JP2003284341A - 交流電圧調整装置 - Google Patents
交流電圧調整装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 交流から交流の変換において、元々の電源電
圧以上に実効電圧を上昇させる交流電圧調整装置を得
る。 【解決手段】 交流電源1の一端に第1および第2のコ
ンデンサ4,6の一端を接続し、コンデンサ4の他端と
交流電源1の他端の間にコンデンサ4側をカソード側と
して第1のダイオード3を接続し、コンデンサ6の他端
と交流電源1の他端の間にコンデンサ6側をアノード側
として第2のダイオード5を挿入し、コンデンサ4とダ
イオード3の接続点と負荷2の一端の間に負荷2に向か
う極性ではスイッチとして働き、逆極性では常時導通特
性をもつ第1の逆導通スイッチ手段7を接続し、コンデ
ンサ6とダイオード5の接続点と負荷2の一端の間に負
荷に向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性ではス
イッチとして働く第2の逆導通スイッチ手段8を接続
し、負荷2の他端を交流電源1の他端に接続した構成と
する。
圧以上に実効電圧を上昇させる交流電圧調整装置を得
る。 【解決手段】 交流電源1の一端に第1および第2のコ
ンデンサ4,6の一端を接続し、コンデンサ4の他端と
交流電源1の他端の間にコンデンサ4側をカソード側と
して第1のダイオード3を接続し、コンデンサ6の他端
と交流電源1の他端の間にコンデンサ6側をアノード側
として第2のダイオード5を挿入し、コンデンサ4とダ
イオード3の接続点と負荷2の一端の間に負荷2に向か
う極性ではスイッチとして働き、逆極性では常時導通特
性をもつ第1の逆導通スイッチ手段7を接続し、コンデ
ンサ6とダイオード5の接続点と負荷2の一端の間に負
荷に向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性ではス
イッチとして働く第2の逆導通スイッチ手段8を接続
し、負荷2の他端を交流電源1の他端に接続した構成と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電圧の実効
電圧値の調整が可能な交流電圧調整装置に関し、特に電
源電圧よりも高い実効電圧を得る昇圧回路装置に関する
ものである。
電圧値の調整が可能な交流電圧調整装置に関し、特に電
源電圧よりも高い実効電圧を得る昇圧回路装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通常交流電圧の実効電圧値の調整は、発
熱機器の発熱量制御や誘導電動機の1次電圧制御による
可変速制御に広く適用されている。そこでは、一般的に
「位相制御」や「チョッパ制御」が用いられる。これら
の制御は、基本的に元々の電源電圧からその一部分を切
り出して負荷に供給する制御形式であり、0から電源電
圧の間での実効電圧の調整が可能である。また、交流か
ら直流に変換する整流回路としては、一般的に「倍電圧
整流」という手法が広く知られており、元々の電源電圧
のピーク値の倍数の直流電圧値を得ることができる。
熱機器の発熱量制御や誘導電動機の1次電圧制御による
可変速制御に広く適用されている。そこでは、一般的に
「位相制御」や「チョッパ制御」が用いられる。これら
の制御は、基本的に元々の電源電圧からその一部分を切
り出して負荷に供給する制御形式であり、0から電源電
圧の間での実効電圧の調整が可能である。また、交流か
ら直流に変換する整流回路としては、一般的に「倍電圧
整流」という手法が広く知られており、元々の電源電圧
のピーク値の倍数の直流電圧値を得ることができる。
【0003】そこで、簡単に「位相制御」と「倍電圧整
流」に関して従来の回路構成と、動作原理について、図
17、図18および図19を用いて説明する。まず「位
相制御」は、図17に示すとおり、交流スイッチとして
サイリスタやトライアックのような転流ターンOFF形
の半導体スイッチTh11、Th12を商用電源1側と
負荷2側の間に設け、図18に示すように、半導体スイ
ッチTh11、Th12をONさせるタイミング位相角
αを制御する制御方式である。負荷2に印加される電圧
Voutの実効値は位相角αの増加に伴って連続的に減
少する。つまり0から電源電圧Vinの間での実効電圧
の調整が可能である。ターンOFFのタイミングは、負
荷2によって異なるため位相角αは、負荷2に応じ設定
する必要がある。なお、図18において、ILは負荷2
に流れる電流を表している。
流」に関して従来の回路構成と、動作原理について、図
17、図18および図19を用いて説明する。まず「位
相制御」は、図17に示すとおり、交流スイッチとして
サイリスタやトライアックのような転流ターンOFF形
の半導体スイッチTh11、Th12を商用電源1側と
負荷2側の間に設け、図18に示すように、半導体スイ
ッチTh11、Th12をONさせるタイミング位相角
αを制御する制御方式である。負荷2に印加される電圧
Voutの実効値は位相角αの増加に伴って連続的に減
少する。つまり0から電源電圧Vinの間での実効電圧
の調整が可能である。ターンOFFのタイミングは、負
荷2によって異なるため位相角αは、負荷2に応じ設定
する必要がある。なお、図18において、ILは負荷2
に流れる電流を表している。
【0004】次に「倍電圧整流」は、図19に示すとお
り、ダイオード2個(D11,D12)と電解コンデン
サ2個(C11,C12)でその回路が構成される。電
源電圧Vinが正方向時には電解コンデンサC11はダ
イオードD11経由で電源電圧のピーク値まで充電され
る。電源電圧Vinが逆方向時には電解コンデンサC1
2はダイオードD12経由で電源電圧のピーク値まで充
電される。つまり出力電圧は電源電圧のピーク電圧の2
倍となる。
り、ダイオード2個(D11,D12)と電解コンデン
サ2個(C11,C12)でその回路が構成される。電
源電圧Vinが正方向時には電解コンデンサC11はダ
イオードD11経由で電源電圧のピーク値まで充電され
る。電源電圧Vinが逆方向時には電解コンデンサC1
2はダイオードD12経由で電源電圧のピーク値まで充
電される。つまり出力電圧は電源電圧のピーク電圧の2
倍となる。
【0005】従来の交流電圧調整装置は、このように構
成されており、交流から交流の変換では0から電源電圧
の間での実効電圧の調整が可能であった。また、交流か
ら直流の変換では元々の電源電圧の2倍の値への電圧値
の昇圧が可能であった。
成されており、交流から交流の変換では0から電源電圧
の間での実効電圧の調整が可能であった。また、交流か
ら直流の変換では元々の電源電圧の2倍の値への電圧値
の昇圧が可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の交流
電圧調整装置は、上記のように構成していたので、交流
から直流の変換では手法が確立されているが、交流から
交流の変換において、元々の電源電圧以上に実効電圧を
上昇させることができないという問題点があった。
電圧調整装置は、上記のように構成していたので、交流
から直流の変換では手法が確立されているが、交流から
交流の変換において、元々の電源電圧以上に実効電圧を
上昇させることができないという問題点があった。
【0007】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、交流から交流の変換にお
いて、元々の電源電圧以上に実効電圧を上昇させること
ができる交流電圧調整装置を提供することを目的とする
ものである。
るためになされたものであり、交流から交流の変換にお
いて、元々の電源電圧以上に実効電圧を上昇させること
ができる交流電圧調整装置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交流電圧
調整装置は、交流電源と負荷とを電気的に接続する回路
において、上記交流電源の一端に第1および第2のコン
デンサの一端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と
上記交流電源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカ
ソード側として第1のダイオードを接続し、上記第2の
コンデンサの他端と上記交流電源の他端の間に上記第2
のコンデンサ側をアノード側として第2のダイオードを
挿入し、上記第1のコンデンサと上記第1のダイオード
の接続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性では
スイッチとして働き、逆極性では常時導通特性をもつ第
1の逆導通スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデン
サと上記第2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の
