JP2001209555A - 入出力エミュレーション装置、入出力装置のエミュレーション方法および入出力装置エミュレーションプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

入出力エミュレーション装置、入出力装置のエミュレーション方法および入出力装置エミュレーションプログラムを記録した記録媒体

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JP2001209555A
JP2001209555A JP2000015326A JP2000015326A JP2001209555A JP 2001209555 A JP2001209555 A JP 2001209555A JP 2000015326 A JP2000015326 A JP 2000015326A JP 2000015326 A JP2000015326 A JP 2000015326A JP 2001209555 A JP2001209555 A JP 2001209555A
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Shoji Nagata
昭二 永田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバッグ対象のマイコン応用システムの特定
の入出力装置が存在しない構成下で、システム全体の動
作検証を可能ならしめる。 【解決手段】 特定の入出力装置を有しないリファレン
スシステム上で、アプリケーションプログラムが入出力
装置をアクセスする命令を発行した場合には、デバイス
アクセス検出手段を用いてマイコンに割込みを発生し、
ホストコンピュータに通知し、入出力エミュレータが模
擬動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイコン応用シス
テムのデバッグ方法に関し、特定の入出力装置が実際に
は存在しない状態下でシステム全体の動作検証を行なう
ための、入出力エミュレーション装置、入出力装置エミ
ュレーション方法および入出力エミュレーションプログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】マイコン応用システムの開発で、特定の
入出力装置が実際には存在しない状態下でシステム全体
の動作検証を行なうことが行なわれる。すなわち、マイ
コンベンダーやサードベンダーより提供されるマイコン
の評価ボードやリファレンスシステムを基に、あるいは
マイコンのカスタマ自身が既に開発済みの製品ボードを
基に、新製品のハードウェア設計、ソフトウェア開発や
デバッグを行なう場合(これら評価ボードやリファレン
スシステム、カスタマ開発の製品ボード等を総称し、リ
ファレンスシステムと以降略記する)に、新規に開発す
る入出力装置はまだ設計段階であるような場合、システ
ムの全体検証、特にソフトウェアのデバッグを、ハード
ウェアが全体として揃うより前に開始しなければならな
いことが一般に存在する。
【0003】従来の技術においては、このような問題を
解決するため、入出力処理を行なうソフトウェアモジュ
ールを代行し実行するソフトウェアモジュールもしくは
ハードウェアをシステムに付加し、システムの全体動作
を可能とする方法が採用されている。
【0004】すなわち、 (1)入出力処理を行なうソフトウェアモジュールをダ
ミーのソフトウェアモジュールに置き換える。 (2)入出力処理を行なうソフトウェアモジュールが実
際の入出力装置をアクセスする命令実行が引き起こす割
込みをトリガとする、エミュレーションソフトをアプリ
ケーションプログラムに付加する。といった、アプリケ
ーションプログラムをデバッグ用に変更する方法と、 (3)入出力処理が無修正でも動作するような、入出力
切換回路を付加し、入出力処理を代行実行する専用シス
テムを付加する。 といった、アプリケーションプログラムには変更を必要
としないが、ハードウェアの変更を必要とする方法とが
ある。
【0005】特開平6−175874号公報には、イン
サーキットエミュレータに前記(3)の回路を付加し、
入出力制御エミュレーション用に付加されるマイコン
が、制御対象の入出力装置をエミュレートする技術が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術(1)およ
び(2)では、システム全体の動作検証を行なうため
に、アプリケーションプログラムの処理に変更し再構成
をしなければならず、それによる予期できない副作用が
あるという問題があった。
【0007】また、従来の技術(3)では、システム全
体の動作検証を行なう為に、ハードウェアを変更し再構
成をしなければならず、それによる予期できない副作用
があるという問題があった。
【0008】従って本発明は上記問題点に鑑み、その目
