JP2003282159A - 電池制御システム - Google Patents

電池制御システム

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JP2003282159A JP2002084844A JP2002084844A JP2003282159A JP 2003282159 A JP2003282159 A JP 2003282159A JP 2002084844 A JP2002084844 A JP 2002084844A JP 2002084844 A JP2002084844 A JP 2002084844A JP 2003282159 A JP2003282159 A JP 2003282159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単電池の電池電圧のバラツキを抑えることが
できると共に、消費電力が小さく組電池を長期間放置な
電池制御システムを提供する。 【解決手段】 システム制御部11は1週間毎に10秒
間スイッチ16をオンとするタイマ15を有しており、
電池制御部10はCMOSタイマICを有している。組
電池9が1週間未使用で放置されると、タイマ15が1
0秒間システム制御部11、電池制御部10を作動させ
る。この10秒間に電池制御部10は各単電池の開回路
電圧を測定してシステム制御部11にその値を送信し、
システム制御部11はバイパス放電時間を計算して電池
制御部10にバイパス放電時間値を送信して、容量調整
回路により単電池の容量調整が開始される。10秒間経
過後、スイッチ16がオフとなり、電池制御システムは
容量調整回路を除き低消費電力状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池制御システムに
係り、特に、組電池を構成する複数のリチウム二次電池
の容量を個別に調整する電池制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リチウム二次電池等の単電池が複
数個直列に接続された組電池では、例えば、特開平20
00−92732号公報に開示されているように、各単
電池に電圧測定回路と、スイッチ及び容量調整用バイパ
ス抵抗からなる容量調整回路とをそれぞれ並列に接続
し、開回路電圧(開放電圧)が高い単電池のスイッチを
オン状態とすることで当該単電池を放電させ、単電池間
の電圧差(バラツキ)を少なくする単電池容量調整制御
が行われてきた。特に、開回路電圧と残存容量との相関
が高い非晶質系炭素を負極活物質に用いたリチウムイオ
ン電池では、単電池電圧の開回路電圧のバラツキを少な
くして残存容量を揃える制御が行われている。
【0003】具体的には、システム起動時の組電池に充
放電電流が流れていない状態で全単電池の開回路電圧を
測定し、その値から各単電池の残存容量を計算して、各
単電池の残存容量と最も残存容量の少ない単電池との差
分の電気量をバイパス放電量として、当該バイパス放電
量に相当する計算された放電時間(以下、バイパス放電
時間という。)の間、単電池をバイパス抵抗に放電させ
る容量調整方法が採られている。バイパス抵抗の接続は
組電池の充放電中に行われる。充電時にバイパス抵抗を
接続すると、バイパス抵抗を接続しないときに比べバイ
パス抵抗に流れる電流分電池に流れる充電電流が少なく
なり、放電時にバイパス抵抗を接続すると、バイパス抵
抗を接続しないときに比べバイパス抵抗に流れる電流分
電池に流れる放電電流が多くなるだけであり、充放電中
でも単電池の残存容量の差を揃える容量調整を行うこと
ができる。
【0004】図5に、このような制御を行う従来の電池
制御部10’の構成例を示す。図5に示すように、4直
列の組電池群1を構成する各単電池には、バイパス抵抗
2とスイッチ3との直列回路が並列接続されている。ま
た、各単電池の両端は、電圧検出のために、差動増幅器
4の入力側に、差動増幅器4の出力側はマルチプレクサ
5の入力側にそれぞれ接続されており、マルチプレクサ
5の出力側はマイクロコンピュータ6のA/D変換入力
に接続されている。マイクロコンピュータ6はマルチプ
レクサ5の入力指定を出力ポートから行い、かつ、A/
D変換することで、指定した単電池の開回路電圧をデジ
タル値として取得(測定)する。マイクロコンピュータ
6は、測定電圧データ等について通信インターフェイス
9を介して上位システムのシステム制御部との通信を行
う。マイクロコンピュータ6の出力ポートはスイッチ3
にも接続されており、上述したようにバイパス放電時間
の間スイッチ3をオン状態とする。フォトカプラ8は、
システム制御部からの信号で制御されるもので、システ
ム制御部は、組電池を充放電する場合にフォトカプラ8
をオンとして電源部7からマイクロコンピュータ6を含
む電池制御部10’全体に電源を供給させて電池制御部
10’を作動させ、充放電終了後は、フォトカプラ8を
オフとして電池制御部10’の消費電流が0となるよう
なシャットダウン制御を行う。このシャットダウン制御
は、組電池群1が長期間放置された場合に各単電池が放
電してしまうことを防止するために必要な制御である。
【0005】システム制御部は、組電池群1の全単電池
の開回路電圧データを通信により通信インターフェイス
9を介してマイクロコンピュータ6から受け取り、上述
した残存容量、バイパス放電量及びバイパス放電時間を
計算して、バイパス放電時間をデータとしてマイクロコ
ンピュータ6に送出する。マイクロコンピュータ6は、
バイパス放電時間の間、スイッチ3に接続された出力ポ
ートの信号をハイレベルとしてスイッチ3をオン状態と
しバイパス抵抗2にバイパス放電を行わせる。なお、図
5では4直列の組電池の回路構成を示したが、実際には
直列数は多く、電池制御部10’も複数存在して、シス
テム制御部と通信を行っている。
【0006】複数の電源制御部10’とシステム制御部
とを接続した従来の電池制御システムの構成例を示す。
図6に示すように、組電池9は図5に示した電池制御部
10’に接続されており、電池制御部10’はシステム
制御部11’に接続されている。システム制御部11’
は電池制御部10’の動作制御を行い、電池制御部1
0’はシステム制御部11’と通信を行って各種制御を
行う。システム制御部11’の電源は12V電池12か
ら供給され、メインスイッチ13を閉じることでシステ
ム制御部11’内の電源部14への電源が供給される。
電池制御システムが動作するのはメインスイッチ13が
オンとなった場合のみであり、容量調整もメインスイッ
チ13がオンとならなければ作動しない。
【0007】このように箇々の単電池の容量調整が必要
な理由は、組電池全体の平均電圧値が通常の充放電状態
であっても、特定の単電池の残存容量が何らかの原因で
平均値からずれた場合に、過充電又は過放電となるため
である。過充電又は過放電状態となると、組電池として
の放電特性の低下、過充電での安全性の低下、過放電で
の寿命低下等を招く。残存容量がずれる原因としては、
組電池を構成する各単電池の自己放電のバラツキ、充放
電時の温度バラツキ、充電効率のバラツキなどが挙げら
れる。特に、リチウム二次電池では、容量調整機能なし
では充電レベルを完全に寿命末期まで揃えるのは困難で
あり、定期的にやや過充電気味に充電して残存容量を揃
えることができる鉛電池やニッケル水素電池とは異な
り、容量調整機能が不可欠である。また、リチウム二次
電池は高エネルギー密度であり過充電状態に陥ると電池
の内圧が極端に上昇するので、電池制御部は過充電電圧
の高精度検出を行わなければならず、単電池の充電レベ
ルが平均値からずれた場合には、早期に過充電検出機能
が作動して異常状態と判断されて充電が停止してしまう
場合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電池
制御回路を用いた場合には、容量調整を行う期間が、電
池制御回路が作動している期間、つまり組電池の充放電
を行っている場合に制約されているので、短期間の充放
電と長期間の放置とを繰り返した場合には、容量調整効
果が十分でない、という問題点があった。特に、電気自
動車用などで100Ahクラスの大容量リチウム二次電
池が組電池を構成する単電池として用いられ、小容量の
バイパス抵抗を用いて短期間の使用と比較的短期間の放
置とを繰り返す条件下では、大容量のバイパス抵抗を用
いないと容量調整が有効に作動せず、単電池間電圧のバ
ラツキ、つまり残存容量のバラツキは大きくなり、電池
特性と寿命特性の低下を招いてしまう可能性が高かっ
た。
【0009】この例について図面を参照して具体的に説
明する。図7に、従来の容量調整制御により1週間毎に
10時間容量調整をかけながら充放電を行った場合の単
電池(以下、セルともいう。)電圧の推移を示す。用い
た単電池は定格容量90Ahのリチウムイオン電池であ
り、バイパス抵抗は39Ωである。組電池としての直列
数は96セルであり、図5及び図6に示したシステムが
用いられている。この電池制御システムでは、充放電中
は充放電終了後の組電池の充電率(SOC=残存容量/
満充電容量)が50%となるように充放電量が制御され
る。また、上述したように、システム起動時に充放電電
