JP2003284639A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JP2003284639A JP2003284639A JP2002090457A JP2002090457A JP2003284639A JP 2003284639 A JP2003284639 A JP 2003284639A JP 2002090457 A JP2002090457 A JP 2002090457A JP 2002090457 A JP2002090457 A JP 2002090457A JP 2003284639 A JP2003284639 A JP 2003284639A
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Abstract
くすることができる炊飯器を得る。 【解決手段】 米種選択キー7により精白米、無洗米、
玄米の3通りの米の種類を選択し、表示手段11で選択
された米種を表示し、また、メニュー選択キー8により
ご飯、おかゆ、炊き込みの3通りのメニューを選択し、
表示手段11で選択されたメニューを表示し、さらに、
設定された米種及びメニューに応じて炊飯のシーケンス
を呼び出して炊飯を行う。
Description
使用される炊飯器に関わり、特にメニュー選択機能を有
する炊飯器に関する。
公報に示された従来の炊飯器の断面図、図18はこの炊
飯器の操作パネルを示す図である。図において、1は炊
飯器本体、2は鍋、6は操作部、8は選択手段、9は炊
飯スイッチ、11は表示手段、13は制御手段である。
に所望量の米と適量の水を入れ、本体1に挿入した後、
操作部6の選択手段8によって炊飯したいメニューを選
択する。選択手段8の操作には表示手段11が同期して
おり、例えば選択手段8を操作する毎に、表示手段11
の表示は、白米→白米軟らかめ→白米硬め→無洗米→無
洗米軟らかめ→無洗米硬めのように順次遷移する。使用
者は、選択手段8の操作により、例えば無洗米を選択す
る。その後、操作部6で炊飯スイッチ9を操作すると、
制御手段13により炊飯が開始される。
1−346683号公報示された従来の炊飯器では、玄
米を含む多様なバリエーションを有する炊飯器が提案さ
れており、繊維質が多く健康に良いという理由から玄米
も一般に食されている。
飯器では、選択手段8の操作によりメニューを選択する
ものであり、メニューの種類が多くなると操作回数が増
えてしまい操作性が悪く、また全メニューを各々表示す
る必要があるため表示が複雑になってしまい、誤操作の
可能性が高くなってしまうという問題点があった。
ためになされたもので、メニューの選択を容易にでき、
誤操作を少なくすることができる炊飯器を得るものであ
る。
は、炊飯物を入れる鍋と、この鍋を加熱する加熱手段
と、複数の米加工種類の内から1つを選択する米種選択
手段と、複数の炊飯メニューの内から1つを選択するメ
ニュー選択手段と、米種選択手段により選択された米加
工種類及びメニュー選択手段により選択されたメニュー
を表示する表示手段と、米種選択手段により選択可能な
複数の米加工種類及びメニュー選択手段により選択可能
な複数のメニューに応じた複数の炊飯シーケンスを記憶
する記憶手段と、米種選択手段とメニュー選択手段によ
り選択された米加工種類及びメニューに基づき記憶手段
から所定の炊飯シーケンスを選択し、この炊飯シーケン
スにより加熱手段を制御する制御手段とを備えたもので
ある。
する加熱手段と、複数の米加工種類の内から1つを選択
する米種選択手段と、複数の炊飯メニューの内から1つ
を選択するメニュー選択手段と、米種選択手段により選
択された米加工種類及びメニュー選択手段により選択さ
れたメニューを表示する表示手段と、メニュー選択手段
により選択可能な複数のメニューに応じた複数の基本シ
ーケンスを記憶する基本シーケンス記憶手段と、米種選
択手段により選択可能な複数の米加工種類及びメニュー
選択手段により選択可能な複数のメニューに応じた複数
の炊飯工程データを記憶する工程データ記憶手段と、メ
ニュー選択手段により選択されたメニューに基づき基本
シーケンス記憶手段から所定の基本シーケンスを選択
し、米種選択手段及びメニュー選択手段により選択され
た米加工種類及びメニューに基づき工程データ記憶手段
から所定の工程データを選択し、選択された基本シーケ
ンス及び選択された工程データにより加熱手段を制御す
る制御手段とを備えたものである。
加工種類に対してメニュー選択手段により特定のメニュ
ーの選択を禁止し、及び/またはメニュー選択手段によ
り選択されたメニューに対して米種選択手段により特定
