JP2003283717A - 画像形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御コード処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御コード処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置

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JP2003283717A JP2002082238A JP2002082238A JP2003283717A JP 2003283717 A JP2003283717 A JP 2003283717A JP 2002082238 A JP2002082238 A JP 2002082238A JP 2002082238 A JP2002082238 A JP 2002082238A JP 2003283717 A JP2003283717 A JP 2003283717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置のオペレーションパネルの表示
部を用いてキーボード表示や所望のイメージ表示が可能
であり、端末表示を行うための端末表示アプリケーショ
ンの内部を大幅に変更せずに容易に移植できるようにす
る。 【解決手段】 端末表示アプリ113の標準出力から受
信した受信データを構文解析部141で解析し、拡張制
御コードを含むデータの場合は、関数呼出部146にお
ける表示処理が呼び出す。関数呼出部146では、拡張
制御コードが指定する表示に応じて、ソフトキーボード
表示あるいはイメージ貼り付け表示に関する関数呼び出
しをOCS関数ライブラリ145に対して行い、オペレ
ーションパネル160の表示部上に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コピー、プリン
タ、スキャナあるいはファクシミリなどの画像形成処理
にかかるユーザサービスを提供する画像形成装置のオペ
レーションパネルに描画処理やイベント処理機能を持た
せる端末表示アプリを移植する画像形成装置用端末エミ
ュレータにおける拡張制御コード処理方法、その方法を
コンピュータに実行させるプログラムおよびこれらを実
行することができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、コピー、ファクシミ
リ、あるいは、スキャナなどいずれかの機能を備えた画
像形成装置が一般的に知られている。さらに、近年で
は、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの
各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置
(以下、「複合機」という。)が知られている。この複
合機は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部な
どを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシ
ミリ装置にそれぞれ対応した3種類のソフトウェアを設
け、これらのソフトウェアを切り替えることによって、
当該装置をプリンタ、コピー、スキャナまたはファクシ
ミリ装置として動作させるものである。
【0003】このような従来の画像形成装置におけるオ
ペレーションパネルとしては、操作を行うための操作キ
ーと、操作表示やエラー表示を行うための小さなディス
プレイが設けられたもの、あるいは、画面上に操作表示
やエラー表示を行うとともに、操作キーを表示パネル上
に表示し、これに直接触れて操作することができるタッ
チパネルタイプのものなどがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、ワークステーショ
ンやパーソナルコンピュータのようなキーボードやディ
スプレイに対応する端末を具備していなかったため、例
えば、画像形成装置のオペレーションパネルの表示部を
使ってブラウジング画面などのデータを描画表示させよ
うとして、Webブラウザなど汎用の端末表示アプリケ
ーションを移植しても標準入出力の対応がとれず、その
ままではオペレーションパネルの表示部に画面表示する
ことができなかった。もちろん、端末表示アプリケーシ
ョンを移植先の画像形成装置に合うように、アプリケー
ション内部に大幅な変更を加えれば描画表示も可能とな
るが、アプリケーション内部を変更するには、時間、手
間およびコストがかかるという問題があった。
【0005】また、従来の複合機では、プリンタ、コピ
ー、スキャナおよびファクシミリ装置に対応するソフト
ウェアをそれぞれ別個に設けているため、各ソフトウェ
アの開発に多大の時間を要していた。このため、出願人
は、表示部、印刷部および撮像部などの画像形成処理で
使用されるハードウェア資源を有し、プリンタ、コピー
またはファクシミリなどの各ユーザサービスにそれぞれ
固有の処理を行うアプリケーションを複数搭載し、これ
らのアプリケーションとハードウェア資源との間に介在
して、ユーザサービスを提供する際に、アプリケーショ
ンの少なくとも2つが共通的に必要とするハードウェア
資源の管理、実行制御並びに画像形成処理を行う各種コ
ントロールサービスからなるプラットホームを備えた画
像形成装置(複合機)を発明した。この複合機によれ
ば、アプリケーションの少なくとも2つが共通的に必要
とするハードウェア資源の管理、実行制御並びに画像形
成処理を行うプラットホームを備えた構成とすることに
よって、ソフトウェア開発の効率化を図るとともに、装
置全体としての生産性を向上させることが可能となる。
【0006】このように、出願人が発明をした新規な複
合機では、アプリケーションとコントロールサービスと
を別個に設けているため、複合機の出荷後にユーザもし
くは第三者であるサードベンダーが新規なアプリケーシ
ョンを開発して複合機に搭載可能な構成となっている。
しかし、この複合機に新規なアプリケーションを搭載す
る場合も上記と同様であり、複合機側にアプリケーショ
ンの標準入出力に対応する端末が無い場合は、そのまま
搭載することができず、アプリケーション内部に変更を
加える必要があった。特に、複合機の場合、少なくとも
プリンタ、コピー、スキャナおよびファクシミリ装置に
対応するアプリケーションはそれぞれ別個に開発しなけ
ればならないため、各ソフトウェアの開発に多大の時間
を要する上、汎用の端末表示アプリケーションを追加移
植しようとすると、アプリケーション内部に変更を加え
なければならず、開発期間がさらに延びてソフトウェア
の開発効率が低下するという問題があった。
【0007】また、これまで画像形成装置や複合機など
のオペレーションパネルには、スペース上の制約がある
ため、入力部としては簡単な操作キーしかなく、多数の
キーが配列されたキーボードを使って効率の良い入力操
作を行うことができないという問題があった。さらに、
画像形成装置や複合機などのオペレーションパネルの表
示部には、イメージを表示するためのイメージウィンド
ウが存在していなかったため、イメージ表示を行うこと
ができず、表示内容に一定の制約があるという問題があ
った。
【0008】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
画像形成装置のオペレーションパネルの表示部を用いて
入力可能なキーボードを表示したり、所望のイメージを
所望の位置に貼り付けるといったイメージ表示が可能で
あって、これらの端末表示を行うために搭載する端末表
示アプリケーションの内部を大幅に変更することなく、
容易に移植が可能な画像形成装置用端末エミュレータに
おける拡張制御コード処理方法、その方法をコンピュー
タに実行させるプログラムおよび画像形成装置を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、画像形成処理で使用され
るハードウェア資源を有し、画像形成処理にかかるユー
ザサービスを行うアプリケーションを備え、端末表示ア
プリケーションを搭載可能にする画像形成装置上で動作
する画像形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御
コード処理方法であって、前記端末表示アプリケーショ
ンの標準出力から拡張制御コードを含む受信データを受
信する受信ステップと、受信した拡張制御コードが指定
する表示を行うための関数を呼び出す関数呼出ステップ
と、呼び出した関数に基づいて表示部に表示を行う表示
ステップと、を含んだことを特徴とする。
【0010】この請求項1にかかる発明によれば、端末
表示アプリケーションを搭載可能にする画像形成装置上
で動作する画像形成装置用端末エミュレータにおける拡
張制御コード処理方法として、端末表示アプリケーショ
ンの標準出力から拡張制御コードを含む受信データを受
信する受信ステップと、受信した拡張制御コードが指定
する表示を行うための関数を呼び出す関数呼出ステップ
と、呼び出した関数に基づいて表示部に表示を行う表示
ステップとを含んでいるため、受信データに含まれる拡
張制御コードが指定する種々の表示を表示部に表示する
ことができる。
【0011】また、請求項2にかかる発明は、画像形成
処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成処理に
かかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うアプ
リケーションのプロセスと、前記アプリケーションと前
記ハードウェア資源との間に介在し、前記ユーザサービ
スを提供する際に、アプリケーションの少なくとも2つ
が共通的に必要とする前記ハードウェア資源の獲得要
求、管理、実行制御並びに画像形成処理を行うコントロ
ールサービスのプロセスと、操作入力および描画情報出
力を行うオペレーションパネルとを備え、端末表示アプ
リケーションを搭載可能にする画像形成装置上で動作す
る画像形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御コ
ード処理方法であって、前記端末表示アプリケーション
の標準出力から拡張制御コードを含む受信データを受信
する受信ステップと、受信した拡張制御コードが指定す
る表示を行うための関数を呼び出す関数呼出ステップ
と、呼び出した関数に基づいて表示部に表示する表示ス
テップと、を含んだことを特徴とする。
【0012】この請求項2にかかる発明によれば、端末
表示アプリケーションを搭載可能にする複合機上で動作
する画像形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御
コード処理方法として、端末表示アプリケーションの標
準出力から拡張制御コードを含む受信データを受信する
受信ステップと、受信した拡張制御コードが指定する表
示を行うための関数を呼び出す関数呼出ステップと、呼
び出した関数に基づいて表示部に表示する表示ステップ
とを含んでいるため、複合機の場合でも受信データに含
まれる拡張制御コードが指定する種々の表示を表示部に
表示することができる。
【0013】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
または2に記載の画像形成装置用端末エミュレータにお
ける拡張制御コード処理方法において、前記関数呼出ス
テップは、前記拡張制御コードが指定する表示として少
なくともソフトキーボード表示とイメージ貼り付け表示
があることを特徴とする。
【0014】この請求項3にかかる発明によれば、関数
呼出ステップにおいて拡張制御コードが指定する表示に
少なくともソフトキーボード表示とイメージ貼り付け表
示があるため、ソフトキーボード表示によりキーボード
入力を可能にしたり、イメージ貼り付け表示を行うとい
った種々の表示が可能となる。
【0015】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置用端末エミュ
レータにおける拡張制御コード処理方法において、前記
関数呼出ステップは、前記拡張制御コードが指定する表
示を行うための関数を集めたオペレーションパネルコン
トロールサービス関数ライブラリに対して関数呼び出し
を行うことを特徴とする。
【0016】この請求項4にかかる発明によれば、関数
呼出ステップにおいて拡張制御コードが指定する表示を
行うための関数を集めたオペレーションパネルコントロ
ールサービス関数ライブラリに対して関数呼び出しを行
うようにしたため、ライブラリの関数を変更するだけ
で、種々の表示に対応することができる。
【0017】また、請求項5にかかる発明は、請求項3
または4に記載の画像形成装置用端末エミュレータにお
ける拡張制御コード処理方法において、前記表示ステッ
プは、ソフトキーボード表示を行う際に、前記関数呼出
ステップで関数を呼び出してソフトキーボード要求関数
に変換することにより表示を行っていることを特徴とす
る。
【0018】この請求項5にかかる発明によれば、表示
ステップにおいてソフトキーボード表示をする場合は、
関数呼出ステップで関数を呼び出してソフトキーボード
要求関数に変換するだけで表示することができる。これ
は、ソフトキーボードの制御コードがソフトキーボード
要求関数を実行するための制御コードだからである。
【0019】また、請求項6にかかる発明は、請求項3
または4に記載の画像形成装置用端末エミュレータにお
ける拡張制御コード処理方法において、前記表示ステッ
プは、イメージ貼り付け表示を行う際に、予め指定され
たイメージ表示位置とイメージファイルとに基づいて表
示を行っていることを特徴とする。
【0020】この請求項6にかかる発明によれば、表示
ステップにおいてイメージ貼り付け表示を行う場合は、
予め指定されたイメージ表示位置とイメージファイルと
に基づいて表示を行うようにしたため、所望のイメージ
を表示部上の所望の位置に表示することができる。
【0021】また、請求項7にかかる発明は、請求項1
〜6のいずれか一つに記載の画像形成装置用端末エミュ
レータにおける拡張制御コード処理方法において、前記
受信ステップは、その前段に前記端末表示アプリケーシ
ョンの標準出力からの受信データを構文解析し、端末制
御コードを含むデータと拡張制御コードを含むデータと
に分ける構文解析ステップを備え、拡張制御コードを含
むデータを受信するようにしたことを特徴とする。
【0022】この請求項7にかかる発明によれば、受信
ステップの前段には、端末表示アプリケーションの標準
出力からの受信データを構文解析して端末制御コードを
含むデータと拡張制御コードを含むデータとに分ける構
文解析ステップが設けられ、その拡張制御コードを含む
データを受信するようにしたため、受信データが端末制
御コードと拡張制御コードがそれぞれ含まれたデータで
あっても、構文解析ステップで選り分けることができ、
本発明の受信ステップでは拡張制御コードを含むデータ
の処理だけを行うことができる。また、選り分けられた
もう一方の端末制御コードを含む受信データは、そのデ
ータに応じた描画処理を別に行うことにより、さらに異
なった種類の画像を表示することができる。
【0023】また、請求項8にかかる発明は、請求項1
〜7のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムとしたため、いずれか一つの動作
をコンピュータに実行させることができる。
【0024】また、請求項9にかかる発明は、画像形成
処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成処理に
かかるユーザサービスを行うアプリケーションと、アプ
リケーションレベルでオペレーションパネルに対する標
準入出力をエミュレーションする端末エミュレータと、
を備え、前記端末エミュレータを介して端末表示を行う
端末表示アプリケーションを搭載可能にする画像形成装
置であって、前記端末エミュレータは、前記端末表示ア
プリケーションの標準出力からの受信データに拡張制御
コードが含まれていると、その拡張制御コードの指定す
る表示を行うための関数呼び出しを行う関数呼出手段を
備え、前記関数呼出手段が呼び出した関数に基づいて表
示部に表示することを特徴とする。
【0025】この請求項9にかかる発明によれば、端末
エミュレータを介して端末表示を行う端末表示アプリケ
ーションを搭載可能にする画像形成装置であって、端末
エミュレータの関数呼出手段により、端末表示アプリケ
ーションの標準出力から拡張制御コードが含まれた受信
データを受信すると、その拡張制御コードの指定する表
示を行うための関数呼び出しを行い、関数呼出手段が呼
び出した関数に基づいて表示部に表示するようにしたた
め、受信データに含まれる拡張制御コードが指定する種
々の表示を表示部に表示することができる。
【0026】また、請求項10にかかる発明は、画像形
成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成処理
にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うア
プリケーションと、前記アプリケーションと前記ハード
ウェア資源との間に介在し、前記ユーザサービスを提供
する際に、アプリケーションの少なくとも2つが共通的
に必要とする前記ハードウェア資源の獲得要求、管理、
実行制御並びに画像形成処理を行うコントロールサービ
スと、操作入力および描画情報出力を行うオペレーショ
ンパネルと、アプリケーションレベルでオペレーション
パネルに対する標準入出力をエミュレーションする端末
エミュレータと、を備え、前記端末エミュレータを介し
て端末表示を行う端末表示アプリケーションを搭載可能
にする画像形成装置であって、前記端末エミュレータ
は、前記端末表示アプリケーションの標準出力からの受
信データに拡張制御コードが含まれていると、その拡張
制御コードの指定する表示を行うための関数呼び出しを
行う関数呼出手段を備え、前記関数呼出手段が呼び出し
た関数に基づいて表示部に表示することを特徴とする。
【0027】この請求項10にかかる発明によれば、端
末エミュレータを介して端末表示を行う端末表示アプリ
ケーションを搭載可能にする複合機の画像形成装置であ
って、端末エミュレータの関数呼出手段により、端末表
示アプリケーションの標準出力から拡張制御コードが含
まれた受信データを受信すると、その拡張制御コードの
指定する表示を行うための関数呼び出しを行い、関数呼
出手段が呼び出した関数に基づいて表示部に表示するよ
うにしたため、受信データに含まれる拡張制御コードが
指定する種々の表示を表示部に表示することができる。
【0028】また、請求項11にかかる発明は、請求項
9または10に記載の画像形成装置において、前記関数
呼出手段は、前記拡張制御コードが指定する表示として