間に負荷に向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性
ではスイッチとして働く第2の逆導通スイッチ手段を接
続し、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接続した
ものである。
調整装置は、交流電源と負荷とを電気的に接続する回路
において、上記交流電源の一端に第1および第2のコン
デンサの一端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と
上記交流電源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカ
ソード側として第1のダイオードを接続し、上記第2の
コンデンサの他端と上記交流電源の他端の間に上記第2
のコンデンサ側をアノード側として第2のダイオードを
挿入し、上記第1のコンデンサと上記第1のダイオード
の接続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性では
スイッチとして働き、逆極性では常時導通特性をもつ第
1の逆導通スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデン
サと上記第2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の
間に負荷に向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性
ではスイッチとして働く第2の逆導通スイッチ手段を接
続し、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接続した
ものである。
【0009】また、この発明に係る交流電圧調整装置
は、上記第1のダイオードに直列に接続された第1のス
イッチ手段と、上記第2のダイオードに直列に接続され
た第2のスイッチ手段とを備えたものである。
は、上記第1のダイオードに直列に接続された第1のス
イッチ手段と、上記第2のダイオードに直列に接続され
た第2のスイッチ手段とを備えたものである。
【0010】また、この発明に係る交流電圧調整装置
は、上記負荷に並列に接続された第1の交流スイッチ手
段を備えたものである。
は、上記負荷に並列に接続された第1の交流スイッチ手
段を備えたものである。
【0011】また、この発明に係る交流電圧調整装置
は、上記交流電源の一端と上記負荷の一端の間に接続さ
れた第2の交流スイッチ手段を備えたものである。
は、上記交流電源の一端と上記負荷の一端の間に接続さ
れた第2の交流スイッチ手段を備えたものである。
【0012】また、この発明に係る交流電圧調整装置
は、上記負荷に並列に接続された第1の交流スイッチ手
段と、上記交流電源の一端と上記負荷の一端の間に接続
された第2の交流スイッチ手段とを備えたものである。
は、上記負荷に並列に接続された第1の交流スイッチ手
段と、上記交流電源の一端と上記負荷の一端の間に接続
された第2の交流スイッチ手段とを備えたものである。
【0013】また、この発明に係る交流電圧調整装置
は、交流電源と負荷とを電気的に接続する回路におい
て、上記交流電源の一端に第1および第2のコンデンサ
の一端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と上記交
流電源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカソード
側として第1のダイオードを接続し、上記第2のコンデ
ンサの他端と上記交流電源の他端の間に上記第2のコン
デンサ側をアノード側として第2のダイオードを挿入
し、上記第1のコンデンサと上記第1のダイオードの接
続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性の第1の
片導通スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデンサと
上記第2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の間に
負荷に向かう極性とは逆極性の第2の片導通スイッチ手
段を接続し、かつ上記交流電源の一端と上記負荷の一端
の間に互いに逆方向に第3および第4の片導通スイッチ
手段を設け、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接
続したものである。
は、交流電源と負荷とを電気的に接続する回路におい
て、上記交流電源の一端に第1および第2のコンデンサ
の一端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と上記交
流電源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカソード
側として第1のダイオードを接続し、上記第2のコンデ
ンサの他端と上記交流電源の他端の間に上記第2のコン
デンサ側をアノード側として第2のダイオードを挿入
し、上記第1のコンデンサと上記第1のダイオードの接
続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性の第1の
片導通スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデンサと
上記第2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の間に
負荷に向かう極性とは逆極性の第2の片導通スイッチ手
段を接続し、かつ上記交流電源の一端と上記負荷の一端
の間に互いに逆方向に第3および第4の片導通スイッチ
手段を設け、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接
続したものである。
【0014】また、この発明に係る交流電圧調整装置
は、請求項1〜6のいずれかに記載の交流電圧調整装置
を、多相交流電源の複数の相間に対して少なくとも1個
設けたものである。
は、請求項1〜6のいずれかに記載の交流電圧調整装置
を、多相交流電源の複数の相間に対して少なくとも1個
設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
交流電圧調整装置を示す構成図である。図1において、
1は交流電源(商用電源)、2は負荷、3は第1のダイ
オード、4は第1のコンデンサ、5は第2のダイオー
ド、6は第2のコンデンサ、7は例えばトランジスタT
r1とこれに並列接続されたフライホイールダイオード
D1からなる第1の逆導通スイッチ手段、8は例えばト
ランジスタTr2とこれに並列接続されたフライホイー
ルダイオードD2からなる第2の逆導通スイッチ手段で
ある。
図に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
交流電圧調整装置を示す構成図である。図1において、
1は交流電源(商用電源)、2は負荷、3は第1のダイ
オード、4は第1のコンデンサ、5は第2のダイオー
ド、6は第2のコンデンサ、7は例えばトランジスタT
r1とこれに並列接続されたフライホイールダイオード
D1からなる第1の逆導通スイッチ手段、8は例えばト
ランジスタTr2とこれに並列接続されたフライホイー
ルダイオードD2からなる第2の逆導通スイッチ手段で
ある。
【0016】ここで、交流電源1の一端に第1のコンデ
ンサ4および第2のコンデンサ6の一端を接続し、第1
のコンデンサ4の他端と交流電源1の他端の間に第1の
コンデンサ4側をカソード側として第1のダイオード3
を接続する。また、第2のコンデンサ6の他端と交流電
源1の他端の間に第2のコンデンサ6側をアノード側と
して第2のダイオード5を挿入し、第1のコンデンサ4
と第1のダイオード3の接続点と負荷2の一端の間に負
荷2に向かう極性ではトランジスタTr1がONしてス
イッチとして働き、逆極性ではトランジスタTr1がO
FFして常時導通特性をもつ第1の逆導通スイッチ手段
7を接続する。さらに、第2のコンデンサ6と第2のダ
イオード5の接続点と負荷2の第1の逆導通スイッチ手
段7を接続した一端の間に負荷2に向かう極性ではトラ
ンジスタTr2がOFFして常時導通特性を持ち、逆極
性ではトランジスタTr2がONしてスイッチとして働
く第2の逆導通スイッチ手段8を接続する。そして、負
荷2の他端は第1および第2のダイオード3,5が接続
されている交流電源2の他端に接続する。
ンサ4および第2のコンデンサ6の一端を接続し、第1
のコンデンサ4の他端と交流電源1の他端の間に第1の
コンデンサ4側をカソード側として第1のダイオード3
を接続する。また、第2のコンデンサ6の他端と交流電
源1の他端の間に第2のコンデンサ6側をアノード側と
