JP2003285745A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

ステアリングコラム装置

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JP2003285745A
JP2003285745A JP2002094479A JP2002094479A JP2003285745A JP 2003285745 A JP2003285745 A JP 2003285745A JP 2002094479 A JP2002094479 A JP 2002094479A JP 2002094479 A JP2002094479 A JP 2002094479A JP 2003285745 A JP2003285745 A JP 2003285745A
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tilt
steering column
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lock mechanism
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Naoki Sawada
田 直 樹 澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チルトレバーの操作性を低下させることなく、
ステアリングの跳ね上がりを防ぐステアリングコラム装
置を提供する。 【解決手段】チルト機構26はチルトブラケット32
と、チルトブラケット32およびチルトレバー36間に
チルトボルト34の軸方向に締付け力を発生する締付け
部材38とを備える。チルト方向に過大な荷重が作用し
たとき、締付け力を増加させ、ステアリングコラムの跳
ね上がりを規制するロック機構44を備える。ロック機
構44は固定ピース39の背面にチルト方向に勾配を保
って形成される案内面46と、この案内面46とチルト
ブラケット32との間に遊動可能に設けられたローラ4
7と、このローラ47を案内面46に押し付ける保持部
材48とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車輌用ステアリング
装置に係り、特に、チルト方向に過大な荷重が作用した
とき、ステアリングの跳ね上がりを規制するのに好適な
ステアリングコラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ステアリングコラムにはステアリ
ングコラムを上下方向に移動させてステアリングホイー
ルの位置を運転者に好ましい位置に調整する、チルト機
構が備えられる。現在、このチルト機構はステアリング
コラムの拘束状態からステアリングコラムの自由な動作
が可能になる、非拘束状態への切り換えを比較的軽い力
で行えるレバー操作によるものが多用されている。
【0003】レバー操作によるステアリングコラムで
は、ステアリングコラムの拘束時には、図9に示すよう
に、チルトレバー1を回動してその係合要素2とカム部
材3とをかみ合わせる。このとき、ボルト4の軸方向に
締め付け力が発生してチルトブラケット5とヨーク6と
の間の摩擦力が強まり、図10に示すコラムジャケット
7に対してチルトブラケット5を固定することができ
る。
【0004】一方、ステアリングコラムに過大な荷重が
働くと、ステアリングコラムの上方への移動に応じてチ
ルトブラケット5が上方に変位しようとする。チルトブ
ラケット5が上方に移動し始めるのと同時に、チルトブ
ラケット5の円弧状縦壁8が偏心リング9をカム部材3
と円弧状縦壁8との間に回動させる。この結果、カム部
材3と円弧状縦壁8との間の摩擦力がより大きくなり、
チルトブラケット5がさらに上方に移動するのを防止す
る。すなわち、ステアリングコラムが上方に跳ね上がる
のを防ぐことが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のチルト機構にお
いてはステアリングコラムの跳ね上がりを防ぐのに有効
な手段として、偏心リング9を設けると共に、チルトブ
ラケット5に円弧状縦壁8を形成している。これらの手
段は所期の目的を達成するのに欠かせないものである
が、特に、円弧状縦壁8を形成することはチルトブラケ
ット5を必要以上に大きな部材として構成しなければな
らず、その構造が複雑化することと相俟ってチルトブラ
ケット5の製造コストが上昇する要因となる。
【0006】一方、このような乗員の安全確保に向けた
手段の組み込みがチルトレバー1の操作に、たとえば、
