JP2003284374A - ブラシレスモータ制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータ制御装置

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JP2003284374A
JP2003284374A JP2002081073A JP2002081073A JP2003284374A JP 2003284374 A JP2003284374 A JP 2003284374A JP 2002081073 A JP2002081073 A JP 2002081073A JP 2002081073 A JP2002081073 A JP 2002081073A JP 2003284374 A JP2003284374 A JP 2003284374A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によりブラシレスモータの各コイ
ル相に流れるコイル相電流値を算出することができる小
型かつ低コストなブラシレスモータ制御装置を提供する
こと。 【解決手段】 複数のスイッチング素子111,112
を備えたインバータ10により,複数のコイル相を有す
る多相のブラシレスモータ50を駆動するブラシレスモ
ータ制御装置1において,各コイル相を駆動するスイッ
チング素子112には,該スイッチング素子112を流
れる素子電流値を計測するためのシャント抵抗113が
接続してあり,計測された素子電流値を基にして各コイ
ル相を流れるコイル相電流値を算出し,さらに該コイル
相電流値に基づいて算出されるモータ位相に基づきブラ
シレスモータ50を制御するよう構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,ブラスレスモータの制御装置に
関する。
【0002】
【従来技術】複数のコイル相を有する多相のブラシレス
モータをインバータにより駆動するにあたっては,その
回転子(以下,ロータという)の位置,即ちモータ位相
を把握したうえ,そのモータ位相に応じて各コイル相へ
の通電状態を順次,切り換えていく必要がある。そこ
で,従来においては,ホール素子を上記ブラシレスモー
タに内蔵し,永久磁石よりなるロータの位置を検出して
いた。そして,検出されたロータ位置に応じて,インバ
ータのスイッチングを行うモータ制御装置が実用されて
いる。また,ブラシレスモータの各コイル層に流れる電
流値とモータ位相との関係式が知られていることから,
図7に示すごとく,トランス91により各コイル相の電
流値を計測し,その電流値からモータ位相を検出するブ
ラシレスモータ制御装置90も提案されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のブ
ラシレスモータを駆動するブラシレスモータ制御装置に
おいては次の問題がある。即ち,上記のごとく,ホール
素子を用いてブラシレスモータを駆動するブラシレスモ
ータ制御装置においては,半導体素子であるホール素子
の耐久性が問題となる。このホール素子は,およそ70
℃を越える環境では,素子自体の破壊,特性劣化を生じ
るおそれが高い。また,ホール素子周辺には,電子回路
を構成する必要があるため,ノイズや静電気等の影響を
受けやすい。したがって,ホール素子を利用するブラシ
レスモータ制御装置は,コンプレッサ等に内蔵するモー
タや高温環境で使用するモータ等には適用することがで
きないという問題があった。また,図7に示すごとく,
各コイル相の電流値を計測し,その電流値からモータ位
相を算出するブラシレスモータ制御装置90において
は,各コイル相毎に電流計測用のトランス91が必要と
なる。この電流計測用のトランス91は,高価であり,
部品サイズも大きいこと等から,小型かつ低コストブラ
シレスモータ制御装置を実現するうえでの障壁となって
いた。
【0004】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので,簡単な構成であって,小型かつ低コストな
ブラシレスモータ制御装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は,複数のスイッチング素子
を備えたインバータにより,複数のコイル相を有する多
相のブラシレスモータを駆動するブラシレスモータ制御
装置において,上記各コイル相を駆動する上記スイッチ
ング素子には,該スイッチング素子を流れる素子電流値
を計測するための電流検知手段が接続してあり,計測さ
れた上記素子電流値を基にして上記各コイル相を流れる
コイル相電流値を算出し,さらに該コイル相電流値に基
