JP2003284658A - 催し物会場敷設カーペットの繰り返し使用方法 - Google Patents

催し物会場敷設カーペットの繰り返し使用方法

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JP2003284658A
JP2003284658A JP2002090545A JP2002090545A JP2003284658A JP 2003284658 A JP2003284658 A JP 2003284658A JP 2002090545 A JP2002090545 A JP 2002090545A JP 2002090545 A JP2002090545 A JP 2002090545A JP 2003284658 A JP2003284658 A JP 2003284658A
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JP
Japan
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carpet
event
cleaning
laid
venue
Prior art date
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Application number
JP2002090545A
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English (en)
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Sumiaki Kozono
純秋 小園
Kenichiro Takada
賢一郎 高田
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REVAL KK
West Japan Industry & Exhibiti
West Japan Industry & Exhibition Association
Original Assignee
REVAL KK
West Japan Industry & Exhibiti
West Japan Industry & Exhibition Association
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示会等の催し物会場におけるカーペットの
繰り返し再使用を可能にすることにより、産業廃棄物の
排出を低減し、地球環境の汚染を抑制し、高級感のある
カーペットを安価に提供する。 【解決手段】 催し物会場にタイルカーペットを敷設す
る工程と、催し物会場の床面に敷設された状態でタイル
カーペットの除塵、洗浄等のクリーニングを行う工程
と、催し物終了後にタイルカーペットを撤収して所定の
場所に保管する工程とを含む催し物会場敷設カーペット
の繰り返し使用方法。前記クリーニング工程は、催し物
の開催終了後の撤収する前に実施する場合と、催し物の
終了後にはクリーニングは行わずにタイルカーペットを
撤収し、次回の催し物会場でタイルカーペットを敷設し
た後に実施する場合とがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、展示会場等の催し
物会場に開催期間開始前に敷かれ、期間終了後に撤収さ
れるカーペットを繰り返し使用することのできる催し物
会場敷設カーペットの繰り返し使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平成13年には、日本全国で大中規模を
含めると1000以上の展示会が開催されていると報告
されている。展示会に使用される会場としては、スポー
ツなども可能な、床面が木材の多目的ホールがよく用い
られる。このような床面が木材の場合は、土足だと床面
が傷つくので、展示場を借りる側に、カーペットの使用
を義務づけているところが多い。また、床面が木材また
はモルタル等を問わず、展示会は商品及びサービス等を
一般に披露するためのショーを行う場であるために、大
半の主催者や出展者が装飾性を高めるために床にカーペ
ットを敷き詰めている。
【0003】カーペットは、従来においては、借用期間
経過後に会場の現状復帰のために撤収されるが、その大
半は会期中の汚れによって再使用できないため、経済性
の点で、安価な薄い毛氈のような巻物が使用されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】展示会場で使用される
カーペットは年間に膨大な量になり、その素材はポリプ
ロピレン100%の素材のものが多いため、使用後の焼
