JP2003282910A - 光発電器具、光発電器具用付属具および電気または電子機器 - Google Patents

光発電器具、光発電器具用付属具および電気または電子機器

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JP2003282910A
JP2003282910A JP2002081899A JP2002081899A JP2003282910A JP 2003282910 A JP2003282910 A JP 2003282910A JP 2002081899 A JP2002081899 A JP 2002081899A JP 2002081899 A JP2002081899 A JP 2002081899A JP 2003282910 A JP2003282910 A JP 2003282910A
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春夫 渡辺
Shinichiro Yamada
心一郎 山田
Tomiichi Watanabe
富一 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、可撓性を有する光電変換素子を用
い、太陽光等の光エネルギーを通常用いられている電気
または電子機器の電源として利用することができる光発
電器具を提供することを目的とする。 【解決手段】 巻き芯部2と、前記巻き芯部に対して捲
回されて引き出し自在に配設された可撓性を有する光電
変換素子を有する光電変換シート3と、捲回されてなる
前記光電変換シートの収納部42と、前記光電変換シー
トを前記巻き芯部に捲回させる手段とを備えていること
を特徴とする光発電器具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換素子を有
する光発電器具に関する。また、本発明は、該光発電器
具を用いた電気または電子機器に関する。さらに、本発
明は、該光発電器具を電気または電子機器に接続するた
めの光発電器具用付属具に関する。
【0002】
【従来の技術】光電変換素子は太陽電池とも言われてお
り、太陽光等の光エネルギーを電気エネルギーに変換す
る素子である。この光電変換素子は、光エネルギーから
電気エネルギーを取り出す際に、従来から利用されてき
た化石燃料等と異なり、二酸化炭素等の排出物が出な
い。さらに該光電変換素子は、ほぼ無尽蔵と言われてい
る太陽光等の光エネルギーから電気エネルギーを取り出
すことができるために、半永久的に発電を行うことがで
きる。そのため、光電変換素子は、地球環境問題に鑑み
て、その利用用途や利用規模が今後も益々拡大してゆく
ものと考えられている(例えば特開2001−2369
99公報、特開2001−230435公報または特開
2001−237001公報等)。しかしながら、光電
変換素子は、太陽光等の光エネルギーが空間的に希薄な
状態で存在していることから、利用に適した所定量の電
力を得るためには大きな受光面積を必要とする。
【0003】一方、近年の各種加工技術の進展により、
電気または電子機器の小型化が進んでおり、各種電気ま
たは電子機器は携帯型の機器として用いられることが多
くなっている。そのため、電気または電子機器には、そ
の電源として、通常、携帯に便利で手軽に利用すること
ができる化学電池が用いられている。従って、化学電池
は、今後も益々利用が進むと考えられている。
【0004】ところが、化学電池は、通常、マンガン乾
電池、アルカリマンガン乾電池等の一次電池であり、一
回の放電で破棄されることになるため、経済的、資源的
および環境負荷的な観点からみて好ましいものとはいえ
ない。また、一次電池と同様の規格形状を有するNiM
H系等の二次電池も使用されるが、充電効率の低さも鑑
み、電力が地球環境に負荷を与える手段により発電され
ていては、一次電池と同様に好ましいものとはいえない
(例えば特開平7−326371公報、特開平8−00
7899公報、特開2001−217000公報または
特開2000−30699公報等)。そこで、コンパク
トで取り扱い性のよい太陽電池を用いた発電ユニットの
出現が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光電変換素子は、可撓性に欠けており、十分な量の電力
を得るために必要な光の照射面積分の光電変換素子が必
要とされるため、携帯性に乏しい。一方、光電変換素子
で、十分な電力を得ることができるのは戸外であり、戸
外で使える電気または電子機器は、携帯性に優れている
電気または電子機器であることが望まれる。そのために
も、前記光電変換素子は、携帯性のよいものが必要とさ
れている。そこで、本発明は、可撓性を有する光電変換
素子を用い、太陽光等の光エネルギーを通常用いられて
いる電気または電子機器の電源として利用することがで
きる光発電器具と、それを用いた電気または電子機器
と、該光発電器具を電気または電子機器に接続するため
の光発電器具用付属具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
問題を解決するために鋭意検討した結果、以下に詳述す
るような光発電器具の作製に成功した。本発明の光発電
器具は、巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲回されて
引き出し自在に配設された可撓性を有する光電変換素子
を有する光電変換シートと、捲回されてなる前記光電変
換シートの収納部と、前記光電変換シートを前記巻き芯
部に捲回させる手段を備えた光発電器具である。そし
て、上記光電変換シートには、その長手方向に対して平
行に配置されて電気的に直列接続された複数の光電変換
素子が形成されている光発電器具である。そして、上記
光電変換素子の受光面上に高分子フィルム保護層が積層
された光発電器具である。そして、上記光電変換シート
状の外方端に重量片を接続した光発電器具である。そし
て、上記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部
の内端部が、引き出し状態において実質的に遮光されな
い位置の外部に存在するようにした光発電器具である。
そして、上記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の内端部から光電変換シートの内端部に至る部分
と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部
の外端部から光電変換シートの外端部に至る部分が、光
電変換素子の前記実効部の層構成と実質的に同一とし、
実質的に同一の曲げ弾性を有する光発電器具である。そ
して、さらには、上記光電変換シートに、視覚情報を持
たせた光発電器具である。
【0007】本発明の光発電器具用付属具は、前述の光
発電器具を、前記光電変換素子を有する光電変換シート
の引き出し状態で保持し、電気または電子機器と電気的
に接続することを特徴とする光発電器具用付属具であ
る。
【0008】本発明の電気または電子機器は、前述の本
発明に係る光発電器具を連結させた電気または電子機器