レバー操作が重くなるなど、悪影響を及ぼすことは避け
なければならない。すなわち、ステアリングコラムの跳
ね上がりを防ぐ手段を組み込むとしても、レバー操作に
少しも犠牲を強いることがなく、これまでと同様な操作
性を維持する最善の配慮が求められる。
【0007】そこで、本発明の目的はチルトレバーの操
作性を低下させることなく、ステアリングコラムの跳ね
上がりを効果的に防ぐことを可能にしたステアリングコ
ラム装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グコラム装置はチルトブラケットとチルトレバーとの間
のカム要素同士の相対変位によって締め付け力を発生す
る締付け部材によってステアリングコラムの位置決め行
うチルト機構付きステアリングコラム装置において、ス
テアリングコラムがチルト方向へ過大な荷重が作用した
とき、締付け力を増加させ、ステアリングコラムの跳ね
上がりを規制するロック機構を備えたことを特徴とす
る。
【0009】ロック機構を簡略化して示す図5を参照し
てロック機構の動作を説明する。チルト方向に過大な荷
重が働くと、車体部分に固定されるチルトブラケットT
Bは別としてディスタンスブラケットDBが図に示す下
方から上方へ矢印Fで示す荷重方向に移動する。このと
き、締付け部材の固定部材Cも荷重方向Fに移動する。
【0010】締付け部材の固定部材Cに荷重方向Fと逆
向きの勾配を備えた案内面Gを形成し、チルトブラケッ
トTBとこの案内面Gとの間にローラRを遊動可能に設
ける。過大な荷重が働いて締付け部材の固定部材Cが荷
重方向Fに移動したとき、ローラRと案内面Gとの摩擦
が強まることで、ローラRは図において時計回りgに回
転しようとする。
【0011】しかし、荷重方向Fと逆向きの勾配を有す
る案内面GによりローラRは回転することができず、そ
こに挟まれたままになる。この結果、チルトボルトの軸
方向により強力な締付け力が発生してチルトブラケット
TBのサポート材が中心に向かって変位し、ディスタン
スブラケットDB上のコラムジャケットを固定すること
ができる。
【0012】かくして、本発明によれば、チルトレバー
の操作性を低下させずにステアリングコラムが跳ね上が
るのを防ぐことができる。
【0013】本発明によるロック機構は締付け部材を保
持してなる固定部材の背面にステアリングコラムのチル
ト方向に勾配を保って形成される少なくとも1以上の案
内面と、案内面とチルトブラケットとの間に遊動可能に
設けられた少なくとも1以上のローラと、ローラを案内
面に押し付ける保持部材とからなる。
【0014】別の実施の形態では、本発明によるロック
機構は締付け部材を保持してなる固定部材の背面にステ
アリングコラムのチルト方向に勾配を保って形成される
少なくとも1以上の案内面と、案内面に沿って摺動する
少なくとも1以上の楔部材と、楔部材を案内面に押し付
ける保持部材とからなる。
【0015】さらに、本発明によるロック機構は、特
に、保持部材とチルトブラケット間にプレートを介挿す
る。このようなプレートを介挿することによりロック機
構による締付け力が働いたときにローラと接するチルト
ブラケットの表面に生じる圧痕のために締付け力が低下
するのを防ぐことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態について図面を参照して説明する。ま
ず、チルト式ステアリングコラムおよびチルト機構につ
いて図1および図2を参照して説明する。ステアリング
コラムは、図1に示すように、円筒状のコラムジャケッ
ト21と、このコラムジャケット21の内部を貫いて配
置されたステアリングシャフト22とを備える。このス
テアリングシャフト22はコラムジャケット21の各端
部にそれぞれ固定された軸受23、24によって支承さ
れている。
【0017】このコラムジャケット21はステアリング
ホイール25に近い車体部分に固定したチルト機構26
と、ステアリングホイール25から遠い車体部分に固定
したロアブラケット27とによって支持されている。ロ
アブラケット27はチルト動作の中心となるチルトピン
28を備え、コラムジャケット21がこのチルトピン2
8を中心として回動するように構成される。また、ロア
ブラケット27はロアディスタンスブラケット29を有
し、ロアディスタンスブラケット29はコラムジャケッ
ト21と連結されている。なお、図中符号30、31は
軸受23、24の位置を固定する止め輪を示している。
【0018】一方、チルト機構26は、図2(a)
(b)に示すように、コラムジャケット21を支持する
チルトブラケット32を備える。このチルトブラケット
32は互いに間隔を保って並ぶサポート材32a、32
bを有する。チルトブラケット32にはサポート材32
