JP4265292B2 - 点灯装置及び照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば耐水・耐湿環境で使用するのに好適な照明器具、及びこの器具のランプを点灯させる点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
照明器具が備える点灯装置には、インバータ式の点灯回路を有した点灯装置、いわゆる電子安定器が多用されている。多数の電気部品を組み合わせて作られているインバータ式点灯回路は、高湿度環境では、絶縁耐圧不良や地絡などを生じる可能性が考えられる。このため、耐水・耐湿環境でも好適に使用できるように、水密を維持できる防水型の点灯装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
この特許文献1の点灯装置は、水密性のケースに点灯ユニットを内蔵して作られている。点灯ユニットは、平板状の回路基板台上に、回路基板を取付け、更に回路基板上に点灯回路を構成する回路部品を取付けて構成されている。そして、回路基板台は、ケースの底壁及び回路基板台に設けた開孔を利用し、ボルト・ナットを用いてケースの内底面に圧着された状態に取付けられている。
【0004】
ケースの外側から挿入された前記ボルトはケース及び回路基板台の前記開孔を通っていて、ケースの内部においてナットが螺合されて締結している。そして、ボルト貫通用の開孔が水の浸入経路とならないように、ボルトにはシールド材が塗布されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−285728号公報(段落0026−0029、段落0032−0033、段落0039−0041、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の点灯装置は、水密性ケース内に点灯ユニットを固定するのに、シールド材が塗布されたボルトを用いているので、そのねじ込みにはかなりの操作力を要し、しかも、ケースの内側でナットを締付ける作業も必要であるので、組立て性が良くない。
【0007】
なお、シールド材が塗布されないボルトを用いる場合、水の浸入を抑制し易い状態にねじ込み可能なセルフタッピングねじを好適に使用できる。しかし、このタッピングねじは、それが通る開孔の内面にねじ溝を刻みながらねじ込まれるので、かなりの操作力を要する。その上、確実な防水性を得るためには、ねじ込まれた部分に未硬化のシリコン樹脂等のシール材を塗布する必要がある。したがって、この場合も組立て性が良くない。
【0008】
更に、以上のようにシールド材やシール材を用いても、それらの機能不良の可能性を完全には否定できない。このため、点灯ユニットをケースに固定する構成が防水性に影響しないようにすることが望まれている。
【0009】
又、特許文献1には、防水性ケースに内蔵された点灯ユニットが備える点灯回路の温度上昇を抑制することについては何ら記載されていない。ケースは防水の為に密閉されているので、点灯回路の発熱による温度上昇で、回路部品の温度が上がり過ぎる場合には、点灯装置の性能低下を招く恐れがある。そこで、こうしたことがないように配慮することも要請されている。
【0010】
本発明が解決しようとする課題は、防水性及び組立て性に優れかつ耐熱性にも優れた点灯装置及びこの装置を備えた照明器具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明の点灯装置は、相対向する第1及び第2の壁を有した金属製ケース筒を備える防水構造の筒状収容ケースと、幅方向両端の折り曲げ片及びこれら折り曲げ片間の平板状の部分を有した断面コ字状のベースを備えた金属製のユニットケース内に、点灯回路を取付けて形成され、ランプを点灯させる点灯ユニットと、ベース板部及びこのベース板部から前記第1、第2の壁の相対向する内面間の離間寸法より高く折り曲げられた一対の側板部を有して前記点灯ユニットを収容し、前記側板部から切起こされて前記折り曲げ片と交差した係止爪により、前記折り曲げ片を押して前記ベースの平板状部分を前記ベース板部に密接させて前記点灯ユニットを保持するとともに、前記第1、第2の壁の内の一方の壁の内面に前記ベース板部を接触させるとともに、他方の壁内面に前記両側板部の先端縁を接触させて、これら側板部により前記第1、第2の壁を突っ張って前記収容ケースに収容された金属製ユニットホルダと、を具備している。
【0012】
