JP2003278470A - 油圧モータの駆動回路、油圧オーガ - Google Patents

油圧モータの駆動回路、油圧オーガ

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JP2003278470A JP2002083351A JP2002083351A JP2003278470A JP 2003278470 A JP2003278470 A JP 2003278470A JP 2002083351 A JP2002083351 A JP 2002083351A JP 2002083351 A JP2002083351 A JP 2002083351A JP 2003278470 A JP2003278470 A JP 2003278470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーガスクリューの回転速度範囲が大きくな
るように油圧モータの駆動回路を構成する。 【解決手段】 オーガスクリュー12を駆動する一対の
油圧モータ23,24をマルチストローク型モータと
し、切換弁31〜34の切換によってモータ排出容積M
1,M2を大、小に変更可能とするとともに、切換弁35,
36の切換により油圧モータ23,24の出入口ポート
a〜dをタンクに連通し、油圧モータ23,24のいず
れ一方をフリーホイール可能とする。切換弁31〜36
は電磁弁51〜54により切り換えられ、速度指令に応
じて電磁弁51〜54を切り換え制御することで、オー
ガスクリュー12の出力軸11aの回転数を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アースオーガやア
ースドリル等の基礎工事用作業機を駆動する油圧モータ
の駆動回路、および油圧オーガに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アースオーガ作業機を用いて
地盤改良作業が行われている。この地盤改良作業は、軟
弱地盤にモルタルなどを注入しオーガスクリューによっ
て地中を攪拌して行うものであり、この場合には高速低
トルク用(例えば20〜100r.p.m.)のオーガ駆動装
置が用いられる。一方、アースオーガ作業機により通常
の掘削作業を行う場合には低速大トルク用(例えば10
〜50r.p.m.)のオーガ駆動装置が用いられる。したが
って、地盤改良作業から掘削作業に作業変更する際に
は、オーガ駆動装置を交換する必要があった。
【0003】ところで、アースオーガ駆動用モータの油
圧回路として、2個の油圧モータに並列または直列に圧
油を供給するように切換可能に回路を構成し、この回路
の切換によってモータ速度を変更するようにしたものが
知られている(例えば特開2000−265769号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように作業変
更の際にはオーガ駆動装置を交換する必要があるため、
作業効率が悪化するばかりか、高速低トルク用、低速大
トルク用の2種類のオーガ駆動装置を備える必要があ
り、コストが高くついた。このような問題を解決するた
めには、モータの速度範囲を大きくし、1台のオーガ駆
動装置で地盤改良作業と掘削作業を行うようにすること
が望ましい。しかしながら、上記公報記載の回路のよう
に並列回路から直列回路にモータ回路を切り換えるだけ
では、オーガスクリューの回転速度を十分に変更するこ
とができず、1台のオーガ駆動装置で地盤改良作業と掘
削作業を行うことは難しかった。
【0005】本発明の目的は、油圧モータにより駆動さ
れる回転体の速度範囲を大きくとることができる油圧モ
ータの駆動回路、および油圧オーガを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明に
よる油圧モータの駆動回路は、油圧源と、それぞれ複数
のピストンを有し、出力軸が一回転する間各ピストンが
複数回の排出工程を有する第1の油圧モータおよび第2
の油圧モータと、第1の油圧モータおよび第2の油圧モ
ータの各出力軸に連結される回転体と、複数のピストン
への圧油の流れを制御して第1の油圧モータおよび第2
の油圧モータのモータ排出容積を少なくともそれぞれ2
段階に変更するモータ容積変更手段と、油圧源から第1
の油圧モータまたは第2の油圧モータへの圧油の供給を
遮断するとともに、この油圧モータの出入口ポートを連
通してフリーホイールを許容するフリーホイール切換手
段と、速度指令に応じて前記モータ容積変更手段および
フリーホイール切換手段を制御する制御手段とを備える
ことにより上述した目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の油圧モータ
の駆動回路において、フリーホイール切換手段が、第1
の油圧モータまたは第2の油圧モータの複数のピストン
を全て縮退させるように、この油圧モータのケーシング
内に圧油を導く給油手段を有するものである。 (3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の油
圧モータの駆動回路において、フリーホイール切換手段
が、第1の油圧モータまたは第2の油圧モータの出入口
ポートをタンクに連通する連通手段を有するものであ
る。 (4)請求項4の発明による油圧オーガは、作業機本体
と、請求項1〜3のいずれか1項記載の油圧モータによ
り駆動されるオーガとを備えることにより上述した目的
を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明による油圧モータの駆動回路の実施の形態について説
明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる油圧モー
タの駆動回路を有するアースオーガ作業機の側面図であ
る。作業機は、走行体1と、走行体1上に旋回可能に設
けられた旋回体2と、旋回体2に回動可能に設けられた
フロント装置3とを有する。フロント装置3は、第1ア
ーム3a、第2アーム3b、第3アーム3c、および第
4アーム3dを有し、これらはそれぞれ油圧シリンダ4
a〜4dにより回動される。第4アーム3dの先端には
オーガ装置10が吊持される。オーガ装置10はオーガ
駆動装置11とオーガスクリュー12とで構成される。
【0008】アースオーガ作業機には第1アーム3aの
対地角と、第1アーム3aと第2アーム3bとの相対角
と、第2アーム3bと第3アーム3cとの相対角と、第
3アーム3cと第4アーム3dとの相対角をそれぞれ検
出する角度センサ(不図示)が設けられている。そし
て、角度センサからの検出値に基づいて第4アーム3d
を所定方向、例えば鉛直方向に軌跡制御しながらオーガ
スクリュー12を回転し、鉛直方向に掘削する。なお、
図1では油圧ショベルをベースマシンとしているが、ク
レーンをベースマシンとしてもよい。また、ベースマシ
ンにリーダを立設し、リーダに沿ってオーガ装置10を
昇降させてもよい。
【0009】図2は、本実施の形態に係わる油圧モータ
の駆動回路を示す油圧回路図、とくにオーガ駆動装置1
1の油圧回路図である。油圧回路は、エンジン20によ
って駆動される油圧ポンプ21,22と、油圧ポンプ2
1からの圧油によって駆動される一対の油圧モータ2
3,24と、油圧ポンプ21から油圧モータ23,24へ
の圧油の流れを制御する方向切換弁25と、各油圧モー
タ23,24の排出容積M1,M2(押除け容積)を制御
する切換弁31〜36とを有する。油圧モータ23,2
4の各出力軸23a,24aはピニオン27,28、ギヤ
29を介してオーガ駆動装置11の出力軸11aにそれ
ぞれ連結されている。これにより、油圧モータ23,2
4の駆動トルクがオーガ駆動装置11に伝達され、オー
ガスクリュー12が回転する。
【0010】方向切換弁25は運転室でのレバー25a
の操作によって切り換えられる。方向制御弁25が位置
イに切り換えられると油圧ポンプ21からの圧油は管路
41に供給され、位置ロに切り換えられると管路42に
供給される。これによって油圧モータ23,24が正転
または逆転する。なお、モータ正転時にはポートa,b
が入口ポート、ポートc,dが出口ポートになり、逆転
時にはポートc,dが入口ポート、ポートa,bが出口ポ
ートになる。
【0011】油圧モータ23,24は、それぞれ複数の
ピストンを有し、出力軸が一回転する間各ピストンが複
数回の排出工程を有するいわゆるマルチストローク型モ
