JP2003276794A - 易重合性物質貯蔵設備、及び易重合性物質貯蔵方法 - Google Patents
易重合性物質貯蔵設備、及び易重合性物質貯蔵方法Info
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Abstract
となく使用しても、発火や易重合性物質の重合を防止
し、易重合性物質含有液を安定に貯蔵することが可能な
易重合性物質貯蔵設備を提供する。 【解決手段】 本発明の易重合性物質貯蔵設備1は、易
重合性物質含有液50を貯蔵する貯槽10と、貯槽10
内の最高液面51より上方に、易重合性物質含有液50
を供給する液供給手段と、液供給手段により供給された
易重合性物質含有液50を、貯槽10内の最高液面51
より下方に導く導液管30とを有すると共に、導液管3
0には、その延在方向に複数の開口部31が離間形成さ
れていることを特徴とする。
Description
酸又はそのエステル等の易重合性物質を安定に貯蔵する
ことが可能な易重合性物質貯蔵設備、及び該設備を用い
た易重合性物質貯蔵方法に関するものである。
物質を含有する易重合性物質含有液の貯蔵設備は、該液
を供給する供給配管に接続可能なノズルを備えた貯槽を
主として構成されている。従来、地震等による不測の事
態にノズルが破損しても、貯槽内の液体が外部に漏洩す
る恐れがなく、また、供給配管に取り付けられた弁等の
配管部品の破損や異常時の保全作業に際しても、貯槽内
の液体を取り除く必要がなく、作業性・経済性に優れる
ことから、一般に、易重合性物質含有液を貯槽内に供給
するためのノズルは、貯槽の最高液面より上方に取り付
けられている。
するため、貯槽内の気相中の易重合性物質濃度が増加し
た状態で着火源が存在すれば、発火する恐れがあるが、
ノズルを貯槽の最高液面より上方に取り付けて、ノズル
から貯槽内の気相に易重合性物質含有液を放出すると、
易重合性物質含有液が気相中を落下する際に液同士の摩
擦により静電気を発生し易く、この静電気が着火源とな
り得る。そこで、従来は、かかる問題を回避するべく、
一端がノズル近傍、他端が貯槽底部に位置する導液管を
配設し、ノズルから放出される易重合性物質含有液を導
液管を介して液相中に導く方式が採用されている。この
方式によれば、易重合性物質含有液を、ほとんど気相に
触れることなく液相中に導くことができ、発火を防止す
ることができる。
含有液には、易重合性物質の自然重合を防止するため
に、重合防止剤が添加されている。にもかかわらず、ノ
ズルを貯槽の最高液面より上方に取り付け、ノズルから
放出される易重合性物質含有液を導液管を介して液相中
に導く方式を採用した場合には、数ヶ月など長期間に渡
って、貯槽を実質的に空にすることなく使用している
と、貯槽内の易重合性物質の一部が重合し、低重合度の
オリゴマーが生成されることがあった。
れたものであり、長期間に渡って、貯槽を実質的に空に
することなく使用しても、発火や易重合性物質の重合を
防止し、易重合性物質含有液を安定に貯蔵することが可
能な易重合性物質貯蔵設備、及び易重合性物質貯蔵方法
を提供することを目的とする。
解決するべく検討した結果、ノズルを貯槽の最高液面よ
り上方に取り付け、ノズルから放出される易重合性物質
含有液を導液管を介して液相中に導く方式を採用した従
来の易重合性物質貯蔵設備では、貯槽の底部に位置する
導液管の下端部から流出された易重合性物質含有液が、
底部より上方にほとんど向かうことなく、同じく貯槽の
底部に取り付けられた払出管まで流れるため、液相の底
部及びその近傍部分より上方にはほとんど流れが生じな
いことを見出した。
物質含有液の滞留時間が著しく長くなり、重合反応が進
行する場合があることを見出した。また、貯槽内の重合
防止剤の濃度が不均一となりやすいため、重合防止剤の
