形状記憶ワイヤ
ー27とバイアスバネ28とが配設されている。形状記
憶ワイヤー27は、バイアスバネ28のループの中に配
設されてその両端側がバイアスバネ28に一体的に連結
されている。そのため、一つのバイアスバネ28のスペ
ースの範囲内で形状記憶ワイヤー27を配設することが
でき、極めてコンパクトなものとなる。またこれによ
り、水室24の容積を小さくすることができ、その分だ
け水栓本体19の大きさを小型化することが可能であ
る。
ー27とバイアスバネ28とが配設されている。形状記
憶ワイヤー27は、バイアスバネ28のループの中に配
設されてその両端側がバイアスバネ28に一体的に連結
されている。そのため、一つのバイアスバネ28のスペ
ースの範囲内で形状記憶ワイヤー27を配設することが
でき、極めてコンパクトなものとなる。またこれによ
り、水室24の容積を小さくすることができ、その分だ
け水栓本体19の大きさを小型化することが可能であ
る。
【0011】次に、このように構成された湯水混合水栓
18の動作態様を説明する。水流入口21から水室24
へ流入した水は、プランジャー23の貫通孔26を通っ
て混合室25へ流入し、湯流入口20から混合室25へ
流入した湯と混合される。混合された温水は、流出口2
2から吐水口又はハンドシャワー等へ供給される。ここ
において、形状記憶ワイヤー27は混合室25の温水が
所定温度以上になると縮むように動作する。これによ
り、プランジャー23はバイアスバネ28の付勢力に抗
してプランジャー23を図1の右方向へ引き寄せ、湯流
入口20の開口面積を小さくして水流入口21の開口面
積を大きくするように作用する。
18の動作態様を説明する。水流入口21から水室24
へ流入した水は、プランジャー23の貫通孔26を通っ
て混合室25へ流入し、湯流入口20から混合室25へ
流入した湯と混合される。混合された温水は、流出口2
2から吐水口又はハンドシャワー等へ供給される。ここ
において、形状記憶ワイヤー27は混合室25の温水が
所定温度以上になると縮むように動作する。これによ
り、プランジャー23はバイアスバネ28の付勢力に抗
してプランジャー23を図1の右方向へ引き寄せ、湯流
入口20の開口面積を小さくして水流入口21の開口面
積を大きくするように作用する。
【0012】そのため、混合室25へ流入する湯の量が
減少し、水室24から貫通孔26を通じて混合室25へ
流入する水の量が増加し、混合された温水の温度が低下
する。これにより、形状記憶ワイヤー27は、元の状態
へ復帰し、バイアスバネ28の付勢力によってプランジ
ャー23は図1の左方向へ押し戻され、湯流入口20と
水流入口21との開口面積を元の状態へ復帰させる。こ
のように湯水混合水栓18は、吐出される温水の温度が
高くなった場合に、形状記憶ワイヤー27が縮む動作を
し、湯水の流入口20,21の開口面積を温水の温度が
低くなる方向へ自動的に且つ瞬時に切り替えて温水の温
度が一定となるように自動的に調整している。しかも、
この場合に形状記憶ワイヤー27及びバイアスバネ28
が湯水の混合室25に配置されているため、混合された
温水の温度に直ちに対応することができ、応答性に優れ
ている。
減少し、水室24から貫通孔26を通じて混合室25へ
流入する水の量が増加し、混合された温水の温度が低下
する。これにより、形状記憶ワイヤー27は、元の状態
へ復帰し、バイアスバネ28の付勢力によってプランジ
ャー23は図1の左方向へ押し戻され、湯流入口20と
水流入口21との開口面積を元の状態へ復帰させる。こ
のように湯水混合水栓18は、吐出される温水の温度が
高くなった場合に、形状記憶ワイヤー27が縮む動作を
し、湯水の流入口20,21の開口面積を温水の温度が
低くなる方向へ自動的に且つ瞬時に切り替えて温水の温
度が一定となるように自動的に調整している。しかも、
この場合に形状記憶ワイヤー27及びバイアスバネ28
が湯水の混合室25に配置されているため、混合された
温水の温度に直ちに対応することができ、応答性に優れ
ている。
【0013】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
ものである。この実施の形態では、混合室25に配設さ
れたバイアスバネ28の外周側に形状記憶ワイヤー27
を配設し、形状記憶ワイヤー27の両端側をそれぞれプ
ランジャー23の一端面側と水栓本体19の混合室内壁
面とに連結固定している。バイアスバネ28と形状記憶
ワイヤー27とが分離されている点を除けば、その作用
効果は前記第1の実施の形態の場合と同じである。
ものである。この実施の形態では、混合室25に配設さ
れたバイアスバネ28の外周側に形状記憶ワイヤー27
を配設し、形状記憶ワイヤー27の両端側をそれぞれプ
ランジャー23の一端面側と水栓本体19の混合室内壁
面とに連結固定している。バイアスバネ28と形状記憶
ワイヤー27とが分離されている点を除けば、その作用
効果は前記第1の実施の形態の場合と同じである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
水栓本体外周面側に湯水の流入口及び混合した温水の流
出口を形成し、水栓本体内の前記湯水の流入口に臨んで
プランジャーを配設し、プランジャーの一端側にバイア
スバネと形状記憶ワイヤーとを配設している。形状記憶
ワイヤーは、湯と水とを混合した温水の温度に反応し、
湯水の流入口の開口面積比を変えることにより、所定温
度の温水を得るようにしている。また形状記憶ワイヤー
はバイアスバネと共にプランジャーの一端側に配設され
ており、プランジャーの両方へ配設する必要がないの
で、プランジャーの他端側の室の大きさを小さくでき、
その分だけ水栓全体をコンパクトにすることが可能であ
る。
水栓本体外周面側に湯水の流入口及び混合した温水の流
出口を形成し、水栓本体内の前記湯水の流入口に臨んで
