JP2003281454A - 統合請求システム、統合請求方法、統合請求システム用プログラム、統合請求システム用記録媒体 - Google Patents

統合請求システム、統合請求方法、統合請求システム用プログラム、統合請求システム用記録媒体

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JP2003281454A
JP2003281454A JP2002081788A JP2002081788A JP2003281454A JP 2003281454 A JP2003281454 A JP 2003281454A JP 2002081788 A JP2002081788 A JP 2002081788A JP 2002081788 A JP2002081788 A JP 2002081788A JP 2003281454 A JP2003281454 A JP 2003281454A
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JP
Japan
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amount
payer
integrated
billing
management
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JP2002081788A
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English (en)
Inventor
Kenichi Oguchi
憲一 小口
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NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Comware Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 請求料金を支払者毎に統合して各支払者に通
知し、支払者から一括して各請求者の請求料金を徴収
し、各請求者に各請求者の請求料金分を支払う統合請求
システムにおいて、支払者にとって料金面でのメリット
を生じさせ、会員登録数を増大させることを目的とした
ものである。 【解決手段】 各請求者(乙)からの統合請求案件の
数、統合請求額、又は請求対象の組み合わせパターンに
応じて割引額又は割引率を設定することにより、支払者
(丙)にとって料金面でのメリットを生じさせることが
できる。これにより、支払者(丙)にとって魅力的なサ
ービスを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求者からの請求
額を支払者毎に統合して管理することにより、支払者の
支払い負担を軽減するための統合請求システム、統合請
求方法、統合請求システム用プログラム、及び統合請求
システム用記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ECサイト(Electronic Commerce Site:
電子商取引サイト)を利用した際に発生する商品の購入
料金や公共料金等の請求は請求者毎に行われている。そ
のため、支払者は、請求者からの料金請求が来る度に、
各請求者に購入料金を支払う必要がある。一方、企業等
の請求者としては、料金回収率を維持するために、支払
者の支払者情報(請求書送付先住所、振替口座番号等)
を常に維持、管理しておく必要がある。
【0003】そこで、上記問題を解決するため、公開特
許公報(特開2001−229284,特開2001−
290868)において、統合請求サービスが開示され
ている。この統合請求サービスは、請求料金を支払者毎
に統合して各支払者に通知し、支払者から一括して各請
求者の請求料金を徴収し、各請求者に各請求者の請求料
金分を支払うサービスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
開特許公報で開示された方法では、各支払者への手続き
を統合するという手続面でのメリットはあるが、支払者
にとって料金面(金銭面)でのメリットがない。そのた
め、支払者がわざわざ会員登録を行ってまで統合請求サ
ービスを受けるということは少ない。
【0005】そこで、本発明は上述した事情を鑑みてな
されたものであり、請求料金を支払者毎に統合して各支
払者に通知し、支払者から一括して各請求者の請求料金
を徴収し、各請求者に各請求者の請求料金分を支払うに
あって、支払者にとって料金面でのメリットを生じさ
せ、会員登録数を増大させることを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、請求者からの請求額を支払
者毎に統合して管理する統合請求システムであって、前
記請求者から支払者への請求額を支払者識別番号毎に統
合して管理する統合請求額管理手段と、前記統合請求額
管理手段によって管理する統合請求内の請求対象数若し
くは請求者数、統合請求額、又は請求対象の組合せパタ
ーンに応じて設定した割引額又は割引率を管理する割引
管理手段と、前記統合請求額管理手段によって一定期間
管理した統合請求額を抽出する統合請求額抽出手段と、
前記統合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に
前記割引管理手段によって管理している割引額又は割引
率を勘案し、実際に支払者へ請求する実質請求額を算出
する実質請求額算出手段と、を有することを特徴とする
統合請求システムである。
【0007】ここで、本発明の「統合請求システム」
は、1つのコンピュータによって構築されている場合だ
けでなく、各手段(ステップの実行、手段の機能化)を
分割して2つ以上のコンピュータによって構築されてい
る場合も含む。
【0008】また、本発明の「請求対象」とは、支払者
が購入する商品、又は支払者が提供を受けるサービスで
あり、「請求対象の組み合わせ」には、商品と商品との
組み合わせ、サービスとサービスとの組み合わせ、又は
商品とサービスとの組み合わせの3態様のうち、少なく
とも1態様が含まれる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
統合請求システムであって、更に、前記支払者識別番号
毎に支払者の電子メールアドレスを含んだ支払者情報を
管理する支払者情報管理手段と、前記統合請求額抽出手
段によって抽出した統合請求額に係る支払者識別番号に
基づいて、前記支払者情報管理手段によって管理してい
る支払者情報を抽出する支払者情報抽出手段と、前記支
払者情報抽出手段によって抽出した支払者情報に含まれ
ている支払者の電子メールアドレス宛に、前記実質請求
額算出手段によって算出した実質請求額を通知する実質
請求額通知手段と、を有することを特徴とする統合請求
システムである。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
統合請求システムにおいて、前記支払者情報には支払者
の支払期日を含んでいる場合であって、更に、支払者か
らの支払額を前記支払者識別番号毎に管理する支払額管
理手段と、前記支払期日を過ぎても前記支払額管理手段
によって管理していない支払額に係る支払者を未払者と
みなし、前記統合請求額管理手段によって管理している
支払者への請求額を未払者への請求額として前記支払者
識別番号毎に管理する未払請求額管理手段と、前記支払
期日経過後の支払いの延滞日数に応じて設定した利息率
を管理する延滞利息管理手段と、前記未払請求額管理手
段によって管理した請求額に前記延滞利息管理手段によ
って管理している利息率を勘案し、再び支払者へ請求す
る再請求額を算出する再請求額算出手段と、を有するこ
とを特徴とする統合請求システムである。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
統合請求システムであって、更に、前記再請求額算出手
段によって算出した再請求額に係る支払者識別番号に基
づいて、前記支払者情報管理手段によって管理している
支払者情報を抽出する再請求用支払者情報抽出手段と、
前記再請求用支払者情報抽出手段によって抽出した支払
者情報に含まれている支払者の電子メールアドレス宛
に、前記再請求額算出手段によって算出した再請求額を
通知する再請求額通知手段と、を有することを特徴とす
る統合請求システムである。
【0012】請求項5に係る発明は、請求者からの請求
額を支払者毎に統合して管理する統合請求システムを利
用した統合請求方法であって、前記請求者から支払者へ
の請求額を支払者識別番号毎に統合して統合請求額管理
部に管理する統合請求額管理ステップと、前記統合請求
額管理ステップによって管理する統合請求内の請求対象
数若しくは請求者数、統合請求額、又は請求対象の組合
せパターンに応じて設定した割引額又は割引率を割引管
理部に管理する割引管理ステップと、前記統合請求額管
理部に一定期間管理した統合請求額を抽出する統合請求
額抽出ステップと、前記統合請求額抽出ステップによっ
て抽出した統合請求額に前記割引管理部に管理している
割引額又は割引率を勘案し、実際に支払者へ請求する実
質請求額を算出する実質請求額算出ステップと、を前記
統合請求システムに実行させることを特徴とする統合請
求方法である。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
統合請求方法であって、更に、前記支払者識別番号毎に
支払者の電子メールアドレスを含んだ支払者情報を支払
者情報管理部に管理する支払者情報管理ステップと、前
記統合請求額抽出ステップによって抽出した統合請求額
に係る支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理
部に管理している支払者情報を抽出する支払者情報抽出
ステップと、前記支払者情報抽出ステップによって抽出
した支払者情報に含まれている支払者の電子メールアド
レス宛に、前記実質請求額算出ステップによって算出し
た実質請求額を通知する実質請求額通知ステップと、を
前記統合請求システムに実行させることを特徴とする統
合請求方法である。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項6に記載の
統合請求方法において、前記支払者情報には支払者の支
払期日を含んでいる場合であって、更に、支払者からの
支払額を前記支払者識別番号毎に支払額管理DBに管理
する支払額管理ステップと、前記支払期日を過ぎても前
記支払額管理部に管理していない支払額に係る支払者を
未払者とみなし、前記統合請求額管理部に管理している
支払者への請求額を未払者への請求額として前記支払者
識別番号毎に未払請求額管理部に管理する未払請求額管
理ステップと、前記支払期日経過後の支払いの延滞日数
に応じて設定した利息率を延滞利息管理部に管理する延
滞利息管理ステップと、前記未払請求額管理部に管理し
た請求額に前記延滞利息管理部に管理している利息率を
勘案し、再び支払者へ請求する再請求額を算出する再請
求額算出ステップと、を前記統合請求システムに実行さ
せることを特徴とする統合請求方法である。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
統合請求方法であって、更に、前記再請求額算出ステッ
プによって算出した再請求額に係る支払者識別番号に基
づいて、前記支払者情報管理部に管理している支払者情
報を抽出する再請求用支払者情報抽出ステップと、前記
再請求用支払者情報抽出ステップによって抽出した支払
者情報に含まれている支払者の電子メールアドレス宛
に、前記再請求額算出ステップによって算出した再請求
額を通知する再請求額通知ステップと、を前記統合請求
方法システムに実行させることを特徴とする統合請求方
法である。
【0016】請求項9に係る発明は、請求者からの請求
額を支払者毎に統合して管理する統合請求システムで用
いる統合請求システム用プログラムであって、前記請求
者から支払者への請求額を支払者識別番号毎に統合して
管理する統合請求額管理手段と、前記統合請求額管理手
段によって管理する統合請求内の請求対象数若しくは請
求者数、統合請求額、又は請求対象の組合せパターンに
応じて設定した割引額又は割引率を管理する割引管理手
段と、前記統合請求額管理手段によって一定期間管理し
た統合請求額を抽出する統合請求額抽出手段と、前記統
合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に前記割
引管理手段によって管理している割引額又は割引率を勘
案し、実際に支払者へ請求する実質請求額を算出する実
質請求額算出手段と、を前記統合請求システムに機能さ
せることを特徴とする統合請求システム用プログラムで
ある。
【0017】ここで、本発明における「プログラム」と
は、統合請求システム(コンピュータ)による処理に適
した命令の順番付けられた列からなるものをいい、コン
ピュータのHDD、CD−RW等にインストールされて
いるものや、CD−ROM、DVD、FD、コンピュー
タのHDD等の各種記録媒体に記録されているものも含
まれる。
【0018】請求項10に係る発明は、請求項9に記載
の統合請求システム用プログラムであって、更に、前記
支払者識別番号毎に支払者の電子メールアドレスを含ん
だ支払者情報を管理する支払者情報管理手段と、前記統
合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に係る支
払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理手段によ
って管理している支払者情報を抽出する支払者情報抽出
手段と、前記支払者情報抽出手段によって抽出した支払
者情報に含まれている支払者の電子メールアドレス宛
に、前記実質請求額算出手段によって算出した実質請求
額を通知する実質請求額通知手段と、を前記統合請求シ
ステムに機能させることを特徴とする統合請求システム
用プログラムである。
【0019】請求項11に係る発明は、請求項10に記
載の統合請求システム用プログラムにおいて、前記支払
者情報には支払者の支払期日を含んでいる場合であっ
て、更に、支払者からの支払額を前記支払者識別番号毎
に管理する支払額管理手段と、前記支払期日を過ぎても
前記支払額管理手段によって管理していない支払額に係
る支払者を未払者とみなし、前記統合請求額管理手段に
よって管理している支払者への請求額を未払者への請求
額として前記支払者識別番号毎に管理する未払請求額管
理手段と、前記支払期日経過後の支払いの延滞日数に応
じて設定した利息率を管理する延滞利息管理手段と、前
記未払請求額管理手段によって管理した請求額に前記延
滞利息管理手段によって管理している利息率を勘案し、
再び支払者へ請求する再請求額を算出する再請求額算出
手段と、を前記統合請求システムに機能させることを特
徴とする統合請求システム用プログラムである。
【0020】請求項12に係る発明は、請求項11に記
載の統合請求システム用プログラムであって、更に、前
記再請求額算出手段によって算出した再請求額に係る支
払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理手段によ
って管理している支払者情報を抽出する再請求用支払者
情報抽出手段と、前記再請求用支払者情報抽出手段によ
って抽出した支払者情報に含まれている支払者の電子メ
ールアドレス宛に、前記再請求額算出手段によって算出
した再請求額を通知する再請求額通知手段と、を前記統
合請求システムに機能させることを特徴とする統合請求
システム用プログラムである。
【0021】請求項13に係る発明は、請求項9乃至1
2に記載の統合請求システム用プログラムを記録したこ
とを特徴とする通話料金計算システムで読み取り可能な
統合請求システム用記録媒体である。
【0022】ここで、本発明における「記録媒体」と
は、統合請求システム(コンピュータ)で各処理を実現
するためのプログラムの読み取りに使用することができ
ればよく、情報を媒体の物理的特性を利用してどのよう
に記録するか等の物理的な記録方法には依存しない。例
えば、FD、CD−ROM(R、RW)、DVD−RO
M(RAM、R、RW)、MO、MD、磁気テープ等が
該当する。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下に、図面を
用いて本発明に係る第1の実施形態を説明する。
【0024】図1は、本実施形態に係る統合請求システ
ム1(以下、「システム1」という。)を利用して統合
請求を行うため通信インフラストラクチャ(Infrastruct
ure)を示している。図1に示すように、システム1は統
合請求センタ(甲)に設置されており、1つサーバ・コ
ンピュータにより構築されている。また、システム1
は、インターネット10への接続が可能な通信機能を有
し、インターネット10を介して請求者(乙)の請求者
端末2、支払者(丙)の支払者端末3、及び金融機関
(丁)の金融機関端末4と相互通信可能である。更に、
システム1には、後述のステップを実行するためのプロ
グラム(p)が記録されている。
【0025】また、統合請求システムには、支払者情報
管理DB11、統合請求額管理DB12、割引管理DB
13、支払額管理DB14、未払請求額管理DB15、
及び延滞利息管理DB16が構築されている。
【0026】このうち、支払者情報管理DB11は、図
2に示すように、ユーザID(支払者識別番号)毎に、
氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、支払方
法、支払期限日、請求書送付先住所、及び支払者の金融
機関口座番号を含んだ支払者情報(i1)を管理するための
DBである。
【0027】また、統合請求額管理DB12は、図3に
示すように、ユーザID毎に、請求者コード、商品コー
ド、商品販売個数、及び各請求額(小計)を管理するた
めのDBである。
【0028】更に、割引管理DB13は、図4に示すよ
うに、統合請求センタ(甲)が設定した請求個数(統合
請求内の請求対象の数)毎の割引額を管理するためのD
Bである。
【0029】また、支払額管理DB14は、図5に示す
ように、ユーザID毎に、実質請求額の支払日、実質請
求額、及び支払額を管理するためのDBである。
【0030】更に、未払請求額管理DB15は、図6に
示すように、ユーザID毎に、請求者コード、実質請求
額、及び支払期限を管理するためのDBである。
【0031】また、延滞利息管理DB16は、図7に示
すように、統合請求センタ(甲)が設定した延滞日数毎
の利息率(%)を管理するためのDBである。
【0032】続いて、図8及び図9を用いて、本実施形
態に係るシステム1を利用した統合請求方法を説明す
る。尚、図8は、統合請求センタ(甲)が支払者(乙)
に対して統合請求を行った結果、支払者(乙)が支払期
日以内に請求額を支払う場合におけるシステム1での各
処理を含めたシーケンス図である。また、図9は、統合
請求センタ(甲)が支払者(乙)に対して統合請求を行
ったが、支払者(乙)が支払期日以内に請求額を支払わ
なかった場合におけるシステム1での各処理を含めたシ
ーケンス図である。
【0033】まず、支払者(丙)は、統合請求センタ
(甲)からシステム1を利用した統合請求サービスを受
けるために、統合請求センタ(甲)に会員登録を行う必
要がある。そこで、支払者(丙)は、図8に示すよう
に、支払者端末3からインターネット10を介してシス
テム1にアクセスし、支払者情報(i1)を送信することに
よって会員登録を行う。これにより、システム1では、
支払者情報管理DB11に支払者情報(i1)を記録して管
理する(ステップS1)。
【0034】尚、上記会員登録により、支払者(丙)
は、自己のユーザID及びパスワードを取得することが
できる。また、統合請求センタ(甲)は、請求者(丙)
に対して会員登録した支払者(丙)のユーザIDを通知
する。
【0035】次に、支払者(丙)が請求者(乙)から商
品を購入した場合には、請求者(乙)は、請求者端末2
からインターネット10を介してシステム1にアクセス
し、請求情報(i2)を送信する。この請求情報(i2)には、
支払者(丙)のユーザID、請求者(乙)を示す請求者
コード、支払者(丙)が購入した商品の商品コード、商
品の販売個数、及び商品毎の請求額(同じ商品が複数の
場合はその合計額)に関する情報が含まれている。これ
により、システム1では、統合請求額管理DB12に請
求情報(i2)を記録して管理する(ステップS2)。この
管理方法は、図3に示すように、ユーザID毎に請求情
報(i2)を一定期間(T)管理する。例えば、ある月に受
信した請求情報(i2)に関しては、その月末まで管理して
おく。即ち、受信日によって、上記一定期間(T)は異
なり、受信日が月末に近いほど一定期間(T)が短くな
る。尚、月末を考えずに、一定期間(T)を受信日から
常に1ヶ月設定してもよい。
【0036】次に、一定期間経過後、システム1では、
統合請求額管理DB12から統合請求額を抽出する(ス
テップS3)。この統合請求額は、その一定期間内に支
払者(丙)に対して各請求者(丙)が請求した請求額を
統合したものである。例えば、図3においては、ユーザ
ID(XXXXX)の支払者(丙)に関しては、各請求額が1,0
00円と2,000円であるため、統合請求額は、その合計で
ある3,000円となる。
【0037】更に、システム1では、図4に示すような
割引管理DB13で管理している請求個数毎の割引額を
勘案して、実際に支払者(丙)へ請求する実質請求額を
算出する(ステップS4)。例えば、図3に示すユーザ
ID(XXXXX)の支払者(丙)に関しては、総個数が3つ
であるため、図4に示す割引額を勘案して、統合請求額
3,000円から100円を引いて、実質請求額2,900円を算出
する。
【0038】次に、システム1では、上記ステップS3
において抽出した統合請求額に係るユーザIDに基づい
て、支払者情報管理DB11に管理している支払者の支
払者情報(i1)を抽出する(ステップS5)。そして、こ
の抽出した支払者情報(i1)に含まれている支払者(丙)
の電子メールアドレス宛に、上記ステップS4で算出し
た実質請求額を実質請求額情報(i3)として通知する(ス
テップS6)。これにより、支払者(丙)は、インター
ネット経由(クレジットカード払い)、金融機関(丁)
の口座からの引き落とし、又はコンビニエンス・ストア
ー等によって、実質請求額を支払う。この実質請求額を
支払った旨の支払情報(i4)は、上記各支払い手段に応じ
て統合請求センタ(甲)に通知される。例えば、金融機
関(丁)に対しては、実質請求額の支払いを示す支払情
報(i4)が、金融機関(丁)の金融機関端末4からインタ
ーネット10を介して統合請求システム1に送信され
る。
【0039】次に、システム1では、支払情報(i4)を受
信すると、統合請求額管理DB12から支払いが終了し
た統合請求額に係るレコードを削除し(ステップS
7)、この削除したレコードを支払額管理DB14に記
録して管理する(ステップS8)。そして、最後にシス
テム1からインターネット10を介して請求者端末2へ
電子メール等を利用して支払完了情報(i5)を送信する。
この支払完了情報(i5)には、支払いが完了した旨、支払
者名、支払日、支払金額等が含まれている。
【0040】以上が、支払者(丙)が支払期日までに実
質請求額を支払った場合を説明したものであるが、続い
て、支払者(丙)が支払期日までに実質請求額を支払わ
ない場合について説明する。尚、上記ステップS1〜S
5に関しては同じ処理を行うため、その説明を省略す
る。
【0041】まず、システム1では、上記ステップS6
と同様に、インターネット10を介して支払者端末3へ
実質請求額情報(i3)を送信することによって、支払者
(丙)に実質請求額を通知する(ステップS11)。そ
して、図2に示す支払期限日を経過しても支払情報(i4)
が送られて来ない場合に、システム1では、支払額管理
DB14に管理していない支払額に係る支払者を未払者
とみなし、統合請求額管理DB12に管理している支払
者への請求額を未払者への請求額としてユーザID毎に
未払請求額管理DB15に管理する(ステップS1
2)。また、この未払請求額管理DB15に管理する請
求額に、図7に示す延滞利息管理DB16に管理してい
る利息率を勘案し、再び支払者へ請求する再請求額を算
出する(ステップS13)。
【0042】次に、システム1では、上記ステップS1
3によって算出した再請求額に係るユーザIDに基づい
て、上記支払者情報管理DB11に管理している支払者
情報(i1)を抽出する(ステップS14)。そして、この
抽出した支払者情報(i1)に含まれている支払者(丙)の
電子メールアドレス宛に、上記ステップS13によって
算出した再請求額を再請求額情報(i6)として通知する
(ステップS15)。これにより、支払者(丙)は、イ
ンターネット経由(クレジットカード払い)、金融機関
(丁)の口座からの引き落とし、又はコンビニエンス・
ストア等によって、再請求額を支払う。この再請求額を
支払った情報は、上記各支払い手段に応じて統合請求セ
ンタ(甲)に通知される。例えば、金融機関(丁)に対
しては、実質請求額の支払いを示す支払情報(i4)が、金
融機関(丁)の金融機関端末4からインターネット10
を介して統合請求システム1に送信される。
【0043】次に、システム1では、支払情報(i4)を受
信すると、未払請求額管理DB15から支払いが終了し
た再請求額に係るレコードを削除する(ステップS1
6)。即ち、未払請求額管理DB15から支払い済みの
未払い請求額を削除する。そして、最後にシステム1か
らインターネット10を介して請求者端末2へ電子メー
ル等を利用して支払完了情報(i5)を送信する。この支払
完了情報(i5)には、支払いが完了した旨、再請求した
旨、延滞料金、支払者名、支払日、支払金額等が含まれ
ている。
【0044】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、各請求者からの請求個数に応じて割引額を設定する
ことにより、支払者(丙)にとって料金面でのメリット
を生じさせることができる。これにより、支払者(丙)
にとって魅力的なサービスを提供することができるた
め、会員登録する数を増大させることが可能となる。
【0045】尚、支払者(丙)が金融機関(丁)やコン
ビニエンス・ストア等を利用して、請求料金を支払う際
の手数料は、電力、ガス、水道等の事業者である請求者
(乙)が負担している。本実施形態のように、請求額を
統合することによって、支払者(丙)は一括して請求額
を支払うことになるため、この1回分の手数料を統合請
求センタ(甲)が負担し、各支払者(丙)が負担する手
数料を統合請求センタ(甲)で回収すれば、各支払者
(甲)の負担手数料から上記1回分の手数料を引いた金
額が統合請求センタ(甲)の利益となる。
【0046】また、上記第1の実施形態においては、図
4に示すように請求個数毎に割引額を設定していた。即
ち、この割引方法は、図10(i)に示すテーブル・レイ
アウト131のように、いわゆる「定額型」と呼ばれる
ものである。このような割引方法ではなく、図10(ii)
に示すテーブル・レイアウト132のように、いわゆる
「定率型」と呼ばれるものに設定してもよい。この「定
率型」は、請求個数又は統合請求額に応じて割引率を設
定する割引方法である。これによって、多くの商品を購
入したり、高価な商品を購入すれば、より多くの割引の
特典を受けることが可能となるため、支払者(丙)は、
高価な商品を購入したり、多くの商品を購入する可能性
が高くなり、商品を販売する請求者(乙)にとってもメ
リットがある。
【0047】また、図11に示すテーブル・レイアウト
133のように、いわゆる「逓増型」と呼ばれるものに
設定してもよい。この「逓増型」は、統合請求額に応じ
てゾーンを定め、そのゾーン内では同じ割引率とし、統
合請求額が高いゾーンに行くに従って割引率が高くなる
ように設定する割引方法である。例えば、ゾーンを2,00
0円ごとに設定した場合であって、統合請求額が3,500円
の場合には、3,500円のうち2,000に対しては第1のゾー
ンの割引率(5%)を適用し、残りの1,500円に対して
は第2のゾーンの割引率(10%)を適用する。これに
よって、上記「定率型」と同様の効果(メリット)を得
ることができる。
【0048】更に、上記定額型、定率型、及び逓増型に
おける「請求個数」を「請求者数」としてもよい。例え
ば、図3に示すユーザID(XXXXX)の場合には、請求者
コードが「1」と「3」の2つであるため、図4に示す
請求個数(請求者数)は2となり、50円引きとなる。
【0049】〔第2の実施形態〕以下に、図面を用いて
本発明に係る第2の実施形態を説明する。
【0050】上記「定額型」、「定率型」、及び「逓増
型」は、請求個数、請求者数又は請求金額に応じて、割
引額又は割引率を設定するものであるが、第2の実施形
態の割引方法は、購入商品の組み合わせパターンに応じ
て割引額又は割引率を設定する「パッケージ型」と呼ぶ
ものである。即ち、図12に示すテーブル・レイアウト
134のように、複数の商品コードの組み合わせによっ
て割引額又は割引率を設定する。また、この場合には、
新たに、パッケージ型のセット割引の組み合わせ対象と
なり得る商品をコード化して格納するための商品テーブ
ル17をシステム1に構築する必要がある。但し、この
「パッケージ型」の場合には、上記「定率型」や「逓増
型」のように、単にテーブル・レイアウトの変更をする
だけでは割引を行うことができないため、図13に示す
処理フロー図を用いて割引方法を説明する。尚、図13
に示す処理は、図8におけるステップS4(実質請求額
算出)の処理をより詳細に説明したものである。また、
ここでは、支払者(丙)がA,B,C,D,Eの5つの
商品を購入した場合について説明する。
【0051】まず、システム1では、商品コード2個の
組み合わせでパターンテーブル134を検索する(ステ
ップS41)。例えば、商品A及び商品Bの商品コード
による組み合わせが、パターンテーブル134に格納さ
れているか否かを検索する。そして、商品コード2個の
組み合わせがパターンテーブルに存在するか否かを判断
する(ステップS42)。
【0052】次に、上記ステップS42において、存在
すると判断した場合には(Yes)、更に、商品コード
がまだ残っているか否かを判断する(ステップS4
3)。ここでは、C,D,Eの3つの商品に関する商品
コードが残っている。このように商品コードが残ってい
る場合には(Yes)、適合した割引パターンを1つの
商品コードとみなして、残りの商品コード1つと組み合
わせを作る(ステップS44)。例えば、適合した割引
パターンがA,Bの場合には、これらを1つの商品コー
ドとみなして、(A+B)=αとし、残りの商品Cに関
する商品コードとの組合せ、即ち、商品αと商品Cの組
み合わせを作る。そして、再び上記ステップS1に戻っ
て、今度は、商品α及び商品Cの商品コードによる組み
合わせが、パターンテーブル134に格納されているか
否かを検索する。以上のような処理を繰り返すことによ
り、残りの商品D,Eについても一つずつ組み合わせて
検索を行い、全ての商品に関して組み合わせが終わった
場合には、上記ステップS43において、商品コードが
残っていないと判断し(No)、最終的に適合した割引
パターンで割引額又は割引率を勘案し、実質請求額を算
出する(ステップS45)。
【0053】一方、上記ステップS42において、商品
の組み合わせがパターンテーブル134に存在しないと
判断した場合には(No)、更に、適合する割引パター
ンが存在しないか判断する(ステップS46)。そし
て、存在しないと判断した場合には(Yes)、割引を
行わない。この場合には、割引がないため、統合請求額
が実質請求額ということになる。また、上記ステップS
46において、適合する割引パターンが存在すると判断
した場合には(No)、ステップS45に進む。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、上記第1の実施形態の効果だけでなく、支払者
(丙)に特定企業の商品購入を誘発させる効果も生じ
る。例えば、P社のパソコンとQ社のプリンターによる
組み合わせパターンを設定している場合には、支払者
(丙)がP社のパソコンを購入後、プリンターも購入し
たいと考えたとき、複数の企業のプリンターの中からQ
社のプリンターを購入する可能性が高くなる。
【0055】〔変形例〕本発明に関しては、更に、以下
に示すような変形例も考えられる。
【0056】支払者(丙)が引っ越し等により支払者情
報(i1)の変更を希望する場合がある。このような場合に
は、支払者(丙)が支払者端末3から統合請求システム
1にアクセスし、住所、電話番号等の変更情報を通知す
れば、これが全ての請求者(乙)への通知と同様の効果
を有する。そこで、この支払者情報(i1)を管理する支払
者情報管理DB11を利用すれば、支払者(丙)が予め
引っ越し先住所や電話番号を統合請求センタ(甲)に通
知することにより、引っ越し先で、電力、ガス、水道の
事業者である請求者(乙)に対して、電話連絡する手間
を省くことが可能となる。また、統合請求センタ(甲)
が郵便物転送の依頼を代行し、郵便局に対して引っ越し
先の住所等を通知すれば、支払者(丙)の郵便物転送の
手間も省くことができる。
【0057】また、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、統合請求センタ(甲)が支払者(丙)からの支払
い前に請求者(乙)に請求額を支払ってもよいし(前納
型)、支払者(丙)からの支払い後に請求者(乙)に請
求額を支払ってもよい(後納型)。
【0058】更に、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、請求者(乙)の請求対象として「商品」に関して
説明したが、これに限らず「サービス(役務)」であっ
てもよい。また、第2の実施形態においては、請求者
(乙)の請求対象として商品と商品の組み合わせパター
ンに関して説明したが、このパターン以外に、商品とサ
ービスの組み合わせパターン、或いはサービスとサービ
スの組み合わせパターンでもよい。
【0059】更に、図1に示すように、インターネット
10を利用せず、請求者(乙)が請求書21を統合請求
センタ(甲)に送ることにより、支払者(丙)への請求
額を知らせるようにしてもよい。また、統合請求センタ
(甲)が統合請求書22を請求者(丙)に送ることによ
り、支払者(丙)に統合請求額を知らせるようにしても
よい。
【0060】また、図1に示すように、システム1は1
つサーバ・コンピュータにより構築されている場合だけ
でなく、各手段(ステップの実行、手段の機能化)を分
割して2つ以上のコンピュータによって構築されている
場合であってもよい。
【0061】また、上記実施形態におけるシステム1へ
のプログラム(p)の記録、インストール作業は、システ
ム1で読み取り可能なプログラム(p)が記録されている
CD−ROM等の記録媒体を利用することによって行う
ことも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各請求者からの統合請求内の請求対象数若しくは請求者
数、統合請求額、又は請求対象の組み合わせパターンに
応じて割引額又は割引率を設定することにより、支払者
にとって料金面でのメリットを生じさせることができ
る。これにより、支払者にとって魅力的なサービスを提
供することができるため、会員登録する数を増大するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシステム1を利
用して統合請求を行うため通信インフラストラクチャ(I
nfrastructure)を示した図。
【図2】本発明の支払者情報管理DB11の概念図。
【図3】本発明の統合請求額管理DB12の概念図。
【図4】本発明の割引管理DB13の概念図。
【図5】本発明の支払額管理DB14の概念図。
【図6】本発明の未払請求額管理DB15の概念図。
【図7】本発明の延滞利息管理DB16の概念図。
【図8】統合請求センタ(甲)が支払者(乙)に対して
統合請求を行った結果、支払者(乙)が支払期日以内に
請求額を支払う場合におけるシステム1での各処理を含
めた。
【図9】統合請求センタ(甲)が支払者(乙)に対して
統合請求を行ったが、支払者(乙)が支払期日以内に請
求額を支払わなかった場合におけるシステム1での各処
理を含めたシーケンス図。
【図10】「定額型」と呼ばれる割引方法を実行する際
に用いるテーブルのレイアウト131を示した図(i)、
及び「定率型」と呼ばれる割引方法を実行する際に用い
るテーブルのレイアウト132を示した図(ii)。
【図11】「逓増型」と呼ばれる割引方法を実行する際
に用いるテーブルのレイアウト133を示した図。
【図12】「パッケージ型」と呼ばれる割引方法を実行
する際に用いるテーブルのレイアウト134、及びその
際に用いる3商品テーブルのレイアウト17を示した
図。
【図13】パッケージ型の割引方法を行う際の処理フロ
ー図。
【符号の説明】
1 統合請求システム 2 請求者端末 3 支払者端末 4 金融機関端末 11 支払者情報管理DB(支払者情報管理部の一例) 12 統合請求額管理DB(統合請求額管理部の一例) 13 割引管理DB(割引管理部の一例) 14 支払額管理DB(支払額管理部の一例) 15 未払請求額管理DB(未払請求額管理部の一例) 16 延滞利息管理DB(延滞利息管理部の一例) (p) プログラム(統合請求システム用プログラムの一
例)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 請求者からの請求額を支払者毎に統合し
    て管理する統合請求システムであって、 前記請求者から支払者への請求額を支払者識別番号毎に
    統合して管理する統合請求額管理手段と、 前記統合請求額管理手段によって管理する統合請求内の
    請求対象数若しくは請求者数、統合請求額、又は請求対
    象の組合せパターンに応じて設定した割引額又は割引率
    を管理する割引管理手段と、 前記統合請求額管理手段によって一定期間管理した統合
    請求額を抽出する統合請求額抽出手段と、 前記統合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に
    前記割引管理手段によって管理している割引額又は割引
    率を勘案し、実際に支払者へ請求する実質請求額を算出
    する実質請求額算出手段と、 を有することを特徴とする統合請求システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の統合請求システムであ
    って、更に、 前記支払者識別番号毎に支払者の電子メールアドレスを
    含んだ支払者情報を管理する支払者情報管理手段と、 前記統合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に
    係る支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理手
    段によって管理している支払者情報を抽出する支払者情
    報抽出手段と、 前記支払者情報抽出手段によって抽出した支払者情報に
    含まれている支払者の電子メールアドレス宛に、前記実
    質請求額算出手段によって算出した実質請求額を通知す
    る実質請求額通知手段と、 を有することを特徴とする統合請求システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の統合請求システムにお
    いて、前記支払者情報には支払者の支払期日を含んでい
    る場合であって、更に、 支払者からの支払額を前記支払者識別番号毎に管理する
    支払額管理手段と、 前記支払期日を過ぎても前記支払額管理手段によって管
    理していない支払額に係る支払者を未払者とみなし、前
    記統合請求額管理手段によって管理している支払者への
    請求額を未払者への請求額として前記支払者識別番号毎
    に管理する未払請求額管理手段と、 前記支払期日経過後の支払いの延滞日数に応じて設定し
    た利息率を管理する延滞利息管理手段と、 前記未払請求額管理手段によって管理した請求額に前記
    延滞利息管理手段によって管理している利息率を勘案
    し、再び支払者へ請求する再請求額を算出する再請求額
    算出手段と、 を有することを特徴とする統合請求システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の統合請求システムであ
    って、更に、 前記再請求額算出手段によって算出した再請求額に係る
    支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理手段に
    よって管理している支払者情報を抽出する再請求用支払
    者情報抽出手段と、 前記再請求用支払者情報抽出手段によって抽出した支払
    者情報に含まれている支払者の電子メールアドレス宛
    に、前記再請求額算出手段によって算出した再請求額を
    通知する再請求額通知手段と、 を有することを特徴とする統合請求システム。
  5. 【請求項5】 請求者からの請求額を支払者毎に統合し
    て管理する統合請求システムを利用した統合請求方法で
    あって、 前記請求者から支払者への請求額を支払者識別番号毎に
    統合して統合請求額管理部に管理する統合請求額管理ス
    テップと、 前記統合請求額管理ステップによって管理する統合請求
    内の請求対象数若しくは請求者数、統合請求額、又は請
    求対象の組合せパターンに応じて設定した割引額又は割
    引率を割引管理部に管理する割引管理ステップと、 前記統合請求額管理部に一定期間管理した統合請求額を
    抽出する統合請求額抽出ステップと、 前記統合請求額抽出ステップによって抽出した統合請求
    額に前記割引管理部に管理している割引額又は割引率を
    勘案し、実際に支払者へ請求する実質請求額を算出する
    実質請求額算出ステップと、 を前記統合請求システムに実行させることを特徴とする
    統合請求方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の統合請求方法であっ
    て、更に、 前記支払者識別番号毎に支払者の電子メールアドレスを
    含んだ支払者情報を支払者情報管理部に管理する支払者
    情報管理ステップと、 前記統合請求額抽出ステップによって抽出した統合請求
    額に係る支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管
    理部に管理している支払者情報を抽出する支払者情報抽
    出ステップと、 前記支払者情報抽出ステップによって抽出した支払者情
    報に含まれている支払者の電子メールアドレス宛に、前
    記実質請求額算出ステップによって算出した実質請求額
    を通知する実質請求額通知ステップと、 を前記統合請求システムに実行させることを特徴とする
    統合請求方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の統合請求方法におい
    て、前記支払者情報には支払者の支払期日を含んでいる
    場合であって、更に、 支払者からの支払額を前記支払者識別番号毎に支払額管
    理DBに管理する支払額管理ステップと、 前記支払期日を過ぎても前記支払額管理部に管理してい
    ない支払額に係る支払者を未払者とみなし、前記統合請
    求額管理部に管理している支払者への請求額を未払者へ
    の請求額として前記支払者識別番号毎に未払請求額管理
    部に管理する未払請求額管理ステップと、 前記支払期日経過後の支払いの延滞日数に応じて設定し
    た利息率を延滞利息管理部に管理する延滞利息管理ステ
    ップと、 前記未払請求額管理部に管理した請求額に前記延滞利息
    管理部に管理している利息率を勘案し、再び支払者へ請
    求する再請求額を算出する再請求額算出ステップと、 を前記統合請求システムに実行させることを特徴とする
    統合請求方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の統合請求方法であっ
    て、更に、 前記再請求額算出ステップによって算出した再請求額に
    係る支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理部
    に管理している支払者情報を抽出する再請求用支払者情
    報抽出ステップと、 前記再請求用支払者情報抽出ステップによって抽出した
    支払者情報に含まれている支払者の電子メールアドレス
    宛に、前記再請求額算出ステップによって算出した再請
    求額を通知する再請求額通知ステップと、 を前記統合請求システムに実行させることを特徴とする
    統合請求方法。
  9. 【請求項9】 請求者からの請求額を支払者毎に統合し
    て管理する統合請求システムで用いる統合請求システム
    用プログラムであって、 前記請求者から支払者への請求額を支払者識別番号毎に
    統合して管理する統合請求額管理手段と、 前記統合請求額管理手段によって管理する統合請求内の
    請求対象数若しくは請求者数、統合請求額、又は請求対
    象の組合せパターンに応じて設定した割引額又は割引率
    を管理する割引管理手段と、 前記統合請求額管理手段によって一定期間管理した統合
    請求額を抽出する統合請求額抽出手段と、 前記統合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に
    前記割引管理手段によって管理している割引額又は割引
    率を勘案し、実際に支払者へ請求する実質請求額を算出
    する実質請求額算出手段と、 を前記統合請求システムに機能させることを特徴とする
    統合請求システム用プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の統合請求システム用
    プログラムであって、更に、 前記支払者識別番号毎に支払者の電子メールアドレスを
    含んだ支払者情報を管理する支払者情報管理手段と、 前記統合請求額抽出手段によって抽出した統合請求額に
    係る支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理手
    段によって管理している支払者情報を抽出する支払者情
    報抽出手段と、 前記支払者情報抽出手段によって抽出した支払者情報に
    含まれている支払者の電子メールアドレス宛に、前記実
    質請求額算出手段によって算出した実質請求額を通知す
    る実質請求額通知手段と、 を前記統合請求システムに機能させることを特徴とする
    統合請求システム用プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の統合請求システム
    用プログラムにおいて、前記支払者情報には支払者の支
    払期日を含んでいる場合であって、更に、 支払者からの支払額を前記支払者識別番号毎に管理する
    支払額管理手段と、 前記支払期日を過ぎても前記支払額管理手段によって管
    理していない支払額に係る支払者を未払者とみなし、前
    記統合請求額管理手段によって管理している支払者への
    請求額を未払者への請求額として前記支払者識別番号毎
    に管理する未払請求額管理手段と、 前記支払期日経過後の支払いの延滞日数に応じて設定し
    た利息率を管理する延滞利息管理手段と、 前記未払請求額管理手段によって管理した請求額に前記
    延滞利息管理手段によって管理している利息率を勘案
    し、再び支払者へ請求する再請求額を算出する再請求額
    算出手段と、 を前記統合請求システムに機能させることを特徴とする
    統合請求システム用プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の統合請求システム
    用プログラムであって、更に、 前記再請求額算出手段によって算出した再請求額に係る
    支払者識別番号に基づいて、前記支払者情報管理手段に
    よって管理している支払者情報を抽出する再請求用支払
    者情報抽出手段と、 前記再請求用支払者情報抽出手段によって抽出した支払
    者情報に含まれている支払者の電子メールアドレス宛
    に、前記再請求額算出手段によって算出した再請求額を
    通知する再請求額通知手段と、 を前記統合請求システムに機能させることを特徴とする
    統合請求システム用プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12に記載の統合請求シ
    ステム用プログラムを記録したことを特徴とする通話料
    金計算システムで読み取り可能な統合請求システム用記
    録媒体。
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