の米加工種類の選択を禁止したものである。
加工種類は、玄米を含むものである。
実施の形態1である炊飯器の断面模式図、図2はこの炊
飯器の操作パネルを示す図、図3はこの炊飯器の制御ブ
ロック図、図4はこの炊飯器の動作を示すフローチャー
ト、図5はこの炊飯器の記憶手段14のメモリ概略図で
ある。
本体1に着脱自在に収容され、米、水等を収容する鍋、
3は鍋2を加熱する加熱手段であるヒータ、4は炊飯器
本体1の上部開口を開閉する蓋、5は鍋2の温度を検出
する温度センサである。
作パネルであり、操作パネル6は精白米、無洗米、玄米
の米の加工種類を選択する米種選択キー7と、ご飯、お
かゆ、炊き込みの炊飯メニューを選択するメニュー選択
キー8と、炊飯開始を入力する炊飯キー9と、炊飯動作
を取り消す取消キー10と、精白米、無洗米、玄米から
なる米種や、ご飯、おかゆ、炊き込みからなるメニュー
を液晶により表示する表示手段11と、炊飯の動作中に
点灯する炊飯LED12により構成される。
種選択キー7、メニュー選択キー8、炊飯キー9、取消
キー10、米種及びメニューに応じた炊飯シーケンスを
記憶する記憶手段14、液晶表示器からなる表示手段1
1及び炊飯LED12の表示を制御する表示制御手段1
5、温度センサ5の温度を検出する温度検出手段16、
ヒータ3の加熱を制御する加熱制御手段17と接続さ
れ、入出力の制御を行う。
動作について説明する。まず、ステップS1で炊飯器に
電源を投入することにより制御が開始される。ステップ
S2で米種を精白米に設定し、ステップS3でメニュー
をご飯に設定する。これにより初期設定は、米種:精白
米、メニュー:ご飯となり、表示制御手段15は表示手
段11に「精白米」、「ご飯」を表示する。
定が行われ、入力があった場合はステップS5からステ
ップS9で米種の設定の変更が行われる。ステップS5
では米種選択キー7の操作前に設定されていた米種が精
白米であるかどうかを判定し、精白米である場合はステ
ップS6で米種を無洗米に設定変更する。ステップS5
で精白米でない場合はステップS7で米種選択キー7の
操作前に設定されていた米種が無洗米であるかどうかを
判定し、無洗米である場合はステップS8で米種を玄米
に設定変更する。ステップS7で無洗米でない場合はス
テップS9で米種を精白米に設定変更する。これにより
米種選択キー7を操作する毎に米種の設定は 無洗米→
玄米→精白米・・・ と変更することができる。このとき
表示制御手段15は米種の設定が変更されるたびに表示
手段11に設定された米種を表示する。
入力判定が行われ、入力があった場合はステップS11
からステップS15でメニューの設定の変更が行われ
る。ステップS11ではメニュー選択キー8の操作前に
設定されていたメニューがご飯であるかどうかを判定
し、ご飯である場合はステップS12でメニューをおか
ゆに設定変更する。ステップS11でご飯でない場合は
ステップS13でメニュー選択キー8の操作前に設定さ
れていたメニューがおかゆであるかどうかを判定し、お
かゆである場合はステップS14でメニューを炊き込み
に設定変更する。ステップS13でおかゆでない場合は
ステップS15でメニューをご飯に設定変更する。これ
によりメニュー選択キー8を操作する毎にメニューの設
定は おかゆ→炊き込み→ご飯・・・ と変更することが
できる。このとき表示制御手段15はメニューの設定が
変更されるたびに表示手段11に設定されたメニューを
表示する。
定が行われ、入力がない場合は、ステップS4からステ
ップS16の処理が繰り返されることにより、炊飯を開
始する以前は米種及びメニューの設定変更が可能とな
る。ステップS16で炊飯キー9の入力があった場合
は、ステップS17で設定された米種及びメニューに対
応したシーケンスが記憶手段14から呼び出される。記
憶手段14には図5に示すように米種及びメニューに応
じて9種類のシーケンスが記憶されており、例えば米
種:無洗米、メニュー:おかゆが選択された場合はシー
ケンスSMOが選択され呼び出される。このステップS
18で呼び出されたシーケンスに沿った炊飯が実行され
る。このとき表示制御手段15は炊飯LED12を点灯
させ、炊飯中であることを表示する。
選択キーにより精白米、無洗米、玄米の3通りの米の種
類を選択でき、また表示手段で選択された米種を表示
し、さらにメニュー選択キーによりご飯、おかゆ、炊き
込みの3通りのメニューを選択でき、また表示手段で選
択されたメニューを表示するものであるので、表示器を
小型化できしかも表示を簡略に行うことができ、操作も
容易となり、また設定された米種及びメニューに応じて
炊飯のシーケンスを呼び出して炊飯を行うものであるの
で多様な炊飯のバリエーションを実現することができ
る。
態2である炊飯器の制御ブロック図、図7はこの炊飯器
の記憶手段14のメモリ概略図であり、(a)は基本シ
ーケンス、(b)は米種及びメニュー毎の工程データを
示す。図8はこの炊飯器の動作を示すフローチャート、
図9はこの炊飯器で米種:精白米、メニュー:ご飯に設
定した場合の炊飯特性図、図10はこの炊飯器で米種:
精白米、メニュー:炊き込みに設定した場合の炊飯特性
図、図11はこの炊飯器で米種:玄米、メニュー:ご飯
に設定した場合の炊飯特性図、図12はこの炊飯器で米
種:精白米、メニュー:おかゆに設定した場合の炊飯特
性図、図13はこの炊飯器で米種:玄米、メニュー:お
かゆに設定した場合の炊飯特性図である。なお、炊飯器
の断面模式図、操作パネルを示す図は、それぞれ図1、
図2を流用する。
相当分には同一符号を付け、説明を省略する。記憶手段
14は、炊飯の基本シーケンスを記憶する基本シーケン
ス記憶部14aと工程毎の温度、火力、及び時間のデー
タを記憶する工程データ記憶部14bから構成され、基
本シーケンス記憶部14aは図7aに示すようにメニュ
ー毎に基本シーケンスを記憶しており、メニューがご飯
及び炊き込みの場合の基本シーケンスSGと、メニュー
がおかゆの場合の基本シーケンスSOを記憶しており、
また工程データ記憶部14bは図7bに示すように米種
及びメニュー毎に各々工程データを記憶している。
動作について説明する。ステップS1からステップS1
6は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。ス
テップS26では設定されたメニューに応じて基本シー
ケンスが呼び出される。ステップS27では設定された
米種及びメニューに応じて工程データが呼び出される。
性について述べる。 米種:精白米、メニュー:ご飯に設定された場合には、
図9に示すように予熱工程は13分間鍋2の温度を50
℃一定に保つことにより米の吸水を促進する。予熱が終
了すると強火工程で鍋2内の被炊飯物が沸騰するまで9
00Wで加熱を行う。被炊飯物が沸騰すると次の弱火工
程で電力を450Wに低下して被炊飯物が沸騰温度とな
るように維持しつつ水分の吸収及び蒸発を行う。水分が
少なくなると鍋2の温度は急激に上昇を始めるが、この
温度が120℃の炊飯完了温度に達した時点で加熱を停
止しむらし工程に移行する。むらし工程では被炊飯物の
温度を高温に維持してデンプンのアルファ化を促進しつ
つ水分の更なる蒸発を促進するために、鍋2の温度が1
00℃のむらし温度一定になるように加熱を行う。この
ようにして十分吸水しさらに余分な水分のない美味なご
飯が炊きあがる。
された場合には、図10に示すように上述の精白米、ご
飯炊飯に設定された場合との相違点は、予熱時間、炊飯
完了温度、及びむらし温度である。炊き込みの場合は調
味料が入るためご飯の場合よりも米の吸水が遅いため予
熱時間を15分と長く設定している。また調味料が沈殿
し鍋2の底温度がご飯の場合と比べ高くなるので炊飯完
了温度を130℃と高く設定している。さらに沈殿した
調味料が焦げやすいためむらし温度を95℃と低く設定
している。
場合には、図11に示すように上述の精白米、ご飯炊飯
に設定された場合との相違点は、弱火工程の電力及びむ
らしの加熱である。玄米の場合米の表面が皮膜で覆われ
ているため吸水しにくい特徴があるが、沸騰以降の弱火
工程を長時間行うことにより吸水を高めることができ
る。このため弱火工程の電力を300Wと低く設定し長
時間沸騰温度を維持している。また弱火工程において長
時間沸騰温度を維持するためデンプンのアルファ化は弱
火工程で完了しており、むらしでの加熱の必要がないた
め加熱を行っていない。このように精白米・ご飯メニュ
ーと、精白米・炊き込みメニューと、玄米・ご飯メニュ
ーは、基本シーケンスは共通であるが、温度、時間等の
工程データが異なる。
は、図12に示すように予熱工程及び強火工程は、上述
の精白米・ご飯と同様である。おかゆは加水量がご飯炊
飯の場合と比べ多く沸騰以降ふきこぼれの恐れがあるた
め、弱火の電力は200Wと低く設定される。おかゆは
水分を多く保ったまま炊飯を終了するので、ご飯の場合
と異なり鍋2の底温度が上昇するまで加熱を行わない。
よって弱火の終了判定は温度ではなく時間で行われ、弱
火工程開始から30分を経過するとむらし工程に移行す
る。むらし工程は被炊飯物の沸騰を停止させるため5分
間加熱を行わないで実施される。このようにおかゆ炊飯
は前述のご飯炊飯の基本シーケンスと異なる部分が多い
ため、おかゆ炊飯の基本シーケンスを独立して設定され
る。
