JP2003281984A - 温度ヒューズ - Google Patents

温度ヒューズ

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JP2003281984A
JP2003281984A JP2002083262A JP2002083262A JP2003281984A JP 2003281984 A JP2003281984 A JP 2003281984A JP 2002083262 A JP2002083262 A JP 2002083262A JP 2002083262 A JP2002083262 A JP 2002083262A JP 2003281984 A JP2003281984 A JP 2003281984A
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Tokihiro Yoshikawa
時弘 吉川
Masayuki Gomi
正幸 五味
Yasuhiro Miyashita
育博 宮下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感温ペレット型温度ヒューズにおいて、電子、
電気機器の異常温度上昇を検知し動作した後の状態で、
異常電圧負荷等に起因する絶縁破壊による再導通を防ぐ
ため、両リード線間の耐電圧を向上させる。 【解決手段】 感温ペレット型温度ヒューズにおいて、
弱圧縮スプリングの表面に化学蒸着方法(CVD)によ
って有機絶縁材のポリパラキシリレン系樹脂のコーティ
ング層を形成し、弱圧縮スプリングの絶縁性を改善し、
リード線の内方向端と弱圧縮スプリングとの間の絶縁抵
抗を大きくすることによってリード線間の耐電圧を向上
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は過昇温による機器
の破損を防止するために使用される温度ヒューズに関
し、特に感温材に特定の融点を持つ絶縁性化学物質を使
用する感温ペレット型温度ヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】 電子、電気機器を過熱損傷から保護す
る保護素子として、特定温度で作動して回路を遮断する
温度ヒューズが用いられている。この種の温度ヒューズ
には感温材として特定温度で溶融する低融点合金を用い
たものと絶縁性化学物質よりなる感温ペレットを用いた
ものとがある。
【0003】 特に後者の感温ペレット型温度ヒューズの代
表的なものは図3に示す構造を有する。また、図4はそ
の感温ペレット型温度ヒューズの動作後の状態を示す縦
断面図である。図3において、良導電性および良熱伝導
性の金属を用いた円筒状金属ケース1の一端にリード線
3がかしめ固定されている。金属ケース1内に特定温度
で溶融する絶縁性化学物質よりなる円柱状の感温ペレッ
ト4、次いで強圧縮スプリング7の弾性力を感温ペレッ
ト4に平均して押圧するための円板6、次いで円板5、
6の間に圧縮状態で介在する閉回路用の強圧縮スプリン
グ7、強圧縮スプリング7の弾性力を可動電極9に平均
して押圧するための前記円板6と同一の円板5、良導電
性の金属よりなりその周縁部に金属ケース1の内面に押
圧接触している複数個の舌片を有する可動電極9が収容
されている。また、金属ケース1の開口端を絶縁性セラ
ミックス等からなるセラミック碍管10により閉塞し、
大径部の内方端は金属ケース1に形成された段部に係合
されており、かつ金属ケース1の開口端のセラミック碍
管10よりも張り出す部分は中心軸に向かって屈曲され
ており、セラミック碍管10が金属ケース1の内方およ
び外方に移動するのを防止している。リード線2がセラ
ミック碍管10の中心孔を貫通しており、リード線2の
内方向端が前記可動電極9と接触する接点となり、かつ
その接点近傍およびセラミック碍管10の外側に隣接す
る部分に膨大部をそれぞれ設けて、リード線2がセラミ
ック碍管10の内方および外方に移動するのを防止して
いる。可動電極9とセラミック碍管10との間に弱圧縮
スプリング8を配置し、定常状態において前記強圧縮ス
プリング7により圧縮された状態にある。また、セラミ
ック碍管10の外方向を封口樹脂11により封止する。
【0004】 上記の構成における感温ペレット型温度ヒュ
ーズBを電子、電気機器に直列に接続し、かつ電子、電
気機器の異常温度上昇を検知したい箇所に配置すること
によって感温ペレット型温度ヒューズを介して電子、電
気機器に通電することができる。常温時は感温ペレット
4が固体であり、強圧縮スプリング7は弱圧縮スプリン
グ8の弾性力に抗して可動電極9をリード線2の内方向
端に強く押圧接触させている。したがって、リード線3
―金属ケース1―可動電極9―リード線2が導通状態に
保持されている。しかし、電子、電気機器の短絡等に起
因する異常発生によって、異常温度上昇を検知したい箇
所の温度が感温ペレット型温度ヒューズの動作温度にま
で上昇すると、感温ペレット4が溶融し、従って強圧縮
スプリング7が伸張してその弾性力が減少する結果、弱
圧縮スプリング8が伸張するので可動電極9がリード線
2の内方向端から離開してリード線2、3間が非導通状
態となる。このことによって、電子、電気機器への通電
が停止されて電子、電気機器のそれ以上の温度上昇が阻
止され、電子、電気機器の過熱損傷あるいはそれに起因
する火災発生が未然に阻止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 上記のように、感温
ペレット型温度ヒューズは非復帰型の保護素子であり、
その作動による電子、電気機器への通電停止により電
子、電気機器の温度が低下した後も再導通しないため安
全である。ところが、電子、電気機器に異常が発生し電
子、電気機器の温度が異常上昇しその結果温度ヒューズ
が作動した後に、感温ペレット型温度ヒューズのリード
線2、3間の耐電圧が低ければ、異常な高電圧が負荷さ
れた場合、絶縁破壊により再導通を引き起こすという可
能性も否定できず、安全性のため十分対処すべきであ
る。
【0006】 そのためには感温ペレット型温度ヒューズの
動作後において、リード線2、3間の耐電圧は高いほど
望ましい。このため、感温ペレット型温度ヒューズのリ
ード線間の耐電圧をより向上させるため感温ペレット型
温度ヒューズの動作後においてリード線2の内方向端と
可動電極9との距離を大きくすることで耐電圧を向上さ
せる方法が、例えば実公昭57−52841に開示され
ている。
【0007】 ところが、感温ペレット型温度ヒューズの動
作後において、リード線2の内方向端と可動電極9との
距離を十分大きくしても、感温ペレット型温度ヒューズ
の弱圧縮スプリング8は通常は導電性を有する金属製で
あり、弱圧縮スプリング8の一端が可動電極9に接触
し、かつ弱圧縮スプリング8の中間部分が可動電極9よ
りもリード線2の内方向端と近接しているため、リード
線2の内方向端と弱圧縮スプリング8の中間部分との距
離のほうが、リード線2の内方向端と可動電極9との距
離よりも、リード線間の耐電圧に対して影響が大きいと
いう問題があった。この問題に対して、弱圧縮スプリン
グ8を金属製のスプリングからセラミック製スプリング
に置き換えて使用して、リード線2の内方向端と弱圧縮
スプリング8との間の耐電圧を向上させる方法が実開平
2−32638に開示されている。しかし、このセラミ
ック製スプリングを使用するに際して、セラミック製で
あることに起因するスプリング自体の硬さや脆さによる
破壊や欠けが発生するという製造上の問題もあった。以
上のことより本発明の目的は、その動作後において耐電
圧の高い感温ペレット型温度ヒューズを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明による温度ヒュ
ーズは、金属ケースと金属ケースにかしめ固定されたリ
ード線、金属ケース内に収容された感温ペレット、強圧
縮スプリングおよび可動電極と、金属ケースの開口部を
閉塞するセラミック碍管と、このセラミック碍管を貫通
しその内方向端が前記可動電極と接触するリード線と、
前記セラミック碍管と可動電極との間に介在された弱圧
縮スプリングとを有する感温ペレット型温度ヒューズに
おいて、前記弱圧縮スプリングの表面に有機絶縁材であ
るポリパラキシリレン系樹脂のコーティング層を有する
ことを特徴とする温度ヒューズである。
【0009】 本発明の請求項1記載の発明は、金属ケース
と金属ケースにかしめ固定されたリード線、金属ケース
内に収容された感温ペレット、強圧縮スプリングおよび
可動電極と、金属ケースの開口部を閉塞するセラミック
碍管と、このセラミック碍管を貫通しその内方向端が前
記可動電極と接触するするリード線と、前記セラミック
碍管と可動電極との間に介在された弱圧縮スプリングと
を有する感温ペレット型温度ヒューズにおいて、前記弱
圧縮スプリングの表面に絶縁性のコーティング層を形成
することを特徴とする感温ペレット型温度ヒューズであ
る。本構成によれば、弱圧縮スプリングの表面に絶縁性
のコーティング層を形成することで弱圧縮スプリングの
絶縁性が向上し、セラミック碍管を貫通するリード線の
内方向端と弱圧縮スプリング間の耐電圧が向上するもの
である。
【0010】 また、本発明による請求項2記載の感温ペレ
ット型温度ヒューズは、前記絶縁性のコーティング層が
有機化合物で構成されていることを特徴とする請求項1
記載の温度ヒューズである。このように、弱圧縮スプリ
ングが絶縁性の有機化合物でコーティングされているた
め、セラミックからなる絶縁性のスプリングを用いる場
合等と比してスプリングの特性が劣らず、かつスプリン
グの伸張による可動に影響を及ぼさないものである。
【0011】 また、本発明による請求項3記載の発明は、
前記有機絶縁材のコーティング層が化学蒸着方法(CV
D)により形成されることを特徴とする請求項1,2記
載の温度ヒューズである。このように化学蒸着方法(C
VD)により有機絶縁材のコーティング層を形成するこ
とにより被着物の隙間部分へのコーティングと、また被
着物の形状にぴったり合った同形コーティングとが可能
となるものである。
【0012】 また、本発明による請求項4記載の感温ペレ
ット型温度ヒューズは、前記有機絶縁材のコーティング
層がポリパラキシリレン系樹脂であることを特徴とする
請求項1、2、3記載の温度ヒューズである。本構成に
よれば、前記コーティング層に絶縁性の有機化合物であ
るポリパラキシリレン系樹脂を使用することによって、
他のコーティングに使用されるエポキシ等の有機化合物
と比して、電気絶縁性が良く、また、化学蒸着方法(C
VD)により室温に近い温度でコーティングできるた
め、他のコーティング方法に比べて熱応力や硬化ストレ
スによる機械的応力等が加わらず、被着物のコーティン
グ後の物理的特性に優れるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明による実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態を示
す感温ペレット型温度ヒューズの縦断面図である。図1
において、感温ペレット型温度ヒューズAは、その一端
にリード線3をかしめ固定した金属ケース1の内部に、
感温ペレット4、円板5および6、円板5および6の間
に介在させた強圧縮スプリング7と、可動電極9を収容
し、金属ケース1の開口端を閉塞させたセラミック碍管
10と、このセラミック碍管10の中心孔を貫通しその
内方向端が可動電極9と接触するリード線2と、セラミ
ック碍管10と可動電極9との間に介在させた弱圧縮ス
プリング8と、セラミック碍管10と金属ケース1の閉
塞部を封止した封口樹脂11とから構成される。弱圧縮
スプリング8の表面に有機絶縁材のコーティング層13
を形成し、そのコーティング層13の膜厚は、ポリパラ
キシリレン系樹脂を使用して化学蒸着方法(CVD)に
より、0.1μm〜200μm、好ましくは1μm〜2
0μmの範囲内で形成される。
【0014】 図2は上記感温ペレット型温度ヒューズAの
動作後の状態を示す縦断面図であり、図3は図2におけ
るリード線2の内方向端と弱圧縮ばね8の中間部分の一
部拡大図である。図2および図3において弱圧縮スプリ
ング8は、絶縁材によるコーティング層13を有してい
ることにより絶縁性が向上している。そのため、可動電
極9と接触しているが導通はしていない。また弱圧縮ス
プリング8の中間部分とリード線2の内方向端との距離
Lはコーティング層13が無い場合とはほとんど変わら
ないが、両者間の絶縁抵抗は大きくなっている。
【0015】 また、弱圧縮スプリング8のコーティング層
13が有機絶縁材で構成されているので、感温ペレット
型温度ヒューズAの動作時において、セラミック材を被
覆コーティングする等の場合と比較して、弱圧縮スプリ
ング8の弾性力および弾性力により伸張する動作に影響
を及ぼさない。
【0016】 また、弱圧縮スプリング8のコーティング層
13が、有機絶縁材で化学蒸着方法(CVD)により形
成されることによって、弱圧縮スプリング8の形状にぴ
ったり合った同形コーティングと弱圧縮スプリング8の
微細な凹凸部分へのコーティングがなされている。その
ため、弱圧縮スプリング8とリード線2の内方向端、ま
たは弱圧縮スプリング8と可動電極9の間の絶縁性が、
コーティング層13の厚さむらに左右されることが無く
なる。また、化学蒸着方法(CVD)によることから最
小膜厚0.1μmからの制御されたコーティングが可能
であり、化学蒸着方法(CVD)のコーティング能力と
金属ケース1の内径と弱圧縮スプリング8の外径との関
係等とを考慮し200μmまでのコーティングが可能で
ある。
【0017】 ここで好ましいコーティング膜厚は、弱圧縮
スプリングの伸張による動作が最も良好な厚さであっ
て、かつ作業性とコストを考慮して決められ、1μm〜
20μmの膜厚が好適である。厚すぎるとコーティング
に時間がかかり過ぎ作業性を悪くしコスト高となる。
【0018】 また、弱圧縮スプリング8のコーティング層
13を有機絶縁材であるポリパラキシリレン系樹脂を化
学蒸着方法(CVD)により形成したことから、他のコ
ーティングに使用されるシリコーン、エポキシ、ポリウ
レタン樹脂等と比較して、電気絶縁性が良く、また化学
蒸着方法(CVD)により室温に近い温度でコーティン
グできるため熱応力や硬化ストレスによる機械的応力等
が加わらずコーティング後の弱圧縮スプリング8の物理
的特性に変化をきたさない。
【0019】 ここで耐電圧の特性として、感温ペレット型
温度ヒューズの弱圧縮スプリングのコーティング膜厚が
20μm、コーティング膜厚が1μm、コーティング膜
厚0μmすなわちコーティング層の無いものの3水準そ
れぞれ30個について、動作後のものを用いて、交流電
圧1000Vを印加して1分間保持し再導通等の異常の
無いことを確認した後、さらに短絡するまで電圧を印加
していく実験を行い、その短絡する電圧と短絡したもの
の個数とを比較した。このときカットオフ電流は5mA
で行った。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】 上記表1に示すように、コーティング膜厚2
0μmのものは1300Vまで交流電圧を印加しても短
絡したものは無く、コーティング膜厚1μmのものは1
300V印加時に3個短絡した。また、コーティング膜
厚0μmすなわちコーティング層無しのものは1100
V印加時に2個短絡し、1300V印加時には13個短
絡する結果となった。以上のように、コーティング膜を
形成することにより、感温ペレット型温度ヒューズの動
作後の耐電圧を向上させることに効果がある。
【0022】 上記の構成による感温ペレット型温度ヒュー
ズAを電子、電気機器に直列に接続し、電子、電気機器の
異常温度上昇を検知したい箇所に配置することによって
通電し、そして電子、電気機器の短絡等に起因する異常
発生よる異常温度上昇を検知して感温ペレット型温度ヒ
ューズAが作動した場合、リード線2,3間が非導通と
なり電子、電気機器への通電が停止されて、電子、電気機
器のそれ以上の温度上昇が阻止され、電子、電気機器の
過熱損傷あるいはそれに起因する火災の発生等が未然に
防止できる。そしてまた、リード線2,3間が非導通の
状態で、電子、電気機器の異常に起因する異常電圧が感
温ペレット型温度ヒューズAに負荷されるようなことが
起こっても、リード線2、3間の耐電圧が向上している
ことから絶縁破壊による再導通が発生することが無く、
それゆえに電子、電気機器のそれ以上の損傷がおきない
ものである。
【0023】
【発明の効果】 本発明による感温ペレット型温度ヒュ
ーズによれば、その内部に収容した弱圧縮スプリングの
表面を絶縁材でコーティングしたことにより、弱圧縮ス
プリングの絶縁性が向上し、弱圧縮スプリングとセラミ
ック碍管を貫通したリード線の内方向端との間、および
弱圧縮スプリングと可動電極との間の絶縁抵抗を向上さ
せる。またその絶縁材に有機化合物を用いたことにより
弱圧縮スプリングの弾性および弾性力による伸張する動
作をコーティングにより損なうことがない。またその有
機絶縁材を化学蒸着方法(CVD)によりコーティング
したことで、弱圧縮スプリングの形状にぴったり合った
同形コーティングと、弱圧縮スプリングの微細な凹凸部
分をコーティングすることができる。また、有機絶縁材
にポリパラキシリレン系樹脂を用いたことにより電気絶
縁性が良く、熱応力や硬化ストレスによる機械的応力が
加わらないため弱圧縮スプリングの物理的特性に変化を
及ぼさないものが得られる。
【0024】 そのため、弱圧縮スプリングとセラミック碍
管を貫通するリード線の内方向端の距離に帰着されるリ
ード線間の耐電圧の大きさを、弱圧縮スプリングの特性
を損なうことなく、弱圧縮スプリングとセラミック碍管
を貫通するリード線の内方向端との間の絶縁抵抗を大き
くすることで、両リード線間の耐電圧を向上させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す感温ペレット型温度
ヒューズの縦断面図
【図2】 本発明の実施の形態を示す感温ペレット型温度
ヒューズの動作後の状態を示す縦断面図
【図3】 本発明の実施の形態を示す感温ペレット型温度
ヒューズの動作後の状態における弱圧縮スプリング中間
部近傍の拡大図
【図4】 従来の感温ペレット型温度ヒューズを示す縦断
面図
【図5】 従来の感温ペレット型温度ヒューズの動作後の
状態を示す縦断面図
【符号の説明】 1 金属ケース 2、3 リード線 4 感温ペレット 5、6 円板 7 強圧縮スプリング 8 弱圧縮スプリング 9 可動電極 10 セラミック碍管 11 封口樹脂 12 絶縁碍管 13 コーティング層 A 本発明の実施の形態による感温ペレット型温度ヒュ
ーズ B 従来の感温ペレット型温度ヒューズ L 本発明の実施の形態による感温ペレット型温度ヒュ
ーズの動作後の状態におけるリード線2と弱圧縮スプリ
ング8の中間部分との距離 P 本発明の実施の形態による感温ペレット型温度ヒュ
ーズの動作後の状態におけるリード線2の内方向端と弱
圧縮スプリング8の中間部分の拡大図用領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 育博 滋賀県甲賀郡水口町日電3番1号 エヌイ −シ− ショット コンポ−ネンツ株式会 社内 Fターム(参考) 5G502 AA02 BA03 BB06 BE09 CC12 JJ01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ケースと金属ケースにかしめ固定され
    たリード線、金属ケース内に収容された感温ペレット、
    強圧縮スプリングおよび可動電極と、金属ケースの開口
    部を閉塞するセラミック碍管と、このセラミック碍管を
    貫通しその内方向端が前記可動電極と接触するするリー
    ド線と、前記セラミック碍管と可動電極との間に介在さ
    れた弱圧縮スプリングとを有する温度ヒューズにおい
    て、前記弱圧縮スプリングの表面に絶縁性を有するコー
    ティング層を形成したことを特徴とする温度ヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性のコーティング層が有機化合物
    であることを特徴とする請求項1記載の温度ヒューズ。
  3. 【請求項3】 前記有機絶縁材のコーティング層が化学蒸
    着方法(CVD)により形成されることを特徴とする請
    求項1、2記載の温度ヒューズ。
  4. 【請求項4】 前記有機絶縁材のコーティング層がポリパ
    ラキシリレン系樹脂であることを特徴とする請求項1、
    2、3記載の温度ヒューズ。
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Cited By (5)

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