JP2003282931A - フォトダイオード及び光通信モジュール - Google Patents
フォトダイオード及び光通信モジュールInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信光と、それよりも波長の短い送信光を単
線の光ファイバを用いて送受信を行う光通信モジュール
に適用して、受信信号に混入するノイズが効果的に低減
でき、安定した双方向光通信を行うことができるフォト
ダイオードを提供する。 【解決手段】 半導体基板100と、半導体基板100
上にpn接合部を有する受光層103が設けられてい
る。半導体基板100下に光反射層109が、半導体基
板100上に光吸収層101がそれぞれ形成され、受光
層103は光吸収層101上に形成され、光吸収層10
1の吸収端波長をλa、受光層103で感知する受信光
112、114の波長をλ2としたとき、λa<λ2の関
係を満たす。
線の光ファイバを用いて送受信を行う光通信モジュール
に適用して、受信信号に混入するノイズが効果的に低減
でき、安定した双方向光通信を行うことができるフォト
ダイオードを提供する。 【解決手段】 半導体基板100と、半導体基板100
上にpn接合部を有する受光層103が設けられてい
る。半導体基板100下に光反射層109が、半導体基
板100上に光吸収層101がそれぞれ形成され、受光
層103は光吸収層101上に形成され、光吸収層10
1の吸収端波長をλa、受光層103で感知する受信光
112、114の波長をλ2としたとき、λa<λ2の関
係を満たす。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、フォトダイオード及び
光通信用モジュールに関する。
光通信用モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信用モジュールにおいては、波長λ
1の送信光を射出するレーザーダイオード(以下、LD
[Laser Diodeの略]という。)と波長λ2の受信光を感
知するフォトダイオード(以下、PD[Photo Diodeの
略]という。)が同一のモジュール内に設けられてい
る。PDは、受信光λ2に対する固有の感度を有してい
るが、LDからの送信光λ1も感知することがあり、こ
れにより、いわゆる光学的クロストークが発生し、受信
信号にノイズが混入する原因となる。
1の送信光を射出するレーザーダイオード(以下、LD
[Laser Diodeの略]という。)と波長λ2の受信光を感
知するフォトダイオード(以下、PD[Photo Diodeの
略]という。)が同一のモジュール内に設けられてい
る。PDは、受信光λ2に対する固有の感度を有してい
るが、LDからの送信光λ1も感知することがあり、こ
れにより、いわゆる光学的クロストークが発生し、受信
信号にノイズが混入する原因となる。
【0003】図4に、単線の光ファイバ400を用い、
局側と加入者側でそれぞれ異なる波長λ1、λ2の送信光
を用いて送受信を行う従来の光通信システムの概略図を
示す。このシステムでは、局側のLD401による送信
光(波長λ1)を光ファイバ400内を通過させ、加入
者側のPD404により受信し、加入者側のLD402
による送信光(波長λ2)を光ファイバ400内を通過
させ、局側のPD403により受信する。
局側と加入者側でそれぞれ異なる波長λ1、λ2の送信光
を用いて送受信を行う従来の光通信システムの概略図を
示す。このシステムでは、局側のLD401による送信
光(波長λ1)を光ファイバ400内を通過させ、加入
者側のPD404により受信し、加入者側のLD402
による送信光(波長λ2)を光ファイバ400内を通過
させ、局側のPD403により受信する。
【0004】このような光通信システムにおいては、単
一のモジュール内でLDとPDが一直線上に配置され、
互いに近接した送受信器を用いるため、上述した光学的
クロストークが発生し易い。
一のモジュール内でLDとPDが一直線上に配置され、
互いに近接した送受信器を用いるため、上述した光学的
クロストークが発生し易い。
【0005】図5に、こうした送受信器に一般に用いら
れているPDの構造断面図を示す。n-InP基板50
0上に、n-InPバッファ層501、n-InGaAs
受光層502がこの順で形成されており、n-InGa
As受光層502の中央部にはZnの熱拡散によるp-
InP領域503が形成されている。
れているPDの構造断面図を示す。n-InP基板50
0上に、n-InPバッファ層501、n-InGaAs
受光層502がこの順で形成されており、n-InGa
As受光層502の中央部にはZnの熱拡散によるp-
InP領域503が形成されている。
【0006】PDは、受光層のバンドギャップよりもエ
ネルギーの高い光を吸収して電流に変換するが、バンド
ギャップよりエネルギーの低い光は透過する。受信光
(波長λ2)が送信光(波長λ1)よりもエネルギーが高
い場合(λ2<λ1)は、PDの受光層のバンドギャップ
を、送信光と受信光の中間のエネルギーに設定して受信
光のみを受光層で選択的に感知させることで光学的クロ
ストークを低減することができる。
ネルギーの高い光を吸収して電流に変換するが、バンド
ギャップよりエネルギーの低い光は透過する。受信光
(波長λ2)が送信光(波長λ1)よりもエネルギーが高
い場合(λ2<λ1)は、PDの受光層のバンドギャップ
を、送信光と受信光の中間のエネルギーに設定して受信
光のみを受光層で選択的に感知させることで光学的クロ
ストークを低減することができる。
【0007】ところが、一般に、送信光(波長λ1)は
受信光(波長λ2)よりもエネルギーを高くする(λ1<
λ2)必要があるため、この場合は、前記した手法を適
用することができない。例えば、送信光の波長λ1=1.
3μm、受信光の波長λ2=1.5μmの場合、PDの受
光層のバンドギャップが送信光のエネルギーより低くな
るため、PDが送信光を感知して光学的クロストークが
起こる。
受信光(波長λ2)よりもエネルギーを高くする(λ1<
λ2)必要があるため、この場合は、前記した手法を適
用することができない。例えば、送信光の波長λ1=1.