して第2のダイオード5を挿入し、第1のコンデンサ4
と第1のダイオード3の接続点と負荷2の一端の間に負
荷2に向かう極性ではトランジスタTr1がONしてス
イッチとして働き、逆極性ではトランジスタTr1がO
FFして常時導通特性をもつ第1の逆導通スイッチ手段
7を接続する。さらに、第2のコンデンサ6と第2のダ
イオード5の接続点と負荷2の第1の逆導通スイッチ手
段7を接続した一端の間に負荷2に向かう極性ではトラ
ンジスタTr2がOFFして常時導通特性を持ち、逆極
性ではトランジスタTr2がONしてスイッチとして働
く第2の逆導通スイッチ手段8を接続する。そして、負
荷2の他端は第1および第2のダイオード3,5が接続
されている交流電源2の他端に接続する。
【0017】次に、動作について、図2を参照して説明
する。ここで、交流電源1の電圧(電源電圧)をVi
n、負荷2に印加される電圧(出力電圧)をVoutと
すると、図2に示すように、Vinが正方向の時には第
2のコンデンサ6が第2のダイオード5経由で電源電圧
のピーク値まで充電され、Vinが逆方向の時には第1
のコンデンサ4が第1のダイオード3経由で電源電圧の
ピーク値まで充電される。
する。ここで、交流電源1の電圧(電源電圧)をVi
n、負荷2に印加される電圧(出力電圧)をVoutと
すると、図2に示すように、Vinが正方向の時には第
2のコンデンサ6が第2のダイオード5経由で電源電圧
のピーク値まで充電され、Vinが逆方向の時には第1
のコンデンサ4が第1のダイオード3経由で電源電圧の
ピーク値まで充電される。
【0018】そして、Vinが正方向の時に第1の逆導
通スイッチ手段7を、Vinが逆方向のときに第2の逆
導通スイッチ手段8を導通状態とする。つまり、Vin
の極性に応じてそれぞれトランジスタTr1およびTr
2をONすることで、負荷2には負荷電圧Voutとし
て、図2に示すように、電源電圧のピーク値に電源電圧
波形が重畳した形の電圧、つまり、コンデンサ4および
6の端子電圧Vdc1,Vdc2にそれぞれ電源電圧V
inが実質的に重畳された電圧Voutが印加される。
なお、第1のコンデンサ4および第2のコンデンサ6の
容量は、電源の半波期間負荷に給電してもほとんど放電
により電圧低下しない程度の大きな容量のものを選定す
る必要がある。
通スイッチ手段7を、Vinが逆方向のときに第2の逆
導通スイッチ手段8を導通状態とする。つまり、Vin
の極性に応じてそれぞれトランジスタTr1およびTr
2をONすることで、負荷2には負荷電圧Voutとし
て、図2に示すように、電源電圧のピーク値に電源電圧
波形が重畳した形の電圧、つまり、コンデンサ4および
6の端子電圧Vdc1,Vdc2にそれぞれ電源電圧V
inが実質的に重畳された電圧Voutが印加される。
なお、第1のコンデンサ4および第2のコンデンサ6の
容量は、電源の半波期間負荷に給電してもほとんど放電
により電圧低下しない程度の大きな容量のものを選定す
る必要がある。
【0019】このようにして本実施の形態では、負荷に
対しては、交流電源として元々の電源電圧に対してピー
クで2倍、実効値としては2.35倍を印加することが
できる。このことにより、負荷が電熱器のような抵抗負
荷であればP=V*V/R(Pは抵抗負荷の電力、Vは
抵抗負荷への印加電圧、Rは抵抗負荷の抵抗値)で約
5.5倍の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導
電動機であれば、1次電圧上昇により、状況により異な
るが回転速度および発生トルクを定格値以上に増大させ
ることができる。
対しては、交流電源として元々の電源電圧に対してピー
クで2倍、実効値としては2.35倍を印加することが
できる。このことにより、負荷が電熱器のような抵抗負
荷であればP=V*V/R(Pは抵抗負荷の電力、Vは
抵抗負荷への印加電圧、Rは抵抗負荷の抵抗値)で約
5.5倍の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導
電動機であれば、1次電圧上昇により、状況により異な
るが回転速度および発生トルクを定格値以上に増大させ
ることができる。
【0020】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図3において、図1と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。図3において、9は第1の
ダイオード3に直列に接続された例えばトランジスタT
r3からなる第1のスイッチ手段、10は第2のダイオ
ード5に直列に接続された例えばトランジスタTr4か
らなる第2のスイッチ手段である。その他の構成は、図
1と同様であるので、その説明を省略する。
形態2による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図3において、図1と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。図3において、9は第1の
ダイオード3に直列に接続された例えばトランジスタT
r3からなる第1のスイッチ手段、10は第2のダイオ
ード5に直列に接続された例えばトランジスタTr4か
らなる第2のスイッチ手段である。その他の構成は、図
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0021】次に、動作について、図4を参照して説明
する。ここで、図1に対する相違点としては、第1のコ
ンデンサ4および第2のコンデンサ6の充電電圧が、第
1のスイッチ手段9および第2のスイッチ手段10の消
弧タイミングにより異なることである。第1のスイッチ
手段9および第2のスイッチ手段10の点弧タイミング
は、図4に示すように、各コンデンサの充電が可能とな
る電源電圧極性の0V時点(Tr3およびTr4のON
時点)であり、消弧タイミングは、電源電圧が0から電
源電圧のピーク値の間のコンデンサに充電させたい電圧
値に至った時点(Tr3およびTr4のOFF時点)で
ある。
する。ここで、図1に対する相違点としては、第1のコ
ンデンサ4および第2のコンデンサ6の充電電圧が、第
1のスイッチ手段9および第2のスイッチ手段10の消
弧タイミングにより異なることである。第1のスイッチ
手段9および第2のスイッチ手段10の点弧タイミング
は、図4に示すように、各コンデンサの充電が可能とな
る電源電圧極性の0V時点(Tr3およびTr4のON
時点)であり、消弧タイミングは、電源電圧が0から電
源電圧のピーク値の間のコンデンサに充電させたい電圧
値に至った時点(Tr3およびTr4のOFF時点)で
ある。
【0022】なお、この場合も第1のコンデンサ4およ
び第2のコンデンサ6の容量は電源の半波期間負荷に給
電してもほとんど放電により電圧低下しない程度の大き
な容量のものを選定する必要があるが、充電電圧値を調
整する目的もあるため、必要な時定数で放電・電圧降下
が進むように設定しておく必要がある。放電を促進する
ために別途放電手段を設ける、ということも可能であ
る。
び第2のコンデンサ6の容量は電源の半波期間負荷に給
電してもほとんど放電により電圧低下しない程度の大き
な容量のものを選定する必要があるが、充電電圧値を調
整する目的もあるため、必要な時定数で放電・電圧降下
が進むように設定しておく必要がある。放電を促進する
ために別途放電手段を設ける、ということも可能であ
る。
【0023】このようにして本実施の形態では、負荷に
対しては、交流電源として元々の電源電圧値から、電源
電圧値のピークで2倍、実効値としては2.35倍まで
の任意の値のものを印加することができる。また、本実
施の形態では、第1および第2のスイッチ手段を用いる
ことで、元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上のとこ
ろでは、出力電圧Voutのレベルを任意の値に設定で
きる。
対しては、交流電源として元々の電源電圧値から、電源
電圧値のピークで2倍、実効値としては2.35倍まで
の任意の値のものを印加することができる。また、本実
施の形態では、第1および第2のスイッチ手段を用いる
ことで、元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上のとこ
ろでは、出力電圧Voutのレベルを任意の値に設定で
きる。
【0024】このことにより、負荷が電熱器のような抵
抗負荷であればP=V*V/Rで1倍から約5.5倍ま
での任意の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導
電動機であれば、1次電圧上昇値の調整により、状況に
より異なるが回転速度および発生トルクを定格値以上に
連続的に制御しつつ増大させることができる。
抗負荷であればP=V*V/Rで1倍から約5.5倍ま