づいて算出されるモータ位相に基づき上記ブラシレスモ
ータを制御するよう構成してあることを特徴とするブラ
シレスモータ制御装置にある(請求項1)。
【0006】本発明のブラシレスモータ制御装置は,上
記インバータの各スイッチング素子に流れる素子電流値
を計測するための電流検知手段を接続してある。そし
て,計測された上記素子電流値を基にして上記各コイル
相を流れるコイル相電流値を算出し,さらに該コイル相
電流値に基づいて算出されるモータ位相に基づき上記ブ
ラシレスモータを制御するよう構成してある。
【0007】そのため,各スイッチング素子に電流検知
手段を接続することにより,各スイッチング素子に流れ
る素子電流値を計測し,その素子電流値を基にして各コ
イル相のコイル相電流値を算出することができる。そし
て,コイル相電流値によれば,モータ位相を算出してブ
ラシレスモータを適切に制御することができる。このよ
うに本発明によれば,簡単な構成であって,小型かつ低
コストなブラシレスモータ制御装置を実現することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における上記ブラシレスモ
ータ制御装置においては,上記電流検知手段は,スイッ
チング素子のグランド側に接続することが好ましい。こ
の場合には,モータを構成するコイルのインダクタンス
等の影響が小さく,精度良く素子電流値を計測できる可
能性が高い。
【0009】また,上記インバータは,ハイサイドの上
記スイッチング素子と,グランド側のローサイドの上記
スイッチング素子とにより上記各コイル相を駆動するも
のであり,ローサイドの上記各スイッチング素子には,
該スイッチング素子を流れる上記素子電流値を計測する
ための上記電流検知手段が接続してあることが好ましい
(請求項2)。
【0010】この場合には,上記ブラシレスモータの各
コイル相を構成するコイルのインダクタンス等の影響を
抑制して,ローサイドにある上記各スイッチング素子に
流れる素子電流値の計測精度をさらに向上することがで
きる。そして,このように計測した素子電流値に基づい
て算出した上記コイル相電流値によれば,上記ブラシレ
スモータをさらに滑らかに制御することができる。
【0011】また,上記インバータは,チョッパ制御に
より制御されるものであり,上記スイッチング素子に流
れる上記素子電流値を計測するに当たっては,上記チョ
ッパ制御による制御パルスに同期して計測するよう構成
してあることが好ましい(請求項3)。ここで,上記チ
ョッパ制御とは,例えばパルス幅変調方式のようにスイ
ッチング素子のON時間とOFF時間の比,すなわちデ
ューティー比を変更して負荷に電流を供給する方式であ
る。そして,ON−OFFの周期は,一定とすることも
可変とすることも考えられる。このチョッパ制御により
効率良く駆動される上記ブラシレスモータにあっては,
上記インバータの上記各スイッチング素子には,上記制
御パルスに応じてそのスイッチング素子がON状態とな
っている場合にのみ素子電流が流れる。
【0012】そのため,上記のごとく,上記制御パルス
に同期して計測するよう構成してある場合には,各スイ
ッチング素子に流れる素子電流値を適切なタイミングで
計測することができる。そして,このように精度良く計
測された素子電流値に基づけば,その良好な精度を維持
しながらコイル相電流値を算出することができる可能性
が高い。なお,ハイサイドの上記スイッチング素子と,
グランド側のローサイドの上記スイッチング素子とによ
り上記各コイル相を駆動するインバータをチョッパ制御
する場合には,ハイサイドのスイッチング素子とローサ
イドのスイッチング素子との上下相のチョッパ制御を実
施する。
【0013】また,上記インバータは,チョッパ制御に
より制御されるものであり,上記スイッチング素子に流
れる上記素子電流値を計測するに当たっては,上記電流
検知手段により検知した電流値を,そのピーク値を一定
時間保持しうるピークホールド回路に入力してホールド
値を生成し,計測された該ホールド値に基づいて上記素
子電流値を算出するよう構成してあることが好ましい
(請求項4)。この場合には,チョッパ制御によりON
−OFF制御される上記スイッチング素子に流れる素子
電流値を,その制御パルスのタイミングによらず精度良
く計測することができるようになる。
【0014】また,モータ位相もしくは上記制御パルス
の制御パルス幅に応じて上記素子電流値を計測すべき上
記スイッチング素子を切り換えるよう構成してあること
が好ましい(請求項5)。チョッパ制御により駆動され
る上記ブラシレスモータにあっては,モータ位相に応じ
て特定のコイル相を駆動するスイッチング素子の通電時
間,即ちON状態の時間が短くなる。このように,スイ