流が流れる前の開回路電圧を測定し、残存容量を計算し
て最も残存容量の少ないセルとの容量差分バイパス抵抗
で放電させる容量調整制御が採られている。図7に示す
ように、セル電圧のバラツキは経過日数と共に大きくな
るが、定期的に容量調整がかかるためにセル電圧のバラ
ツキは抑えられ、平均電圧からの差の最大値である最大
偏差も20mV未満に抑えられる。
【0010】図8に、同一の条件で1週間毎に2時間容
量調整をかけながら充放電を行った場合のセル電圧の推
移を示す。図8に示すように、容量調整の時間が2時間
と短い場合には日数の経過に伴いセル電圧のバラツキが
大きくなり、90日経過した時点での最大偏差は60m
Vと大きく、かつ、まだ増加傾向にある。
【0011】このように、従来の電池制御システムを用
いた容量調整制御では、組電池を充放電する時間が短
く、放置期間が長い場合には、セル電圧のバラツキが大
きくなり、電池特性、寿命特性が悪化する可能性が大き
い。この原因は、容量調整時間で制御可能なバイパス放
電量が放置中に自己放電等で起こる残存容量低下のバラ
ツキを補正できないためである。
【0012】この問題を解決するために、バイパス抵抗
を大容量としてバイパス放電量を大きくすることが考え
られるが、バイパス抵抗及びスイッチの発熱、容積、コ
ストの点から制約がある。また、常に電池制御回路を作
動させておくことも考えられるが、回路の消費電流は無
視できない値となるので、放置中にリチウム二次電池が
放電しエネルギーロスが発生する、という問題点があ
る。
【0013】上記事案に鑑み本発明は、単電池の電池電
圧のバラツキを抑えることができると共に、消費電力が
小さく組電池を長期間放置な電池制御システムを提供す
ることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、組電池を構成する複数のリチウム二次電
池の容量を個別に調整する電池制御システムにおいて、
前記各リチウム二次電池の開回路電圧を測定する電圧測
定手段と、前記電圧測定手段で測定された開回路電圧か
ら当該リチウム二次電池の容量調整時間を演算する演算
手段と、前記演算手段で演算された容量調整時間の間、
当該リチウム二次電池の容量を調整する容量調整手段
と、前記組電池が一定期間未使用で放置された場合に、
前記電圧測定手段及び演算手段を所定時間作動させる作
動制御手段と、を備え、前記容量調整手段は前記所定時
間内に前記リチウム二次電池の容量調整を開始して前記
所定時間経過後も該リチウム二次電池の容量調整を続行
し、前記電圧測定手段及び前記演算手段は前記所定時間
経過後に低消費電力状態となることを特徴とする。
【0015】本発明では、組電池が一定期間未使用で放
置された場合に、作動制御手段が電圧測定手段及び演算
手段を所定時間作動させる。この所定時間内に電圧測定
手段は各リチウム二次電池の開回路電圧を測定し、演算
手段は電圧測定手段で測定された開回路電圧から当該リ
チウム二次電池の容量調整時間を演算して、所定時間経
過後に電圧測定手段及び演算手段は低消費電力状態とな
る。容量調整手段は、所定時間内にリチウム二次電池の
容量調整を開始して所定時間経過後も容量調整が完了す
るまで該リチウム二次電池の容量調整を続行する。本発
明によれば、一定期間毎に容量調整手段により演算手段
で演算された容量調整時間の間リチウム二次電池の容量
が調整されるので、各リチウム二次電池の電池電圧のバ
ラツキを抑えることができると共に、所定時間経過後は
電圧測定手段及び演算手段が低消費電力状態となるの
で、消費電力による電池電圧の低下を少なくすることが
できる。
【0016】この場合において、所定時間経過後に容量
調整手段のみが電源の供給を受けるようにすれば、所定
時間経過後は容量調整手段のみが作動するので、消費電
力が更に低下し電池電圧の低下を更に少なくすることが
できる。このような態様としては、容量調整手段が容量
調整の対象となるリチウム二次電池から電源の供給を受
けるようにしてもよい。また、容量調整手段を、C−M
OS型のICを用いて構成すれば、C−MOS型ICの
低消費電力特性から、容量調整手段による消費電力が小
さくなるので、より電池電圧の低下を少なくすることが
できる。更に、作動制御手段を、組電池とは異なる電源
で作動するタイマを有して構成すれば、上記一定期間及
び所定時間を計時することができると共に、作動制御手
段による電池電圧の低下がないので、組電池を一層長く
放置することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明が
適用可能な電池制御システムの実施の形態について、図