少なくともソフトキーボード表示とイメージ貼り付け表
示を行うことを特徴とする。
【0029】この請求項11にかかる発明によれば、関
数呼出手段により拡張制御コードが指定する表示として
少なくともソフトキーボード表示とイメージ貼り付け表
示を行うようにしたため、ソフトキーボード表示により
キーボード入力を可能にしたり、イメージ貼り付け表示
を行うといった種々の表示が可能となる。
【0030】また、請求項12にかかる発明は、請求項
9〜11のいずれか一つに記載の画像形成装置におい
て、前記関数呼出手段から前記拡張制御コードの指定す
る表示を行うための関数呼び出しを行うオペレーション
パネルコントロールサービス関数ライブラリをさらに備
えていることを特徴とする。
【0031】この請求項12にかかる発明によれば、関
数呼出手段から拡張制御コードの指定する表示を行うた
めの関数呼び出しを行うオペレーションパネルコントロ
ールサービス関数ライブラリをさらに備えているため、
ライブラリの関数を変更するだけで、種々の表示に対応
することができる。
【0032】また、請求項13にかかる発明は、請求項
11または12に記載の画像形成装置において、前記関
数呼出手段は、ソフトキーボード表示を行うための関数
を呼び出してソフトキーボード要求関数に変換すること
により表示を行っていることを特徴とする。
【0033】この請求項13にかかる発明によれば、関
数呼出手段によりソフトキーボード表示を行うための関
数を呼び出してソフトキーボード要求関数に変換するこ
とで表示を行うため、関数呼び出しを行うだけでソフト
キーボード要求関数が実行されて表示も行うことができ
る。
【0034】また、請求項14にかかる発明は、請求項
11または12に記載の画像形成装置において、前記関
数呼出手段は、イメージ貼り付け表示を行う際に、予め
指定されたイメージ表示位置とイメージファイルとに基
づいて表示を行っていることを特徴とする。
【0035】この請求項14にかかる発明によれば、関
数呼出手段によりイメージ貼り付け表示を行う場合は、
予め指定されたイメージ表示位置とイメージファイルと
に基づいて表示が行われるため、所望のイメージを表示
部上の所望の位置に表示することができる。
【0036】また、請求項15にかかる発明は、請求項
9〜14のいずれか一つに記載の画像形成装置におい
て、前記関数呼出手段は、その前段に前記端末表示アプ
リケーションの標準出力からの受信データを構文解析を
行って端末制御コードを含むデータと拡張制御コードを
含むデータとに分け、それぞれのデータを使って適切な
端末表示処理を呼び出す構文解析手段をさらに備え、前
記構文解析手段から前記関数呼出手段に拡張制御コード
を含むデータを送って端末表示処理を行うことを特徴と
する。
【0037】この請求項15にかかる発明によれば、関
数呼出手段の前段には、端末表示アプリケーションの標
準出力からの受信データを構文解析を行って端末制御コ
ードを含むデータと拡張制御コードを含むデータとに分
け、それぞれのデータを使って適切な端末表示処理を呼
び出す構文解析手段をさらに備えていて、その構文解析
手段から関数呼出手段に拡張制御コードを含むデータを
送って端末表示処理を行うようにしたため、受信データ
に端末制御コードと拡張制御コードが含まれたデータが
混在していても、構文解析手段で選り分けて拡張制御コ
ードを含むデータの処理だけを関数呼出手段で行うこと
ができる。また、選り分けられたもう一方の端末制御コ
ードを含む受信データは、そのデータに応じた描画処理
を別に行うことにより、さらに異なった種類の画像を表
示することができる。
【0038】また、請求項16にかかる発明は、請求項
9〜15のいずれか一つに記載の画像形成装置におい
て、前記端末表示を行う表示部上で入力操作が行えるタ
ッチパネルを採用し、前記拡張制御コードの指定する表
示画面に対して直接入力することを特徴とする。
【0039】この請求項16にかかる発明によれば、端
末表示を行う表示部上で入力操作が行えるタッチパネル
を採用し、拡張制御コードの指定する表示画面に対して
直接入力するようにしたため、表示部に表示したキーボ
ードやイメージ貼り付けに対して直接タッチすることに
より、容易に入力操作を行うことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像形成装置用端末エミュレータにおける
拡張制御コード処理方法、その方法をコンピュータに実
行させるプログラムおよび画像形成装置の好適な実施の
形態を詳細に説明する。
【0041】(実施の形態1) (画像形成装置の構成)図1は、この発明の実施の形態
である画像形成装置(以下、「複合機」という)の機能
的構成を示すブロック図である。図1に示すように、複
合機100は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)101
と、カラーラインプリンタ(Color LP)102と、スキ
ャナ、ファクシミリ、ハードディスク、メモリ、ネット
ワークインタフェースなどのハードウェアリソース10
3を有するとともに、プラットホーム120とアプリケ
ーション130とから構成されるソフトウェア群110
とを備えている。
【0042】プラットホーム120は、アプリケーショ
ン130からの処理要求を解釈してハードウェア資源の
獲得要求を発生させるコントロールサービスと、一また
は複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロール
サービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマ
ネージャ(SRM)123と、汎用OS121とを有す
る。
【0043】コントロールサービスは、複数のサービス
モジュールにより形成され、SCS(システムコントロ
ールサービス)122、ECS(エンジンコントロール
サービス)124、MCS(メモリコントロールサービ
ス)125、OCS(オペレーションパネルコントロー
ルサービス)126、FCS(ファックスコントロール
サービス)127、およびNCS(ネットワークコント
ロールサービス)128などで構成されている。なお、
このプラットホーム120は、あらかじめ定義された関
数によって前記アプリケーション130からの処理要求
を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフ
ェース(API)を有している。
【0044】汎用OS121は、UNIX(登録商標)
などの汎用オペレーティングシステムであり、プラット
ホーム120並びにアプリケーション130の各ソフト
ウェアをそれぞれプロセスとして並列実行する。
【0045】SRM123のプロセスは、SCS122
とともにシステムの制御およびリソースの管理を行うも
のである。SRM123のプロセスは、スキャナ部やプ
リンタ部などのエンジン、メモリ、HDDファイル、ホ
ストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、I
EEE1394 I/F、RS232C I/Fなど)
のハードウェア資源を利用する上位層からの要求にした
がって調停を行い、実行制御する。
【0046】具体的には、このSRM123は、要求さ
れたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求に
より利用されていないかどうか)を判断し、利用可能で
あれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨
を上位層に伝える。また、SRM123は、上位層から
の要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリン
グを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンにより
紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を
直接実施している。
【0047】SCS122のプロセスは、アプリ管理、
操作部制御、システム画面表示、LED表示、リソース
管理、割り込みアプリ制御などを行う。
【0048】ECS124のプロセスは、白黒ラインプ
リンタ(B&W LP)101、カラーラインプリンタ(Colo
r LP)102、スキャナ、ファクシミリなどからなるハ
ードウェアリソース103のエンジンの制御を行う。
【0049】MCS125のプロセスは、画像メモリの
取得および解放、ハードディスク装置(HDD)の利
用、画像データの圧縮および伸張などを行う。
【0050】FCS127のプロセスは、システムコン
トローラの各アプリ層からPSTN/ISDN網を利用
したファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRA
M)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/
引用、ファクシミリ読みとり、ファクシミリ受信印刷、
融合送受信を行うためのAPIを提供する。
【0051】NCS128のプロセスは、ネットワーク
I/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利
用できるサービスを提供するためのプロセスであり、ネ
ットワーク側から各プロトコルによって受信したデータ