濃度が低下した部分において、易重合性物質の重合反応
が進行する場合があることを見出した。そして、以上の
点に着目した結果、以下の易重合性物質貯蔵設備、及び
易重合性物質貯蔵方法を発明するに到った。
性物質含有液を貯蔵する貯槽と、前記貯槽内の最高液面
より上方に、易重合性物質含有液を供給する液供給手段
と、前記液供給手段により供給された易重合性物質含有
液を、前記貯槽内の最高液面より下方に導く導液管とを
有すると共に、前記導液管には、その延在方向に複数の
開口部が離間形成されていることを特徴とする。また、
前記導液管に設けられた各開口部の開口面積が、前記導
液管の内径の0.01〜0.3倍の直径を有する円の面
積に相当することが好ましい。また、前記導液管に設け
られた全開口部の合計開口面積が、前記導液管の断面積
の0.4〜2倍であることが好ましい。また、前記導液
管の下端部の前記貯槽の底面からの高さが、前記導液管
の内径の0.5〜20倍であることが好ましい。
れば、貯槽内に対して、導液管の下端部の他、導液管に
設けた複数の開口部から各々易重合性物質含有液が流出
するので、液相内に従来以外の流れが生じることにな
る。その結果、長期間に渡って、貯槽を実質的に空にす
ることなく使用しても、液相の上部に位置する易重合性
物質含有液の滞留時間を短くすることができると共に、
重合防止剤の濃度が部分的に低下することを防止するこ
とができ、易重合性物質の重合反応を防止することがで
きる。
り下方のみならず、上方に開口部を設けても良いが、最
高液面より上方に開口部を設けた場合には、開口部から
流出する易重合性物質含有液は気相に触れることにな
る。しかしながら、易重合性物質含有液の供給圧力は導
液管上端に取り付けてある漏斗にて大気圧になるので、
開口部から流出する易重合性物質含有液は気相に噴き出
すことなく、導液管の側面を伝って緩やかに流下するた
め、液同士の摩擦は緩和される。そのため、静電気の発
生や、これに起因する発火の恐れはない。
備によれば、長期間に渡って使用しても、発火や易重合
性物質の重合を防止し、易重合性物質含有液を安定に貯
蔵することができる。以上の本発明の易重合性物質貯蔵
設備は、易重合性物質がビニル結合を有する単量体であ
る場合に有効であり、特に(メタ)アクリル酸又はその
エステルである場合に有効である。
以上の本発明の易重合性物質貯蔵設備を用いて、易重合
性物質含有液を貯蔵することを特徴とする。本発明の易
重合性物質貯蔵方法によれば、本発明の易重合性物質貯
蔵設備と同様の効果を得ることができ、長期間に渡っ
て、貯槽を実質的に空にすることなく使用しても、発火
や易重合性物質の重合を防止し、易重合性物質含有液を
安定に貯蔵することができる。
係る実施形態の易重合性物質貯蔵設備の構造について説
明する。図1は、本実施形態の易重合性物質貯蔵設備の
概略断面図である。但し、構造の説明上、図1におい
て、符号30で示す導液管については、側方から見た時
の概略平面図を示している。また、図1においては、各
部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各
部材毎に縮尺を異ならせてある。
物質貯蔵設備1は、易重合性物質含有液50を貯蔵する
貯槽10を主体として構成されている。貯槽10の最高
液面51より上方の側壁上部には、易重合性物質含有液
50を放出するノズル20が取り付けられており、この
ノズル20に易重合性物質含有液50を供給する供給配
管(図示略)が接続されている。また、易重合性物質含
有液50を放出するノズル20先端部の直下には、一端
がノズル20近傍、他端が貯槽10底部に位置する導液
管30が延在しており、供給配管及びノズル20(液供
給手段)により貯槽10内に供給された易重合性物質含
有液50は、ほとんど気相に触れることなく、導液管3
