JP2003284435A - 黒色紙マルチ用塗工液、黒色紙マルチの製造方法および黒色紙マルチ - Google Patents

黒色紙マルチ用塗工液、黒色紙マルチの製造方法および黒色紙マルチ

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JP2003284435A
JP2003284435A JP2002097148A JP2002097148A JP2003284435A JP 2003284435 A JP2003284435 A JP 2003284435A JP 2002097148 A JP2002097148 A JP 2002097148A JP 2002097148 A JP2002097148 A JP 2002097148A JP 2003284435 A JP2003284435 A JP 2003284435A
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忠光 中村
Yasuo Takano
保夫 高野
Fujiko Yamashita
富士子 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耕地の地表に敷設することにより、地表への
日光の透過光の減衰効果によって、地表からの雑草発生
を防止することができ、安全衛生上の問題がなく、安価
で実用的な雑草の発生を防止し得る黒色紙マルチを提供
すること。 【解決手段】 粉末活性炭を、水溶性バインダーを含む
水中に分散させてなることを特徴とする黒色紙マルチ用
塗工液、黒色紙マルチの製造方法および黒色紙マルチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水田や畠などの耕
地の雑草の発生防止に有効な黒色紙マルチ用塗工液、黒
色紙マルチの製造方法および黒色紙マルチに関する。
【0002】
【従来の技術】耕地における雑草の防除は、水田や畑に
おいて作物と競合する雑草を制御し、耕地を保全するこ
とである。古来、稲作や畑作は雑草との戦いであると言
われ、人類は耕地の拡大とともに、耕地における雑草の
防除のために多大な労力を投入してきた。近年になっ
て、作物を保護して雑草を選択的に防除する除草剤が開
発され、広く使用されるようになった。これらの除草剤
は、自然界において分解されること、動植物の体内に蓄
積しないこと、人体に対して慢性毒性を有しないこと、
などの基準を満たすものであるが、除草剤の中には使用
を自粛する例も生じている。
【0003】例えば、消費者の自然指向と安全性重視の
姿勢から、作物の無農薬栽培に対する要求が高まり、耕
地の雑草の発生防止についても除草剤を使用しない方法
が試みられている。例えば、水田にアイガモ、カブトエ
ビ、コイなどを放飼することによる雑草の発生の防止が
行われている。
【0004】また、水田に積極的に水藻を発生させるこ
とにより、雑草の発生を抑制する試みがなされている。
さらに、水田に墨汁を流し、遮光効果で雑草を抑える、
無農薬の米作りが試みられている。しかし、動物の放飼
は管理に多くの労力が必要であり、水藻の発生はイネに
害を生ずることがあり、さらに雑草との競合において必
ずしも水藻が優位にたつとは限らない。
【0005】また、墨汁の原料であるカーボンブラック
は、ベンツピレンを検出しないことなどの安全性基準が
設けられているが、石油、天然ガス、アセチレンなどを
原料とするために、安全性に対する一抹の不安は払拭し
きれない。このために、安全性に関して全く不安がな
く、雑草の発生を防止する効果に優れ、しかも安価で経
済的に使用することができる耕地における雑草の発生を
防止する方策が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、耕地の地表に敷設することにより、地表への日光の
透過光の減衰効果によって、地表からの雑草の発生を防
止することができ、安全衛生上の問題がなく、安価で実
用的な雑草の発生を防止し得る黒色紙マルチを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。すなわち、本発明は、粉末活性炭
を、水溶性バインダーを含む水中に分散させてなること
を特徴とする黒色紙マルチ用塗工液を提供する。上記粉
末活性炭の平均粒径が0.2〜20μmであること;水
溶性バインダーが天然高分子であること;水溶性バイン
ダーが澱粉、低分子量澱粉またはそれらの誘導体である
こと;および水溶性バインダーの使用量が、粉末活性炭
100重量部当たり30〜200重量部であることが好
適である。
【0008】また、本発明は、パルプ紙の一方の面に、
該パルプ紙が水分を30〜70重量%含む状態で前記本
発明の何れかの塗工液を塗工することを特徴とする黒色
紙マルチの製造方法を提供する。
【0009】また、本発明は、パルプ紙の一方の表面お
よび表面近傍に、粉末活性炭と水溶性バインダーとを含
有することを特徴とする黒色紙マルチ;および前記本発
明の方法で作成されたことを特徴とする黒色紙マルチを
提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明をさらに詳しく説明する。本発明で使用する粉末
活性炭は、着色力を高めるためにその平均粒径は好まし
くは0.2〜20μmであり、さらに好ましくは0.2
〜10μmである。上記平均粒径を0.2μm未満にす
ることは非常に困難であり、また、本発明の塗工液を用
いて黒色紙マルチを製造した場合、バインダーが水溶性
であることから、水田の水や畑における雨水によってバ
インダーが水溶性であることからも粉末活性炭の固着力
が低下し、粉末活性炭が紙の繊維間を通過して脱落し易
くなる。
【0011】一方、上記平均粒径が20μmを超える
と、粉末活性炭の使用量が増大し、不経済であり、水中
への分散性が悪くなり、着色力も低く、さらに該塗工液
で黒色紙マルチを作成した場合、粉末活性炭が紙の繊維
間に入り込まず、バインダーが水溶性であることから、
水田の水や畑における雨水などによって粉末活性炭が脱
落し易く、高い遮光性を維持できない。
【0012】上記粉末活性炭には特に制限はなく、おが
屑、ヤシ殻、石炭などを、薬品または水蒸気により賦活
した活性炭を使用することができ、粉末炭として市販さ
れている活性炭のほか、粒状炭を粉砕しても使用するこ
とができる。活性炭は上水道の水処理、醸造工場におけ
るビール、酒、醤油などの精製、医薬品の精製、精糖の
脱色など、食品飲料工業において長い使用の歴史があ
り、安全性が確認されている。
【0013】また、活性炭の真密度は約2g/cm3
あって、黒色紙マルチからは容易に脱落および流出せ
ず、無数の微細孔を有し、その広い表面積により各種の
分子を吸着するので、耕地中の肥料や有用微生物を吸着
保持し、それらの効果を長期間にわたって持続させるこ
とができる。これに対してカーボンブラックは、分散性
が良好であるという利点を有するものの、例えば、黒色
紙マルチを水田に用いた場合、カーボンブラックが容易
に脱落し、河川に流れ込むおそれがあり、食品添加物の
認可対象品ではないので安全衛生上の懸念もある。
【0014】本発明の塗工液は、粉末活性炭を全重量基
準で1〜40重量%含有することが好ましく、5〜30
重量%含有することがより好ましい。粉末活性炭の含有
量が1重量%未満であると、紙基材に塗工して黒色紙マ
ルチとして使用した場合、遮光性が不十分であって雑草
の発生防止効果が十分ではない。一方、粉末活性炭の含
有量が40重量%を超えると、塗工液の調製において粉
末活性炭の分散安定性が低下する傾向がみられる。
【0015】本発明の塗工液に使用する水溶性バインダ
ーは、粉末活性炭の分散効果に優れ、かつ安全衛生上の
問題のないものであれば、特に制限はなく使用すること
ができる。このような水溶性バインダーとしては、例え
ば、ポリビニルピロリドン、天然高分子、例えば、澱
粉、低分子量澱粉、澱粉誘導体、カラメル、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウムな
どを挙げることができる。これらの中で、澱粉、低分子
量澱粉および澱粉誘導体が特に好適である。
【0016】これらの水溶性バインダーは、1種を単独
で使用することができ、2種以上を併用することもでき
る。ポリビニルピロリドンは、N−ビニル−2−ピロリ
ドンの重合体であり、市販品、例えば、コリドン30
(BASF社製、商品名)などとして容易に入手が可能
である。ポリビニルピロリドンは、化粧品原料として、
あるいはビール醸造時の清澄剤などとしてFDAで認可
されており、安全衛生上の問題はない。
【0017】澱粉誘導体としては、例えば、可溶性澱
粉、デキストリン、ブリティシュガム、酸化澱粉などが
あり、これらの澱粉誘導体は医薬の賦型剤や食品添加剤
として広く用いられており、安全衛生上の問題はない。
カラメルは、ブドウ糖やショ糖などの糖類を加熱して得
られた黒褐色の物質であって、水に容易に溶解し、醤油
やソースの着色剤として、あるいは、製菓、ウイスキ
ー、その他、飲食物の着色剤などとして用いられてお
り、安全衛生上の問題はない。カルボキシメチルセルロ
ースナトリウムおよびアルギン酸ナトリウムは、いずれ
も食品添加物指定物質であり、安全衛生上の問題はな
い。
【0018】本発明の塗工液における上記水溶性バイン
ダーの含有量は、全重量基準で1〜40重量%であるこ
とが好ましい。水溶性バインダーの含有量が1重量%未
満であると、粉末活性炭を分散させる効果が劣り、粉末
活性炭が凝集または沈降するおそれがある。一方、水溶
性バインダーの含有量が40重量%を超えると、含有量
の割にはそれ以上の分散効果の向上は見られず、むしろ
経済的に不利となる。また、水溶性バインダーの使用量
は、粉末活性炭100重量部当たり30〜200重量部
であることが好ましい。
【0019】本発明の塗工液は、粉末活性炭を水溶性バ
インダーを含む水中に均質に分散させることにより調製
することができる。粉末活性炭を分散させる方法には特
に制限はなく、例えば、サンドミル、スピードラインミ
ルなどの分散機を用いて行うことができる。粉末活性炭
の分散工程においては、活性炭の平均粒径が0.2〜2
0μm、好ましくは0.2〜10μmになるまで、十分
に分散処理することが望ましい。
【0020】本発明の上記塗工液は、黒色紙マルチの製
造に使用するものである。従来未着色の紙マルチは知ら
れており、これらの紙マルチを使用すると、日光を遮断
して地表の温度が上昇せず、特に東北地方や北海道地方
では作物の生育が遅れるという問題ある。また、紙マル
チにカーボンブラックを含む塗工液で着色した黒色紙マ
ルチも公知であるが、該黒色紙マルチは使用しているカ
ーボンブラックに基づく健康に対する危惧がある。本発
明で使用する粉末活性炭は安全性が確認されており、上
記の如き危惧は無い。
【0021】本発明の黒色紙マルチの製造方法は、パル
プ紙の一方の面に、該パルプ紙が水分を30〜70重量
%含む状態で前記本発明の何れかの塗工液を塗工するこ
とを特徴としている。勿論、本発明の塗工液は、水分を
含まないパルプ紙に塗工して本発明の黒色紙マルチを製
造することができるが、上記の如くある範囲の水分含有
量の紙に本発明の塗工液を塗工することによって、塗工
液中のかなりの量の粉末活性炭を紙の表面近傍の組織内
に入り込ませることができ、その後の乾燥によって紙中
に含まれているサイズ材と水溶性バインダーとによって
粉末活性炭を紙に固着でき、水田の水や畑における雨水
などによって粉末活性炭が脱落するのを数か月間防止す
ることができる。好ましくはパルプから抄造する際に、
連続して紙が生産されるが、抄造された紙の乾燥工程以
前に、前記本発明の塗工液を紙の一方の面に塗工する。
【0022】塗工液の塗工方法としてはロールコート、
グラビアコート、バーコート、スプレイコートなど、従
来公知の何れの方法でよい。塗工液の塗工量としては得
られる黒色紙マルチの遮光性(後述の実施例に記載の方
法による遮光性)が85%以上、好ましくは90%以
上、更に好ましくは95%以上となる範囲が好ましく、
上記範囲未満の量では十分な遮光性を有する黒色紙マル
チが得られない。使用する紙(パルプ)は、何れの紙で
もよいが、古紙(パルプ)が好ましい。
【0023】本発明の黒色紙マルチの断面を模式的に図
1に示す。図示するように、粉末活性炭のかなりの部分
は水溶性バインダーとともに、紙の組織中に入り込んで
おり、紙中のサイズ材と水溶性バインダーとによって紙
に固着されている。従って該黒色紙マルチが、水田の水
や畑における雨水などに遭遇しても、一部の粉末活性炭
は脱落することもあるが、少なくとも半分以上は数か月
間紙に保持されており、雑草の発生および成長を防止す
ることができる。このような本発明の黒色紙マルチは水
田用の黒色紙マルチとして有用なばかりでなく、畑作用
の黒色紙マルチとしても有用である。
【0024】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定さ
れるものではない。 実施例1 活性炭粉末「二村化学工業(株)製、商品名;太閤K」
15重量部、可溶性澱粉「日澱化学(株)製、商品名:
OSK−03α」15重量部および水70重量部を混合
し、サンドミルで活性炭の平均粒径が0.7μmになる
まで分散処理して液状活性炭を製造した。この液状活性
炭1重量部に水5重量部を加えて、本発明の塗工液Aを
作成した。
【0025】次に、三洋製紙製農用再生紙「軽量カミマ
ルチ(坪量90g/m2)」(未着色紙)に水を噴霧し
て、含水率60%の再生紙に調整した。この調整した再
生紙に上記塗工液Aを滴下して、#7のバーコーターで
均一に塗布後に乾燥して、本発明の黒色紙マルチAを作
成した。この黒色紙マルチAの遮光率は、未着色紙が8
1%であるのに対して98%であった。なお、遮光率の
測定方法は、未着色紙および黒色紙マルチを水に浸漬し
て布で余分な水を除去し、光学ガラスで両面をはさんだ
後に、JISK7105により、積分球付分光光度計で
680nmの波長の光の透過率を測定し、100%から
差し引いた数値である。
【0026】実施例2 活性炭粉末「二村化学工業(株)製、商品名;太閤K」
10重量部、水溶性大豆蛋白「不二製油(株)製、商品
名:ソヤファイブ−S−DN」10重量部および水80
重量部を混合し、サンドミルで活性炭の平均粒径が1μ
mになるまで分散処理して液状活性炭Bを製造した。こ
の液状活性炭1重量部に水5重量部を加えて、本発明の
塗工液Bを作成した。
【0027】次に、実施例1と同様に三洋製紙製農用再
生紙「軽量カミマルチ(坪量90g/m2)」(未着色
紙)に水を噴霧して、含水率60%の再生紙に調整し
た。この調整した再生紙に上記塗工液Bを滴下して、#
7のバーコーターで均一に塗布後に乾燥して、本発明の
黒色紙マルチBを作成した。これらの遮光率は未着色紙
が81%であるのに対して黒色紙マルチBは95%であ
った。
【0028】実施例3 4個のワグネルポット(252φ×300mm)に細か
くほぐした水田土壌を25cmの高さまで均一に入れ、
さらにその上に前もって代掻き同様にトロトロにした土
壌を5cm追加して、土壌面をトロトロ層になるよう水
分調整して地温試験区を作成した。この4個の地温試験
区に、それぞれの紙を全面に敷いて、未着色紙区、黒色
紙マルチA区および黒色紙マルチB区とし、紙なしの対
照ポットを設けて慣行区とした。
【0029】さらにこれらポットの田面下3cmの位置
の温度測定のために熱電対を2組づつセットし、温度セ
ンサーをデーターロガー(SOLAKIII、英弘精機
製)に接続して30分毎に温度を記録した。温度測定の
結果、慣行区に比べて未着色紙区は日中で2℃温度が低
下するが、黒色紙マルチA区、および黒色紙マルチB区
は日中から夜間にかけて1℃温度が上昇しており、本発
明の黒色紙マルチAおよびBが日光の吸収率を高め、未
着色紙による地温低下を十分に防止できていることがわ
かった(図2参照)。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、耕地の地表に敷設する
ことにより、地表への日光の透過光の減衰効果によっ
て、地表からの雑草発生を防止することができ、安全衛
生上の問題がなく、安価で実用的な雑草の発生を防止し
得る黒色紙マルチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の黒色紙マルチの模式的断面図。
【図2】 地中温度の日変化(3月)を説明する図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D21H 19/54 D21H 19/54 23/26 23/26 (72)発明者 山下 富士子 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 Fターム(参考) 2B024 DA02 DB03 4J038 BA091 BA111 BA121 BA171 HA026 MA08 MA10 PB02 PC10 4L055 AA11 AG02 AG47 AG54 AH02 AH37 AJ04 BD06 BD07 BE07 BE08 EA13 EA16 EA32 FA12 FA30 GA19 GA25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末活性炭を、水溶性バインダーを含む
    水中に分散させてなることを特徴とする黒色紙マルチ用
    塗工液。
  2. 【請求項2】 粉末活性炭の平均粒径が、0.2〜20
    μmである請求項1に記載の黒色紙マルチ用塗工液。
  3. 【請求項3】 水溶性バインダーが、天然高分子である
    請求項1または2に記載の黒色紙マルチ用塗工液。
  4. 【請求項4】 水溶性バインダーが、澱粉、低分子量澱
    粉またはそれらの誘導体である請求項1〜3の何れか1
    項に記載の黒色紙マルチ用塗工液。
  5. 【請求項5】 水溶性バインダーの使用量が、粉末活性
    炭100重量部当たり30〜200重量部である請求項
    1〜4の何れか1項に記載の黒色紙マルチ用塗工液。
  6. 【請求項6】 パルプ紙の一方の面に、該パルプ紙が水
    分を30〜70重量%含む状態で請求項1〜5の何れか
    1項に記載の塗工液を塗工することを特徴とする黒色紙
    マルチの製造方法。
  7. 【請求項7】 パルプ紙の一方の表面および表面近傍
    に、粉末活性炭と水溶性バインダーとを含有することを
    特徴とする黒色紙マルチ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の方法で作成されたこと
    を特徴とする黒色紙マルチ。
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