5及び図6に示した従来の電池制御部及びシステム制御
部と対比しつつ説明する。
【0018】図1は、電池制御部とシステム制御部とを
組み合わせた本実施形態の電池制御システム全体の構成
を示している。このシステム制御部11が、図6に示し
た従来のシステム制御部11’と異なる点は、12V電
池12で作動するタイマ15と、タイマ15によりオン
・オフが制御されるスイッチ16とが付加されている点
である。タイマ15は、一定期間毎に所定時間、システ
ム制御部11を作動させるもので、例えば、1週間毎に
スイッチ16を10秒間オン状態としてシステム制御部
11に電源を供給する。
【0019】図2は電池制御部10の構成を示してい
る。電池制御部10が、図5に示した従来の電池制御部
10’と異なる点は、C−MOS型のICであるCMO
SタイマIC17が存在する点である。従来の電池制御
回路10’ではマイクロコンピュータ6が直接スイッチ
3のオン・オフを制御するが、電池制御部10ではスイ
ッチ3のオン・オフはタイマIC17からの出力で制御
される。タイマIC17は、マイクロコンピュータ6か
らバイパス放電時間の設定値が送出されてくると動作を
開始する(スイッチ3をオン状態とする)もので、作動
電源は電源部7からではなく単電池から直接供給され
る。
【0020】システム制御部11と電池制御部10と
は、図6に示した従来の電池制御システムと同様に、シ
ステム制御部11の電池制御部動作制御ポートと各電池
制御部10のフォトカプラ8とが接続されており、シス
テム制御部11と電池制御部10との通信ラインは配線
経路を短くするために環状に接続されている。すなわ
ち、システム制御部11のデータ送信ポートは複数の電
池制御部10の最上位の電池制御部10の通信入力ポー
トに接続されており、その電池制御部10の通信出力ポ
ートは下位の電池制御部10の通信入力ポートに接続さ
れるというように上位の通信出力ポートが順次下位の通
信入力ポートに接続されており、最下位の通信出力ポー
トがシステム制御部11のデータ受信ポートに接続され
ている。また、システム制御部11と電池制御部10と
のグランド(GND)は共通とされている。
【0021】なお、電池制御システムは、組電池の9充
放電及び休止状態を検出して組電池9の状態をシステム
制御部11に出力する図示を省略した充放電判別部を有
している。このような充放電判別部は、例えば、シャン
ト(分路)抵抗により組電池9を流れる電流方向を検出
可能に構成することができ、組電池が充電、放電、休止
のいずれの状態にあるかをシステム制御部11へ出力す
るものである。
【0022】次に、本実施形態の電池制御システムの動
作について説明する。
【0023】システム制御部11は、メインスイッチ1
3がオフとなっていても、タイマ15によって1週間毎
にスイッチ16がオンとなり、12V電池12が電源部
14に接続され、システムが起動する。
【0024】システム起動後に、システム制御部11
(システム制御部11内の図示を省略したマイクロコン
ピュータ)は、ハイレベル信号をフォトカプラ8に送出
して電池制御部10の動作制御をオンとする。電池制御
部10(マイクロコンピュータ6)は、差動増幅器4、
マルチプレクサ5、マイクロコンピュータ6に内蔵され
たADコンバータで構成される電圧測定回路により組電
池9を構成する各単電池の開回路電圧を測定し、その電
圧データを通信ラインを介してシステム制御部11へ送
出する。
【0025】システム制御部11は、単電池電圧を揃え
るために必要なバイパス放電時間を計算し、通信ライン
を介して電池制御部10へバイパス放電時間値を送出す
る。電池制御部10は、システム制御部11から送出さ
れたバイパス放電時間値を受信して容量調整動作(バイ
パス放電動作)を開始する。すなわち、通信ラインを介
してシステム制御部11からバイパス放電時間値がマイ
クロコンピュータ6に送出(又は転送)され、マイクロ
コンピュータ6はタイマIC17へバイパス放電時間値
を転送してバイパス放電が開始される。この動作に必要
な時間は10秒未満であり、10秒が経過するとスイッ
チ16はオフとなり、システム制御部11への電源供給
が停止してシステム制御部11の制御動作は終了する。
システム制御部11への電源供給が停止するため、フォ
トカプラ8に入力される動作制御信号はハイレベルから
ローレベルとなる。これにより、電池制御部10の作動
増幅器4、マルチプレクサ5、マイクロコンピュータ6
は動作を停止する。
【0026】タイマIC17、バイパス抵抗2、スイッ
チ3で構成される容量調整回路は、タイマIC17の電
源が調整対象の単電池から供給されておりマイクロコン