た場合には、図13に示すように上述の精白米・おかゆ
炊飯との相違点は弱火時間と弱火の電力である。玄米は
前述したように吸水しにくく、弱火時間を80分と長く
設定している。また弱火時間が長いため水分の蒸発を押
さえる必要があり、電力を150Wと低く設定してい
る。このように精白米・おかゆメニューと、玄米・おか
ゆメニューは、基本シーケンスは共通であるが、温度、
時間等の工程データが異なる。
ーと炊き込みメニューを共通の基本シーケンスとした
が、炊飯途中での具材の投入などを想定して各々基本シ
ーケンスを設定しても良い。
選択キーにより精白米、無洗米、玄米の3通りの米の種
類を選択でき、また表示手段で選択された米種を表示
し、さらにメニュー選択キーによりご飯、おかゆ、炊き
込みの3通りのメニューを選択でき、また表示手段で選
択されたメニューを表示するものであるので、表示を簡
略に行うことができ、操作も容易となり、また基本シー
ケンスをメニューによって設定し、工程データを米種及
びメニューによって設定し使用することにより、全米種
と全メニュー毎にシーケンスを持つ必要がないため、記
憶手段の容量を少なくでき、多様な炊飯のバリエーショ
ンを安価に実現することができる。
形態3である炊飯器の操作パネルを示す図、図15はこ
の炊飯器の動作を示すフローチャートであり、図16は
この炊飯器の記憶手段14のメモリ概略図である。な
お、炊飯器の断面模式図は、それぞれ図1を流用する。
相当分には同一符号を付け、説明を省略する。表示手段
11は精白米、無洗米、玄米からなる米種やご飯、おか
ゆ、炊き込み、おこわからなるメニューを液晶により表
示する。
て、動作について説明する。まず、ステップS1で炊飯
器に電源を投入することにより制御が開始される。ステ
ップS2で米種を精白米に設定し、ステップS3でメニ
ューをご飯に設定する。これによりイ初期設定は、米
種:精白米、メニュー:ご飯となり、表示制御手段15
は表示手段11に「精白米」、「ご飯」を表示する。
定が行われ、入力があった場合ステップS5からステッ
プS7、及びステップS19からステップS21で米種
の設定の変更が行われる。ステップS5では米種選択キ
ー7の操作前に設定されていた米種が精白米であるかど
うかを判定し、精白米である場合はステップS6で米種
を無洗米に設定変更する。ステップS5で精白米でない
場合はステップS7で米種選択キー7の操作前に設定さ
れていた米種が無洗米であるかどうかを判定し、無洗米
である場合はステップS19でメニュー選択キー8の操
作前に設定されていメニューがおこわであるかどうかを
判定し、おこわでない場合はステップS20で米種を玄
米に設定変更する。ステップS19でメニューがおこわ
の場合はステップS21で米種を精白米に設定する。ま
たステップS7で無洗米でない場合もステップS21で
米種を精白米に設定変更する。これにより米種選択キー
7を操作する毎に米種の設定は、メニューがご飯、おか
ゆ、炊き込みの際は 無洗米→玄米→精白米・・・ と変
更することができ、またメニューがおこわの際は無洗米
→精白米・・・と変更することができる。このとき表示制
御手段15は米種の設定が変更されるたびに表示手段1
1に設定された米種を表示する。
入力判定が行われ、入力があった場合はステップS11
からステップS15、及びステップS22からステップ
S25でメニューの設定の変更が行われる。ステップS
11ではメニュー選択キー8の操作前に設定されていた
メニューがご飯であるかどうかを判定し、ご飯である場
合はステップS12でメニューをおかゆに設定変更す
る。ステップS11で精白米でない場合はステップS1
3でメニュー選択キー8の操作前に設定されていたメニ
ューがおかゆであるかどうかを判定し、おかゆである場
合はステップS14でメニューを炊き込みに設定変更す
る。ステップS13でおかゆでない場合はステップS2
2でメニュー選択キー8の操作前に設定されていたメニ
ューが炊き込みであるかどうかを判定し、炊き込みであ
る場合はステップS23で米種選択キー7の操作前に設
定されていた米種が玄米であるかどうかを判定する。ス
テップS23で米種が玄米でない場合はステップS24
でメニューをおこわに設定変更する。ステップS23で
米種が玄米である場合はステップS25でメニューをご
飯に設定変更する。またステップS22でメニューが炊
き込みでない場合もステップS25でメニューをご飯に
設定変更する。これにより米種の設定が精白米または無
洗米の際はメニュー選択キー8を操作する毎にメニュー
の設定は おかゆ→炊き込み→おこわ→ご飯・・・ と変
更することができ、また米種の設定が玄米の際はメニュ