的は、デバッグ対象のマイコン応用システムの特定の入
出力装置が存在しない構成下で、アプリケーションプロ
グラムおよびハードウェアに特別な変更を必要とするこ
となく、システム全体の動作検証を可能にすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の入出力エ
ミュレーション装置は、任意のマイコン応用システムの
開発のベースとして使用するリファレンスシステムおよ
びそのデバッグシステムにおいて、前記リファレンスシ
ステム上でアプリケーションプログラムが、特定の入出
力装置が存在しない状態でも動作できるよう該デバッグ
システムのホストコンピュータが模擬動作を行なうエミ
ュレーション手段を含む事を特徴とする。
【0010】本発明の第2の入出力エミュレーション装
置は、第1の入出力エミュレーション装置において、前
記デバッグシステムが、マイコンからの前記入出力装置
へのアクセスを検知するデバイスアクセス検出手段と、
マイコンへの割込みを発生させる割込み発生手段と、デ
バッグシステムのホストコンピュータとの通信制御を行
なう通信手段と、デバッグシステム上で該入出力装置の
エミュレーションを行なうエミュレーション手段とを備
え、該アクセス命令でアプリケーションプログラムの実
行を一時停止し、通信手段によって該ホストコンピュー
タに通知し、該入出力装置の動作をソフトウェアで実行
する入出力エミュレータを含むことを特徴とする。
【0011】本発明の第3の入出力エミュレーション装
置は、第1の入出力エミュレーション装置において、前
記デバイスアクセス検出手段が、マイコンのバスアクセ
スを常時監視し、所定のアドレス範囲のアクセスであっ
た場合にはマイコンに対し割込みを発生させ、また、前
記通信手段が、前記デバイスアクセス検出手段が検出し
た前記入出力装置のアドレス情報と入力、出力の動作区
別と、出力のときは出力のデータ値とを少なくとも送信
する機能を有することを特徴とする。
【0012】本発明の第4の入出力エミュレーション装
置は、第1の入出力エミュレーション装置において、前
記入出力エミュレータが、前記アドレス情報、動作区
別、出力データとを入力し、前記入出力装置の動作をソ
フトウェアで模擬動作し、動作の結果生じた作用をアド
レス情報とデータ値とで保持することを特徴とする。
【0013】本発明の第5の入出力エミュレーション装
置は、第1の入出力エミュレーション装置において、前
記通信手段がまた、前記入出力エミュレータが模擬動作
を完了後に前記アドレス情報とデータ値とをマイコンに
対し送信する機能を有することを特徴とする。
【0014】本発明の第1の入出力エミュレーション方
法は、任意のマイコン応用システムの開発のベースとし
て使用するリファレンスシステムおよびそのデバッグシ
ステムにおいて、前記リファレンスシステム上でアプリ
ケーションプログラムが、特定の入出力装置が存在しな
い状態でも動作できるよう該デバッグシステムのホスト
コンピュータが模擬動作を行なうことを特徴とする。
【0015】本発明の第2の入出力エミュレーション方
法は、第1の入出力エミュレーション方法において、前
記デバッグシステムが、前記入出力装置に対するアクセ
ス命令でアプリケーションプログラムの実行を一時停止
し、通信手段によって該ホストコンピュータに通知し、
該入出力装置の動作をソフトウェアで実行することを特
徴とする。
【0016】本発明の第3の入出力エミュレーション方
法は、第1の入出力エミュレーション方法において、前
記デバイスアクセス検出手段が、マイコンのバスアクセ
スを常時監視し、所定のアドレス範囲のアクセスであっ
た場合にはマイコンに対し割込みを発生させ、また、前
記通信手段が、前記デバイスアクセス検出手段が検出し
た前記入出力装置のアドレス情報と入力、出力の動作区
別と、出力のときは出力のデータ値とを少なくとも送信
することを特徴とする。
【0017】本発明の第4の入出力エミュレーション方
法は、第1の入出力エミュレーション方法において、前
記入出力エミュレータが、前記アドレス情報、動作区
別、出力データとを入力し、前記入出力装置の動作をソ
フトウェアで模擬動作し、動作の結果生じた作用をアド
レス情報とデータ値とで保持することを特徴とする。
【0018】本発明の第5の入出力エミュレーション方
法は、第1の入出力エミュレーション方法において、前
記通信手段がまた、前記入出力エミュレータが模擬動作
を完了後に前記アドレス情報とデータ値とをマイコンに
対し送信する機能を有することを特徴とする。
【0019】本発明の第1の記録媒体は、任意のマイコ
ン応用システムの開発のベースとして使用するリファレ
ンスシステムおよびそのデバッグシステムにおいて、前
記リファレンスシステム上でアプリケーションプログラ
ムが、特定の入出力装置が存在しない状態でも動作でき
るよう該デバッグシステムのホストコンピュータが模擬