ピュータ6から既にバイパス放電時間値を取得している
ので、マイクロコンピュータ6への電源供給が停止して
しても、容量調整回路による容量調整動作のみは動作が
継続される。そして、容量調整動作終了後は、完全に動
作が停止して低消費電力状態となる。
【0027】次に、本実施形態の電池制御システムの作
用等について説明する。
【0028】本実施形態の電池制御システムでは、組電
池9(組電池群1)が1週間未使用で放置された場合
に、タイマ15が10秒間システム制御部11に電源を
供給して作動させ、システム制御部11は各電池制御部
10を作動させる。この間に電池制御部10は各単電池
の開回路電圧を測定してシステム制御部11にその値を
送信し、システム制御部11はバイパス放電時間を計算
して電池制御部10にバイパス放電時間値を送信する。
そして、バイパス放電時間値を取得したタイマIC17
を有した容量調整回路により単電池の容量調整が開始さ
れる。10秒間が経過すると、スイッチ16がオフとな
り、電池制御システムは容量調整回路を除き全ての回路
が低消費電力状態となる。容量調整回路による単電池の
容量調整は単電池に応じた個別のバイパス放電時間の間
続行され、容量調整後は完全に動作が停止して低消費電
力状態となる。従って、本実施形態の電池制御システム
では、バイパス放電時間の最後まで単電池の容量調整が
行われるので、組電池を構成する各単電池の電池電圧の
バラツキを抑えることができると共に、所定時間経過後
は容量調整回路のみが容量調整対象の単電池から電力が
供給されて動作し、電池制御システムの他の回路は低消
費電力状態となっており単電池の電力を消費しないの
で、電池電圧の低下を少なくすることができる。
【0029】また、本実施形態の電池制御システムで
は、容量調整回路にC−MOS型のタイマIC17を用
いたので、容量調整回路の消費電力は小さく、また、容
量調整回路が作動していないときにも暗電流値は小さい
ため、電池電圧の低下を抑えることができる。従って、
本実施形態の電池制御システムでは、容量調整回路で単
電池の容量調整が最後までを行われ、かつ、タイマIC
17による電池電圧の低下、すなわち、単電池の自己放
電が小さいので、全単電池は容量調整可能な範囲内とな
り、単電池電圧のバラツキによる容量調整不能な単電池
の存在を排除することができる。このため、バイパス抵
抗2やスイッチ3の容量を小さくすることができるの
で、電池制御システムのコスト、発熱、容積を小さく抑
えることができる。
【0030】更に、本実施形態の電池制御システムで
は、メインスイッチ13がオフとなっていても、タイマ
15により1週間毎に単電池の電池電圧の調整が可能な
ため、長期間組電池を放置しても単電池のバラツキを小
さい範囲内に維持することができ、容量調整回路を除く
回路は10秒間のみ作動するので、消費電力は小さく単
電池の電圧低下を極力抑えることが可能である。また、
タイマ15は組電池とは異なる電源で作動するので、単
電池の電圧低下を招かず、組電池を一層長く放置するこ
とが可能である。
【0031】図3に、本実施形態の電池制御システムを
用いて実際に動作させた場合の単電池電圧推移を示す。
用いた単電池は定格容量90Ahのリチウムイオン電池
で、バイパス抵抗は39Ωである。組電池としての直列
数は96セルである。図3に示すように、本実施形態の
電池制御システムでは、90日間放置していても1週間
毎に容量調整がかかるので、単電池電圧の最大偏差は1
0mV未満であった。比較のために、図4に、図6に示
した従来の電池制御システムにより90日間放置した場
合の単電池電圧推移を示す。図4に示すように、従来の
電池制御システムでは、単電池電圧の最大偏差が120
mVに達した。また、90日放置後の単電池電圧は、本
実施形態の電池制御システムでは約3330mV、従来
の電池制御システムでは最少値が3400mVと大差な
い単電池電圧の低下に抑えることができた。
【0032】なお、本実施形態では、タイマIC17に
C−MOS型のICを用いた例を示したが、バイポーラ
型のタイマICを用いても単電池電圧のバラツキは抑え
ることができ、この場合には容量調整回路の消費電力が
若干増えて単電池電圧の低下が若干大きくなるだけであ
る。
【0033】また、本実施形態では、バイパス放電時間
値をシステム制御部11で計算(演算)する例を示した
が、電池制御部10(のマイクロコンピュータ6)で計
算するようにしてもよく、また、システム制御部11で
バイパス放電量を計算し、電池制御部10でバイパス放
電時間値を計算するようにしてもよい。
【0034】更に、本実施形態では、電池制御部10と