での任意の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導
電動機であれば、1次電圧上昇値の調整により、状況に
より異なるが回転速度および発生トルクを定格値以上に
連続的に制御しつつ増大させることができる。
【0025】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図5において、図1と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。図5において、11は負荷
2に並列に接続された第1の交流スイッチ手段であっ
て、例えばブリッジ接続されたダイオードD3〜D6
と、ダイオードD3、D4の接続点とダイオードD5、
D6の接続点の間に接続されたトランジスタTr5から
なる。その他の構成は、図1と同様であるので、その説
明を省略する。
形態3による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図5において、図1と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。図5において、11は負荷
2に並列に接続された第1の交流スイッチ手段であっ
て、例えばブリッジ接続されたダイオードD3〜D6
と、ダイオードD3、D4の接続点とダイオードD5、
D6の接続点の間に接続されたトランジスタTr5から
なる。その他の構成は、図1と同様であるので、その説
明を省略する。
【0026】次に、動作について、図6を参照して説明
する。ここで、図1に対する相違点としては、第1およ
び第2の逆導通スイッチ手段7,8と第1の交流スイッ
チ手段11のON/OFFを交互に実施することであ
る。ここで、ON/OFF周期およびON/OFFの期
間については任意に設定する。
する。ここで、図1に対する相違点としては、第1およ
び第2の逆導通スイッチ手段7,8と第1の交流スイッ
チ手段11のON/OFFを交互に実施することであ
る。ここで、ON/OFF周期およびON/OFFの期
間については任意に設定する。
【0027】このようにして本実施の形態では、負荷に
対しては、第1の交流スイッチ手段11がONしている
期間は0Vが、第1および第2の逆導通スイッチ手段
7,8がONしている期間は交流電源1の電圧+第1お
よび第2のコンデンサ4,6の充電電圧の電圧値が印加
され、実効値としてはそれらを1周期で積分した値(最
大で電源電圧の2.35倍まで)とすることができる。
また、本実施の形態では、第1の交流スイッチ手段を用
いることで、元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上の
ところは勿論それ以下のところでも、出力電圧Vout
のレベルを任意の値に設定できる。
対しては、第1の交流スイッチ手段11がONしている
期間は0Vが、第1および第2の逆導通スイッチ手段
7,8がONしている期間は交流電源1の電圧+第1お
よび第2のコンデンサ4,6の充電電圧の電圧値が印加
され、実効値としてはそれらを1周期で積分した値(最
大で電源電圧の2.35倍まで)とすることができる。
また、本実施の形態では、第1の交流スイッチ手段を用
いることで、元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上の
ところは勿論それ以下のところでも、出力電圧Vout
のレベルを任意の値に設定できる。
【0028】このことにより、負荷が電熱器のような抵
抗負荷であればP=V*V/Rで0から約5.5倍まで
の任意の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導電
動機であれば、1次電圧の調整により、状況により異な
るが回転速度および発生トルクを0から定格値以上に増
大した値まで連続的に制御することができる。
抗負荷であればP=V*V/Rで0から約5.5倍まで
の任意の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導電
動機であれば、1次電圧の調整により、状況により異な
るが回転速度および発生トルクを0から定格値以上に増
大した値まで連続的に制御することができる。
【0029】実施の形態4.図7は、この発明の実施の
形態4による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図7において、図1と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。図7において、12は交流
電源1の第1および第2のコンデンサ4,6が接続され
た側と負荷2の第1および第2の逆導通スイッチ手段
7,8が接続された側の間に設けられた第2の交流スイ
ッチ手段であって、例えばブリッジ接続されたダイオー
ドD7〜D10と、ダイオードD7、D10の接続点と
ダイオードD8、D9の接続点の間に接続されたトラン
ジスタTr6からなる。その他の構成は、図1と同様で
あるので、その説明を省略する。
形態4による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図7において、図1と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。図7において、12は交流
電源1の第1および第2のコンデンサ4,6が接続され
た側と負荷2の第1および第2の逆導通スイッチ手段
7,8が接続された側の間に設けられた第2の交流スイ
ッチ手段であって、例えばブリッジ接続されたダイオー
ドD7〜D10と、ダイオードD7、D10の接続点と
ダイオードD8、D9の接続点の間に接続されたトラン
ジスタTr6からなる。その他の構成は、図1と同様で
あるので、その説明を省略する。
【0030】次に、動作について、図8を参照して説明
する。ここで、図1に対する相違点としては、第1およ
び第2の逆導通スイッチ手段7,8と第2の交流スイッ
チ手段12のON/OFFを交互に実施することであ
り、従って、その他の動作についてはその説明を省略す
る。ここで、ON/OFF周期およびON/OFFの期
間については任意に設定する。
する。ここで、図1に対する相違点としては、第1およ
び第2の逆導通スイッチ手段7,8と第2の交流スイッ
チ手段12のON/OFFを交互に実施することであ
り、従って、その他の動作についてはその説明を省略す
る。ここで、ON/OFF周期およびON/OFFの期
間については任意に設定する。
【0031】このようにして本実施の形態では、負荷に
対しては、第2の交流スイッチ手段12がONしている
期間は交流電源1の電圧値が、第1および第2の逆導通
スイッチ手段7,8がONしている期間は交流電源1の
電圧+第1および第2のコンデンサ4,6の充電電圧の
電圧値が印加され、実効値としてはそれらを1周期で積
分した値(最大で電源電圧の2.35倍まで)とするこ
とができる。また、本実施の形態では、第2の交流スイ
ッチ手段を用いることで、元々の電源電圧値が電源電圧
Vin以上のところでは、出力電圧Voutのレベルを
任意の値に設定できる。このことにより、負荷が電熱器
のような抵抗負荷であればP=V*V/Rで1倍から約
5.5倍までの任意の仕事量を得ることができ、負荷が
例えば誘導電動機であれば、1次電圧の調整により、状
況により異なるが回転速度および発生トルクを定格値以
上に連続的に制御しつつ増大することができる。また、
定格値以上の領域では、本実施の形態の電圧波形の方が
上記実施の形態3の電圧波形よりも電圧の変動が小さ
く、ノイズも低く抑えられる。
対しては、第2の交流スイッチ手段12がONしている
期間は交流電源1の電圧値が、第1および第2の逆導通
スイッチ手段7,8がONしている期間は交流電源1の
電圧+第1および第2のコンデンサ4,6の充電電圧の
電圧値が印加され、実効値としてはそれらを1周期で積
分した値(最大で電源電圧の2.35倍まで)とするこ
とができる。また、本実施の形態では、第2の交流スイ
ッチ手段を用いることで、元々の電源電圧値が電源電圧
Vin以上のところでは、出力電圧Voutのレベルを
任意の値に設定できる。このことにより、負荷が電熱器
のような抵抗負荷であればP=V*V/Rで1倍から約
5.5倍までの任意の仕事量を得ることができ、負荷が
例えば誘導電動機であれば、1次電圧の調整により、状
況により異なるが回転速度および発生トルクを定格値以
上に連続的に制御しつつ増大することができる。また、
定格値以上の領域では、本実施の形態の電圧波形の方が
上記実施の形態3の電圧波形よりも電圧の変動が小さ
く、ノイズも低く抑えられる。
【0032】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図9において、図1、図5および図7と同一または
相当する部分には同一符号を付して説明する。本実施の
形態では、上記実施の形態3と同様に、第1の交流スイ
ッチ手段11を負荷2に並列に接続し、上記実施の形態
4と同様に、第2の交流スイッチ手段12を交流電源1
の第1および第2のコンデンサ4,6が接続された側と
負荷2の第1および第2の逆導通スイッチ手段7,8が
接続された側の間に設ける。その他の構成は、図1、図
5および図7と同様であるので、その説明を省略する。
形態5による交流電圧調整装置を示す構成図である。な
お、図9において、図1、図5および図7と同一または
相当する部分には同一符号を付して説明する。本実施の
形態では、上記実施の形態3と同様に、第1の交流スイ
ッチ手段11を負荷2に並列に接続し、上記実施の形態
4と同様に、第2の交流スイッチ手段12を交流電源1
の第1および第2のコンデンサ4,6が接続された側と
負荷2の第1および第2の逆導通スイッチ手段7,8が
接続された側の間に設ける。その他の構成は、図1、図
5および図7と同様であるので、その説明を省略する。
【0033】次に、動作について、図10を参照して説
明する。ここで、図1に対する相違点としては、電源電
圧以上の昇圧に関しては上記実施の形態4と同様であ
り、電源電圧以下の降圧の場合に第1および第2の交流
スイッチ手段11,12のON/OFFを交互に実施す
ることである。ここで、ON/OFF周期およびON/
OFFの期間については任意に設定する。
明する。ここで、図1に対する相違点としては、電源電
圧以上の昇圧に関しては上記実施の形態4と同様であ
り、電源電圧以下の降圧の場合に第1および第2の交流
スイッチ手段11,12のON/OFFを交互に実施す
ることである。ここで、ON/OFF周期およびON/
OFFの期間については任意に設定する。
【0034】このようにして本実施の形態では、降圧に
対しては、第1の交流スイッチ手段11がONしている
期間は0Vが、第2の交流スイッチ手段12がONして
いる期間は交流電源1の電圧値が、印加され、実効値と
してはそれらを1周期で積分した値(最大で電源電圧の
2.35倍まで)とすることができる。また、本実施の
形態では、第1および第2の交流スイッチ手段を用いる
ことで、元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上のとこ
ろは勿論それ以下のところでも、出力電圧Voutのレ
ベルを任意の値に設定できる。
対しては、第1の交流スイッチ手段11がONしている
期間は0Vが、第2の交流スイッチ手段12がONして
いる期間は交流電源1の電圧値が、印加され、実効値と
してはそれらを1周期で積分した値(最大で電源電圧の
2.35倍まで)とすることができる。また、本実施の
形態では、第1および第2の交流スイッチ手段を用いる
ことで、元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上のとこ
ろは勿論それ以下のところでも、出力電圧Voutのレ
ベルを任意の値に設定できる。
【0035】このことにより、負荷が電熱器のような抵
抗負荷であればP=V*V/Rで0から約5.5倍まで
の任意の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導電
動機であれば、1次電圧の調整により、状況により異な
るが回転速度および発生トルクを0から定格値以上に増
大した値まで連続的に制御することができる。
抗負荷であればP=V*V/Rで0から約5.5倍まで
の任意の仕事量を得ることができ、負荷が例えば誘導電
動機であれば、1次電圧の調整により、状況により異な
るが回転速度および発生トルクを0から定格値以上に増
大した値まで連続的に制御することができる。
【0036】実施の形態6.図11は、この発明の実施
の形態6による交流電圧調整装置を示す構成図である。
なお、図11において、図1と同一または相当する部分
には同一符号を付して説明する。本実施の形態では、上
記実施の形態1で用いられた第1の逆導通スイッチ手段
7の代わりに、第1の片導通スイッチ手段13および第
2の片導通スイッチ手段を実質的に用い、第2の逆導通
スイッチ手段8の代わりに、第3の片導通スイッチ手段
15および第4の片導通スイッチ手段16を実質的に用
いる。
の形態6による交流電圧調整装置を示す構成図である。
なお、図11において、図1と同一または相当する部分
には同一符号を付して説明する。本実施の形態では、上
記実施の形態1で用いられた第1の逆導通スイッチ手段
7の代わりに、第1の片導通スイッチ手段13および第
2の片導通スイッチ手段を実質的に用い、第2の逆導通
スイッチ手段8の代わりに、第3の片導通スイッチ手段
15および第4の片導通スイッチ手段16を実質的に用
いる。
【0037】ここで、第1のコンデンサ4と第1のダイ
オード3の接続点と負荷2の一端の間に負荷に向かう極
性の第1の片導通スイッチ手段13を接続し、第2のコ
ンデンサ6と第2のダイオード5の接続点と負荷2の第
1の片導通スイッチ手段13を接続した一端の間に負荷
に向かう極性とは逆極性の第2の片導通スイッチ手段1
4を接続し、交流電源1の第1および第2のコンデンサ
3,5が接続された側と負荷2の第1および第2の片導
通スイッチ手段13,14が接続された側の間に互いに
逆方向に第3および第4の片導通スイッチ手段15,1
6を接続する。その他の構成は、図1と同様であるの
で、その説明を省略する。ここで、第1〜第4の片導通
スイッチ手段13〜16は、例えばサイリスタTh1〜
Th4で構成され、一旦導通した場合、駆動信号がOF
Fかつ通電電流が0になるまで導通を継続する。
オード3の接続点と負荷2の一端の間に負荷に向かう極
性の第1の片導通スイッチ手段13を接続し、第2のコ
ンデンサ6と第2のダイオード5の接続点と負荷2の第
1の片導通スイッチ手段13を接続した一端の間に負荷
に向かう極性とは逆極性の第2の片導通スイッチ手段1
4を接続し、交流電源1の第1および第2のコンデンサ
3,5が接続された側と負荷2の第1および第2の片導
通スイッチ手段13,14が接続された側の間に互いに
逆方向に第3および第4の片導通スイッチ手段15,1
6を接続する。その他の構成は、図1と同様であるの
で、その説明を省略する。ここで、第1〜第4の片導通
スイッチ手段13〜16は、例えばサイリスタTh1〜
Th4で構成され、一旦導通した場合、駆動信号がOF
Fかつ通電電流が0になるまで導通を継続する。
【0038】次に、動作について、図12を参照して説
明する。ここで、交流電源1の電圧をVin、負荷に印
加される電圧をVoutとすると、図12に示すよう
に、Vinが正方向の時には第2のコンデンサ6が第2
のダイオード5経由で電源電圧のピーク値まで充電さ
れ、Vinが逆方向の時には第1のコンデンサ4が第1
のダイオード3経由で電源電圧のピーク値まで充電され
る。
明する。ここで、交流電源1の電圧をVin、負荷に印
加される電圧をVoutとすると、図12に示すよう
に、Vinが正方向の時には第2のコンデンサ6が第2
のダイオード5経由で電源電圧のピーク値まで充電さ
れ、Vinが逆方向の時には第1のコンデンサ4が第1
のダイオード3経由で電源電圧のピーク値まで充電され
る。
【0039】そして、Vinが正方向の期間中第3の片
導通スイッチ手段15を導通状態に保ちつつ、Vinが
正方向で電圧値がピーク値となる近傍で第1の片導通ス
イッチ手段13を導通させ、Vinが逆方向の期間中第
4の片導通スイッチ手段16を導通状態に保ちつつ、V
inが逆方向で電圧値がピーク値となる近傍で第2の片
導通スイッチ手段14を導通状態とさせることで、負荷
2にはVoutとして、図12に示すように、電源電圧
波形に第1および第2のコンデンサ4,6の充電電荷の
放電分が重畳した形の電圧が印加される。なお、第1の
コンデンサ4および第2のコンデンサ6の容量は第1お
よび第2の片導通スイッチ手段13,14を安全に消弧
するため、電源の半波期間中に放電し終える容量のもの
を選定する必要がある。
導通スイッチ手段15を導通状態に保ちつつ、Vinが
正方向で電圧値がピーク値となる近傍で第1の片導通ス
イッチ手段13を導通させ、Vinが逆方向の期間中第
4の片導通スイッチ手段16を導通状態に保ちつつ、V
inが逆方向で電圧値がピーク値となる近傍で第2の片
導通スイッチ手段14を導通状態とさせることで、負荷
2にはVoutとして、図12に示すように、電源電圧
波形に第1および第2のコンデンサ4,6の充電電荷の
放電分が重畳した形の電圧が印加される。なお、第1の
コンデンサ4および第2のコンデンサ6の容量は第1お
よび第2の片導通スイッチ手段13,14を安全に消弧
するため、電源の半波期間中に放電し終える容量のもの
を選定する必要がある。
【0040】このようにして本実施の形態では、負荷に
対しては、交流電源として元々の電源電圧に対してピー
クで約2倍、実効値としては印加電圧の積分値でコンデ
ンサ容量に応じた元々の値以上の高い値のものを印加す
