JP2003281506A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2003281506A
JP2003281506A JP2002076784A JP2002076784A JP2003281506A JP 2003281506 A JP2003281506 A JP 2003281506A JP 2002076784 A JP2002076784 A JP 2002076784A JP 2002076784 A JP2002076784 A JP 2002076784A JP 2003281506 A JP2003281506 A JP 2003281506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
image
work
conveyed
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002076784A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumichi Kato
一路 加藤
Atsushi Hanaki
敦司 花木
Katsumi Yasuda
克己 安田
Hitoshi Yasuda
均 安田
Nobuhiro Saito
伸浩 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP2002076784A priority Critical patent/JP2003281506A/ja
Publication of JP2003281506A publication Critical patent/JP2003281506A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送物の画像に対する処理速度を改善すると
共に、搬送物の搬送速度を改善することが可能な画像処
理装置を提供すること。 【解決手段】 搬送路10上を順次搬送されるワーク2
01,202の先端が撮影用トリガセンサ30により検
出されると、撮影用トリガセンサ30からトリガ信号T
Sが出力される。これを受けて、パーツフィーダ用画像
処理装置600が撮像装置40に撮影トリガ信号TCを
撮像装置40に出力する。撮像装置40はワーク20
1,202を順次撮像し、その画像をパーツフィーダ用
画像処理装置600に出力する。パーツフィーダ用画像
処理装置600では、記憶部602,603が交互に書
き込み動作を行い、撮像装置40から出力される画像を
記憶する。演算処理部601は、記憶部602,603
のうち、書き込み動作が終了したものから画像を読み出
し、所定の画像処理を施すための演算処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーツフィーダ
などによって搬送されるワーク(搬送物)の姿勢や良否
を判別するための画像処理を行う画像処理装置に関し、
特に画像の処理速度を改善するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パーツフィーダによって機械加工部品や
組み合わせ部品などのワークを自動機械に供給する過程
において、各ワークの姿勢や良否の判別が行われてい
る。近年では、CCD(Charge Coupled Device)カメラ
等によってワークを撮像し、その画像を処理することに
より各ワークの姿勢などを判別する技術が取り入れられ
るようになり、そのための画像処理装置が商品化されて
いる。
【0003】図3に、パーツフィーダ用の画像処理装置
60の適用例を示す。同図において、搬送路10は、パ
ーツフィーダのフィーダ部であり、図示しない駆動部に
より一定周波数で振動され、この振動によりワークを一
定速度で搬送する。この搬送路10の上方には、光電セ
ンサなどからなる撮影用トリガセンサ30と、CCDカ
メラなどからなる撮像装置40と、照明用の光源50と
が配置され、撮影用トリガセンサ30と撮像装置40は
画像処理装置60に接続される。画像処理装置60は、
入出力インタフェース、演算処理部、記憶部から構成さ
れ、ワークの姿勢や良否を判別するための画像処理を行
うものである。
【0004】以下、図4に示すタイミングチャートを参
照して、上述の従来技術に係る画像処理装置の動作を説
明する。まず、搬送路10上をワーク20が搬送され、
時刻t1で所定位置に到達すると、撮影用トリガセンサ
30がワーク20の先端を検出してトリガ信号TSを画
像処理装置60に出力する。画像処理装置60は、トリ
ガ信号TSを入力すると、撮像装置40からの画像デー
タを受け付けることが可能か否かを判断する。受け付け
ることが可能であれば、撮影トリガ信号TCを発生し、
これを撮像装置40に出力する。撮像装置40は、撮影
トリガ信号TCを受けて、搬送路10上を搬送されるワ
ーク20を撮像し、その画像データPDを画像処理装置
60に出力する。
【0005】画像処理装置60の演算処理部(図示な
し)は、撮像装置40から画像データPDを入力する
と、これを記憶部(図示なし)に格納する。そして、画
像処理装置60の演算処理部は、記憶部に格納された画
像データを参照・加工して2値化し、ワークの姿勢や良
否を判別するための画像処理を実行する。なお、上述の
画像処理によりワークの姿勢などが判別された後の次の
工程で不適切なワークをリジェクトする場合、画像処理
装置60は、リジェクト装置を起動するための信号を出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーツフィ
ーダの搬送速度は年々向上し、単位時間で搬送できるワ
ークの数量が増加する傾向にある。例えば近年のパーツ
フィーダでは、ワークとなる部品を2000〜3000
個/分の搬送速度で搬送することが可能となっている。
この一方、例えば電気回路用の表面実装部品などの場
合、形状の微小化や複雑化が進み、それに伴って画像処
理の手法が複雑になり、単位時間あたりの画像処理速度
を改善することが困難になっている。このため、画像処
理装置の処理速度がワークの搬送速度に追いつくことが
できず、ワークの搬送速度を画像処理装置の処理速度に
よって制限せざるを得ないという問題がある。
【0007】以下、図4および図5を参照して具体的に
説明する。図5は、ワーク201,202が搬送路10
上を移動する様子を示したものであって、同図(a)は
図4に示す時刻t1でワーク201の先端が所定位置P
に到達した状態を示し、同図(b)は図4に示す時刻t
2でワーク202の先端が所定位置Pに到達した状態を
示す。なお、図5において、ワーク201,202は図
1に示すワーク20に対応するものであり、ワーク20
1の先端とワーク202の先端との間の距離Lおよびワ
ークの搬送速度vを一定とする。
【0008】ここで、演算処理部の記憶部に記憶された
画像データが画像処理において参照されるため、画像処
理が実行されている間は記憶部の画像データを書き換え
ることが禁止される。従って、図4に示すように、時刻
t1にワーク201が所定位置Pに到達してから、この
ワーク201に対する一連の処理に要する時間TNが経
過した後、時刻t2でワーク202に対する処理を開始
させる必要がある。
【0009】ここで、仮に、時間TNが時刻t1から時
刻t2までの時間を超えると、画像処理装置60がワー
ク201に対する画像処理を実行している間に、画像処
理部60の記憶部に格納されたワーク201の画像デー
タに次のワーク202の画像データが上書きされること
になり、ワーク201に対する画像処理が阻害される。
このため、時間TNが時刻t1から時刻t2までの時間
を超えないように距離Lと搬送速度vを設定する必要が
あり、パーツフィーダの搬送能力が制限される。また実
際には、搬送されるワーク間の距離を精度良く制御する
ことが困難であるため、それより更に低速にワークの搬
送速度vを制限することになる。このような理由から、
パーツフィーダの搬送速度を例えば500〜1000個
/分程度にまで制限しており、パーツフィーダの搬送能
力を活かすことができない事態となっている。
【0010】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、搬送物1個あたりの画像処理時間を改善すると共
に搬送物の搬送速度を改善することが可能な画像処理装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。即ち、この発明
は、所定の搬送路上を次々に搬送される複数の搬送物を
撮像して得られた画像に所定の画像処理を施す画像処理
装置であって、順次的に書き込み動作を行って前記複数
の搬送物の画像を搬送物ごとに記憶する複数の記憶部
と、前記複数の記憶部のうち、書き込み動作が終了した
ものから順次的に画像を読み出し、この画像に対して前
記所定の画像処理を施すための演算処理を実行する演算
処理部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、複数の記憶部が順次的
に書き込み動作を行い、次々に搬送される搬送物の画像
が複数の記憶部のそれぞれに順次記憶される。このと
き、複数の記憶部のうち、書き込み動作を行っているの
もの以外は、読み出し可能な状態にあるので、演算処理
部は、書き込み動作が終了した記憶部から画像を順次読
み出して画像処理を実行する。これにより、記憶部に対
する画像の書き込みと読み出しとが並列的に行うことが
可能となり、1つの搬送物に対する所定の画像処理が終
了する前に次の搬送物に対する所定の画像処理を行うこ
とが可能となる。従って、画像の処理速度が向上するこ
ととなり、搬送物の搬送速度を改善することが可能とな
る。
【0013】また、前記画像処置装置において、例え
ば、前記演算処理部が、前記複数の記憶部のそれぞれに
対して設けられたことを特徴とする。さらに、前記画像
処置装置において、例えば、前記演算処理部が、前記所
定の画像処理として、前記所定の搬送路上を次々に搬送
される搬送物の姿勢を判別するための処理を実行するこ
とを特徴とする。さらにまた、前記画像処置装置におい
て、例えば、前記演算処理部が、前記所定の画像処理と
して、前記所定の搬送路上を次々に搬送される搬送物の
良否を判別するための処理を実行することを特徴とす
る。さらにまた、前記画像処置装置において、例えば、
部品搬送装置に適用され、該部品搬送装置によって搬送
される搬送物の画像に前記所定の処理を施すものである
ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施形態を説明する。この実施の形態では、本発
明に係る画像処理装置を、部品搬送装置の一種であるパ
ーツフィーダに適用した場合を例として説明する。以
下、本発明に係る画像処理装置を、「パーツフィーダ用
画像処理装置」と称す。図1に、この実施の形態に係る
パーツフィーダ用画像処理装置600の構成と、その適
用例を示す。図1において、前述の図3に示す要素と共
通する要素には同一符号を付す。
【0015】1図において、パーツフィーダのフィーダ
部からなる所定の搬送路10上には搬送物であるワーク
201,202が載置され、図示しない駆動部によって
搬送路10に一定周波数の振動が与えられる。この振動
によりワーク201,202が整列されて搬送路10上
を略一定の速度vで一定方向に次々に搬送される。な
お、図1では、2つのワーク201,202しか記載さ
れていないが、これらのワークの前方と後方にも同様に
ワークが載置されて搬送される。以下では、特にワーク
を区別しない場合には「ワーク200」として記載す
る。
【0016】搬送路10上に設定された所定位置P1の
上方には、搬送路10上のワーク200を検出するため
の光電センサなどからなる撮影用トリガセンサ30が配
置される。また、所定位置P1から下流側に一定距離を
おいた所定位置P2の上方には、搬送路10上のワーク
200を撮像するためのCCDカメラからなる撮像装置
40が配置される。さらに、所定位置Pの上流側には、
ワーク200を照明するための光源50が配置される。
【0017】パーツフィーダ用画像処理装置600は、
撮像装置40により撮像して得られた各ワークの画像に
対して所定の画像処理を施すためのものであって、演算
処理部601と、2つの記憶部602,603と、入出
力インタフェース(I/O)604からなり、これらは
バス605を介して相互に接続されている。また、パー
ツフィーダ用画像処理装置600は、画像処理の結果か
らワークの姿勢や良否を判別する機能を有し、特に図示
していないが、搬送路10の下流側には、画像処理装置
600での判別結果に基づいて不適切なワークをリジェ
クトするための装置が配置される。なお、2つの記憶部
602,603は、独立にアクセス可能であればよく、
1つの記憶装置に2つの記憶領域を定義して実現したも
のであってもよい。
【0018】以下、図2に示すタイミングチャートを参
照して、この実施の形態に係るパーツフィーダ用画像処
理装置600の動作を説明する。まず、ワーク201と
ワーク202は、これらの先端から先端までの距離Lを
略一定に保ちながら、搬送路10上を一定の速度vで一
定方向に搬送される。そして、時刻t01で1つ目のワ
ーク201が所定位置P1に到達すると、撮影用トリガ
センサ30がワーク20の先端を検出してトリガ信号T
Sを発生し、これを画像処理装置600に出力する。
【0019】画像処理装置600では、入出力インタフ
ェース(I/O)604がトリガ信号TSを入力して演
算処理部601に与える。演算処理部601は、トリガ
信号TSを受けて、撮像装置40から画像データを受け
付けることが可能か否かを判断する。受け付けることが
可能であれば、撮影トリガ信号TCを発生して撮像装置
40に出力する。撮像装置40は、撮影トリガ信号TC
を入力すると、搬送路10上の所定位置P2を通過する
ワーク201を撮像し、その画像データPDを画像処理
装置600に出力する。
【0020】画像処理装置60では、演算処理部601
が、撮像装置40から入出力インタフェース604を介
して画像データPDを入力し、これを記憶部602に格
納(記憶))させる。このとき、画像データPDがアナ
ログビデオ信号であればA/D変換して格納し、デジタ
ルデータであればそのまま格納する。続いて、演算処理
部601は、画像データ時刻t01から時間T11が経
過した時点で、ワーク201の画像データが記憶部60
2に格納されると、これを受けて記憶部602に格納さ
れた画像データを参照・加工して2値化し、ワーク20
1の姿勢や良否を判別するための所定の画像処理を開始
し、時間T12が経過した時点で画像処理を終了する。
そして、上述の画像処理によりワーク201の姿勢と良
否を判別し、次の工程で不適切なワークをリジェクトす
る装置の起動信号を出力する。
【0021】上述のワーク201に対する処理と並行す
るようにして、時刻t02で次のワーク202が所定位
置P1に到達すると、同様にトリガ信号TS、撮影トリ
ガ信号TCが順次発生され、ワーク202が撮像され
て、その画像データPDがパーツフィーダ用画像処理部
600に出力される。記憶部602,603が、順次画
像データを格納すると共に、これら記憶部に記憶された
データが読み出される。そして、演算処理部601は、
記憶部603に格納された画像データを参照・加工して
2値化し、ワーク202の姿勢や良否を判別するための
画像処理を開始する。
【0022】この後、ワーク202に後続するワーク
(図示なし)が所定位置P1に到達すると、同様にトリ
ガ信号が発生され、このワークの画像データが撮像装置
40からパーツフィーダ用画像処理装置600のい出力
される。この場合、記憶部603が参照状態にあるの
で、演算処理部601は、既に参照状態にない記憶部6
02に格納する。このようにして、撮像装置40が次々
に撮像した搬送物の画像データを、2つの記憶部60
2、603に交互に格納し、先行するワークの画像デー
タに対する画像処理と、後続するワークの画像データの
取り込みを並列的に行う。
【0023】以下に、この実施の形態に係るパーツフィ
ーダ用画像処理装置600の構成上の特徴をまとめる。
特徴1)複数の記憶部602,603を備え、各記憶部
が順次的に書き込み動作を行って複数の搬送物201,
202の画像を搬送物ごとに記憶する。特徴2)演算処
理部601が、複数の記憶部602,603のうち、書
き込み動作が終了したものから順次的に画像を読み出
し、この画像に対して所定の画像処理を施すための演算
処理を実行する。即ち、演算処理部601は、2つの記
憶部602,603を交互に参照して画像処理を順次実
行する。
【0024】以下に、この実施の形態の効果をまとめ
る。 (効果1)画像データに対する画像処理と取り込み処理
を並列的に行うことにより、実行的な処理速度を改善す
ることが可能となる。即ち、2つの記憶部602,60
3を交互にアクセスするようにしたので、ワーク同士の
間隔が狭く、搬送速度が速い場合でも、画像処理におい
て参照・加工中のデータが次のワークの画像データで上
書きされることがなく、画像データの処理と画像データ
の取り込みを並列的に行うことが可能となる。換言すれ
ば、演算処理部601が記憶部602のデータを元に画
像処理を行っている時に、次のワークの画像データを記
憶部602の画像データに上書きするのではなく、記憶
部603に格納するため、ワーク同士の間隔が狭い場合
やワークの搬送速度が速い場合であっても、確実に画像
処理を行うことが可能になる。
【0025】(効果2)図2において、画像データの取
り込みに要する時間T11(T21)が画像処理に要す
る時間T12(T22)よりも小さい場合、ワーク20
1に対する画像処理に要する時間T12内に次のワーク
202の画像の取り込みを行い、ワーク201に対する
画像処理が終了した後にワーク202に対する画像処理
を行うことができるので、ワーク1個当たりの処理時間
を、実質的に画像処理に要する時間そのものとすること
ができる。同様に、ワーク202の画像データの取り込
みに要する時間T21が画像処理に要する時間T22よ
りも小さい場合には、時間T22内にその次のワークの
画像データの取り込みを行うことができる。
【0026】また、画像データの取り込みに要する時間
T11が画像処理に要する時間T12よりも大きい場
合、ワーク201に対する画像処理の開始と同時に次の
ワーク202の画像データの取り込みを行うことができ
るので、ワーク1個当たりの処理時間を実質的に画像デ
ータの取り込みに要する時間そのものとすることができ
る。同様に、ワーク202の画像データの取り込みに要
する時間T21が画像処理に要する時間T22よりも大
きい場合には、ワーク202に対する画像処理の開始と
同時に次のワークの画像データの取り込みを行うことが
できる。なお、画像データの取り込み時間T11,T2
2が画像処理に要する時間T12,T22に略等しい場
合には、ワーク1個当たりの処理時間を従来と比較して
略半分に短縮することができる。
【0027】以上、この発明の実施の態を説明したが、
この発明は、上述の実施の形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態で
は、演算処理部601が記憶部602,603をアクセ
スして画像処理を実行するものとしたが、演算処理部と
記憶部とを同じ数だけ設け、記憶部602,603のそ
れぞれに対して演算処理部601の相当する処理部を設
けてもよい。この場合、記憶部602に対して設けられ
た演算処理部が、記憶部602を参照して画像処理を実
行し、記憶部603に対して設けられた演算処理部が記
憶部603を参照して画像処理を実行し、これにより、
演算処理部が並列化され、画像の処理速度を一層有効に
改善することが可能となる。
【0028】また、パーツフィーダは、リニアフィーダ
であってもボウルフィーダであってもよい。あるいは、
本発明をパーツフィーダ以外の部品搬送装置に適用して
もよく、さらには、画像を連続的に処理する用途であれ
ば、部品搬送装置以外の装置に適用することも可能であ
る。また、ワーク200は、電子部品に限らず、パーツ
フィーダで搬送可能であり、かつ画像処理によってその
姿勢や形状が識別できるものであればよく、ネジやナッ
トなどの機械部品、米・麦・豆などの食料品、種子、錠
剤などの医薬品、等々でもよい。
【0029】また、撮像装置40は、撮影トリガ信号に
より撮像ができ、画像データを画像処理装置側に伝送で
きるものであればよく、CCDカメラに限定されず、C
MOSカメラ、フォトセンサアレイなどでもよい。な
お、出力は、アナログビデオ信号でもデジタルビデオ信
号でもよい。また、撮影用トリガセンサ30は、ワーク
の有無を検出できるものであれば、光電センサに限ら
ず、レーザ変位計などであってもよい。また、ワークの
画像データを格納するための記憶部の数は、2つに限定
されず、3つ以上であってもよい。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、複数の搬送物の画像
を複数の記憶部に格納し、前記複数の記憶部のうち、書
き込み動作が終了したものから順次的に画像を読み出し
て所定の画像処理を実行するようにしたので、見かけ上
の画像処理速度が改善され、搬送物1個あたりの処理時
間が改善される。従って、搬送物の搬送速度に対する制
限が緩和され、搬送速度を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係るパーツフィーダ
用画像処理装置の構成とその適用例を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係るパーツフィーダ
用画像処理装置の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図3】 従来技術に係るパーツフィーダ用の画像処理
装置の適用例を説明するための図である。
【図4】 従来技術に係るパーツフィーダ用の画像処理
装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図5】 従来技術に係るパーツフィーダ用の画像処理
装置の課題を説明するため図である。
【符号の説明】
10…搬送路、20…ワーク(搬送物)、30…撮影用
トリガセンサ、40…撮像装置、50…光源、600…
パーツフィーダ用画像処理装置、601…演算処理部、
602,603…記憶部、604…I/O、605…バ
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 克己 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 (72)発明者 安田 均 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 (72)発明者 齊藤 伸浩 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 Fターム(参考) 3F079 BA06 CA11 CA31 CA41 CB24 DA15 5B047 AA07 AA11 BC15 BC18 EA05 EB07 5B057 AA02 BA02 CH05 CH11 DA03 DB02 DC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送路上を次々に搬送される複数
    の搬送物を撮像して得られた画像に所定の画像処理を施
    す画像処理装置であって、 順次的に書き込み動作を行って前記複数の搬送物の画像
    を搬送物ごとに記憶する複数の記憶部と、 前記複数の記憶部のうち、書き込み動作が終了したもの
    から順次的に画像を読み出し、この画像に対して前記所
    定の画像処理を施すための演算処理を実行する演算処理
    部と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理部が、 前記複数の記憶部のそれぞれに対して設けられたことを
    特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理部が、 前記所定の画像処理として、前記所定の搬送路上を次々
    に搬送される搬送物の姿勢を判別するための処理を実行
    することを特徴とする請求項1または2の何れかに記載
    された画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理部が、 前記所定の画像処理として、前記所定の搬送路上を次々
    に搬送される搬送物の良否を判別するための処理を実行
    することを特徴とする請求項1または2の何れかに記載
    された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 部品搬送装置に適用され、該部品搬送装
    置によって搬送される搬送物の画像に前記所定の処理を
    施すものであることを特徴とする請求項1ないし4の何
    れか1項に記載された画像処理装置。
JP2002076784A 2002-03-19 2002-03-19 画像処理装置 Pending JP2003281506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076784A JP2003281506A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076784A JP2003281506A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003281506A true JP2003281506A (ja) 2003-10-03

Family

ID=29227825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002076784A Pending JP2003281506A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003281506A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067386A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 シンフォニアテクノロジー株式会社 パーツフィーダ
KR20160087742A (ko) 2015-01-14 2016-07-22 가부시기가이샤 다이신 반송물 검사 시스템 및 반송장치
KR101697905B1 (ko) 2016-01-08 2017-01-18 가부시기가이샤 다이신 반송물 판별 제어 시스템 및 반송장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067386A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 シンフォニアテクノロジー株式会社 パーツフィーダ
KR20160087742A (ko) 2015-01-14 2016-07-22 가부시기가이샤 다이신 반송물 검사 시스템 및 반송장치
KR101697905B1 (ko) 2016-01-08 2017-01-18 가부시기가이샤 다이신 반송물 판별 제어 시스템 및 반송장치
JP2017121995A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 株式会社ダイシン 搬送物判別制御システム及び搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7654380B2 (en) Handling system, work system, and program
JP5688770B2 (ja) 錠剤印刷装置
JP6189978B2 (ja) 搬送物判別制御システム及び搬送装置
CN108482956B (zh) 输送物检查系统和输送装置
KR102172725B1 (ko) 부품 피더용 속도 검출 장치 및 부품 피더
JP2000334391A (ja) 画像処理による自動検査装置
JP2015216482A (ja) 撮像制御方法、および撮像装置
JP2014106192A (ja) 外観検査装置
JP2003281506A (ja) 画像処理装置
JP2013122401A (ja) 画像処理システム
JP2020003228A (ja) プレス部品用検査装置及びプレス部品の検査方法
JP4050942B2 (ja) 外観検査装置
JP2022094590A (ja) ピッキング装置
JP2593863B2 (ja) 物体外観検査装置
JP6238629B2 (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
TWM587271U (zh) 螺絲自動化檢查裝置
JPH0560514A (ja) 移動ワークの画像処理装置
JP7470926B2 (ja) 画像処理方法、プログラム、及び画像処理システム
CN216225493U (zh) 一种pcba板检测分选装置
JPH11304447A (ja) 物品の外観検査装置
JP3055205B2 (ja) 青果物の傷検出装置
JP6980538B2 (ja) 錠剤検査方法および錠剤検査装置
JP7385498B2 (ja) 撮像装置および部品実装機
JP4991178B2 (ja) 部品供給装置
KR20220044403A (ko) 반송제어시스템 및 반송장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930