ータであり、切換弁31〜36の切換によってモータ2
3,24を低速仕様、高速仕様、フリーホイール(自由
回転)仕様のいずれかに切り換える。すなわち、モータ
正転時に図示のように切換弁31〜36を全て位置イに
切り換えると、モータ23,24の入口ポートa,bと管
路41および出口ポートc,dと管路42がそれぞれ連
通する。これにより、モータ23の排出容積M1および
モータ24の排出容積M2がそれぞれ最大(M1=q
1、M2=q2)となり、モータ23,24は低速仕様
とされる。なお、油圧モータ23の最大排出容積q1は
油圧モータ24の最大排出容積q2よりも大きく設定さ
れている(q1>q2)。
【0012】切換弁31〜34を位置ロ、切換弁35,
36を位置ロに切り換えると、モータ23,24の出口
ポートdはそれぞれ管路43,44を介して入口ポート
bに連通する。これにより、モータ排出容積M1,M2
は出入口ポートb,dの分だけ減少し、モータ23,24
は高速仕様とされる。
【0013】切換弁31〜34を位置イ、切換弁35,
36を位置ロに切り換えると、モータ23の出入口ポー
トa〜dは管路45,46および管路49を介してタン
クに連通し、モータ24の出入口ポートa〜dは管路4
7,48および管路49を介してタンクに連通する。こ
れにより、モータ23,24には駆動圧が作用すること
なく、モータ23,24はフリーホイール仕様とされ
る。このときモータ排出容積M1,M2はそれぞれ0と
なる。
【0014】切換弁31,32のパイロットポートは電
磁弁51を介し、切換弁33,34のパイロットポート
は電磁弁52を介してそれぞれ油圧ポンプ(パイロット
ポンプ)22に接続されている。切換弁35のパイロッ
トポートは電磁弁53を介し、切換弁36のパイロット
ポートは電磁弁54を介してそれぞれ油圧ポンプ22に
接続されている。油圧モータ23のケーシング内部空間
(図3,4の61a)に連通する給油ポートeは、電磁
弁55を介し、油圧モータ24の給油ポートeは電磁弁
56を介してそれぞれ油圧ポンプ22に接続されてい
る。油圧ポンプ22と電磁弁55,56の間には減圧弁
57が介装され、電磁弁55,56に対して並列にリリ
ーフ弁58,59が設けられてている。これにより、給
油ポートeから流入する圧力、すなわちケーシング61
内の圧力が調整される。油圧モータ23,24のドレン
ポートtはそれぞれ絞り37,38を介してタンクに連
通している。電磁弁51〜56は後述するコントローラ
50からの制御信号によって切り換えられる。
【0015】ここで、油圧モータ23,24の構造につ
いて説明する。図3は油圧モータ23,24の縦断面図
であり、図4は図3のIV-IV線断面図である。ケーシン
グ61内には回転可能にロータ62が収容され、モータ
23,24の出力軸23a,24aはロータ62に一体に
スプライン結合されている。ロータ62の外周部には放
射状に複数(図では8個)のシリンダ室63が形成さ
れ、この各シリンダ室63にそれぞれピストン64が往
復動可能に嵌合されている。ピストン64の先端には回
転可能にローラ65が設けられている。ケーシング61
の内周部にはカムリング面66が設けられ、カムリング
面66にはそれぞれ複数(図では6個)の山部66aと
谷部66bが周方向交互に形成されている。
【0016】ケーシング61の内側部には、カムリング
面66の山部66aおよび谷部66bと同数(各6個)
の油窓67および油窓68が周方向交互に開口されてい
る。油窓67,68はそれぞれ山部66aと谷部66b
の間の位相に位置している。油窓67の片側半分(例え
ば上側の3個;67aとする)はケーシング61内に設
けられた油路を介して給排口69(図2のポートa)に
連通し、残りの半分(下側の3個;67bとする)は給
排口70(図2のポートb)に連通している。また、油
窓68の片側半分(上側の3個;68aとする)はケー
シング61内に設けられた油路を介して給排口71(図
2のポートc)に連通し、残りの半分(下側の3個;6
8bとする)は給排口72(図2のポートd)に連通し
ている。なお、図示は省略するが、給排口69〜72は
互いに異なる位相に設けられ、ケーシング61内での油
窓67a,67b,68a,68b同士の連通は阻止され
ている。
【0017】ロータ62には、シリンダ室63に面して
それぞれ油路62aが開口され、この油路62aを介し
て油窓67,68とシリンダ室63とが連通可能となっ
ている。油路62aを介してシリンダ室63に圧油が給
排されるとピストン64が往復動し、ローラ65がカム
リング面を転動する。これによりピストン64の往復運
動がロータ62の回転運動に変換され、モータ23,2
4が回転する。この場合、図4に示すように、複数のピ
ストン64のうち、対向するもの同士が同時に往復動す
る。なお、シリンダ室63に給油口69,70(油窓6
7)を介して給油されるとロータ62は図4のA方向に
回転(モータ23,24が正回転)し、給油口71,72
(油窓68)を介して給油されるとロータ62は図4の
B方向に回転(モータ23,24が逆回転)する。
【0018】ケーシング61にはドレンポートtが設け
られ、このドレンポートtを介してケーシング内部61
aの圧油がタンクにドレンされる。なお、図示は省略す
るが、ケーシング61には油圧ポンプ22からのパイロ
ット圧油をケーシング内部61aに導くための給油ポー
トeが設けられている。
【0019】図5は、モータ23,24の速度段を制御
する制御装置のブロック図である。運転室にはオーガ駆
動装置11の速度段を指令する速度設定器40が設けら
れ、速度設定器40はコントローラ50に接続されてい
る。速度設定器40は例えば1速〜8速の速度指令を出
力する。この速度指令に応じてコントローラ50は図6
に示すように電磁弁51〜56のソレノイドsol1〜sol
6にオン信号を出力し、ソレノイドsol1〜sol6を励磁
する。
【0020】図6に示すように、コントローラ50は、
1速が指令されるとソレノイドsol1〜sol6を全てオフ
(消磁)し、2速が指令されるとソレノイドsol2のみ
をオンし、3速が指令されるとソレノイドsol1のみを
オンし、4速が指令されるとソレノイドsol4,sol6を
それぞれオンし、5速が指令されるとソレノイドsol1,
sol2をそれぞれオンし、6速が指令されるとソレノイ
ドsol3,sol5をそれぞれオンし、7速が指令されると
ソレノイドsol1,sol4,sol6をそれぞれオンし、8速
が指令されるとソレノイドsol2,sol3,sol5をそれぞ
れオンする。これにより、モータ22,23の排出容積
M1,M2、モータ排出容積の和(総排出容積と呼ぶ)
M1+M2、出力軸11aの回転数Nが図示のように変
化する。なお、図6において、Qはポンプ吐出量、iは
ピニオン27,28、ギア29の減速比である。
【0021】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。 (1)1速 低速大トルクが必要とされる掘削作業を行う場合には、
速度設定器40により例えば1速を指令する。これによ
り上述したように電磁弁51〜56のソレノイドsol1
〜sol6が全て消磁され、図2に示すように電磁弁51
〜56はそれぞれ位置イに切り換えられる。その結果、
油圧ポンプ22からのパイロット圧が遮断され、切換弁
31〜36はそれぞれ位置イに切り換えられる。
【0022】この状態でレバー25aの操作により方向
切換弁25を位置イに切り換えると、油圧ポンプ21か
らの圧油は方向切換弁25、管路41を介して切換弁3
5,36にそれぞれ流入する。切換弁35からの圧油
は、管路45を介して油圧モータ23のa,bポート
(給排口69)からモータ23内に流入し、c,dポー
ト(給排口71)から流出する。また、切換弁36から
の圧油は、管路47を介して油圧モータ24のa,bポ
ート(給排口70)からモータ24内に流入し、c,d
ポート(給排口72)から流出する。これによって油圧
モータ23,24が回転する。油圧モータ23を通過し
た油は管路46、42を介し、油圧モータ24を通過し
た油は管路48、42を介してそれぞれタンクに戻され
る。
【0023】このとき、油圧モータ23,24の排出容
積M1,M2はそれぞれ最大q1,q2となり、総排出容
積M1+M2はq1+q2となる。これにより、出力軸
11aの回転数NはQ/(q1+q2)iとなり、オー
ガスクリュー12は低速高トルク(例えば10〜50r.
p.m.)で回転する。オーガスクリュー12を回転させな
がら軌跡制御により油圧シリンダ4a〜4dを駆動すれ
ば、オーガ装置10が所定方向に移動し、掘削作業を行
うことができる。
【0024】オーガスクリュー12を逆回転させる場合
には、レバー操作によって方向切換弁25を位置ロに切
り換える。この切換により油圧ポンプ21からの圧油が
方向切換弁25、管路42を介して切換弁35,36に
それぞれ流入する。切換弁35からの圧油は管路46を
介して油圧モータ23のそれぞれc,dポートからモー
タ23内に流入し、a,bポートから流出する。また、
切換弁36からの圧油は管路48を介して油圧モータ2
4のそれぞれc,dポートからモータ24内に流入し、
a,bポートから流出する。これにより油圧モータ23,
24が逆回転し、オーガスクリュー12を逆回転させる
ことができる。
【0025】(2)2速 速度設定器40により2速が指令されると電磁弁52の
ソレノイドsol2が励磁され、電磁弁52が位置ロに切
り換えられる。この切換により油圧ポンプ22からのパ
イロット圧が電磁弁52を介して切換弁33,34のパ
イロットポートに作用し、切換弁33,34はそれぞれ
位置ロに切り換えられる。これにより、油圧モータ24
のb,dポートが管路44を介して連通し、モータ排出
容積M2がq2/2になる。その結果、油圧モータ2
3,24の総排出容積M1+M2はq1+q2/2、出力
軸11aの回転数NはQ/(q1+q2/2)iとな
り、オーガスクリュー12を1速よりも高速で回転する
ことができる。
【0026】(3)3速 速度設定器40により3速が指令されると電磁弁51の
ソレノイドsol1が励磁され、電磁弁51が位置ロに切
り換えられる。この切換により油圧ポンプ22からのパ
イロット圧が電磁弁51を介して切換弁31,32のパ
イロットポートに作用し、切換弁31,32はそれぞれ
位置ロに切り換えられる。これにより、油圧モータ23
のb,dポートが管路43を介して連通し、モータ排出
容積M1がq1/2になる。その結果、油圧モータ2
3,24の総排出容積M1+M2はq1/2+q2、出力
軸11aの回転数NはQ/(q1/2+q2)iとな
る。q1>q2であるため、オーガスクリュー12を2
速よりも高速で回転することができる。
【0027】(4)4速 速度設定器40により4速が指令されると電磁弁54,
56のソレノイドsol4,sol6がそれぞれ励磁され、電
磁弁54,56がそれぞれ位置ロに切り換えられる。こ
の切換により油圧ポンプ22からのパイロット圧が電磁
弁54を介して切換弁36のパイロットポートに作用
し、切換弁36は位置ロに切り換えられる。これによ
り、油圧モータ24のa,bポートとc,dポートが管路
47,48および管路49を介してタンクに連通する。
また、油圧ポンプ22からの圧油が減圧弁57、電磁弁
56を介して油圧モータ24の給油ポートeに作用す
る。その結果、ケーシング内部61aの圧力がシリンダ
室63の圧力より大きくなり、油圧モータ24は排出容
積M2=0のフリーホイール仕様とされる。
【0028】この状態で方向切換弁25を例えば位置イ
に切り換えると、油圧ポンプ21からの圧油は切換弁3
5を介して油圧モータ23のみに導かれ、油圧モータ2
3が回転する。油圧モータ23の回転は、ギア27,2
8、ピニオン29を介して油圧モータ24に伝達され、
油圧モータ24はフリーホイールする。この場合、油圧
モータ23,24の総排出容積M1+M2はq1となり、
出力軸11aの回転数NはQ/q1iとなる。その結
果、オーガスクリュー12を4速よりも高速で回転する
ことができる。
【0029】このとき、ケーシング内部61aの圧力は
シリンダ室63の圧力より高いため、遠心力によるピス
トン64の径方向への飛び出しが抑えられ、ローラ65
とカムリング面66との接触による摩擦損失を低減する
ことができる。また、油圧モータ24の出入口ポートa
〜dはタンクに連通しているため、ケーシング61の内
圧をさほど大きくしなくともケーシング内部61aとシ
リンダ室63との十分な差圧を確保することができる。
その結果、軸23a,24aの周囲のオイルシールなど
を介してケーシング61内から外部へ油漏れが発生する
ことを防止することができる。
【0030】(5)5速 速度設定器40により5速が指令されると電磁弁51,
52のソレノイドsol1,sol2がそれぞれ励磁され、電
磁弁51,52が位置ロに切り換えられる。この切換に
より油圧ポンプ22からのパイロット圧が電磁弁51を
介して切換弁31,32のパイロットポートに作用する
とともに、電磁弁52を介して切換弁33,34のパイ
ロットポートに作用し、切換弁31〜34はそれぞれ位
置ロに切り換えられる。これにより、油圧モータ23,
24のb,dポートがそれぞれ管路43,44を介して連
通し、モータ排出容積M1,M2がそれぞれq1/2,q
2/2になる。その結果、油圧モータ23,24の総排
出容積M1+M2は(q1+q2)/2、出力軸11a
の回転数Nは2Q/(q1+q2)iとなり、オーガス
クリュー12を4速よりも高速、1速の2倍の速さで回
転することができる。
【0031】(6)6速 速度設定器40により6速が指令されると電磁弁53,
55のソレノイドsol3,sol5がそれぞれ励磁され、電
磁弁53,55がそれぞれ位置ロに切り換えられる。こ
の切換により油圧ポンプ22からのパイロット圧が電磁
弁53を介して切換弁35のパイロットポートに作用
し、切換弁35は位置ロに切り換えられる。また、油圧
ポンプ22からの圧油が減圧弁57、電磁弁55を介し
て油圧モータ23の給油ポートeに作用する。これによ
り、油圧モータ23のa,bポートとc,dポートが管路
45,46および管路49を介してタンクに連通すると
ともに、ケーシング内部61aの圧力がシリンダ室63
の圧力より大きくなり、油圧モータ23は排出容積M1
=0のフリーホイール仕様とされる。
【0032】この状態で方向切換弁25を例えば位置イ
に切り換えると、油圧ポンプ21からの圧油は切換弁3
6を介して油圧モータ24のみに導かれ、油圧モータ2
4が回転する。油圧モータ24の回転は、ギア27,2
8、ピニオン29を介して油圧モータ23に伝達され、
油圧モータ23はフリーホイールする。この場合、油圧
モータ23,24の総排出容積M1+M2はq2となり、
出力軸11aの回転数NはQ/q2iとなる。その結
果、オーガスクリュー12を5速よりも高速で回転する
ことができる。
【0033】(7)7速 速度設定器40により7速が指令されると電磁弁51,
54,56のソレノイドsol1,sol4,sol6がそれぞれ励磁
され、電磁弁51,54,56がそれぞれ位置ロに切り換
えられる。この切換により油圧ポンプ22からのパイロ
ット圧が切換弁31,32のパイロットポートに作用
し、切換弁31,32はそれぞれ位置ロに切り換えられ
る。これにより、油圧モータ23のb,dポートが管路
43を介して連通し、モータ排出容積M1はq1/2に
なる。また、油圧ポンプ22からのパイロット圧が切換
弁36のパイロットポートに作用して切換弁36は位置
ロに切り換えられるとともに、油圧ポンプ22からの圧
油が電磁弁56を介してケーシング61内に導かれる。
これにより、油圧モータ24のa〜dポートが管路4
7,48および管路49を介してタンクに連通し、モー
タ排出容積M2は0になる。その結果、油圧モータ2
3,24の総排出容積M1+M2はq1/2、出力軸11
aの回転数Nは2Q/q1iとなり、オーガスクリュー
12を6速よりも高速、4速の2倍の速さで回転するこ
とができる。
【0034】(8)8速 速度設定器40により8速が指令されると電磁弁52,
53,55のソレノイドsol2,sol3,sol5がそれぞれ励
磁され、電磁弁52,53,55がそれぞれ位置ロに切り
換えられる。この切換により油圧ポンプ22からのパイ
ロット圧が切換弁33,34のパイロットポートに作用
し、切換弁33,34はそれぞれ位置ロに切り換えられ
る。これにより、油圧モータ24のb,dポートが管路
44を介して連通し、モータ排出容積M2はq2/2に
なる。また、油圧ポンプ22からのパイロット圧が切換
弁36のパイロットポートに作用して切換弁36は位置
ロに切り換えられるとともに、油圧ポンプ22からの圧
油が電磁弁55を介してケーシング61内に導かれる。
これにより、油圧モータ23のa〜dポートが管路4
5,46および管路49を介してタンクに連通し、モー
タ排出容積M1は0になる。その結果、油圧モータ2
3,24の総排出容積M1+M2はq2/2、出力軸11
aの回転数Nは2Q/q2iとなる。この場合の回転数
は、1速の4倍以上、6速の2倍であり、オーガスクリ
ュー12を高速低トルク(例えば20〜100r.p.m.)
で回転することができる。これによりオーガスクリュー
12を地中で高速回転させながらモルタルを注入すれ
ば、土とモルタルとが良好に攪拌され、地盤改良作業を
行うことができる。
【0035】このように本実施の形態によると、油圧オ
ーガの駆動用としてマルチストローク型油圧モータ2
3,24を用い、切換弁31〜34の切換により油圧モ
ータ23,24の排出容積を大小2段階に切り換えると
ともに、切換弁35,36の切換により油圧モータ23,
24をフリーホイール仕様に切り換えるようにしたの
で、オーガ駆動装置11の出力軸11aの回転数Nを大
きく変更することができる。その結果、同一のオーガ装
置10を用いて低速高トルクの掘削作業から高速低トル
クの地盤改良作業まで行うことができ、オーガ装置10
の交換の手間が省けて作業効率が向上するとともに、オ
ーガ装置10を複数備える必要がないので、コストを低
減することができる。
【0036】また、油圧モータ23,24をフリーホイ
ール仕様とする際に、電磁弁55,56を介してモータ
ケーシング61内に圧油を導くようにしたので、ケーシ
ング内圧がシリンダ室63の圧力よりも大きくなり、ピ
ストン64の飛び出しを抑えながらモータ23,24を
フリーホイールすることができる。さらに、フリーホイ
ールの際に、油圧モータ23,24の出入口ポートa〜
dをタンクに連通するので、ケーシング内圧をさほど大
きくしなくともケーシング61内とシリンダ室63との
十分な差圧を確保することができ、外部への圧油の漏れ
を防止することができる。切換弁31〜36の切り換え
によりオーガ駆動装置11を8段に変速可能としたの
で、作業に応じたきめ細かな速度調整が可能となる。
【0037】なお、本発明による油圧モータの駆動回路
は、上述した実施の形態に限定されることなく種々の変
更が可能である。上記実施の形態では、モータ速度を8
段に変速するようにしたが、これ以上またはこれ以下の
速度段としてもよい。油圧モータ23,24のピストン
64の数を8個、カムリング面66の山部66a、谷部
66bの数を6個としたが、これより多くまたは少なく
てもよい。油圧モータ23,24の排出容積M1,M2を
2段階に切り換えるようにしたが、3段階以上に切り換
えるようにしてもよい。モータ23,24の最大排出容
積をq1>q2としたが、q1=q2としてもよい。フ
リーホイール時における給油ポートeからの圧油の供
給、出入口ポートa〜dとタンクとの連通は必須ではな
い。
【0038】以上の実施の形態において、回転体として
用いたオーガ駆動装置11の出力軸11aは他の作業機
(アースドリル)の出力軸であってもよい。モータ変更
手段として切換弁31〜36、フリーホイール手段とし
て切換弁35,36を用いたが、モータ回路内の流れを
制御するものなら電磁切換弁等、他の切換弁であっても
よい。制御手段をコントローラ50、電磁弁51〜56
以外のもので構成してもよい。給油手段を電磁弁55,
56以外のもので構成してもよい。連通手段を油圧切換
弁35,36以外のもので構成してもよい。作業機本体
を油圧ショベル1〜3としたが、クレーンでもよい。走
行体1をクローラ式としたがホイール式でもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、第1の油圧モータと第2の油圧モータのモータ容
量をそれぞれ2段階に変更可能とするとともに、モータ
の出入口ポートを連通して第1の油圧モータまたは第2
の油圧モータのフリーホイールを許容するようにした。
これにより、回転体の速度範囲を大きくとることがで
き、油圧オーガなどを用いて低速高トルクの掘削作業か
ら高速低トルクの地盤改良作業までを効率よく行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる油圧モータの駆動
回路を有するアースオーガの側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる油圧モータの駆動
回路図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる油圧モータの縦断
面図。
【図4】図3のIV-IV線断面図。
【図5】本発明の実施の形態に係わる油圧モータの駆動
回路の切換を制御するブロック図。
【図6】本発明の実施の形態に係わる油圧モータの駆動
回路の動作を説明する図。
【符号の説明】
10 オーガ装置 11 オーガ駆動
装置 11a 出力軸 12 オーガス
クリュー 21,22 油圧ポンプ 23,24 油圧モ
ータ 25 方向切換弁 31〜36 切換弁 50 コントローラ 51〜56 電磁弁 57 減圧弁 61 ケーシング 62 ロータ 63 シリンダ室 64 ピストン 66 カムシリン
ダ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染野 誠一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 吉岡 保弘 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 Fターム(参考) 2D029 AA01 AA06 CA00 CA02 CB03 CC02 CD09 2D040 AB05 AC05 BA06 BA13 FA01 FA05 FA15 3H089 AA32 AA46 AA74 BB15 BB19 BB27 CC09 CC12 DA02 DA08 DA13 DB03 DB05 DB46 DB49 EE17 EE22 EE31 FF02 GG02 JJ01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源と、 それぞれ複数のピストンを有し、出力軸が一回転する間
    各ピストンが複数回の排出工程を有する第1の油圧モー
    タおよび第2の油圧モータと、 前記第1の油圧モータおよび第2の油圧モータの各出力
    軸に連結される回転体と、 前記複数のピストンへの圧油の流れを制御して前記第1
    の油圧モータおよび第2の油圧モータのモータ排出容積
    を少なくともそれぞれ2段階に変更するモータ容積変更
    手段と、 前記油圧源から前記第1の油圧モータまたは第2の油圧
    モータへの圧油の供給を遮断するとともに、この油圧モ
    ータの出入口ポートを連通してフリーホイールを許容す
    るフリーホイール切換手段と、 速度指令に応じて前記モータ容積変更手段および前記フ
    リーホイール切換手段を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする油圧モータの駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の油圧モータの駆動回路
    において、 前記フリーホイール切換手段は、前記第1の油圧モータ
    または第2の油圧モータの全てのピストンを縮退させる
    ように、この油圧モータのケーシング内に圧油を導く給
    油手段を有することを特徴とする油圧モータの駆動回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の油圧モータの
    駆動回路において、 前記フリーホイール切換手段は、前記第1の油圧モータ
    または第2の油圧モータの出入口ポートをタンクに連通
    する連通手段を有することを特徴とする油圧モータの駆
    動回路。
  4. 【請求項4】 作業機本体と、 請求項1〜3のいずれか1項記載の油圧モータにより駆
    動されるオーガとを備えることを特徴とする油圧オー
    ガ。
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