プランジャーを配設し、プランジャーの一端側にバイア
スバネと形状記憶ワイヤーとを配設している。形状記憶
ワイヤーは、湯と水とを混合した温水の温度に反応し、
湯水の流入口の開口面積比を変えることにより、所定温
度の温水を得るようにしている。また形状記憶ワイヤー
はバイアスバネと共にプランジャーの一端側に配設され
ており、プランジャーの両方へ配設する必要がないの
で、プランジャーの他端側の室の大きさを小さくでき、
その分だけ水栓全体をコンパクトにすることが可能であ
る。
【0015】それに加えて、本発明にあっては、バイア
スバネと形状記憶ワイヤーとがその両端側で一体的に連
結されており、バイアスバネの中に形状記憶ワイヤーを
納めることで、より一層の小型化が可能である。
スバネと形状記憶ワイヤーとがその両端側で一体的に連
結されており、バイアスバネの中に形状記憶ワイヤーを
納めることで、より一層の小型化が可能である。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る湯水混合水栓
を示す概略縦断面図である。
を示す概略縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る湯水混合水栓
を示す概略縦断面図である。
を示す概略縦断面図である。
【図3】従来の湯水混合水栓を示す概略縦断面図であ
る。
る。
【図4】従来の別な湯水混合水栓を示す概略縦断面図で
ある。
ある。
18…湯水混合水栓、19…水栓本体、20…湯流入
口、21…水流入口、22…温水の流出口、23…プラ
ンジャー、24…水室、25…混合室、26…貫通孔、
27…形状記憶ワイヤー、28…バイアスバネ
口、21…水流入口、22…温水の流出口、23…プラ
ンジャー、24…水室、25…混合室、26…貫通孔、
27…形状記憶ワイヤー、28…バイアスバネ
Claims (2)
- 【請求項1】水栓本体外周面側に湯水の流入口及び混合
した温水の流出口を形成し、水栓本体内の前記湯水の流
入口に臨んでプランジャーを配設し、プランジャーの一
端側にバイアスバネと形状記憶ワイヤーとを配設したこ
とを特徴とする形状記憶ワイヤーサーモユニット機構。 - 【請求項2】バイアスバネと形状記憶ワイヤーとがその
両端側で一体的に連結されている請求項1に記載の形状
記憶ワイヤーサーモユニット機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090708A JP2003287156A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 形状記憶ワイヤーサーモユニット機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090708A JP2003287156A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 形状記憶ワイヤーサーモユニット機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287156A true JP2003287156A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29235979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090708A Pending JP2003287156A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 形状記憶ワイヤーサーモユニット機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003287156A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005053904A1 (de) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Bayerische Motoren Werke Ag | Mischvorrichtung für Fluide |
CN102691808A (zh) * | 2012-06-04 | 2012-09-26 | 辽宁石油化工大学 | 一种自动调节水温的水龙头 |
CN108150702A (zh) * | 2017-11-25 | 2018-06-12 | 安徽省华象铜业有限公司 | 一种具有缺口橡胶圈的冷热水调节型阀芯 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090708A patent/JP2003287156A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005053904A1 (de) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Bayerische Motoren Werke Ag | Mischvorrichtung für Fluide |
CN102691808A (zh) * | 2012-06-04 | 2012-09-26 | 辽宁石油化工大学 | 一种自动调节水温的水龙头 |
CN108150702A (zh) * | 2017-11-25 | 2018-06-12 | 安徽省华象铜业有限公司 | 一种具有缺口橡胶圈的冷热水调节型阀芯 |
CN108150702B (zh) * | 2017-11-25 | 2019-11-05 | 尤胜芹 | 一种具有缺口橡胶圈的冷热水调节型阀芯 |
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