JP2003278026A - 形状保持材料 - Google Patents

形状保持材料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性、寸法安定性、塑性変形性、変形
後の形状保持性に優れ、結束力の大きい結束材として使
用可能な形状保持材料を提供する。 【解決手段】 密度が950kg/m以上、重量平均
分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)が5〜15、炭
素数3〜6のα−オレフィン含量が2重量%未満である
エチレン単独重合体又はエチレン・α−オレフィン共重
合体からなる繊維状又は帯状の成形体であって、90度
曲げによる戻り角度が15度以下であることを特徴とす
る形状保持材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小さな力で変形、
造形でき、しかも力を除いた後はその変形乃至造形を維
持することができる形状保持材料に関する。とくに電線
や棒材などの結束や袋詰包装等の袋口の結束に使用され
るツイストタイあるいは産業用マスクの鼻金、各種機械
保護用ネットなど、形状保持性を必要とする用途に好適
な長尺状形状保持材料に関するものであり、とりわけ結
束力の大きい結束材とすることが可能な形状保持材料に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、菓子等が詰められた袋口の結
束、電線や棒材等の結束、栽培植物の支柱への結束など
には、使い勝手や見栄えが良くて結束力が強く、捻るこ
とで簡単に止着できるところから、ツイストタイが広く
使用されている。また簡易防塵マスクには、装着時の密
着性を高めるために鼻金が装着されている。ツイストタ
イや鼻金には、焼きなました鋼線、2枚のプラスチック
フイルムの間に芯材として焼きなました鋼線を挟持させ
たもの、金属を合成樹脂で被覆したものなどが使用され
ている。これらの結束効果や保形性は、芯材等に使用さ
れている金属線材の変形塑性により得られるものであ
る。しかし芯材に使用される金属線材は、剛性や弾性に
優れるものの、材質が金属であるため錆を発生し易いこ
と、軽量化が難しいこと、導電性があるため電線の種類
によっては、その結束に使用できないこと、端部が鋭利
なため取扱い時に怪我をする場合があるなどの欠点があ
った。
【0003】焼きなました鋼線を2枚のプラスチックフ
イルムの間に芯材として挟持させたものや合成樹脂で被
覆したものは、これらいくつかの欠点を補うことはでき
るものの、製造に複数の工程を要し価格が高くなるこ
と、廃棄物として処分する際に分別収集ができない等の
欠点がある。また、とくに食品の包装などにおいては、
包装後に金属性の異物の混入を検知する目的で製品検査
に金属探知機が多く利用されているが、金属線材が探知
機の誤作動の原因となるなどの欠点がある。
【0004】このような金属材料を使用することによる
欠点を回避するものとして、合成樹脂製の塑性変形性材
料が知られている。例えば特開昭61−282416号
や特開平2−293407号の各公報において、超高分
子量ポリオレフィンを塑性変形可能な程度に延伸させて
得られるプラスチックワイヤーが提案されている。この
提案では、超高分子量ポリオレフィンを使用することに
伴い、生産性が低く、安価な製品を得ることが難しいと
いう欠点がある。このような欠点を改善するものとし
て、特開平7−238417号公報では、通常分子量の
ポリエチレンを延伸処理して得られる塑性変形性の糸状
又は帯状の材料が提案されている。この提案で具体的に
示されているものは、塑性変形性が優れており、180
度及び90度折り曲げに対して戻り角度が小さく、形状
保持性が優れることが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、この提
案における塑性変形性材料について結束材としての利用
についてさらに詳細な検討を行った。その結果、確かに
この提案で教示している塑性変形性材料は、結束材とし
て使用することができるが、使用分野によっては結束力
が不足して解けることが分かった。そこでさらに検討を
行った結果、後記する特定性状のエチレン単独重合体又
はエチレン・α−オレフィン共重合体を使用した塑性変
形性材料が、塑性変形性に優れると共に塑性変形後の形
状保持性に優れ、しかも結束力の大きい結束材として使
用可能であることを見出すに至り、本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明によれ
ば、密度が950kg/m以上、重量平均分子量(M
w)/数平均分子量(Mn)が5〜15、炭素数3〜6
のα−オレフィン含量が2重量%未満であるエチレン単
独重合体又はエチレン・α−オレフィン共重合体からな
る繊維状又は帯状の成形体であって、90度曲げによる
戻り角度が15度以下であることを特徴とする形状保持
材料が提供される。
【0007】このような形状保持材料は、上記エチレン
単独重合体又はエチレン・α−オレフィン共重合体の溶
融成形によって得られる繊維状又は帯状の成形物を、好
ましくは延伸倍率7〜20倍の範囲であって、塑性変形
性を付与できる程度に延伸することによって得ることが
できる。
【0008】上記エチレン・α−オレフィン共重合体に
おいては、α−オレフィンがプロピレンであるものが好
ましく、またエチレン単独重合体又はエチレン・α−オ
レフィン共重合体には、無機充填剤やワックスが少量配
合されていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の形状保持材料において
は、原料素材としてのエチレン単独重合体又はエチレン
・α−オレフィン共重合体は、密度が950kg/m
以上、好ましくは955〜970kg/m、とくに好
ましくは960〜970kg/m、ゲル浸透クロマト
グラフィ(GPC)に基づく分子量分布(重量平均分子
量(Mw)/数平均分子量(Mn))が5〜15、好ま
しくは6〜14、炭素数3〜6のα−オレフィン含量が
2重量%未満、好ましくは0.05〜1.5重量%のも
のである。すなわち原料素材の成形加工性の点から、エ
チレン単独重合体よりエチレン・α−オレフィン共重合
体の使用が好ましい。このようなエチレン単独重合体又
はエチレン・α−オレフィン共重合体としてはまた、1
90℃、2160g荷重に基づくメルトフローレートが
0.1〜1.0g/10分、とくに0.2〜0.5g/
10分のものであることが好ましい。さらに上記共重合
体としては、重合構成成分であるα−オレフィンとして
はプロピレンのものが好ましい。かかる高密度で適当な
分子量分布を有するエチレン単独重合体又はエチレン・
α−オレフィン共重合体を使用することにより、塑性変
形性、寸法安定性、形状保持性が優れた形状保持材料を
容易に得ることができ、また結束強度の大きい結束材と
して使用することができる。このようなエチレン単独重
合体又はエチレン・α−オレフィン共重合体は、中低圧
法において、触媒、重合温度、分子量調節剤の使用量な
どの重合条件を適宜選択することによって1段階で製造
するか、あるいは条件を異にして各段で分子量の異なる
重合体を多段階で製造することによって得ることができ
る。
【0010】本発明の形状保持材料は、繊維状又は帯状
を呈するものであり、90度曲げによる戻り角度が、1
5度以下、好ましくは10度以下である。ここに戻り角
度は、繊維状の場合は、図1(a)のように90度折り
曲げて5分間維持して放置したときの(b)で示す戻り
角度θが90度曲げによる戻り角度である。帯状物の戻
り角度も、帯を折りたたむように曲げて測定する以外は
同様にして測定される。
【0011】繊維状物においては、断面が円形のものの
みならず、楕円形、三角、四角、五角、六角などの多角
形や、星型、歯車型などの異型のものであってもよい。
また繊維状物に任意の突状物が設けられたものでもよ
く、例えば微細な繊維が繊維状物から羽毛状に枝分かれ
して形成されたものや繊維状物表面に突起が点在して設
けられたものであってもよい。さらに帯状物において
は、長手方向に伸びる溝あるいは筋が1本以上設けられ
たものであってもよい。
【0012】上記繊維状物あるいは帯状物においては、
厚み(最大厚み、断面円形の繊維状物にあっては直径)
が0.1〜5mm、とくに0.2〜2mmであることが
好ましい。繊維状物あるいは帯状物がこのような厚みを
有することにより、腰が強く、賦形性及び形状保持性に
優れたものを容易に得ることができる。
【0013】上記性状の形状保持材料を得るためには、
上記エチレン・α−オレフィン共重合体から所望形状の
繊維状あるいは帯状の原反を溶融成形により製造し、次
いで100℃以下の温度、延伸性の点から好ましくは8
5〜100℃の温度であって、塑性変形性及び形状保持
性が発現できる程度に延伸することによって製造するこ
とができる。繊維状又は帯状の原反においては、厚み
(上記と同じ意)が1〜20mm程度、とくに1〜12
mm程度のものが好ましい。またこのときの延伸倍率
は、原反の性状や延伸温度によっても若干異なるが、塑
性変形性が発現できる範囲で選択され、通常は降伏点以
上破断点以下となるような範囲であって、7〜20倍程
度、好ましくは10〜16倍程度である。すなわち延伸
倍率が不足すると、塑性変形性及び形状保持性が満足す
べきものとはならず、また延伸倍率を大きくしすぎると
破断しやすくなる。
【0014】上記形状保持材料の製造に際し、エチレン
単独重合体又はエチレン・α−オレフィン共重合体に
は、目的に応じ、本発明の目的を損なわない範囲におい
て、他の熱可塑性樹脂や各種添加剤を配合することがで
きる。このような添加剤としては、例えば加工助剤、着
色顔料、帯電防止剤、無機充填剤などを例示することが
できる。より具体的には、加工助剤として低分子量ポリ
オレフィン、脂環族ポリオレフィン、カルボキシル基、
水酸基などを有する合成油、鉱物油、カルナウバワック
スなど植物油からなるワックス、酸化チタン、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカのような着
色顔料乃至は無機充填剤、各種タイプの界面活性剤から
なる帯電防止剤などを例示することができる。これら
は、ワックス類や帯電防止剤であれば、例えば5重量%
以下、好ましくは1重量%以下の割合で、また着色顔料
や無機充填剤であれば、例えば10重量%以下、好まし
くは5重量%以下の割合で、それぞれ配合することがで
きる。ワックス類の添加は、原反の溶融成形や延伸にお
いて寸法精度を高めるのに有効であり、また着色顔料や
無機充填剤の添加は、着色や増量効果以外に、塑性変形
性や形状保持性の改善に寄与する場合がある。
【0015】かくして得られる本発明の形状保持材料
は、使用時の収縮や寸法変化を紡糸するために150℃
以下、とくに120〜140℃でアニールすることが好
ましい。
【0016】上記繊維状あるいは帯状の形状保持材料
は、その状態で結束材や賦形材として使用することがで
きる。より具体的には農業用、園芸用、食品包装用、輸
送・梱包用、医療用チューブなどの結束材やマスク、帽
子、水引、造花などの賦形材として使用することができ
る。とりわけ結束力の大きい結束材として使用すること
ができる。また種々の熱可塑性樹脂成形品に固着するこ
とにより、該熱可塑性成形品に賦形性、形状保持性を付
与することができる。例えば各種ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリアミドのような熱可塑性樹脂のフイルム
あるいはシートの片面あるいは両面に、あるいは2枚の
フイルム又はシートに挟持させるように、1本乃至多数
本の上記形状保持材料を接着させておくことにより、賦
形性、形状保持性に優れたフイルムないしシートを得る
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。 [使用原料]実施例及び比較例に使用したエチレン単独
重合体(ポリエチレンC)及びエチレン・プロピレン共
重合体(ポリエチレンA、B、D)の性状を表1に示
す。尚、ポリエチレンA〜Dは低圧法により製造した。
【0018】
【表1】
【0019】[使用原料の物性測定] (1)コモノマー量:各ポリエチレン中のコモノマー
(プロピレン)含量をNMRで測定 (2)メルトフローレート(MFR):ASTM D1
238(190℃、2160g) (3)分子量分布(Mw/Mn):ゲル浸透クロマトグ
ラフィ(GPC)により測定した重量平均分子量(M
w)と数平均分子量(Mn)から算出 (4)密度:ASTM D1505
【0020】[実施例1]ポリエチレンAを用い、下記
条件にて溶融紡糸して得られた繊維状物の延伸を行っ
た。 押出機:30mmφ(L/D=28、圧縮比2.3) ダイ開口:30mm×3.6mm 成形温度(シリンダー及びダイ):290℃ 冷却槽:1400mm 引取り速度:4m/分 延伸槽:95℃水槽(長さ1700mm) アニール槽:140℃電熱オーブン(長さ2000m
m) 巻取り速度:52m/分 得られた繊維状形状保持材料の厚み(最大厚み)をノギ
スで測定すると共に、図1及び図2に示す方法で、90
度折り曲げ後、5分間保持した後の戻り角度θを測定し
た。結果を表2に示す。
【0021】[実施例2]ポリエチレンAの代りにポリ
エチレンBを用いた以外は、実施例1と同様に行い繊維
状形状保持材料を得た。その評価結果を表2に示す。
【0022】[実施例3]ポリエチレンB50重量部と
炭酸カルシウム50重量部でマスターバッチAを作成
し、ポリエチレンB/マスターバッチA=96/4の割
合で混合した樹脂を用い、表2に示す延伸倍率となるよ
うに巻取り速度を変えた以外は、実施例1と同様に行い
繊維状形状保持材料を得た。その評価結果を表2に示
す。
【0023】[実施例4]ポリエチレンB70重量部と
カルナウバワックス30重量部でマスターバッチBを作
成し、ポリエチレンB/マスターバッチB=98/2の
割合で混合した樹脂を用いた以外は、実施例1と同様に
行い繊維状形状保持材料を得た。その評価結果を表2に
示す。
【0024】[実施例5]ポリエチレンB/マスターバ
ッチA/マスターバッチB=94/4/2の割合で混合
した樹脂を用いた以外は、実施例1と同様に行い繊維状
形状保持材料を得た。その評価結果を表2に示す。
【0025】[比較例1〜2]ポリエチレンC又はDを
用い、表2に示す延伸倍率となるように巻取り速度を変
えた以外は、実施例1と同様に行い繊維状形状保持材料
を得た。これらの評価結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】[実施例6、比較例3]ポリエチレンB、C
を用いて下記条件にて溶融紡糸して得られた繊維状物の
延伸を行った。 押出機:30mmφ(L/D=28、圧縮比2.3) ダイ開口:6mmφ×10穴 成形温度:290℃ 冷却槽:1400mm 引取り速度:2.6m/分 延伸槽:95℃水槽 巻取り速度:39m/分 延伸倍率:15倍 得られた繊維状形状保持材料(直径:0.7〜0.75
φ)を10cmに切断したものを、図2(a)に示すよ
うに3回捻りで結束部を形成し、図示する部位で切断し
た後、図2(b)で示すように広げ、図示する方向に3
00mm/分の速度で引っ張ることにより結束力を測定
した。結果を表3に示す。
【0028】
【表3】 ポリエチレンCを用いた形状保持材料は、表1に示すよ
うに90度曲げによる戻り角度はそれ程大きくはない
が、表3に示すように結束力は小さいことが判る。
【0029】
【発明の効果】本発明の形状保持材料は、成形性、寸法
安定性、塑性変形性、変形後の形状保持性に優れてお
り、そのままであるいは熱可塑性樹脂製品に固着させ
て、種々の結束材や賦形材として使用することができ
る。具体的には、農業用、園芸用、果樹用、食品包装
用、輸送梱包用、医療用チューブの結束材等に使用する
ことができる。また人形の衣装、玩具・ゲーム用品の結
束材等にも使用することができる。さらには人形や玩具
・ゲーム用品の収納ケースや台紙への結束材としても使
用できる。一方、賦形材としては、マスク、帽子、水
引、造花、飾り、装飾品などの芯材を挙げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 90度折り曲げ後の戻り角度を示す図面であ
る。
【図2】 結束力の測定方法を示す図面である。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E085 BA21 BA25 BB06 BC07 BD08 BD09 BE10 BG01 BG10 BH03 4L035 BB31 BB91 BB94 DD02 DD14 FF01 FF02 HH04 HH05 JJ07 MA01 MA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度が950kg/m以上、重量平均
    分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)が5〜15、炭
    素数3〜6のα−オレフィン含量が2重量%未満である
    エチレン単独重合体又はエチレン・α−オレフィン共重
    合体からなる繊維状又は帯状の成形体であって、90度
    曲げによる戻り角度が15度以下であることを特徴とす
    る形状保持材料。
  2. 【請求項2】 該成形体が、延伸倍率7〜20倍の延伸
    物である請求項1記載の形状保持材料。
  3. 【請求項3】 エチレン・α−オレフィン共重合体のα
    −オレフィンが、プロピレンである請求項1又は2記載
    の形状保持材料。
  4. 【請求項4】 エチレン単独重合体又はエチレン・α−
    オレフィン共重合体に無機充填剤が配合されてなる請求
    項1〜3記載の形状保持材料。
  5. 【請求項5】 エチレン単独重合体又はエチレン・α−
    オレフィン共重合体にワックスが配合されてなる請求項
    1〜3記載の形状保持材料。
  6. 【請求項6】 繊維状又は帯状の成形体が、突状物を有
    するものである請求項1〜5記載の形状保持材料。
  7. 【請求項7】 繊維状又は帯状の成形体が、厚みが0.
    1〜5mmのものである請求項1〜6記載の形状保持材
    料。
  8. 【請求項8】 基材に請求項1〜7の形状保持材料を固
    着してなる複合形状保持材料。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の形状保持材料からなる結
    束材。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8の形状保持材料からなる
    賦形材。
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