JP2003282521A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JP2003282521A
JP2003282521A JP2002086356A JP2002086356A JP2003282521A JP 2003282521 A JP2003282521 A JP 2003282521A JP 2002086356 A JP2002086356 A JP 2002086356A JP 2002086356 A JP2002086356 A JP 2002086356A JP 2003282521 A JP2003282521 A JP 2003282521A
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substrate
processing
cup
exhaust
liquid
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JP2002086356A
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Koji Yamashita
宏二 山下
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板処理時に基板の周囲の雰囲気を排気する場
合において、基板の周縁部の温度低下を防止する。ま
た、処理液の蒸発による浪費を抑制する。 【解決手段】スピンチャック2を収容した処理カップ6
には、カップ内排気管65が接続されており、このカッ
プ内排気管65の途中部には、ロータリアクチュエータ
などの駆動力を用いて流量を大小2段階に切り替え可能
な流量調整機能付ダンパ66が介装されている。ウエハ
Wへの薬液供給時には、カップ内排気管65からの排気
量が相対的に小さな排気量にされ、ウエハWへの薬液供
給時以外の時には、カップ内排気管65からの排気量が
相対的に大きな排気量にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガ
ラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光
磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等に代表され
る各種の被処理基板に処理液を用いた表面処理を施すた
めの基板処理装置および基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置や液晶表示装置の製造工程で
は、基板に処理液(薬液または純水)を供給して基板の
表面処理を行うための基板処理装置が用いられる。基板
を1枚ずつ処理する枚葉型の基板処理装置では、たとえ
ば、基板を水平に保持して回転させるスピンチャックが
処理室内に備えられていて、このスピンチャックによっ
て基板が水平面内で回転される一方で、その基板の表面
にスピンチャックの上方に配置されたノズルから処理液
が供給されることにより、基板の表面に処理液による処
理が施される。
【0003】処理室の天面には、処理室内にクリーンエ
アのダウンフローを形成するためのファンフィルタユニ
ット(FFU)が設けられている。また、スピンチャッ
クは、有底筒状の処理カップおよびこの処理カップに対
して昇降可能なスプラッシュガードに囲まれた空間内に
配置されていて、処理カップの底面には、スピンチャッ
クの周囲の雰囲気を排気するための排気口が形成されて
いる。基板処理時には、ファンフィルタユニットから処
理室内にダウンフローが供給される一方で、処理カップ
の底面の排気口からの排気が行われることにより、基板
からの処理液の跳ね返りなどにより生じる処理液ミスト
の舞い上がりを抑制でき、基板への処理液ミストの付着
を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排気口からの排気量を
大きくすれば、処理液ミストの舞い上がりを効果的に抑
制することができる。しかしながら、排気量が大きい
と、スピンチャックに保持された基板の周縁とスプラッ
シュガードとの間に形成される気流の流速が大きく、基
板の周縁部が冷やされるため、基板の中央部と周縁部と
で温度差による処理むらを生じるおそれがある。
【0005】また、スピンチャックに保持された基板の