であり、より詳しくは、巻き芯部と、前記巻き芯部に対
して捲回されて引き出し自在に配設された可撓性を有す
る光電変換素子を有する光電変換シートと、捲回されて
なる前記光電変換シートの収納部と、前記光電変換シー
トを前記巻き芯部に捲回させる手段を備えた光発電器具
を前記光電変換素子を有する光電変換シートの引き出し
状態で保持し、電気または電子機器と電気的に接続する
光発電器具用付属具を搭載している電気または電子機器
である。そして、上記光電変換シートには、その長手方
向に対して平行に配置されて電気的に直列接続された複
数の光電変換素子が形成されている光発電器具を、前記
光電変換素子を有する光電変換シートの引き出し状態で
保持し、電気または電子機器と電気的に接続する光発電
器具用付属具を搭載している電気または電子機器であ
る。そして、上記光電変換素子の受光面上に高分子フィ
ルム保護層が積層された光発電器具を、前記光電変換素
子を有する光電変換シートの引き出し状態で保持し、電
気または電子機器と電気的に接続する光発電器具用付属
具を搭載している電気または電子機器である。
【0009】そして、上記光電変換シート状の外方端に
重量片を接続した光発電器具を、前記光電変換素子を有
する光電変換シートの引き出し状態で保持し、電気また
は電子機器と電気的に接続する光発電器具用付属具を搭
載している電気または電子機器である。そして、上記光
電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内端部
が、引き出し状態において実質的に遮光されない位置の
外部に存在するようにした光発電器具を、前記光電変換
素子を有する光電変換シートの引き出し状態で保持し、
電気または電子機器と電気的に接続する光発電器具用付
属具を搭載している電気または電子機器である。そし
て、上記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部
の内端部から光電変換シートの内端部に至る部分と、前
記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端
部から光電変換シートの外端部に至る部分が、光電変換
素子の前記実効部の層構成と実質的に同一とし、実質的
に同一の曲げ弾性を有する光発電器具を、前記光電変換
素子を有する光電変換シートの引き出し状態で保持し、
電気または電子機器と電気的に接続する光発電器具用付
属具を搭載している電気または電子機器である。そし
て、さらには、上記光電変換シートに、視覚情報を持た
せた光発電器具を、前記光電変換素子を有する光電変換
シートの引き出し状態で保持し、電気または電子機器と
電気的に接続する光発電器具用付属具を搭載している電
気または電子機器である。
【0010】すなわち、本発明は、(1) 巻き芯部
と、前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し自在に配
設された可撓性を有する光電変換素子を有する光電変換
シートと、捲回されてなる前記光電変換シートの収納部
と、前記光電変換シートを前記巻き芯部に捲回させる手
段とを備えていることを特徴とする光発電器具、(2)
光電変換シートにはその長手方向に対して平行に配置
されて電気的に直列接続された複数の光電変換素子が形
成されていることを特徴とする前記(1)記載の光発電
器具、(3) 光電変換素子の受光面上に高分子フィル
ム保護層が積層されていることを特徴とする前記(1)
記載の光発電器具、(4) 光電変換シートの外方端に
重量片が接続されていることを特徴とする前記(1)記
載の光発電器具、(5) 重量片が、比重2.5以上の
材質で形成されていることを特徴とする前記(4)に記
載の光発電器具、(6) 重量片が、金属で形成されて
いることを特徴とする前記(4)に記載の光発電器具、
(7) 金属が、その表面がニッケルめっきされていて
もよい銅であることを特徴とする前記(6)に記載の光
発電器具、に関する。
【0011】また、本発明は、(8) 光電変換シート
における光電変換素子の実効部の内端部が、引き出し状
態において実質的に遮光されない位置の外部に存在して
いることを特徴とする前記(1)記載の光発電器具、
(9) 光電変換シートにおける光電変換素子の実効部
の内端部から光電変換シートの内端部に至るシート部
と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外
端部から光電変換シートの外端部に至るシート部が、光
電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を有する
ことを特徴とする前記(1)記載の光発電器具、(1
0) 光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の
内端部から光電変換シートの内端部に至るシート部と、
光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端部
から光電変換シートの外端部に至るシート部の層構成
が、光電変換素子の実効部の層構成と実質的に同一であ
ることを特徴とする前記(9)に記載の光発電器具、
(11) 光電変換シートに、視覚情報を持たせている
ことを特徴とする前記(1)記載の光発電器具、(1
2) 視覚情報が、光電変換シートの光電変換素子の受
光面の裏面に設けられていることを特徴とする前記(1
1)に記載の光発電器具、(13) 視覚情報が、光電
変換シートに印刷されていることを特徴とする前記(1
1)に記載の光発電器具、(14) 視覚情報が、光発
電器具に関する情報であることを特徴とする前記(1
1)に記載の光発電器具、に関する。
【0012】また、本発明は、(15) 巻き芯部と、
前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し自在に配設さ
れた可撓性を有する光電変換素子を有する光電変換シー
トと、捲回されてなる前記光電変換シートの収納部と、
前記光電変換シートを前記巻き芯部に捲回させる手段と
を備えている光発電器具を、前記光電変換素子を有する
光電変換シートの引き出し状態で保持し、電気または電
子機器と電気的に接続することを特徴とする光発電器具
用付属具、(16) 光電変換シートにはその長手方向
に対して平行に配置されて電気的に直列接続された複数
の光電変換素子が形成されていることを特徴とする前記
(15)記載の光発電器具用付属具、(17) 光電変
換素子の受光面上に高分子フィルム保護層が積層されて
いることを特徴とする前記(15)記載の光発電器具用
付属具、(18) 光電変換シートの外方端に重量片が
接続されていることを特徴とする前記(15)記載の光
発電器具用付属具、(19) 重量片が、比重2.5以
上の材質で形成されていることを特徴とする前記(1
8)記載の光発電器具用付属具、(20) 重量片が、
金属で形成されていることを特徴とする前記(18)記
載の光発電器具用付属具、(21) 金属が、その表面
がニッケルめっきされていてもよい銅であることを特徴
とする前記(20)記載の光発電器具用付属具、に関す
る。
【0013】また、本発明は、(22) 光電変換シー