3μm、受信光の波長λ2=1.5μmの場合、PDの受
光層のバンドギャップが送信光のエネルギーより低くな
るため、PDが送信光を感知して光学的クロストークが
起こる。
【0008】図6に、いわゆる裏面入射型のPD606
を用いた表面実装型送受信モジュールの概略図を示す。
Si基板600とガラス基板604の縦方向に、V溝6
01が連続して形成されている。V溝601には送信光
と受信光を通過させる単線の光ファイバ607が嵌め込
まれている。Si基板600において、LD602がV
溝601の末端部の直上領域に実装されており、LD6
02の側面にはLD602を安定に動作させるためのm
-PD603が実装されている。また、ガラス基板60
4において、V溝601の上部領域にPD606が実装
され、さらに、V溝601と光ファイバ607に斜め方
向から交差して溝が形成されており、その溝の中に送信
光と受信光を波長によって分離する波長分離フィルター
605が嵌め込まれている。
を用いた表面実装型送受信モジュールの概略図を示す。
Si基板600とガラス基板604の縦方向に、V溝6
01が連続して形成されている。V溝601には送信光
と受信光を通過させる単線の光ファイバ607が嵌め込
まれている。Si基板600において、LD602がV
溝601の末端部の直上領域に実装されており、LD6
02の側面にはLD602を安定に動作させるためのm
-PD603が実装されている。また、ガラス基板60
4において、V溝601の上部領域にPD606が実装
され、さらに、V溝601と光ファイバ607に斜め方
向から交差して溝が形成されており、その溝の中に送信
光と受信光を波長によって分離する波長分離フィルター
605が嵌め込まれている。
【0009】以下、図6を参照しながら、PD606に
入る送信光について説明する。LD602からの送信光
(波長λ1)の大部分は、光ファイバ607内に入る
が、その一部は広がり角を有するため光ファイバ607
内に入らず、外部に漏れ出てモジュール内で迷光となっ
て、PD606に入る。この迷光は、Si基板600と
ガラス基板604の内部を透過した後、反射、散乱され
てPD606の側面から入る入射光608、モジュール
内で反射されてPD606の表面から入る入射光60
9、光ファイバ607内を通過し、波長分離フィルター
605で散乱されPD606の裏面から入る入射光61
0となる。なお、僅かではあるが、光ファイバ607か
ら漏れ出てPDの裏面から入る入射光611もある。こ
のように、送信光の一部が迷光となる等、多様な方向か
らPD606に入り、この結果、光学的クロストークが
発生する。
入る送信光について説明する。LD602からの送信光
(波長λ1)の大部分は、光ファイバ607内に入る
が、その一部は広がり角を有するため光ファイバ607
内に入らず、外部に漏れ出てモジュール内で迷光となっ
て、PD606に入る。この迷光は、Si基板600と
ガラス基板604の内部を透過した後、反射、散乱され
てPD606の側面から入る入射光608、モジュール
内で反射されてPD606の表面から入る入射光60
9、光ファイバ607内を通過し、波長分離フィルター
605で散乱されPD606の裏面から入る入射光61
0となる。なお、僅かではあるが、光ファイバ607か
ら漏れ出てPDの裏面から入る入射光611もある。こ
のように、送信光の一部が迷光となる等、多様な方向か
らPD606に入り、この結果、光学的クロストークが
発生する。
【0010】これに対して、特開2001―85729
号公報には、PD内に、送信光(波長λ1)のみを選択
的に吸収し、受信光(波長λ2)を通過させる波長選択
性を有する吸収層を設ける技術が開示されている。図7
に、この技術におけるPDの構造断面図を示す。n-I
nP基板700の下に、n-InGaAsP吸収層70
4が形成され、n-InP基板700の上に、n-InG
aAsP吸収層701、n-InGaAs受光層702
がこの順で形成されており、n-InGaAs受光層7
02の中央部にはp-InP領域703が形成されてい
る。このような構成とすると、PDに対して裏面から垂
直に入る送信光λ1と、波長分離フィルターで散乱され
てPDに入る入射光610(図6)は、n-InGaA
sP吸収層704とn-InGaAsP吸収層701か
らなる2重層で吸収され、PDに対して斜め方向から間
接的に入る入射光608、609、611(図6)は、
n-InGaAsP吸収層701によって吸収される。
号公報には、PD内に、送信光(波長λ1)のみを選択
的に吸収し、受信光(波長λ2)を通過させる波長選択
性を有する吸収層を設ける技術が開示されている。図7
に、この技術におけるPDの構造断面図を示す。n-I
nP基板700の下に、n-InGaAsP吸収層70
4が形成され、n-InP基板700の上に、n-InG
aAsP吸収層701、n-InGaAs受光層702
がこの順で形成されており、n-InGaAs受光層7
02の中央部にはp-InP領域703が形成されてい
る。このような構成とすると、PDに対して裏面から垂
直に入る送信光λ1と、波長分離フィルターで散乱され
てPDに入る入射光610(図6)は、n-InGaA
sP吸収層704とn-InGaAsP吸収層701か
らなる2重層で吸収され、PDに対して斜め方向から間
接的に入る入射光608、609、611(図6)は、
n-InGaAsP吸収層701によって吸収される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この技術で
は、PDの製造時、n-InP基板700の上面にエピ
タキシャル成長により、n-InGaAsP吸収層70
1を形成した後、n-InP基板700の下面にn-In
GaAsP吸収層704をエピタキシャル成長させる
が、下面は、上面への吸収層の成膜時に堆積したフレー
クや大気中に充満したリン等によって汚染され、下面へ
の成膜が困難となっている。また、下面への成膜は、上
面の成膜時の温度と等温で行うため、下面への成膜時
に、上面の吸収層701中のリンが脱落する等して、吸
収層704の結晶の純度や構造の整然性が損なわれる場
合がある。この結果、PDによる送信光の選択的吸収効
果が低下し、光学的クロストークの発生につながる。
は、PDの製造時、n-InP基板700の上面にエピ
タキシャル成長により、n-InGaAsP吸収層70
1を形成した後、n-InP基板700の下面にn-In
GaAsP吸収層704をエピタキシャル成長させる
が、下面は、上面への吸収層の成膜時に堆積したフレー
クや大気中に充満したリン等によって汚染され、下面へ
の成膜が困難となっている。また、下面への成膜は、上
面の成膜時の温度と等温で行うため、下面への成膜時
に、上面の吸収層701中のリンが脱落する等して、吸
収層704の結晶の純度や構造の整然性が損なわれる場
合がある。この結果、PDによる送信光の選択的吸収効
果が低下し、光学的クロストークの発生につながる。
【0012】なお、特開2001―28454号公報に
は、受光層上にInGaAsP層を設けることで、受光
層に入る送信光を選択的に吸収しようとする技術も開示
されている。しかし、この技術では、InGaAsP層
内にp型の領域が形成されてしまい、InGaAsPの
結晶は、電子拡散長が長いため、当該p型の領域におい
て、電子が少数キャリアとなる。したがって、InGa
AsP層が送信光(波長λ1)を吸収して電子正孔対が
発生すると、InGaAsP層内で十分に減衰されず、
これが光電流となってpn接合部に流入してしまい、受
信信号におけるノイズ混入の原因となることがある。
は、受光層上にInGaAsP層を設けることで、受光
層に入る送信光を選択的に吸収しようとする技術も開示
されている。しかし、この技術では、InGaAsP層
内にp型の領域が形成されてしまい、InGaAsPの
結晶は、電子拡散長が長いため、当該p型の領域におい
て、電子が少数キャリアとなる。したがって、InGa
AsP層が送信光(波長λ1)を吸収して電子正孔対が
発生すると、InGaAsP層内で十分に減衰されず、
これが光電流となってpn接合部に流入してしまい、受
信信号におけるノイズ混入の原因となることがある。
【0013】また、これら公報に示された構造を有する
PDでは、PDの上部から入る迷光を光反射膜により遮
蔽しているが、この光反射膜の多くは、金属膜や、誘電
膜が積層された多層膜からなるため、金属膜の場合は電
極との電気的絶縁をとる必要があり、また、いずれの場
合も、電極を露出させるための開口を設けることが必要
となり、工程数が増加する問題もある。
PDでは、PDの上部から入る迷光を光反射膜により遮
蔽しているが、この光反射膜の多くは、金属膜や、誘電
膜が積層された多層膜からなるため、金属膜の場合は電
極との電気的絶縁をとる必要があり、また、いずれの場