ることができる。また、本実施の形態では、第1〜第4
の片導通スイッチ手段を用いることで、簡単な構成で、
元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上のところは勿論
それ以下のところでも、出力電圧Voutのレベルを任
意の値に設定でき、コスト的にも安価となる。
対しては、交流電源として元々の電源電圧に対してピー
クで約2倍、実効値としては印加電圧の積分値でコンデ
ンサ容量に応じた元々の値以上の高い値のものを印加す
ることができる。また、本実施の形態では、第1〜第4
の片導通スイッチ手段を用いることで、簡単な構成で、
元々の電源電圧値が電源電圧Vin以上のところは勿論
それ以下のところでも、出力電圧Voutのレベルを任
意の値に設定でき、コスト的にも安価となる。
【0041】このことにより、負荷が電熱器のような抵
抗負荷であればP=V*V/Rで元々以上の仕事量を得
ることができ、負荷が例えば誘導電動機であれば、1次
電圧上昇により、状況により異なるが回転速度および発
生トルクを定格値以上に増大させることができる。
抗負荷であればP=V*V/Rで元々以上の仕事量を得
ることができ、負荷が例えば誘導電動機であれば、1次
電圧上昇により、状況により異なるが回転速度および発
生トルクを定格値以上に増大させることができる。
【0042】なお、負荷2への印加電圧を電源電圧以下
とする場合には、第3および第4の片導通スイッチ手段
15,16を用いて通常の位相制御を実施することがで
きる。また、上記実施の形態では、電圧調整動作は電源
半波毎に毎回実施するように記載したが、その実施を間
引くことができることは言うまでもない。このように間
引いた場合には毎回実施する場合に比して実効電圧が低
下した効果が得られ、コンデンサ容量が1種類でも、間
引きパターンの選定により種々の実効電圧が得られる。
とする場合には、第3および第4の片導通スイッチ手段
15,16を用いて通常の位相制御を実施することがで
きる。また、上記実施の形態では、電圧調整動作は電源
半波毎に毎回実施するように記載したが、その実施を間
引くことができることは言うまでもない。このように間
引いた場合には毎回実施する場合に比して実効電圧が低
下した効果が得られ、コンデンサ容量が1種類でも、間
引きパターンの選定により種々の実効電圧が得られる。
【0043】実施の形態7.図13〜図16は、この発
明の実施の形態7による交流電圧調整装置を示す構成図
である。なお、図13〜16において、上記実施の形態
1〜6と対応する部分には同一符号を付して説明する。
各図において、ハッチングを施した箱部分はこれまでに
説明した上記実施の形態1〜6の交流電圧調整装置が個
々に配置される。
明の実施の形態7による交流電圧調整装置を示す構成図
である。なお、図13〜16において、上記実施の形態
1〜6と対応する部分には同一符号を付して説明する。
各図において、ハッチングを施した箱部分はこれまでに
説明した上記実施の形態1〜6の交流電圧調整装置が個
々に配置される。
【0044】図13では、3相電源1U、1V、1Wに
対して、接地相を中心に1つの相間に交流電圧調整装置
20を配置する。図14では、3相電源1U、1V、1
Wに対して、接地相を中心に2つの相間に交流電圧調整
装置20を配置する。図15では、3相電源1U、1
V、1Wに対して、各相間に対象な形で3つの交流電圧
調整装置20を配置する。図16では、3相中性点接地
の3相電源1U、1V、1Wに対して、中性点を中心に
各相と中性点の間に3つの交流電圧調整装置20を配置
する。
対して、接地相を中心に1つの相間に交流電圧調整装置
20を配置する。図14では、3相電源1U、1V、1
Wに対して、接地相を中心に2つの相間に交流電圧調整
装置20を配置する。図15では、3相電源1U、1
V、1Wに対して、各相間に対象な形で3つの交流電圧
調整装置20を配置する。図16では、3相中性点接地
の3相電源1U、1V、1Wに対して、中性点を中心に
各相と中性点の間に3つの交流電圧調整装置20を配置
する。
【0045】このようにして本実施の形態では、上記実
施の形態1〜6で説明した交流電圧調整装置が3相電源
に対しても適用できる。特に、図14の場合は、出力レ
ベルの幅が広くなり、負荷が例えば誘導電動機であれ
ば、その回転速度および発生トルクを増大でき、また、
図15、図16の場合は、さらに出力レベルの幅が広く
なり、負荷が例えば誘導電動機であれば、その回転速度
および発生トルクを増大できる。
施の形態1〜6で説明した交流電圧調整装置が3相電源
に対しても適用できる。特に、図14の場合は、出力レ
ベルの幅が広くなり、負荷が例えば誘導電動機であれ
ば、その回転速度および発生トルクを増大でき、また、
図15、図16の場合は、さらに出力レベルの幅が広く
なり、負荷が例えば誘導電動機であれば、その回転速度
および発生トルクを増大できる。
【0046】また、上記実施の形態では多相の例として
3相の場合を取り上げたが、3相以外の多相の場合でも
同様に適用でき、同様の効果を奏することは言うまでも
ない。また、上記全ての実施の形態において、コンデン
サの充電時の突入防止や各スイッチ手段のON/OFF
時の歪電流対策および高周波ノイズに対する対策につい
て言及していないが、随時交流電源部および負荷部に交
流リアクトルやノイズフィルタを挿入したり、各スイッ
チ手段部にスナバ回路を付加したりすると効果が得られ
ることは言うまでもない。
3相の場合を取り上げたが、3相以外の多相の場合でも
同様に適用でき、同様の効果を奏することは言うまでも
ない。また、上記全ての実施の形態において、コンデン
サの充電時の突入防止や各スイッチ手段のON/OFF
時の歪電流対策および高周波ノイズに対する対策につい
て言及していないが、随時交流電源部および負荷部に交
流リアクトルやノイズフィルタを挿入したり、各スイッ
チ手段部にスナバ回路を付加したりすると効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、交流電源と負荷とを電気的に接続する回路におい
て、上記交流電源の一端に第1および第2のコンデンサ
の一端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と上記交
流電源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカソード
側として第1のダイオードを接続し、上記第2のコンデ
ンサの他端と上記交流電源の他端の間に上記第2のコン
デンサ側をアノード側として第2のダイオードを挿入
し、上記第1のコンデンサと上記第1のダイオードの接
続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性ではスイ
ッチとして働き、逆極性では常時導通特性をもつ第1の
逆導通スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデンサと
上記第2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の間に
負荷に向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性では
スイッチとして働く第2の逆導通スイッチ手段を接続
し、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接続したの
で、交流から交流の変換において、元々の電源電圧以上
に実効電圧を上昇させることができるという効果があ
る。
ば、交流電源と負荷とを電気的に接続する回路におい
て、上記交流電源の一端に第1および第2のコンデンサ
の一端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と上記交
流電源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカソード
側として第1のダイオードを接続し、上記第2のコンデ
ンサの他端と上記交流電源の他端の間に上記第2のコン
デンサ側をアノード側として第2のダイオードを挿入
し、上記第1のコンデンサと上記第1のダイオードの接
続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性ではスイ
ッチとして働き、逆極性では常時導通特性をもつ第1の
逆導通スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデンサと
上記第2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の間に
負荷に向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性では
スイッチとして働く第2の逆導通スイッチ手段を接続