トにおける光電変換素子の実効部の内端部が、引き出し
状態において実質的に遮光されない位置の外部に存在し
ていることを特徴とする前記(15)記載の光発電器具
用付属具、(23) 光電変換シートにおける光電変換
素子の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至
るシート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の
実効部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシー
ト部が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾
性を有することを特徴とする前記(15)記載の光発電
器具用付属具、(24) 光電変換シートにおける光電
変換素子の実効部の内端部から光電変換シートの内端部
に至るシート部と、光電変換シートにおける光電変換素
子の実効部の外端部から光電変換シートの外端部に至る
シート部の層構成が、光電変換素子の実効部の層構成と
実質的に同一であることを特徴とする前記(23)記載
の光発電器具用付属具、(25) 光電変換シートに、
視覚情報を持たせていることを特徴とする前記(15)
記載の光発電器具用付属具、(26) 視覚情報が、光
電変換シートの光電変換素子の受光面の裏面に設けられ
ていることを特徴とする前記(25)記載の光発電器具
用付属具、(27) 視覚情報が、光電変換シートに印
刷されていることを特徴とする前記(25)記載の光発
電器具用付属具、(28) 視覚情報が、光発電器具に
関する情報であることを特徴とする前記(25)記載の
光発電器具用付属具、に関する。
【0014】また、本発明は、(29) 巻き芯部と、
前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し自在に配設さ
れた可撓性を有する光電変換素子を有する光電変換シー
トと、捲回されてなる前記光電変換シートの収納部と、
前記光電変換シートを前記巻き芯部に捲回させる手段を
備えている光発電器具を、前記光電変換素子を有する光
電変換シートの引き出し状態で保持し、電気または電子
機器と電気的に接続する光発電器具用付属具を搭載して
いることを特徴とする電気または電子機器、(30)
光電変換シートにはその長手方向に対して平行に配置さ
れて電気的に直列接続された複数の光電変換素子が形成
されていることを特徴とする前記(29)記載の電気ま
たは電子機器、(31) 光電変換素子の受光面上に高
分子フィルム保護層が積層されていることを特徴とする
前記(29)記載の電気または電子機器、(32) 光
電変換シートの外方端に重量片が接続されていることを
特徴とする前記(29)記載の電気または電子機器、
(33) 重量片が、比重2.5以上の材質で形成され
ていることを特徴とする前記(32)記載の電気または
電子機器、(34) 重量片が、金属で形成されている
ことを特徴とする前記(32)記載の電気または電子機
器、(35) 金属が、その表面がニッケルめっきされ
ていてもよい銅であることを特徴とする前記(34)記
載の電気または電子機器、に関する。
【0015】また、本発明は、(36) 光電変換シー
トにおける光電変換素子の実効部の内端部が、引き出し
状態において実質的に遮光されない位置の外部に存在し
ていることを特徴とする前記(29)記載の電気または
電子機器、(37) 光電変換シートにおける光電変換
素子の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至
るシート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の
実効部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシー
ト部が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾
性を有することを特徴とする前記(29)記載の電気ま
たは電子機器、(38) 光電変換シートにおける光電
変換素子の実効部の内端部から光電変換シートの内端部
に至るシート部と、光電変換シートにおける光電変換素
子の実効部の外端部から光電変換シートの外端部に至る
シート部の層構成が、光電変換素子の実効部の層構成と
実質的に同一であることを特徴とする前記(37)記載
の電気または電子機器、に関する。
【0016】また、本発明は、(39) 光電変換シー
トに、視覚情報を持たせていることを特徴とする前記
(29)記載の電気または電子機器、(40) 視覚情
報が、光電変換シートの光電変換素子の受光面の裏面に
設けられていることを特徴とする前記(39)記載の電
気または電子機器、(41) 視覚情報が、光電変換シ
ートに印刷されていることを特徴とする前記(39)記
載の電気または電子機器、(42) 視覚情報が、光発
電器具に関する情報であることを特徴とする前記(3
9)記載の電気または電子機器、(43) (a)巻き
芯部と、前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し自在
に配設された可撓性を有する光電変換素子を有する光電
変換シートと、捲回されてなる前記光電変換シートの収
納部と、前記光電変換シートを前記巻き芯部に捲回させ
る手段を備えている光発電器具を、前記光電変換素子を
有する光電変換シートの引き出し状態で保持し、電気ま
たは電子機器と電気的に接続する光発電器具用付属具
と、(b)電気または電子機器とを組み合わせることを
特徴とする光発電器具用付属具を装着している電気また
は電子機器の製造方法、に関する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、図面
中、光電変換シート3については、始点と終点部分を図
示し、その中間部分の図示を省略している。以下では、
まず、図1および図2に示す光発電器具1について説明
することとする。しかしながら、本発明がこれらに限定
されないことはいうまでもない。
【0018】本発明に係る光発電器具1は、巻き芯部2
と、この巻き芯部2に対して捲回されて引き出し自在に
配設された可撓性を有する光電変換素子31を備えた光
電変換シート3と、前記光電変換シート3を巻き芯部2
に捲回した状態で、全体略円筒形状を呈して構成され
る。
【0019】巻き芯部2は、樹脂材料によって円筒形状
に形成されている。該樹脂材料としては、例えばABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、S
AN(スチレン−アクリルアミド)樹脂、ASA(アク
リロニトリル−スチレン−アクリルアミド)樹脂、AC
S(アクリロニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレ
ン)樹脂またはAAS(アクリロニトリル−アクリレー
ト−スチレン)樹脂等を用いることが好適である。巻き
芯部2は、光電変換シート3を捲回された状態で光電変
換シート3の幅よりもわずかに長く形成されている。従
って、巻き芯部2は、光電変換素子31の全幅に亘って