を各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーショ
ンからデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行
う。
【0052】OCS126のプロセスは、オペレータ
(ユーザ)と本体制御間の情報伝達手段となる後述のオ
ペレーションパネル(操作パネル)を制御するプロセス
であり、不図示のオペレーションパネルの表示部からの
キー押下をキーイベントとして取得し、取得したキーに
対応するキーイベント関数をSCS122へ送信するも
のである。また、上記アプリケーション130の端末表
示アプリ113からOCS126に対して要求を行う場
合は、オペレーションパネルの表示部に各種画像を描画
出力する描画関数やその他オペレーションパネルに対す
る制御を行う関数などがあらかじめ登録された後述のO
CS関数ライブラリを具備している。このOCS関数ラ
イブラリは、アプリケーション130およびコントロー
ルサービスの各モジュールにリンクされて実装されてい
る。なお、OCS126のすべてをプロセスとして動作
させるように構成しても良く、あるいはOCS126の
すべてをOCS関数ライブラリとして構成しても良い。
【0053】アプリケーション130は、ページ記述言
語(PDL)、PCLおよびポストスクリプト(PS)
を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタ
アプリ111と、コピー用アプリケーションであるコピ
ーアプリ112と、端末表示用のアプリケーションであ
る端末表示アプリ(例えば、汎用のWebブラウザな
ど)113と、ファクシミリ用アプリケーションである
ファックスアプリ115と、スキャナ用アプリケーショ
ンであるスキャナアプリ116と、ネットワークファイ
ル用アプリケーションであるネットファイルアプリ11
7と、工程検査用アプリケーションである工程検査アプ
リ118とを有している。
【0054】端末表示アプリ113は、本実施の形態1
の複合機100に移植するための汎用アプリ、あるい
は、開発されたアプリの一例であって、API上のアプ
リケーションレベルに設けられた本発明の端末エミュレ
ータ114を介して実装されている。この端末表示アプ
リ113は、本発明の必須要件ではないが、後述する端
末エミュレータ114がエミュレーションすることによ
って、アプリ内部に変更を加えなくても搭載が可能とな
る。すなわち、コピー機、プリンタ、ファクシミリ装
置、あるいは、それらの機能を併せ持つ複合機100
は、キーボードやディスプレイに相当する端末を具備し
ていないため、それらの端末を前提とする(標準入出
力)汎用の端末表示アプリをそのまま移植しても動作し
ないが、端末エミュレータ114のエミュレーション機
能により、端末表示アプリ113の標準入出力を端末エ
ミュレータ114が移植先の複合機などのオペレーショ
ンパネルで扱えるデータに変換処理(リダイレクショ
ン)するからである。
【0055】(端末エミュレータの構成)図2は、図1
の画像形成装置用端末エミュレータの機能的構成とデー
タの流れを示すブロック図である。図2に示す端末エミ
ュレータ114は、端末表示アプリ(汎用のWebブラ
ウザなど)113からの標準出力の受信データを処理す
る受信FIFOキュー140、本発明の特徴的な構成要
素である構文解析部141、端末機能処理部142、テ
キストメモリ143、描画処理部144、OCS関数ラ
イブラリ145および関数呼出部146などを備えてい
る。また、この端末エミュレータ114は、オペレーシ
ョンパネル160の入力部に表示されたボタンやキーボ
ードに対して入力操作が行われるとイベントメッセージ
を発し、これをマウスイベントやキーイベントの標準入
力に変換して、端末表示アプリ(汎用のWebブラウザ
など)113に通知するイベント解析部147、マウス
入力変換部148、キー操作入力変換部149、および
送信FIFOキュー150などを備えている。
【0056】まず、本実施の形態1では、画像形成装置
に搭載された端末表示アプリ113のテキスト情報にか
かる標準出力を端末エミュレータ114によりエミュレ
ーションされて、オペレーションパネル160の表示部
に描画表示されるまでの流れと各構成部について説明す
る。
【0057】(受信FIFOキュー)受信FIFOキュ
ー140は、端末表示アプリ113からの標準出力の受
信データを受け取って蓄積するとともに、受け取った順
序にしたがって受信データを出力するFIFO(先入れ
先出し)メモリである。また、この受信FIFOキュー
140は、受信データに含まれる不定長の制御コードに
対して不定長ブロックの比較を行い、該当する制御コー
ドと認識した場合に、ストリーム位置を更新する機能を
備えている。これは、端末表示アプリ113からの受信
ストリームを次段の本発明の構文解析部141に直接解
析させようとすると、その受信データには不定長の制御
コードが含まれているため、そのままでは容易に解析す
ることができないからである。このように、受信FIF
Oキュー140は、端末表示アプリ113からの標準出
力の受信データ(制御コードを含むデータ)をバッファ
リングするとともに、制御コードの不定長ブロックを比
較してストリーム位置を更新することにより、次段の構
文解析部141で制御コードの長さに応じた構文解析を
容易に行うことができる。なお、受信FIFOキュー1
40の受信ストリームオブジェクトの関数群の一例とし
ては、文字列比較(IsCmpString)、文字比較(IsCmpCh
ar)、文字評価取得(IsGetChar)、文字取得(GetCha
r)、数値取得(GetNum)、およびストリーム位置変更
(SetOffset)などを用いている。
【0058】また、受信FIFOキュー140は、後述
する描画処理部144に対して、オペレーションパネル
160の表示部へ描画タイミングを指示する機能を有し
ている。すなわち、図2に示すように、受信FIFOキ
ュー140が描画処理部144に対して描画指示信号1
54(破線矢印)を送信すると、描画処理部144は、
そのタイミングに合わせて、端末表示アプリケーション
用に加工した描画情報をまとめてオペレーションパネル
160の表示部上に描画することにより、画面がチラツ
クなど不自然な表示画面になるのを防いでいる。
【0059】(構文解析部)次の構文解析部141は、
上記した受信FIFOキュー140の後段に配置され、
端末表示アプリ113の標準出力からの受信データの解
析を行い、その制御コードに応じて適切な表示処理を呼
び出す構文解析手段であって、パーサー(parser)とも
称される。この構文解析部141では、標準出力の受信
データが入ってくると構文解析処理が行われ、その受信
データに含まれる制御コードが端末制御コードか否かを
判断し、端末制御コードであれば後述する端末機能処理
部142で行われる処理が呼び出される。また、拡張制
御コード(ESCコード)の場合は、次に述べる関数呼
出部146の処理が呼び出される。
【0060】このように、構文解析部141では、標準
出力の受信データの構文解析を行い、受信データに含ま
れる制御コードに応じて2種類の表示処理に分けて処理
が行われるため、オペレーションパネル160の表示部
上において種々の画像を表示することができる。例え
ば、制御コードが端末制御コードであって、端末機能処
理部142を呼び出す場合は、テキスト情報に基づく描
画処理を行うことができる。また、制御コードが拡張制
御コード(ESCコード)であって、関数呼出部146
を呼び出す場合は、端末機能処理部142だけでは処理
できないソフトキーボード処理やイメージ貼り付け処理
などを行うことができるため、オペレーションパネル1
60の描画表示機能を一層多機能化することができる。
【0061】(関数呼出部)上記した構文解析部141
によって標準出力の受信データに含まれる制御コードが
拡張制御コードの場合は、本発明の特徴的な構成要素で
ある関数呼出部146における処理が呼び出される。
【0062】関数呼出部146は、受信データの中に拡
張制御コード(ESCコード)があった場合、オペレー
ションパネル160の表示部上にソフトキーボード表示
したり、イメージ貼り付け等を行うことができる。ここ
で、ソフトキーボードとは、オペレーションパネル16
0のLCD画面上にキーボードを表示し、タッチパネル
などを使ってハードウェアのキーボードと同様のキー入
力操作が行えるものである。
【0063】関数呼出部146によるソフトキーボード
制御は、端末制御コードを用いることにより、ソフトキ
ーボードをオペレーションパネルの表示部上に容易に表
示することができ、また、表示されたソフトキーボード
からの入力を標準入力として端末表示アプリ113に通
知することができる。以下、ソフトキーボードの表示動
作と、その表示されたソフトキーボードからのキー入力
動作について、図2および図3〜図6を用いて説明す
る。
【0064】図3は、ソフトキーボードを表示するため
に端末表示アプリから標準出力として出力される制御コ
ード書式の一例を示す図であり、図4は、図3の具体的
な制御コード書式の一部を示す図であり、図5は、オペ
レーションパネルの表示部上に表示されたソフトキーボ
ードの表示例を示す図であり、図6は、ソフトキーボー
ドを表示するための標準出力動作を説明するフローチャ
ートであり、図7は、ソフトキーボードからの入力を標
準入力に変換する動作を説明するフローチャートであ
る。
【0065】(ソフトキーボード処理)まず、ソフトキ