合も、電極を露出させるための開口を設けることが必要
となり、工程数が増加する問題もある。
【0014】本発明の目的は、このような従来技術にお
ける問題を解決し、光学的クロストークの発生が抑えら
れ、受信信号に混入するノイズが効果的に低減されるP
Dを提供することにある。
ける問題を解決し、光学的クロストークの発生が抑えら
れ、受信信号に混入するノイズが効果的に低減されるP
Dを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるフォトダイオードは、半導体基板と、
当該半導体基板の上にpn接合部を有する受光層が設け
られている。そして、半導体基板下に光反射層が、当該
半導体基板上に光吸収層がそれぞれ形成され、受光層は
光吸収層の上に形成され、光吸収層の吸収端波長をλ
a、受光層で感知する受信光の波長をλ2としたとき、
λa<λ2の関係を満たす。
に、本発明によるフォトダイオードは、半導体基板と、
当該半導体基板の上にpn接合部を有する受光層が設け
られている。そして、半導体基板下に光反射層が、当該
半導体基板上に光吸収層がそれぞれ形成され、受光層は
光吸収層の上に形成され、光吸収層の吸収端波長をλ
a、受光層で感知する受信光の波長をλ2としたとき、
λa<λ2の関係を満たす。
【0016】この構成によれば、内部に設けられた反射
層と裏面に設けられた反射膜によって、光学的クロスト
ークの原因となる送信光の受光層への入射を効果的に遮
断することができる。
層と裏面に設けられた反射膜によって、光学的クロスト
ークの原因となる送信光の受光層への入射を効果的に遮
断することができる。
【0017】また、上記課題を解決するために、本発明
によるフォトダイオードは、前記した受光層の表面の一
部が露出することにより、受光面が形成されている。
によるフォトダイオードは、前記した受光層の表面の一
部が露出することにより、受光面が形成されている。
【0018】この構成によれば、特に、受光面から入射
する送信光の遮断効果が高められる。
する送信光の遮断効果が高められる。
【0019】また、上記課題を解決するために、本発明
による光通信用モジュールは、V溝が形成された支持基
板と、当該V溝に嵌め込まれた単線の光ファイバと、当
該光ファイバを斜め方向から交差する波長分離フィルタ
ーと、送信光を送信するレーザーダイオードと、前述し
たフォトダイオードとを備えている。光ファイバ中を通
過した受信光を波長分離フィルターによって反射させ、
フォトダイオードに入射するようにしている。
による光通信用モジュールは、V溝が形成された支持基
板と、当該V溝に嵌め込まれた単線の光ファイバと、当
該光ファイバを斜め方向から交差する波長分離フィルタ
ーと、送信光を送信するレーザーダイオードと、前述し
たフォトダイオードとを備えている。光ファイバ中を通
過した受信光を波長分離フィルターによって反射させ、
フォトダイオードに入射するようにしている。
【0020】本実施の形態の光通信モジュールによれ
ば、受信光と、それよりも波長の短い送信光を単線の光
ファイバを用いて送受信を行う双方向光通信システムに
適用して、受信信号におけるノイズが効果的に低減で
き、それにより、安定した双方向光通信を行うことがで
きる。
ば、受信光と、それよりも波長の短い送信光を単線の光
ファイバを用いて送受信を行う双方向光通信システムに
適用して、受信信号におけるノイズが効果的に低減で
き、それにより、安定した双方向光通信を行うことがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】(実施の形態1)図1に、本実施の形態に
よるPDの断面構造図を示す。n-InP基板100の
下面にAuGeNi合金とAuが積層されてなる反射電
極109が形成されている。n-InP基板100の上
に、n-InGaAsP吸収層101、n-InGaAs
P吸収層101の結晶性を改善するn-InPバッファ
層102、n-InGaAs受光層103、n-InPウ
ィンドウ層104がこの順で形成されており、n-In
Pウィンドウ層104の中央部にはp-InP領域10
5が形成されている。さらに、n-InPウィンドウ層
104の上部には、TiPtAu合金からなるP電極1
08、n-InPウィンドウ層104とP電極108と
の密着性を高めるためのn-InGaAsコンタクト層
106、SiO2膜107が形成されている。
よるPDの断面構造図を示す。n-InP基板100の
下面にAuGeNi合金とAuが積層されてなる反射電
極109が形成されている。n-InP基板100の上
に、n-InGaAsP吸収層101、n-InGaAs
P吸収層101の結晶性を改善するn-InPバッファ
層102、n-InGaAs受光層103、n-InPウ
ィンドウ層104がこの順で形成されており、n-In
Pウィンドウ層104の中央部にはp-InP領域10
5が形成されている。さらに、n-InPウィンドウ層
104の上部には、TiPtAu合金からなるP電極1
08、n-InPウィンドウ層104とP電極108と
の密着性を高めるためのn-InGaAsコンタクト層
106、SiO2膜107が形成されている。
【0023】ここで、n-InP基板100、n-InG
aAsP吸収層101、n-InPバッファ層102、
n-InGaAs受光層103、n-InPウィンドウ層
104、n-InGaAsコンタクト層106の膜厚は
それぞれ、100〜600μm、3〜8μm、1〜10
μm、1〜5μm、1〜5μm、0.1〜8μmであ
り、P電極108の膜厚は、約500nmである。
aAsP吸収層101、n-InPバッファ層102、
n-InGaAs受光層103、n-InPウィンドウ層
104、n-InGaAsコンタクト層106の膜厚は
それぞれ、100〜600μm、3〜8μm、1〜10
μm、1〜5μm、1〜5μm、0.1〜8μmであ
り、P電極108の膜厚は、約500nmである。
【0024】なお、n-InP基板は、その吸収端波長
が約0.92μmになるように、n-InGaAsP吸
収層101は、その吸収端波長が約1.4μmになるよ
うに、n-InGaAsコンタクト層106は、その吸
収端波長が約1.65μmになるようにそれぞれ設計さ
れている。
が約0.92μmになるように、n-InGaAsP吸
収層101は、その吸収端波長が約1.4μmになるよ
うに、n-InGaAsコンタクト層106は、その吸
収端波長が約1.65μmになるようにそれぞれ設計さ
れている。
【0025】また、反射電極109においては、AuG
eNi合金(厚さ300nm)の上にAu(厚さ200
nm)が積層されている。なお、反射電極109は、誘
電体からなる多層膜でも良い。例えば、屈折率の異なる
SiO2とSiNからなる2つの層を、各層の膜厚をそ
れぞれλ/(4×〔SiO2の屈折率〕)、λ/(4×
〔SiNの屈折率〕)として5層以上積層すると、送信
光の反射率が99%以上となる。
eNi合金(厚さ300nm)の上にAu(厚さ200
nm)が積層されている。なお、反射電極109は、誘
電体からなる多層膜でも良い。例えば、屈折率の異なる
SiO2とSiNからなる2つの層を、各層の膜厚をそ
れぞれλ/(4×〔SiO2の屈折率〕)、λ/(4×
〔SiNの屈折率〕)として5層以上積層すると、送信
光の反射率が99%以上となる。
【0026】以下、本実施の形態によるPDの製造方法
について説明する。先ず、n-InP基板100を用意
し、次に、その上に、n-InGaAsP吸収層101
をエピタキシャル成長により形成し、その上に、n-I
nPバッファ層102をエピタキシャル成長により形成
する。次いで、n-InPバッファ層102上に、n-I
nGaAs受光層103をエピタキシャル成長により形
成し、その上にn-InPウィンドウ層104をエピタ
キシャル成長により形成する。さらにその上から、n-
InGaAsコンタクト層106をエピタキシャル成長
により形成した後、硫酸、過酸化水素水、及び水の混合
液によるウエットエッチング、ドライエッチング、又は
研磨のいずれかの方法により、その一部を開口する。
について説明する。先ず、n-InP基板100を用意
し、次に、その上に、n-InGaAsP吸収層101
をエピタキシャル成長により形成し、その上に、n-I
nPバッファ層102をエピタキシャル成長により形成
する。次いで、n-InPバッファ層102上に、n-I
nGaAs受光層103をエピタキシャル成長により形
成し、その上にn-InPウィンドウ層104をエピタ
キシャル成長により形成する。さらにその上から、n-
InGaAsコンタクト層106をエピタキシャル成長
により形成した後、硫酸、過酸化水素水、及び水の混合
液によるウエットエッチング、ドライエッチング、又は
研磨のいずれかの方法により、その一部を開口する。
【0027】次に、この開口のうち、n-InGaAs