巻き取ることができ、この光電変換素子31がはみ出し
てしまうことがない。また、巻き芯部2は、必要に応じ
て、その両端部に上部フランジ6および下部フランジ7
が設けられている。
【0020】上部フランジ6および下部フランジ7は、
樹脂材料によって略円形平板状に形成されており、接着
剤等の固定手段により巻き芯部2の両端部に固定されて
いる。該樹脂材料は例えば上記樹脂材料で例示されてい
る樹脂が挙げられ、上記巻き芯部2と同一の材料で形成
されてもよく、異なる材料で形成されていてもよい。上
部フランジ6および下部フランジ7は、その径が、巻き
芯部2に捲回された状態での光電変換シート3の径と略
同一またはそれ以上になるように形成されていることが
好ましい。これにより、上部フランジ6および下部フラ
ンジ7は、巻き芯部2に捲回された光電変換シート3の
側縁部を保護することができるとともに、引き出された
光電変換シート3を巻き芯部2に巻き取る際のガイドと
なり、位置ずれせずに光電変換シート3を巻き芯部2に
捲回させることができる。
【0021】上部フランジ6、下部フランジ7、巻き芯
部2および前記巻き芯部2に捲回された光電変換シート
3は、光発電器具用付属具4の収納空間部42に収納さ
れる。光発電器具用付属具4は、収納蓋部43と、それ
以外の壁部により囲まれてなる。さらに前記壁部には、
スリット41が穿孔されている。スリット41は、光電
変換シート3よりもやや大とされる幅と厚さを有して形
成されている。光発電器具1においては、スリット41
を通して、光電変換シート3を外方へ引き出し自在とさ
れる。また、上記スリット41は、収納蓋部43の端部
に形成することにより、光電変換シート3を引き出し検
査、交換することが容易になり、好ましい実施形態であ
る。上記光発電器具1は、図2に示すように、光発電器
具用付属具4を介して電気または電子機器10と機械的
かつ電気的に連結される。前記の機械的な連結は、光発
電器具用付属具4の連結部10aでなされ、電気的な連
結は、光発電器具用付属具4にある一対の連結部10b
を介して連結される。
【0022】また、前記上部フランジ6、下部フランジ
7、巻き芯部2は、巻き芯部2の中心に対し回動可能な
ように取り付けられる。この場合、例えば、光発電器具
用付属具4に形成された支持部8および支持部9によ
り、回動を支持することができる。さらに、回動を外部
より行うために、取手部5を付属させることができる。
【0023】巻き芯部2、上部フランジ6、下部フラン
ジ7、光発電器具用付属具4、収納蓋部43および取手
部5は、電気絶縁性を示す材料によって形成されること
が望ましい。該電気絶縁性を示す材料としては、例えば
液晶ポリマーの他、耐薬品性、耐熱性および耐クリープ
性のあるエンジニアプラスチック類である変性ポリフェ
ニレンエーテル(PPE)、ポリエーテルエーテルケト
ン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PP
S)、ポリエーテルサルフォン(PES)またはポリサ
ルフォン(PSF)等が挙げられる。これにより、本発
明に係る光発電器具1は、内部の配線がこれら各部を介
して短絡したり、放電利用されるに際して、これら各部
が例えば電気または電子機器の端子等に接触することに
よって電気的に短絡してしまうことを防止することがで
きる。
【0024】また、巻き芯部2、上部フランジ6、下部
フランジ7、光発電器具用付属具4、収納蓋部43およ
び取手部5は、断熱特性の優れた材料によって形成され
ることが望ましい。該断熱特性の優れた材料としては、
例えばパラ系アラミド樹脂、メタ系アラミド樹脂等のポ
リアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂またはポ
リウレタン系樹脂等が挙げられる。これにより、例えば
自動車のダッシュボードに放置される等して高温に晒さ
れた場合に、本発明に係る光発電器具1の温度が上昇し
て、変形または破損することを防止することができる。
さらに、巻き芯部2、上部フランジ6、下部フランジ
7、光発電器具用付属具4、収納蓋部43および取手部
5は、例えば白色等の光や熱を吸収しにくい色に着色さ
れていることが望ましい。これにより、光発電器具1
は、温度が上昇して破損してしまうことを防止すること
ができる。
【0025】光電変換シート3は、図3に断面図で示す
ように、可撓性を有して略矩形シート状に形成されたシ
ート状基板37と、このシート状基板上に配置された複
数の光電変換素子31とによって構成されている。シー
ト状基板37は、例えばポリエステル等の絶縁性を有す
る材料によって形成され、可撓性を有するようにシート
状に形成されている。各光電変換素子31は、シート状
基板37上に、第1の電極層33aと、光電変換層38
と、第2の電極層32aとがそれぞれ薄膜状に順次積層
して形成されてなる。光電変換素子31を構成する各層
は、例えば、スパッタ法や蒸着法に代表される各種PV
D法、またはプラズマCVD法やMOCVD法に代表さ
れる各種CVD法によってシート状基板上に薄膜状に形
成されている。光電変換素子31は、各層が薄膜状に形
成されていることによって、シート状基板37と同様に
十分な可撓性を有している。
【0026】光電変換シート3においては、各光電変換
素子31が互いに電気的に直列に接続されており、短手
方向の両端部に位置する光電変換素子31の電極層にそ
れぞれ正極端子32と負極端子33とが形成されてい
る。正極端子32と負極端子33とは、それぞれ結線部
材を介して所定の位置に電気的に接続されている。
【0027】また、光電変換素子31は、シート状基板
37とは反対側、すなわち外方に臨む側の主面から太陽
光等の光が入射される構成とされている。第1の電極層
33aおよび第2の電極層32aは、導電性材料によっ
て形成されており、光電変換層38に対して一対の電極
としての機能を果たしている。光電変換層は、例えば、
a−Siのpin接合構造に代表される非結晶半導体薄
膜を備えて形成されて、太陽光等の光が入射されること
によって起電力が生ずる構成とされ、いわゆる光電変換
効果を有する膜構成で形成されている。
【0028】光電変換層は、例えばペリレン等のp型有
機半導体と、例えば銅フタロシアニン等のn型有機半導
体とにより形成されるpn接合構造であってもよい。な
お、光電変換層は、上述した薄膜構造に限定されるもの
ではなく、十分な可撓性を有して光電変換効果を有する
膜構成で形成されていればよい。
【0029】本発明では、さらに、可撓性を有する高分
子積層シート39を有する。この高分子積層シート39
は、上記光電変換素子31の受光部上を覆うもので、こ
の部分は少なくとも光透過性を有することが好ましい。
この高分子積層シート39は、上記光電変換シート3の
全面を覆うことが好ましく、さらには、上記光電変換シ
ート3の端部より張り出し、上記光電変換シート3の端
部を保護するように形成することが好ましい。また、上
記高分子積層シート39は、上記光電変換シート3の受
光面側のみに設けてもよいし、さらに、上記光電変換シ
ート3の受光面の裏側に設けることも好ましい。これに
より、可撓性を有する光電変換素子31を繰り返し、引
き延ばし、受光面積を大きくして使用するとき、光電変
換素子31の屈曲の繰り返しによる、上記光電変換素子
31の損傷または劣化を低減することができる。さら
に、上記光電変換素子31の繰り返しの引き延ばしに伴
う、表面の繰り返しの摺動に対し、上記光電変換素子3
1が、損傷または劣化することを防止でき、素子全体と
しての発電効率が低下、ひいては充電性能が低下するこ
とを防止できる。また、上記光電変換素子31が長期間
捲回状態にあると、上記光電変換シート3は塑性変形
(いわゆる、巻き癖が付く)し、上記光電変換素子31
の有効な受光を妨げることになるが、上記高分子積層シ
ート39の存在により、塑性変形を低減でき、有効な受
光を得ることができる。上記高分子積層シート39を、
前記のように光電変換シート3の表裏に用いる場合は、
表裏同一のシート材料で構成することもできるし、適宜
異種のシート材料で構成することもできる。材質として
は、少なくとも光電変換素子31の受光部上を覆うもの
は、光透過性の材料であることが好ましい。また、摩擦
による耐磨耗性や光に対する耐候性を有することが望ま
しい。このような材料としては、ハロゲン化オレフィ
ン、特に、フッ素化オレフィンの重合体、あるいは、こ
れとオレフィンの共重合体が例示される。さらに、これ
らシートを光電変換シート3に固着させるために、接着
層を設けることができる。この接着層の材料としては、
エチレンと酢酸ビニルの共重合体(EVA)が例示され
る。
【0030】なお、第1の電極層33aは、例えば、A
g、Al、Cr、Ni、Cu等の金属材料によって形成
されて、光電変換層38に受光させる光に対する反射率
が高くなるように形成されていることが望ましい。これ
により、光電変換層38を透過した光を反射して再び光
電変換層38に入射させ、光電変換層38の光電変換効
率を向上させることができる。また、第2の電極層32
aは、例えば、SnO あるいはIn等の金属酸
化物を主成分とする材料によって形成された、いわゆる
透明電極として形成されていることが望ましい。これに
より、光電変換層38に受光させる光を効率よく透過し
て、光電変換層38の光電変換効率を向上させることが
できる。
【0031】また、光電変換シート3においては、その
長手方向に対して平行に各光電変換素子31が配置され
ている。すなわち、各光電変換素子31の一対の電極層
は、光電変換シート3の長手方向と平行になるように配
設されている。これにより、光発電をするために光電変
換シート3を引き延ばした際に、この光電変換素子の一
部に光が十分に照射されない場合であっても、光電変換
シート全体での発電効率が低下することを防止できる。
【0032】具体的には、例えば、光電変換シート3を
引き延ばして光発電する際に、この光電変換シート3
は、長尺形状を呈しているために、遮蔽物によって、そ
の短手方向を横断するように遮光されてしまう場合が考
えられる。この場合でも、光電変換シート3は、光が照
射されている部分で各光電変換素子31が十分に発電を
行うことができるとともに、各光電変換素子31が直列
に接続されていることから、各光電変換素子31の遮蔽
効果は、各光電変換素子31に、ほぼ同等に分散される
ことにより、正極端子32と負極端子33との位置で十
分な電力を維持することができる。同様に、光電変換シ
ート3の引き延ばしが不完全であり、光が遮蔽された場
合は、各光電変換素子31の遮蔽効果は、各光電変換素
子31に、均等に分散される。また、光電変換シート3
の引き延ばしでカールし、入射光の不均一が生じた場合
は、各光電変換素子31の受光量は、均等に分散される
ことにより、正極端子32と負極端子33との位置での
電力の低下を最小限にすることができる。
【0033】さらに、光電変換シート3は、巻き芯部2
に対して捲回されて引き延ばし自在に配設されており、
最内周側となる一側が巻き芯部2に接続固定されてい
る。光電変換シート3は、上述した正極端子32および
負極端子33が、この最内周側の一側に電気的に接続さ
れている。ここにおいて、光電変換シート3の光電変換
素子31の端部が、引き延ばし状態で、光電変換シート
3における光電変換素子31の実効部の内端部が、引き
出し状態において実質的に遮光されない位置の外部に存
在するようにすることで、発電効率の低下を防ぐことが
できる。そのために、光電変換シート3の上記最内周側
となる一側が巻き芯部2に接続固定位置より、引き出し
状態において実質的に遮光されない位置まで、上記光電
変換シート3に光電変換素子部31を有さず、正極端子
32と負極端子33を有するシート部34を介在させ
る。さらに、光電変換シート3の最外周端に係止部30
が形成されているが、光電変換シート3の光電変換素子
31の端部が、引き延ばし状態で、光電変換シート3に
おける光電変換素子31の実効部の外端部が、引き出し
状態において、前記係止部30により、実質的に遮光さ
れない位置の内部に存在するようにすることで、発電効
率の低下を防ぐことができる。そのために、光電変換シ
ート3の上記最外周側となる一側が係止部30の接続固
定位置より、引き出し状態において実質的に遮光されな
い位置まで、上記光電変換シート3に光電変換素子部3
1を有さないシート部35を介在させる。そして、本発
明の光発電器具1においては、スリット41より十分に
外部に存在できるように、巻き芯部2に接続固定されて
いる上記光電変換シート3の最内周側となる一側から、
上記光電変換シート3の光電変換素子部31の内周側の
端部までの上記光電変換シート3に光電変換素子部31
を有さず、正極端子32と負極端子33を有するシート
部34を介在させる。これにより、充電操作において、
引き出し不十分による光電変換素子部31の上記光発電
器具用付属具4の光の遮蔽を防止できる。さらに、曲率
の高い内周から光電変換素子31を、より曲率の低い外
周側へ移動させることができ、光電変換素子部31の屈
曲による疲労劣化を低下できる。
【0034】本発明の上記光電変換シート3に接続して
用いる係止部30として機能する重量片30の機作を、
図4を用いて説明する。上記重量片30は、上記光電変
換シート3の巻き出し部に設ける。光電変換シート3
は、光発電器具用付属具内に長期間捲回されておかれる
場合がある。この場合、光電変換シート3を捲出した時
に、捲回された方向にカールしてしまう。このため、図
4(a−1)、(b−1)に示すように、水平面上に展
開した場合、上記光電変換シート3は、特定方向の光を
十分に捉えることができない。そこで、図4(a−
2)、(b−2)に示すように、水平面上に展開した場
合、上記光電変換シート3は、重量片30により、上記
カールが戻され、上記光電変換シート3は、ほぼ全面に
亘って、水平面に沿った形になり、垂直方向の光を十分
に捉えることができる。この場合、重量片30は、小片
であっても、ある程度の質量を有することが好ましく、
また、使用上、他の物体と衝突しても、容易に破損しな
い材料で形成されることが好ましい。これらの用件を満
たすものとして、金属を用いることが好ましい。さら
に、質量の大きいものがよく、比重として、少なくとも
2.5以上、好ましくは5以上、さらに好ましくは7以
上の金属を用いることが好ましい。このような金属とし
ては、例えば銀(10.49)、アルミニウム(2.