システム制御部11とを別体とした例を示したが、シス
テム制御部11を電池制御部10のいずれかに包含され
るようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一定期間毎に容量調整手段により演算手段で演算された
容量調整時間の間リチウム二次電池の容量が調整される
ので、各リチウム二次電池の電池電圧のバラツキを抑え
ることができると共に、所定時間経過後は電圧測定手段
及び演算手段が低消費電力状態となるので、消費電力に
よる電池電圧の低下を少なくすることができる、という
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な実施形態の電池制御システ
ムの構成を示すブロック回路図である。
【図2】実施形態の電池制御システムの電池制御部のブ
ロック回路図である。
【図3】実施形態の電池制御システムを用い90日間の
放置を行ったときの単電池電圧の推移を示す特性線図で
ある。
【図4】従来の電池制御システムを用い90日間の放置
を行ったときの単電池電圧の推移を示す特性線図であ
る。
【図5】従来の電池制御部のブロック回路図である。
【図6】従来の電池制御システムの構成を示すブロック
回路図である。
【図7】従来の電池制御システムを用い1週間の放置と
10時間の充放電とを繰り返したときの単電池電圧の推
移を示す特性線図である。
【図8】従来の電池制御システムを用い1週間の放置と
2時間の充放電とを繰り返したときの単電池電圧の推移
を示す特性線図である。
【符号の説明】
2 バイパス抵抗(容量調整手段の一部) 3 スイッチ(容量調整手段の一部) 4 差動増幅回路(電圧測定手段の一部) 5 マルチプレクサ(電圧測定手段の一部) 6 マイクロコンピュータ(電圧測定手段の一部、容量
調整手段の一部) 8 フオトカプラ(作動制御手段の一部) 9 組電池 10 電池制御部 11 システム制御部(演算手段) 12 12V電池 14 電源部(作動制御手段の一部) 15 タイマ(作動制御手段の一部) 16 スイッチ(作動制御手段の一部) 17 タイマIC(容量調整手段の一部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G016 CA03 CB11 CB12 CC01 CC04 CC07 CC10 CC12 CC16 CC23 CC27 CD06 CD14 5G003 BA03 CA16 CC04 GA01 GC05 5H030 AA10 AS20 BB21 FF44 FF52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組電池を構成する複数のリチウム二次電
    池の容量を個別に調整する電池制御システムにおいて、 前記各リチウム二次電池の開回路電圧を測定する電圧測
    定手段と、 前記電圧測定手段で測定された開回路電圧から当該リチ
    ウム二次電池の容量調整時間を演算する演算手段と、 前記演算手段で演算された容量調整時間の間、当該リチ
    ウム二次電池の容量を調整する容量調整手段と、 前記組電池が一定期間未使用で放置された場合に、前記
    電圧測定手段及び演算手段を所定時間作動させる作動制
    御手段と、を備え、 前記容量調整手段は前記所定時間内に前記リチウム二次
    電池の容量調整を開始して前記所定時間経過後も該リチ
    ウム二次電池の容量調整を続行し、前記電圧測定手段及
    び前記演算手段は前記所定時間経過後に低消費電力状態
    となることを特徴とする電池制御システム。
  2. 【請求項2】 前記所定時間経過後は、前記容量調整手
    段のみが電源の供給を受けることを特徴とする請求項1
    に記載の電池制御システム。
  3. 【請求項3】 前記容量調整手段は、容量調整の対象と
    なるリチウム二次電池から電源の供給を受けることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記容量調整手段は、C−MOS型のI
    Cを用いて構成されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれか1項に記載の電池制御システム。
  5. 【請求項5】 前記作動制御手段は、前記組電池とは異
    なる電源で作動するタイマを有することを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電池制御シ
    ステム。
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