却時に有害煤煙を大量に発生させている。
【0005】また、展示会に使用するカーペットは今ま
で、その殆どがわずか3〜4日間しか使用していないに
もかかわらず、産業廃棄物として焼却処分されている。
【0006】このように、地球規模での環境問題が最重
要課題である現在において、まったく無駄である行為が
何年間もの間行われ、年間数万トンにも及ぶ産業廃棄物
と焼却時に大量の有害煤煙を発生しつづけてきた。
【0007】さらに、会場を借りる者は新品のカーペッ
トを使用しなければならず、展示場を借りる側の負担も
相当高くなっている。また、安価な薄い毛氈のような素
材を使用せざるを得ないため、高級感のある毛の長いカ
ーペットを使用するのは短期間の展示会では価格的に採
用困難であった。
【0008】そこで本発明は、展示会等の催し物会場に
おけるカーペットの繰り返し再使用を可能にすることに
より、産業廃棄物の排出を低減し、地球環境の汚染を抑
制し、高級感のあるカーペットを安価に提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、使用後の
カーペットに対し、除塵・シミの除去・クリーニングま
での一連の作業を行うシステムと、このシステムを催し
物会場の現場で行うことのできる技術により達成するこ
とができる。
【0010】すなわち、本発明は、催し物会場にタイル
カーペットを敷設する工程と、前記催し物会場の床面に
敷設された状態で前記タイルカーペットの除塵、洗浄等
のクリーニングを行う工程と、催し物終了後に前記タイ
ルカーペットを撤収して所定の場所に保管する工程とを
含むことを特徴とする催し物会場敷設カーペットの繰り
返し使用方法である。
【0011】前記クリーニング工程は、催し物の開催終
了後の撤収する前に実施しても、催し物の終了後にはク
リーニングは行わずにタイルカーペットを撤収し、次回
の催し物会場でタイルカーペットを敷設した後にクリー
ニング工程を実施するようにしてもよい。
【0012】このようなクリーニング工程を催し物会場
において行うことにより、撤収後に工場で洗浄するとき
のような手間と設備を要せず、カーペットを1回限りで
使い捨てにせず、レンタル制にして繰り返し使用するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の催し物会場敷設カ
ーペットの繰り返し使用方法の実施の形態について、工
程に沿って説明する。
【0014】1.使用するカーペットを、薄い巻物のカ
ーペットから、耐久性があり、また移動及び施工が容易
に行えるタイルカーペットにする。タイルカーペットと
しては、市販の50cm×50cm、あるいは特注の1
00cm×100cm等の正方形のものが使用できる。
【0015】2.催し物終了後の現場クリーニングは、
各業者の展示品や機材の撤去と時間が重なり及び撤去時
に汚される可能性があり、また会場使用時間の制限など
で困難であるため、汚れたまま撤収し配送センターに返
す。
【0016】3.現場でのクリーニングは、次回の催し
物開催前の設営段階で行う。小間部分と通路部分とに別
けて施工と現場クリーニングを同時進行で行う。小間は
カーペットの上にパーテーションを組むために、最初に
作業をし、通路は全ての装飾・展示などが終了後、作業
を行う。
【0017】4.催し物の期間中、毎日の会終了後除塵
及びシミの除去作業を行う。
【0018】
【実施例】以下に、本発明のクリーニング工程に関連す
る手順を、実施例に基づいて具体的に説明する。
【0019】クリーニング工程は、除塵・シミの除去・
汚れに応じて選択して実施する4種類のクリーニング技
法・毎日の催し物終了後の除塵・シミの除去作業を含
む。
【0020】1.除塵作業とシミの除去作業 大型のブラシ付き掃除機で、砂・綿埃などを丁寧に除塵
する。水溶性・油性などのシミの種類別に適応する界面
活性剤が混入された洗剤で、手作業及び機械でシミの除
去を行う。このように、乾燥した汚れの除去を除塵作業
で行い、次のクリーニング工程では取ることのできない
頑固な部分的な汚れをシミ除去作業で行うことにより、
クリーニングの作業効率と品質を高める。
【0021】2.クリーニングは下記の4種類を汚れの
状態や作業の可能な時間を見極めながら組み合わせて行
う。
【0022】(1)パウダークリーニング プラスチック系またはトウモロコシの芯の部分を粉砕し
て直径が0.01mm以下の細かい微粒子とした粉に、界
面活性剤が混入された洗剤を含ませ、その粉をブラシ及
び電動ブラシでカーペットに擦り込むことで、汚れを粉
に吸着させ洗浄する。この方法は、カーペットに洗剤な
どの残留成分が少なく、乾燥時間が極端に短いため、作
業効率が高い。但し、洗浄力が弱いため全体的な軽い汚