ッチング素子のON状態が極めて短期間であると,その
素子電流値を精度良く計測することができないおそれが
ある。
【0015】モータ位相に応じて,素子電流値を計測す
べきスイッチング素子を切り換える場合には,上記のご
とくON状態が短いスイッチング素子を避けて,計測容
易な他のスイッチング素子の素子電流値を精度良く計測
することができる。そして,モータ位相に応じて,上記
のごとく素子電流値を計測すべきスイッチング素子を順
次切り換えていけば,常に精度良く素子電流値の計測が
できるようになる。また,各スイッチング素子に流れる
素子電流値の総和がゼロであることから,測定を実施し
ないスイッチング素子の素子電流値は,他の素子電流値
を基にして,精度良く算出することが可能である。ま
た,各スイッチング素子をチョッパ制御するための上記
制御パルス幅に応じて上記素子電流値を計測すべきスイ
ッチング素子を切り換える場合には,さらに直接的に,
各スイッチング素子のON状態すなわち通電時間に応じ
た切り換えが可能となる。
【0016】また,上記ブラシレスモータが停止してい
るときに上記スイッチング素子について計測されるオフ
セット電流値を保存しておき,上記ブラシレスモータを
制御するにあたっては,そのオフセット電流値を用いて
上記素子電流値を補正するよう構成されていることが好
ましい(請求項6)。この場合には,上記スイッチング
素子に流れる素子電流値の計測精度を,さらに高めるこ
とができる。また,このように計測した素子電流値に基
づく上記ブラシレスモータ制御装置によれば,さらに適
切に上記ブラシレスモータを制御することができる。
【0017】また,上記電流検知手段は,シャント抵抗
であることが好ましい(請求項7)。この場合には,上
記シャント抵抗の両端に生じる抵抗電圧値を計測し,こ
の抵抗電圧値を基にして,上記シャント抵抗及び上記ス
イッチング素子に流れる上記素子電流値を容易に計測す
ることができる。
【0018】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例にかかるブラシ
レスモータ制御装置について,図1〜図5を用いて説明
する。本例のブラシレスモータ制御装置1は,複数のス
イッチング素子111,112を備えたインバータ10
により,複数のコイル相を有する多相のブラシレスモー
タ50を駆動するブラシレスモータ制御装置である。そ
して,上記各コイル相を駆動する上記スイッチング素子
112には,該スイッチング素子112を流れる素子電
流値を計測するための電流検出手段としてのシャント抵
抗113が接続してある。上記ブラシレスモータ制御装
置1は,計測された上記素子電流値を基にして上記各コ
イル相を流れるコイル相電流値を算出し,さらに該コイ
ル相電流値に基づいて算出されるモータ位相に基づき上
記ブラシレスモータ50を制御するよう構成してある。
以下,この内容について説明する。
【0019】本例のブラシレスモータ制御装置1は,3
相のブラシレスモータ50を制御する装置である。そし
て,このブラシレスモータ制御装置1は,インバータ1
0と,スイッチング素子112に流れる素子電流値を計
測する電流検出回路30と,CPU40とを有してい
る。そして,外部端子として,ブラシレスモータ50の
U相,V相及びW相各コイル相に接続するためのU相端
子11,V相端子12及びW相端子13を有している。
【0020】上記インバータ10は,6個のスイッチン
グ素子111,112を有するブリッジ回路と,各スイ
ッチング素子111,112のゲート電圧を制御する駆
動回路15とを有している。本例では,上記スイッチン
グ素子111,112としては,高速動作に優れるIG
BTを適用している。
【0021】このブリッジ回路においては,ハイサイド
にあるスイッチング素子111と,ローサイドにあるス
イッチング素子112とにより各コイル相のコイルを駆
動している。また,このブリッジ回路には,各スイッチ
ング素子111,112を保護するためダイオード11
4が接続してある。そしてさらに,本例のブリッジ回路
においては,ローサイドのスイッチング素子112とグ
ランドとの間に,各スイッチング素子を流れる素子電流
値を計測するためのシャント抵抗113が直列に接続し
てある。
【0022】また,駆動回路15は,チョッパ制御とし
てのパルス幅変調方式に基づいてスイッチング素子11
1,112のゲート電圧をデューティー制御する。ここ
で,ハイサイドの上記スイッチング素子111と,グラ
ンド側のローサイドの上記スイッチング素子112とに
より上記各コイル相を駆動するインバータ10をチョッ
パ制御するに当たっては,ハイサイドのスイッチング素
子111とローサイドのスイッチング素子112との上
下相のチョッパ制御を実施する。