コンタクト層106の中央部に形成された開口より、Z
nを熱拡散させ、n-InPウィンドウ層104内にp-
InP領域105を形成する。さらにその上から、CV
D(Chemical Vapor Deposition)等によりSiO2
膜107を堆積した後、p-InP領域105の直上部
のSiO2膜107を除去する。これにより、n-InG
aAsコンタクト層106の中央部以外の開口が、Si
O2膜107により埋め込まれた状態となる。
コンタクト層106の中央部に形成された開口より、Z
nを熱拡散させ、n-InPウィンドウ層104内にp-
InP領域105を形成する。さらにその上から、CV
D(Chemical Vapor Deposition)等によりSiO2
膜107を堆積した後、p-InP領域105の直上部
のSiO2膜107を除去する。これにより、n-InG
aAsコンタクト層106の中央部以外の開口が、Si
O2膜107により埋め込まれた状態となる。
【0028】次いで、その上からTiPtAu合金を蒸
着してP電極108を形成する。これにより、p-In
P領域105の直上部のn-InGaAsコンタクト層
106の開口と、さらにこれを囲むSiO2膜107の
開口とが、P電極108により埋め込まれた状態とな
る。その後、n-InP基板100の下面に、AuGe
Ni合金とAuをこの順で蒸着し、反射電極109を形
成する。
着してP電極108を形成する。これにより、p-In
P領域105の直上部のn-InGaAsコンタクト層
106の開口と、さらにこれを囲むSiO2膜107の
開口とが、P電極108により埋め込まれた状態とな
る。その後、n-InP基板100の下面に、AuGe
Ni合金とAuをこの順で蒸着し、反射電極109を形
成する。
【0029】本実施の形態のPDの製造方法によれば、
例えば、n-InP基板の両面に吸収層を設ける必要が
なく、また、光反射膜を設ける必要もないこと等から、
PDを安定かつ容易に製造することができる。
例えば、n-InP基板の両面に吸収層を設ける必要が
なく、また、光反射膜を設ける必要もないこと等から、
PDを安定かつ容易に製造することができる。
【0030】以下、本実施の形態において、PDにより
受信される受信光(波長λ2=1.55μm)及びPD
に入る送信光(波長λ1=1.3μm)の挙動と、当該
送信光が遮断されるメカニズムについて、図1を参照し
ながら説明する。
受信される受信光(波長λ2=1.55μm)及びPD
に入る送信光(波長λ1=1.3μm)の挙動と、当該
送信光が遮断されるメカニズムについて、図1を参照し
ながら説明する。
【0031】図1に示すように、PDの側面から入る受
信光112は、n-InP基板100を通過後、反射電
極109で反射され、n-InP基板100、n-InG
aAsP吸収層101、n-InPバッファ層102を
それぞれ通過し、n-InGaAs受光層103に入
る。n-InPウィンドウ層104の一部はp型のp-I
nP領域105となっているので、受信光112は、n
-InPウィンドウ層104とp-InP領域105によ
り形成されるpn接合部によって電流に変換され、受信
信号として検出される。
信光112は、n-InP基板100を通過後、反射電
極109で反射され、n-InP基板100、n-InG
aAsP吸収層101、n-InPバッファ層102を
それぞれ通過し、n-InGaAs受光層103に入
る。n-InPウィンドウ層104の一部はp型のp-I
nP領域105となっているので、受信光112は、n
-InPウィンドウ層104とp-InP領域105によ
り形成されるpn接合部によって電流に変換され、受信
信号として検出される。
【0032】一方、PDの側面から入る送信光111
は、n-InPバッファ層102を通過し、n-InGa
AsP吸収層101に到達して吸収され、PDの側面か
ら入る送信光111aは、n-InP基板100中を通
過し、反射電極109で反射され、n-InGaAsP
吸収層101に到達して吸収される。
は、n-InPバッファ層102を通過し、n-InGa
AsP吸収層101に到達して吸収され、PDの側面か
ら入る送信光111aは、n-InP基板100中を通
過し、反射電極109で反射され、n-InGaAsP
吸収層101に到達して吸収される。
【0033】ここで、n-InGaAsP吸収層101
(波長λ2=1.3μmの送信光の吸収係数α1.3μm=
1×106(/m))の厚さdは、5〜8μmであるの
が好ましい。d=5μmのとき、n-InGaAsP吸
収層101と、n-InP基板100及びn-InPバッ
ファ層102のそれぞれの界面で反射がないと仮定し
て、送信光111、111aの透過率を計算すると、e
xp(−αd)=exp(−1×106×5×10-6)
≒6.7×10-3(約0.7%)となる。よって、この
場合、各送信光の99%以上が、n-InGaAsP吸
収層101により吸収される。
(波長λ2=1.3μmの送信光の吸収係数α1.3μm=
1×106(/m))の厚さdは、5〜8μmであるの
が好ましい。d=5μmのとき、n-InGaAsP吸
収層101と、n-InP基板100及びn-InPバッ
ファ層102のそれぞれの界面で反射がないと仮定し
て、送信光111、111aの透過率を計算すると、e
xp(−αd)=exp(−1×106×5×10-6)
≒6.7×10-3(約0.7%)となる。よって、この
場合、各送信光の99%以上が、n-InGaAsP吸
収層101により吸収される。
【0034】また、n-InGaAsP吸収層101の
キャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1019
個/cm3であるのが好ましい。これにより、PDの順
方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaAsP
吸収層101が送信光を吸収した際に生じる電子正孔対
の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入が抑制さ
れる。
キャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1019
個/cm3であるのが好ましい。これにより、PDの順
方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaAsP
吸収層101が送信光を吸収した際に生じる電子正孔対
の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入が抑制さ
れる。
【0035】また、PDの上部から入る送信光113
は、図1に示すように、その一部はP電極108によっ
て反射され、残りはSiO2膜107を通過してn-In
GaAsコンタクト層106中に入る。
は、図1に示すように、その一部はP電極108によっ
て反射され、残りはSiO2膜107を通過してn-In
GaAsコンタクト層106中に入る。
【0036】ここで、n-InGaAsコンタクト層1
06(吸収係数α1.3μm=1×106(/m))の厚さ
dは、5〜8μmであるのが好ましい。d=5μmのと
き、SiO2膜107とn-InGaAsコンタクト層1
06の界面で反射がないと仮定して、送信光113の透
過率を計算すると、exp(−αd)=exp(−1×
104×5×10-6)≒6.7×10-3(約0.7%)
となる。よって、送信光113の99%以上がn-In
GaAsコンタクト層106によって吸収される。
06(吸収係数α1.3μm=1×106(/m))の厚さ
dは、5〜8μmであるのが好ましい。d=5μmのと
き、SiO2膜107とn-InGaAsコンタクト層1
06の界面で反射がないと仮定して、送信光113の透
過率を計算すると、exp(−αd)=exp(−1×
104×5×10-6)≒6.7×10-3(約0.7%)
となる。よって、送信光113の99%以上がn-In
GaAsコンタクト層106によって吸収される。
【0037】また、n-InGaAsコンタクト層10
6のキャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1
019個/cm3であるのが好ましい。これにより、PD
の順方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaA
sコンタクト層106が送信光を吸収した際に生じる電
子正孔対の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入
が抑制される。
6のキャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1
019個/cm3であるのが好ましい。これにより、PD
