JP2003281926A - ヒンジ装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 灯具部を収納するために使用者が灯具部に力
を加えた場合において、灯具部と可動アームとの角度が
小さくなったときにもスムーズに灯具部が回動するヒン
ジ装置を提供する。 【解決手段】 中央ヒンジ主体2の両外面と右締めつけ
手段3a及び左締めつけ手段3bとによる回動動作の特
定の角度範囲にて、中央ヒンジ主体2の両外面と右締め
つけ手段3a及び左締めつけ手段3bとの間に生ずる摩
擦力を変化させるために中央ヒンジ主体2の両外面に、
両外面と略同心円上に設けた係止部6bと、右締めつけ
手段3a及び左締めつけ手段3bと略同心円上に係止部
6bと係合する係合部6aを設けている。
を加えた場合において、灯具部と可動アームとの角度が
小さくなったときにもスムーズに灯具部が回動するヒン
ジ装置を提供する。 【解決手段】 中央ヒンジ主体2の両外面と右締めつけ
手段3a及び左締めつけ手段3bとによる回動動作の特
定の角度範囲にて、中央ヒンジ主体2の両外面と右締め
つけ手段3a及び左締めつけ手段3bとの間に生ずる摩
擦力を変化させるために中央ヒンジ主体2の両外面に、
両外面と略同心円上に設けた係止部6bと、右締めつけ
手段3a及び左締めつけ手段3bと略同心円上に係止部
6bと係合する係合部6aを設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電気ス
タンドに使用するヒンジ装置に関する。
タンドに使用するヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例として、たとえば、図5
及び図6に示すものが挙げられる。図5(a)に示すヒ
ンジ装置は、電気スタンドに使用されているものであ
り、断面視にて略円状のヒンジ本体1を介して、蛍光灯
をその反射板で覆設するものであって断面視にて略角状
の灯具部11と、灯具部11を支持するものであって略
角筒状のアーム10と、が接続されている。また、アー
ム10は、底面が平板であって、断面視にて略台形状の
電気スタンド台9に立設している。
及び図6に示すものが挙げられる。図5(a)に示すヒ
ンジ装置は、電気スタンドに使用されているものであ
り、断面視にて略円状のヒンジ本体1を介して、蛍光灯
をその反射板で覆設するものであって断面視にて略角状
の灯具部11と、灯具部11を支持するものであって略
角筒状のアーム10と、が接続されている。また、アー
ム10は、底面が平板であって、断面視にて略台形状の
電気スタンド台9に立設している。
【0003】そして、ヒンジ本体1を基軸として、灯具
部11とアーム10とが任意の角度に回動自在となって
いる。このようなヒンジ装置を使用した電気スタンドの
灯具部11を図5(b)に示すような収納状態にするた
めには、上方から灯具部11に力を加えてヒンジ本体1
を基軸として灯具部11を回動させ、灯具部11がアー
ム10と略平行となるまで灯具部11に力を加え続け
る。
部11とアーム10とが任意の角度に回動自在となって
いる。このようなヒンジ装置を使用した電気スタンドの
灯具部11を図5(b)に示すような収納状態にするた
めには、上方から灯具部11に力を加えてヒンジ本体1
を基軸として灯具部11を回動させ、灯具部11がアー
ム10と略平行となるまで灯具部11に力を加え続け
る。
【0004】つぎに、図6に、このヒンジ本体1を拡大
した分解斜視図を示す。
した分解斜視図を示す。
【0005】ヒンジ本体1は、略同一の形状の円状開口
である右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bとを両端に
有し、また、右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bとの
間には、灯具部11を連結し装着する円筒状の連結部1
cを有している。そして、連結部1cの下方には、中央
ヒンジ主体2が挿入される空間が形成されており、右締
めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bにて、中央ヒン
ジ主体2の両端が挟持される。
である右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bとを両端に
有し、また、右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bとの
間には、灯具部11を連結し装着する円筒状の連結部1
cを有している。そして、連結部1cの下方には、中央
ヒンジ主体2が挿入される空間が形成されており、右締
めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bにて、中央ヒン
ジ主体2の両端が挟持される。
【0006】ここで、ヒンジ本体1、中央ヒンジ主体
2、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの中心
が、ねじ4aとナット4bとによるねじ結合にて回動自
在に結合されている。
2、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの中心
が、ねじ4aとナット4bとによるねじ結合にて回動自
在に結合されている。