周縁とスプラッシュガードとの間に形成される気流の流
速が大きいと、基板の周縁部における処理液の蒸発量が
多くなるため、処理液の消費量が多くなるという問題も
生じる。この問題は、揮発性が高い有機溶剤系薬液を用
いて基板を処理する装置(たとえば、基板上のポリマー
(レジスト残渣)を除去する装置)において顕著であ
る。そこで、この発明の目的は、基板処理時に基板の周
囲の雰囲気を排気する場合において、基板の周縁部の温
度低下を防止できる基板処理装置および基板処理方法を
提供することである。
【0006】また、この発明の他の目的は、基板処理時
に基板の周囲の雰囲気を排気する場合において、処理液
の蒸発による浪費を抑えることができる基板処理装置お
よび基板処理方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、温度調節
された処理液を用いて基板(W)を処理する基板処理装
置であって、基板を保持する基板保持手段(2)と、こ
の基板保持手段に保持された基板に処理液を供給する処
理液供給手段(3)と、この処理液供給手段により供給
すべき処理液を温度調節する温度調節手段(32)と、
上記基板保持手段の周囲を取り囲むように設けられたカ
ップ(6,7)と、このカップ内の雰囲気を排気するカ
ップ内排気手段(64,65,66)と、このカップ内
排気手段を制御して、上記処理液供給手段によって基板
に処理液が供給されている時には、上記カップ内の雰囲
気を所定の第1の排気量で排気させ、上記処理液供給手
段によって基板に処理液が供給されていない時には、上
記カップ内の雰囲気を上記第1の排気量よりも大きな第
2の排気量で排気させる排気制御手段(9,S1〜S
3)とを含むことを特徴とする基板処理装置である。
【0008】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。この発明によれば、基板への処理液供給時には、
カップ内排気手段による排気量が処理液非供給時よりも
小さな第1の排気量にされる。これにより、基板保持手
段に保持された基板の周縁部とカップとの間に大きな流
速の気流は発生しない。ゆえに、基板の周縁部の温度低
下を生じることなく、温度調節された処理液による良好
な処理を基板に施すことができる。
【0009】請求項2記載の発明は、揮発性(蒸発性)
の高い処理液を用いて基板(W)を処理する基板処理装
置であって、基板を保持する基板保持手段(2)と、こ
の基板保持手段に保持された基板に処理液を供給する処
理液供給手段(3)と、上記基板保持手段の周囲を取り
囲むように設けられたカップ(6,7)と、このカップ
内の雰囲気を排気するカップ内排気手段(64,65,
66)と、このカップ内排気手段を制御して、上記処理
液供給手段によって基板に処理液が供給されている時に
は、上記カップ内の雰囲気を所定の第1の排気量で排気
させ、上記処理液供給手段によって基板に処理液が供給
されていない時には、上記カップ内の雰囲気を上記第1
の排気量よりも大きな第2の排気量で排気させる排気制
御手段(9,S1〜S3)とを含むことを特徴とする基
板処理装置である。
【0010】なお、揮発性の高い処理液とは、たとえ
ば、フッ化アンモン系や有機溶剤系の薬液を例示するこ
とができる。なお、後者の方が、前者よりも一般的に揮
発性が高いものが多い。この発明によれば、基板への処
理液供給時には、カップ内排気手段による排気量が処理
液非供給時よりも小さな第1の排気量にされる。これに
より、基板保持手段に保持された基板の周縁部とカップ
との間に大きな流速の気流は発生しない。ゆえに、基板
の周縁部の温度低下を生じることなく、処理液の揮発性
が高くても、基板の周縁部における処理機の蒸発を抑制
することができ、処理液の浪費量を少なくすることがで
きる。
【0011】上記処理液は、請求項3記載のように基板
に付着している不要なポリマーを除去するためのポリマ
ー除去液であってもよい。請求項4記載の発明は、2種
類の薬液を用いて基板を処理する基板処理装置であっ
て、基板を保持する基板保持手段(2)と、この基板保
持手段に保持された基板に第1の薬液を供給する第1薬
液供給手段(3)と、上記基板保持手段に保持された基
板に第2の薬液を供給する第2薬液供給手段と、上記基
板保持手段の周囲を取り囲むように設けられたカップ
(6,7)と、このカップ内の雰囲気を排気するカップ
内排気手段(64,65,66)と、このカップ内排気
手段を制御して、上記第1薬液供給手段によって基板に
第1の薬液が供給されている時には、上記カップ内の雰
囲気を所定の第1の排気量で排気させ、上記第2薬液供
給手段によって基板に第2の薬液が供給されている時に
は、上記カップ内の雰囲気を上記第1の排気量よりも大
きな第2の排気量で排気させる排気制御手段(9,T1
〜T3)とを含むことを特徴とする基板処理装置であ
る。
【0012】この発明によれば、第1の薬液の供給時に
は、基板の周縁付近に大きな流速の気流は発生しない。
ゆえに、たとえば、第1の薬液が(第2の薬液と比較し
て)揮発性の高い薬液である場合には、基板の周縁部に
おける薬液の蒸発を抑制することができ、薬液の浪費量
を少なくすることができる。また、第1の薬液が第2の
薬液よりも厳密な温度調節が必要な薬液である場合に
は、基板の周縁部の温度低下を生じるおそれがないか
ら、その温度調節された薬液による良好な処理を基板に
施すことができる。
【0013】一方、第2の薬液の供給時には、基板の周
縁付近に大きな流速の気流が発生し、基板から跳ね返り
などにより生じる第2の薬液のミストは、その大きな流
速の気流に流されて排気される。これにより、第2の薬
液のミストによる基板の汚染を防止することができ、高
品質な基板を提供することができる。請求項5記載の発
明は、上記基板保持手段およびカップを収容した処理チ
ャンバ(1)と、この処理チャンバ内の雰囲気を排気す
るチャンバ内排気手段(11)とをさらに含むことを特
徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理
装置である。
【0014】この発明によれば、カップ内排気手段によ
る排気量が小さくても、処理チャンバ内の雰囲気はチャ
ンバ内排気手段によって排気することができる。これに
より、処理チャンバ内の気圧が外部に比べて高くなるこ
とを防止でき、処理チャンバ内の雰囲気が外部に漏れ出
すおそれをなくすことができる。なお、請求項6記載の
ように、請求項1ないし5の発明において、上記第1の
排気量は零であってもよい。
【0015】請求項7記載の発明は、温度調節された処
理液を用いて基板(W)を処理する方法であって、基板
保持手段(2)に保持された基板に温度調節された処理
液を供給する処理液供給工程と、この処理液供給工程に
おいて、上記基板保持手段の周囲を取り囲むように設け
られたカップ(6,7)内の雰囲気を所定の第1の排気
量で排気する第1排気工程(S2)と、上記処理液供給
工程以外の工程において、上記カップ内の雰囲気を上記
第1の排気量よりも大きな第2の排気量で排気する第2
排気工程(S3)とを含むことを特徴とする基板処理方
法である。
【0016】この方法によれば、請求項1に関連して述
べた効果と同様な効果を得ることができる。請求項8記
載の発明は、揮発性の高い処理液を用いて基板(W)を
処理する方法であって、基板保持手段(2)に保持され
た基板に揮発性の高い処理液を供給する処理液供給工程
と、この処理液供給工程において、上記基板保持手段の
周囲を取り囲むように設けられたカップ(6,7)内の
雰囲気を所定の第1の排気量で排気する第1排気工程
(S2)と、上記処理液供給工程以外の工程において、
上記カップ内の雰囲気を上記第1の排気量よりも大きな
第2の排気量で排気する第2排気工程(S3)とを含む
ことを特徴とする基板処理方法である。
【0017】この方法によれば、請求項2に関連して述
べた効果と同様な効果を得ることができる。請求項9記
載の発明は、2種類の薬液を用いて基板(W)を処理す
る方法であって、基板保持手段(2)に保持された基板
に第1の薬液を供給する第1薬液供給工程と、この第1
薬液供給工程において、上記基板保持手段の周囲を取り
囲むように設けられたカップ(6,7)内の雰囲気を所
定の第1の排気量で排気する第1排気工程(T2)と、
上記基板保持手段に保持された基板に第2の薬液を供給
する第2薬液供給工程と、この第2薬液供給工程におい
て、上記カップ内の雰囲気を上記第1の排気量よりも大
きな第2の排気量で排気する第2排気工程(T3)とを
含むことを特徴とする基板処理方法である。
【0018】この方法によれば、請求項4に関連して述
べた効果と同様な効果を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明する
