JP2003281076A - Dmaコントローラの不正アクセス検出装置、不正アクセス検出方法およびそのプログラム - Google Patents

Dmaコントローラの不正アクセス検出装置、不正アクセス検出方法およびそのプログラム

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JP2003281076A
JP2003281076A JP2002087963A JP2002087963A JP2003281076A JP 2003281076 A JP2003281076 A JP 2003281076A JP 2002087963 A JP2002087963 A JP 2002087963A JP 2002087963 A JP2002087963 A JP 2002087963A JP 2003281076 A JP2003281076 A JP 2003281076A
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Eiji Sato
英司 佐藤
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DMA不正アクセスの発生を実際のDMA転送
が行われる前に検出することにより、その発生原因の特
定を容易にする。 【解決手段】DMAコントローラ108のDMA設定レ
ジスタの内容をDMAレジスタ監視部101にて、あら
かじめトリガ条件設定手段100によりトリガ条件設定
レジスタ107に設定した内容と比較することによりD
MAレジスタ監視割り込み信号115の不正転送検出を
実際にDMA転送が行われる以前に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は本発明はコントロー
ラを内蔵したマイクロコンピュータ用の開発支援装置に
おけるDMAコントローラの不正アクセス検出装置およ
び不正アクセス検出方法に係わり、特にDMA不正アク
セスの発生原因の特定が容易にできるように改善したD
MAコントローラの不正アクセス検出装置および不正ア
クセス検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の微細化技術の進展に
伴い、これらの半導体素子で構成したメモリ、マイクロ
コンピュータ等の半導体装置(LSI)の機能も複雑、
かつ大規模化している。例えば、マイクロコンピュータ
に搭載されるROMのプログラム容量も年々増大してお
り、マイクロコンピュータを搭載するマイコン応用製品
開発も仕様の複雑化とともにプログラム容量の増加によ
る開発時間も当然のことながら増大してきているが、市
場の要求に答えるためには、複雑化したプログラム開発
に短時間で対処しなければならないため、効率的なマイ
クロコンピュータをデバッグするための開発支援装置が
必要となる。
【0003】一般に、プログラムはコーディング、アセ
ンブルおよびデバッグを繰り返し行って完成するが、コ
ーディング終了後、ホストマシンのエディタを用いてソ
ース・プログラムを作成し、その後ソース・プログラム
のアセンブルを行う。
【0004】アセンブル結果にエラーがあれば、再びエ
ディタでエラー箇所を修正し、アセンブルを行う処理の
繰り返しでエラーを取り除いた後に、デバッグ処理を行
う。
【0005】このデバッグにはインサーキット・エミュ
レータ等のデバッガを使用し、プログラムの流れ、割り
込みや入出力の非同期関係の検証を行った後、プログラ
ムをライタを用いて不揮発性半導体メモリに書き込み、
評価ツールに搭載した実際のマイクロコンピュータを動
作させながらデバッグを行っている。
【0006】デバッガは、ホストマシンにより設定され
たオブジェクト・プログラムをターゲット・システムと
接続し、プログラムを実行させながらそのデバッグに使
用するが、そのデバッガには、例えば、1命令ずつプロ
グラムを実行する1ステップ動作、指定のアドレスまで
実行するブレーク動作、マイクロコンピュータの内部レ
ジスタおよびメモリ内容の表示、変更等の機能を備え、
これらの機能の組み合わせでデバッグを行っている。
【0007】一般に、ソース・コードはコンパイラ・プ
ログラムによってアセンブリ言語に変換される。このア
センブリ言語はオブジェク・トコードと呼ばれる2進形
式のコードでコンピュータに所望の処理を実行させるた
めの機械語である。
【0008】このオブジェクト・プログラムで記述され
たプログラムのエラーを発見して修正するためのツール
として上述したデバッガがあり、実行中の対象プログラ
ムの動作を一時停止させ、所定のコードがどのようにユ
ーザーシステムに作用しているかを検証する。
【0009】これらのユーザシステムはソース・コード
で定義され、その値は上述したプログラムが正常に動作
しないときに、その原因究明の手がかりとしてユーザに
寄与するものである。
【0010】上述したこの種の従来のデバッグ方式の一
例が特開平11−306095号公報に記載されてい
る。同公報記載のデータ処理装置におけるデバッグ方式
の構成を後述する本発明の構成に対応させて示した図1
0を参照すると、この従来のDMA不正アクセス検出方
法は、あらかじめトリガ条件設定手段600によりバス
アドレス監視部602にあるトリガ条件設定レジスタ6
03にトリガ条件を設定しておく。
【0011】中央演算処理装置(以下、CPUと称す)
618のプログラム実行により、DMAコントローラ
(Direct Memory Access Con
troller)610の転送先アドレスレジスタ61
1、転送元アドレスレジスタ612、転送カウンタレジ
スタ613および転送モードレジスタ614に設定が行
われる。
【0012】実際にDMA転送が始まると、DMAコン
トローラ610で生成されるRAM616のアクセスサ
イクルに応答して、バスアドレス615を加算器(以
下、ADDと称す)606で+1した値の信号607と
トリガ条件設定レジスタ603に格納されている値60
9とを比較器(以下、CMPと称す)608により比較
する。
【0013】CMP608における比較結果が一致した
場合、バスアドレス監視部602はバスアドレス監視割
り込み信号617を出力する。このバスアドレス監視割
り込み信号617に応答して、CPU618は、割り込
みハンドラ遷移信号619を発生して割り込みハンドラ
620に制御を移しデバッグ処理を行わせる。
【0014】さらに、バスアドレス監視割り込み信号6
17に応答して、トレース機能621はその動作停止を
行なうことによりトレースメモリ622への書き込みを
停止する。
【0015】上述したトレースメモリ622への書き込
み動作の比較タイミングチャートを示した図11(a)
およびトレースデータ記録状態を示した図11(b)を
併せて参照すると、図11(a)においてはDMAの設
定から実際のDMA転送が行われるまでの流れを示して
おり、ここでCPU計算処理期間700においてDMA
コントローラの各レジスタへの設定内容が決定される。
【0016】その後、DMAコントローラに設定する動
作が第1の設定期間701で行われ、その設定終了後に
転送許可処理期間702になると、第1の転送期間70
3が発生して順次転送が行われる。
【0017】ここでは第Nの転送期間704までの転送
処理が行われ、第Nの転送期間704の処理動作により
プログラム破壊が発生したものとして以下の説明をす
る。
【0018】図11(a)にて発生した状況をトレース
メモリに記録した例を図11(b)に示してある。一般
的に、全てのトレース情報を記録するだけのメモリ資源
を開発支援装置システム上に用意することは困難であ
る。
【0019】このため、トレースの記録内容706には
CPU計算700から転送N(704)の1つ前の転送
までの全てを記録できることもあれば、図11(b)の
ように、問題が発生した転送Nの1つ前の転送までは保
存できる(記録内容706)が、CPU計算や設定1の
内容を記録できない(未記録内容705)こともある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
デバッグ方式では、プログラムデバッグにおいて問題が
発生した場合に、CPUの挙動を観測するための条件を
設定し、条件成立期間のプログラム実行内容を記録した
り(トレース機能)、プログラム実行を一時停止してC
PUの状態を観測することにより問題の解析を行ってい
る。
【0021】しかし、今日ではCPUを含むシステムは
複雑化、巨大化する傾向にあり、複数のCPUやその他
のプロセッサ(例えばDSP)などの同時デバッグ環境
が必要となってきている。
【0022】その一環でデータの引き渡しにDMA転送
を使用することが多くなり、その使用方法も多様化、複
雑化している。このためDMAコントローラの設定に関
するプログラムデバッグ効率の向上が求められている。
【0023】従来のDMAコントローラの設定に関する
プログラムデバッグにおいては、プログラムをコンパイ
ルする時に、コンパイラがプログラムの設定ミスを確認
する以外は、実際にDMAコントローラを動作させ、D
MA転送を行うことにより問題点を再現させ、その挙動
を観測することにより行ってきた。
【0024】この場合、コンパイラの設定確認内容は、
プログラム中にDMAコントローラの転送設定レジスタ
への設定内容が明示的に含まれていないと確認できな
い。従ってプログラム中で設定内容を演算する場合や、
外部からのデータ入力により設定値を決定する場合には
この方法では不正アクセスを検出することはできない。
【0025】コンパイラによる確認ができない場合に
は、実際にマイクロコンピュータを動作状態にしてお
き、トレース機能を用いて問題が発生した所から溯って
内容を確認したり、プログラム実行を一時停止してCP
Uの状態を確認する。
【0026】しかし、この方法では現象確認のために現
象が発生するまでトレース機能やプログラム停止の作業
を繰り返し行わなければならず、プログラム問題の根本
原因特定をするための手間がかかる上に、時間もかかり
すぎる。
【0027】このため、DMA設定レジスタへの設定の
後、DMA転送サイクルだけをトレースして確認すると
いった方法を用いてデバッグする。この方法では問題が
発生するまで実際にマイクロコンピュータを動作させな
くてはならないこと、DMA設定レジスタへの設定毎に
内容の確認をしなければならないという問題が発生す
る。
【0028】また、実際に問題となる現象を再現させる
とDMA転送によりプログラムを破壊することもあり、
プログラムの再設定などの作業が入るため、更に非効率
的な状況になってしまう。
【0029】従来の条件設定方法では、実際にDMA転
送を行うが、問題が発生する直前で監視結果によりDM
A転送を停止するため、複数回のDMA転送によりプロ
グラムが破壊されてしまう様なことに起因したデバッグ
効率の低下は避けることができる。
【0030】しかし、1回目のDMA転送時にプログラ
ムを破壊してしまう設定の場合には、この限りではな
い。前述したプログラム破壊の問題を除いた場合でも、
問題発生時点でのトレース機能停止を行った場合には、
DMA転送サイクルそのものの情報が記録されるため、
設定内容などの直接的な情報が残らない。
【0031】上述の手法では、問題になるDMA転送発
生時に記録停止を行うので、トレースに記録される内容
が多数あり、どの様な原因で問題が発生するのかを特定
するのが難しくなる。
【0032】通常、プログラム停止やトレースの制御に
ついてはCPUやDMAコントローラのバス(アドレ
ス、データ、制御信号)を監視している。このために多
数のプログラム実行を経た後にDMA転送によるプログ
ラム不具合が発生する。
【0033】この場合、限られた容量のトレースメモリ
では多数のプログラム実行全ての内容を記録することが
できない。このためトレースメモリの容量を増加させた
り、複雑な条件設定が可能となる様に、多数の比較回路
を用意する必要がある。
【0034】その反面、プログラム不具合解析は、これ
らの多数の機能を駆使して行わなければならず、しか
も、多数の場合間接的な情報に頼っての作業となるため
に時間がかかることになる。
【0035】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、DMAコントローラの不正アク
セス発生を、実際のDMA転送が行われる前に検出する
ことにより、その発生原因の特定を容易にすることや、
プログラムやデータの破壊を防ぐことによりプログラム
環境の再構築が削減され、その結果によるプログラムデ
バッグ装置の操作性向上と、プログラム生産性向上の実
現方法を提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】中央演算処理装置と、デ
ィー・エム・エー(DMA)コントローラの有するデー
タ転送設定レジスタ内容を監視するとともに、前記デー
タ転送設定レジスタ内容が外部から与えるトリガ条件と
一致した場合に、不正アクセス検出信号を出力するDM
Aレジスタ監視部と、不正アクセス条件を設定するため
のトリガ条件設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0037】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出装置の他の特徴は、中央演算処理装置と、ディー
・エム・エー(DMA)コントローラが備えるデータ転
送設定レジスタ内容を監視するとともに、前記データ転
送設定レジスタ内容が外部から与えるトリガ条件と一致
した場合に、前記中央演算処理装置の動作を記録するト
レース回路の動作停止信号を出力するDMAレジスタ監
視部と、不正アクセス条件を設定するためのトリガ条件
設定手段とを備えたことにある。
【0038】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出装置のまた他の特徴は、中央演算処理装置と、デ
ィー・エム・エー(DMA)コントローラが備える転送
設定レジスタ内容を監視するとともに、外部から与える
トリガ条件と一致した場合に、前記中央演算処理装置へ
の割り込み信号を出力するDMAレジスタ監視部と、前
記割り込み信号発生時に分岐するデバッグハンドラと、
不正アクセス条件を設定するためのトリガ条件設定手段
とを備えたことにある。
【0039】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出装置のさらに他の特徴は、中央演算処理装置と、
ディー・エム・エー(DMA)コントローラが備える転
送設定レジスタ内容を監視するとともに、転送先アドレ
スおよび転送元アドレスの監視結果が共に不正アドレス
を検出したときとさらに転送モードレジスタの監視結果
も併せて不正アドレスを検出したときと転送モードレジ
スタおよび転送先アドレスレジスタの監視結果が不正ア
ドレスを検出したときとのそれぞれの特定条件の下で不
正アクセス検出信号を出力するDMAレジスタ監視部と
を備えたことにある。
【0040】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出装置のさらにまた他の特徴は、中央演算処理装置
と、主記憶手段のRAMと、前記中央演算処理装置のプ
ログラム実行によりそれぞれ対応する値が設定される、
転送先アドレスレジスタと転送元アドレスレジスタと転
送カウンタレジスタと転送モードレジスタとを有するD
MAコントローラと、予め定める不正アクセス境界アド
レスを設定するためのトリガ設定信号を出力するトリガ
条件設定手段と、前記トリガ設定信号により前記不正ア
クセス境界アドレスが設定されるトリガ条件設定レジス
タと前記転送先アドレスレジスタおよび前記転送カウン
タレジスタの内容を加算する加算器とその加算器の加算
結果で得られる転送終了信号および前記転送カウンタレ
ジスタの内容を前記不正アクセス境界アドレスとそれぞ
れ比較し、それぞれの比較結果が一致したとき、前記加
算結果の転送終了信号が大きいときまたは前記転送カウ
ンタレジスタの内容が大きいときのいずれかで、それぞ
れ割込み信号を前記中央演算処理装置および前記トレー
スメモリへ出力する比較器とを有するDMAレジスタ監
視手段とを備えることにある。
【0041】また、前記不正アクセス境界アドレスを示
す信号は、1アドレス、アドレス範囲または複数のアド
レス範囲の何れにも対応することができる。
【0042】さらに、前記トレースメモリは、前記中央
演算処理装置の計算、前記DMAコントローラの各レジ
スタの設定、データ転送許可の各内容を順次記録し、前
記データ転送許可の内容が記録された時点で新たな書き
込みを禁止する機能を有することもできる。
【0043】さらにまた、禁止された前記新たな書き込
みが、前記データ転送許可に対応して転送が予定された
データである。
【0044】また、前記DMAレジスタ監視手段が、前
記トリガ設定信号により第1および第2の不正アクセス
境界アドレスが設定されるトリガ条件設定レジスタと、
前記転送先アドレスレジスタおよび前記転送カウンタレ
ジスタの内容を加算する第1の加算器と、その加算結果
で得られる第1の転送終了信号および前記転送先アドレ
スレジスタの内容を前記第1の不正アクセス境界アドレ
スとそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致したと
き、前記第1の転送終了信号が大きいときまたは前記転
送先アドレスレジスタの内容が小さいときのいずれか
で、それぞれ第1の割込み信号を発生する第1の比較器
と、前記転送元アドレスレジスタおよび前記転送カウン
タレジスタの内容を加算する第2の加算器と、その加算
結果で得られる第2の転送終了信号および前記転送元ア
ドレスレジスタの内容を前記第2の不正アクセス境界ア
ドレスとそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致し
たとき、前記第2の転送終了信号が大きいときまたは前
記転送元アドレスレジスタの内容が小さいときのいずれ
かで、それぞれ第2の割込み信号を発生する第2の比較
器と、前記第1および前記第2の割込み信号が共に不正
アクセス検出状態の時にDMAレジスタ割込み信号を発
生する論理回路と、を備えることもできる。
【0045】さらに、前記転送元アドレスおよび前記転
送先アドレスの双方に起因して発生する不正アクセスの
検出機能を有することもできる。
【0046】さらにまた、前記第1および前記第2の不
正アクセス境界アドレスを示す信号は、1アドレス、ア
ドレス範囲または複数のアドレス範囲の何れにもそれぞ
れ対応することもできる。
【0047】また、前記DMAレジスタ監視手段が、前
記トリガ設定信号により第1、第2および第3の不正ア
クセス境界アドレスが設定されるトリガ条件設定レジス
タと、前記転送先アドレスレジスタおよび前記転送カウ
ンタレジスタの内容を加算する第1の加算器と、その加
算結果で得られる第1の転送終了信号および前記転送先
アドレスレジスタの内容を前記第1の不正アクセス境界
アドレスとそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致
したとき、前記第1の転送終了信号が大きいときまたは
前記転送先アドレスレジスタの内容が小さいときのいず
れかで、それぞれ第1の割込み信号を発生する第1の比
較器と、前記転送元アドレスレジスタおよび前記転送カ
ウンタレジスタの内容を加算する第2の加算器と、その
加算結果で得られる第2の転送終了信号および前記転送
元アドレスレジスタの内容を前記第2の不正アクセス境
界アドレスとそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一
致したとき、前記第2の転送終了信号が大きいときまた
は前記転送元アドレスレジスタの内容が小さいときのい
ずれかで、それぞれ第2の割込み信号を発生する第2の
比較器と、前記転送モードレジスタの内容を前記第3の
不正アクセス境界アドレスと比較し、比較結果が一致し
たとき第3の割込み信号を発生する第3の比較器と、前
記第1、前記第2および前記第3の割込み信号が共に不
正アクセス検出状態の時にDMAレジスタ割込み信号を
発生する論理回路とを備えることもできる。
【0048】さらに、前記DMAレジスタ監視手段が、
前記転送先アドレスレジスタから前記転送カウンタレジ
スタの内容を減算する減算器と、その減算結果の転送先
修正信号および前記転送元アドレスレジスタの内容を比
較し、その比較結果が一致したときまたは前記転送元ア
ドレスレジスタの内容が大きいときのいずれかで、それ
ぞれ割込み信号を発生する比較器と、前記転送モードレ
ジスタの内容と前記割込み信号が共に不正アクセス検出
状態の時にDMAレジスタ割込み信号を発生する論理回
路とを備えることもできる。
【0049】さらにまた、前記転送元アドレスが前記転
送先アドレスよりも上位側に設定されていて、前記転送
元アドレスは下位アドレスへ転送アドレスを変化させ、
前記転送先アドレスは上位アドレスへ変化させる場合に
発生する転送重複領域の発生状態を検出する機能を備え
る。
【0050】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出方法は、中央演算処理装置と、ディー・エム・エ
ー(DMA)レジスタ監視部とトリガ条件設定手段とを
有するDMAコントローラとを備え、前記DMAコント
ローラの有するデータ転送設定レジスタ内容を監視する
とともに、前記データ転送設定レジスタ内容が外部から
与えられかつ前記トリガ条件設定手段に設定されたトリ
ガ条件と一致した場合に、前記DMAレジスタ監視部か
ら割込み信号を発生して不正アクセスを検出することを
特徴とする。
【0051】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出方法の他の特徴は、中央演算処理装置と、前記中
央演算処理装置の動作を記録するトレース回路と、不正
アクセス条件を設定するためのトリガ条件設定手段を有
するディー・エム・エー(DMA)レジスタ監視部と、
データ転送設定レジスタを有するDMAコントローラと
を備え、前記データ転送設定レジスタ内容が前記中央演
算処理装置から与えられかつ前記トリガ条件設定手段に
設定されたトリガ条件と一致した場合に、前記DMAレ
ジスタ監視部から割込み信号を発生して前記トレース回
路の動作を停止させることにある。
【0052】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出方法のまた他の特徴は、中央演算処理装置と、不
正アクセス条件を設定するためのトリガ条件設定手段を
有するディー・エム・エー(DMA)レジスタ監視部
と、前記中央演算処理装置からデータが設定されるデー
タ転送設定レジスタを有するDMAコントローラと、割
り込み信号発生時に分岐する不正アクセス解析用のデバ
ッグハンドラとを備え、前記データ転送設定レジスタ内
容を監視するとともに、前記トリガ条件設定手段に設定
されたトリガ条件と一致した場合に、前記DMAレジス
タ監視部から割込み信号を発生して前記デバッグハンド
ラに分岐することにある。
【0053】本発明のDMAコントローラの不正アクセ
ス検出方法のさらに他の特徴は、中央演算処理装置と、
トレースメモリを有するトレース手段と、主記憶手段の
RAMと、転送先アドレスレジスタと転送元アドレスレ
ジスタと転送カウンタレジスタと転送モードレジスタと
を有するディー・エム・エー(DMA)コントローラ
と、トリガ条件設定手段と、トリガ条件設定レジスタと
前記転送先アドレスレジスタおよび前記転送カウンタレ
ジスタの内容を加算する第1の加算器とその加算器の加
算結果で得られる第1の転送終了信号および前記転送カ
ウンタレジスタの内容を前記不正アクセス境界アドレス
とそれぞれ比較し、比較結果が一致したときに割込み信
号を出力する第1の比較器とを有する第1のDMAレジ
スタ監視手段とを用いて、前記トリガ条件設定手段によ
り前記トリガ条件設定レジスタに不正アクセス境界アド
レスを設定する処理ステップと、前記中央演算処理装置
のプログラム実行により前記DMAコントローラの前記
転送先アドレスレジスタ、前記転送元アドレスレジス
タ、前記転送カウンタおよび転送モードレジスタにそれ
ぞれ設定を行う処理ステップと、設定された前記転送先
アドレスレジスタの内容を読み出し前記第1の加算器お
よび前記第1の比較器に送る処理ステップと、前記転送
カウンタレジスタの内容を読み出し前記第1の比較器に
送る処理ステップと、前記第1の加算器が前記第1の転
送終了信号を前記第1の比較器に送る処理ステップと、
前記トリガ設定レジスタが不正アクセス境界アドレスを
前記第1の比較器に送る処理ステップと、前記第1の比
較器が前記転送先アドレスレジスタの内容および前記第
1の転送修了信号を前記不正アクセス境界アドレス信号
と大小比較し予め定める所定の条件に一致すると次のス
テップへ進み不一致なら前記DMAコントローラの各レ
ジスタへ設定するステップへ戻る大小判定処理ステップ
と、前記中央演算処理装置は前記割り込み信号を受け取
ると割り込みハンドラに遷移して処理を行い前記DMA
の転送処理を停止させ、前記トレース手段は前記割り込
み信号を受け取ると前記トレースメモリへの書き込みを
停止する処理ステップとを備えることにある。
【0054】また、前記予め定める所定の条件を求める
前記大小判定処理ステップは、前記不正アクセス境界ア
ドレス信号および前記第1の転送修了信号が等しいか、
前記不正アクセス境界アドレス信号より前記第1の転送
修了信号が大きい場合、あるいは前記不正アクセス境界
アドレスおよび前記転送先アドレスレジスタ信号が等し
いか、前記不正アクセス境界アドレス信号より前記転送
先アドレスレジスタ信号が小さい場合に、割り込み信号
を前記中央演算処理装置および前記トレースメモリに出
力する処理ステップとを備えることもできる。
【0055】さらに、前記第1のDMAレジスタ監視部
に代えて、第2の加算器と第2の比較器と多入力論理回
路とをさらに備える第2のDMAレジスタ監視部を用い
て、前記転送先アドレスレジスタの内容を前記第2の比
較器に送る処理ステップと、前記転送カウンタレジスタ
および前記転送元アドレスレジスタそれぞれの内容を、
個別に前記第2の比較器に送る処理ステップと、前記第
2の加算器が前記転送元アドレスレジスタおよび前記転
送カウンタレジスタそれぞれの内容の加算結果で得られ
る第2の転送修了信号を前記第2の比較器に出力する処
理ステップと、前記第2の比較器が前記転送元アドレス
レジスタの内容および前記第2の転送修了信号を前記ト
リガ条件設定レジスタに新たに追加設定された第2の不
正アクセス境界アドレスと比較する処理ステップと、前
記第2の不正アクセス境界アドレスが、前記第2の転送
修了信号と等しいかまたは小さい場合、あるいは前記第
2の不正アクセス境界アドレスが、前記転送元アドレス
レジスタの内容と等しいかまたは大きい場合に、割り込
み信号を前記論理回路に出力する処理ステップと、前記
多入力論理回路が、前記第1および前記第2の比較器そ
れぞれの比較結果が共に不正アクセス検出状態であると
きに割り込み信号を出力する処理ステップとを、さらに
備えることもできる。
【0056】さらにまた、前記第2のDMAレジスタ監
視部に代えて、第3の比較器をさらに備える第3のDM
Aレジスタ監視部を用いて、前記第3の比較器が前記転
送モードレジスタの内容と前記トリガ条件設定レジスタ
に新たに追加設定された転送モード条件信号との比較結
果を前記論理回路に出力する処理ステップとをさらに備
えてもよい。
【0057】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照ししながら詳細に説明する。
【0058】図1は本発明の第1の実施の形態を示す構
成図である。図2は本発明の第1の実施の形態の動作説
明用フローチャートである。図3(a)は本発明におけ
るDMA転送の説明用タイミングチャートであり、図3
(b)は本発明におけるトレースメモリのトレースデー
タ記録状態を示す図である。
【0059】まず、図1を参照すると、本発明における
DMAコントローラの不正アクセス検出装置は、トリガ
条件設定手段100と、DMAレジスタ監視部101
と、その内部に備えるトリガ条件設定レジスタ102,
ADD104およびCMP106と、主RAM114
と、DMAコントローラ108と、その内部に備える転
送先アドレスレジスタ109,転送元アドレスレジスタ
110,転送アドレスレジスタ111および転送モード
レジスタ112と、CPU116と、トレースメモリ1
20と、割込みハンドラ118とを備える。
【0060】すなわち、不正アクセス境界アドレス信号
103を出力するトリガ条件設定手段100の出力端
は、DMAレジスタ監視部101のトリガ条件設定レジ
スタ102の入力端に接続される。トリガ条件設定レジ
スタ102の出力端は、CMP106の一方の入力端に
接続され、不正アクセス境界アドレス信号107を出力
する。
【0061】DMAコントローラ108の備える転送先
アドレスレジスタ109の出力端は、ADD104およ
びCMP106それぞれの一方の入力端に共通に接続さ
れ、転送先アドレスレジスタ出力信号を転送する。
【0062】転送カウンタレジスタ111の出力端は、
ADD104の他方の入力端に接続される。DMAコン
トローラ108から主RAM114にはバスアドレス1
13が接続されている。
【0063】ADD104の出力端は、CMP106の
一方の入力端に接続され、転送終了信号105を転送す
る。CMP106の出力端は、CPU116およびトレ
ース機能119にそれぞれ共通接続され、DMAレジス
タ監視割り込み信号115を転送する。CPU116の
出力端は割込みハンドラ118に接続され、割込み信号
117を転送する構成である。
【0064】図2を併せて参照すると、上述した構成を
備える本発明の第1の実施の形態における不正アドレス
検出方法は、トリガ条件設定手段100によりDMAレ
ジスタ監視部101のトリガ条件設定レジスタ102
に、トリガ設定信号103を与えて不正アクセス境界ア
ドレスを設定する(処理ステップS1)。
【0065】CPU116のプログラム実行によりDM
Aコントローラ108の転送先アドレスレジスタ10
9、転送元アドレスレジスタ110、転送カウンタレジ
スタ111および転送モードレジスタ112にデータ設
定が行われる(処理ステップS2)。
【0066】データ設定された転送先アドレスレジスタ
109の内容は、転送先アドレスレジスタ信号121に
よりDMAレジスタ監視部101のADD104および
CMP106に取り込まれる(処理ステップS3)。
【0067】転送カウンタレジスタ111の内容は、転
送カウンタレジスタ信号122によりADD104に取
り込まれる(処理ステップS4)。
【0068】ADD104は、転送先アドレスレジスタ
信号121と転送カウンタレジスタ信号122の内容と
を加算して転送修了信号105をCMP106に出力す
る(処理ステップS5)。
【0069】トリガ設定レジスタ102に設定された不
正アクセス境界アドレスは、トリガ設定レジスタ102
の出力信号107としてCMP106に送られる(処理
ステップS6)。
【0070】CMP106は、転送先アドレスレジスタ
信号121および転送修了信号105を、不正アクセス
境界アドレス信号107と比較する(処理ステップS
7)。
【0071】不正アクセス境界アドレス信号107と転
送修了信号105の内容とが等しいか、不正アクセス境
界アドレス信号107よりも転送修了信号105が大き
い場合、あるいは不正アクセス境界アドレス信号107
と転送先アドレスレジスタ信号121とが等しいか、不
正アクセス境界アドレス信号107よりも転送先アドレ
スレジスタ信号121が小さい場合に、DMAレジスタ
監視割り込み信号115をCPU116とトレース機能
119に出力する(処理ステップS8)。
【0072】この場合に、不正アクセス境界アドレス信
号107は1アドレスを示すものでも、アドレス範囲を
現すものでも、更に複数のアドレス範囲を表すものでも
かまわない。
【0073】CPU116は、DMAレジスタ監視割り
込み信号115を受け取ると、割り込みハンドラ遷移信
号117により割り込みハンドラ118に遷移し処理を
行い、DMAの転送処理を停止する。
【0074】トレース機能119は、DMAレジスタ監
視割り込み信号115を受け取ると、トレースメモリ1
20への書き込みを停止する(処理ステップS9)。
【0075】ここで、上述した処理動作におけるトレー
スメモリ120への書き込み動作を説明する。
【0076】図3(a)を参照すると、DMAの設定か
ら実際のDMA転送が発生するまでの流れを示してあ
る。まずCPU計算200により、DMAコントローラ
108の転送先アドレスレジスタ109,転送元アドレ
スレジスタ110,転送カウンタレジスタ111および
転送モードレジスタ112にそれぞれ設定する値が算出
される。
【0077】次に設定1(201)により各DMAレジ
スタへの書き込みが行なわれる。この書き込み期間にA
DD104の加算処理が行われている。
【0078】転送許可202が行なわれると同時に、C
MP106の動作が行われているのでDMAレジスタ監
視割り込み信号115の発行が可能となる。
【0079】次の転送1(203)から転送N(20
4)が発生する前に割り込み処理に遷移することができ
る。
【0080】この場合、図1の主RAM114に対する
バスアドレス113は発生しない。
【0081】図3(b)は図3(a)の流れが発生した
時のトレースメモリ120への書き込み内容を示してい
る。
【0082】記録内容205は、CPU計算、設定1、
転送許可の内容が順次記録され、転送許可が記録された
時点でトレース記録動作が停止され、トレースメモリ1
20への新たな書き込みは行なわれない。このためここ
では転送1から転送Nとなる未記録内容206に相当す
るデータが記録されない。
【0083】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。
【0084】第2の実施の形態の構成を示した図4を参
照すると、上述した図1に示す第1の実施の形態におけ
る構成との相違点は、DMAレジスタ監視部301に、
ADD2(330)とトリガ条件設定レジスタ302の
不正アクセス境界アドレス信号2(333)と、CMP
2(332)と2入力AND337とをさらに有するこ
とである。
【0085】すなわち、DMAコントローラ308の備
える転送先アドレスレジスタ309の出力端は、ADD
1(304)およびCMP1(306)それぞれの一方
の入力端に共通に接続され、転送先アドレスレジスタ出
力信号を転送する。
【0086】転送カウンタレジスタ311の出力端は、
ADD1(304)の他方の入力端およびADD2(3
30)の一方の入力端に接続される。転送元アドレスレ
ジスタ310の出力端はADD2(330)の他方の入
力端およびCMP2(332)の一方の入力端に接続さ
れる。
【0087】トリガ条件設定レジスタ302の一方の出
力端はCMP1(306)のさらに他方の入力端に接続
され、トリガ条件設定レジスタ302の他方の出力端は
CMP2(332)のさらに他方の入力端に接続され
る。
【0088】CMP1(306)およびCMP2(33
2)それぞれの出力端は、AND337の2つの入力端
の対応する入力端に個別に接続されて構成する。
【0089】それ以外の構成要素および接続関係は前述
した第1の実施の形態と同様であるからここでの構成の
説明は省略する。
【0090】また、前述した第1の実施の形態で説明し
たトリガ設定手段100の動作とDMAレジスタ監視割
り込み信号115を受け取ったCPU116およびトレ
ース機能119の動作は同じであり、また、トレースメ
モリ120への記録状態も同様であるから、それらの動
作の説明はここでは省略する。
【0091】図4およびその動作説明用のフローチャー
トを示した図5を併せて参照すると、まず、第1の実施
の形態と同様に、トリガ条件設定レジスタ302に不正
アクセス境界アドレスを設定する(処理ステップS1
1)。
【0092】CPU116によりDMAコントローラ3
08の転送先アドレスレジスタ309、転送元アドレス
レジスタ310、転送カウンタレジスタ311、転送モ
ードレジスタ312にデータ設定が行われる(処理ステ
ップS12)。
【0093】データが設定された転送先アドレスレジス
タ309の内容は、転送先アドレスレジスタ信号321
として、DMAレジスタ監視部301のADD1(30
4)およびCMP1(306)にそれぞれ出力される
(処理ステップS13)。
【0094】転送元アドレスレジスタ310の内容は、
転送元アドレスレジスタ信号334としてDMAレジス
タ監視部301のADD2(330)およびCMP2
(332)にそれぞれ出力される(処理ステップS1
4)。
【0095】転送カウンタレジスタ311の内容は、転
送カウンタレジスタ信号322としてADD1(30
4)およびADD2(330)にそれぞれ出力される
(処理ステップS15)。
【0096】ADD1(304)は、転送先アドレスレ
ジスタ信号321と転送カウンタレジスタ信号322と
を加算し、その結果の転送修了信号305をCMP1
(306)に出力する(処理ステップS16)。
【0097】ADD2(330)は、転送元アドレスレ
ジスタ信号334と転送カウンタレジスタ信号322と
を加算し、その結果の転送修了信号331をCMP2
(332)に出力する(処理ステップS17)。
【0098】CMP1(306)は、転送先アドレスレ
ジスタ信号321および転送修了信号305を不正アク
セス境界アドレス信号307と比較する(処理ステップ
S18)。
【0099】比較の結果、不正アクセス境界アドレス信
号307と転送修了信号305とが等しいか、不正アク
セス境界アドレス信号307よりも転送修了信号305
が大きい場合、あるいは不正アクセス境界アドレス信号
307と転送先アドレスレジスタ信号321とが等しい
か、不正アクセス境界アドレス信号307よりも転送先
アドレスレジスタ信号321が小さい場合に転送先レジ
スタ監視割り込み信号335をAND337に出力する
(処理ステップS19)。
【0100】一方、CMP2(332)は、転送元アド
レスレジスタ信号334および転送修了信号331を不
正アクセス境界アドレス信号333と比較する(処理ス
テップS20)。
【0101】不正アクセス境界アドレス信号333と転
送修了信号331とが等しいか、不正アクセス境界アド
レス信号333よりも転送修了信号331が大きい場
合、あるいは不正アクセス境界アドレス信号333と転
送元アドレスレジスタ信号334とが等しいか、不正ア
クセス境界アドレス信号333よりも転送元アドレスレ
ジスタ信号334が小さい場合に、転送元レジスタ監視
割り込み信号336をAND337に出力する(処理ス
テップS21)。
【0102】AND337は転送先レジスタ監視割り込
み信号335と転送元レジスタ監視割り込み信号336
とが共に不正アクセス検出状態であるときに、DMAレ
ジスタ監視割り込み信号315を出力する(処理ステッ
プS22)。
【0103】上述した処理により、転送元アドレスと転
送先アドレスとの関連によって不正アクセスとなる場合
についても検出ができる。
【0104】この場合に不正アクセス境界アドレス信号
307と不正アクセス境界アドレス信号333とは、1
アドレスを示すものでも、アドレス範囲を表すもので
も、さらに複数のアドレス範囲を表すものでもかまわな
い。
【0105】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。
【0106】第3の実施の形態における構成を示した図
6を参照すると、上述した図4に示す第2の実施の形態
における構成との相違点は、DMAレジスタ監視部40
1に、トリガ条件設定レジスタ402の転送モード条件
信号438とCMP3(439)とをさらに有し、AN
D441を3入力としたことである。
【0107】すなわち、DMAコントローラ408の備
える転送先アドレスレジスタ409の出力端は、ADD
1(404)およびCMP1(406)それぞれの一方
の入力端に共通に接続される。
【0108】転送カウンタレジスタ411の出力端は、
ADD1(404)の他方の入力端およびADD2(4
30)の一方の入力端に接続される。転送元アドレスレ
ジスタ410の出力端はADD2(430)の他方の入
力端およびCMP2(440)の一方の入力端に接続さ
れる。
【0109】トリガ条件設定レジスタ402の一方の出
力端はCMP1(406)のさらに他方の入力端に接続
され、トリガ条件設定レジスタ402の他方の出力端は
CMP2(440)のさらに他方の入力端に接続され、
トリガ条件設定レジスタ402のさらに他方の出力端は
CMP3(439)の他方の入力端に接続される。
【0110】CMP1(406)、CMP2(440)
およびCMP3(439)それぞれの出力端は、AND
441の3つの入力端の対応する入力端に個別に接続さ
れて構成する。
【0111】それ以外の構成要素および接続関係は前述
した第1の実施の形態と同様であるからここでの構成の
説明は省略する。
【0112】また、前述した第1の実施の形態で説明し
たトリガ設定手段100の動作とDMAレジスタ監視割
り込み信号115を受け取ったCPU116およびトレ
ース機能119の動作は同じであり、また、トレースメ
モリ120への記録状態も同様であるから、それらの動
作の説明はここでは省略する。
【0113】図6およびその動作説明用フローチャート
を示した図7を併せて参照すると、ここでも、まず初め
に、第1の実施の形態と同様に、トリガ条件設定レジス
タ402に不正アクセス境界アドレスを設定する(処理
ステップS31)。
【0114】DMAコントローラ408の転送先アドレ
スレジスタ409、転送元アドレスレジスタ410、転
送カウンタレジスタ411、転送モードレジスタ412
にデータ設定が行われる(処理ステップS32)。
【0115】データが設定された転送先アドレスレジス
タ409の内容は転送先アドレスレジスタ信号421と
してDMAレジスタ監視部401のADD1(404)
およびCMP1(406)に出力される(処理ステップ
S32)。
【0116】転送元アドレスレジスタ410の内容は、
転送元アドレスレジスタ信号434としてDMAレジス
タ監視部401のADD2(430)およびCMP2
(440)に出力される(処理ステップS33)。
【0117】転送カウンタレジスタ411の内容は、転
送カウンタレジスタ信号422としてADD1(40
4)とADD2(430)にそれぞれ出力される(処理
ステップS34)。
【0118】転送モードレジスタ412の内容は、転送
モードレジスタ信号437としてDMAレジスタ監視部
401のCMP3(439)に出力される(処理ステッ
プS35)。
【0119】ADD1(404)は、転送先アドレスレ
ジスタ信号421と転送カウンタレジスタ信号422と
を加算し、その結果の転送修了信号405をCMP1
(406)に出力する(処理ステップS36)。
【0120】ADD2(430)は、転送元アドレスレ
ジスタ信号434と転送カウンタレジスタ信号422と
を加算し、その結果を転送修了信号431としてCMP
2(440)に出力する(処理ステップS37)。
【0121】転送終了信号405を受けたCMP1(4
06)は、転送先アドレスレジスタ信号421および転
送修了信号405を不正アクセス境界アドレス信号40
7と比較する(処理ステップS38)。
【0122】比較した結果、不正アクセス境界アドレス
信号407と転送修了信号405とが等しいか、不正ア
クセス境界アドレス信号407よりも転送修了信号40
5が大きい場合、あるいは不正アクセス境界アドレス信
号407と転送先アドレスレジスタ信号421とが等し
いか、不正アクセス境界アドレス信号407よりも転送
先アドレスレジスタ信号421が小さい場合に、転送先
レジスタ監視割り込み信号435をAND441に出力
する(処理ステップS39)。
【0123】一方、転送終了信号431を受けたCMP
2(442)は、転送元アドレスレジスタ信号434お
よび転送修了信号431を、不正アクセス境界アドレス
信号433と比較する(処理ステップS40)。
【0124】比較した結果、不正アクセス境界アドレス
信号433と転送修了信号431とが等しいか、不正ア
クセス境界アドレス信号433よりも転送修了信号43
1が大きい場合、あるいは不正アクセス境界アドレス信
号433と転送元アドレスレジスタ信号434とが等し
いか、不正アクセス境界アドレス信号433よりも転送
元アドレスレジスタ信号434が小さい場合に、転送元
レジスタ監視割り込み信号436をAND441に出力
する(処理ステップS40)。
【0125】他方、CMP3(439)は、転送モード
レジスタ信号437と転送モード条件信号438とを比
較し、その結果が一致した場合に、転送モード監視割り
込み信号432をAND441に出力する(処理ステッ
プS41)。
【0126】AND441は、転送先レジスタ監視割り
込み信号435と転送元レジスタ監視割り込み信号43
6と転送モード監視割り込み信号432とが共に不正ア
クセス検出状態であるときに、DMAレジスタ監視割り
込み信号415を出力する(処理ステップS42)。
【0127】上述した処理により、転送元アドレスと転
送先アドレスと転送モードとの関係により不整アクセス
となる場合についても検出できる。その場合、不正アク
セス境界アドレス信号407および不正アクセス境界ア
ドレス信号433は、それぞれ1アドレスを示すもので
も、アドレス範囲を表すものでも、さらに複数のアドレ
ス範囲を表すものでもかまわない。
【0128】また、転送モード条件信号438について
は、DMAの転送モードに関る各種の設定ができるもの
とする。
【0129】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。
【0130】第4の実施の形態の構成を示した図8
(a)を参照すると、本発明の不正アクセス検出装置
は、減算器(以下、SUBと称す)511とCMP51
3とAND515とを有するDMAレジスタ監視装置5
01と、転送先アドレスレジスタ503と転送元アドレ
スレジスタ504と転送カウンタレジスタ505と転送
モードレジスタ506とを有するDMAコントローラ5
02とを備える。
【0131】DMAレジスタ監視装置501は、SUB
511の2つの入力端の一方には転送先アドレスレジス
タ503が接続され、他方の入力端には転送カウンタレ
ジスタ505の出力端が接続されるとともに、SUB5
11の出力端はCMP513の一方の入力端に接続され
る。
【0132】CMP513の他方の入力端には転送元ア
ドレスレジスタ504の出力端が接続される。CMP5
13の出力端はAND515の一方の入力端に接続さ
れ、他方の入力端には転送モードレジスタ506の出力
端が接続される構成を備える。
【0133】前述した第1〜第3の実施の形態との相違
点は、トリガ条件設定手段およびトリガ条件設定レジス
タを削除したことである。
【0134】一方、転送範囲を説明するための図を示し
た図8(b)を参照すると、本実施の形態では、転送元
アドレスが転送先アドレスよりも上位側に設定されてい
る場合に対応している。
【0135】すなわち、転送元アドレスは下位アドレス
へと転送アドレスを変化させ、転送先アドレスは上位ア
ドレスへと転送アドレスを変化させる場合に、それぞれ
の変化範囲内にアドレスの転送重複領域が発生する。こ
の転送重複領域が生じる状態での不正アクセスを検出す
る手段を提供する例である。
【0136】第4の実施の形態を説明するためのフロー
チャートを示した図9を参照すると、ここではトリガ条
件設定レジスタを持たないので、初めにDMAコントロ
ーラ502の転送先アドレスレジスタ503、転送元ア
ドレスレジスタ504、転送カウンタレジスタ505、
転送モードレジスタ506にそれぞれデータの設定が行
われる。データが設定された各レジスタの内容はDMA
レジスタ監視部501に出力される(処理ステップS5
1)。
【0137】すなわち、転送先アドレスレジスタ503
の内容は、転送先アドレスレジスタ信号507としてS
UB511に出力される(処理ステップS52)。
【0138】転送元アドレスレジスタ504の内容は、
転送元アドレスレジスタ信号504としてCMP513
に出力される(処理ステップS53)。
【0139】転送カウンタレジスタ505の内容は、転
送カウンタレジスタ信号509としてSUB511に出
力される。転送モードレジスタ506の内容は、転送モ
ードレジスタ信号510としてAND515に出力され
る(処理ステップS54)。
【0140】SUB511は、転送先アドレスレジスタ
信号507から転送カウンタレジスタ信号509を減算
し、転送先修了アドレス信号512としてCMP513
に出力する(処理ステップS55)。
【0141】CMP513は、入力された転送元アドレ
スレジスタ信号508と転送先修了アドレス信号512
との値を比較して、転送元アドレスレジスタ信号508
が転送修了アドレス信号512より大きいか等しい場合
に、転送アドレス監視割り込み信号514をAND51
5に出力する(処理ステップS56)。
【0142】AND515は転送モードレジスタ信号5
10および転送アドレス監視割り込み信号514が共に
不正アクセス検出状態であるときにDMAレジスタ監視
割り込み信号516を出力する(ステップS57)。
【0143】上述した第4の実施の形態では、転送元ア
ドレスが転送先アドレスより上位側に設定されていて、
転送元は下位アドレスへと転送アドレスを変化させ、転
送先は上位アドレスへと変化させる場合に転送重複領域
が発生するため、このような状態を検出するには図8
(a)の構成にすることによりハードウェア量を削減す
ることができる。
【0144】
【発明の効果】第1の効果は、DMAコントローラの転
送設定レジスタ内容を監視することにより、実際にDM
A転送が始まる前に不正転送を検出するため、トレース
メモリに記録される情報は不正アクセスを発生させるD
MAコントローラの転送設定レジスタへの設定状況が記
録されるため現象の確認を直ちに行うことができる。
【0145】第2の効果は、DMA転送の結果による問
題発生を待たなくても現象の把握が可能となることも現
象の早期把握の手助けとなる。
【0146】第3の効果は、DMA転送自体がが発生し
ないためデータの破壊も発生しないことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作説明用のフロ
ーチャートである。
【図3】(a)本発明におけるDMA転送の説明用タイ
ミングチャートである。 (b)本発明におけるトレースメモリのトレースデータ
記録状態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示した構成図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作説明用のフロ
ーチャートである。
【図6】第3の実施の形態における構成を示した図であ
る。
【図7】第3の実施の形態の動作説明用フローチャート
である。
【図8】(a)第4の実施の形態における構成を示した
図である。 (b)転送範囲を説明するための図を示した図である。
【図9】第4の実施の形態の動作説明用フローチャート
である。
【図10】従来のデバッグ方式の一例の構成を示した図
だる。
【図11】(a)トレースメモリ622への書き込み動
作の比較タイミングチャートである。 (b)トレースデータ記録状態を示した図である。
【符号の説明】
100,600 トリガ条件設定手段 101,301,401 DMAレジスタ監視部 102,302,402,603 トリガ条件設定レ
ジスタ 103 トリガ設定信号 104,606 ADD 304,404 ADD1 330,430 ADD2 105,305,331,405,431 転送修了
信号 106,513,608 CMP 306,406 CMP1 440 CMP2 439 CMP3 107,307,333,407,433 不正アク
セス境界アドレス信号 108,308,408,502,610 DMAコ
ントローラ 109,309,409,503,611 転送先ア
ドレスレジスタ 110,310,410,504,612 転送元ア
ドレスレジスタ 111,311,411,505,613 転送カウ
ンタレジスタ 112,312,412,506,614 転送モー
ドレジスタ 113,615 バスアドレス 114,616 RAM 115,315,415,516 DMAレジスタ監
視割り込み信号 116,618 CPU 117,619 割り込みハンドラ遷移信号 118,620 割り込みハンドラ 119,621 トレース機能 120,622 トレースメモリ 121,321,421,507 転送先アドレスレ
ジスタ信号 122,322,422,509 転送カウンタレジ
スタ信号 200 CPU計算 201 設定1 202 転送許可 203 転送1 204 転送N 205 記録内容 206 未記録内容 334,434,508 転送元アドレスレジスタ信
号 335,435 転送先レジスタ監視割り込み信号 336,436 転送元レジスタ監視割り込み信号 337,441,515 AND 438 転送モード条件信号 432 転送モード監視割り込み信号 501 DMAレジスタ監視部 507 アドレスレジスタ信号 508 転送元アドレスレジスタ信号 437,510 転送モードレジスタ信号 511 SUB 512 転送先修了アドレス信号 514 転送アドレス監視割り込み信号 515 AND 602 バスアドレス監視部 607 +1した値の信号 609 格納されている値 617 バスアドレス監視割り込み信号 700 CPU計算処理期間 701 設定1 702 転送許可 703 転送1 704 転送N 705 未記録内容 706 記録内容

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算処理装置と、ディー・エム・エ
    ー(DMA)コントローラの有するデータ転送設定レジ
    スタ内容を監視するとともに、前記データ転送設定レジ
    スタ内容が外部から与えるトリガ条件と一致した場合
    に、不正アクセス検出信号を出力するDMAレジスタ監
    視部と、不正アクセス条件を設定するためのトリガ条件
    設定手段とを備えたことを特徴とするDMAコントロー
    ラの不正アクセス検出装置。
  2. 【請求項2】 中央演算処理装置と、ディー・エム・エ
    ー(DMA)コントローラが備えるデータ転送設定レジ
    スタ内容を監視するとともに、前記データ転送設定レジ
    スタ内容が外部から与えるトリガ条件と一致した場合
    に、前記中央演算処理装置の動作を記録するトレース回
    路の動作停止信号を出力するDMAレジスタ監視部と、
    不正アクセス条件を設定するためのトリガ条件設定手段
    とを備えたことを特徴とするDMAコントローラの不正
    アクセス検出装置。
  3. 【請求項3】 中央演算処理装置と、ディー・エム・エ
    ー(DMA)コントローラが備える転送設定レジスタ内
    容を監視するとともに、外部から与えるトリガ条件と一
    致した場合に、前記中央演算処理装置への割り込み信号
    を出力するDMAレジスタ監視部と、前記割り込み信号
    発生時に分岐するデバッグハンドラと、不正アクセス条
    件を設定するためのトリガ条件設定手段とを備えたこと
    を特徴とするDMAコントローラの不正アクセス検出装
    置。
  4. 【請求項4】 中央演算処理装置と、ディー・エム・エ
    ー(DMA)コントローラが備える転送設定レジスタ内
    容を監視するとともに、転送先アドレスおよび転送元ア
    ドレスの監視結果が共に不正アドレスを検出したときと
    さらに転送モードレジスタの監視結果も併せて不正アド
    レスを検出したときと転送モードレジスタおよび転送先
    アドレスレジスタの監視結果が不正アドレスを検出した
    ときとのそれぞれの特定条件の下で不正アクセス検出信
    号を出力するDMAレジスタ監視部とを備えたことを特
    徴とするDMAコントローラの不正アクセス検出装置。
  5. 【請求項5】 中央演算処理装置と、主記憶手段のRA
    Mと、前記中央演算処理装置のプログラム実行によりそ
    れぞれ対応する値が設定される、転送先アドレスレジス
    タと転送元アドレスレジスタと転送カウンタレジスタと
    転送モードレジスタとを有するDMAコントローラと、
    予め定める不正アクセス境界アドレスを設定するための
    トリガ設定信号を出力するトリガ条件設定手段と、前記
    トリガ設定信号により前記不正アクセス境界アドレスが
    設定されるトリガ条件設定レジスタと前記転送先アドレ
    スレジスタおよび前記転送カウンタレジスタの内容を加
    算する加算器とその加算器の加算結果で得られる転送終
    了信号および前記転送カウンタレジスタの内容を前記不
    正アクセス境界アドレスとそれぞれ比較し、それぞれの
    比較結果が一致したとき、前記加算結果の転送終了信号
    が大きいときまたは前記転送カウンタレジスタの内容が
    大きいときのいずれかで、それぞれ割込み信号を前記中
    央演算処理装置および前記トレースメモリへ出力する比
    較器とを有するDMAレジスタ監視手段とを備えること
    を特徴とするDMAコントローラの不正アクセス検出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記不正アクセス境界アドレスを示す信
    号は、1アドレス、アドレス範囲または複数のアドレス
    範囲の何れにも対応する請求項5記載のDMAコントロ
    ーラの不正アクセス検出装置。
  7. 【請求項7】 前記トレースメモリは、前記中央演算処
    理装置の計算、前記DMAコントローラの各レジスタの
    設定、データ転送許可の各内容を順次記録し、前記デー
    タ転送許可の内容が記録された時点で新たな書き込みを
    禁止する機能を有する請求項5記載のDMAコントロー
    ラの不正アクセス検出装置。
  8. 【請求項8】 禁止された前記新たな書き込みが、前記
    データ転送許可に対応して転送が予定されたデータであ
    る請求項7記載のDMAコントローラの不正アクセス検
    出装置。
  9. 【請求項9】 前記DMAレジスタ監視手段が、前記ト
    リガ設定信号により第1および第2の不正アクセス境界
    アドレスが設定されるトリガ条件設定レジスタと、前記
    転送先アドレスレジスタおよび前記転送カウンタレジス
    タの内容を加算する第1の加算器と、その加算結果で得
    られる第1の転送終了信号および前記転送先アドレスレ
    ジスタの内容を前記第1の不正アクセス境界アドレスと
    それぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致したとき、
    前記第1の転送終了信号が大きいときまたは前記転送先
    アドレスレジスタの内容が小さいときのいずれかで、そ
    れぞれ第1の割込み信号を発生する第1の比較器と、前
    記転送元アドレスレジスタおよび前記転送カウンタレジ
    スタの内容を加算する第2の加算器と、その加算結果で
    得られる第2の転送終了信号および前記転送元アドレス
    レジスタの内容を前記第2の不正アクセス境界アドレス
    とそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致したと
    き、前記第2の転送終了信号が大きいときまたは前記転
    送元アドレスレジスタの内容が小さいときのいずれか
    で、それぞれ第2の割込み信号を発生する第2の比較器
    と、前記第1および前記第2の割込み信号が共に不正ア
    クセス検出状態の時にDMAレジスタ割込み信号を発生
    する論理回路と、を備える請求項5記載のDMAコント
    ローラの不正アクセス検出装置。
  10. 【請求項10】 前記転送元アドレスおよび前記転送先
    アドレスの双方に起因して発生する不正アクセスの検出
    機能を有する請求項9記載のDMAコントローラの不正
    アクセス検出装置。
  11. 【請求項11】 前記第1および前記第2の不正アクセ
    ス境界アドレスを示す信号は、1アドレス、アドレス範
    囲または複数のアドレス範囲の何れにもそれぞれ対応す
    る請求項9記載のDMAコントローラの不正アクセス検
    出装置。
  12. 【請求項12】 前記DMAレジスタ監視手段が、前記
    トリガ設定信号により第1、第2および第3の不正アク
    セス境界アドレスが設定されるトリガ条件設定レジスタ
    と、前記転送先アドレスレジスタおよび前記転送カウン
    タレジスタの内容を加算する第1の加算器と、その加算
    結果で得られる第1の転送終了信号および前記転送先ア
    ドレスレジスタの内容を前記第1の不正アクセス境界ア
    ドレスとそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致し
    たとき、前記第1の転送終了信号が大きいときまたは前
    記転送先アドレスレジスタの内容が小さいときのいずれ
    かで、それぞれ第1の割込み信号を発生する第1の比較
    器と、前記転送元アドレスレジスタおよび前記転送カウ
    ンタレジスタの内容を加算する第2の加算器と、その加
    算結果で得られる第2の転送終了信号および前記転送元
    アドレスレジスタの内容を前記第2の不正アクセス境界
    アドレスとそれぞれ比較し、それぞれの比較結果が一致
    したとき、前記第2の転送終了信号が大きいときまたは
    前記転送元アドレスレジスタの内容が小さいときのいず
    れかで、それぞれ第2の割込み信号を発生する第2の比
    較器と、前記転送モードレジスタの内容を前記第3の不
    正アクセス境界アドレスと比較し、比較結果が一致した
    とき第3の割込み信号を発生する第3の比較器と、前記
    第1、前記第2および前記第3の割込み信号が共に不正
    アクセス検出状態の時にDMAレジスタ割込み信号を発
    生する論理回路とを備える請求項5記載のDMAコント
    ローラの不正アクセス検出装置。
  13. 【請求項13】 前記DMAレジスタ監視手段が、前記
    転送先アドレスレジスタから前記転送カウンタレジスタ
    の内容を減算する減算器と、その減算結果の転送先修正
    信号および前記転送元アドレスレジスタの内容を比較
    し、その比較結果が一致したときまたは前記転送元アド
    レスレジスタの内容が大きいときのいずれかで、それぞ
    れ割込み信号を発生する比較器と、前記転送モードレジ
    スタの内容と前記割込み信号が共に不正アクセス検出状
    態の時にDMAレジスタ割込み信号を発生する論理回路
    とを備える請求項5記載のDMAコントローラの不正ア
    クセス検出装置。
  14. 【請求項14】 前記転送元アドレスが前記転送先アド
    レスよりも上位側に設定されていて、前記転送元アドレ
    スは下位アドレスへ転送アドレスを変化させ、前記転送
    先アドレスは上位アドレスへ変化させる場合に発生する
    転送重複領域の発生状態を検出する機能を備える請求項
    13記載のDMAコントローラの不正アクセス検出装
    置。
  15. 【請求項15】 中央演算処理装置と、ディー・エム・
    エー(DMA)レジスタ監視部とトリガ条件設定手段と
    を有するDMAコントローラとを備え、前記DMAコン
    トローラの有するデータ転送設定レジスタ内容を監視す
    るとともに、前記データ転送設定レジスタ内容が外部か
    ら与えられかつ前記トリガ条件設定手段に設定されたト
    リガ条件と一致した場合に、前記DMAレジスタ監視部
    から割込み信号を発生して不正アクセスを検出すること
    を特徴とするDMAコントローラの不正アクセス検出方
    法。
  16. 【請求項16】 中央演算処理装置と、前記中央演算処
    理装置の動作を記録するトレース回路と、不正アクセス
    条件を設定するためのトリガ条件設定手段を有するディ
    ー・エム・エー(DMA)レジスタ監視部と、データ転
    送設定レジスタを有するDMAコントローラとを備え、
    前記データ転送設定レジスタ内容が前記中央演算処理装
    置から与えられかつ前記トリガ条件設定手段に設定され
    たトリガ条件と一致した場合に、前記DMAレジスタ監
    視部から割込み信号を発生して前記トレース回路の動作
    を停止させることを特徴とするDMAコントローラの不
    正アクセス検出方法。
  17. 【請求項17】 中央演算処理装置と、不正アクセス条
    件を設定するためのトリガ条件設定手段を有するディー
    ・エム・エー(DMA)レジスタ監視部と、前記中央演
    算処理装置からデータが設定されるデータ転送設定レジ
    スタを有するDMAコントローラと、割り込み信号発生
    時に分岐する不正アクセス解析用のデバッグハンドラと
    を備え、前記データ転送設定レジスタ内容を監視すると
    ともに、前記トリガ条件設定手段に設定されたトリガ条
    件と一致した場合に、前記DMAレジスタ監視部から割
    込み信号を発生して前記デバッグハンドラに分岐するこ
    とを特徴とするDMAコントローラの不正アクセス検出
    方法。
  18. 【請求項18】 中央演算処理装置と、トレースメモリ
    を有するトレース手段と、主記憶手段のRAMと、転送
    先アドレスレジスタと転送元アドレスレジスタと転送カ
    ウンタレジスタと転送モードレジスタとを有するディー
    ・エム・エー(DMA)コントローラと、トリガ条件設
    定手段と、トリガ条件設定レジスタと前記転送先アドレ
    スレジスタおよび前記転送カウンタレジスタの内容を加
    算する第1の加算器とその加算器の加算結果で得られる
    第1の転送終了信号および前記転送カウンタレジスタの
    内容を前記不正アクセス境界アドレスとそれぞれ比較
    し、比較結果が一致したときに割込み信号を出力する第
    1の比較器とを有する第1のDMAレジスタ監視手段と
    を用いて、前記トリガ条件設定手段により前記トリガ条
    件設定レジスタに不正アクセス境界アドレスを設定する
    処理ステップと、前記中央演算処理装置のプログラム実
    行により前記DMAコントローラの前記転送先アドレス
    レジスタ、前記転送元アドレスレジスタ、前記転送カウ
    ンタおよび転送モードレジスタにそれぞれ設定を行う処
    理ステップと、設定された前記転送先アドレスレジスタ
    の内容を読み出し前記第1の加算器および前記第1の比
    較器に送る処理ステップと、前記転送カウンタレジスタ
    の内容を読み出し前記第1の比較器に送る処理ステップ
    と、前記第1の加算器が前記第1の転送終了信号を前記
    第1の比較器に送る処理ステップと、前記トリガ設定レ
    ジスタが不正アクセス境界アドレスを前記第1の比較器
    に送る処理ステップと、前記第1の比較器が前記転送先
    アドレスレジスタの内容および前記第1の転送修了信号
    を前記不正アクセス境界アドレス信号と大小比較し予め
    定める所定の条件に一致すると次のステップへ進み不一
    致なら前記DMAコントローラの各レジスタへ設定する
    ステップへ戻る大小判定処理ステップと、前記中央演算
    処理装置は前記割り込み信号を受け取ると割り込みハン
    ドラに遷移して処理を行い前記DMAの転送処理を停止
    させ、前記トレース手段は前記割り込み信号を受け取る
    と前記トレースメモリへの書き込みを停止する処理ステ
    ップとを備えることを特徴とするDMAコントローラの
    不正アクセス検出方法。
  19. 【請求項19】 前記予め定める所定の条件を求める前
    記大小判定処理ステップは、前記不正アクセス境界アド
    レス信号および前記第1の転送修了信号が等しいか、前
    記不正アクセス境界アドレス信号より前記第1の転送修
    了信号が大きい場合、あるいは前記不正アクセス境界ア
    ドレスおよび前記転送先アドレスレジスタ信号が等しい
    か、前記不正アクセス境界アドレス信号より前記転送先
    アドレスレジスタ信号が小さい場合に、割り込み信号を
    前記中央演算処理装置および前記トレースメモリに出力
    する処理ステップとを備える請求項18記載のDMAコ
    ントローラの不正アクセス検出方法。
  20. 【請求項20】 前記第1のDMAレジスタ監視部に代
    えて、第2の加算器と第2の比較器と多入力論理回路と
    をさらに備える第2のDMAレジスタ監視部を用いて、
    前記転送先アドレスレジスタの内容を前記第2の比較器
    に送る処理ステップと、前記転送カウンタレジスタおよ
    び前記転送元アドレスレジスタそれぞれの内容を、個別
    に前記第2の比較器に送る処理ステップと、前記第2の
    加算器が前記転送元アドレスレジスタおよび前記転送カ
    ウンタレジスタそれぞれの内容の加算結果で得られる第
    2の転送修了信号を前記第2の比較器に出力する処理ス
    テップと、前記第2の比較器が前記転送元アドレスレジ
    スタの内容および前記第2の転送修了信号を前記トリガ
    条件設定レジスタに新たに追加設定された第2の不正ア
    クセス境界アドレスと比較する処理ステップと、前記第
    2の不正アクセス境界アドレスが、前記第2の転送修了
    信号と等しいかまたは小さい場合、あるいは前記第2の
    不正アクセス境界アドレスが、前記転送元アドレスレジ
    スタの内容と等しいかまたは大きい場合に、割り込み信
    号を前記論理回路に出力する処理ステップと、前記多入
    力論理回路が、前記第1および前記第2の比較器それぞ
    れの比較結果が共に不正アクセス検出状態であるときに
    割り込み信号を出力する処理ステップとを、さらに備え
    る請求項18記載のDMAコントローラの不正アクセス
    検出方法。
  21. 【請求項21】 前記第2のDMAレジスタ監視部に代
    えて、第3の比較器をさらに備える第3のDMAレジス
    タ監視部を用いて、前記第3の比較器が前記転送モード
    レジスタの内容と前記トリガ条件設定レジスタに新たに
    追加設定された転送モード条件信号との比較結果を前記
    論理回路に出力する処理ステップとをさらに備える請求
    項20記載のDMAコントローラの不正アクセス検出方
    法。
  22. 【請求項22】 中央演算処理装置と、トレースメモリ
    を有するトレース手段と、主記憶手段のRAMと、転送
    先アドレスレジスタと転送元アドレスレジスタと転送カ
    ウンタレジスタと転送モードレジスタとを有するディー
    ・エム・エー(DMA)コントローラと、トリガ条件設
    定手段と、トリガ条件設定レジスタと前記転送先アドレ
    スレジスタおよび前記転送カウンタレジスタの内容を加
    算する第1の加算器とその加算器の加算結果で得られる
    第1の転送終了信号および前記転送カウンタレジスタの
    内容を前記不正アクセス境界アドレスとそれぞれ比較
    し、比較結果が一致したときに割込み信号を出力する第
    1の比較器とを有する第1のDMAレジスタ監視手段と
    を用いて、前記トリガ条件設定手段により前記トリガ条
    件設定レジスタに不正アクセス境界アドレスを設定する
    処理ステップと、前記中央演算処理装置のプログラム実
    行により前記DMAコントローラの前記転送先アドレス
    レジスタ、前記転送元アドレスレジスタ、前記転送カウ
    ンタおよび転送モードレジスタにそれぞれ設定を行う処
    理ステップと、設定された前記転送先アドレスレジスタ
    の内容を読み出し前記第1の加算器および前記第1の比
    較器に送る処理ステップと、前記転送カウンタレジスタ
    の内容を読み出し前記第1の比較器に送る処理ステップ
    と、前記第1の加算器が前記第1の転送終了信号を前記
    第1の比較器に送る処理ステップと、前記トリガ設定レ
    ジスタが不正アクセス境界アドレスを前記第1の比較器
    に送る処理ステップと、前記第1の比較器が前記第1の
    転送修了信号を前記不正アクセス境界アドレス信号と大
    小比較し予め定める所定の条件に一致すると次のステッ
    プへ進み不一致なら前記DMAコントローラの各レジス
    タへ設定するステップへ戻る大小判定処理ステップと、
    前記中央演算処理装置は前記割り込み信号を受け取ると
    割り込みハンドラに遷移して処理を行い前記DMAの転
    送処理を停止させ、前記トレース手段は前記割り込み信
    号を受け取ると前記トレースメモリへの書き込みを停止
    する処理ステップとを、前記中央演算処理装置に実行さ
    せるためのプログラム。
  23. 【請求項23】 前記予め定める所定の条件を求める前
    記大小判定処理ステップは、前記不正アクセス境界アド
    レス信号および前記第1の転送修了信号が等しいか、前
    記不正アクセス境界アドレス信号より前記第1の転送修
    了信号が大きい場合、あるいは前記不正アクセス境界ア
    ドレスおよび前記転送先アドレスレジスタ信号が等しい
    か、前記不正アクセス境界アドレス信号より前記転送先
    アドレスレジスタ信号が小さい場合に、割り込み信号を
    前記中央演算処理装置および前記トレースメモリに出力
    する処理ステップとを前記中央演算処理装置に実行させ
    るためのプログラム。
  24. 【請求項24】 前記第1のDMAレジスタ監視部に代
    えて、第2の加算器と第2の比較器と多入力論理回路と
    をさらに備える第2のDMAレジスタ監視部を用いて、
    前記転送先アドレスレジスタの内容を前記第2の比較器
    に送る処理ステップと、前記転送カウンタレジスタおよ
    び前記転送元アドレスレジスタそれぞれの内容を、個別
    に前記第2の比較器に送る処理ステップと、前記第2の
    加算器が前記転送元アドレスレジスタおよび前記転送カ
    ウンタレジスタそれぞれの内容の加算結果で得られる第
    2の転送修了信号を前記第2の比較器に出力する処理ス
    テップと、前記第2の比較器が前記転送元アドレスレジ
    スタの内容および前記第2の転送修了信号を前記トリガ
    条件設定レジスタに新たに追加設定された第2の不正ア
    クセス境界アドレスと比較する処理ステップと、前記第
    2の不正アクセス境界アドレスが、前記第2の転送修了
    信号と等しいかまたは小さい場合、あるいは前記第2の
    不正アクセス境界アドレスが、前記転送元アドレスレジ
    スタの内容と等しいかまたは大きい場合に、割り込み信
    号を前記論理回路に出力する処理ステップと、前記多入
    力論理回路が、前記第1および前記第2の比較器それぞ
    れの比較結果が共に不正アクセス検出状態であるときに
    割り込み信号を出力する処理ステップとを、さらに備え
    て、前記中央演算処理装置に実行させるためのプログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記第2のDMAレジスタ監視部に代
    えて、第3の比較器をさらに備える第3のDMAレジス
    タ監視部を用いて、前記第3の比較器が前記転送モード
    レジスタの内容と前記トリガ条件設定レジスタに新たに
    追加設定された転送モード条件信号との比較結果を前記
    論理回路に出力する処理ステップをさらに備えて、前記
    中央演算処理装置に実行させるためのプログラム。
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