し、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接続したの
で、交流から交流の変換において、元々の電源電圧以上
に実効電圧を上昇させることができるという効果があ
る。
【0048】また、この発明によれば、上記第1のダイ
オードに直列に接続された第3のスイッチ手段と、上記
第2のダイオードに直列に接続された第4のスイッチ手
段とを備えたので、交流から交流の変換において、元々
の電源電圧以上に実効電圧を上昇させることができると
共に、元々の電源電圧値が電源電圧以上のところでは、
出力電圧のレベルを任意の値に設定できるという効果が
ある。
オードに直列に接続された第3のスイッチ手段と、上記
第2のダイオードに直列に接続された第4のスイッチ手
段とを備えたので、交流から交流の変換において、元々
の電源電圧以上に実効電圧を上昇させることができると
共に、元々の電源電圧値が電源電圧以上のところでは、
出力電圧のレベルを任意の値に設定できるという効果が
ある。
【0049】また、この発明によれば、上記負荷に並列
に接続された第1の交流スイッチ手段を備えたので、交
流から交流の変換において、元々の電源電圧以上に実効
電圧を上昇させることができると共に、元々の電源電圧
値が電源電圧以上のところは勿論それ以下のところで
も、出力電のレベルを任意の値に設定できるという効果
がある。
に接続された第1の交流スイッチ手段を備えたので、交
流から交流の変換において、元々の電源電圧以上に実効
電圧を上昇させることができると共に、元々の電源電圧
値が電源電圧以上のところは勿論それ以下のところで
も、出力電のレベルを任意の値に設定できるという効果
がある。
【0050】また、この発明によれば、上記交流電源の
一端と上記負荷の一端の間に接続された第2の交流スイ
ッチ手段を備えたので、交流から交流の変換において、
元々の電源電圧以上に実効電圧を上昇させることができ
ると共に、元々の電源電圧値が電源電圧以上のところで
は、出力電圧のレベルを任意の値に設定できるという効
果がある。
一端と上記負荷の一端の間に接続された第2の交流スイ
ッチ手段を備えたので、交流から交流の変換において、
元々の電源電圧以上に実効電圧を上昇させることができ
ると共に、元々の電源電圧値が電源電圧以上のところで
は、出力電圧のレベルを任意の値に設定できるという効
果がある。
【0051】また、この発明によれば、上記負荷に並列
に接続された第1の交流スイッチ手段と、上記交流電源
の一端と上記負荷の一端の間に接続された第2の交流ス
イッチ手段とを備えたので、交流から交流の変換におい
て、元々の電源電圧以上に実効電圧を上昇させることが
できると共に、元々の電源電圧値が電源電圧以上のとこ
ろは勿論それ以下のところでも、出力電のレベルを任意
の値に設定できるという効果がある。
に接続された第1の交流スイッチ手段と、上記交流電源
の一端と上記負荷の一端の間に接続された第2の交流ス
イッチ手段とを備えたので、交流から交流の変換におい
て、元々の電源電圧以上に実効電圧を上昇させることが
できると共に、元々の電源電圧値が電源電圧以上のとこ
ろは勿論それ以下のところでも、出力電のレベルを任意
の値に設定できるという効果がある。
【0052】また、この発明によれば、交流電源と負荷
とを電気的に接続する回路において、上記交流電源の一
端に第1および第2のコンデンサの一端を接続し、上記
第1のコンデンサの他端と上記交流電源の他端の間に上
記第1のコンデンサ側をカソード側として第1のダイオ
ードを接続し、上記第2のコンデンサの他端と上記交流
電源の他端の間に上記第2のコンデンサ側をアノード側
として第2のダイオードを挿入し、上記第1のコンデン
サと上記第1のダイオードの接続点と上記負荷の一端の
間に負荷に向かう極性の第1の片導通スイッチ手段を接
続し、上記第2のコンデンサと上記第2のダイオードの
接続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性とは逆
極性の第2の片導通スイッチ手段を接続し、かつ上記交
流電源の一端と上記負荷の一端の間に互いに逆方向に第
3および第4の片導通スイッチ手段を設け、上記負荷の
他端を上記交流電源の他端に接続したので、交流から交
流の変換において、元々の電源電圧以上に実効電圧を上
昇させることができると共に、簡単な構成で、元々の電
源電圧値が電源電圧以上のところは勿論それ以下のとこ
ろでも、出力電圧のレベルを任意の値に設定でき、コス
ト的にも安価となるという効果がある。
とを電気的に接続する回路において、上記交流電源の一
端に第1および第2のコンデンサの一端を接続し、上記
第1のコンデンサの他端と上記交流電源の他端の間に上
記第1のコンデンサ側をカソード側として第1のダイオ
ードを接続し、上記第2のコンデンサの他端と上記交流
電源の他端の間に上記第2のコンデンサ側をアノード側
として第2のダイオードを挿入し、上記第1のコンデン
サと上記第1のダイオードの接続点と上記負荷の一端の
間に負荷に向かう極性の第1の片導通スイッチ手段を接
続し、上記第2のコンデンサと上記第2のダイオードの
接続点と上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性とは逆
極性の第2の片導通スイッチ手段を接続し、かつ上記交
流電源の一端と上記負荷の一端の間に互いに逆方向に第
3および第4の片導通スイッチ手段を設け、上記負荷の
他端を上記交流電源の他端に接続したので、交流から交
流の変換において、元々の電源電圧以上に実効電圧を上
昇させることができると共に、簡単な構成で、元々の電
源電圧値が電源電圧以上のところは勿論それ以下のとこ
ろでも、出力電圧のレベルを任意の値に設定でき、コス
ト的にも安価となるという効果がある。
【0053】また、この発明によれば、請求項1〜6の
いずれかに記載の交流電圧調整装置を、多相交流電源の
複数の相間に対して少なくとも1個設けたので、交流か
ら交流の変換において、元々の電源電圧以上に実効電圧
を上昇させることができると共に、出力レベルの幅が広
くなり、負荷が例えば誘導電動機であればその回転速度
および発生トルクを増大できるという効果がある。
いずれかに記載の交流電圧調整装置を、多相交流電源の
複数の相間に対して少なくとも1個設けたので、交流か
ら交流の変換において、元々の電源電圧以上に実効電圧
を上昇させることができると共に、出力レベルの幅が広
くなり、負荷が例えば誘導電動機であればその回転速度
および発生トルクを増大できるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による交流電圧調整
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による交流電圧調整
の各部動作波形を示す図である。
の各部動作波形を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による交流電圧調整
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による交流電圧調整
の各部動作波形を示す図である。
の各部動作波形を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による交流電圧調整
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による交流電圧調整
の各部動作波形を示す図である。
の各部動作波形を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による交流電圧調整
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による交流電圧調整
の各部動作波形を示す図である。
の各部動作波形を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による交流電圧調整
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による交流電圧調
整の各部動作波形を示す図である。
整の各部動作波形を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態6による交流電圧調
整装置を示す構成図である。
整装置を示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による交流電圧調
整の各部動作波形を示す図である。
整の各部動作波形を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による交流電圧調
整装置の一例を示す概念説明図である。
整装置の一例を示す概念説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による交流電圧調