この発明の点灯装置は、その組立てにおいて、ユニットホルダの内側に点灯ユニットを収容保持してから、このホルダをケース筒内に挿入することにより、ケース筒の壁を貫通するねじやボルト等の固定部品を用いることなく、点灯ユニットを収容ケース内に取付けることができる。この取付け状態では、ケース筒内に挿入されたユニットホルダの両側板部が、ケース筒の第1、第2の壁間を突っ張っていて、所定位置に挿入された点灯ユニットを保持している。更に、ユニットホルダの側板部から切起こされた係止爪が、点灯ユニットが有したユニットケースのベースの折り曲げ片と交差して、この折り曲げ片が係止爪で押されている。それにより、ユニットケースのベースの平板状部分がユニットホルダのベース板部に押付けられ密に面接触され、ベースとベース板部とが、熱伝導が良好に行われるように熱的に結合された状態に積層されている。そして、前記取付け状態では、ベース板部に点灯ユニットが接触されているユニットホルダのベース板部が、両側板部の突っ張りによってケース筒の第1又は第2の壁内面に密接し、この密接により、ベース板部とケース筒の壁とは、熱伝導が良好に行われるように熱的に結合された状態に積層されているので、点灯ユニットの熱は、ベース板部を通ってケース筒に伝わり、このケース筒から外部に放出される。
【0013】
請求項2に係る発明の点灯装置は、前記側板部と前記ケース筒の内面との間にアース金具を挟み込み、このアース金具が前記側板部の外面を引掻く第1爪と、前記ケース筒の内面を引掻く第2爪を有していることを特徴としている。
【0014】
この発明では、アース金具が、収容ケースのケース筒内面とユニットホルダの側板部外面とを、第1、第2の爪で引掻いてケース筒と側板部との間に挟み込まれているので、このアース金具を介して点灯ユニットをケース筒にアースすることができる。
【0015】
請求項3に係る発明の照明器具は、器具本体と、この器具本体に取付けられたランプソケットと、このソケットに取外し可能に支持されたランプと、前記器具本体に取付けられて前記ランプを点灯させる請求項1又は2に記載の点灯装置と、を具備していることを特徴としている。
【0016】
この発明の照明器具が備えた点灯装置は、請求項1又は2に記載の点灯装置であるので、この点灯装置の防水性及び組立て性が優れているとともに耐熱性にも優れている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を参照して本発明の一実施形態を説明する。
【0018】
図1中符号1で示す防水型の照明器具は、天井等の被取付け面に直付けされるものであって、器具本体2と、ランプソケット3と、放電灯例えば直管型の蛍光ランプ4と、点灯装置5とを備えている。器具本体2は、金属製であって直方体形状をなし、その長手方向両端部にランプソケット3がたとえば下向きに突設されている。蛍光ランプ4はランプソケット3に取外し可能に支持されている。ランプ4を点灯させる点灯装置5は器具本体2に内蔵されている。この点灯装置5は防水構造をなし、以下のように構成されている。
【0019】
図3及び図6等に示すように点灯装置5は、この装置5の外郭をなす収容ケース11と、点灯ユニット21と、ユニットホルダ31と、アース金具41とを具備している。
【0020】
収容ケース11は防水構造をなして筒状に形成されている。詳しくは、図2に示すように収容ケース11は、ケース筒12と、ケース端部材である一対のケース端板13と、シール材である一対のパッキン14とから形成されている。
【0021】
図3及び図6に示すようにケース筒12は、相対向する第1及び第2の互いに平行な壁12a、12bと、これら両壁12a、12bの幅方向両端間を一体に接続して相対向する第3及び第4の壁12c、12dとを有する角筒状をなし、その長手方向両端は夫々開口されている。このケース筒12には、金属製、例えばアルミニューム又はその合金を素材とした押出し型材を好適に用いることができるが、その他の鉄系の金属材料であってもよい。しかし、ケース筒12に前記押出し型材を用いることは、その成形性がよいだけではなく、その高熱伝導性により周囲への放熱性に優れている点で好ましい。ケース筒12はねじ受けとなる溝条12eを複数有している。これらの溝条12eは、ケース筒12の押出し成形と同時に形成できる。
【0022】
ケース端板13は、金属製又は合成樹脂製であり、ケース筒12と同材質の金属で作るとよい。パッキン14には合成ゴムやエラストマ等の軟質なシール材で作られている。両ケース端板13は、ケース筒12の端面との間にパッキン14を挟んだ状態で、このケース端板13及びパッキン14を通って溝条12eにねじ込まれるセルフタッピングねじ15を用いて、ケース筒12の端面開口を水密に塞いで設けられている。こうして組立てられる収容ケース11には、例えば第1の壁12aに位置して図示しないが電線通孔が開けられていて、この孔に点灯ユニット21に接続される図示しない電線が、収容ケース11の水密を保持して通されるようになっている。
【0023】
点灯ユニット21は、ユニットホルダ31とともに内蔵体22を構成して、収容ケース11に収容されるものである。図3、図6、及び図7に示す点灯ユニット21は、ユニットケース23内に、図示しない各種の電気回路部品を接続してなるインバータ式の点灯回路を取付けて形成された電子安定器である。この点灯回路が実装されたプリント配線基板を図3、図6、及び図7に符号24で示しているとともに、これらの図中符号25は電線が接続される端子台を夫々示している。
【0024】
ユニットケース23は、断面コ字状のベース26と、点灯回路を覆ってベース26に連結されたカバー27とからなる。ベース26はその幅方向両端に折り曲げ片26aを有して断面コ字状をなしており、これら折り曲げ片26a間の部分は平板状をなしている。ベース26の長手方向両端部はカバー27の端面から突出されている(図6及び図7参照)。ベース26及びカバー27は、いずれもアルミニューム又はその合金或いはステンレス等の金属により作られている。こうした構成のユニットケース23と前記点灯回路とはアースのために電気的に接続されている。
【0025】
図3、図6、及び図7に示すようにユニットホルダ31は、平板状のベース板部32と、このベース板部32の幅方向両端から直角に折り曲げられて相対向する一対の側板部33とを有して、断面コ字状に作られている。このユニットホルダ31は、金属製、例えば材料コストが安価な亜鉛めっき鋼板、或いは熱伝導性がよいアルミニューム又はその合金、その他の金属で作られている。
【0026】
ユニットホルダ31は、点灯ユニット21を収容できる大きさであって、その側板部33の高さAは点灯ユニット21の厚みより大きい。前記高さAは、ケース筒12の第1、第2の壁12a、12bの相対向する内面間の離間寸法Bより僅かに大きい。これら側板部33の長手方向両端部には、長手方向両端に向かうに従い、側板部33の高さを次第に低くする傾斜等のガイド33a(図3及び図6参照)が夫々設けられている。
【0027】
側板部33の長手方向両端部には夫々係止爪34が設けられている。図6において各係止爪34のベース板部32寄りの縁は、係止爪34の根元から先端に向かうに従い上向きに僅かに傾斜されている。なお、図6および図7中符号35bはユニットホルダ31の長手方向一端に位置してベース板部32から切起こしたストッパ凸部を示している。
【0028】
このユニットホルダ31に点灯ユニット21が収容保持されて内蔵体22が形成される。ユニットホルダ31に収容された点灯ユニット21は、その長手方向一端をストッパ凸部35bに当てて位置決めされた状態で、4箇所の係止爪34をユニットホルダ31の内側に折り曲げること(切起こし)により、ユニットホルダ31に対して動かないように保持される。
【0029】
この場合、切起こされた各係止爪34が図7に示すようにベース26の折り曲げ片26aと交差して、この折り曲げ片26aが係止爪34の傾斜した縁で押されるので、ベース26の平板状部分がベース板部32に強く押付けられ密に面接触される。この密接により、ベース26とベース板部32とは、熱伝導が良好に行われるように熱的に結合された状態に積層される。なお、ユニットホルダ31に対する点灯ユニット21の固定は、ねじなどの固定部品を用いる等、その他の固定手段で行うことも可能である。しかし、以上のように係止爪34によって実施する場合には、固定部品を要しないので、部品点数を削減できコストダウンに寄与できる点で優れている。
【0030】
内蔵体22は、ケース筒12内にその一端開口を通して挿入することによりケース筒12に内蔵される。この場合、両側板部33のガイド33aによってケース筒12の端面にユニットホルダ31の端部が引っ掛かることなく、容易に内蔵体22を挿入できる。これとともに、ケース筒12の前記寸法Bと側板部33の高さAとの関係により、両側板部33の先端縁33bが夫々第1の壁12aの内面を擦るとともに、ベース板部32が第2の壁12bの内面を擦りながら、所定位置まで軽圧入される。
【0031】
このため、ケース筒12内に挿入されたユニットホルダ31の両側板部33が、多少弾性変形した状態を保ってケース筒12の第1、第2の壁12a、12bを突っ張る。これにより、ユニットホルダ31の平らなベース板部32が、ケース筒12の第2の壁12bに強く押付けられ密に面接触される。この密接により、ベース板部32とケース筒12の第2の壁12bとは、熱伝導が良好に行われるように熱的に結合された状態に積層される。
【0032】
以上のように点灯ユニット21が収容保持されたユニットホルダ31を、ケース筒12内に挿入するという簡単な作業で、ケース筒12の壁を貫通するねじやボルト等の固定部品を用いることなく、ケース筒12内の所定位置にユニットホルダ31を取付けることができる。なお、第2の壁12bに代えて第1の壁12aが、点灯ユニット21の器具本体2に接する取付け壁(伝熱壁)となる場合には、この第1の壁12aにベース板部32を積層させて、ケース筒12内に内蔵体22を取付けることができる。
【0033】
前記アース金具41は、ケース筒12内への内蔵体22の挿入の際に、ケース筒12の第3の壁12c又は第4の壁12dと、これに対向する一方の側板部33との間に挟み込まれる。アース金具41は、ケース筒12及びユニットホルダ31と同じかそれより高い強度の金属ばね材により作られている。このアース金具41は、図4及び図5に示すように略く字状に曲げられていて、一端に位置する第1爪42と、中間の折り曲げ部に位置する第2爪43とを有している。
【0034】
アース金具41は、そのばね性に抗してドライバーなどの工具を用いて、図4に例示するように第3の壁12cと側板部33との間に押込まれる。これにより、第1爪42が第3の壁12cを引掻くとともに、第2爪43が側板部33を引掻いて、アース金具41が設置される。したがって、例えばケース筒12がアルミ系材料であってその内面にもアルマイト層が設けられている場合や、ユニットホルダ31の外面に塗膜が設けられていても、これらの電気絶縁層に拘らず、ケース筒12とユニットホルダ31とをアース接続のために、アース金具41を介して電気的に確実に接続できる。
【0035】
なお、アース金具41は、図4に示した姿勢とは左右を180°反転した姿勢で、或いは上下を180°反転した姿勢でケース筒12とユニットホルダ31との間に挟設することもできる。
【0036】
以上のようにケース筒12に内蔵体22とアース金具41を内蔵した後には、ケース筒12の長手方向両端に夫々パッキン14を挟んでケース端板13がねじ止めされる。これにより収容ケース11が組立てられる。この組立てにより、ユニットホルダ31の長手方向両端がいずれもパッキン14に接触するので、両ケース端板13により内蔵体22の長手方向の動き止めがなされる。この組立てとともに、収容ケース11を貫通する図示しない電線通し部に対する防水措置を施すことによって、防水構造の点灯装置5の組立てを完了できる。
【0037】
組立完了後の点灯ユニット21は、第2の壁12bを取付け壁(伝熱壁)として、この壁12bを器具本体2の内面に接触させて設置される。したがって、ランプ4の点灯中において、点灯ユニット21で発生する熱は、このユニット21のユニットケース23のベース26を通って、このベース26に密接しているユニットホルダ31のベース板部32に伝導され、更に、ベース板部32が密接している第2の壁12bを通って、収容ケース11の外部に放出される。
【0038】
この熱放出は、収容ケース11の外面から周囲空間に放出することと、第2の壁12bが接している器具本体2に伝導されることとを含んでいる。こうした放熱によって、密閉された収容ケース11に内蔵されている点灯ユニット21の温度過昇を抑制できるので、このユニット21のインバータ式点灯回路に機能不良を生じる恐れを抑制できる。
【0039】
この場合、複数の係止爪34の傾斜縁によりベース26がベース板部32に密接されていることとあいまって、一対の側板部33の弾性変形によりベース板部32が第2の壁12bに密接されている。しかも、一対の側板部33は、ベース板部32の長手方向略全長にわたり、このベース板部32の幅方向両側を押しているので、ベース板部32の第2の壁12bへの面密接の信頼性が高い。したがって、熱伝導させ易く、点灯ユニット21の温度の過昇を抑制できる。
【0040】
更に、前記構成の点灯装置5は、内蔵体22の組立て、及びこの内蔵体22を収容ケース11のケース筒12に固定するのに、ねじやボルト・ナットなどの固定部品を必要としないので、組立て易い。そして、内蔵体22をケース筒12に固定する固定部品を必要としないので、部品点数が削減されるとともに、力のいる面倒な締結作業を要しないので、コストダウンが可能である。それだけではなく、ケース筒12を貫通する固定部品がないということは、防水構造の収容ケース11の壁を貫通する浸水経路がないことを意味しているので、点灯装置5の防水性を向上できる。
【0041】
なお、本発明は前記一実施形態には制約されない。点灯ユニットは、ランプを平常時点灯させるものであっても、停電などの非常時に点灯させるものであってもよい。又、点灯装置は、平常時点灯用の点灯ユニットと非常時点灯用の点灯ユニットとを、ともに係止爪等の固定手段により一つのユニットホルダに収容保持してなる内蔵体を備えたものとして構成することもできる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、ケース筒の壁を貫通するねじやボルト等の固定部品を用いることなく、点灯ユニットが収容ケースのケース筒内に取付けられているので、点灯ユニットを固定する構成が防水性に影響せず防水性が良好であるとともに、組立て性がよく、しかも、点灯ユニットの熱を外部に放出し易い点灯装置、及びこの点灯装置を備えた照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る照明器具を示す斜視図。
【図2】図1の照明器具が備える点灯装置の収容ケースをその一部が分解された状態で示す斜視図。
【図3】図1の照明器具が備える点灯装置を示す断面図。
【図4】図3の点灯装置が有するアース金具回りを示す断面図。
【図5】図4のアース金具を示す斜視図。
【図6】図3の点灯装置を分解して示す斜視図。
【図7】図2の点灯装置のユニットホルダに点灯ユニットを組込んだ状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…照明器具、2…器具本体、3…ランプソケット、4…ランプ、5…点灯装置、11…収容ケース、12…ケース筒、12a…ケース筒の第1の壁、12b…ケース筒の第2の壁、13…ケース端板、14…パッキン、21…点灯ユニット、22…内蔵体、23…ユニットケース、26…ユニットケースのベース、26a…ユニットケースの折り曲げ片、27…ユニットケースのカバー、31…ユニットホルダ、32…ベース板部、33…側板部、33b…側板部の先端縁、34…係止爪、41…アース金具、42…第1爪、43…第2爪、A…側板部の高さ、B…ケース筒の第1、第2の壁の内面間の離間寸法
Claims (3)
- 相対向する第1及び第2の壁を有した金属製ケース筒を備える防水構造の筒状収容ケースと、
幅方向両端の折り曲げ片及びこれら折り曲げ片間の平板状の部分を有した断面コ字状のベースを備えた金属製のユニットケース内に、点灯回路を取付けて形成され、ランプを点灯させる点灯ユニットと、
ベース板部及びこのベース板部から前記第1、第2の壁の相対向する内面間の離間寸法より高く折り曲げられた一対の側板部を有して前記点灯ユニットを収容し、前記側板部から切起こされて前記折り曲げ片と交差した係止爪により、前記折り曲げ片を押して前記ベースの平板状部分を前記ベース板部に密接させて前記点灯ユニットを保持するとともに、前記第1、第2の壁の内の一方の壁の内面に前記ベース板部を接触させるとともに、他方の壁内面に前記両側板部の先端縁を接触させて、これら側板部により前記第1、第2の壁を突っ張って前記収容ケースに収容された金属製ユニットホルダと、
を具備したことを特徴とする点灯装置。 - 前記側板部と前記ケース筒の内面との間にアース金具を挟み込み、このアース金具が前記側板部の外面を引掻く第1爪と、前記ケース筒の内面を引掻く第2爪を有していることを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
- 器具本体と、
この器具本体に取付けられたランプソケットと、
このソケットに取外し可能に支持されたランプと、
前記器具本体に取付けられて前記ランプを点灯させる請求項1又は2に記載の点灯装置と、
を具備していることを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
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JP2003163761A JP4265292B2 (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | 点灯装置及び照明器具 |
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