ーボードを表示するためには、図3に示すように、制御
コードが図2の端末表示アプリ113から標準出力とし
て出力される(図6のステップS140)。この制御コ
ードは、図3の(a)〜(g)に示されるように、関数
呼出を行う関数呼出部146の指定コードから始まり、
入力エリア終端文字コードまでの7つの部分で構成され
ている。また、図4の具体的な制御コード書式に示すよ
うに、キーボード表示に必要な「キーボードの種類(日
本語用、英語用)」、あるいは「カタカナ、アルファベ
ット、ひらがな」等に関する各種表示設定がなされ、所
望のソフトキーボードをオペレーションパネル160の
表示部上に表示させることができる。
【0066】このソフトキーボードの制御コードを用い
て、関数呼出部146からOCS関数ライブラリ145
に対して関数呼び出しを行うことにより、ソフトキーボ
ード要求関数に変換され(図6のステップS142)、
オペレーションパネル160のLCD画面にソフトキー
ボードが表示される(図6のステップS144)。これ
は、ソフトキーボードの制御コードがソフトキーボード
要求関数(SysSoftOpen)を実行するための制御コード
だからである。
【0067】また、オペレーションパネル160には、
図5に示すようにソフトキーボードが表示され、パネル
表面にはタッチパネルが採用されている。このため、オ
ペレータは、オペレーションパネル160の表示部上の
ソフトキーボードを見て、入力したいキー位置のパネル
部分にタッチするだけでキー入力を行うことができる
(図7のステップS150)。
【0068】キー入力があると、ステップS152でキ
ー入力判定を行い、取り消しボタンやOKボタン以外の
ボタンが押下されたと判定されると、ステップS150
に戻る。また、ステップS152で図5のソフトキーボ
ードのOKボタン160aが押下されたと判定される
と、入力文字列が図2のキー操作入力変換部149にて
キー入力に変換され(ステップS154)、ソフトキー
ボードから入力されたデータの末尾には、リターンコー
ド0x0aが付加される。
【0069】また、ステップS152で図5のソフトキ
ーボードの取り消しボタン160bが押下されたと判定
されると、入力が無効となり、Control-C コードに対応
した0x03が通知される(ステップS158)。
【0070】上記ステップS154で変換されたキー入
力と、ステップS158でのControl-C(0x03)の通知
は、図2の送信FIFOキュー150を介して端末表示
アプリ113の標準入力となる(ステップS156)。
すなわち、ソフトキーボードから入力されたデータは、
端末表示アプリ113の標準入力としてリダイレクトさ
れたことになる。
【0071】(イメージ貼り付け処理)次に、これまで
のコピー機、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいは、
複合機などの画像形成装置には、イメージ表示可能なイ
メージウィンドウ(オペレーションパネルの表示部な
ど)が存在しなかった。このため、本実施の形態1で
は、上記した拡張制御コード処理の一つとして、イメー
ジ画像を表示するためのイメージ貼り付け処理を行うこ
とができる。
【0072】図8は、イメージ表示を行う場合のESC
コード書式の一例を示す図であり、図9は、イメージ表
示するGIFファイルの一例を示す図であり、図10
は、図9のGIFファイルを画面に表示するためのプロ
グラム例を説明する図であり、図11は、図10のプロ
グラムを実行してオペレーションパネルの表示部上に表
示したイメージ表示例を示す図である。
【0073】まず、オペレーションパネルの表示画面の
所定位置に所望のイメージ表示を行うため、図8に示す
ESCコードが図2の端末表示アプリ113から標準出
力として出力される。このESCコードは、図8の
(a)〜(e)に示されるように、関数呼出を行う関数
呼出部146の指定コードから始まり、終端文字コード
までの5つの部分で構成されている。
【0074】次に、GIFファイルとして、図9のabc.
gif を表示するためのプログラム(図10)は、イメー
ジ表示を指示する図8のESCコードを用いて、図9の
abc.gif イメージをオペレーションパネルの表示部の座
標(x,y)=(50,50)位置に表示されるよう、
イメージ表示位置およびイメージファイルを図10中の
のように指定している。また、図10中のプログラ
ムは、標準入力からQ文字を受信した場合にプログラム
が終了することを意味し、図10中のは、イメージ表
示がアイコン登録機能を使用して擬似的にイメージウィ
ンドウを実現していることから、イメージ表示を終了す
る場合は、イメージウィンドウおよびイメージ登録を破
棄する必要があることを示している。
【0075】このように、図10に示すプログラムを実
行することにより、図11に示すようなオペレーション
パネル160の表示部上の所定位置に、図9に示したよ
うなGIFファイルのイメージを貼り付けて表示させる
ことができる。
【0076】なお、上記のようにして、オペレーション
パネル160の表示部に表示された種々の画像に対して
タッチパネルなどから入力が行われると、そのイベント
が端末エミュレータ114を介して標準入力に変換さ
れ、端末表示アプリ113に入力される。これを図2を
用いて簡単に説明すると、例えば、オペレーションパネ
ル160の表示部には、パネル面に触れるとその座標値
が入力される入力部を兼ねたタッチパネルを採用してい
て、オペレーションパネル160の所定位置に下線やボ
タン、あるいは、後述するようなソフトキーボードを表
示させ、それらのボタン位置やキー位置に対応する座標
値が入力された場合に、当該ボタンやキーが押下された
とするイベントメッセージを発生させることができる。
すなわち、図2に示すOCS126は、オペレーション
パネル160の入力部からキーイベントメッセージを取
得すると、取得したキーに対応したイベント関数をSC
S122のプロセスに送信する。そして、SCS122
のプロセスでは、OCS126から受信したイベント関
数が端末エミュレータ114のイベント解析部147に
送信される。マウスイベントの場合もほぼこれと同様で
ある。
【0077】イベント解析部147では、入力されたイ
ベント関数がキー入力かマウス入力かを受信イベントに
よって解析し、キー入力の場合はそのイベントをキー操
作入力変換部149へ、マウス入力の場合はそのイベン
トをマウス入力変換部148に送られる。
【0078】マウス入力変換部148は、イベント解析
部147により振り分けられたマウスイベントを端末表
示アプリ113の標準入力に変換処理され、また、キー
操作入力変換部149は、イベント解析部147により
振り分けられたキーイベントを端末表示アプリ113の
標準入力に変換処理されて、送信FIFOキュー150
を介して端末表示アプリ113に送られる。
【0079】このように、本実施の形態1によれば、複
合機のような画像形成装置であっても、端末表示アプリ
113からの標準出力の受信データが受信FIFOキュ
ー140を介して、構文解析部141により制御コード
の構文解析が行われ、拡張制御コードに応じた適切な描
画処理を呼び出して処理するため、次の実施の形態2で
説明する端末機能処理部142では処理できないソフト
キーボード処理やイメージ貼り付け処理などをオペレー
ションパネルの表示部に表示することができる。また、
ソフトキーボード表示やイメージ表示に対してタッチパ
ネルを使って入力すると、これを標準入力に変換して端
末表示アプリ113に通知するため、キーボードが搭載
されている機器と同様に効率的な入力操作を実現するこ
とができる。
【0080】(実施の形態2)次に、本実施の形態2で
は、図2の構文解析部141で解析された端末制御コー
ドを含む受信データを、端末機能処理部142、テキス
トメモリ143、および描画処理部144を経て、オペ
レーションパネル160の表示部に描画表示されるまで
の流れと各構成部について説明する。
【0081】(端末機能処理部)次に、図2の端末機能
処理部142は、タームキャップ(termcap )処理部と
も称され、端末表示アプリ113からの標準出力の受信
データに含まれる制御コードとテキスト情報(文字コー
ド)とを用いて、制御コードに基づく描画に関する属性
(描画属性)をテキスト情報に付加する機能を有してい
る。この属性としては、キー入力かマウス入力かの区
別、座標位置、下線情報、文字属性情報(色指定情報に
相当)、あるいは、シングルクリックをダブルクリック
に読み替えるなどの入力形態情報等があり、文字コード
に属性が付加された状態で次段のテキストメモリ143
に格納される。また、この端末機能処理部142は、端
末の仕様に合わせて画面制御情報を設定する機能を有し
ている。画面制御情報としては、行数、コラム数、バッ
クスペースの使用の可否など端末仕様に合わせるための
情報、あるいは、画面消去、カーソル移動、アンダーラ
イン等の画面の制御を行う情報が含まれていて、次段の
テキストメモリ143に格納する画面表示用のテキスト
情報を制御することができる。
【0082】(テキストメモリ)テキストメモリ143
は、テキストRAMなどで構成されており、画面表示を
行う描画属性が付加された状態のテキスト情報を格納す
るとともに、基本的な画面制御を行うことができる。
【0083】図12は、描画属性が付加された文字コー
ドがテキストメモリに格納されている状態を示す図であ
る。図12に示すように、オペレーショパネル160の
表示領域が16列×79行で構成されており、1文字毎
に文字コード(char ch )と属性(int attr)が付加さ
れ、これを書き込むテキストメモリ(テキストRAM)
143には、文字コード、文字の表示位置を示す行(li
ne)と列(row )、および行単位で表示内容の変更の有
無をチェックするためのチェックビット(*check)など
が格納されている。このため、表示内容に変更があった
場合は、チェックビットの有無を確認するだけで容易に
変更行を識別することができるので、変更された行のデ
ータだけを効率的に書き換えることができる。
【0084】(描画処理部)次に、図2の描画処理部1
44は、テキストメモリ143に格納されたテキスト情
報を端末表示アプリ113用に加工して、オペレーショ
ンパネル160の表示部に描画処理を行うものである。
描画処理を行う際は、描画処理部144からボタンや文
字列などの画像を描画する描画関数が登録されたOCS
関数ライブラリ145に対して描画関数を呼び出すこと
により描画情報が生成され、OCS関数ライブラリ14
5内に一時的に保持される。そして、上記したように、
描画処理部144は、受信FIFOキュー140から描
画指示信号154を受信する度にOCS関数ライブラリ
145内に加工して保持されている描画情報をまとめて
オペレーションパネル160の表示部に描画される。こ
こでは、端末表示アプリ113としてWebブラウザの
アプリケーションを用いているため、ブラウジング画面
中に表示されるハイパーリンクやFORM入力などの画
面に対する操作が必要になってくる。本実施の形態2で
は、複合機100のオペレーションパネル160の表示
部にタッチパネル入力が可能なLCD画面を採用してい
るが、LCD画面にはタッチパネル入力の座標を取得す
る機構がないため、タッチパネル入力が必要な部分(ハ
イパーリンクやFORM入力部分)をボタン形式などで
予め表示しておく必要がある。
【0085】図13は、端末エミュレータ上で端末表示
アプリを実行した場合のブラウジング画面の一例を示す
図である。描画処理部144では、図13に示すよう
に、ハイパーリンク画像151の場合、文字に青色(図
には色表示しない)の下線を付加したボタンを生成し、
FORM入力画像152の場合、赤色(色表示しない)
の反転文字ボタンを生成し、インライン画像153の場
合、緑色(色表示しない)の反転文字ボタンを生成する
ことができる。しかし、このようなボタンを生成し、ボ
タンから画面操作を行っても、そのままでは端末表示ア
プリ113側に操作内容を通知することができない。そ
こで、後述するように特定の文字列に対してボタン表示
を行うようにし、このボタンが操作された場合は、その
入力をマウスのダブルクリックに変換して端末表示アプ
リ113へ通知する機構を採用している。
【0086】次に、図14は、端末表示アプリからの端
末表示要求によってオペレーションパネルの表示部に表
示されるまでの動作を説明するフローチャートである。
図14に示すように、端末表示アプリ113から行表示
要求(wd_putline)があると(ステップS100)、こ
れから表示する行を削除し(ステップS102)、文字
属性を含む文字列を1文字目から順に調査を行い(ステ
ップS104)、文字属性を含む文字列が一つ前の文字
と比較して変化した場合は(ステップS106)、ステ
ップS108で文字属性の調査(attr)が行われる。
【0087】文字属性調査は、ここでは文字色(色指定
情報)に応じて次のような仕様に変更して表示するよう
に設定(文字属性情報)されている。つまり、ハイパー
リンクは、青色文字に下線を付加したボタンとして表示
し、インライン画像は、緑色の反転文字ボタンとして表
示し、通常の文字は黒色の文字として表示するようにす
る。
【0088】ステップS108において文字属性を調査
した結果、黒の場合は、ステップS110に示すよう
に、所定の(x,y)座標位置(xは列位置、yは行位
置)に文字列をメッセージ形式で表示する。
【0089】また、ステップS108における文字属性
調査の結果、青の場合は、ステップS112に示すよう
に、所定の(x,y)座標位置に文字列をボタン形式で
表示し、表示位置情報を格納するとともに、そのボタン
が押下された時に通知するタッチコードとして登録す
る。
【0090】次に、ステップS108における文字属性
調査の結果、緑の場合は、ステップS114に示すよう
に、所定の(x,y)座標位置に文字列を反転文字ボタ
ン形式で表示し、表示位置情報を格納するとともに、そ
のボタンが押下された時に通知を行うタッチコードとし
て登録する。
【0091】そして、これらの文字属性の調査結果に基
づいて、OCS関数ライブラリに関数を呼び出して、オ
ペレーションパネルのLCD画面上に表示する(ステッ
プS116)。その後、ステップS118で文字属性を
含む文字列の終端まで調査したか否かが判断され、最後
まで調査していなければステップS104に戻って上記
処理が繰り返される。また、ステップS106で文字属
性が1文字前の文字と比べて変化していない場合も上記
と同様にステップS118で判断される。ステップS1
18で文字列の終端まで調査した場合は、処理が終了す
る。このように、端末エミュレータ114の描画処理部
144によって、端末表示アプリ113が想定している
画面をオペレーションパネル160の表示部上に描画表
示し、その表示の少なくとも一部をボタン形式にて表示
することにより、ブラウジング画面と同様にハイパーリ
ンクなどが使える表示画面を得ることができる。
【0092】以上説明したように、本実施の形態2によ
れば、複合機などの画像形成装置であっても、端末機能
に対応した汎用の端末表示アプリを端末エミュレータを
介して搭載することにより、アプリ内部を殆ど変更する
ことなく容易に移植することができる。また、本実施の
形態2では、その端末エミュレータ114内に構文解析
部141を配置したことにより、受信FIFOキュー1
40を介して入力される端末表示アプリ113の標準出
力からの受信データを解析し、制御コードが端末制御コ
ードか拡張制御コード(ESCコード)かに応じて、最
も適切な端末表示処理を呼び出すことができる。このよ
うに、制御コードに応じて適切な端末表示処理を呼び出
すため、オペレーションパネル160の表示部を使って
種々の画像を表示することができる。
【0093】(実施の形態3)次に、本実施の形態3で
は、複合機などの画像形成装置に汎用の端末表示アプリ
を移植して、オペレーションパネルの表示部にブラウジ
ング画面等を描画表示する場合、端末表示アプリには殆
ど変更を加えずに移植できるようにするため、以下に示
すような方法を用いている。
【0094】(端末表示アプリの移植形態)図15は、
端末機能対応のアプリを端末デバイスのない機器に移植
した場合の図であり、(a)はアプリ内容を変更した場
合の図、(b)は端末エミュレータを介在させた場合の
図である。端末機能対応のアプリを端末デバイス(キー
ボードやディスプレイ)が接続された機器に移植する場
合、アプリケーションを変更することなく移植すること
ができる。しかし、本実施の形態のように端末機能対応
のアプリを端末デバイスが存在しない機器(コピー機、
プリンタ、ファクシミリ装置あるいは複合機など)に移
植しようとすると、データの入出力先としてはオペレー
ションパネルの表示部や入力部程度しかなく、そのまま
端末機能対応のアプリを移植しても動作しない。このた
め、図15(a)に示すように、端末機能対応アプリ1
73の内部に端末デバイスにアクセスする個所をAPI
176を使って端末デバイスに代替するようにアプリ自
身に変更を加える必要がある(アプリ変更部分173
a)。
【0095】しかし、本実施の形態3では、アプリケー
ションを移植する際にアプリ内部に変更を加える手間を
省くため、図15(b)に示すように、端末エミュレー
タ175を端末機能対応アプリ173とAPI176と
の間に介在させて、端末機能対応アプリ173の標準入
出力をキーボードやディスプレイを持たない複合機に移
植したとしても適合するように、標準入出力の変換処理
(エミュレーション)を行うようにしている。これによ
り、端末機能対応アプリ173であっても殆どアプリ内
部に変更を加えることなく画像形成装置などに移植する
ことが可能となる。
【0096】(GUI機能の追加方法)また、図16
は、端末機能対応のアプリを端末デバイスのない機器に
移植し、さらにGUI機能を追加する場合の図であり、
(a)はアプリ内にGUI機能を追加した図、(b)は
端末エミュレータ内にGUI機能を追加した図である。
端末機能対応のアプリは、テキスト操作を行うインター
フェース(CUI:キャラクタ・ユーザ・インターフェ
ース)であるが、テキスト表示以外にも拡張された機能
として、ボタン操作やイメージ表示、タッチパネルなど
多くの機能が搭載されている。そこで、このような様々
な機能を使ってGUI(グラフィック・ユーザ・インタ
ーフェース)に対応したアプリに変更する場合、アプリ
に対してAPIを直接操作し、グラフィック用のユーザ
・インターフェース(GUI)を追加する必要がある。
そこでこの追加形態としては、例えば図16(a)に示
すように、端末機能対応アプリ173内にAPI17
6を直接操作する部分を付加することによりGUI17
3bを追加する方法と、図16(b)に示すように、
端末エミュレータ175内に端末機能に対応したアプリ
に応じたGUI175aを追加する方法の2通りが考え
られる。図16(a)の追加方法は、端末機能に対応し
たアプリケーション内部の動作を把握して変更を加える
必要がある上、API176の操作も把握しなければな
らないため、移植が大変困難となる。これに対して、図
16(b)の追加方法は、端末機能対応アプリ173を
変更する必要がないため、移植が容易に行えるという利
点がある。
【0097】そこで、本実施の形態3では、端末機能に
対応した汎用アプリを移植する場合、GUIにも対応可
能なアプリケーションに変更するようにする。この場合
の具体的なGUI機能の追加方法を図2を用いて説明す
る。
【0098】図2において、GUI機能を追加する場合
の特徴的な構成としては、個別のアプリに対応したCU
IをGUIに変更するための動的なグラフィック変換ラ
イブラリ180を備えている点にある。このグラフィッ
ク変換ライブラリ180は、端末表示アプリ113とA
PI(図示省略)との間に介在していて、CUIをGU
Iに変更する機能を有している。
【0099】また、図2に示すグラフィック変換ライブ
ラリ180内には、端末表示アプリ113に特化したO
CS関数ライブラリ145への表示画面を管理する表示
画面管理部181を備えている。この表示画面管理部1
81は、端末表示アプリ113の操作コマンドをボタン
に変更することにより、端末表示アプリ113に対する
標準入力をストリームデータに変換して通知するもので
あり、さらに、端末表示アプリ113が表示するブラウ
ザ画面などの子ウィンドウのハンドルの管理も行ってい
る。
【0100】図2のグラフィック変換ライブラリ180
内の描画処理部144は、テキストメモリ143が管理
するテキスト情報を端末表示アプリ用に加工してオペレ
ーションパネル160のLCD画面に描画する。描画処
理部144の機能は、上記実施の形態2で説明している
ため、ここでは説明を省略する。
【0101】また、図2のグラフィック変換ライブラリ
180内のキー操作入力変換部149は、オペレーショ
ンパネル160のLCD画面の表示レイアウトを管理す
るオブジェクトを生成するものであり、上記実施の形態
1で説明しているため、ここでは説明を省略する。
【0102】また、図2のグラフィック変換ライブラリ
180内のマウス入力変換部148は、オペレーション
パネル160のLCD画面上のタッチ入力をマウス入力
に変換処理するものであり、上記実施の形態1で説明し
ているため、ここでは説明を省略する。
【0103】以上説明したように、本実施の形態3によ
れば、アプリケーションを移植する際に、端末エミュレ
ータ175を端末機能対応アプリ173とAPI176
との間に介在させることにより、端末機能対応アプリの
標準入出力を変換処理(エミュレーション)することが
できるため、アプリ内部に変更を加えることなく容易に
移植することができる。
【0104】また、本実施の形態3によれば、端末機能
対応のアプリはテキスト操作を行うインターフェース
(CUI)であるが、テキスト表示以外にも拡張された
機能としてボタン操作、イメージ表示、タッチパネルと
いった多くの機能が搭載されているので、端末機能対応
アプリ内にGUIを追加する方法を用いれば(図16
(b)参照)、アプリ内部を変更することなく容易に移
植することができ、さらにGUI機能も追加することが
できる。
【0105】なお、上記した実施の形態1〜3では、端
末表示アプリケーションを搭載する機器として複合機を
用いた例で説明したが、本発明は必ずしも複合機に限定
されるものではなく、コピー機、プリンタ、ファクシミ
リ装置、あるいはスキャナ装置などオペレーションパネ
ルを備えた単体の画像形成装置についても適用すること
が可能であり、上記と同様に好適な効果を得ることがで
きる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、受信データに含まれる拡張制御コードが
指定する種々の表示を表示部に表示することができる。
【0107】また、請求項2にかかる発明によれば、複
合機の場合でも受信データに含まれる拡張制御コードが
指定する種々の表示を表示部に表示することができる。
【0108】また、請求項3にかかる発明によれば、ソ
フトキーボード表示によりキーボード入力を可能にした
り、イメージ貼り付け表示を行うといった種々の表示が
可能となる。
【0109】また、請求項4にかかる発明によれば、ラ
イブラリの関数を変更するだけで、種々の表示に対応す
ることができる。
【0110】また、請求項5にかかる発明によれば、ソ
フトキーボード表示をする際に、関数呼出ステップで関
数を呼び出してソフトキーボード要求関数に変換するだ
けで表示することができる。
【0111】また、請求項6にかかる発明によれば、所
望のイメージを表示部上の所望の位置に表示することが
できる。
【0112】また、請求項7にかかる発明によれば、受
信データが端末制御コードと拡張制御コードがそれぞれ
含まれたデータであっても、構文解析ステップで選り分
けることができ、本発明の受信ステップでは拡張制御コ
ードを含むデータの処理だけを行うことができる。ま
た、端末制御コードを含むデータに応じた描画処理を別
に行えば、さらに異なった種類の画像が表示できる。
【0113】また、請求項8にかかる発明は、請求項1
〜7のいずれか一つに記載された動作をコンピュータに
実行させることができる。
【0114】また、請求項9にかかる発明によれば、受
信データに含まれる拡張制御コードが指定する種々の表
示を表示部に表示することができる。
【0115】また、請求項10にかかる発明によれば、
複合機の場合でも受信データに含まれる拡張制御コード
が指定する種々の表示を表示部に表示することができ
る。
【0116】また、請求項11にかかる発明によれば、
ソフトキーボード表示によりキーボード入力を可能にし
たり、イメージ貼り付け表示を行うといった種々の表示
が可能となる。
【0117】また、請求項12にかかる発明によれば、
ライブラリの関数を変更するだけで、種々の表示に対応
することができる。
【0118】また、請求項13にかかる発明によれば、
関数呼び出しを行うだけでソフトキーボード要求関数が
実行されて表示も行うことができる。
【0119】また、請求項14にかかる発明によれば、
イメージ貼り付け表示を行う場合は、所望のイメージを
表示部上の所望の位置に表示することができる。
【0120】また、請求項15にかかる発明によれば、
受信データに端末制御コードと拡張制御コードが含まれ
たデータが混在していても、構文解析手段で選り分けて
拡張制御コードを含むデータの処理だけを関数呼出手段
で行うことができる。また、選り分けられた他方の端末
制御コードを含む受信データは、そのデータに応じた描
画処理を別に行うことで、異なる種類の画像を表示する
ことができる。
【0121】また、請求項16にかかる発明によれば、
表示部に表示したキーボードやイメージ貼り付けに対し
て直接タッチすることにより、容易に入力操作を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態である画像形成装置の機
能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置用端末エミュレータの機能
的構成とデータの流れを示すブロック図である。
【図3】ソフトキーボードを表示するために端末表示ア
プリから標準出力として出力される制御コード書式の一
例を示す図である。
【図4】図3の具体的な制御コード書式の一部を示す図
である。
【図5】オペレーションパネル上に表示されたソフトキ
ーボードの表示例を示す図である。
【図6】ソフトキーボードを表示するための標準出力動
作を説明するフローチャートである。
【図7】ソフトキーボードからの入力を標準入力に変換
する動作を説明するフローチャートである。
【図8】イメージ表示を行う場合のESCコード書式の
一例を示す図である。
【図9】イメージ表示するGIFファイルの一例を示す
図である。
【図10】図9のGIFファイルを画面に表示するため
のプログラム例を説明する図である。
【図11】図10のプログラムを実行してオペレーショ
ンパネル上に表示したイメージ表示例を示す図である。
【図12】属性が付加された文字コードがテキストメモ
リに格納されている状態を示す図である。
【図13】端末エミュレータ上で端末表示アプリを実行
した場合のブラウジング画面の一例を示す図である。
【図14】端末表示アプリからの端末表示要求によって
オペレーションパネルに表示されるまでの動作を説明す
るフローチャートである。
【図15】端末機能対応のアプリを端末デバイスのない
機器に移植した場合の図であり、(a)はアプリ内容を
変更した場合の図、(b)は端末エミュレータを介在さ
せた場合の図である。
【図16】端末機能対応のアプリを端末デバイスのない
機器に移植するとともにGUI機能を追加した場合の図
であり、(a)はアプリ内にGUI機能を追加した図、
(b)は端末エミュレータ内にGUI機能を追加した図
である。
【符号の説明】
100 複合機 101 白黒ラインプリンタ(B&W LP) 102 カラーラインプリンタ(Color LP) 103 その他ハードウェアリソース 110 ソフトウェア群 111 プリンタアプリ 112 コピーアプリ 113 端末表示アプリ 114 端末エミュレータ 115 ファックスアプリ 116 スキャナアプリ 117 ネットファイルアプリ 118 工程検査アプリ 120 プラットホーム 121 汎用OS 122 SCS 123 SRM 124 ECS 125 MCS 126 OCS 127 FCS 128 NCS 130 アプリケーション 140 受信FIFOキュー 141 構文解析部 142 端末機能処理部 143 テキストメモリ 144 描画処理部 145 OCS関数ライブラリ 146 関数呼出部 147 イベント解析部 148 マウス入力変換部 149 キー操作入力変換部 150 送信FIFOキュー 154 描画指示信号 160 オペレーションパネル 180 グラフィック変換ライブラリ 181 表示画面管理部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成処理で使用されるハードウェア
    資源を有し、画像形成処理にかかるユーザサービスを行
    うアプリケーションを備え、端末表示アプリケーション
    を搭載可能にする画像形成装置上で動作する画像形成装
    置用端末エミュレータにおける拡張制御コード処理方法
    であって、 前記端末表示アプリケーションの標準出力から拡張制御
    コードを含む受信データを受信する受信ステップと、 受信した拡張制御コードが指定する表示を行うための関
    数を呼び出す関数呼出ステップと、 呼び出した関数に基づいて表示部に表示を行う表示ステ
    ップと、 を含んだことを特徴とする画像形成装置用端末エミュレ
    ータにおける拡張制御コード処理方法。
  2. 【請求項2】 画像形成処理で使用されるハードウェア
    資源と、画像形成処理にかかるユーザサービスにそれぞ
    れ固有の処理を行うアプリケーションのプロセスと、前
    記アプリケーションと前記ハードウェア資源との間に介
    在し、前記ユーザサービスを提供する際に、アプリケー
    ションの少なくとも2つが共通的に必要とする前記ハー
    ドウェア資源の獲得要求、管理、実行制御並びに画像形
    成処理を行うコントロールサービスのプロセスと、操作
    入力および描画情報出力を行うオペレーションパネルと
    を備え、端末表示アプリケーションを搭載可能にする画
    像形成装置上で動作する画像形成装置用端末エミュレー
    タにおける拡張制御コード処理方法であって、 前記端末表示アプリケーションの標準出力から拡張制御
    コードを含む受信データを受信する受信ステップと、 受信した拡張制御コードが指定する表示を行うための関
    数を呼び出す関数呼出ステップと、 呼び出した関数に基づいて表示部に表示する表示ステッ
    プと、 を含んだことを特徴とする画像形成装置用端末エミュレ
    ータにおける拡張制御コード処理方法。
  3. 【請求項3】 前記関数呼出ステップは、前記拡張制御
    コードが指定する表示として少なくともソフトキーボー
    ド表示とイメージ貼り付け表示があることを特徴とする
    請求項1または2に記載の画像形成装置用端末エミュレ
    ータにおける拡張制御コード処理方法。
  4. 【請求項4】 前記関数呼出ステップは、前記拡張制御
    コードが指定する表示を行うための関数を集めたオペレ
    ーションパネルコントロールサービス関数ライブラリに
    対して関数呼び出しを行うことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一つに記載の画像形成装置用端末エミュレ
    ータにおける拡張制御コード処理方法。
  5. 【請求項5】 前記表示ステップは、ソフトキーボード
    表示を行う際に、前記関数呼出ステップで関数を呼び出
    してソフトキーボード要求関数に変換することにより表
    示を行っていることを特徴とする請求項3または4に記
    載の画像形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御
    コード処理方法。
  6. 【請求項6】 前記表示ステップは、イメージ貼り付け
    表示を行う際に、予め指定されたイメージ表示位置とイ
    メージファイルとに基づいて表示を行っていることを特
    徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置用端末
    エミュレータにおける拡張制御コード処理方法。
  7. 【請求項7】 前記受信ステップは、その前段に前記端
    末表示アプリケーションの標準出力からの受信データを
    構文解析し、端末制御コードを含むデータと拡張制御コ
    ードを含むデータとに分ける構文解析ステップを備え、
    拡張制御コードを含むデータを受信するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像
    形成装置用端末エミュレータにおける拡張制御コード処
    理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一つに記載され
    た方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 【請求項9】 画像形成処理で使用されるハードウェア
    資源と、画像形成処理にかかるユーザサービスを行うア
    プリケーションと、アプリケーションレベルでオペレー
    ションパネルに対する標準入出力をエミュレーションす
    る端末エミュレータと、を備え、前記端末エミュレータ
    を介して端末表示を行う端末表示アプリケーションを搭
    載可能にする画像形成装置であって、 前記端末エミュレータは、前記端末表示アプリケーショ
    ンの標準出力からの受信データに拡張制御コードが含ま
    れていると、その拡張制御コードの指定する表示を行う
    ための関数呼び出しを行う関数呼出手段を備え、前記関
    数呼出手段が呼び出した関数に基づいて表示部に表示す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成処理で使用されるハードウェ
    ア資源と、画像形成処理にかかるユーザサービスにそれ
    ぞれ固有の処理を行うアプリケーションと、前記アプリ
    ケーションと前記ハードウェア資源との間に介在し、前
    記ユーザサービスを提供する際に、アプリケーションの
    少なくとも2つが共通的に必要とする前記ハードウェア
    資源の獲得要求、管理、実行制御並びに画像形成処理を
    行うコントロールサービスと、操作入力および描画情報
    出力を行うオペレーションパネルと、アプリケーション
    レベルでオペレーションパネルに対する標準入出力をエ
    ミュレーションする端末エミュレータと、を備え、前記
    端末エミュレータを介して端末表示を行う端末表示アプ
    リケーションを搭載可能にする画像形成装置であって、 前記端末エミュレータは、前記端末表示アプリケーショ
    ンの標準出力からの受信データに拡張制御コードが含ま
    れていると、その拡張制御コードの指定する表示を行う
    ための関数呼び出しを行う関数呼出手段を備え、前記関
    数呼出手段が呼び出した関数に基づいて表示部に表示す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記関数呼出手段は、前記拡張制御コ
    ードが指定する表示として少なくともソフトキーボード
    表示とイメージ貼り付け表示を行うことを特徴とする請
    求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記関数呼出手段から前記拡張制御コ
    ードの指定する表示を行うための関数呼び出しを行うオ
    ペレーションパネルコントロールサービス関数ライブラ
    リをさらに備えていることを特徴とする請求項9〜11
    のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記関数呼出手段は、ソフトキーボー
    ド表示を行うための関数を呼び出してソフトキーボード
    要求関数に変換することにより表示を行っていることを
    特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記関数呼出手段は、イメージ貼り付
    け表示を行う際に、予め指定されたイメージ表示位置と
    イメージファイルとに基づいて表示を行っていることを
    特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 前記関数呼出手段は、その前段に前記
    端末表示アプリケーションの標準出力からの受信データ
    を構文解析を行って端末制御コードを含むデータと拡張
    制御コードを含むデータとに分け、それぞれのデータを
    使って適切な端末表示処理を呼び出す構文解析手段をさ
    らに備え、 前記構文解析手段から前記関数呼出手段に拡張制御コー
    ドを含むデータを送って端末表示処理を行うことを特徴
    とする請求項9〜14のいずれか一つに記載の画像形成
    装置。
  16. 【請求項16】 前記端末表示を行う表示部上で入力操
    作が行えるタッチパネルを採用し、 前記拡張制御コードの指定する表示画面に対して直接入
    力することを特徴とする請求項9〜15のいずれか一つ
    に記載の画像形成装置。
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