【0023】そして,このデューティー制御によりスイ
ッチング素子111,112をON−OFF制御するこ
とにより,ブラシレスモータ50を制御しうるように構
成してある。そして,駆動回路15が各スイッチング素
子112のゲート電圧を制御するゲート電圧制御信号
は,CPU40のポートに入力されるよう構成してあ
る。
【0024】また,上記電流検出回路30は,上記各シ
ャント抵抗113の両端に生じる電圧である抵抗電圧値
を,CPU40のA/Dポートにそれぞれ入力するよう
構成されている。そして,CPU40は,上記抵抗電圧
値に基づいて,そのシャント抵抗113が接続された上
記スイッチング素子112を流れる素子電流値を算出し
うるように構成してある。
【0025】さらに,CPU40は,上記各スイッチン
グ素子112を流れる素子電流値に基づいて各コイル相
に流れるコイル相電流値を算出し,さらに該コイル相電
流値からブラシレスモータ50のロータ位置,即ちモー
タ位相を算出しうるよう構成してある。そして,CPU
40は,モータ位相に基づいて,上記インバータ10を
制御し,ブラシレスモータ50を駆動するよう構成され
ている。
【0026】上記のごとく,構成されているブラシレス
モータ制御装置1を用いて,ブラシレスモータ50の各
コイル相を駆動するスイッチング素子112を流れる素
子電流値を計測する方法について説明する。この素子電
流値を基にすれば,ブラシレスモータの各コイル相のコ
イル電流値を算出し,さらにモータ位相を算出すること
ができる。そして,上記ブラシレスモータは,モータ位
相に応じて正しく制御することが可能となる。
【0027】スイッチング素子112を流れる素子電流
値を計測するに当たっては,パルス幅変調方式(以下,
PWMという)により制御されるインバータ10に適用
する制御パルスに同期させて計測する。そこで,パルス
幅変調方式(以下,PWMという)に基づいて,ON−
OFF駆動されるスイッチング素子111,112のス
イッチングスケジュールについて説明する。
【0028】一般論ではあるが,3相のブラシレスモー
タ50を制御するためには,図2に示すごとく,U相,
V相及びW相各コイル相に対して,モータ位相に応じた
電圧を出力する。同図では,横軸にモータ位相を,縦軸
には各コイル相に対して出力すべき電圧を示している。
【0029】そして,本例では,PWMによりインバー
タ10を動作させて,ブラシレスモータ50の各コイル
相を適切に駆動する。ここでは,各コイル相に出力すべ
き電圧を,図3(a)に示すごとく,三角波L1を用い
て変調している。そうすると,U相,V相,W相各コイ
ル相を駆動するスイッチング素子111,112をスイ
ッチングすべきタイミングが図3(b)及び(c)のご
とく求められる。同図においては,各スイッチング素子
111,112をONすべき期間をハイレベルとして,
OFFすべき期間をローレベルとして表現してある。
【0030】同図(b)は,ハイサイドのスイッチング
素子111のスイッチングタイミングを表現し,同図
(c)は,ローサイドのスイッチング素子112のスイ
ッチングタイミングを表わしている。そして,上記駆動
回路15は,同図(b),(c)に示すスイッチングタ
イミングに従って,それぞれのスイッチング素子11
1,112のゲート電圧のON−OFFを繰り返すこと
となる。ここで,上記インバータ10の各シャント抵抗
113に電流が流れるのは,ローサイドのスイッチング
素子112がON状態にあるときであるとき,すなわ
ち,同図(c)においてハイレベルに保持されている期
間である。
【0031】そうすると,ローサイドの各スイッチング
素子112がONとなったとき,図4に示すごとく,シ
ャント抵抗113の両端に抵抗電圧が生じることとな
る。ここで,図4のグラフは,横軸に時間を,縦軸には
シャント抵抗113の両端に生じる電圧値を示してい
る。また,周期Wは,PWMによる制御周期を表してい
る。
【0032】そこで,本例では,上記駆動回路15から
CPU40へフィードバックされる各スイッチング素子
112のゲート電圧制御信号に同期して,各A/Dポー
トを制御している。そうすると,各スイッチング素子1
12に電流が流れている瞬間のみ,適切に上記素子電流
値を計測できるようになる。
【0033】また,図3(a)及び(c)に示すごと
く,コイル相に出力する電圧が大きい程,そのコイル相
を駆動するスイッチング素子112及びシャント抵抗1
13の通電時間が短時間となるという関係にある。その
ため,上記スイッチング素子112に電流が流れている
時間が,上記A/Dポートの立ち上がり時間等と接近し
てくると上記素子電流値を計測できなくなるおそれがあ
る。
【0034】すなわち,モータ位相が,区間A1〜A2
にあるときには,U相に高電圧を出力する必要があり,
そのU相を駆動するスイッチング素子112の通電時間
が短くなる。そのため,この素子電流値を精度良く測定
できないおそれが生じる。そして,区間A3〜A4では
V相,区間A5〜A6ではW相を駆動するスイッチング
素子112を流れる素子電流値の計測が難しくなる。こ
のように,モータ位相に応じて,素子電流値の計測が不
安定となるスイッチング素子112が順次切り替わり,
そのスイッチング素子112により駆動されるコイル相
もU相とV相とW相との間で順次切り替わっていくこと
となる。
【0035】そこで,本例では,モータ位相に応じた各
区間において,通電時間が短いスイッチング素子112
を流れる素子電流値の計測を中止することとし,それ以
外の2個のスイッチング素子112の素子電流値のみ計
測することとした。そして,ブラシレスモータ50のモ
ータ位相に応じて,図5に示すごとく,素子電流値を計
測すべきスイッチング素子112を順次切り換えていく
こととした。
【0036】ここでは,ブラシレースモータ50のロー
タ位置,すなわちモータ位相をステップS1において判
断する。そして,ロータ位置の変化にしたがってモータ
位相が区間A1から区間A6へ遷移していくに応じて,
ステップS2→ステップS3→ステップS4へ素子電流
値測定パターンを切り換えていく。
【0037】即ちステップS1では,V相とW相とを駆
動するスイッチング素子112を流れる素子電流値を計
測し,ステップS2では,U相及びW相を駆動するスイ
ッチング素子112の素子電流値を計測する。そして,
ステップ3では,U相及びV相を駆動するスイッチング
素子112の素子電流値を計測するよう順次計測する素
子電流値の組み合わせを切り換えていく。
【0038】そうすると,各スイッチング素子112に
流れる電流値の総和がゼロであるという原則のもと,各
コイル相を駆動するスイッチング素子112の素子電流
値を精度良く計測することができる。そして,計測され
た素子電流値に基づき,各コイル相を流れるコイル相電
流値を算出して,さらにモータ位相を算出することがで
きる。このように算出されたモータ位相によれば,ブラ
シレスモータ50を良好に制御することができる。
【0039】このように本例のブラシレスモータ制御装
置1によれば,インバータ10を構成するローサイドの
スイッチング素子112にシャント抵抗113を接続す
るのみという簡単な構成により,ブラシレスモータ50
の各コイル相に流れる電流値を精度良く測定しうる。
【0040】さらに,PWM制御パルスに同期してCP
U40を動作させて,素子電流値の計測を実施すること
により,非常に効率良く,常に適切なタイミングで各ス
イッチング素子112に流れる素子電流値を測定するこ
とができる。そしてさらに,本例では,3個あるスイッ
チング素子112の全てについて素子電流値を計測せ
ず,2個のスイッチング素子112の素子電流値から残
りのスイッチング素子112の素子電流値を推定してい
る。ここでは,モータ位相に応じて,素子電流値を実測
するスイッチング素子112の組み合わせを順次切り換
えるようにしている。そのため,スイッチング素子11
2の通電時間が短いことに起因して,素子電流値の計測
誤差が大きくなるトラブルを生じるおそれが少ない。
【0041】このように本例によれば,簡単な構成のブ
ラシレスモータ制御装置1を用いて,各スイッチング素
子112に流れる素子電流値を精度良く測定することが
できる。そして,その素子電流値に基づいて,各コイル
相を流れるコイル相電流値及びモータ位相を算出し,P
WM制御により3相のブラシレスモータ50を滑らかに
駆動させることができる可能性が高い。
【0042】(実施例2)本例は,実施例1の上記電流
検出回路30を基礎として,そこにピークホールド回路
を追加した例である。このピークホールド回路は,図6
に示すごとく,入力された各シャント抵抗113の両端
に発生する電圧(破線)のピーク値を一定時間,維持し
ておく回路である。
【0043】本例によれば,ブラシレスモータ50をP
WM駆動する場合であっても,PWM制御する際に生じ
る制御パルスの発生タイミングによらず,各シャント抵
抗113両端に生じる電圧値を計測できるようになる。
そのため,CPU40のクロック,A/D変換に要する
時間等に律速されることがなく,安定してシャント抵抗
113両端の電圧値を計測することができる。また,C
PU40によるA/D変換のタイミングを,PWM制御
パルスに同期させる必要もなくなる。
【0044】このように本例によれば,さらに容易に各
コイル相の電流値を計測して,精度良くブラシレスモー
タ50のロータ位置を算出できる可能性がある。なお,
その他の構成及び作用効果については,実施例1と同様
である。
【0045】(実施例3)本例は,実施例1のブラシレ
スモータ制御装置1を基にして,さらに素子電流値の測
定精度を向上した例である。本例においては,各スイッ
チング素子112に流れる素子電流値の計測精度をさら
に向上させるため,それぞれのスイッチング素子112
のオフセット電流値を計測した。該オフセット電流値と
は,ブラシレスモータ50が回転していない状態,つま
り素子電流体がゼロとなるはずの状態において,測定さ
れる素子電流値の量である。なお,このオフセット電流
値の発生原因としては,各シャント抵抗113の抵抗値
の誤差やCPU40によるA/D変換の入力誤差等,種
々の原因が考えられる。
【0046】ここでは,まず,ブラシレスモータ50を
回転させることなく,各スイッチング素子112に生じ
る素子電流値を測定して,これをオフセット電流値とす
る。具体的には,ブラシレスモータ50のモータ位相が
区間A1からA6へ遷移していくことを想定し,図5に
示すごとく,ステップS2〜ステップS4に沿って各ス
イッチング素子112のオフセット電流値を計測する。
【0047】そして,本例のブラシレスモータ制御装置
1を用いて,ブラシレスモータ50の制御を実施するに
当たっては,各スイッチング素子112について測定さ
れた素子電流体を上記オフセット電流値により補正す
る。本例では,各スイッチング素子112について測定
された素子電流値から,それぞれのスイッチング素子1
12のオフセット電流値を減算して,上記素子電流値の
補正を実施した。
【0048】このようにして,各スイッチング素子11
2について計測される素子電流値を補正することによ
り,その測定精度を向上することができる。そして,精
度良く測定された素子電流値に基づいて算出される各コ
イル相のコイル相電流値はさらに精度の高いものとな
る。また,そのコイル相電流を基にしてモータ位相を算
出し,そのモータ位相に基づいてブラシレスモータ50
の制御を実施すれば,その制御はさらに精度の高いもの
となる。なお,その他の構成及び作用効果については,
実施例1と同様である。
【0049】(実施例4)本例は,実施例1における素
子電流値の電流値の電流検知手段である上記シャント抵
抗113に代えて,他の電流検知手段に変更した例であ
る。本例では,電流トランス,ホール素子などの電流検
知手段を適用している。なお,その他の構成及び作用効
果については実施例1と同様である。
【0050】(実施例5)本例は,実施例1における上
記素子電流値の計測を,上記制御パルスに同期させる方
法を変更した例である。本例では,スイッチング素子1
12がONしているタイミング(例えば,図4の周期W
の略中心となる時点)に素子電流値を計測している。な
お,その他の構成及び作用効果については実施例1と同
様である。
【0051】また,ハイサイドのスイッチング素子11
1とローサイドのスイッチング素子112とによるイン
バータ10においては,ローサイドのスイッチング素子
112がON状態であるときハイサイドのスイッチング
素子111はOFF状態である。そこで,このハイサイ
ドのスイッチング素子112がOFF状態にあることを
基にして,上記制御パルスと同期して素子電流値を計測
してもよい。
【0052】(実施例6)本例では,実施例1における
パルス周期が一定のパルス幅変調方式による上記インバ
ータ10の制御を,パルス周期が可変であるパルス幅変
調方式に変更した例である。なお,その他の構成及び作
用効果については実施例1と同様である。
【0053】(実施例7)本例は,実施例1におけるロ
ーサイドのスイッチング素子112の素子電流値の計測
に代えて,ハイサイドのスイッチング素子111の素子
電流値を計測することとした例である。なお,その他の
構成及び作用効果については実施例1と同様である。ま
た,ローサイドのスイッチング素子112の素子電流値
を計測するための電流検知手段としてシャント抵抗11
3を適用する場合には,本例のごとく,ローサイドのス
イッチング素子112とグランドとの間に上記シャント
抵抗113を接続するのが好適である。
【0054】(実施例8)本例は,実施例1において,
モータ位相に応じて実施した,素子電流値を計測すべき
スイッチング素子112の切り換えを,制御パルス幅に
応じて実施するよう変更した例である。本例では,各ス
イッチング素子112を制御する制御パルス幅を基にし
て,計測すべきスイッチング素子112を順次切り換え
ている。ここでは,各スイッチング素子112をON状
態とする制御パルスのうち制御パルス幅が最も短く,通
電時間が最も短いスイッチング素子112について,素
子電流値を計測しないことした。なお,その他の構成及
び作用効果については実施例1と同様である。また,例
えば,制御パルス幅が所定幅以下であって,通電時間が
所定時間より短いスイッチング素子112について,素
子電流値を計測しないこととすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,ブラシレスモータ制御装置
の構成を示す説明図。
【図2】実施例1における,3相ブラシレスモータの各
コイル相に出力すべき電圧を示すグラフ。
【図3】実施例1における,インバータのPWM制御の
様子を示すタイミングチャート。
【図4】実施例1における,シャント抵抗両端の電圧値
の変化を示すグラフ。
【図5】実施例1における,電流値測定すべきコイル相
の組み合わせを決定するためのフロー図。
【図6】実施例2における,電流検出回路から出力され
る電圧値の変化を示すグラフ。
【図7】従来技術における,ブラシレスモータのブラシ
レスモータ制御装置の構成を示す説明図。
【符号の説明】
1...ブラシレスモータ制御装置, 10...インバータ, 15...駆動回路, 30...電流検出回路, 40...CPU, 111...IGBT(ハイサイド), 112...IGBT(ローサイド), 113...シャント抵抗,

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子を備えたインバ
    ータにより,複数のコイル相を有する多相のブラシレス
    モータを駆動するブラシレスモータ制御装置において,
    上記各コイル相を駆動する上記スイッチング素子には,
    該スイッチング素子を流れる素子電流値を計測するため
    の電流検知手段が接続してあり,計測された上記素子電
    流値を基にして上記各コイル相を流れるコイル相電流値
    を算出し,さらに該コイル相電流値に基づいて算出され
    るモータ位相に基づき上記ブラシレスモータを制御する
    よう構成してあることを特徴とするブラシレスモータ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記インバータは,
    ハイサイドの上記スイッチング素子と,グランド側のロ
    ーサイドの上記スイッチング素子とにより上記各コイル
    相を駆動するものであり,ローサイドの上記各スイッチ
    ング素子には,該スイッチング素子を流れる上記素子電
    流値を計測するための上記電流検知手段が接続してある
    ことを特徴とするブラシレスモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記インバー
    タは,チョッパ制御により制御されるものであり,上記
    スイッチング素子に流れる上記素子電流値を計測するに
    当たっては,上記チョッパ制御による制御パルスに同期
    して計測するよう構成してあることを特徴とするブラシ
    レスモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において,上記インバー
    タは,チョッパ制御により制御されるものであり,上記
    スイッチング素子に流れる上記素子電流値を計測するに
    当たっては,上記電流検知手段により検知した電流値
    を,そのピーク値を一定時間保持しうるピークホールド
    回路に入力してホールド値を生成し,計測された該ホー
    ルド値に基づいて上記素子電流値を算出するよう構成し
    てあることを特徴とするブラシレスモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において,モータ位相も
    しくは上記制御パルスの制御パルス幅に応じて上記素子
    電流値を計測すべき上記スイッチング素子を切り換える
    よう構成してあることを特徴とするブラシレスモータ制
    御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記ブラシレスモータが停止しているときに上記スイッ
    チング素子について計測されるオフセット電流値を保存
    しておき,上記ブラシレスモータを制御するにあたって
    は,そのオフセット電流値を用いて上記素子電流値を補
    正するよう構成されていることを特徴とするブラシレス
    モータ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記電流検知手段は,シャント抵抗であることを特徴と
    するブラシレスモータ制御装置。
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