の順方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaA
sコンタクト層106が送信光を吸収した際に生じる電
子正孔対の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入
が抑制される。
【0038】本実施の形態において、n-InGaAs
コンタクト層106が、受信光112を吸収した際に生
じる光電流のpn接合部への流入は、n-InPウィン
ドウ層104の上部領域に形成されたSiO2膜107
によって絶縁されて阻止されている。
コンタクト層106が、受信光112を吸収した際に生
じる光電流のpn接合部への流入は、n-InPウィン
ドウ層104の上部領域に形成されたSiO2膜107
によって絶縁されて阻止されている。
【0039】また、PDの裏面から入る送信光115
は、図1に示すように、反射電極109により反射され
てPDに入らないため、送信光115のノイズへの影響
は無視できる。
は、図1に示すように、反射電極109により反射され
てPDに入らないため、送信光115のノイズへの影響
は無視できる。
【0040】本実施の形態のPDによれば、その内部に
設けられた反射層と裏面に設けられた反射膜によって、
光学的クロストークの原因となる送信光を効果的に遮断
することができる。
設けられた反射層と裏面に設けられた反射膜によって、
光学的クロストークの原因となる送信光を効果的に遮断
することができる。
【0041】なお、本実施の形態において、LDから出
射され、PDに入る送信光の波長λ 1と、PDにより受
信される受信光の波長λ2は、それぞれ1.2〜1.3
μmの範囲内、1.5〜1.6μmの範囲内であれば、
上記した効果がより顕著に発現され、好ましい。
射され、PDに入る送信光の波長λ 1と、PDにより受
信される受信光の波長λ2は、それぞれ1.2〜1.3
μmの範囲内、1.5〜1.6μmの範囲内であれば、
上記した効果がより顕著に発現され、好ましい。
【0042】また、キャリア濃度やPDの表面から入る
光量を調整することにより、電子正孔対のpn接合部へ
の流入を抑制できれば、必ずしもSiO2膜107を設
ける必要はなく、また、その代りにSiN膜を使用して
も良い。
光量を調整することにより、電子正孔対のpn接合部へ
の流入を抑制できれば、必ずしもSiO2膜107を設
ける必要はなく、また、その代りにSiN膜を使用して
も良い。
【0043】また、p-InP領域105は、n-InP
ウィンドウ層104と接することでpn接合部を形成し
ている限り、n-InGaAs受光層103と直に接し
ていなくとも良く、両層の間にn-InPウィンドウ層
104が介在していても構わない。また、p-InP領
域105の一部が、n-InGaAs受光層103の内
部に侵入していても良い。
ウィンドウ層104と接することでpn接合部を形成し
ている限り、n-InGaAs受光層103と直に接し
ていなくとも良く、両層の間にn-InPウィンドウ層
104が介在していても構わない。また、p-InP領
域105の一部が、n-InGaAs受光層103の内
部に侵入していても良い。
【0044】(実施の形態2)図2に、本実施の形態に
よるPDの断面構造図を示す。n-InPバッファ層1
02の一部が露出して受光面202aを形成しているこ
と、及び反射電極109が、その下面において半田21
0を介してガラス基板216と接着されていること以外
は、実施の形態1によるPD(図1)と同様な構成であ
り、それぞれ対応する部分については、その説明を省略
する。
よるPDの断面構造図を示す。n-InPバッファ層1
02の一部が露出して受光面202aを形成しているこ
と、及び反射電極109が、その下面において半田21
0を介してガラス基板216と接着されていること以外
は、実施の形態1によるPD(図1)と同様な構成であ
り、それぞれ対応する部分については、その説明を省略
する。
【0045】以下、本実施の形態によるPDの製造方法
について説明する。先ず、n-InP基板200を用意
し、次に、その上に、n-InGaAsP吸収層201
をエピタキシャル成長により形成し、その上に、n-I
nPバッファ層202をエピタキシャル成長により形成
する。次いで、n-InPバッファ層202上に、n-I
nGaAs受光層203をエピタキシャル成長により形
成し、その上にn-InPウィンドウ層204をエピタ
キシャル成長により形成する。
について説明する。先ず、n-InP基板200を用意
し、次に、その上に、n-InGaAsP吸収層201
をエピタキシャル成長により形成し、その上に、n-I
nPバッファ層202をエピタキシャル成長により形成
する。次いで、n-InPバッファ層202上に、n-I
nGaAs受光層203をエピタキシャル成長により形
成し、その上にn-InPウィンドウ層204をエピタ
キシャル成長により形成する。
【0046】次に、塩酸、リン酸からなる混合液による
ウエットエッチング、ドライエッチング、又は、研磨の
いずれかの方法により、n-InPバッファ層102の
一部を露出させ、受光面202aを形成する。
ウエットエッチング、ドライエッチング、又は、研磨の
いずれかの方法により、n-InPバッファ層102の
一部を露出させ、受光面202aを形成する。
【0047】次いで、n-InPウィンドウ層204の
上から、n-InGaAsコンタクト層206をエピタ
キシャル成長により形成し、硫酸、過酸化水素水、及び
水の混合液によるウエットエッチング、ドライエッチン
グ、又は研磨のいずれかの方法により、その一部を開口
する。
上から、n-InGaAsコンタクト層206をエピタ
キシャル成長により形成し、硫酸、過酸化水素水、及び
水の混合液によるウエットエッチング、ドライエッチン
グ、又は研磨のいずれかの方法により、その一部を開口
する。
【0048】そして、この開口のうち、n-InGaA
sコンタクト層206の中央部に形成された開口より、
Znを熱拡散させ、n-InPウィンドウ層204内に
p-InP領域205を形成する。さらにその上から、
CVD等によりSiO2膜207を堆積した後、p-In
P領域205の直上部のSiO2膜207を除去する。
これにより、n-InGaAsコンタクト層206の中
央部以外に形成された開口が、SiO2膜207により
埋め込まれた状態となる。
sコンタクト層206の中央部に形成された開口より、
Znを熱拡散させ、n-InPウィンドウ層204内に
p-InP領域205を形成する。さらにその上から、
CVD等によりSiO2膜207を堆積した後、p-In
P領域205の直上部のSiO2膜207を除去する。
これにより、n-InGaAsコンタクト層206の中
央部以外に形成された開口が、SiO2膜207により
埋め込まれた状態となる。
【0049】続いて、その上からTiPtAu合金を蒸
着してP電極208を形成する。これにより、p-In
P領域205の直上部のn-InGaAsコンタクト層
206の開口と、さらにこれを囲むSiO2膜207の
開口とが、P電極208により埋め込まれた状態とな
る。そして、n-InP基板200の下面に、AuGe
Ni合金とAuをこの順で蒸着し、反射電極209を形
成する。その後、反射電極209を半田210によって
被覆し、その上からガラス基板216を配置して固定す
る。
着してP電極208を形成する。これにより、p-In
P領域205の直上部のn-InGaAsコンタクト層
206の開口と、さらにこれを囲むSiO2膜207の
開口とが、P電極208により埋め込まれた状態とな
る。そして、n-InP基板200の下面に、AuGe
Ni合金とAuをこの順で蒸着し、反射電極209を形
成する。その後、反射電極209を半田210によって
被覆し、その上からガラス基板216を配置して固定す
る。
【0050】本実施の形態のPDの製造方法によれば、
例えば、n-InP基板の両面に吸収層を設ける必要が
なく、また、光反射膜を設ける必要もないこと等から、
受光面を有するPDを安定かつ容易に製造することがで
きる。
例えば、n-InP基板の両面に吸収層を設ける必要が
なく、また、光反射膜を設ける必要もないこと等から、
受光面を有するPDを安定かつ容易に製造することがで
きる。
【0051】以下、本実施の形態において、PDにより
受信される受信光(波長λ2=1.55μm)及びLD
から出射され、PDに入る送信光(波長λ2=1.3μ
m)の挙動と、当該送信光が遮断されるメカニズムにつ
いて、図2を参照しながら説明する。
受信される受信光(波長λ2=1.55μm)及びLD
から出射され、PDに入る送信光(波長λ2=1.3μ
m)の挙動と、当該送信光が遮断されるメカニズムにつ
いて、図2を参照しながら説明する。
【0052】図2に示すように、受光面202aから入
る受信光212は、n-InPバッファ層202、n-I
nGaAsP吸収層201、n-InP基板200を通
過後、反射電極209で反射され、n-InP基板20
0、n-InGaAsP吸収層201、n-InPバッフ
ァ層202をそれぞれ通過し、n-InGaAs受光層
203に入る。n-InPウィンドウ層204の一部は
p型のp-InP領域205となっているので、受信光
212は、n-InPウィンドウ層204とp-InP領
域205により形成されるpn接合部によって電流に変
換され、受信信号として検出される。
る受信光212は、n-InPバッファ層202、n-I
nGaAsP吸収層201、n-InP基板200を通
過後、反射電極209で反射され、n-InP基板20
0、n-InGaAsP吸収層201、n-InPバッフ
ァ層202をそれぞれ通過し、n-InGaAs受光層
203に入る。n-InPウィンドウ層204の一部は
p型のp-InP領域205となっているので、受信光
212は、n-InPウィンドウ層204とp-InP領
域205により形成されるpn接合部によって電流に変
換され、受信信号として検出される。
【0053】一方、受光面202aから入る送信光21
1は、図2に示すように、n-InPバッファ層202
を通過し、n-InGaAsP吸収層201(吸収端波
長=約1.4μm)に到達して吸収される。
1は、図2に示すように、n-InPバッファ層202
を通過し、n-InGaAsP吸収層201(吸収端波
長=約1.4μm)に到達して吸収される。
【0054】ここで、n-InGaAsP吸収層201
(吸収係数α1.3μm=1×106(/m))の厚さd
は、5〜8μmであるのが好ましい。d=5μmとする
と、n-InGaAsP吸収層201を透過して反射電
極209で反射された光も、n-InGaAsP吸収層
201により吸収されるから、結局、送信光211の吸
収に寄与するn-InGaAsP吸収層201の厚さd
は、d=10μmになる。このとき、n-InGaAs
P吸収層201と、n-InP基板200及びn-InP
バッファ層202のそれぞれの界面で反射がないと仮定
して、送信光211の透過率を計算すると、exp(−
αd)=exp(−1×106×1×10-5)≒4.5
×10-5(約0.005%)となる。よって、この場
合、送信光211の99.995%以上が、n-InG
aAsP吸収層201によって吸収される。
(吸収係数α1.3μm=1×106(/m))の厚さd
は、5〜8μmであるのが好ましい。d=5μmとする
と、n-InGaAsP吸収層201を透過して反射電
極209で反射された光も、n-InGaAsP吸収層
201により吸収されるから、結局、送信光211の吸
収に寄与するn-InGaAsP吸収層201の厚さd
は、d=10μmになる。このとき、n-InGaAs
P吸収層201と、n-InP基板200及びn-InP
バッファ層202のそれぞれの界面で反射がないと仮定
して、送信光211の透過率を計算すると、exp(−
αd)=exp(−1×106×1×10-5)≒4.5
×10-5(約0.005%)となる。よって、この場
合、送信光211の99.995%以上が、n-InG
aAsP吸収層201によって吸収される。
【0055】また、n-InGaAsP吸収層201の
キャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1019
個/cm3であるのが好ましい。これにより、PDの順
方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaAsP
吸収層201が送信光を吸収した際に生じる電子正孔対
の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入が抑制さ
れる。
キャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1019
個/cm3であるのが好ましい。これにより、PDの順
方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaAsP
吸収層201が送信光を吸収した際に生じる電子正孔対
の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入が抑制さ
れる。
【0056】なお、受光面202a以外からPDに入る
送信光として、図2に示すように、PDの裏面から入る
送信光215、P電極208の近傍から入る送信光21
3があるが、送信光215は、反射電極209により反
射されてPDに入らない。また、送信光213は、P電
極208で反射されるか、コンタクト層206により吸
収されるため、これら送信光のノイズへの影響は無視で
きる。
送信光として、図2に示すように、PDの裏面から入る
送信光215、P電極208の近傍から入る送信光21
3があるが、送信光215は、反射電極209により反
射されてPDに入らない。また、送信光213は、P電
極208で反射されるか、コンタクト層206により吸
収されるため、これら送信光のノイズへの影響は無視で
きる。
【0057】本実施の形態のPDにおいては、受光面2
02aを設けることによって、特に、受光面202aか
ら入射する受信光の遮断効果が高められる。
02aを設けることによって、特に、受光面202aか
ら入射する受信光の遮断効果が高められる。
【0058】なお、本実施の形態において、LDから出
射され、PDに入る送信光の波長λ 1と、PDにより受
信される受信光の波長λ2は、それぞれ1.2〜1.3
μmの範囲内、1.5〜1.6μmの範囲内であれば、
上記した効果がより顕著に発現され、好ましい。
射され、PDに入る送信光の波長λ 1と、PDにより受
信される受信光の波長λ2は、それぞれ1.2〜1.3
μmの範囲内、1.5〜1.6μmの範囲内であれば、
上記した効果がより顕著に発現され、好ましい。
【0059】また、キャリア濃度やPDの表面から入る
光量を調整することにより、電子正孔対のpn接合部へ
の流入が抑制されれば、必ずしもSiO2膜207を設
ける必要はなく、また、その代りにSiN膜を使用して
も良い。
光量を調整することにより、電子正孔対のpn接合部へ
の流入が抑制されれば、必ずしもSiO2膜207を設
ける必要はなく、また、その代りにSiN膜を使用して
も良い。
【0060】また、p-InP領域205は、n-InP
ウィンドウ層204と接することでpn接合部を形成し
ている限り、n-InGaAs受光層203と直に接し
ていなくとも良く、両層の間にn-InPウィンドウ層
204が介在していても構わない。また、p-InP領
域205の一部が、n-InGaAs受光層203の内
部に侵入していても良い。
ウィンドウ層204と接することでpn接合部を形成し
ている限り、n-InGaAs受光層203と直に接し
ていなくとも良く、両層の間にn-InPウィンドウ層
204が介在していても構わない。また、p-InP領
域205の一部が、n-InGaAs受光層203の内
部に侵入していても良い。
【0061】(実施の形態3)図3に、本実施の形態に
よる光通信モジュールの断面構造図を示す。ガラス基板
316の縦方向にV溝316aが形成されており、V溝
316aに送信光と受信光を通過させる単線の光ファイ
バ316bが嵌め込まれている。また、V溝316aと
光ファイバ316bに斜め方向から交差して溝330が
形成されており、溝330に波長分離フィルター330
aが嵌め込まれている。さらに、ガラス基板316の上
に実施の形態2によるPD(図2)と同様な構成のPD
が、受光面302aの端部とP電極308部において、
半田310を介して実装されている。
よる光通信モジュールの断面構造図を示す。ガラス基板
316の縦方向にV溝316aが形成されており、V溝
316aに送信光と受信光を通過させる単線の光ファイ
バ316bが嵌め込まれている。また、V溝316aと
光ファイバ316bに斜め方向から交差して溝330が
形成されており、溝330に波長分離フィルター330
aが嵌め込まれている。さらに、ガラス基板316の上
に実施の形態2によるPD(図2)と同様な構成のPD
が、受光面302aの端部とP電極308部において、
半田310を介して実装されている。
【0062】以下、本実施の形態において、PDにより
受信される受信光(波長λ2=1.55μm)及びPD
に入る送信光(波長λ2=1.3μm)の挙動と、当該
送信光が遮断されるメカニズムについて、図3を参照し
ながら説明する。
受信される受信光(波長λ2=1.55μm)及びPD
に入る送信光(波長λ2=1.3μm)の挙動と、当該
送信光が遮断されるメカニズムについて、図3を参照し
ながら説明する。
【0063】図3に示すように、受信光312は、光フ
ァイバ316b中を通過し、波長分離フィルター330
aによって反射されて受信光312aとなって、PDの
受光面302aから入る。その後、受信光312aは、
n-InPバッファ層302、n-InGaAsP吸収層
301、n-InP基板300を通過後、反射電極30
9で反射され、n-InP基板300、n-InGaAs
P吸収層301、n-InPバッファ層302をそれぞ
れ通過し、n-InGaAs受光層303に入る。n-I
nPウィンドウ層304の一部はp型のp-InP領域
305となっているので、受信光312aは、n-In
GaAs受光層303とn-InPウィンドウ層304
により形成されるpn接合によって電流に変換され、受
信信号として検出される。
ァイバ316b中を通過し、波長分離フィルター330
aによって反射されて受信光312aとなって、PDの
受光面302aから入る。その後、受信光312aは、
n-InPバッファ層302、n-InGaAsP吸収層
301、n-InP基板300を通過後、反射電極30
9で反射され、n-InP基板300、n-InGaAs
P吸収層301、n-InPバッファ層302をそれぞ
れ通過し、n-InGaAs受光層303に入る。n-I
nPウィンドウ層304の一部はp型のp-InP領域
305となっているので、受信光312aは、n-In
GaAs受光層303とn-InPウィンドウ層304
により形成されるpn接合によって電流に変換され、受
信信号として検出される。
【0064】一方、送信光311は、図2に示すよう
に、光ファイバ316b中を通過し、波長分離フィルタ
ー330aにより散乱されて送信光311aとなって、
PDの受光面302aから入る。その後、送信光311
aは、n-InPバッファ層302を通過し、n-InG
aAsP吸収層301(吸収端波長=約1.4μm)に
到達して吸収される。
に、光ファイバ316b中を通過し、波長分離フィルタ
ー330aにより散乱されて送信光311aとなって、
PDの受光面302aから入る。その後、送信光311
aは、n-InPバッファ層302を通過し、n-InG
aAsP吸収層301(吸収端波長=約1.4μm)に
到達して吸収される。
【0065】ここで、n-InGaAsP吸収層301
(吸収係数α1.3μm=1×106(/m))の厚さdは
5〜8μmであるのが好ましい。d=5μmとすると、
n-InGaAsP吸収層301を透過して反射電極2
09で反射された光も、n-InGaAsP吸収層30
1により吸収されるから、結局、送信光311aの吸収
に寄与するn-InGaAsP吸収層301の厚さd
は、d=10μmになる。このとき、n-InGaAs
P吸収層301と、n-InP基板300及びn-InP
バッファ層302のそれぞれの界面で反射がないと仮定
して、送信光311aの透過率を計算すると、exp
(−αd)=exp(−1×106×1×10- 5)≒
4.5×10-5(約0.005%)となる。よって、こ
の場合、送信光311aの99.995%以上がn-I
nGaAsP吸収層301によって吸収される。
(吸収係数α1.3μm=1×106(/m))の厚さdは
5〜8μmであるのが好ましい。d=5μmとすると、
n-InGaAsP吸収層301を透過して反射電極2
09で反射された光も、n-InGaAsP吸収層30
1により吸収されるから、結局、送信光311aの吸収
に寄与するn-InGaAsP吸収層301の厚さd
は、d=10μmになる。このとき、n-InGaAs
P吸収層301と、n-InP基板300及びn-InP
バッファ層302のそれぞれの界面で反射がないと仮定
して、送信光311aの透過率を計算すると、exp
(−αd)=exp(−1×106×1×10- 5)≒
4.5×10-5(約0.005%)となる。よって、こ
の場合、送信光311aの99.995%以上がn-I
nGaAsP吸収層301によって吸収される。
【0066】また、n-InGaAsP吸収層301の
キャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1019
個/cm3であるのが好ましい。これにより、PDの順
方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaAsP
吸収層301が送信光を吸収した際に生じる電子正孔対
の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入が抑制さ
れる。
キャリア濃度(電子濃度)は、1×1018〜1×1019
個/cm3であるのが好ましい。これにより、PDの順
方向の電気抵抗が下がり、さらに、n-InGaAsP
吸収層301が送信光を吸収した際に生じる電子正孔対
の寿命が縮まり、光電流のpn接合部への流入が抑制さ
れる。
【0067】なお、受光面302a以外からPDに入る
送信光として、図3に示すように、PDの裏面から入る
送信光315、PDの側面から入る送信光313、光フ
ァイバ316bから漏れ出る送信光311bがあるが、
送信光315は、反射電極309により反射されてPD
に入らない。また、送信光313は、n-InGaAs
P吸収層301で吸収される。さらに、送信光311b
は、P電極308で反射されるか、コンタクト層306
により吸収されるため、これら送信光のノイズへの影響
は無視できる。
送信光として、図3に示すように、PDの裏面から入る
送信光315、PDの側面から入る送信光313、光フ
ァイバ316bから漏れ出る送信光311bがあるが、
送信光315は、反射電極309により反射されてPD
に入らない。また、送信光313は、n-InGaAs
P吸収層301で吸収される。さらに、送信光311b
は、P電極308で反射されるか、コンタクト層306
により吸収されるため、これら送信光のノイズへの影響
は無視できる。
【0068】本実施の形態の光通信モジュールによれ
ば、受信光と、それよりも波長の短い送信光を単線の光
ファイバを用いて送受信を行う双方向光通信システムに
おいて、受信信号に混入するノイズが効果的に低減で
き、安定した双方向光通信を行うことができる。
ば、受信光と、それよりも波長の短い送信光を単線の光
ファイバを用いて送受信を行う双方向光通信システムに
おいて、受信信号に混入するノイズが効果的に低減で
き、安定した双方向光通信を行うことができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によるフォトダイオードによれ
ば、内部に設けられた反射層とPDの裏面に設けられた
反射膜により、多様な方向からフォトダイオードに入
り、受光層に入射する送信光の遮断効果が高められ、そ
れにより、受信信号におけるノイズ混入の原因となる光
学的クロストークの発生を効果的に抑制することができ
る。
ば、内部に設けられた反射層とPDの裏面に設けられた
反射膜により、多様な方向からフォトダイオードに入
り、受光層に入射する送信光の遮断効果が高められ、そ
れにより、受信信号におけるノイズ混入の原因となる光
学的クロストークの発生を効果的に抑制することができ
る。
【0070】また、本発明による光通信モジュールによ
れば、受信信号に混入するノイズが効果的に低減でき、
安定した双方向光通信を行うことができる。
れば、受信信号に混入するノイズが効果的に低減でき、
安定した双方向光通信を行うことができる。
【図1】 実施の形態1におけるフォトダイオードの構
造断面図
造断面図
【図2】 実施の形態2におけるフォトダイオードの構
造断面図
造断面図
【図3】 実施の形態3における光通信モジュールの構
造断面図
造断面図
【図4】 従来の光通信システムの概略図
【図5】 従来の光通信システムに用いられているフォ
トダイオードの構造断面図
トダイオードの構造断面図
【図6】 従来の光通信モジュールにおけるフォトダイ
オードへの入射光成分の説明図
オードへの入射光成分の説明図
【図7】 支持基板の両面に吸収層を設けた従来のフォ
トダイオードの構造断面図
トダイオードの構造断面図
【符号の説明】
100、200、300、500、700 n-InP
基板 101、201、301、701、704 n-InG
aAsP吸収層 102、202、302、501 n-InPバッファ
層 103、203、303、502、702 n-InG
aAs受光層 104、204、304 n-InPウィンドウ層 105、205、305、503、703 p-InP
領域 106、206、306 コンタクト層 107、207 SiO2膜 108、208、308 P電極 109、209、309 反射電極 111、111a、113、115、211、213、
215、311、311a、311b、313、315
送信光 112、212、312、312a、312b 受信光 202a、302a 受光面 210、310 半田 216、316、604 ガラス基板 311、316b、400、607 光ファイバ 316a、601 V溝 330 溝(波長分離フィルター固定用) 330a、605 波長分離フィルター 401、402、602 LD(レーザダイオード) 403、404、603、606 PD(フォトダイオ
ード) 608、609、610、611 入射光 600 Si基板
基板 101、201、301、701、704 n-InG
aAsP吸収層 102、202、302、501 n-InPバッファ
層 103、203、303、502、702 n-InG
aAs受光層 104、204、304 n-InPウィンドウ層 105、205、305、503、703 p-InP
領域 106、206、306 コンタクト層 107、207 SiO2膜 108、208、308 P電極 109、209、309 反射電極 111、111a、113、115、211、213、
215、311、311a、311b、313、315
送信光 112、212、312、312a、312b 受信光 202a、302a 受光面 210、310 半田 216、316、604 ガラス基板 311、316b、400、607 光ファイバ 316a、601 V溝 330 溝(波長分離フィルター固定用) 330a、605 波長分離フィルター 401、402、602 LD(レーザダイオード) 403、404、603、606 PD(フォトダイオ
ード) 608、609、610、611 入射光 600 Si基板
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フロントページの続き
Fターム(参考) 2H037 AA01 BA11 DA03 DA04 DA06
DA12
5F049 MA03 MA20 MB07 NA04 NB01
QA20 SE05 SE16 SS04 TA03
TA11 TA14
5F088 AA02 AA20 AB07 BA03 BB01
DA20 FA05 FA15 GA05 JA03
JA13 JA14
Claims (15)
- 【請求項1】 半導体基板と、当該半導体基板上にpn
接合部を有する受光層が設けられたフォトダイオードで
あって、前記半導体基板下に光反射層が、当該半導体基
板上に光吸収層がそれぞれ形成され、前記受光層は前記
光吸収層上に形成され、前記光吸収層の吸収端波長をλ
a、前記受光層で感知する受信光の波長をλ2としたと
き、λa<λ2の関係を満たすことを特徴とするフォト
ダイオード。 - 【請求項2】 前記受光層に、p型領域とn型領域とを
備えるウィンドウ層が形成され、当該p型領域は前記受
光層の略中央部に設けられ、当該n型領域は前記p型領
域の両側に設けられ、前記pn接合部は、当該p型領域
とn型領域とが接することにより形成されていることを
特徴とする請求項1に記載のフォトダイオード。 - 【請求項3】 前記光吸収層と前記受光層との間にバッ
ファ層が形成されていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のフォトダイオード。 - 【請求項4】 前記受光層の表面の一部が露出すること
により、受光面が形成されていることを特徴とする請求
項1〜3のいずれかに記載のフォトダイオード。 - 【請求項5】 前記半導体基板がInP、前記光吸収層
がInGaAsP、及び前記受光層がInGaAsから
それぞれなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載のフォトダイオード。 - 【請求項6】 前記受光層に入射する光であって、前記
光吸収層の吸収端波長λaよりも短い波長λ1を有する
入射光(λ1<λa)を当該光吸収層によって吸収する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフォ
トダイオード。 - 【請求項7】 前記ウィンドウ層上に、前記p型領域と
接したコンタクト層が形成され、当該コンタクト層の吸
収端波長をλb、前記受信光の波長をλ2としたとき、
λb<λ2の関係を満たすことを特徴とする請求項2〜
6のいずれかに記載のフォトダイオード。 - 【請求項8】 前記コンタクト層には、前記p型領域に
至る第1の開口が形成され、当該第1の開口には電極が
埋め込まれ、当該電極により、少なくとも前記p型領域
の直上部に存在する前記コンタクト層の上表面が被覆さ
れていることを特徴とする請求項7に記載のフォトダイ
オード。 - 【請求項9】 前記コンタクト層には、前記n型領域に
至る第2の開口が形成され、当該第2の開口には絶縁物
が埋め込まれ、当該絶縁物により、少なくとも前記n型
領域の上部領域に存在する前記コンタクト層の上表面が
被覆されていることを特徴とする請求項7又は8に記載
のフォトダイオード。 - 【請求項10】 前記コンタクト層が、InGaAsか
らなることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載
のフォトダイオード。 - 【請求項11】 前記受光層に入射する光であって、前
記コンタクト層の吸収端波長λbよりも短い波長λ1を
有する入射光(λ1<λb)を当該コンタクト層によっ
て吸収することを特徴とする請求項7〜10のいずれか
に記載のフォトダイオード。 - 【請求項12】 前記入射光の波長λ1は、1.2〜
1.3μmの範囲内であり、前記受信光の波長λ2は、
1.5〜1.6μmの範囲内であることを特徴とする請
求項6又は11に記載のフォトダイオード。 - 【請求項13】 V溝が形成された支持基板と、当該V
溝に嵌め込まれた単線の光ファイバと、当該光ファイバ
を斜め方向から交差する波長分離フィルターと、送信光
を送信するレーザーダイオードと、請求項1〜12のい
ずれかに記載のフォトダイオードとを備え、前記光ファ
イバ中を通過した受信光を前記波長分離フィルターによ
って反射させ、前記フォトダイオードに入射するように
したことを特徴とする光通信用モジュール。 - 【請求項14】 V溝が形成された支持基板と、当該V
溝に嵌め込まれた単線の光ファイバと、当該光ファイバ
を斜め方向から交差する波長分離フィルターと、送信光
を送信するレーザーダイオードと、請求項4に記載のフ
ォトダイオードとを備え、前記光ファイバ中を通過した
受信光を前記波長分離フィルターによって反射させ、前
記フォトダイオードに入射するようにした光通信用モジ
ュールにおいて、前記波長分離フィルターによって反射
された受信光が、前記フォトダイオードの受光面から内
部に入射し、前記半導体基板下に形成された光反射層に
よって反射され、前記フォトダイオードの受光層で感知
されるようにしたことを特徴とする光通信用モジュー
ル。 - 【請求項15】 前記レーザーダイオードから出射され
た送信光(波長λ1)と、前記フォトダイオードにより
受信する、前記送信光の波長より長い波長λ2を有する
受信光(λ1<λ2)とを、それぞれ前記単線の光ファイ
バを通過させて送受信することを特徴とする請求項13
又は14に記載の光通信モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002086793A JP2003282931A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | フォトダイオード及び光通信モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002086793A JP2003282931A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | フォトダイオード及び光通信モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003282931A true JP2003282931A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29233269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002086793A Withdrawn JP2003282931A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | フォトダイオード及び光通信モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003282931A (ja) |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002086793A patent/JP2003282931A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |