JP2003278447A - 車両の自動ドア装置 - Google Patents
車両の自動ドア装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、互いに端縁部が重なり合う観音
開きのドアを自動的に開閉することができる車両の自動
ドア装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 ドア開閉スイッチが開側に投入されると
(t1)、フロントドア開側電磁弁16がONしてフロ
ントドア1が開き、フロントドア半開検出スイッチ19
がフロントドア1の半開状態を検出してONすると(t
3)、リヤドア開側電磁弁26がONしてリヤドア2が
開く。ドア開閉スイッチが閉側に投入されると(t
5)、リヤドア閉側電磁弁27がONしてリヤドア2が
閉じ、リヤドア全閉検出スイッチ29がリヤドア2の全
閉状態を検出してONすると(t6)、フロントドア閉
側電磁弁17がONしてフロントドア1が閉じる。
開きのドアを自動的に開閉することができる車両の自動
ドア装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 ドア開閉スイッチが開側に投入されると
(t1)、フロントドア開側電磁弁16がONしてフロ
ントドア1が開き、フロントドア半開検出スイッチ19
がフロントドア1の半開状態を検出してONすると(t
3)、リヤドア開側電磁弁26がONしてリヤドア2が
開く。ドア開閉スイッチが閉側に投入されると(t
5)、リヤドア閉側電磁弁27がONしてリヤドア2が
閉じ、リヤドア全閉検出スイッチ29がリヤドア2の全
閉状態を検出してONすると(t6)、フロントドア閉
側電磁弁17がONしてフロントドア1が閉じる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の自動ドア
装置に係り、特にフロントドアとリヤドアとを観音開き
に開閉する自動ドア装置に関する。
装置に係り、特にフロントドアとリヤドアとを観音開き
に開閉する自動ドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からタクシー等においては、運転席
のスイッチ操作によりリヤドアを自動的に開閉する自動
ドア装置が採用されている。荷物を両手に抱えて乗車す
る場合や手足に障害を有する人の乗降の際等には、自ら
ドアを開閉する必要がないため便利である。リヤドアに
限らず、バックドアの開閉を自動化したり、リモコン操
作によってフロントドアを自動開閉するようにすれば、
さらに利便性が向上する。近年、フロントドアとリヤド
アとの間のセンターピラーを省略し、これらフロントド
ア及びリヤドアを観音開きに開閉するタイプの車両が提
案されている。このような観音開きのドアではドア開口
の間口を大きくとることができるため、乗降がしやすく
なるばかりでなく、大きな荷物を車両に積み込もことが
容易となる。この観音開きのドアにおいても、開閉の自
動化が望まれている。
のスイッチ操作によりリヤドアを自動的に開閉する自動
ドア装置が採用されている。荷物を両手に抱えて乗車す
る場合や手足に障害を有する人の乗降の際等には、自ら
ドアを開閉する必要がないため便利である。リヤドアに
限らず、バックドアの開閉を自動化したり、リモコン操
作によってフロントドアを自動開閉するようにすれば、
さらに利便性が向上する。近年、フロントドアとリヤド
アとの間のセンターピラーを省略し、これらフロントド
ア及びリヤドアを観音開きに開閉するタイプの車両が提
案されている。このような観音開きのドアではドア開口
の間口を大きくとることができるため、乗降がしやすく
なるばかりでなく、大きな荷物を車両に積み込もことが
容易となる。この観音開きのドアにおいても、開閉の自
動化が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の観音開きのドアにあっては、フロントドアとリヤドア
との間のシール性を高めるために、一方のドアの端縁部
が室内側に、他方のドアの端縁部が室外側に位置するよ
うに双方のドアの端縁部を互いに重ね合わせた構造が採
用されている。従って、端縁部の重なり合いにより予め
定められた順序でドアの開閉を行わなければならず、こ
のため従来の自動ドア装置を観音開きの双方のドアにそ
れぞれ装備しただけでは、円滑に開閉することが出来な
いという問題があった。この発明はこのような問題点を
解消するためになされたもので、互いに端縁部が重なり
合う観音開きのドアを自動的に開閉することができる車
両の自動ドア装置を提供することを目的とする。
の観音開きのドアにあっては、フロントドアとリヤドア
との間のシール性を高めるために、一方のドアの端縁部
が室内側に、他方のドアの端縁部が室外側に位置するよ
うに双方のドアの端縁部を互いに重ね合わせた構造が採
用されている。従って、端縁部の重なり合いにより予め
定められた順序でドアの開閉を行わなければならず、こ
のため従来の自動ドア装置を観音開きの双方のドアにそ
れぞれ装備しただけでは、円滑に開閉することが出来な
いという問題があった。この発明はこのような問題点を
解消するためになされたもので、互いに端縁部が重なり
合う観音開きのドアを自動的に開閉することができる車
両の自動ドア装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両の自
動ドア装置は、第1のドアと、端縁部が第1のドアの端
縁部の室内側に重なるように位置して第1のドアと共に
観音開きに開閉する第2のドアと、第1のドアを開閉駆
動する第1の駆動手段と、第2のドアを開閉駆動する第
2の駆動手段と、ドア開閉スイッチと、ドア開閉スイッ
チを開側に投入すると第1の駆動手段により第1のドア
を開けた後に第2の駆動手段により第2のドアを開け、
ドア開閉スイッチを閉側に投入すると第2の駆動手段に
より第2のドアを閉じた後に第1の駆動手段により第1
のドアを閉じる制御回路とを備えたものである。
動ドア装置は、第1のドアと、端縁部が第1のドアの端
縁部の室内側に重なるように位置して第1のドアと共に
観音開きに開閉する第2のドアと、第1のドアを開閉駆
動する第1の駆動手段と、第2のドアを開閉駆動する第
2の駆動手段と、ドア開閉スイッチと、ドア開閉スイッ
チを開側に投入すると第1の駆動手段により第1のドア
を開けた後に第2の駆動手段により第2のドアを開け、
ドア開閉スイッチを閉側に投入すると第2の駆動手段に
より第2のドアを閉じた後に第1の駆動手段により第1
のドアを閉じる制御回路とを備えたものである。
【0005】第1のドアが半開したことを検出する第1
のドア半開検出スイッチをさらに備え、ドア開閉スイッ
チが開側に投入された場合に第1のドア半開検出スイッ
チにより第1のドアが半開したことを検出した後に第2
の駆動手段により第2のドアを開けるようにすることが
できる。また、第2のドアが全閉したことを検出する第
2のドア全閉検出スイッチをさらに備え、ドア開閉スイ
ッチが閉側に投入された場合に第2のドア全閉検出スイ
ッチにより第2のドアが全閉したことを検出した後に第
1の駆動手段により第1のドアを閉じるようにすること
もできる。
のドア半開検出スイッチをさらに備え、ドア開閉スイッ
チが開側に投入された場合に第1のドア半開検出スイッ
チにより第1のドアが半開したことを検出した後に第2
の駆動手段により第2のドアを開けるようにすることが
できる。また、第2のドアが全閉したことを検出する第
2のドア全閉検出スイッチをさらに備え、ドア開閉スイ
ッチが閉側に投入された場合に第2のドア全閉検出スイ
ッチにより第2のドアが全閉したことを検出した後に第
1の駆動手段により第1のドアを閉じるようにすること
もできる。
【0006】ドア開閉スイッチを、車両の運転席に設置
された室内スイッチと車両の外側部で且つ第1及び第2
のドアの開閉軌跡から外れた位置に設置された室外スイ
ッチとから構成し、室内スイッチと室外スイッチのいず
れかの操作に応答して制御回路が第1及び第2の駆動手
段を駆動させるようにすることもできる。好ましくは、
第1及び第2の駆動手段は、それぞれ車両のエンジンの
作動時に発生する負圧を利用したエアシリンダか、電動
シリンダまたは電動モータを有している。
された室内スイッチと車両の外側部で且つ第1及び第2
のドアの開閉軌跡から外れた位置に設置された室外スイ
ッチとから構成し、室内スイッチと室外スイッチのいず
れかの操作に応答して制御回路が第1及び第2の駆動手
段を駆動させるようにすることもできる。好ましくは、
第1及び第2の駆動手段は、それぞれ車両のエンジンの
作動時に発生する負圧を利用したエアシリンダか、電動
シリンダまたは電動モータを有している。
【0007】また、第1及び第2のドアをそれぞれ車両
のフロントドア及びリヤドアとすることができる。好ま
しくは、制御回路は、車両に装備されているパーキング
ブレーキが作動しているときだけドア開閉スイッチの操
作に応答して第1及び第2の駆動手段を駆動させる。
のフロントドア及びリヤドアとすることができる。好ま
しくは、制御回路は、車両に装備されているパーキング
ブレーキが作動しているときだけドア開閉スイッチの操
作に応答して第1及び第2の駆動手段を駆動させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る自動ドア装置が装備された車両を示す。フロン
トドア1とリヤドア2とがセンターピラーを介すること
なく互いに直接隣接して配設されている。図1におい
て、フロントドア1はその左端に配設されたヒンジ3を
中心として、またリヤドア2はその右端に配設されたヒ
ンジ4を中心としてそれぞれ回動自在に車体に取り付け
られている。すなわち、フロントドア1とリヤドア2と
が観音開きのドアを形成している。
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る自動ドア装置が装備された車両を示す。フロン
トドア1とリヤドア2とがセンターピラーを介すること
なく互いに直接隣接して配設されている。図1におい
て、フロントドア1はその左端に配設されたヒンジ3を
中心として、またリヤドア2はその右端に配設されたヒ
ンジ4を中心としてそれぞれ回動自在に車体に取り付け
られている。すなわち、フロントドア1とリヤドア2と
が観音開きのドアを形成している。
【0009】図2に示されるように、フロントドア1と
リヤドア2との間のシール性を高めるために、これら両
者が閉じられたときに、フロントドア1の端縁部1aが
室外側に、リヤドア2の端縁部2aが室内側にそれぞれ
位置して互いに重なり合うように構成されている。従っ
て、開ける際にはフロントドア1を開けてからリヤドア
2を開け、閉める際にはリヤドア2を閉めてからフロン
トドア1を閉めることが必要となる。
リヤドア2との間のシール性を高めるために、これら両
者が閉じられたときに、フロントドア1の端縁部1aが
室外側に、リヤドア2の端縁部2aが室内側にそれぞれ
位置して互いに重なり合うように構成されている。従っ
て、開ける際にはフロントドア1を開けてからリヤドア
2を開け、閉める際にはリヤドア2を閉めてからフロン
トドア1を閉めることが必要となる。
【0010】図3にこの実施の形態に係る自動ドア装置
の回路系統を示す。フロントドア1には、エアシリンダ
11が取り付けられ、エアシリンダ11のプランジャと
車体との間にリンク機構12が介設されている。エアシ
リンダ11の内部はセパレータ13によって第一室14
と第二室15とに二分されており、第一室14にフロン
トドア開側電磁弁16を介して、第二室15にフロント
ドア閉側電磁弁17を介してそれぞれ車両のインテーク
マニホールド系Mが連通されている。また、エアシリン
ダ11の第一室14には、ダイヤフラム18を介してフ
ロントドア1のロック装置が接続されている。さらに、
リンク機構12には、フロントドア1が半開したことを
検出するフロントドア半開検出スイッチ19が取り付け
られると共にフロントドア1が全閉したことを検出する
フロントドア全閉検出スイッチ20が取り付けられてい
る。
の回路系統を示す。フロントドア1には、エアシリンダ
11が取り付けられ、エアシリンダ11のプランジャと
車体との間にリンク機構12が介設されている。エアシ
リンダ11の内部はセパレータ13によって第一室14
と第二室15とに二分されており、第一室14にフロン
トドア開側電磁弁16を介して、第二室15にフロント
ドア閉側電磁弁17を介してそれぞれ車両のインテーク
マニホールド系Mが連通されている。また、エアシリン
ダ11の第一室14には、ダイヤフラム18を介してフ
ロントドア1のロック装置が接続されている。さらに、
リンク機構12には、フロントドア1が半開したことを
検出するフロントドア半開検出スイッチ19が取り付け
られると共にフロントドア1が全閉したことを検出する
フロントドア全閉検出スイッチ20が取り付けられてい
る。
【0011】同様に、リヤドア2には、エアシリンダ2
1が取り付けられ、エアシリンダ21のプランジャと車
体との間にリンク機構22が介設されている。エアシリ
ンダ21の内部はセパレータ23によって第一室24と
第二室25とに二分されており、第一室24にリヤドア
開側電磁弁26を介して、第二室25にリヤドア閉側電
磁弁27を介してそれぞれ車両のインテークマニホール
ド系Mが連通されている。また、エアシリンダ21の第
一室24には、ダイヤフラム28を介してリヤドア2の
ロック装置が接続されている。さらに、リンク機構22
には、リヤドア2が全閉したことを検出するリヤドア全
閉検出スイッチ29が取り付けられている。
1が取り付けられ、エアシリンダ21のプランジャと車
体との間にリンク機構22が介設されている。エアシリ
ンダ21の内部はセパレータ23によって第一室24と
第二室25とに二分されており、第一室24にリヤドア
開側電磁弁26を介して、第二室25にリヤドア閉側電
磁弁27を介してそれぞれ車両のインテークマニホール
ド系Mが連通されている。また、エアシリンダ21の第
一室24には、ダイヤフラム28を介してリヤドア2の
ロック装置が接続されている。さらに、リンク機構22
には、リヤドア2が全閉したことを検出するリヤドア全
閉検出スイッチ29が取り付けられている。
【0012】フロントドア開側電磁弁16、フロントド
ア閉側電磁弁17及びフロントドア半開検出スイッチ1
9、フロントドア全閉検出スイッチ20、リヤドア開側
電磁弁26、リヤドア閉側電磁弁27及びリヤドア全閉
検出スイッチ29にそれぞれ制御回路30が電気的に接
続されている。また、車両の運転席には室内スイッチ3
1が配設されると共に図1に示されるように車両の外側
部で且つフロントドア1及びリヤドア2の開閉軌跡から
外れた位置には室外スイッチ32が配設されている。さ
らに、車両の外側部には、非常用スイッチ33が配設さ
れており、これら室内スイッチ31、室外スイッチ32
及び非常用スイッチ33を介して制御回路30がバッテ
リ34に電気的に接続されている。
ア閉側電磁弁17及びフロントドア半開検出スイッチ1
9、フロントドア全閉検出スイッチ20、リヤドア開側
電磁弁26、リヤドア閉側電磁弁27及びリヤドア全閉
検出スイッチ29にそれぞれ制御回路30が電気的に接
続されている。また、車両の運転席には室内スイッチ3
1が配設されると共に図1に示されるように車両の外側
部で且つフロントドア1及びリヤドア2の開閉軌跡から
外れた位置には室外スイッチ32が配設されている。さ
らに、車両の外側部には、非常用スイッチ33が配設さ
れており、これら室内スイッチ31、室外スイッチ32
及び非常用スイッチ33を介して制御回路30がバッテ
リ34に電気的に接続されている。
【0013】次に、図4のタイミングチャートを参照し
てこの実施の形態に係る自動ドア装置の動作について説
明する。予めエンジンがかけられているものとする。ま
ず、時刻t1に室内スイッチ31が開側に投入される
と、制御回路30によりフロントドア開側電磁弁16が
ONされ、エンジンで発生した負圧がインテークマニホ
ールド系Mを介してフロントドア1のダイヤフラム18
に伝わり、これによりフロントドア1のロック装置が解
除される。同時に、エンジンで発生した負圧はエアシリ
ンダ11の第一室14にも伝わり、エアシリンダ11の
プランジャが伸張されてフロントドア1が開き始め、時
刻t2にフロントドア全閉検出スイッチ20がOFFし
て全閉状態でないことが確認される。
てこの実施の形態に係る自動ドア装置の動作について説
明する。予めエンジンがかけられているものとする。ま
ず、時刻t1に室内スイッチ31が開側に投入される
と、制御回路30によりフロントドア開側電磁弁16が
ONされ、エンジンで発生した負圧がインテークマニホ
ールド系Mを介してフロントドア1のダイヤフラム18
に伝わり、これによりフロントドア1のロック装置が解
除される。同時に、エンジンで発生した負圧はエアシリ
ンダ11の第一室14にも伝わり、エアシリンダ11の
プランジャが伸張されてフロントドア1が開き始め、時
刻t2にフロントドア全閉検出スイッチ20がOFFし
て全閉状態でないことが確認される。
【0014】さらにフロントドア1が開くと、時刻t3
にフロントドア半開検出スイッチ19がフロントドア1
の半開状態を検出してONし、このフロントドア半開検
出スイッチ19からのON信号に応答して制御回路30
によりリヤドア開側電磁弁26がONされる。これによ
り、エンジンで発生した負圧がインテークマニホールド
系Mを介してリヤドア2のダイヤフラム28に伝わり、
リヤドア2のロック装置が解除される。同時に、エンジ
ンで発生した負圧はエアシリンダ21の第一室24にも
伝わり、エアシリンダ21のプランジャが伸張されてリ
ヤドア2が開き始める。時刻t4にリヤドア全閉検出ス
イッチ29がOFFして全閉状態でないことが確認さ
れ、そのままリヤドア2が開放される。その後、フロン
トドア1とリヤドア2が開いている間、フロントドア開
側電磁弁16及びリヤドア開側電磁弁26のON状態が
継続され、これによりフロントドア1とリヤドア2が全
開状態に保持される。
にフロントドア半開検出スイッチ19がフロントドア1
の半開状態を検出してONし、このフロントドア半開検
出スイッチ19からのON信号に応答して制御回路30
によりリヤドア開側電磁弁26がONされる。これによ
り、エンジンで発生した負圧がインテークマニホールド
系Mを介してリヤドア2のダイヤフラム28に伝わり、
リヤドア2のロック装置が解除される。同時に、エンジ
ンで発生した負圧はエアシリンダ21の第一室24にも
伝わり、エアシリンダ21のプランジャが伸張されてリ
ヤドア2が開き始める。時刻t4にリヤドア全閉検出ス
イッチ29がOFFして全閉状態でないことが確認さ
れ、そのままリヤドア2が開放される。その後、フロン
トドア1とリヤドア2が開いている間、フロントドア開
側電磁弁16及びリヤドア開側電磁弁26のON状態が
継続され、これによりフロントドア1とリヤドア2が全
開状態に保持される。
【0015】すなわち、図5(a)に示されるようにリ
ヤドア2と共に全閉状態にあるフロントドア1がまず図
5(b)のように開き始めた後に、図5(c)のように
リヤドア2が開き、図5(d)のように双方のドアが全
開状態となる。従って、フロントドア1の端縁部1aが
室外側に、リヤドア2の端縁部2aが室内側にそれぞれ
位置して互いに重なり合っていても、双方のドアが干渉
し合うことなく円滑に開放することができる。
ヤドア2と共に全閉状態にあるフロントドア1がまず図
5(b)のように開き始めた後に、図5(c)のように
リヤドア2が開き、図5(d)のように双方のドアが全
開状態となる。従って、フロントドア1の端縁部1aが
室外側に、リヤドア2の端縁部2aが室内側にそれぞれ
位置して互いに重なり合っていても、双方のドアが干渉
し合うことなく円滑に開放することができる。
【0016】フロントドア1及びリヤドア2が共に全開
状態にある時刻t5に室内スイッチ31が閉側に投入さ
れると、制御回路30によりそれまでON状態に保持さ
れていたリヤドア開側電磁弁26がOFFされ、代わり
にリヤドア閉側電磁弁27がONされる。これにより、
エンジンで発生した負圧がインテークマニホールド系M
を介してリヤドア2のエアシリンダ21の第二室25に
伝わり、エアシリンダ21のプランジャが収縮されてリ
ヤドア2が閉じ始め、時刻t6にリヤドア全閉検出スイ
ッチ29がリヤドア2の全閉状態を検出してONする。
状態にある時刻t5に室内スイッチ31が閉側に投入さ
れると、制御回路30によりそれまでON状態に保持さ
れていたリヤドア開側電磁弁26がOFFされ、代わり
にリヤドア閉側電磁弁27がONされる。これにより、
エンジンで発生した負圧がインテークマニホールド系M
を介してリヤドア2のエアシリンダ21の第二室25に
伝わり、エアシリンダ21のプランジャが収縮されてリ
ヤドア2が閉じ始め、時刻t6にリヤドア全閉検出スイ
ッチ29がリヤドア2の全閉状態を検出してONする。
【0017】このリヤドア全閉検出スイッチ29からの
ON信号に応答して制御回路30によりそれまでON状
態に保持されていたフロントドア開側電磁弁16がOF
Fされ、代わりにフロントドア閉側電磁弁17がONさ
れる。これにより、エンジンで発生した負圧がインテー
クマニホールド系Mを介してフロントドア1のエアシリ
ンダ11の第二室15に伝わり、エアシリンダ11のプ
ランジャが収縮されてフロントドア1が閉じ始める。時
刻t7にフロントドア1が半開状態を過ぎると、フロン
トドア半開検出スイッチ19がOFFし、さらに時刻t
8にフロントドア全閉検出スイッチ20がONしてフロ
ントドア1の全閉状態が確認される。このフロントドア
全閉検出スイッチからのON信号に応答して制御回路3
0によりフロントドア閉側電磁弁17及びリヤドア閉側
電磁弁27がOFFされる。このようにして、フロント
ドア1及びリヤドア2が共に全閉状態となる。
ON信号に応答して制御回路30によりそれまでON状
態に保持されていたフロントドア開側電磁弁16がOF
Fされ、代わりにフロントドア閉側電磁弁17がONさ
れる。これにより、エンジンで発生した負圧がインテー
クマニホールド系Mを介してフロントドア1のエアシリ
ンダ11の第二室15に伝わり、エアシリンダ11のプ
ランジャが収縮されてフロントドア1が閉じ始める。時
刻t7にフロントドア1が半開状態を過ぎると、フロン
トドア半開検出スイッチ19がOFFし、さらに時刻t
8にフロントドア全閉検出スイッチ20がONしてフロ
ントドア1の全閉状態が確認される。このフロントドア
全閉検出スイッチからのON信号に応答して制御回路3
0によりフロントドア閉側電磁弁17及びリヤドア閉側
電磁弁27がOFFされる。このようにして、フロント
ドア1及びリヤドア2が共に全閉状態となる。
【0018】すなわち、図6(a)に示されるようにフ
ロントドア1と共に全開状態にあるリヤドア2がまず図
6(b)のように閉じられた後に、図6(c)のように
フロントドア1が閉じられる。従って、双方のドアが干
渉し合うことなく円滑に閉じられて、フロントドア1の
端縁部1aが室外側に、リヤドア2の端縁部2aが室内
側にそれぞれ位置して互いに重なり合うように全閉状態
となる。
ロントドア1と共に全開状態にあるリヤドア2がまず図
6(b)のように閉じられた後に、図6(c)のように
フロントドア1が閉じられる。従って、双方のドアが干
渉し合うことなく円滑に閉じられて、フロントドア1の
端縁部1aが室外側に、リヤドア2の端縁部2aが室内
側にそれぞれ位置して互いに重なり合うように全閉状態
となる。
【0019】上述した説明では、運転席に設置された室
内スイッチ31の操作に応じてフロントドア1及びリヤ
ドア2が開閉されたが、図1に示されるように室外に配
設された室外スイッチ32の操作によっても全く同様の
動作が行われる。ただし、この実施の形態においては、
エンジンで発生した負圧を利用してエアシリンダ11及
び21を作動させるため、フロントドア1及びリヤドア
2の開閉にはエンジンの作動が不可欠となる。従って、
利用者が車外に居る場合には、リモートコントローラ等
により既存のエンジンスタータを使用してエンジンをか
け、この状態で室外スイッチ32を操作してドアを開
き、運転席に着いたら室内スイッチ31の操作によりド
アを閉めるようにする。一方、運転席に居る利用者が降
車する場合には、室内スイッチ31の操作によりドアを
開けて降車し、室外スイッチ32を操作してドアを閉
じ、その後リモートコントローラ等によりエンジンを停
止させる。
内スイッチ31の操作に応じてフロントドア1及びリヤ
ドア2が開閉されたが、図1に示されるように室外に配
設された室外スイッチ32の操作によっても全く同様の
動作が行われる。ただし、この実施の形態においては、
エンジンで発生した負圧を利用してエアシリンダ11及
び21を作動させるため、フロントドア1及びリヤドア
2の開閉にはエンジンの作動が不可欠となる。従って、
利用者が車外に居る場合には、リモートコントローラ等
により既存のエンジンスタータを使用してエンジンをか
け、この状態で室外スイッチ32を操作してドアを開
き、運転席に着いたら室内スイッチ31の操作によりド
アを閉めるようにする。一方、運転席に居る利用者が降
車する場合には、室内スイッチ31の操作によりドアを
開けて降車し、室外スイッチ32を操作してドアを閉
じ、その後リモートコントローラ等によりエンジンを停
止させる。
【0020】また、何らかの故障により室外スイッチ3
2を操作してもフロントドア1及びリヤドア2が開閉し
なくなった場合には、車両の外側部に配設された非常用
スイッチ33をONすることにより制御回路30からフ
ロントドア開側電磁弁16、フロントドア閉側電磁弁1
7、リヤドア開側電磁弁26及びリヤドア閉側電磁弁2
7への通電が遮断され、手動でフロントドア1及びリヤ
ドア2を開閉することができるように構成されている。
2を操作してもフロントドア1及びリヤドア2が開閉し
なくなった場合には、車両の外側部に配設された非常用
スイッチ33をONすることにより制御回路30からフ
ロントドア開側電磁弁16、フロントドア閉側電磁弁1
7、リヤドア開側電磁弁26及びリヤドア閉側電磁弁2
7への通電が遮断され、手動でフロントドア1及びリヤ
ドア2を開閉することができるように構成されている。
【0021】さらに、制御回路30を車両のパーキング
ブレーキに接続し、パーキングブレーキが作動している
ときのみ室内スイッチ31及び室外スイッチ32の操作
に応じてフロントドア1及びリヤドア2を開閉するよう
に制御回路30を構成することが望ましい。
ブレーキに接続し、パーキングブレーキが作動している
ときのみ室内スイッチ31及び室外スイッチ32の操作
に応じてフロントドア1及びリヤドア2を開閉するよう
に制御回路30を構成することが望ましい。
【0022】このように間口の広い観音開きのドアの開
閉を自動化し、運転席に配設された室内スイッチ31の
みならず車両の外側部に配設された室外スイッチ32に
よってもフロントドア1及びリヤドア2を開閉すること
ができるように構成することにより、例えば車椅子を利
用する障害者が車椅子ごと車両に乗降しやすくなり、利
便性の高い車両が実現される。
閉を自動化し、運転席に配設された室内スイッチ31の
みならず車両の外側部に配設された室外スイッチ32に
よってもフロントドア1及びリヤドア2を開閉すること
ができるように構成することにより、例えば車椅子を利
用する障害者が車椅子ごと車両に乗降しやすくなり、利
便性の高い車両が実現される。
【0023】なお、ドアを開く際にはフロントドア半開
検出スイッチ19からのON信号に応答してリヤドア開
側電磁弁26をONし、一方ドアを閉じる際にはリヤド
ア全閉検出スイッチ29からのON信号に応答してフロ
ントドア閉側電磁弁17をONすることにより、フロン
トドア1とリヤドア2の開閉タイミングをずらして円滑
なる開閉を実現したが、双方のドアの開閉に要する時間
を考慮して遅延回路によりフロントドア1とリヤドア2
の開閉タイミングをずらすようにしても、同様の動作を
行わせることが可能となる。すなわち、ドアを開く際に
はフロントドア開側電磁弁16をONしてから所定時間
経過した後にリヤドア開側電磁弁26をONし、ドアを
閉じる際にはリヤドア閉側電磁弁27をONしてから所
定時間経過した後にフロントドア閉側電磁弁17をON
すればよい。
検出スイッチ19からのON信号に応答してリヤドア開
側電磁弁26をONし、一方ドアを閉じる際にはリヤド
ア全閉検出スイッチ29からのON信号に応答してフロ
ントドア閉側電磁弁17をONすることにより、フロン
トドア1とリヤドア2の開閉タイミングをずらして円滑
なる開閉を実現したが、双方のドアの開閉に要する時間
を考慮して遅延回路によりフロントドア1とリヤドア2
の開閉タイミングをずらすようにしても、同様の動作を
行わせることが可能となる。すなわち、ドアを開く際に
はフロントドア開側電磁弁16をONしてから所定時間
経過した後にリヤドア開側電磁弁26をONし、ドアを
閉じる際にはリヤドア閉側電磁弁27をONしてから所
定時間経過した後にフロントドア閉側電磁弁17をON
すればよい。
【0024】また、上記の実施の形態においては、エン
ジンで発生する負圧を利用してエアシリンダ11及び2
1を作動させたが、これに限るものではなく、例えば電
動シリンダや電動モータを使用してフロントドア1及び
リヤドア2を開閉することもできる。この場合には、エ
ンジンの停止時であっても、電動シリンダや電動モータ
を駆動させてドアを開閉することが可能となる。観音開
きのドアは、フロントドア1及びリヤドア2に限定され
るものではなく、例えば観音開きのバックドア等の開閉
にもこの発明を適用することができる。
ジンで発生する負圧を利用してエアシリンダ11及び2
1を作動させたが、これに限るものではなく、例えば電
動シリンダや電動モータを使用してフロントドア1及び
リヤドア2を開閉することもできる。この場合には、エ
ンジンの停止時であっても、電動シリンダや電動モータ
を駆動させてドアを開閉することが可能となる。観音開
きのドアは、フロントドア1及びリヤドア2に限定され
るものではなく、例えば観音開きのバックドア等の開閉
にもこの発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ドア開閉スイッチを開側に投入すると第1の駆動手
段により第1のドアを開けた後に第2の駆動手段により
第2のドアを開け、室内スイッチを閉側に投入すると第
2の駆動手段により第2のドアを閉じた後に第1の駆動
手段により第1のドアを閉じるので、第1のドアの端縁
部が室外側に、第2のドアの端縁部が室内側にそれぞれ
位置して互いに重なり合うように構成されている観音開
きのドアを互いに干渉することなく自動的に開閉するこ
とができる。
ば、ドア開閉スイッチを開側に投入すると第1の駆動手
段により第1のドアを開けた後に第2の駆動手段により
第2のドアを開け、室内スイッチを閉側に投入すると第
2の駆動手段により第2のドアを閉じた後に第1の駆動
手段により第1のドアを閉じるので、第1のドアの端縁
部が室外側に、第2のドアの端縁部が室内側にそれぞれ
位置して互いに重なり合うように構成されている観音開
きのドアを互いに干渉することなく自動的に開閉するこ
とができる。
【0026】ドア開閉スイッチとして、車両の運転席に
設置された室内スイッチと車両の外側部で且つ第1及び
第2のドアの開閉軌跡から外れた位置に設置された室外
スイッチとを設置すれば、室内及び室外の双方からドア
の開閉が可能となり、利便性が向上する。また、第1及
び第2の駆動手段として、車両のエンジンの作動時に発
生する負圧を利用したエアシリンダを用いれば、省エネ
ルギー化がなされる。車両に装備されているパーキング
ブレーキが作動しているときだけドア開閉スイッチの操
作に応答して第1及び第2の駆動手段を駆動させるよう
にすれば、車両が完全に停止しているときのみドアの開
閉がなされ、安全性が確保される。
設置された室内スイッチと車両の外側部で且つ第1及び
第2のドアの開閉軌跡から外れた位置に設置された室外
スイッチとを設置すれば、室内及び室外の双方からドア
の開閉が可能となり、利便性が向上する。また、第1及
び第2の駆動手段として、車両のエンジンの作動時に発
生する負圧を利用したエアシリンダを用いれば、省エネ
ルギー化がなされる。車両に装備されているパーキング
ブレーキが作動しているときだけドア開閉スイッチの操
作に応答して第1及び第2の駆動手段を駆動させるよう
にすれば、車両が完全に停止しているときのみドアの開
閉がなされ、安全性が確保される。
【図1】 この発明の実施の形態に係る自動ドア装置を
装備した車両を示す側面図である。
装備した車両を示す側面図である。
【図2】 実施の形態に用いられたフロントドアとリヤ
ドアの端縁部を示す拡大断面図である。
ドアの端縁部を示す拡大断面図である。
【図3】 実施の形態に係る自動ドア装置の回路系統を
示す図である。
示す図である。
【図4】 実施の形態に係る自動ドア装置の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図5】 実施の形態においてドアを開ける際のフロン
トドアとリヤドアの状態を段階的且つ模式的に示す図で
ある。
トドアとリヤドアの状態を段階的且つ模式的に示す図で
ある。
【図6】 実施の形態においてドアを閉じる際のフロン
トドアとリヤドアの状態を段階的且つ模式的に示す図で
ある。
トドアとリヤドアの状態を段階的且つ模式的に示す図で
ある。
1 フロントドア、2 リヤドア、3,4 ヒンジ、1
1,21 エアシリンダ、12,22 リンク機構、1
3,23 セパレータ、14,24 第一室、15,2
5 第二室、16 フロントドア開側電磁弁、17 フ
ロントドア閉側電磁弁、18,28 ダイヤフラム、1
9 フロントドア半開検出スイッチ、20 フロントド
ア全閉検出スイッチ、26 リヤドア開側電磁弁、27
リヤドア閉側電磁弁、29 リヤドア全閉検出スイッ
チ、30 制御回路、31 室内スイッチ、32 室外
スイッチ、33 非常用スイッチ、34 バッテリ、M
インテークマニホールド系。
1,21 エアシリンダ、12,22 リンク機構、1
3,23 セパレータ、14,24 第一室、15,2
5 第二室、16 フロントドア開側電磁弁、17 フ
ロントドア閉側電磁弁、18,28 ダイヤフラム、1
9 フロントドア半開検出スイッチ、20 フロントド
ア全閉検出スイッチ、26 リヤドア開側電磁弁、27
リヤドア閉側電磁弁、29 リヤドア全閉検出スイッ
チ、30 制御回路、31 室内スイッチ、32 室外
スイッチ、33 非常用スイッチ、34 バッテリ、M
インテークマニホールド系。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 東 孝一
愛知県犬山市大字五郎丸字狭間18番地の2
トーシンテック株式会社内
Fターム(参考) 2E052 AA09 CA01 CA06 DA05 DB05
EA02 EB01 EC02 FA01 FA08
GA03 GB13 GC01 GC06 GD03
KA02 KA15 LA02
Claims (8)
- 【請求項1】 第1のドアと、 端縁部が前記第1のドアの端縁部の室内側に重なるよう
に位置して前記第1のドアと共に観音開きに開閉する第
2のドアと、 前記第1のドアを開閉駆動する第1の駆動手段と、 前記第2のドアを開閉駆動する第2の駆動手段と、 ドア開閉スイッチと、 前記ドア開閉スイッチを開側に投入すると前記第1の駆
動手段により前記第1のドアを開けた後に前記第2の駆
動手段により前記第2のドアを開け、前記ドア開閉スイ
ッチを閉側に投入すると前記第2の駆動手段により前記
第2のドアを閉じた後に前記第1の駆動手段により前記
第1のドアを閉じる制御回路とを備えたことを特徴とす
る車両の自動ドア装置。 - 【請求項2】 前記第1のドアが半開したことを検出す
る第1のドア半開検出スイッチをさらに備え、 前記制御回路は、前記ドア開閉スイッチが開側に投入さ
れた場合に前記第1のドア半開検出スイッチにより前記
第1のドアが半開したことを検出した後に前記第2の駆
動手段により前記第2のドアを開ける請求項1に記載の
車両の自動ドア装置。 - 【請求項3】 前記第2のドアが全閉したことを検出す
る第2のドア全閉検出スイッチをさらに備え、 前記制御回路は、前記ドア開閉スイッチが閉側に投入さ
れた場合に前記第2のドア全閉検出スイッチにより前記
第2のドアが全閉したことを検出した後に前記第1の駆
動手段により前記第1のドアを閉じる請求項1または2
に記載の車両の自動ドア装置。 - 【請求項4】 前記ドア開閉スイッチは、車両の運転席
に設置された室内スイッチと車両の外側部で且つ前記第
1及び第2のドアの開閉軌跡から外れた位置に設置され
た室外スイッチとからなり、 前記制御回路は、前記室内スイッチ及び前記室外スイッ
チのいずれかの操作に応答して前記第1及び第2の駆動
手段を駆動させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の
車両の自動ドア装置。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の駆動手段は、それぞ
れ車両のエンジンの作動時に発生する負圧を利用したエ
アシリンダを有する請求項1〜4のいずれか一項に記載
の車両の自動ドア装置。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の駆動手段は、それぞ
れ電動シリンダまたは電動モータを有する請求項1〜4
のいずれか一項に記載の車両の自動ドア装置。 - 【請求項7】 前記第1のドアはフロントドアであり、
前記第2のドアはリヤドアである請求項1〜6のいずれ
か一項に記載の車両の自動ドア装置。 - 【請求項8】 前記制御回路は、車両に装備されている
パーキングブレーキの作動時にのみ前記ドア開閉スイッ
チの操作に応答して前記第1及び第2の駆動手段を駆動
させる請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両の自動
ドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002083157A JP2003278447A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 車両の自動ドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002083157A JP2003278447A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 車両の自動ドア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278447A true JP2003278447A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29231056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002083157A Withdrawn JP2003278447A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 車両の自動ドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003278447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1710107A3 (de) * | 2005-04-06 | 2008-02-27 | Brose Schliesssysteme GmbH & Co. KG | Seitentüranordnung eines Kraftfahrzeugs |
WO2009046892A1 (de) * | 2007-10-02 | 2009-04-16 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Sperrvorrichtung für eine tür eines kraftfahrzeuges |
EP2419289B1 (en) | 2009-04-16 | 2018-04-04 | Jaguar Land Rover Limited | Power split tailgate system and method |
CN113442694A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 本田技研工业株式会社 | 车门装置 |
-
2002
- 2002-03-25 JP JP2002083157A patent/JP2003278447A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1710107A3 (de) * | 2005-04-06 | 2008-02-27 | Brose Schliesssysteme GmbH & Co. KG | Seitentüranordnung eines Kraftfahrzeugs |
WO2009046892A1 (de) * | 2007-10-02 | 2009-04-16 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Sperrvorrichtung für eine tür eines kraftfahrzeuges |
EP2419289B1 (en) | 2009-04-16 | 2018-04-04 | Jaguar Land Rover Limited | Power split tailgate system and method |
EP2419289B2 (en) † | 2009-04-16 | 2021-06-02 | Jaguar Land Rover Limited | Power split tailgate system and method |
CN113442694A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 本田技研工业株式会社 | 车门装置 |
US11180006B2 (en) | 2020-03-27 | 2021-11-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle door apparatus |
CN113442694B (zh) * | 2020-03-27 | 2024-04-05 | 本田技研工业株式会社 | 车门装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |