JP2003283257A - 低温高周波増幅装置および無線装置 - Google Patents

低温高周波増幅装置および無線装置

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JP2003283257A JP2002078292A JP2002078292A JP2003283257A JP 2003283257 A JP2003283257 A JP 2003283257A JP 2002078292 A JP2002078292 A JP 2002078292A JP 2002078292 A JP2002078292 A JP 2002078292A JP 2003283257 A JP2003283257 A JP 2003283257A
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則文 松井
Jun Hattori
準 服部
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    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱侵入を抑え、且つ伝送損失を低減してNF
を抑制した低温高周波増幅装置を、およびそれを備えた
無線装置を構成する。 【解決手段】 増幅器5と高周波フィルタ9とからなる
増幅回路を、それらを冷却する冷却台2とともに断熱容
器3の内部に設け、断熱容器3外部に露出する入力側コ
ネクタ16と高周波フィルタ9の入力部との間を入力側
ケーブル6で接続し、増幅器5の出力部と出力側コネク
タ17との間を出力側ケーブル7で接続する。そして、
入力側ケーブル6の信号伝送損失を出力側ケーブル7の
信号伝送損失より小さくし、且つ出力側ケーブル7から
の熱侵入を入力側ケーブル6からの熱侵入より小さくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波増幅器を低
温状態で動作させるようにした低温高周波増幅装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば移動体通信や衛星通信等に
おいて、極めて微弱な電波を受信するために、受信装置
の受信部(アンテナ)の直後に極めて低雑音の増幅器が
必要とされている。このような増幅器の雑音レベルを低
減する方法として、一般に、増幅器自体を冷却する方法
が有効である。特開昭61−48201には、導波管
の一部をカットオフ形状に形成し、そのカットオフ形状
部分に増幅器を実装し、さらにその増幅器を直接冷却可
能な冷却装置を備えた低雑音増幅器が示されている。
【0003】一方、高周波回路の安定動作を目的とし
て、環境温度を一定に保つために、または低損失動作を
目的として、超伝導状態で動作させるために、高周波回
路を恒温槽の内部に設けることが有効である。特開平
9−129041には、恒温槽内部の高周波回路と外部
との間で、断熱性の同軸ケーブルを介して信号の伝送を
行うようにした装置が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
熱侵入の少ないケーブルは、断熱性を主眼として構造が
設計されているので、電気的な伝送損失は必ずしも低く
なく、一般的なケーブルに比べて信号の伝送損失が大き
い。そのため、高周波増幅回路のNF(Noise Figure:
雑音指数)の点で不利であった。一般的な高周波用のケ
ーブルでは、断熱性が低いため、外部から上記恒温槽内
部の回路への熱侵入が大きくなって、恒温槽内の回路の
動作が不安定になったり、大きな熱侵入に抗して冷却装
置の冷却能力を高めなければならない、といった問題が
生じる。すなわち、熱侵入の削減と伝送損失の削減とは
相反する関係にあると言える。
【0005】また、伝送損失とケーブル長とは略比例関
係にあり、熱侵入量とケーブル長とは略反比例関係にあ
る。前記,の公報に示されている装置では、熱侵入
の低減と伝送損失の低減の双方を効果的に設計したもの
ではなく、入力側と出力側のケーブル長が等しい場合
に、伝送損失か熱侵入のいずれかを犠牲にすることにな
っていた。
【0006】この発明の目的は、熱侵入を抑え、且つ伝
送損失を低減してNFを抑制した低温高周波増幅装置
を、およびそれを備えた無線装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の低温高周波増
幅装置は、少なくとも増幅回路と、該増幅回路を冷却す
る冷却台とを断熱容器内に収め、該断熱容器の外部に露
出させて設けた入力側コネクタから前記増幅回路の入力
部までを入力側高周波線路で接続し、前記断熱容器の外
部に露出させて設けた出力側コネクタから前記増幅回路
の出力部までを出力側高周波線路で接続して構成する
が、入力側高周波線路の信号伝送損失を出力側高周波線
路の信号伝送損失より小さくし、かつ、出力側高周波線
路から増幅回路への熱侵入を入力側高周波線路から増幅
回路への熱侵入より小さくしたことを特徴とする。
【0008】また、この発明の低温高周波増幅装置は、
入力側高周波線路の長さを出力側高周波線路の長さより
短くしたことを特徴とする。
【0009】また、この発明の低温高周波増幅装置は、
増幅回路の入力部から前記断熱容器の壁面までの距離
と、前記増幅回路の出力部から前記断熱容器の壁面まで
の距離とを略等しくし、且つ、前記入力側高周波線路の
線路長を最短距離としたことを特徴とする。
【0010】また、この発明の低温高周波増幅装置は、
入力側高周波線路の断面積を出力側高周波線路の断面積
より大きくしたことを特徴する。
【0011】また、この発明の低温高周波増幅装置は、
前記増幅回路を、増幅器とその増幅器の入力側に接続し
た高周波フィルタとから構成したことを特徴とする。
【0012】また、この発明の低温高周波増幅装置は、
前記高周波フィルタを、電極材料に超伝導体を用いた超
伝導フィルタとしたことを特徴とする。
【0013】また、この発明の無線装置は、上記いずれ
かの構造の低温高周波増幅装置を高周波信号の増幅部に
備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施形態に係る低温高周波
増幅装置の構成を、図1〜図4を参照して説明する。図
1は低温高周波増幅装置の構造を示す図である。ここで
2は、冷却台(コールドステージ)、1は冷却台2を冷
却する冷却装置である。冷却台2の上部には増幅器5を
搭載している。増幅器5の周囲には輻射シールド4を設
けている。この輻射シールド4の外周には真空断熱容器
3を設けている。断熱容器3には、入力側コネクタ16
および出力側コネクタ17を設けている。増幅器5の入
力部と入力側コネクタ16との間を入力側ケーブル6で
接続している。また、増幅器5の出力部と出力側コネク
タ17との間を出力側ケーブル7で接続している。ま
た、断熱容器3には電源コネクタ18を設けている。こ
の電源コネクタ18と増幅器5との間を電源ケーブル8
で接続している。
【0015】図1において冷却装置1は、例えばスター
リング冷凍機、GM冷凍機、パルス管冷凍機、ペルチェ
素子等の冷却装置である。入力側ケーブル6および出力
側ケーブル7は、例えば同軸ケーブルであり、伝送損失
が小さく且つ熱伝導性の低い断熱性同軸ケーブルを用い
ることが望ましい。
【0016】図2は入力側ケーブル6および出力側ケー
ブル7に用いる断熱性同軸ケーブルの断面構造を示す図
である。ここで11は、例えばステンレススチールやキ
ュプロニッケル等の熱伝導率の低い金属からなる外導体
である。12は、銀や銅等の伝導率の高い金属膜からな
る外導体内壁である。この金属膜の厚みは例えば1〜1
0μmとする。13は熱伝導率の低い金属からなる内導
体である。14は導電率の高い金属膜からなる内導体外
壁である。15は、内導体外壁14と外導体内壁12と
の間の空間を埋める、熱伝導率の低いPTFE等の絶縁
体である。
【0017】このような断面構造を備えたことにより、
入力側ケーブル6および出力側ケーブル7は、ケーブル
全体の断面積当たりの熱伝導率が低く、図1に示した断
熱容器3外部から増幅器5への熱侵入量を抑えることが
できる。
【0018】図3は、入力側ケーブルと出力側ケーブル
の長さの比と各種特性値との関係を示す図である。図3
の(A)〜(C)は、入力側ケーブルと出力側ケーブル
からの全熱侵入量を一定値(0.2[W])にした条件
で計算している。ここでLinは入力側ケーブルの長
さ、Loutは出力側ケーブルの長さを表している。図
3の(A)〜(C)のいずれも横軸をLin/Lout
にとっている。ここで、ケーブルロスは1dB/m、増
幅器のNFは0.2dBとしている。
【0019】図3の(A)は、Lin/Loutに対す
る、入力側ケーブル6,出力側ケーブル7,および増幅
器5によるNF(Noise Figure:雑音指数)の関係を示
している。ここで、実線は増幅器の増幅率が20dBで
ある時、破線はそれが30dBである時の特性である。
信号増幅の観点からは、ケーブルでの損失は極力小さく
することが望ましい。但し、増幅器で増幅されて出力さ
れる信号は、その信号強度が高いため、出力側ケーブル
での損失は、入力側ケーブルでの損失に比較してあまり
問題とはならない。すなわち、図3の(A)に示すよう
に、Lin/Loutを小さくするほどNFを抑えるこ
とができる。
【0020】図3の(B)は、Lin/Loutとケー
ブル長との関係を示している。このように、Lin/L
outを小さくしようとすれば、入力側ケーブルを短く
し、出力側ケーブルを長くすればよい。
【0021】図3の(C)は、Lin/Loutに対す
る熱侵入量の関係を示している。このように、Lin/
Loutを小さくするには、入力側ケーブルからの熱侵
入量を大きくする代わりに(犠牲にする代わりに)出力
側ケーブルからの熱侵入量を抑えればよい。このような
特性を利用して、断面形状および断面各部の寸法を同じ
にして、入力側ケーブル6の長さを出力側ケーブル7の
長さより短くする。そして、増幅器5の入力部から断熱
容器3の壁面までの距離と、増幅器5の出力部から断熱
容器3の壁面までの距離とを略等しくすることにより、
冷却効率を高く維持する。その上で、入力側ケーブル6
の線路長を最短距離とすることにより、入力側ケーブル
での伝送損失を可能な限り低減する。
【0022】また、図3に示した特性から、入力側ケー
ブルでの信号伝送損失を出力側ケーブルでの信号伝送損
失より小さくして、且つ出力側ケーブルから増幅器への
熱侵入を入力側ケーブルから増幅器への熱侵入より小さ
くすればよいことが分かる。従って、入力側ケーブル6
と出力側ケーブル7のケーブル長を等しくし、出力側ケ
ーブル7に対して入力側ケーブル6の断面積を大きくし
てもよい。
【0023】図4はその例を示している。この例では、
入力側ケーブル6および出力側ケーブル7は共に断熱性
同軸ケーブルである。但し、入力側ケーブル6には、出
力側ケーブル7に比べて、その断面積を大きくした断熱
性同軸ケーブルを用いている。このように、増幅器5の
入力部から断熱容器3壁面までの距離と、増幅器5の出
力部から断熱容器3の壁面までの距離とを略等しくし、
且つ、入力側高周波線路6の線路長を最短距離としてい
る。これにより、断熱容器内3の中央部に増幅器5を配
置することができ、かつ入力側ケーブル6による伝送損
失が最小限に抑えられるので、NFの改善および冷却効
率の改善が効果的に行える。
【0024】なお、図1に示した構成と図4に示した構
成を組み合わせてもよい。すなわち、出力側ケーブル7
を入力側ケーブル6に比べて、そのケーブル長を長く
し、且つ断面積を小さくしてもよい。次に、第2の実施
形態に係る低温高周波増幅装置の構成を図5を参照して
説明する。第1の実施形態では、冷却台2に増幅器5の
みを搭載したが、この図5に示す例では、冷却台2に増
幅器5と共に高周波フィルタ9を搭載している。そし
て、増幅器5の入力側に高周波フィルタ9を接続してい
る。さらに高周波フィルタ9の入力部と入力側コネクタ
16との間を入力側ケーブル6で接続している。ここ
で、高周波フィルタ9は、誘電体部材の内外の表面に電
極膜を設けた誘電体フィルタであり、その電極膜を超伝
導膜としている。これにより、導体損を極めて低くし
て、低挿入損失特性を得ている。したがって、この超伝
導フィルタ9は超伝導膜の臨界温度以下となるように冷
却する。
【0025】このように高周波フィルタ9と増幅器5と
によって増幅回路を構成した場合にも、図3に示した場
合と同様の特性を示すので、入力側ケーブル6と出力側
ケーブル7の関係を、第1・第2の実施形態の場合と同
様に定めればよい。なお、高周波フィルタ9と増幅器5
との間を接続するケーブル10は、断熱容器3外部から
の熱侵入とは無関係であるので、特に断熱性を備えてい
る必要はなく、電気的に低伝送損失の同軸ケーブルを用
いればよい。
【0026】次に、第3の実施形態として通信装置の構
成を図6を参照して説明する。図6において20は受信
アンテナ、9は高周波フィルタ、5は増幅器である。高
周波フィルタ9は、アンテナ20で受けた受信信号のう
ち、所定の受信周波数帯域のみを通過させ、増幅器5は
それを低雑音増幅する。受信回路21は所定のゲインま
で増幅された受信信号を復調して、後段の信号処理部へ
与える。
【0027】この図6に示した高周波フィルタ9および
増幅器5を、図5に示したように低温高周波増幅装置に
より構成する。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、全体の冷却効率を低
下させることなくNFの改善が図れ、小型低消費電力で
電気的特性にも優れた低温高周波増幅装置が得られる。
【0029】また、この発明によれば、入力側高周波線
路の長さを出力側高周波線路の長さより短くしたことに
より、同一形状のケーブルを用いることができ、それに
合わせて増幅器の入出力部の同軸ケーブルに対する接続
部の構造および断熱容器外部へ露出させる入出力側のコ
ネクタの形状を共通化でき、コストダウンが図れる。
【0030】また、この発明によれば、増幅回路の入力
部から前記断熱容器の壁面までの距離と、前記増幅回路
の出力部から前記断熱容器の壁面までの距離とを略等し
くし、且つ、前記入力側高周波線路の線路長を最短距離
としたことにより、断熱容器内の中央部に増幅回路を配
置することができ、かつ入力側ケーブルによる伝送損失
を最小限に抑えられるので、NFの改善および冷却効率
の改善を効果的に行える。
【0031】また、この発明によれば、出力側高周波線
路の断面積を入力側高周波線路の断面積より小さくした
ことにより、出力側高周波線路を断熱容器内で引き回す
必要がなく、断熱容器内への高周波線路の配置が容易と
なる。
【0032】また、この発明によれば増幅器とそれに接
続した高周波フィルタとによって増幅回路を構成したこ
とにより、不要な周波数帯域の信号による歪みが抑えら
れ、さらにNFが改善される。
【0033】また、この発明によれば、前記高周波フィ
ルタを超伝導フィルタとしたことにより、フィルタによ
る挿入損失が極めて小さくなり、NFがさらに改善でき
る。
【0034】また、この発明によれば、小型で冷却効率
が高く、且つNFの低い低温高周波増幅装置を用いたこ
とにより、微弱電波の受信に適用し、符号誤り率が低
く、データ伝送レートの高い無線通信に適用した無線装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る低温高周波増幅装置の構
成を示す図
【図2】同装置に用いる入力側および出力側のケーブル
の断面図
【図3】出力側ケーブルに対する入力側ケーブルの長さ
の比と各種特性との関係を示す図
【図4】低温高周波増幅装置の他の構成例を示す図
【図5】第2の実施形態に係る低温高周波増幅装置の構
成を示す図
【図6】第3の実施形態に係る無線装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1−冷却装置 2−冷却台 3−断熱容器 4−輻射シールド 5−増幅器 6−入力側ケーブル 7−出力側ケーブル 8−電源ケーブル 9−高周波フィルタ 10−ケーブル 11−外導体 12−外導体内壁 13−内導体 14−内導体外壁 15−絶縁体 16−入力側コネクタ 17−出力側コネクタ 18−電源コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M114 AA02 AA27 BB05 CC07 CC11 DA12 5J067 AA04 CA36 CA41 CA87 CA92 FA00 KA44 KA46 KA68 LS07 QA04 SA13 TA02 5J092 AA04 CA36 CA41 CA87 CA92 FA00 KA44 KA46 KA68 QA04 SA13 TA02 UR03 5J500 AA04 AC36 AC41 AC87 AC92 AF00 AK44 AK46 AK68 AQ04 AS13 AT02 RU03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも増幅回路と、該増幅回路を冷
    却する冷却台とを断熱容器内に収め、該断熱容器の外部
    に露出させて設けた入力側コネクタから前記増幅回路の
    入力部までを入力側高周波線路で接続し、前記断熱容器
    の外部に露出させて設けた出力側コネクタから前記増幅
    回路の出力部までを出力側高周波線路で接続してなる低
    温高周波増幅装置において、 入力側高周波線路の信号伝送損失を出力側高周波線路の
    信号伝送損失より小さくし、且つ、出力側高周波線路か
    ら前記増幅回路への熱侵入を入力側高周波線路から前記
    増幅回路への熱侵入より小さくした低温高周波増幅装
    置。
  2. 【請求項2】 入力側高周波線路の長さを出力側高周波
    線路の長さより短くした請求項1に記載の低温高周波増
    幅装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅回路の入力部から前記断熱容器
    の壁面までの距離と、前記増幅回路の出力部から前記断
    熱容器の壁面までの距離とを略等しくし、且つ、前記入
    力側高周波線路の線路長を最短距離とした請求項2に記
    載の低温高周波増幅装置。
  4. 【請求項4】 入力側高周波線路の断面積を出力側高周
    波線路の断面積より大きくした請求項1に記載の低温高
    周波増幅装置。
  5. 【請求項5】 前記増幅回路を、増幅器と、該増幅器の
    入力側または出力側に接続した高周波フィルタとから構
    成した、請求項1〜4のいずれかに記載の低温高周波増
    幅装置。
  6. 【請求項6】 前記高周波フィルタを、電極材料に超伝
    導体を用いた超伝導フィルタとした請求項5に記載の低
    温高周波増幅装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の低温高
    周波増幅装置を高周波信号の増幅部に備えた無線装置。
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