7)、金(19.32)、ビスマス(9.8)、クロム
(7.19)、銅(8.93)、鉄(7.87)、モリ
ブデン(10.22)、ニッケル(8.90)、鉛(1
1.36)、白金(21.45)、スズ(7.30)、
チタン(4.51)、タングステン(19.3)、亜鉛
(7.13)、ステンレス(7.70)等が挙げられ
る。ただし、カッコ内の数値は、約25℃程度における
比重(単位;g/cm)である。またこれらの金属の
表面は、例えば他の金属、例えばニッケルやクロム等で
メッキされていてもよいが、好ましくは金属表面がニッ
ケルめっきされている銅が挙げられる。さらに、形状
は、どのような形状をとっていてもよく、例えば図面に
図示されている特別な形状に限定されない。
【0035】さらには、本発明においては、前記光電変
換シート3における光電変換素子31の実効部の内端部
から光電変換シート3の内端部に至るシート部34と、
前記光電変換シート3における光電変換素子31の実効
部の外端部から光電変換シート3の外端部に至るシート
部35が、光電変換素子31の実効部と実質的に同一の
曲げ弾性を有していることが好ましい。この場合の実質
的に同一とは、シート部34およびシート部35と、光
電変換素子31との曲げ弾性の差が、約10%以内であ
ることを意味している。かかる条件を満たすためには、
シート部34とシート部35の層構成を、光電変換素子
31と実質的に同一とすることが好ましい。これによ
り、前記シート部34および前記シート部35と、光電
変換素子31の実効部との継ぎ目での屈曲が生ずること
がない。これにより、前記光電変換シート3の捲回が均
一になされ、前記光電変換シート3の使用耐久性が向上
する。
【0036】また、正極端子32と負極端子33を有す
るシート部34と前記光電変換素子31の実効部との継
ぎ目では、屈曲が生じ、前記の正極端子32と負極端子
33におけるシート部34と光電変換素子31との継ぎ
目である屈曲部に屈曲が集中し、前記の端子材料の疲労
が集中し、断線に到りやすくなる。また、前記光電変換
シート3全体においても、前記シート部34および前記
シート部35と光電変換素子31の実効部との継ぎ目で
屈曲が生じ、この部分に材料の疲労が集中し、破断が生
じやすい。このような不具合を改善するためには、前記
光電変換シート3の全面にわたって、前記光電変換素子
31の実効部と、シート部34およびシート部35とを
同一の層構成とすることが好ましい。光電変換素子31
の実効部と他部(シート部34と35)との電気的な接
続と絶縁は、通常の半導体プロセスを駆使して行うこと
ができる。例えば、はじめに同一の層構造を通常の半導
体プロセスを使用して作製し、その後、光電変換素子3
1の実効部と電気的な接続を断ちたい部分(シート部3
4と35)との境界となる部分にレーザー光等を照射す
ることにより、光電変換素子31の実効部と他部(シー
ト部34と35)との電気的な接続を断つことができ
る。
【0037】また、光電変換シート3は、巻き芯部2に
対して捲回した状態で、その受光面が内側となるように
配設されている。これにより、光電変換素子31が巻き
芯部2に捲回されて保持される際に、光電変換素子31
の受光面が外方に露出する事がなく、受光面が傷つく等
して破損してしまうことを防止することができる。
【0038】なお、本実施の形態においては、光電変換
素子31を巻き芯部2に対して捲回した状態で、その受
光面が内側となるように配設するとしたが、かかる構成
に限定されるものではなく、例えば、光電変換素子31
を巻き芯部2に対して捲回した状態で、その受光面が外
側に向くように配設してもよい。
【0039】また、本発明に係る光発電器具1は、その
放電電圧が約0.6〜1.9V程度であることが望まし
い。これにより、本発明に係る光発電器具1は、通常の
亜鉛系の規格電池を電源として用いる電気または電子機
器10に対して用いられた場合に、それら電気または電
子機器10の動作電圧に満たずに動作させることができ
なかったり、許容電圧を超えて機器を破損することを防
止することができる。このために、制御回路部を有する
ことができる。
【0040】制御回路部は、例えば光電変換素子31と
電気または電子機器10との逆流を防止する整流機能、
光電変換素子31による電気または電子機器10の過電
圧印加の防止機能、あるいは、本発明に係る光発電器具
1の定電圧化機能等から選ばれる機能を適宜備えさせる
ことができる。上記の逆流防止の整流機能を得るための
最も単純なものとしては、ダイオードを用い、光電変換
素子31のプラス端子を、前記ダイオードのアノードに
接続し、この前記ダイオードのカソードを、前記光発電
器具1の正極端子の連結部10bに接続することで前記
機能が得られる。また、光電変換素子31のマイナス端
子を、前記ダイオードのカソードに接続し、この前記ダ
イオードのアノードを、前記光発電器具1の負極端子の
連結部10bに接続することで前記機能が得られる。ま
た、上記の過電圧印加の防止機能、あるいは、定電圧化
機能を得るための最も単純なものとしては、ツェナーダ
イオードを用い、前記ツェナーダイオードのカソード
を、前記光発電器具1の正極端子の連結部10bに接続
し、前記ツェナーダイオードのアノードを前記光発電器
具1の負極端子の連結部10bに接続することで前記機
能が得られる。
【0041】さらに、本発明の上記光電変換シート3に
は、図5に示したように視覚情報36を持たせることも
好ましい。上記視覚情報36は、上記光電変換シート3
の巻き出し部に設けることができる。さらには、上記視
覚情報36は、上記光電変換シート3の巻き出し部から
巻き終わり部に至るまでの任意の箇所に、好ましくは巻
き出し部に設けることができる。上記視覚情報36は、
上記光電変換シート3の光電変換素子31の形成されて
いる裏面または/および表面に、好ましくは裏面に形成
されることができる。さらには、光の透過性を実用的に
許容できる範囲においては、光電変換素子31の上に形
成することができる。上記視覚情報36は、上記光電変
換シート3に印刷形成することができる。上記光電変換
シート3に保護層を形成している場合、上記視覚情報3
6の印刷形成は、保護層の上であってもよいが、保護層
が光透過性であれば、上記視覚情報36の長期保存の観
点から保護層の下に形成することが好ましい。上記視覚
情報36は、例えば本発電器具に関する情報であり、例
えば取り扱い方法、使用上の注意、本器具の特性などが
挙げられる。さらに、視覚情報36は、メーカー名、サ
ービスセンター名、その住所、電話番号、メールアドレ
ス、ロゴマーク、登録商標または宣伝等の情報であって
もよい。また、バーコードなどの光学的な読み取り情報
も本発明の上記視覚情報に含まれる。これにより、製品
としての本発明の器具の取り扱い説明書を付属させるこ
とが不要あるいは簡素化することができ、省資源化に貢
献できる。
【0042】本発明に係る光発電器具1および電気また
は電子機器10は、図1、図2に示すように、光発電器
具用付属具4を介して機械的ならびに電気的に連結して
使用される。この一対の連結体として、携帯型音響機器
の一例を図示するが、本発明は携帯型音響機器に限定さ
れるものではなく、電気によって動作する各種の機器で
あってもよい。また、以下の説明においては、携帯型音
響機器を構成する各部材および部位についての説明を省
略し、本発明の要旨に関わる部材および部位についての
み詳細に説明することとする。
【0043】上記の電気または電子機器10と光発電器
具1は、光発電器具用付属具4の機械的な連結部10a
ならびに電気的連結部10bを介して連結される。電気
または電子機器10は、光発電器具1から、光発電器具
用付属具4にある一対の電気的連結部10bを介して供
給される電力によって、各種の動作を行う。この場合、
前記の各種の動作には、機器本来の機能に属するものを
当然含むが、前記電気または電子機器10に充電機能を
有する場合は、前記光発電器具1により発電された電力
を、前記電気または電子機器10に充電させ、この電力
により、前記の各種の動作を行わせることができる。
【0044】上部フランジ6と下部フランジ7とには、
それぞれ正極端子と負極端子とが設けられている。正極
端子と負極端子とは、導電性材料により形成されてお
り、それぞれ図示しない結線手段により、所定の位置に
電気的に接続されている。該導電性材料としては、例え
ばアルミニウム、鉄またはニッケル等の金属、鉄−ニッ
ケル合金、銅−ニッケル合金、白金−ロジウム合金また
は金−銀合金等の金属合金等が挙げられる。
【0045】光電変換素子31は、可撓性を有して略矩
形シート状に形成された光電変換素子、いわゆる太陽電
池である。光電変換素子31は、具体的には例えば、ポ
リエステルフィルム等の絶縁性フィルム上に、例えば銀
(Ag)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、ニ
ッケル(Ni)、銅(Cu)あるいは炭素(C)を主成
分とする金属電極を配した反射電極層と、a−Siのp
in接合構造に代表される非結晶半導体薄膜からなる光
電変換層と、ZnO、SnOあるいはIn等の
金属酸化物を主成分とする透明電極層とを順次積層して
可撓性を有するように薄膜状に形成したものである。光
電変換素子31は、各層がスパッタ法や蒸着法に代表さ
れるPVD法、またはプラズマCVD法やMOCVD法
に代表されるCVD法により薄膜状に形成されてなる。
光電変換層は、例えばペリレン等のp型有機半導体と、
例えば銅フタロシアニン等のn型有機半導体とにより形
成されてpn接合構造としてもよい。
【0046】光電変換シート3は、巻き芯部2に対して
捲回されて引き出し自在に配設されており、最内周側の
一側が巻き芯部2に固定されている。光電変換シート3
は、この最内周側の一側に、図示しない正極端子と負極
端子とが設けられており、それぞれ図示しない結線手段
により、後述するように、所定の位置に電気的に接続さ
れている。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光発
電器具は、発電する際に、巻き芯部に捲回された光電変
換素子を引き出して受光させ、通常用いられている電気
または電子機器の電源としての利用が容易となり、実用
的な利便性に優れたものである。したがって、本発明に
係る光発電器具、光発電器具用付属具および電気または
電子機器によれば、太陽光等の光エネルギーを電気また
は電子機器の電源としてへの利用が実用的となること
で、地球資源の有効活用と廃棄物の発生防止を可能とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(b)は、光電変換シートが引き出された状態
の光発電器具を収納している光発電器具用付属具と電気
または電子機器とを連結する前の状態を示す図であり、
(a)は、(b)の横断面図である。
【図2】(b)は、光電変換シートが引き出された状態
の光発電器具を収納している光発電器具用付属具を連結
している電子または電気機器の概略図であり、(a)
は、(b)の横断面図である。
【図3】光電変換シートの断面の模式図である。
【図4】(a−1)および(b−1)は、光電変換シー
トを水平方向に引き出した状態の従来の光発電器具を示
す。(a−2)および(b−2)は、光電変換シートを
水平方向に引き出した状態の本発明にかかる光発電器具
を示す。
【図5】図1(a)および(b)を背面から見た概略図
である。
【符号の説明】
1 光発電器具 2 巻き芯部 3 光電変換シート 4 光発電器具用付属具 5 取手部 6 上部フランジ 7 下部フランジ 8 支持部 9 支持部 10 電気または電子機器 10a 機械的な連結部 10b 電気的連結部 30 係止部(重量片) 31 光電変換素子 32 正極端子 32a 電極層 33 負極端子 33a 電極層 34 シート部 35 シート部 36 視覚情報 37 シート状基板 38 光電変換層 39 高分子積層シート 41 スリット 42 収納空間部 43 収納蓋部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 富一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5F051 BA15 EA18 JA05 JA06

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲回
    されて引き出し自在に配設された可撓性を有する光電変
    換素子を有する光電変換シートと、捲回されてなる前記
    光電変換シートの収納部と、前記光電変換シートを前記
    巻き芯部に捲回させる手段とを備えていることを特徴と
    する光発電器具。
  2. 【請求項2】 光電変換シートにはその長手方向に対し
    て平行に配置されて電気的に直列接続された複数の光電
    変換素子が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の光発電器具。
  3. 【請求項3】 光電変換素子の受光面上に高分子フィル
    ム保護層が積層されていることを特徴とする請求項1記
    載の光発電器具。
  4. 【請求項4】 光電変換シートの外方端に重量片が接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の光発電器
    具。
  5. 【請求項5】 重量片が、比重2.5以上の材質で形成
    されていることを特徴とする請求項4に記載の光発電器
    具。
  6. 【請求項6】 重量片が、金属で形成されていることを
    特徴とする請求項4に記載の光発電器具。
  7. 【請求項7】 金属が、その表面がニッケルめっきされ
    ていてもよい銅であることを特徴とする請求項6に記載
    の光発電器具。
  8. 【請求項8】 光電変換シートにおける光電変換素子の
    実効部の内端部が、引き出し状態において実質的に遮光
    されない位置の外部に存在していることを特徴とする請
    求項1記載の光発電器具。
  9. 【請求項9】 光電変換シートにおける光電変換素子の
    実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシー
    ト部と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効部
    の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
    が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を
    有することを特徴とする請求項1記載の光発電器具。
  10. 【請求項10】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシ
    ート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効
    部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
    の層構成が、光電変換素子の実効部の層構成と実質的に
    同一であることを特徴とする請求項9に記載の光発電器
    具。
  11. 【請求項11】 光電変換シートに、視覚情報を持たせ
    ていることを特徴とする請求項1記載の光発電器具。
  12. 【請求項12】 視覚情報が、光電変換シートの光電変
    換素子の受光面の裏面に設けられていることを特徴とす
    る請求項11に記載の光発電器具。
  13. 【請求項13】 視覚情報が、光電変換シートに印刷さ
    れていることを特徴とする請求項11に記載の光発電器
    具。
  14. 【請求項14】 視覚情報が、光発電器具に関する情報
    であることを特徴とする請求項11に記載の光発電器
    具。
  15. 【請求項15】 巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲
    回されて引き出し自在に配設された可撓性を有する光電
    変換素子を有する光電変換シートと、捲回されてなる前
    記光電変換シートの収納部と、前記光電変換シートを前
    記巻き芯部に捲回させる手段とを備えている光発電器具
    を、前記光電変換素子を有する光電変換シートの引き出
    し状態で保持し、電気または電子機器と電気的に接続す
    ることを特徴とする光発電器具用付属具。
  16. 【請求項16】 光電変換シートにはその長手方向に対
    して平行に配置されて電気的に直列接続された複数の光
    電変換素子が形成されていることを特徴とする請求項1
    5記載の光発電器具用付属具。
  17. 【請求項17】 光電変換素子の受光面上に高分子フィ
    ルム保護層が積層されていることを特徴とする請求項1
    5記載の光発電器具用付属具。
  18. 【請求項18】 光電変換シートの外方端に重量片が接
    続されていることを特徴とする請求項15記載の光発電
    器具用付属具。
  19. 【請求項19】 重量片が、比重2.5以上の材質で形
    成されていることを特徴とする請求項18記載の光発電
    器具用付属具。
  20. 【請求項20】 重量片が、金属で形成されていること
    を特徴とする請求項18記載の光発電器具用付属具。
  21. 【請求項21】 金属が、その表面がニッケルめっきさ
    れていてもよい銅であることを特徴とする請求項20記
    載の光発電器具用付属具。
  22. 【請求項22】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部が、引き出し状態において実質的に遮
    光されない位置の外部に存在していることを特徴とする
    請求項15記載の光発電器具用付属具。
  23. 【請求項23】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシ
    ート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効
    部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
    が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を
    有することを特徴とする請求項15記載の光発電器具用
    付属具。
  24. 【請求項24】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシ
    ート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効
    部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
    の層構成が、光電変換素子の実効部の層構成と実質的に
    同一であることを特徴とする請求項23記載の光発電器
    具用付属具。
  25. 【請求項25】 光電変換シートに、視覚情報を持たせ
    ていることを特徴とする請求項15記載の光発電器具用
    付属具。
  26. 【請求項26】 視覚情報が、光電変換シートの光電変
    換素子の受光面の裏面に設けられていることを特徴とす
    る請求項25記載の光発電器具用付属具。
  27. 【請求項27】 視覚情報が、光電変換シートに印刷さ
    れていることを特徴とする請求項25記載の光発電器具
    用付属具。
  28. 【請求項28】 視覚情報が、光発電器具に関する情報
    であることを特徴とする請求項25記載の光発電器具用
    付属具。
  29. 【請求項29】 巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲
    回されて引き出し自在に配設された可撓性を有する光電
    変換素子を有する光電変換シートと、捲回されてなる前
    記光電変換シートの収納部と、前記光電変換シートを前
    記巻き芯部に捲回させる手段を備えている光発電器具
    を、前記光電変換素子を有する光電変換シートの引き出
    し状態で保持し、電気または電子機器と電気的に接続す
    る光発電器具用付属具を搭載していることを特徴とする
    電気または電子機器。
  30. 【請求項30】 光電変換シートにはその長手方向に対
    して平行に配置されて電気的に直列接続された複数の光
    電変換素子が形成されていることを特徴とする請求項2
    9記載の電気または電子機器。
  31. 【請求項31】 光電変換素子の受光面上に高分子フィ
    ルム保護層が積層されていることを特徴とする請求項2
    9記載の電気または電子機器。
  32. 【請求項32】 光電変換シートの外方端に重量片が接
    続されていることを特徴とする請求項29記載の電気ま
    たは電子機器。
  33. 【請求項33】 重量片が、比重2.5以上の材質で形
    成されていることを特徴とする請求項32記載の電気ま
    たは電子機器。
  34. 【請求項34】 重量片が、金属で形成されていること
    を特徴とする請求項32記載の電気または電子機器。
  35. 【請求項35】 金属が、その表面がニッケルめっきさ
    れていてもよい銅であることを特徴とする請求項34記
    載の電気または電子機器。
  36. 【請求項36】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部が、引き出し状態において実質的に遮
    光されない位置の外部に存在していることを特徴とする
    請求項29記載の電気または電子機器。
  37. 【請求項37】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシ
    ート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効
    部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
    が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を
    有することを特徴とする請求項29記載の電気または電
    子機器。
  38. 【請求項38】 光電変換シートにおける光電変換素子
    の実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシ
    ート部と、光電変換シートにおける光電変換素子の実効
    部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
    の層構成が、光電変換素子の実効部の層構成と実質的に
    同一であることを特徴とする請求項37記載の電気また
    は電子機器。
  39. 【請求項39】 光電変換シートに、視覚情報を持たせ
    ていることを特徴とする請求項29記載の電気または電
    子機器。
  40. 【請求項40】 視覚情報が、光電変換シートの光電変
    換素子の受光面の裏面に設けられていることを特徴とす
    る請求項39記載の電気または電子機器。
  41. 【請求項41】 視覚情報が、光電変換シートに印刷さ
    れていることを特徴とする請求項39記載の電気または
    電子機器。
  42. 【請求項42】 視覚情報が、光発電器具に関する情報
    であることを特徴とする請求項39記載の電気または電
    子機器。
  43. 【請求項43】 (a)巻き芯部と、前記巻き芯部に対
    して捲回されて引き出し自在に配設された可撓性を有す
    る光電変換素子を有する光電変換シートと、捲回されて
    なる前記光電変換シートの収納部と、前記光電変換シー
    トを前記巻き芯部に捲回させる手段を備えている光発電
    器具を、前記光電変換素子を有する光電変換シートの引
    き出し状態で保持し、電気または電子機器と電気的に接
    続する光発電器具用付属具と、(b)電気または電子機
    器とを組み合わせることを特徴とする光発電器具用付属
    具を装着している電気または電子機器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011074295A1 (ja) * 2009-12-17 2011-06-23 シャープ株式会社 電子機器

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