ー選択キー8を操作する毎にメニューの設定は おかゆ
→炊き込み→ご飯・・・ と変更することができる。この
とき表示制御手段15はメニューの設定が変更されるた
びに表示手段11に設定されたメニューを表示する。
定が行われ、入力がない場合は、ステップS4からステ
ップS16の処理が繰り返されることにより、炊飯を開
始する以前は米種及びメニューの設定変更が可能とな
る。ステップS16で炊飯キー9の入力があった場合
は、ステップS17で設定された米種及びメニューに対
応したシーケンスが記憶手段14から呼び出される。記
憶手段14には図16に示すように米種及びメニューに
応じて11種類のシーケンスが記憶されており、例えば
米種:無洗米、メニュー:おかゆが選択された場合はシ
ーケンスSMOが選択され呼び出される。また米種:玄
米、メニュー:おこわは選択できないためシーケンスは
存在しない。次にステップS18で呼び出されたシーケ
ンスに沿った炊飯が実行される。このとき表示制御手段
15は炊飯LED12を点灯、炊飯中であることを表示
する。
選択キーにより精白米、無洗米、玄米の3通りの米の種
類を選択でき、また表示手段で選択された米種を表示
し、さらにメニュー選択キーによりご飯、おかゆ、炊き
込み、おこわの4通りのメニューを選択でき、また表示
手段で選択されたメニューを表示するものであるので、
表示を簡略に行うことができ、操作も容易となり、また
設定された米種及びメニューに応じて炊飯のシーケンス
を呼び出して炊飯を行うものであるので多様な炊飯のバ
リエーションを実現することができる。さらに、図16
の右下欄に示すように玄米のおこわなどの炊飯不可能な
選択を禁止するため、操作の間違いの少ない炊飯器を実
現できる。
無洗米、玄米の3通りとしたがこれに限定されるもので
はなく分づき米等の米種を選択可能にしてもよく、また
メニューはこれに限定されるものではなく雑炊等のメニ
ューを選択可能としても良い。また、鍋2を磁性金属材
で構成し、加熱手段を誘導加熱コイルとした電磁誘導加
熱炊飯器としても同様の効果を得ることができる。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
熱手段と、複数の米加工種類の内から1つを選択する米
種選択手段と、複数の炊飯メニューの内から1つを選択
するメニュー選択手段と、米種選択手段により選択され
た米加工種類及びメニュー選択手段により選択されたメ
ニューを表示する表示手段と、米種選択手段により選択
可能な複数の米加工種類及びメニュー選択手段により選
択可能な複数のメニューに応じた複数の炊飯シーケンス
を記憶する記憶手段と、米種選択手段とメニュー選択手
段により選択された米加工種類及びメニューに基づき記
憶手段から所定の炊飯シーケンスを選択し、この炊飯シ
ーケンスにより加熱手段を制御する制御手段とを備えた
ので、炊飯開始時の操作及び確認が容易で誤操作が防止
でき、また表示手段を小型化でき且つ多様な炊飯バリエ
ーションを実現する炊飯器を得ることができる。
する加熱手段と、複数の米加工種類の内から1つを選択
する米種選択手段と、複数の炊飯メニューの内から1つ
を選択するメニュー選択手段と、米種選択手段により選
択された米加工種類及びメニュー選択手段により選択さ
れたメニューを表示する表示手段と、メニュー選択手段
により選択可能な複数のメニューに応じた複数の基本シ
ーケンスを記憶する基本シーケンス記憶手段と、米種選
択手段により選択可能な複数の米加工種類及びメニュー
選択手段により選択可能な複数のメニューに応じた複数
の炊飯工程データを記憶する工程データ記憶手段と、メ
ニュー選択手段により選択されたメニューに基づき基本
シーケンス記憶手段から所定の基本シーケンスを選択
し、米種選択手段及びメニュー選択手段により選択され
た米加工種類及びメニューに基づき工程データ記憶手段
から所定の工程データを選択し、選択された基本シーケ
ンス及び選択された工程データにより加熱手段を制御す
る制御手段とを備えたので、基本シーケンスをメニュー
によって設定し、工程データを米加工種類及びメニュー
によって設定することにより、全米加工種類と全メニュ
ー毎にシーケンスを持つ必要がないため、記憶手段の容
量を少なくでき、多様な炊飯のバリエーションを安価に
実現することができる。
加工種類に対してメニュー選択手段により特定のメニュ
ーの選択を禁止し、及び/またはメニュー選択手段によ
り選択されたメニューに対して米種選択手段により特定
の米加工種類の選択を禁止したので、多様な炊飯バリエ
ーションを実現ししかも操作の間違いがの少ない炊飯器
を得るものである。
加工種類は、玄米を含むので、健康等の理由から玄米を