a、32bに挟持される、コラムジャケット21を支持
するディスタンスブラケット33が備えられる。
【0019】また、チルトボルト34はチルトブラケッ
ト32およびディスタンスブラケット33を挿通して設
けられ、先端のねじ部にナット35が螺合している。こ
のチルトボルト34はその頭部側で後記の締付け部材を
介して締付け力をもたらすチルトレバー36と係合して
いる。
【0020】さらに、チルトブラケット32には円弧状
溝37(図2(b)参照)が形成されており、ステアリ
ングコラムの非拘束状態では円弧状溝37に沿ってコラ
ムジャケット21を移動させ、所定の位置で固定できる
ようになっている。
【0021】また、チルト機構26は互いに相対変位可
能なカム要素を有する締付け部材38を備える。この締
付け部材38は対向面にカム要素を有する固定ピース3
9と、同様に対向面にカム要素を有する可動カム40と
から構成される。固定ピース39は背面にボス(後記)
を備える。これはチルトブラケット32の円弧状溝37
に後に詳述されるロック機構を介して嵌入されている。
一方、可動カム40は背面にボス42を有し、これはチ
ルトレバー36の角孔43(図2(b)参照)に嵌入さ
れている。
【0022】さらに、チルト機構26は固定ピース39
に組み込まれるチルト機構26を固定するロック機構4
4を備える。なお、図中符号45はチルトレバー36の
回動を助けるスラスト軸受を示している。
【0023】図3および図4にロック機構44の詳細を
示す。ロック機構44は、図3に示すように、円弧状溝
37に隣接して固定ピース39の背面にチルト方向に勾
配を保って形成される複数個の案内面46と、この案内
面46とチルトブラケット32との間に各々遊動可能に
設けられた複数個のローラ47と、このローラ47を案
内面46に押し付ける保持部材48とを備える。案内面
46はそこに接する各ローラ47と協働してステアリン
グコラムに過大な力が働いたとき、チルトブラケット3
2に一段と強力な締付け力を与えるように矢印Fで示す
荷重方向と逆向きの勾配を有する。この案内面46によ
りチルトブラケット32と案内面46との間隔はチルト
機構26の下方においてより狭く保たれる。さらに、ロ
ーラ47は2個のローラの組み合わせからなり、チルト
跳ね上がり方向に2組み設けられている。また、ロック
機構44は固定ピース39とチルトブラケット32との
間に板バネ49を備える。
【0024】さらに、図4に示すように、固定ピース3
9はその背面にボス39aを有する。このボス39aが
保持部材48および板バネ49を通して円弧状溝37に
嵌入されており、固定ピース39がチルトブラケット3
2に対して位置決めされる。
【0025】本実施の形態は上記構成からなるもので、
ステアリングコラムの拘束時には、チルトレバー36を
回動すると、チルトレバー36と係合した可動カム40
が回動し、そのカム要素が固定ピース39のカム要素に
乗り上げて相対変位する。このとき、チルトボルト34
の軸方向に締付け力が発生し、チルトブラケット32の
サポート材32a、32bが中心に向かって変位し、デ
ィスタンスブラケット33上のコラムジャケット21を
固定することができる。
【0026】このステアリングコラムの拘束時には、ロ
ック機構44のローラ47が案内面46の勾配の最小部
分にあり、チルトレバー36はこれまでと同様に極軽い
力で操作することができる。
【0027】また、ステアリングコラムの非拘束時に
は、チルトレバー36を逆方向に回動すると、可動カム
40および固定ピース39が相対変位し、かみ合ったカ
ム要素同士が離れる。このとき、チルトボルト34の軸
方向に作用していた締付け力が緩み、チルトブラケット
32のサポート材32a、32bが外側に向かって移動
し、コラムジャケット21を拘束状態から解き放すこと
ができる。
【0028】一方、チルト跳ね上がり方向に過大な荷重
が働くと、チルトブラケット32と接する締付け部材3
8およびディスタンスブラケット33が荷重方向(矢印
F)に僅かに移動する。このとき、固定ピース39が上
方に移動するに従って案内面46とローラ47との間の
摩擦がさらに強まり、ローラ47が図において時計回り
に回動しようとする。
【0029】しかし、荷重方向と逆向きの勾配を有する
案内面46によりローラ47は回転することができず、
案内面46とチルトブラケット32との間に挟まれたま
ま、その位置を保ち続ける。このとき、チルトボルト3
4の軸方向に強力な締付け力が発生し、チルトブラケッ
ト32のサポート材32a、32bが中心に向かって移
動し、ディスタンスブラケット33上のコラムジャケッ
ト21を固定することができる。これにより、チルト機