れの場合に用いる。
【0023】(2)スピンボンネットクリーニング 電動で回転する機械の下に、約1cm程の厚みの繊維製
品、例えばタオルの分厚いものを置き、界面活性剤が混
入された洗剤をスプレーで撒きながら汚れを繊維に吸着
させ洗浄する。この技法も乾燥時間が短く、洗浄力はパ
ウダー技法よりは強いため、中程度の汚れの場合に用い
る。
【0024】(3)スチームクリーニング 約60〜95度の温水に界面活性剤が混入された洗剤を
混入させて、圧力をかけてカーペットに噴射させ、瞬時
に洗剤と汚れた温水を回収する、また、先に洗剤をカー
ペットにスプレーで噴霧し、約60〜95度の温水のみ
を噴射させ、洗剤と汚れた温水を回収する。この工程
は、大量の温水を使用するものの、乾燥時間は短くて洗
浄力が強く、カーペットのパイルの中にある多くの埃や
残留物などを回収する能力がある。
【0025】(4)シャンプークリーニング 界面活性剤が混入された洗剤を出しながら回転するブラ
シで泡立てて洗浄する、その後、水及び温水を圧力をか
けて噴射し、洗剤や汚れを回収する。この工程では長い
乾燥時間を必要とするが、極度の汚れをクリーニングす
ることができる。
【0026】3.催し物開催期間中の会終了後の除塵及
びシミの除去 その日1日の砂・綿などの埃と部分的なシミの汚れを除
去する。この作業を開催期間中、毎日行うことで催し物
開催前のクリーニング作業量を軽減し、作業効率と品質
を高める。
【0027】4.催し物開催前のクリーニング 催し物終了後は、短時間で全てを撤収する必要があるた
め、催し物開催前にクリーニングを行う。
【0028】カーペットの施工とクリーニング作業にか
かる時間は、ほぼ同時間であるため両作業を同時進行す
る。この2つを並行して行うことにより作業時間と作業
人員の軽減を行うことができ、大幅なコスト削減を達成
することができる。
【0029】なお、催し物終了後に十分時間的余裕があ
る場合は、カーペットの撤収前にクリーニングすること
ができることは言うまでもなく、その方法も、本発明の
範囲に含まれる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記の効果を奏する。
【0031】(1)催し物場のカーペットを現場でクリ
ーニングすることにより、カーペットを繰り返し使用す
ることが可能になる。
【0032】(2)繰り返し使用により、産業廃棄物の
排出を低減し、地球環境の汚染を抑制することができ
る。
【0033】(3)繰り返し使用が可能になったことに
より、高級感のあるカーペットを安価に提供することが
できる。
【0034】(4)本発明により、使用後のカーペット
の低価格によるサービスが可能となり、レンタルカーペ
ットという新事業を創生できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 7/00 B08B 7/00 (72)発明者 高田 賢一郎 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8番1 号 財団法人西日本産業貿易見本市協会内 Fターム(参考) 3B116 AA02 BA02 BB21 BB71 BB90 3B201 AA02 BA02 BB21 BB71 BB90 BB92 BB94

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 催し物会場にタイルカーペットを敷設す
    る工程と、前記催し物会場の床面に敷設された状態で前
    記タイルカーペットの除塵、洗浄等のクリーニングを行
    う工程と、催し物終了後に前記タイルカーペットを撤収
    して所定の場所に保管する工程とを含むことを特徴とす
    る催し物会場敷設カーペットの繰り返し使用方法。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング工程を、催し物の開催
    終了後の撤収する前に実施することを特徴とする請求項
    1記載の催し物会場敷設カーペットの繰り返し使用方
    法。
  3. 【請求項3】 前記催し物の終了後にはクリーニングは
    行わずに前記タイルカーペットを撤収し、次回の催し物
    会場でタイルカーペットを敷設した後に前記クリーニン
    グ工程を実施することを特徴とする請求項1記載の催し
    物会場敷設カーペットの繰り返し使用方法。
JP2002090545A 2002-03-28 2002-03-28 催し物会場敷設カーペットの繰り返し使用方法 Pending JP2003284658A (ja)

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