食す場合にあっても、炊き込み及びおかゆといった多様
なバリェーションを実現できる炊飯器を得るものであ
る。
模式図である。
パネルを示す図である。
ブロック図である。
を示すフローチャートである。
リ概略図である。
ブロック図である。
リ概略図である。
を示すフローチャートである。
特性図である。
飯特性図である。
飯特性図である。
飯特性図である。
飯特性図である。
作パネルを示す図である。
作を示すフローチャートである。
モリ概略図である。
選択手段、 8 メニュー選択手段、 11 表示手
段、 13 制御手段、 14 記憶手段、 14a
基本シーケンス記憶手段、 14b 工程データ記憶手
段。
Claims (4)
- 【請求項1】 炊飯物を入れる鍋と、この鍋を加熱する
加熱手段と、複数の米加工種類の内から1つを選択する
米種選択手段と、複数の炊飯メニューの内から1つを選
択するメニュー選択手段と、前記米種選択手段により選
択された米加工種類及び前記メニュー選択手段により選
択されたメニューを表示する表示手段と、前記米種選択
手段により選択可能な複数の米加工種類及び前記メニュ
ー選択手段により選択可能な複数のメニューに応じた複
数の炊飯シーケンスを記憶する記憶手段と、前記米種選
択手段と前記メニュー選択手段により選択された米加工
種類及びメニューに基づき前記記憶手段から所定の炊飯
シーケンスを選択し、この炊飯シーケンスにより前記加
熱手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
炊飯器。 - 【請求項2】 炊飯物を入れる鍋と、この鍋を加熱する
加熱手段と、複数の米加工種類の内から1つを選択する
米種選択手段と、複数の炊飯メニューの内から1つを選
択するメニュー選択手段と、前記米種選択手段により選
択された米加工種類及び前記メニュー選択手段により選
択されたメニューを表示する表示手段と、前記メニュー
選択手段により選択可能な複数のメニューに応じた複数
の基本シーケンスを記憶する基本シーケンス記憶手段
と、前記米種選択手段により選択可能な複数の米加工種
類及び前記メニュー選択手段により選択可能な複数のメ
ニューに応じた複数の炊飯工程データを記憶する工程デ
ータ記憶手段と、前記メニュー選択手段により選択され
たメニューに基づき前記基本シーケンス記憶手段から所
定の基本シーケンスを選択し、前記米種選択手段及び前
記メニュー選択手段により選択された米加工種類及びメ
ニューに基づき前記工程データ記憶手段から所定の工程
データを選択し、選択された基本シーケンス及び選択さ
れた工程データにより前記加熱手段を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項3】 前記米種選択手段により選択された米加
工種類に対して前記メニュー選択手段により特定のメニ
ューの選択を禁止し、及び/または前記メニュー選択手
段により選択されたメニューに対して前記米種選択手段
により特定の米加工種類の選択を禁止したことを特徴と
する請求項1または請求項2記載の炊飯器。 - 【請求項4】 前記米種選択手段により選択される米の
加工種類は、玄米を含むことを特徴とする請求項1から
3記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002090457A JP3663543B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090457A JP3663543B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 炊飯器 |
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---|---|
JP2003284639A true JP2003284639A (ja) | 2003-10-07 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002090457A Expired - Lifetime JP3663543B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 炊飯器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3663543B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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