構26が上方に跳ね上がるのを防ぐことが可能になる。
【0030】このように本実施の形態においてはチルト
方向に過大な荷重が作用したとき、締付け力を増加さ
せ、ステアリングコラムの跳ね上がりを規制するロック
機構44を備えたので、チルトレバー36の操作性を低
下させずに、効果的にステアリングコラムが跳ね上がる
のを防ぐことができる。また、チルトブラケット32は
その大きさおよび構造がこれまでと変わらないので、製
造コストの上昇を免れることができる。
【0031】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図6を参照して説明する。図示しないチ
ルト機構は第1の実施の形態のものと同一の構成からな
る。第1の実施の形態のロック機構44と異なる、ロッ
ク機構50は次のように構成される。すなわち、ロック
機構50は固定ピース39の背面にチルト方向に勾配を
保って形成される複数個の案内面46と、この案内面4
6に沿って摺動する複数個の楔部材51と、この楔部材
51を案内面46に押し付ける保持部材48とを備え
る。案内面46はそこに接する各楔部材51と協働して
ステアリングコラムに過大な荷重が働いたとき、チルト
ブラケット32に一段と強力な締付け力を与えるように
図に矢印Fで示す荷重方向と逆向きの勾配を有する。さ
らに、楔部材51は2個の楔部材の組み合わせからな
り、チルト跳ね上がり方向に2組み設けられている。
【0032】本実施の形態は上記構成からなるもので、
先に説明した第1の実施の形態と同様な働きを得ること
ができる。すなわち、チルト跳ね上がり方向に過大な荷
重が働くと、チルトブラケット32と接する締付け部材
38およびディスタンスブラケット33が荷重方向(矢
印F)に僅かに移動する。このとき、固定ピース39が
上方に移動するに従って案内面46とローラ47との間
の摩擦がさらに強まり、楔部材51が図において上方に
移動しようとする。
【0033】しかし、荷重方向と逆向きの勾配を有する
案内面46により楔部材51は移動することができず、
案内面46とチルトブラケット32との間でその位置を
保ち続ける。このとき、チルトボルト34の軸方向に強
力な締付け力が発生し、チルトブラケット32のサポー
ト材32a、32bが中心に向かって変位し、ディスタ
ンスブラケット33上のコラムジャケット21を固定す
ることができる。これにより、ステアリングコラムが上
方に跳ね上がるのを防ぐことが可能になる。
【0034】本実施の形態においてはチルト方向に過大
な荷重が作用したとき、締付け力を増加させ、ステアリ
ングコラムの跳ね上がりを規制するロック機構50を備
えたので、チルトレバー36の操作性を低下させずに、
効果的にステアリングコラムが跳ね上がるのを防ぐこと
ができる。また、チルトブラケット32はその大きさお
よび構造がこれまでと変わらないので、製造コストの上
昇を免れることができる。
【0035】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態について図7および図8を参照して説明する。ロ
ック機構52は、図7(a)に示すように、第1の実施
の形態の構成に加えて、ロック機構52の保持部材48
とチルトブラケット32との間にプレート53を介挿し
ている。このプレート53はその背面に位置決め用突起
54を有し、この突起54が円弧状溝37に嵌入されて
いる。また、プレート52は表面処理を用いてローラ4
7と接する表面側の硬さ高めている。
【0036】一方、ライナ53は、図7(b)に示すよ
うに、チルトボルト34が貫通する、円弧状溝37に倣
って穿孔される溝55を備える。また、本実施の形態で
は、図8に示すように、固定ピース39の背面のボス3
9aは保持材48、板バネ49およびライナ53を通し
て円弧状溝37に嵌入されており、固定ピース39がチ
ルトブラケット32に対して位置決めされる。
【0037】本実施の形態は上記構成からなるもので、
ロック機構52は先に説明したロック機構44と同一の
基本的構成を備える。これにより、第1の実施の形態と
同様な働きを得ることができる。本実施の形態では、特
に、保持部材48とチルトブラケット32との間に硬さ
を高めたプレート53を介挿しているので、強い締付け
力が局部的に接触するローラ47からチルトブラケット
32に加えられたとき、プレート53がこの強い力を受
け止めることで、ローラ47と接するチルトラケット3
2の表面に圧痕が生じるのを防ぐことができる。
【0038】これにより、圧痕のためにチルトブラケッ
ト32のチルトボルト34の軸方向に沿う寸法が変化し
てしまい、締付け力が低下するのを防止することが可能
になる。
【0039】本実施の形態においては、特に、保持部材