ための図である。この基板処理装置は、レジストアッシ
ング処理後の半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」とい
う。)Wに付着しているポリマーを除去するための装置
である。より具体的には、たとえば、銅配線、タングス
テン配線、またはポリシリコン配線をパターン形成する
工程において、ウエハW上にほぼ一様に形成された銅配
線膜、タングステン配線膜、またはポリシリコン配線膜
を選択的に除去するためのエッチング処理、このエッチ
ング処理に使用したレジストパターンを除去するための
レジストアッシング処理の後に、レジストアッシング処
理で除去されずにポリマーとなって残留したレジスト残
渣を除去するためのポリマー除去装置である。
【0020】このポリマー除去装置は、隔壁で区画され
た処理チャンバ1内に、ウエハWを水平に保持して回転
させるためのスピンチャック2と、スピンチャック2に
保持されたウエハWの上面にポリマー除去のための薬液
を供給するための薬液ノズル3と、スピンチャック2に
保持されたウエハWの上面に純水を供給するための純水
ノズル4とを備えている。ポリマー除去のための薬液と
しては、有機アルカリ液を含む液体、有機酸を含む液
体、無機酸を含む液体、ふっ化アンモン系物質を含む液
体のうちの少なくともいずれか1つが使用できる。その
うち、有機アルカリ液を含む液体としては、DMF(ジ
メチルホルムアミド)、DMSO(ジメチルスルホキシ
ド)、ヒドロキシルアミン、コリンのうちの少なくとも
いずれか1つを含む液体が挙げられる。また、有機酸を
含む液体としては、クエン酸、蓚酸、イミノジ酸、およ
び琥珀酸のうちの少なくともいずれか1つを含む液体が
挙げられる。また、無機酸を含む液体としては、ふっ酸
および燐酸のうちの少なくともいずれか1つを含む液体
が挙げられる。その他、ポリマー除去液としては、1−
メチル−2ピロリドン、テトラヒドロチオフェン1.1
−ジオキシド、イソプロパノールアミン、モノエタノー
ルアミン、2−(2アミノエトキシ)エタノール、カテ
コール、N−メチルピロリドン、アロマティックジオー
ル、パーフレン、フェノールを含む液体などのうちの少
なくともいずれか1つを含む液体があり、より具体的に
は、1−メチル−2ピロリドンとテトラヒドロチオフェ
ン1.1−ジオキシドとイソプロパノールアミンとの混
合液、ジメチルスルホキシドとモノエターノルアミンと
の混合液、2−(2アミノエトキシ)エタノールとヒド
ロキシアミンとカテコールとの混合液、2−(2アミノ
エトキシ)エタノールとN−メチルピロリドンとの混合
液、モノエタノールアミンと水とアロマティックジオー
ルとの混合液、パーフレンとフェノールとの混合液など
のうちの少なくともいずれか1つが挙げられる。その
他、トリエタノールアミン、ペンタメチルジエチレント
リアミンなどのアミン類、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコールモノメチルエーテルなどのうちの少
なくともいずれか1つを含む液体が挙げられる。
【0021】処理チャンバ1の天面には、処理チャンバ
1内にクリーンエアを供給するためのファンフィルタユ
ニット(FFU)5が設けられている。ファンフィルタ
ユニット5は、ファンおよびフィルタを上下に積層した
構成であり、ファンによる送風をフィルタで浄化して処
理チャンバ1内に供給するようになっている。また、処
理チャンバ1の底面には、チャンバ内排気管11の一端
が接続されている。チャンバ内排気管11の他端は、半
導体装置の製造工場に設けられた排気用ユーティリティ
配管などの排気設備に接続されており、チャンバ内排気
管11の途中部には、チャンバ内排気管11からの排気
量を手動調整するためのマニュアルダンパ12が介装さ
れている。
【0022】スピンチャック2としては、たとえば、ウ
エハWのデバイス形成面を上方に向けた状態で、そのウ
エハWの非デバイス形成面(下面)を真空吸着すること
により、ウエハWをほぼ水平に保持することができる真
空吸着式のもの(バキュームチャック)が用いられてい
る。この真空吸着式のスピンチャック2は、たとえば、
ウエハWを保持した状態で、鉛直な軸線まわりに回転す
ることにより、その保持したウエハWを水平面内で回転
させることができる。
【0023】スピンチャック2は、処理チャンバ1の底
面に固定配置された処理カップ6内に収容されている。
処理カップ6は、スピンチャック2の周囲を取り囲んで
いて、底部には、ウエハWの処理に用いられた後の純水
などを排液するための環状の排液溝61と、ウエハWの
処理のために用いられた後の薬液を回収するための環状
の回収溝62とを有している。排液溝61と回収溝62
とは、筒状の仕切壁63で仕切られており、この仕切壁
63の下方には、一端が排液溝61に臨んで開口した排
気路64が形成されている。排気路64の他端には、排
気設備へと延びたカップ内排気管65が接続されてい
る。カップ内排気管65の途中部には、たとえば、ロー
タリアクチュエータなどの駆動力を用いて流量を大小2
段階に切り替え可能な流量調整機能付ダンパ66が介装
されている。
【0024】処理カップ6に関連して、ウエハWから飛
散する薬液または純水を捕獲するためのスプラッシュガ
ード7が設けられている。スプラッシュガード7は、ウ
エハWの回転軸線に対してほぼ回転対称な形状を有して
おり、上方部の内面は、ウエハWの回転軸線に対向する
ように開いた断面く字状の排液捕獲部71となってい
る。また、スプラッシュガード7の下方部には、ウエハ
Wの回転半径方向外方に向かうに従って下方に向かう傾
斜曲面を有する回収液捕獲部72が形成されている。回
収液捕獲部72の上端付近には、処理カップ6の仕切壁
63を受け入れるための仕切壁収納溝73が形成されて
いる。
【0025】スプラッシュガード7は、処理カップ6に
対して昇降可能に構成されており、スピンチャック2に
保持されたウエハWの周端面に排液捕獲部71または回
収液捕獲部72を対向させたり、スピンチャック2に対
するウエハWの搬入出の妨げにならないように、スピン
チャック2によるウエハWの保持位置よりも下方に待避
したりすることができる。排液捕獲部71をウエハWの
周端面に対向させた状態で、ウエハWから飛散する薬液
または純水を排液捕獲部71で捕獲することができる。
この排液捕獲部71で捕獲された薬液または純水は、排
液捕獲部71を伝って流下し、処理カップ6の排液溝6
1に集められて、排液溝61から図外の排液処理設備へ
排液される。また、回収液捕獲部72をウエハWの周端
面に対向させた状態では、ウエハWから飛散する薬液ま
たは純水を回収液捕獲部72で捕獲することができる。
回収液捕獲部72で捕獲された薬液または純水は、回収
液捕獲部72を伝って流下し、処理カップ6の回収溝6
2に集められて、この回収溝62から図外の回収液処理
設備に回収される。
【0026】薬液ノズル3には、薬液供給源からの薬液
を供給する薬液供給配管31が接続されている。この薬
液供給配管31の途中部には、薬液供給源側から順に、
薬液を処理に適した温度に調節するための温度調節器3
2と、薬液ノズル3からの薬液の吐出を制御するための
薬液供給バルブ33とが介装されている。純水ノズル4
には、純水供給源からの純水を供給する純水供給配管4
1が接続されている。純水供給配管41の途中部には、
純水供給バルブ42が介装されていて、この純水供給バ
ルブ42を開閉することにより、純水ノズル4からウエ
ハWに純水を供給したり、そのウエハWへの純水の供給
を停止したりすることができる。
【0027】また、このポリマー除去装置には、スピン
チャック2に保持されたウエハWの下面の周縁部に薬液
および純水を選択的に供給するためのバックリンスノズ
ル8が備えられている。バックリンスノズル8には、薬
液ノズル3によるウエハWへの薬液供給に同期して、そ
の薬液ノズル3から供給される薬液とほぼ等しい温度の
薬液が供給される。そして、純水ノズル4によるウエハ
Wへの純水供給時には、バックリンスノズル8に純水が
供給されるようになっている。
【0028】このポリマー除去装置はさらに、マイクロ
コンピュータを含む構成の制御部9を備えている。制御
部9は、スピンチャック2を回転させるための駆動機構
やスプラッシュガード7を昇降させるための駆動機構の
動作を制御する。また、流量調整機能付ダンパ66を制
御して、カップ内排気管65からの排気量を大小の2段
階に切り替える。さらには、薬液供給バルブ33および
純水供給バルブ42の開閉を制御して、ウエハWへの薬
液および純水の供給を制御する。
【0029】図2は、制御部9によって実行される排気
制御(流量調整機能付ダンパ66の制御)について説明
するためのフローチャートである。ウエハWに対する処
理を開始する前の期間には、スピンチャック2は停止し
ており、また、スピンチャック2へのウエハWの搬入が
阻害されないように、スプラッシュガード7はスピンチ
ャック2によるウエハWの保持位置よりも下方に待避し
ている。基板搬送ロボット(図示せず)から処理対象の
ウエハWがスピンチャック2に受け渡されると、スプラ
ッシュガード7が、回収液捕獲部72がウエハWの周端
面に対向する位置まで上げられる。また、スピンチャッ
ク2の回転が開始されて、その後、ウエハW(スピンチ
ャック2)の回転速度が所定の速度に達すると、薬液ノ
ズル3およびバックリンスノズル8からウエハWへの薬
液の供給が開始される。薬液ノズル3からの薬液は、ウ
エハWの上面のほぼ中央部に供給されるようになってい
る。ウエハWに供給された薬液は、ウエハWの回転に伴
って受ける遠心力により、その供給位置からウエハWの
回転半径方向外方側へと導かれる。これにより、ウエハ
Wの上面および下面の周縁部には、ほぼ全域に薬液が隈
無く行き渡り、ウエハWの上面および下面の周縁部に付
着しているポリマー残渣が良好に除去される。
【0030】この薬液供給時には(ステップS1でYE
S)、カップ内排気管65からの排気量が予め定める小
排気量にされる(ステップS2)。これにより、ファン
フィルタユニット5から処理チャンバ1内に供給される
クリーンエアのほとんどは、処理カップ6外を通ってチ
ャンバ内排気管11から排気され、スピンチャック2に
保持されたウエハWの周縁部とスプラッシュガード7と
の間に大きな流速の気流は発生しない。ゆえに、ウエハ
Wの周縁部の温度低下を生じることなく、温度調節され
た薬液による良好なポリマー除去処理をウエハWに施す
ことができる。また、ウエハWの周縁部における薬液の
蒸発を抑制することができ、薬液の浪費量を少なくする
ことができる。
【0031】なお、カップ内排気管65からの排気量が
小排気量であっても、処理チャンバ1内の雰囲気はチャ
ンバ内排気管11から排気されるので、ファンフィルタ
ユニット5から処理チャンバ1内にクリーンエアが供給
されていることによって、処理チャンバ1内の気圧が高
くなるということはなく、処理チャンバ1内の雰囲気が
外部に漏れ出すおそれはない。ウエハWへの薬液の供給
が所定時間に渡って行われると、薬液ノズル3およびバ
ックリンスノズル8からの薬液の供給が停止される。そ
して、スプラッシュガード7が、排液捕獲部71がウエ
ハWの周端面に対向する位置まで下げられる上げられ
る。その後、純水ノズル4およびバックリンスノズル8
からウエハWへの純水の供給が開始される。純水ノズル
4からの純水は、ウエハWの上面のほぼ中央部に供給さ
れるようになっている。ウエハWに供給された純水は、
ウエハWの回転に伴って受ける遠心力により、その供給
位置からウエハWの回転半径方向外方側へと導かれる。
これにより、ウエハWの上面および下面の周縁部のほぼ
全域に純水が隈無く行き渡り、ウエハWの上面および下
面の周縁部に付着している薬液がきれいに洗い流され
る。この純水による処理の後は、ウエハWが高速回転さ
れて、ウエハWに付着している純水を振り切って乾燥さ
せる処理が行われる。
【0032】純水による処理およびウエハWを乾燥させ
る処理の間、つまり薬液供給時以外の時には(ステップ
S1でNO)、カップ内排気管65からの排気量が予め
定める大排気量にされる(ステップS3)。これによ
り、スピンチャック2に保持されたウエハWの周縁とス
プラッシュガード7との間に大きな流速の気流が発生
し、ウエハWから跳ね返りなどにより生じる薬液成分を
含む純水のミストは、その大きな流速の気流に流され
て、カップ内排気管65から排気とともに排出される。
これにより、薬液成分を含む純水のミストによるウエハ
Wの汚染を防止することができ、高品質なウエハWを提
供することができる。
【0033】図3は、この発明の他の実施形態について
説明するためのフローチャートである。この実施形態に
係る基板処理装置は、たとえば、上述の図1に示す基板
処理装置とほぼ同様な構成に加えて、スピンチャックに
保持されたウエハに第2の薬液を供給するための第2の
薬液ノズルを有している。第2の薬液は、図1に示す基
板処理装置の薬液ノズル3に相当する第1の薬液ノズル
からウエハに供給される第1の薬液とは種類の異なる薬
液であり、たとえば、第1の薬液よりも揮発性の低い薬
液であってもよい。また、第1の薬液が温度調節された
薬液であれば、第2の薬液は温度調節されていない薬液
であってもよい。さらに、第1および第2の薬液がとも
に温度調節された薬液であってもよく、この場合、第1
の薬液は厳密な温度調節が必要な薬液で、第2の薬液は
第1の薬液ほど厳密な温度調節の必要がない薬液であっ
てもよい。
【0034】この基板処理装置では、第1の薬液がウエ
ハに供給されている時には(ステップT1でYES)、
スピンチャックを収容した処理カップ(図1に示す処理
カップ6に相当)からの排気量が予め定める小排気量に
され(ステップT2)、第2の薬液がウエハに供給され
ている時およびウエハに薬液が供給されていない時に
は、処理カップからの排気量が予め定める大排気量にさ
れる(ステップT3)。これにより、第1の薬液の供給
時には、ウエハの周縁付近に大きな流速の気流は発生し
ない。よって、第1の薬液が揮発性の高い薬液である場
合には、ウエハの周縁部における薬液の蒸発を抑制する
ことができ、薬液の浪費量を少なくすることができる。
また、第1の薬液が温度調節された薬液である場合に
は、ウエハの周縁部の温度低下を生じるおそれがないか
ら、その温度調節された薬液による良好な処理をウエハ
に施すことができる。
【0035】一方、第2の薬液の供給時には、ウエハの
周縁付近に大きな流速の気流が発生し、ウエハから跳ね
返りなどにより生じる第2の薬液のミストは、その大き
な流速の気流に流されて排気される。これにより、第2
の薬液のミストによるウエハの汚染を防止することがで
き、高品質なウエハを提供することができる。以上、こ
の発明の2つの実施形態について説明したが、この発明
はさらに他の形態で実施することも可能である。たとえ
ば、処理対象の基板は、ウエハに限らず、液晶表示装置
用ガラス基板、プラズマディスプレイパネル用ガラス基
板および磁気/光ディスク用基板などの他の種類の基板
であってもよい。
【0036】また、この発明は、基板に処理液を用いた
表面処理を施す装置であれば、基板の表面に付着してい
るポリマーを除去するための装置に限らず、たとえば、
基板に処理液としてのエッチング液を供給して、基板の
表面に形成されている不要な金属薄膜をエッチング除去
する装置や、基板に処理液としての洗浄液を供給して、
基板の表面を洗浄液で洗浄する装置に適用されてもよ
い。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構
成を説明するための図である。
【図2】処理カップからの排気量の制御について説明す
るためのフローチャートである。
【図3】この発明の他の実施形態について説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 処理チャンバ 2 スピンチャック 3 薬液ノズル 6 処理カップ 7 スプラッシュガード 8 バックリンスノズル 9 制御部 11 チャンバ内排気管 31 薬液供給配管 32 温度調節器 33 薬液供給バルブ 64 排気路 65 カップ内排気管 66 流量調整機能付ダンパ W ウエハ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度調節された処理液を用いて基板を処理
    する基板処理装置であって、 基板を保持する基板保持手段と、 この基板保持手段に保持された基板に処理液を供給する
    処理液供給手段と、 この処理液供給手段により供給すべき処理液を温度調節
    する温度調節手段と、 上記基板保持手段の周囲を取り囲むように設けられたカ
    ップと、 このカップ内の雰囲気を排気するカップ内排気手段と、 このカップ内排気手段を制御して、上記処理液供給手段
    によって基板に処理液が供給されている時には、上記カ
    ップ内の雰囲気を所定の第1の排気量で排気させ、上記
    処理液供給手段によって基板に処理液が供給されていな
    い時には、上記カップ内の雰囲気を上記第1の排気量よ
    りも大きな第2の排気量で排気させる排気制御手段とを
    含むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】揮発性の高い処理液を用いて基板を処理す
    る基板処理装置であって、 基板を保持する基板保持手段と、 この基板保持手段に保持された基板に処理液を供給する
    処理液供給手段と、 上記基板保持手段の周囲を取り囲むように設けられたカ
    ップと、 このカップ内の雰囲気を排気するカップ内排気手段と、 このカップ内排気手段を制御して、上記処理液供給手段
    によって基板に処理液が供給されている時には、上記カ
    ップ内の雰囲気を所定の第1の排気量で排気させ、上記
    処理液供給手段によって基板に処理液が供給されていな
    い時には、上記カップ内の雰囲気を上記第1の排気量よ
    りも大きな第2の排気量で排気させる排気制御手段とを
    含むことを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】上記処理液は、基板に付着している不要な
    ポリマーを除去するためのポリマー除去液であることを
    特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】2種類の薬液を用いて基板を処理する基板
    処理装置であって、 基板を保持する基板保持手段と、 この基板保持手段に保持された基板に第1の薬液を供給
    する第1薬液供給手段と、 上記基板保持手段に保持された基板に第2の薬液を供給
    する第2薬液供給手段と、 上記基板保持手段の周囲を取り囲むように設けられたカ
    ップと、 このカップ内の雰囲気を排気するカップ内排気手段と、 このカップ内排気手段を制御して、上記第1薬液供給手
    段によって基板に第1の薬液が供給されている時には、
    上記カップ内の雰囲気を所定の第1の排気量で排気さ
    せ、上記第2薬液供給手段によって基板に第2の薬液が
    供給されている時には、上記カップ内の雰囲気を上記第
    1の排気量よりも大きな第2の排気量で排気させる排気
    制御手段とを含むことを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】上記基板保持手段およびカップを収容した
    処理チャンバと、 この処理チャンバ内の雰囲気を排気するチャンバ内排気
    手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】上記第1の排気量は、零であることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  7. 【請求項7】温度調節された処理液を用いて基板を処理
    する方法であって、 基板保持手段に保持された基板に温度調節された処理液
    を供給する処理液供給工程と、 この処理液供給工程において、上記基板保持手段の周囲
    を取り囲むように設けられたカップ内の雰囲気を所定の
    第1の排気量で排気する第1排気工程と、 上記処理液供給工程以外の工程において、上記カップ内
    の雰囲気を上記第1の排気量よりも大きな第2の排気量
    で排気する第2排気工程とを含むことを特徴とする基板
    処理方法。
  8. 【請求項8】揮発性の高い処理液を用いて基板を処理す
    る方法であって、 基板保持手段に保持された基板に揮発性の高い処理液を
    供給する処理液供給工程と、 この処理液供給工程において、上記基板保持手段の周囲
    を取り囲むように設けられたカップ内の雰囲気を所定の
    第1の排気量で排気する第1排気工程と、 上記処理液供給工程以外の工程において、上記カップ内
    の雰囲気を上記第1の排気量よりも大きな第2の排気量
    で排気する第2排気工程とを含むことを特徴とする基板
    処理方法。
  9. 【請求項9】2種類の薬液を用いて基板を処理する方法
    であって、 基板保持手段に保持された基板に第1の薬液を供給する
    第1薬液供給工程と、 この第1薬液供給工程において、上記基板保持手段の周
    囲を取り囲むように設けられたカップ内の雰囲気を所定
    の第1の排気量で排気する第1排気工程と、 上記基板保持手段に保持された基板に第2の薬液を供給
    する第2薬液供給工程と、 この第2薬液供給工程において、上記カップ内の雰囲気
    を上記第1の排気量よりも大きな第2の排気量で排気す
    る第2排気工程とを含むことを特徴とする基板処理方
    法。
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