【0007】上述したように灯具部11を図5(b)に
示すよう状態に収納する場合、中央ヒンジ主体2の両外
面と右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bとの当
接力よりも大きな力を灯具部11に加え、該灯具部11
を回動し収納する。
示すよう状態に収納する場合、中央ヒンジ主体2の両外
面と右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bとの当
接力よりも大きな力を灯具部11に加え、該灯具部11
を回動し収納する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】中央ヒンジ主体2の両
外面と右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bとに
よる回動動作においては、いかなる角度範囲においても
当接力、すなわち、摩擦力が一定である。この場合、灯
具部11を図5(b)に示すよう状態に収納するため
に、使用者が灯具部11に力を加えていくと、灯具部1
1と可動アーム10とのなす角度が小さくなったとき
(特に、灯具部11と可動アーム10とのなす角度が3
0度程度以下)には、灯具部11が回動しにくくなるこ
とがある。
外面と右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bとに
よる回動動作においては、いかなる角度範囲においても
当接力、すなわち、摩擦力が一定である。この場合、灯
具部11を図5(b)に示すよう状態に収納するため
に、使用者が灯具部11に力を加えていくと、灯具部1
1と可動アーム10とのなす角度が小さくなったとき
(特に、灯具部11と可動アーム10とのなす角度が3
0度程度以下)には、灯具部11が回動しにくくなるこ
とがある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
であり、その目的とするところは、灯具部を収納するた
めに使用者が灯具部に力を加えた場合において、灯具部
と可動アームとの角度が小さくなったときにも灯具部が
スムーズに回動するヒンジ装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、灯具部を収納するた
めに使用者が灯具部に力を加えた場合において、灯具部
と可動アームとの角度が小さくなったときにも灯具部が
スムーズに回動するヒンジ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のヒンジ装
置は、略円筒状で、両端に円状開口の右ヒンジ主体及び
左ヒンジ主体を有するヒンジ本体と、右ヒンジ主体及び
左ヒンジ主体の間に配設される中央ヒンジ主体と、右ヒ
ンジ主体及び左ヒンジ主体と係合する円盤状のものであ
って、中央ヒンジ主体を挟み込み、中央ヒンジ主体の両
外面とそれぞれ摺動する右締めつけ手段及び左締めつけ
手段と、これらのヒンジ主体の中心が回動自在にねじと
ナットのよるねじ結合されてなるヒンジ装置において、
中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締めつ
け手段とによる回動動作の特定の角度範囲にて、中央ヒ
ンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締めつけ手段
との間に生ずる摩擦力を変化させるために中央ヒンジ主
体の両外面に、両外面と略同心円上に設けた係止部と、
右締めつけ手段及び左締めつけ手段と略同心円上に係止
部と係合する係合部を設けたことを特徴とするものであ
る。
置は、略円筒状で、両端に円状開口の右ヒンジ主体及び
左ヒンジ主体を有するヒンジ本体と、右ヒンジ主体及び
左ヒンジ主体の間に配設される中央ヒンジ主体と、右ヒ
ンジ主体及び左ヒンジ主体と係合する円盤状のものであ
って、中央ヒンジ主体を挟み込み、中央ヒンジ主体の両
外面とそれぞれ摺動する右締めつけ手段及び左締めつけ
手段と、これらのヒンジ主体の中心が回動自在にねじと
ナットのよるねじ結合されてなるヒンジ装置において、
中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締めつ
け手段とによる回動動作の特定の角度範囲にて、中央ヒ
ンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締めつけ手段
との間に生ずる摩擦力を変化させるために中央ヒンジ主
体の両外面に、両外面と略同心円上に設けた係止部と、
右締めつけ手段及び左締めつけ手段と略同心円上に係止
部と係合する係合部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】このようなヒンジ装置においては、中央ヒ
ンジ主体と右締めつけ手段及び左締めつけ手段との回動
動作において、係止部と係合部が係合する特定の角度範
囲、すなわち、回動動作をスムーズに行えない角度範囲
において、中央ヒンジ主体と右締めつけ手段及び左締め
つけ手段との摩擦力が適宜変化するので、該角度範囲に
おいて中央ヒンジ主体がスムーズに回動する。
ンジ主体と右締めつけ手段及び左締めつけ手段との回動
動作において、係止部と係合部が係合する特定の角度範
囲、すなわち、回動動作をスムーズに行えない角度範囲
において、中央ヒンジ主体と右締めつけ手段及び左締め
つけ手段との摩擦力が適宜変化するので、該角度範囲に
おいて中央ヒンジ主体がスムーズに回動する。
【0012】請求項2記載のヒンジ装置は、請求項1記
載のヒンジ装置において、係止部は両外面に設けられた
孔部であり、係合部は右締めつけ手段及び左締めつけ手
段に設けられた突起部であることを特徴とするものであ
る。
載のヒンジ装置において、係止部は両外面に設けられた
孔部であり、係合部は右締めつけ手段及び左締めつけ手
段に設けられた突起部であることを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項3記載のヒンジ装置は、請求項2記
載のヒンジ装置において、係止部は両外面に設けられた
突起部であり、係合部は右締めつけ手段及び左締めつけ
手段に設けられた孔部であることを特徴とするものであ
る。
載のヒンジ装置において、係止部は両外面に設けられた
突起部であり、係合部は右締めつけ手段及び左締めつけ
手段に設けられた孔部であることを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項4記載のヒンジ装置は、請求項2記
載のヒンジ装置において、係止部は両外面に設けられた
所定の面積を有する凸部であり、係合部は右締めつけ手
段及び左締めつけ手段に設けられた所定の面積を有する
凹部であることを特徴とするものである。
載のヒンジ装置において、係止部は両外面に設けられた
所定の面積を有する凸部であり、係合部は右締めつけ手
段及び左締めつけ手段に設けられた所定の面積を有する
凹部であることを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載のヒンジ装置は、請求項2記
載のヒンジ装置において、中央ヒンジ主体、右締めつけ
手段及び左締めつけ手段は金属製であり、係止部及び係
合部は、該金属よりも摩擦力の大きい部材であることを
特徴とするものである。
載のヒンジ装置において、中央ヒンジ主体、右締めつけ
手段及び左締めつけ手段は金属製であり、係止部及び係
合部は、該金属よりも摩擦力の大きい部材であることを
特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の第1
の実施の形態を図1及び図2を参照して説明する。
の実施の形態を図1及び図2を参照して説明する。
【0017】図1(a)は本実施の形態の分解斜視図
を、図1(b)は図5(a)に対応する同実施の形態の
上面図及び断面図を、図1(c)は図5(b)に対応す
る同実施の形態の上面図及び断面図を、図2(a)は本
実施の応用形態の分解斜視図を、図2(b)は図5
(a)に対応する同応用形態の上面図及び断面図を、図
2(c)は図5(b)に対応する同応用形態の上面図及
び断面図をそれぞれ示している。
を、図1(b)は図5(a)に対応する同実施の形態の
上面図及び断面図を、図1(c)は図5(b)に対応す
る同実施の形態の上面図及び断面図を、図2(a)は本
実施の応用形態の分解斜視図を、図2(b)は図5
(a)に対応する同応用形態の上面図及び断面図を、図
2(c)は図5(b)に対応する同応用形態の上面図及
び断面図をそれぞれ示している。
【0018】ヒンジ本体1は、略同一形状の円状開口で
ある右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bとを両端に有
し、また、灯具部11(図示しない)を連結し装着させ
る円筒状の連結部1cを有している。そして、連結部1
cの下方には、後述する中央ヒンジ主体2が挿入される
空間が形成されている。また、右ヒンジ主体1aと左ヒ
ンジ主体1bの外周上には、後述する右締めつけ手段3
a及び左締めつけ手段3bと係合する断面略長方形状の
凸部が設けられている。そして、この凸部はヒンジ本体
1と一体成形されている。ここで、ヒンジ本体1の材質
は、合成樹脂材料である。その他、アルミニウム等の金
属製材料でもよい。
ある右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bとを両端に有
し、また、灯具部11(図示しない)を連結し装着させ
る円筒状の連結部1cを有している。そして、連結部1
cの下方には、後述する中央ヒンジ主体2が挿入される
空間が形成されている。また、右ヒンジ主体1aと左ヒ
ンジ主体1bの外周上には、後述する右締めつけ手段3
a及び左締めつけ手段3bと係合する断面略長方形状の
凸部が設けられている。そして、この凸部はヒンジ本体
1と一体成形されている。ここで、ヒンジ本体1の材質
は、合成樹脂材料である。その他、アルミニウム等の金
属製材料でもよい。
【0019】中央ヒンジ主体2は、円柱状のものであ
り、側面視にて右ヒンジ主体1a及び左ヒンジ主体1b
と略同一の形状である。そして、この中央ヒンジ主体2
は、右ヒンジ主体1a及び左ヒンジ主体1bの間に挿入
され後述する右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3
bにより挟持される。また、中央ヒンジ主体2の下方に
は、可動アーム10(図示しない)が連結される。ここ
で、中央ヒンジ主体2の外面には、これも後述する右締
めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bが備える円柱状
の突起部6bと係合する孔部6aが設けられている。こ
の孔部6aの断面積は、突起部6bの断面積より2〜5
倍程度大きく設定しており、また、孔部6aは中央ヒン
ジ主体2の中心と同心円上に等間隔に2箇所設けられて
いる。そして、灯具部11に力を加えると、突起部6b
が中央ヒンジ主体2の外面と摺動しながら一定の摩擦力
で回動し、該突起部6bが孔部6aと係合すると、突起
部6bの遊びにより、灯具部11の自重で灯具部11は
アーム10と略平行となり、収納状態となる。
り、側面視にて右ヒンジ主体1a及び左ヒンジ主体1b
と略同一の形状である。そして、この中央ヒンジ主体2
は、右ヒンジ主体1a及び左ヒンジ主体1bの間に挿入
され後述する右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3
bにより挟持される。また、中央ヒンジ主体2の下方に
は、可動アーム10(図示しない)が連結される。ここ
で、中央ヒンジ主体2の外面には、これも後述する右締
めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bが備える円柱状
の突起部6bと係合する孔部6aが設けられている。こ
の孔部6aの断面積は、突起部6bの断面積より2〜5
倍程度大きく設定しており、また、孔部6aは中央ヒン
ジ主体2の中心と同心円上に等間隔に2箇所設けられて
いる。そして、灯具部11に力を加えると、突起部6b
が中央ヒンジ主体2の外面と摺動しながら一定の摩擦力
で回動し、該突起部6bが孔部6aと係合すると、突起
部6bの遊びにより、灯具部11の自重で灯具部11は
アーム10と略平行となり、収納状態となる。
【0020】右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3
bは、略同一形状の円盤状のもので、その外周上方には
それぞれ、断面略長方形状の凹部が設けられており、上
述した右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bの外周上に
設けられた断面略長方形状の凸部とそれぞれ係合する。
そして、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bに
は、右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bの方向に突出
し、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの中心
と同心円上に等間隔に2箇所の突起部6bが設けられて
いる。ここで、突起部6bは略円柱状であり、突起の長
さは、たとえば、2〜5mmである。また、この突起部
6bは、摩擦係数が小さく耐磨耗性に優れた材質、たと
えば、ポレエチレン等が好ましい。ここで、本実施の形
態においては、この突起部6bを右締めつけ手段3a及
び左締めつけ手段3bと一体成形しているが、別途、右
締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bに接着しても
よい。
bは、略同一形状の円盤状のもので、その外周上方には
それぞれ、断面略長方形状の凹部が設けられており、上
述した右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bの外周上に
設けられた断面略長方形状の凸部とそれぞれ係合する。
そして、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bに
は、右ヒンジ主体1aと左ヒンジ主体1bの方向に突出
し、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの中心
と同心円上に等間隔に2箇所の突起部6bが設けられて
いる。ここで、突起部6bは略円柱状であり、突起の長
さは、たとえば、2〜5mmである。また、この突起部
6bは、摩擦係数が小さく耐磨耗性に優れた材質、たと
えば、ポレエチレン等が好ましい。ここで、本実施の形
態においては、この突起部6bを右締めつけ手段3a及
び左締めつけ手段3bと一体成形しているが、別途、右
締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bに接着しても
よい。
【0021】ねじ4aとナット4bは、ねじ結合にてヒ
ンジ本体1、中央ヒンジ主体2に設けられたねじ挿通
孔、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bに設け
られたねじ挿通孔を介して回動自在に結合するものであ
り、材質は合成樹脂材料である。その他、アルミニウム
等の金属製材料でもよい。
ンジ本体1、中央ヒンジ主体2に設けられたねじ挿通
孔、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bに設け
られたねじ挿通孔を介して回動自在に結合するものであ
り、材質は合成樹脂材料である。その他、アルミニウム
等の金属製材料でもよい。
【0022】このような構成のヒンジ装置によれば、灯
具部11とアーム10とのなす角度が、たとえば、10
度までは、突起部6bが中央ヒンジ主体2の外面と摺動
し一定の摩擦力で回動するが、10度以下になると、突
起部6bが孔部6aと係合する。そして、このときに摩
擦力が略ゼロとなり、灯具部11の自重で灯具部11は
収納状態となる。すなわち、灯具部11と可動アーム1
0との角度が小さくなったときにでも、使用者は灯具部
11をスムーズに回動させることができる。
具部11とアーム10とのなす角度が、たとえば、10
度までは、突起部6bが中央ヒンジ主体2の外面と摺動
し一定の摩擦力で回動するが、10度以下になると、突
起部6bが孔部6aと係合する。そして、このときに摩
擦力が略ゼロとなり、灯具部11の自重で灯具部11は
収納状態となる。すなわち、灯具部11と可動アーム1
0との角度が小さくなったときにでも、使用者は灯具部
11をスムーズに回動させることができる。
【0023】しかも、中央ヒンジ主体2の外面に孔部6
aを穿設し、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3
bに突起部6bを設けただけの簡単な構成なので、部品
点数を増加することがなく、また、このヒンジ装置を製
造する場合において、従来と略同一工程にて製造するこ
とができる、といった効果もある。
aを穿設し、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3
bに突起部6bを設けただけの簡単な構成なので、部品
点数を増加することがなく、また、このヒンジ装置を製
造する場合において、従来と略同一工程にて製造するこ
とができる、といった効果もある。
【0024】ここで、本実施の形態とは逆に、図2
(a)、図2(b)及び図2(c)に示すように、中央
ヒンジ主体2の外面に中央ヒンジ主体2の中心と同心円
上に等間隔で突起部6a’を設け、右締めつけ手段3a
及び左締めつけ手段3bに右締めつけ手段3a及び左締
めつけ手段3bの中心と同心円上に等間隔で孔部6b’
を設けてもよい。
(a)、図2(b)及び図2(c)に示すように、中央
ヒンジ主体2の外面に中央ヒンジ主体2の中心と同心円
上に等間隔で突起部6a’を設け、右締めつけ手段3a
及び左締めつけ手段3bに右締めつけ手段3a及び左締
めつけ手段3bの中心と同心円上に等間隔で孔部6b’
を設けてもよい。
【0025】また、本実施の形態では、突起部6bを右
締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの中心と同心
円上に等間隔に2箇所設けたが、灯具部11とアーム1
0との回動範囲を考慮して、突起部6bの数、配設位置
を適宜設定してもよい。
締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの中心と同心
円上に等間隔に2箇所設けたが、灯具部11とアーム1
0との回動範囲を考慮して、突起部6bの数、配設位置
を適宜設定してもよい。
【0026】なお、このヒンジ装置は、上記のような電
気スタンド以外に、たとえば、大口径のレンズ体の周囲
に丸形蛍光灯を装着し、該レンズ体にて作業対象物を拡
大させ組立作業等を行うことのできる照明付拡大装置
や、その先端に電気接続器を備えたもので、所望の位置
に移動させ電源を接続させることのできる、移動自在型
の電源接続装置等の電気器具に利用してもよい。 (実施例2)以下、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。
気スタンド以外に、たとえば、大口径のレンズ体の周囲
に丸形蛍光灯を装着し、該レンズ体にて作業対象物を拡
大させ組立作業等を行うことのできる照明付拡大装置
や、その先端に電気接続器を備えたもので、所望の位置
に移動させ電源を接続させることのできる、移動自在型
の電源接続装置等の電気器具に利用してもよい。 (実施例2)以下、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。
【0027】第1の実施の形態と同様に、図3(a)は
本実施の形態の分解斜視図を、図3(b)は図5(a)
に対応する同実施の形態の上面図及び断面図を、図3
(c)は図5(b)に対応する同実施の形態の上面図及
び断面図をそれぞれ示している。
本実施の形態の分解斜視図を、図3(b)は図5(a)
に対応する同実施の形態の上面図及び断面図を、図3
(c)は図5(b)に対応する同実施の形態の上面図及
び断面図をそれぞれ示している。
【0028】本実施の形態では、第1の実施の応用形態
における突起部6a’の代わりに所定の面積を有する橋
形凸部7aを、孔部6b’の代わりに所定の面積を有す
る橋形凹部7bをそれぞれ設けている。
における突起部6a’の代わりに所定の面積を有する橋
形凸部7aを、孔部6b’の代わりに所定の面積を有す
る橋形凹部7bをそれぞれ設けている。
【0029】このような構成のヒンジ装置によれば、灯
具部11とアーム10とのなす角度が、たとえば、10
度までは、凸部7aと右締めつけ手段3a及び左締めつ
け手段3bの凹部7b以外の部分と摺動し一定の摩擦力
で回動するが、10度以下になると、第1の実施の形態
と同様に、凸部7aが凹部7bと係合する、すなわち、
摩擦力が略ゼロとなり、灯具部11の自重で灯具部11
は収納状態となる。
具部11とアーム10とのなす角度が、たとえば、10
度までは、凸部7aと右締めつけ手段3a及び左締めつ
け手段3bの凹部7b以外の部分と摺動し一定の摩擦力
で回動するが、10度以下になると、第1の実施の形態
と同様に、凸部7aが凹部7bと係合する、すなわち、
摩擦力が略ゼロとなり、灯具部11の自重で灯具部11
は収納状態となる。
【0030】なお、上記説明で特に言及していない構
成、作用、効果等は第1の実施の形態と同様である。 (実施例3)以下、本発明の第3の実施の形態を図4を
参照して説明する。
成、作用、効果等は第1の実施の形態と同様である。 (実施例3)以下、本発明の第3の実施の形態を図4を
参照して説明する。
【0031】第1の実施の形態と同様に、図4(a)は
本実施の形態の分解斜視図を、図4(b)は図5(a)
に対応する同実施の形態の上面図及び断面図を、図4
(c)は図5(b)に対応する同実施の形態の上面図及
び断面図をそれぞれ示している。
本実施の形態の分解斜視図を、図4(b)は図5(a)
に対応する同実施の形態の上面図及び断面図を、図4
(c)は図5(b)に対応する同実施の形態の上面図及
び断面図をそれぞれ示している。
【0032】本実施の形態では、第2の実施の応用形態
における凸部7aの代わりに橋形の摩擦部8aを、凹部
7bの代わりに橋形の摩擦部8bをそれぞれ設けてい
る。ここで、中央ヒンジ主体2、右締めつけ手段3a及
び左締めつけ手段3bは金属製材料であり、摩擦部8a
及び8bは右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3b
の金属製材料よりも摩擦係数が大きく、かつ耐磨耗性に
優れたポレエチレン材料である。
における凸部7aの代わりに橋形の摩擦部8aを、凹部
7bの代わりに橋形の摩擦部8bをそれぞれ設けてい
る。ここで、中央ヒンジ主体2、右締めつけ手段3a及
び左締めつけ手段3bは金属製材料であり、摩擦部8a
及び8bは右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3b
の金属製材料よりも摩擦係数が大きく、かつ耐磨耗性に
優れたポレエチレン材料である。
【0033】このような構成のヒンジ装置によれば、灯
具部11とアーム10とのなす角度が、たとえば、10
度までは摩擦部8aと摩擦部8bとが摺動し一定の摩擦
力で回動するが、10度以下になると、中央ヒンジ主体
2、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの摩擦
部8a及び8b以外の部分同士が係合する、すなわち、
摩擦力が略ゼロとなり、灯具部11の自重で灯具部11
は収納状態となる。
具部11とアーム10とのなす角度が、たとえば、10
度までは摩擦部8aと摩擦部8bとが摺動し一定の摩擦
力で回動するが、10度以下になると、中央ヒンジ主体
2、右締めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの摩擦
部8a及び8b以外の部分同士が係合する、すなわち、
摩擦力が略ゼロとなり、灯具部11の自重で灯具部11
は収納状態となる。
【0034】本実施の形態では、摩擦部8a及び8bと
してポレエチレンを用いたが、中央ヒンジ主体2、右締
めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの表面に金属波
部を形成することにより表面を粗くし、これを摩擦部と
してもよい。
してポレエチレンを用いたが、中央ヒンジ主体2、右締
めつけ手段3a及び左締めつけ手段3bの表面に金属波
部を形成することにより表面を粗くし、これを摩擦部と
してもよい。
【0035】なお、上記説明で特に言及していない構
成、作用、効果等は第1又は第2の実施の形態と同様で
ある。
成、作用、効果等は第1又は第2の実施の形態と同様で
ある。
【0036】
【発明の効果】請求項1ないし5記載の各ヒンジ装置
は、中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締
めつけ手段とによる回動動作の特定の角度範囲におい
て、中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締
めつけ手段との間に生ずる摩擦力を変化させる摩擦力変
化手段を設けているので、回動動作の特定の角度範囲に
おいて、摩擦力が変化するので、回動動作の特定の角度
範囲において強い力が必要となる場合に、摩擦力が軽減
されるようにしておくと、一定の力で中央ヒンジ主体を
回動させることができる。
は、中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締
めつけ手段とによる回動動作の特定の角度範囲におい
て、中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締
めつけ手段との間に生ずる摩擦力を変化させる摩擦力変
化手段を設けているので、回動動作の特定の角度範囲に
おいて、摩擦力が変化するので、回動動作の特定の角度
範囲において強い力が必要となる場合に、摩擦力が軽減
されるようにしておくと、一定の力で中央ヒンジ主体を
回動させることができる。
【図1】第1の実施の形態を示す分解斜視図、上面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図2】第1の実施の応用形態を示す分解斜視図、上面
図及び断面図である。
図及び断面図である。
【図3】第2の実施の形態を示す分解斜視図、上面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図4】第3の実施の形態を示す分解斜視図、上面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
1 ヒンジ主体
1a 右ヒンジ主体
1b 左ヒンジ主体
2 中央ヒンジ主体
3a 右締めつけ手段
3b 左締めつけ手段
4a ねじ(ねじ結合)
4b ナット(ねじ結合)
6a、6b’ 孔部(係合部)
6b、6a’ 突起部(係止部)
7a 凸部(係止部)
7b 凹部(係合部)
8a、8b 摩擦部
Claims (5)
- 【請求項1】 略円筒状で、両端に円状開口の右ヒンジ
主体及び左ヒンジ主体を有するヒンジ本体と、右ヒンジ
主体及び左ヒンジ主体の間に配設される中央ヒンジ主体
と、右ヒンジ主体及び左ヒンジ主体と係合する円盤状の
ものであって、中央ヒンジ主体を挟み込み、中央ヒンジ
主体の両外面とそれぞれ摺動する右締めつけ手段及び左
締めつけ手段と、これらのヒンジ主体の中心が回動自在
にねじとナットのよるねじ結合されてなるヒンジ装置に
おいて、中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び
左締めつけ手段とによる回動動作の特定の角度範囲に
て、中央ヒンジ主体の両外面と右締めつけ手段及び左締
めつけ手段との間に生ずる摩擦力を変化させるために中
央ヒンジ主体の両外面に、両外面と略同心円上に設けた
係止部と、右締めつけ手段及び左締めつけ手段と略同心
円上に係止部と係合する係合部を設けたことを特徴とす
るヒンジ装置。 - 【請求項2】 係止部は両外面に設けられた孔部であ
り、係合部は右締めつけ手段及び左締めつけ手段に設け
られた突起部であることを特徴とする請求項1記載のヒ
ンジ装置。 - 【請求項3】 係止部は両外面に設けられた突起部であ
り、係合部は右締めつけ手段及び左締めつけ手段に設け
られた孔部であることを特徴とする請求項2記載のヒン
ジ装置。 - 【請求項4】 係止部は両外面に設けられた所定の面積
を有する凸部であり、係合部は右締めつけ手段及び左締
めつけ手段に設けられた所定の面積を有する凹部である
ことを特徴とする請求項2記載のヒンジ装置。 - 【請求項5】 中央ヒンジ主体、右締めつけ手段及び左
締めつけ手段は金属製であり、係止部及び係合部は、該
金属よりも摩擦力の大きい部材であることを特徴とする
請求項2記載のヒンジ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084782A JP2003281926A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | ヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084782A JP2003281926A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | ヒンジ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003281926A true JP2003281926A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29231979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002084782A Pending JP2003281926A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | ヒンジ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003281926A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103017113A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-04-03 | 广东华晨影视舞台专业工程有限公司 | 垂直吊杆的电动调整装置 |
CN106195752A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 广东金莱特电器股份有限公司 | 一种折叠台灯的转轴结构 |
CN106224826A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-14 | 广东金莱特电器股份有限公司 | 一种折叠台灯的转轴组件 |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002084782A patent/JP2003281926A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103017113A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-04-03 | 广东华晨影视舞台专业工程有限公司 | 垂直吊杆的电动调整装置 |
CN106195752A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 广东金莱特电器股份有限公司 | 一种折叠台灯的转轴结构 |
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