48とチルトブラケット32との間にプレート53を介
挿しているので、ロック機構52による締付け時にチル
トブラケット32に表面に生じる圧痕のために締付け力
が低下するのを防ぐことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、チルト方向に過大な荷
重が作用したとき、締付け力を増加させ、ステアリング
コラムの跳ね上がりを規制するロック機構を備えたの
で、チルトレバーの操作性を低下することなく、ステア
リングコラムが跳ね上がるのを効果的に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態に係るチルト機
構付きステアリングコラム装置を示す構成図である。
【図2】図1に示されるチルト機構の詳細を示すもの
で、(a)はチルト機構の正面図、(b)はその側面図
である。
【図3】図2に示される第1の実施の形態に係るロック
機構を示す構成図である。
【図4】図2および図3に示されるチルト機構およびロ
ック機構の分解斜視図である。
【図5】本発明に係るロック機構を簡略化して示す動作
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るロック機構を
示す構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るロック機構を
示すもので、(a)はチロック機構の構成図、(b)は
(a)に示されるプレートを示す図である。
【図8】図7に示されるチルト機構およびロック機構の
分解斜視図である。
【図9】従来のチルト式ステアリングコラムの一例を示
す断面図である。
【図10】図9に示されるチルトブラケットを示す斜視
図である。
【符号の説明】
21… コラムジャケット 32… チルトブラケット 33… ディスタンスブラケット 34… チルトボルト 36… チルトレバー 38… 締付け部材 39… 固定ピース 40… 可動カム 44、50、52… ロック機構 46… 案内面 47… ローラ 51… 楔部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チルトブラケットとチルトレバーとの間
    のカム要素同士の相対変位によって締め付け力を発生す
    る締付け部材によってステアリングコラムの位置決め行
    うチルト機構付きステアリングコラム装置において、前
    記ステアリングコラムがチルト方向へ過大な荷重が作用
    したとき、前記締付け力を増加させ、前記ステアリング
    コラムの跳ね上がりを規制するロック機構を備えたこと
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構が前記締付け部材を保持
    してなる固定部材の背面に前記ステアリングコラムのチ
    ルト方向に勾配を保って形成される少なくとも1以上の
    案内面と、前記案内面と前記チルトブラケットとの間に
    遊動可能に設けられた少なくとも1以上のローラと、前
    記ローラを前記案内面に押し付ける保持部材とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のステアリングコラム装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構が前記締付け部材を保持
    してなる固定部材の背面に前記ステアリングコラムのチ
    ルト方向に勾配を保って形成される少なくとも1以上の
    案内面と、前記案内面に沿って摺動する少なくとも1以
    上の楔部材と、前記楔部材を前記案内面に押し付ける保
    持部材とからなることを特徴とする請求項1記載のステ
    アリングコラム装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構が前記保持部材と前記チ
    ルトブラケット間にプレートを介挿したことを特徴とす
    る請求項1ないし3記載のステアリングコラム装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100972143B1 (ko) 2008-03-11 2010-07-23 주식회사 만도 조향컬럼의 록킹 장치
KR101304502B1 (ko) 2011-07-05 2013-09-05 남양공업주식회사 스티어링 컬럼 레버 구조체
KR101421337B1 (ko) 2012-04-04 2014-07-21 주식회사 만도 자동차의 조향컬럼

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