JP2003282337A - 防水用安定器ケース - Google Patents

防水用安定器ケース

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JP2003282337A
JP2003282337A JP2002082298A JP2002082298A JP2003282337A JP 2003282337 A JP2003282337 A JP 2003282337A JP 2002082298 A JP2002082298 A JP 2002082298A JP 2002082298 A JP2002082298 A JP 2002082298A JP 2003282337 A JP2003282337 A JP 2003282337A
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JP
Japan
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case
engaging portion
case lid
length
ballast
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JP2002082298A
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English (en)
Inventor
Atsushi Imai
敦史 今井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て、補修等の作業性を向上させた防水
用安定器ケースを提供する。 【解決手段】 長手方向と垂直な断面視にて、係合部2
a端の端間の長さがケース蓋1の両側面間の長さより短
く、係止部1a端の端間の長さが係合部2a端の端間の
長さより短く、かつケース本体2の側板間よりも長くな
っているとともに、ケース本体2は第1のネジ挿通孔2
bを、底板4は第2のネジ挿通孔4bをそれぞれ有し、
該ネジ挿通孔にネジ5を螺合させ係止部1aに係合部2
aを圧接することによりケース蓋1を挟持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯用の電子安
定器等を収納する防水用安定器ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例として、たとえば、特開
平6−204061号公報のものが挙げられる。このも
のは、図4に示すように、両端縁にU字溝を設けて、そ
れぞれ折り曲げ形成したケース本体1とケース底板2と
を、互いのU字溝を係合してかしめ止めすることにより
筒状に形成し、このように形成し筒状ケース16の両端
開口部を端板又は接着剤で塞いでいる。そして、ケース
本体1とケース底板2との接合に際し、上記のように細
い弾性棒状材4を介在させ、圧着して気密に接合させて
いる。したがって、接合部に接着剤を塗布する必要は全
くなく、筒状ケース16の両端開口部における端板の接
合部や開口端を塞ぐだけに接着剤を用いればよいので、
接着剤の使用量は少なくてすむ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、U字溝が互いに係合する部分における一方のU字
溝と他方の折り曲げ側縁との間に、側縁に沿う小断面の
空隙を設け、上記空隙内に細い弾性棒状材をあらかじめ
設置したのち係合部をかしめ圧着しているため、安定器
ケースの組み立てに時間がかかり、製造工程における加
工費が上がってしまう場合がある。また、一旦組み立て
た後で、補修等により安定器を交換する場合に、交換作
業に時間がかかる場合がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
であり、その目的とするところは、組み立て、補修等の
作業性を向上させた防水用安定器ケースを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の防水用安
定器ケースは、筒状の長手方向側板の内側に、一体成形
され長手方向に沿って内側に向かって延設される係止部
を有するケース蓋と;筒状の長手方向側板の外側に、一
体成形され長手方向に沿って外側に向かって延設される
係合部を有するケース本体と;ケース蓋の両端と当接
し、ケース蓋及びケース本体とで形成される空間を閉塞
する端板と;ケース本体の底面下に配設される底板と;
を備えた防水用安定器ケースにおいて、長手方向と垂直
な断面視にて、係合部端の端間の長さがケース蓋の両側
面間の長さより短く、係止部端の端間の長さが係合部端
の端間の長さより短く、かつケース本体の側板間よりも
長くなっているとともに、ケース本体は第1のネジ挿通
孔を、底板は第2のネジ挿通孔をそれぞれ有し、該ネジ
挿通孔にネジを螺合させ係止部に係合部を圧接すること
によりケース蓋を挟持することを特徴とするものであ
る。
【0006】このような防水用安定器ケースにおいて
は、ケース蓋の長手方向に設けられた係止部とケース本
体の長手方向に設けられた係合部とが係合し、ケース本
体と係合しているケース蓋がネジにてケース本体の底面
側に圧接され、ケース蓋とケース本体が密着する。
【0007】請求項2記載の防水用安定器ケースは、請
求項1記載の防水用安定器ケースにおいて、ケース蓋は
断面視にて、略角形であることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3記載の防水用安定器ケースは、請
求項2記載の防水用安定器ケースにおいて、端板は、弾
性体であることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図3を参照して説明する。
【0010】図1は本実施の形態の斜視図、図2は本実
施の形態の断面図、図3は本実施の形態の他の断面図を
それぞれ示している。
【0011】ケース蓋1は、後述するケース本体2の上
側開口部を覆設するものであり、断面略角形状で両端が
開放されている筒形状である。
【0012】係止部1aは、後述するケース本体2が有
する係合部2aと係合し、ケース蓋1とケース本体2を
密着させるものであり、ケース蓋1の長手方向内側に向
かって一体成形されている。係止部1aが延設される長
さは、たとえば、3〜5mmである。
【0013】ケース本体2は、電子安定器6等を、たと
えば、ネジ止めして着脱可能に収納するものであり、断
面略コ字形状で両端が開放されている筒形状である。
【0014】係合部2aは、係止部1aと係合しケース
蓋1とケース本体2を密着させるものであり、ケース本
体2の長手方向外側に向かって一体成形されている。係
止部1aが延設される長さは、たとえば、3〜5mmで
ある。
【0015】端板3は、ケース蓋1の両端の開口部と当
接し、ケース蓋1及びケース本体2とで形成される空間
を閉塞するものであり、断面略角形でケース蓋1に合わ
せた断面形状を有している。
【0016】底板4は、ケース本体2の底面下に配設さ
れ、ケース本体2を固定するものであり、たとえば、照
明器具本体の底板やシャーシである。
【0017】ネジ5は、ナット7とネジ結合することに
より、係止部1aを係合部2aに圧接し、ケース本体2
を底板4に固定するとともに、ケース蓋1をケース本体
2に密着固定するものであり、たとえば、ネジ5は六角
ボルトであり、ナット7は六角ナットである。
【0018】ここで、ネジ5及びナット7として熱伝導
性のよい金属、たとえば、アルミニウムを使用してもよ
い。アルミニウムを使用すると、電子安定器6の負荷
が、20W以上の大型の直管型蛍光ランプや高輝度放電
ランプ(HIDランプ)の場合であって、電子安定器か
らの発熱量が多くなるときでも、ネジ5を通じてケース
内に溜まった熱を底板に効率的に放熱することができ、
電子部品の温度上昇を抑えることができる。
【0019】電子安定器6は、放電灯(図示しない)を
点灯させるものであり、たとえば、インバータ回路を有
するものである。
【0020】ここで、本実施の形態では、ケース蓋1や
ケース本体2あるいは端板3の材質として、アルミニウ
ム等の熱伝導性に優れた金属を用いている。アルミニウ
ムは、鉄などと比較して振動減衰定数や熱伝導率が高い
ので、電子安定器6の騒音発生、温度上昇を低く抑える
ことができる利点がある。もちろん、ケース全体の軽量
化を図るために、合成樹脂成形品を用いてもよい。ま
た、電子安定器6からの熱を吸収するために、ケース蓋
1やケース本体2あるいは端板3の内面に適宜黒色等の
塗装を施してもよい。
【0021】係止部1aと係合部2aの密着性を向上さ
せるために適宜、係止部1aと係合部2aの接合部分に
粘性を有する接着剤を塗布固着してもよい。あるいは、
係止部1aと係合部2aの接合部分にシリコン製のパッ
キンやゴム製の弾性体を当接させてもよい。また、端板
3にゴム製の弾性体を用いてもよい。このようなものを
用いると、外気を効果的に遮断することができ、電子安
定器6を湿気から保護することができる。
【0022】このような構成の防水用安定器ケースにお
いては、ケース蓋1又はケース本体2の長手方向と垂直
な断面視にて、係合部2a端の端間の長さが係止部1a
端の端間の長さよりも長いので、ケース本体2をケース
蓋1に挿入する場合には、図2(a)に示すように、ケ
ース本体2を傾斜させ、まず、どちらか片側側面の係止
部1aと係合部2aを係合させ、その後、図2(b)に
示すように、もう一方の係止部1aと係合部2aを係合
させる。つぎに、底面4の下側からネジ5を挿入しネジ
挿通孔2bに螺合することにより、ケース本体2を固定
する。このとき、当接した係止部1aと係合部2aがネ
ジ挿通孔に螺合したネジ5により係止部1aの上側から
係合部2aが圧接するので、図3に示すようにケース蓋
1をケース本体2の密着固定することができる。
【0023】以上のように簡単な構成で、ケース蓋1を
ケース本体2に密着固定することができるので、安定器
ケースの組み立て時間の短縮化を図ることができ、製造
工程における加工費を低減することができる。また、一
旦組み立てた後で、補修等により安定器を交換する場合
にも、交換作業時間の短縮化を図ることができる。特
に、高所で無理な作業姿勢で交換作業を行う作業者の負
担を軽減する有用な効果を奏することができる。
【0024】また、ケース蓋1及びケース本体2とで形
成される空間とケース蓋1とは面当りとなり、気密性が
向上する。
【0025】さらに、端板3は弾性体であるので、ケー
ス蓋1の両端と端版3の密着性が向上する。
【0026】なお、本発明の防水用安定器ケースは、蛍
光灯用の電子安定器に限らず、種々の電磁機器用の防水
ケースに適用できる。
【0027】
【発明の効果】請求項1ないし3記載の各防水用安定器
ケースは、長手方向と垂直な断面視にて、係合部端の端
間の長さがケース蓋の両側面間の長さより短く、係止部
端の端間の長さが係合部端の端間の長さより短く、かつ
ケース本体の側板間よりも長くなっているとともに、ケ
ース本体は第1のネジ挿通孔を、底板は第2のネジ挿通
孔をそれぞれ有し、該ネジ挿通孔にネジを螺合させ係止
部に係合部を圧接することによりケース蓋を挟持してい
るので、簡単な構造でケース蓋とケース本体が密着させ
ることができる。そして、このような防水用安定器ケー
スでは、製造工程における加工費を低減することができ
る。また、ケース蓋とケース本体とを簡単に分離させる
ことができるので、安定器交換の作業性を向上すること
ができる。さらに、ケース本体内に溜まった熱をネジを
介して底板に放熱することもできる。さらにまた、ケー
ス蓋は断面視にて略角形であるので、ケース蓋及びケー
ス本体とで形成される空間とケース蓋とは面当りとなり
気密性が向上する。また、端板は弾性体であるので、ケ
ース蓋の両端と端板との密着性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す他の断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース蓋 1a 係止部 2 ケース本体 2a 係合部 2b 第1のネジ挿通孔 3 端板 4 底板 4b 第2のネジ挿通孔 5 ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の長手方向側板の内側に、一体成形
    され長手方向に沿って内側に向かって延設される係止部
    を有するケース蓋と;筒状の長手方向側板の外側に、一
    体成形され長手方向に沿って外側に向かって延設される
    係合部を有するケース本体と;ケース蓋の両端と当接
    し、ケース蓋及びケース本体とで形成される空間を閉塞
    する端板と;ケース本体の底面下に配設される底板と;
    を備えた防水用安定器ケースにおいて、長手方向と垂直
    な断面視にて、係合部端の端間の長さがケース蓋の両側
    面間の長さより短く、係止部端の端間の長さが係合部端
    の端間の長さより短く、かつケース本体の側板間よりも
    長くなっているとともに、ケース本体は第1のネジ挿通
    孔を、底板は第2のネジ挿通孔をそれぞれ有し、該ネジ
    挿通孔にネジを螺合させ係止部に係合部を圧接すること
    によりケース蓋を挟持することを特徴とする防水用安定
    器ケース。
  2. 【請求項2】 ケース蓋は断面視にて、略角形であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の防水用安定器ケース。
  3. 【請求項3】 端板は、弾性体であることを特徴とする
    請求項2記載の防水用安定器ケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300231A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気部品収納ケース
CN103928210A (zh) * 2014-04-01 2014-07-16 浙江七星青和电子科技有限公司 一种镇流器外壳的改进结构

Cited By (2)

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