動作を行なわせるプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、リファレンスシステム100は、マイコン10
1、ユーザメモリ102、任意の種類・数のI/O−a
103、I/O−b104、モニタ用メモリ105、デ
バイスアクセス検出手段106、通信手段107を含
む。ここで、I/O−bは新規のデバイスとしての例で
あり、リファレンスシステムには実際は実装されていな
い状態を例示している。アプリケーションプログラムは
このリファレンスシステム100を用いて、I/O−b
104も使用する前提でプログラムされる。
【0022】デバッグシステム200は、ホストコンピ
ュータ201と表示端末装置202、ハードディスク2
03、およびハードディスク203内にI/Oエミュレ
ーションプログラム204とデバッガ205を含む。該
リファレンスシステム100とデバッグシステム200
を用いて、入出力エミュレーション装置1を構成する。
【0023】図1の中で、デバイスアクセス検出手段1
06のより詳細な構成図を図6に示す。未実装I/Oの
レジスタ領域が連続アドレスで配置される場合の構成例
として、未実装I/Oのレジスタ領域のアドレス範囲は
アドレス範囲上限レジスタ1061およびアドレス範囲
下限レジスタ1062とに設定され、マイコンからのア
クセスアドレスと、比較器1063および1064とで
それぞれ比較され、未実装I/Oのレジスタ領域の範囲
内の場合にはアンド回路1065がマイコンへの割込み
要求信号を出力する。
【0024】図1の中で、通信手段107は、UART
等の汎用通信インタフェース等で構成されても良く、専
用インタフェースでも良い。
【0025】図2は、デバッグシステム200を用いて
予め設定されるターゲット側I/Oエミュレーション管
理テーブル401とホスト側I/Oエミュレーション管
理テーブル402の構成の一例を示したものである。タ
ーゲット側I/Oエミュレーション管理テーブル401
は、I/Oレジスタのアドレスと、入力か出力かの動作
区別と、出力の場合にそのデータ値を格納する領域が確
保される。ホスト側I/Oエミュレーション管理テーブ
ル402は、I/Oレジスタのアドレスとエミュレート
する関数のアドレスおよびデータを格納する領域が確保
される。
【0026】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
【0027】まず、図3に示すように、未実装I/O−
b104へのアクセス命令をマイコン101が実行する
タイミング(ステップS31)でデバイスアクセス検出
手段106がマイコン101に対し割込み要求を発生
し、モニタ用メモリ105に格納されるモニタ制御が移
行する。モニタは、最初に割込み要因判定(ステップS
32)を行ない、I/Oアクセスによる割込みか否かを
判定する。I/Oアクセスに依る割込みでなかった場合
には、他の割込みハンドラで後続の処理を継続する(ス
テップS33)。次にI/Oエミュレーション管理テー
ブルを参照し、I/Oアクセスのアドレスをキーに登録
エントリを検索し(ステップS34)、登録済みのアド
レスであった場合、通信手段107を使用してデバッガ
205に通知する(ステップS36)。デバッガ205
に対しては、I/Oアクセスのアドレスと入力か出力か
の動作種別と、出力の場合のデータ値とが通知される。
デバッガは、通信手段107によってI/Oアクセスの
発生があったことの通知を受けると、まずホスト側I/
Oエミュレーション管理テーブルを検索し(ステップS
37)、対応する入出力エミュレータの関数アドレスを
callする(ステップS38)。入出力エミュレータ
には入力か出力かの動作種別と、出力の場合のデータ値
がパラメタとして引き渡される。
【0028】図4は、入出力エミュレータの処理内容の
例を示している。ここでは入出力装置の動作を模擬的に
実行する。極単純な例では、実際の入出力装置がパラレ
ルポートであって、その先にLED等の表示器が接続さ
れ、ON/OFF制御をされる場合には、出力のデータ
値を基に、ホストコンピュータに接続されるディスプレ
ー装置に対し、模擬表示を行う(ステップS39)。ま
た他の例では、ボタンによる入力装置からの入力動作を
行う。図4に例示の処理内容では、パラメタとして引き
渡される動作種別は常に出力であって、出力のデータ値
が8ビットの2値であり、各ビットがLEDのオン/オ
フの指示を示す。
【0029】図5を用いて、入出力エミュレータによる
模擬動作の結果引き起こされるI/Oレジスタの変化を
リファレンスシステム側に通知する動作について説明す
る。すなわち、前記動作種別が入力の場合や、入出力装
置からCPUへの割込みの発生を行なう場合である。I
/Oシミュレータ(ステップS38)から復帰すると、
デバッガはモニタに対し、通信手段107を用いて、タ
ーゲットシステムへの入力データ値を通知する(ステッ
プS39)。この入力データは前記動作種別が入力の場
合の入力値および、入出力装置がマイコンに対して入出
力割込みを発生させる場合の割込み制御レジスタの値で
ある。モニタは、デバッガから通知を受けると、マイコ
ンへの割込み発生を行なうかどうかを判定し(ステップ
S40)、Yesの場合、マイコンの割込み制御レジス
タにその値をセットする(ステップS41)。さらに、
入力動作の場合の入力値をモニタからの復帰値としてセ
ットし(ステップS42)、復帰する(ステップS4
3)。マイコンがアプリケーションプログラムに復帰す
ると、モニタからの復帰値すなわち、前記動作種別が入
力の場合は入力値が返ることになり、後続の処理に受け
継がれる。
【0030】このように、本発明による未実装I/Oの
シミュレーションの方法の特徴は、デバイスに対するア
クセス命令で割込みを発生させ、これを契機としてホス
トコンピュータ上でI/Oのシミュレーションを行なう
ことである。未実装I/Oが存在しなくともアプリケー
ションプログラムの該アクセス命令の次の命令に正常復
帰し、処理を継続することが可能である。すなわち、I
/Oシミュレーションのためにアプリケーションプログ
ラムを再構成することを必要としない。
【0031】I/Oエミュレータの動作の記述はデバッ
ガからの呼び出しが可能であれば、C言語等の高級言語
やアセンブラ言語でも良く、他の言語でも構わない。ま
た、本発明の中でI/Oシミュレータの処理内容や処理
方法に関して、特に限定するものではない。
【0032】以上、説明した動作により、本発明の第1
の実施の形態の処理が完了する。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、第1の実施の形態に加えて、デバッグシステム
200に前記の入出力エミュレーション処理を実行させ
るためのプログラムを記録する記録媒体300を備え
る。
【0035】該プログラムは、記録媒体300からデバ
ッグシステムに読み込まれ、リファレンスシステムにお
ける入出力装置をアクセスするアプリケーションプログ
ラムの処理を制御する。
【0036】以上により、第2の実施の形態の処理が完
了する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デバッグ対象のマイコン応用システムの特定の入出力装
置が存在しない構成下で、システム全体の動作検証を可
能ならしめる効果を有している。これによって、特定の
入出力装置の動作をホストコンピュータ上で試験的に検
証することができ、またターゲットシステム上のアプリ
ケーションソフトウェアまたはターゲットハードウェア
を再構成する必要がないため、再構成による副作用を招
くことがない。以上のような効果により、マイコン応用
システムの開発を効率良く行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態を示すブ
ロック図
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態における
入出力エミュレーション処理を示す流れ図
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
入出力エミュレーション処理を示す流れ図
【図4】本発明の第1および第2の実施の形態における
入出力エミュレーション処理を示す流れ図
【図5】本発明の第1および第2の実施の形態における
入出力エミュレーション処理を示す流れ図
【図6】デバイスアクセス検出手段の詳細な構成図
【符号の説明】
1 入出力エミュレーション装置 100 リファレンスシステム 101 マイコン 102 ユーザメモリ 103 I/O−a 104 I/O−b 105 モニタ用メモリ 106 デバイスアクセス検出手段 107 通信手段 200 デバッグシステム 201 ホストコンピュータ 202 表示端末装置 203 ハードディスク装置 204 I/Oエミュレーションプログラム 205 デバッガ 300 記録媒体 401 ターゲット側I/Oエミュレーション管理テー
ブル 402 ホスト側I/Oエミュレーション管理テーブル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のマイコン応用システムの開発のベ
    ースとして使用するリファレンスシステムおよびそのデ
    バッグシステムにおいて、 前記リファレンスシステム上でアプリケーションプログ
    ラムが、特定の入出力装置が存在しない状態でも動作で
    きるよう該デバッグシステムのホストコンピュータが模
    擬動作を行なうエミュレーション手段を含むことを特徴
    とする入出力エミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記デバッグシステムが、 マイコンからの前記入出力装置へのアクセスを検知する
    デバイスアクセス検出手段と、 デバッグシステムのホストコンピュータとの通信制御を
    行なう通信手段と、 デバッグシステム上で該入出力装置のエミュレーション
    を行なうエミュレーション手段とを備え、 該アクセス命令でアプリケーションプログラムの実行を
    一時停止し、通信手段によって該ホストコンピュータに
    通知し、該入出力装置の動作をソフトウェアで実行する
    入出力エミュレータを含むことを特徴とする請求項1記
    載の入出力エミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記デバイスアクセス検出手段は、 マイコンのバスアクセスを常時監視し、所定のアドレス
    範囲のアクセスであった場合にはマイコンに対し割込み
    を発生させ、 また、前記通信手段は、 前記デバイスアクセス検出手段が検出した前記入出力装
    置のアドレス情報と入力、出力の動作種別と、出力のと
    きは出力のデータ値とを少なくとも送信する機能を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の入出力エミュレーシ
    ョン装置。
  4. 【請求項4】 前記入出力エミュレータは、 前記アドレス情報、動作種別、出力データとを入力し、
    前記入出力装置の動作をソフトウェアで模擬動作し、動
    作の結果生じた作用をアドレス情報とデータ値とで保持
    することを特徴とする請求項1記載の入出力エミュレー
    ション装置。
  5. 【請求項5】 前記通信手段はまた、 前記入出力エミュレータが模擬動作を完了後に前記アド
    レス情報とデータ値とをマイコンに対し送信する機能を
    有することを特徴とする請求項1記載の入出力エミュレ
    ーション装置。
  6. 【請求項6】 任意のマイコン応用システムの開発のベ
    ースとして使用するリファレンスシステムおよびそのデ
    バッグシステムにおいて、 前記リファレンスシステム上でアプリケーションプログ
    ラムが、特定の入出力装置が存在しない状態でも動作で
    きるよう該デバッグシステムのホストコンピュータが模
    擬動作を行なうことを特徴とする入出力エミュレーショ
    ン方法。
  7. 【請求項7】 前記デバッグシステムが、 前記入出力装置に対するアクセス命令でアプリケーショ
    ンプログラムの実行を一時停止し、通信手段によって該
    ホストコンピュータに通知し、該入出力装置の動作をソ
    フトウェアで実行することを特徴とする請求項6記載の
    入出力エミュレーション方法。
  8. 【請求項8】 前記デバイスアクセス検出手段は、 マイコンのバスアクセスを常時監視し、所定のアドレス
    範囲のアクセスであった場合にはマイコンに対し割込み
    を発生させ、 また、前記通信手段は、前記デバイスアクセス検出手段
    が検出した前記入出力装置のアドレス情報と入力、出力
    の動作区別と、出力のときは出力のデータ値とを少なく
    とも送信することを特徴とする請求項6記載の入出力エ
    ミュレーション方法。
  9. 【請求項9】 前記入出力エミュレータは、 前記アドレス情報、動作区別、出力データとを入力し、
    前記入出力装置の動作をソフトウェアで模擬動作し、動
    作の結果生じた作用をアドレス情報とデータ値とで保持
    することを特徴とする請求項6記載の入出力エミュレー
    ション方法。
  10. 【請求項10】 前記通信手段はまた、 前記入出力エミュレータが模擬動作を完了後に前記アド
    レス情報とデータ値とをマイコンに対し送信する機能を
    有することを特徴とする請求項6記載の入出力エミュレ
    ーション方法。
  11. 【請求項11】 任意のマイコン応用システムの開発の
    ベースとして使用するリファレンスシステムおよびその
    デバッグシステムにおいて、 前記リファレンスシステム上でアプリケーションプログ
    ラムが、特定の入出力装置が存在しない状態でも動作で
    きるよう該デバッグシステムのホストコンピュータが模
    擬動作を行なわせるプログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009144892A1 (ja) * 2008-05-28 2009-12-03 パナソニック株式会社 デバイスエミュレーション支援装置、デバイスエミュレーション支援方法、デバイスエミュレーション支援回路及び情報処理装置
JP2017142639A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 富士電機株式会社 ネットワーク装置

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