整装置の他の例を示す概念説明図である。
整装置の他の例を示す概念説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態7による交流電圧調
整装置の他の例を示す概念説明図である。
整装置の他の例を示す概念説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態7による交流電圧調
整装置の他の例を示す概念説明図である。
整装置の他の例を示す概念説明図である。
【図17】 従来の位相制御に用いられる回路例を示す
構成図である。
構成図である。
【図18】 従来の位相制御に関する動作原理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図19】 従来の倍電圧整流に用いられる回路例を示
す構成図である。
す構成図である。
1 交流電源、 1U,1V,1W 3相電源、 2
負荷、 3 第1のダイオード、 4 第1のコンデン
サ、 5 第2のダイオード、 6 第2のコンデン
サ、 7 第1の逆導通スイッチ手段、 8 第2の逆
導通スイッチ手段、 9 第1のスイッチ手段、 10
第2のスイッチ手段、 11 第1の交流スイッチ手
段、 12 第2の交流スイッチ手段、 13 第1の
片導通スイッチ手段、 14 第2の片導通スイッチ手
段、 15 第3の片導通スイッチ手段、 16 第4
の片導通スイッチ手段、 20 交流電圧調整装置。
負荷、 3 第1のダイオード、 4 第1のコンデン
サ、 5 第2のダイオード、 6 第2のコンデン
サ、 7 第1の逆導通スイッチ手段、 8 第2の逆
導通スイッチ手段、 9 第1のスイッチ手段、 10
第2のスイッチ手段、 11 第1の交流スイッチ手
段、 12 第2の交流スイッチ手段、 13 第1の
片導通スイッチ手段、 14 第2の片導通スイッチ手
段、 15 第3の片導通スイッチ手段、 16 第4
の片導通スイッチ手段、 20 交流電圧調整装置。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5H420 BB04 BB12 CC04 CC09 EA11
EA20 EB02 EB04 EB15 EB38
5H750 AA10 BA08 CC02 CC06 CC14
DD13 DD17 DD26
Claims (7)
- 【請求項1】 交流電源と負荷とを電気的に接続する回
路において、 上記交流電源の一端に第1および第2のコンデンサの一
端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と上記交流電
源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカソード側と
して第1のダイオードを接続し、上記第2のコンデンサ
の他端と上記交流電源の他端の間に上記第2のコンデン
サ側をアノード側として第2のダイオードを挿入し、上
記第1のコンデンサと上記第1のダイオードの接続点と
上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性ではスイッチと
して働き、逆極性では常時導通特性をもつ第1の逆導通
スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデンサと上記第
2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の間に負荷に
向かう極性では常時導通特性を持ち、逆極性ではスイッ
チとして働く第2の逆導通スイッチ手段を接続し、上記
負荷の他端を上記交流電源の他端に接続したことを特徴
とする交流電圧調整装置。 - 【請求項2】 上記第1のダイオードに直列に接続され
た第1のスイッチ手段と、上記第2のダイオードに直列
に接続された第2のスイッチ手段とを備えたことを特徴
とする請求項1に記載の交流電圧調整装置。 - 【請求項3】 上記負荷に並列に接続された第1の交流
スイッチ手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載
の交流電圧調整装置。 - 【請求項4】 上記交流電源の一端と上記負荷の一端の
間に接続された第2の交流スイッチ手段を備えたことを
特徴とする請求項1に記載の交流電圧調整装置。 - 【請求項5】 上記負荷に並列に接続された第1の交流
スイッチ手段と、上記交流電源の一端と上記負荷の一端
の間に接続された第2の交流スイッチ手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の交流電圧調整装置。 - 【請求項6】 交流電源と負荷とを電気的に接続する回
路において、 上記交流電源の一端に第1および第2のコンデンサの一
端を接続し、上記第1のコンデンサの他端と上記交流電
源の他端の間に上記第1のコンデンサ側をカソード側と
して第1のダイオードを接続し、上記第2のコンデンサ
の他端と上記交流電源の他端の間に上記第2のコンデン
サ側をアノード側として第2のダイオードを挿入し、上
記第1のコンデンサと上記第1のダイオードの接続点と
上記負荷の一端の間に負荷に向かう極性の第1の片導通
スイッチ手段を接続し、上記第2のコンデンサと上記第
2のダイオードの接続点と上記負荷の一端の間に負荷に
向かう極性とは逆極性の第2の片導通スイッチ手段を接
続し、かつ上記交流電源の一端と上記負荷の一端の間に
互いに逆方向に第3および第4の片導通スイッチ手段を
設け、上記負荷の他端を上記交流電源の他端に接続した
ことを特徴とする交流電圧調整装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の交流電
圧調整装置を、多相交流電源の複数の相間に対して少な
くとも1個設けたことを特徴とする交流電圧調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002082743A JP2003284341A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 交流電圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002082743A JP2003284341A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 交流電圧調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003284341A true JP2003284341A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29230813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002082743A Pending JP2003284341A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 交流電圧調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003284341A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012182982A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | International Controls & Measurements Corp | Acライン電圧の調節器および制御器 |
CN104300800A (zh) * | 2014-06-05 | 2015-01-21 | 董振隆 | 一种移相电源 |
-
2002
- 2002-03-25 JP JP2002082743A patent/JP2003284341A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012182982A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | International Controls & Measurements Corp | Acライン電圧の調節器および制御器 |
EP3573225A1 (en) * | 2011-03-01 | 2019-11-27 | International Controls And Measurements Corp. | Ac line voltage conditioner and controller |
CN104300800A (zh) * | 2014-06-05 | 2015-01-21 | 董振隆 | 一种移相电源 |
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