0を介して液相中に導かれるようになっている。また、
貯槽10内の易重合性物質含有液50は、貯槽10の側
壁底部に取り付けられた払出管40から払出されるよう
になっている。なお、ノズル20の個数については貯槽
10の内径Dに応じて適宜設計される。
20側端部には漏斗32が取り付けられており、ノズル
20先端部から周囲に放出された易重合性物質含有液5
0も含めてすべての易重合性物質含有液50が導液管3
0に導かれるようになっている。また、本実施形態にお
いて、導液管30には、その延在方向に複数の開口部3
1が離間形成されている。なお、従来の易重合性物質貯
蔵設備では、導液管において、貯槽の最高液面より上方
に、1個の開口部(いわゆるウイープホール)を設け、
液の供給を停止した際に、導液管内の液がその時の貯槽
の液面まで下がり、供給配管と導液管によるサイホン現
象が起こらないように工夫されているが、本実施形態で
は、導液管30において、ウイープホールも含めて、貯
槽10の最高液面51の上方と下方の双方に渡って、ほ
ぼ均等間隔に複数の開口部31が設けられている。そし
て、導液管30の下端部の他、各開口部31から易重合
性物質含有液50が流出するようになっている。
は、このように、導液管30に複数の開口部31を設
け、導液管30の下端部の他、各開口部31から易重合
性物質含有液50を流出させて、貯槽10内に易重合性
物質含有液50を供給する構成を採用しているので、液
相内に従来以外の流れを生じさせることができ、長期間
に渡って、貯槽を実質的に空にすることなく使用して
も、液相の上部に位置する易重合性物質含有液の滞留時
間を短くすることができると共に、重合防止剤の濃度が
部分的に低下することを防止することができ、易重合性
物質の重合反応を防止することができる。
て、貯槽10の最高液面51より下方のみならず、上方
にも開口部31を設けているため、最高液面51より上
方に位置する開口部31から流出した易重合性物質含有
液50は気相に触れることになるが、易重合性物質含有
液50の供給圧力は導液管30の上端に取り付けてある
漏斗32にて大気圧になるので、この液は気相に噴き出
すことなく、導液管30の側面を伝って緩やかに流下す
るため、液同士の摩擦は緩和される。そのため、静電気
の発生や、これに起因する発火の恐れはない。したがっ
て、本実施形態の易重合性物質貯蔵設備1、及び該設備
を用いた易重合性物質貯蔵方法によれば、長期間に渡っ
て使用しても、発火や易重合性物質の重合を防止し、易
重合性物質含有液50を安定に貯蔵することができる。
31の開口面積は、開口部31から流出させる液量に応
じて適宜設計されるが、導液管30の内径d1の0.0
1〜0.3倍の直径を有する円の面積に相当するように
構成されていることが好ましい。開口部31の形状は特
に限定されるものではないが、正円状とした場合には、
その直径d2を導液管30の内径d1の0.01〜0.
3倍とすれば良い。かかる構成とすることにより、導液
管30の開口部31が易重合性物質含有液50で詰まっ
てしまう恐れがなく、また貯槽10に易重合性物質含有
液50を最初に仕込む際の気相への噴き出しも最小限に
抑えられる。なお、開口部31の内径d1は大きいほど
開口部31における詰まりが少なくなり、小さいほど易
重合性物質含有液50を最初に仕込む際の開口部31か
ら気相への噴き出し量が少なくなるので、液同士の摩擦
も緩和され、静電気発生の可能性が少なくなる。
の側壁の高さH1に応じて適宜設計されるが、0.3〜
1mとすることが好ましい。また、導液管30に設けら
れた全開口部31の合計開口面積を、導液管30の断面
積の0.4〜2倍とすることが好ましい。かかる構成と
することにより、貯層10内における重合防止剤の均一
な拡散が実現される。
面からの高さH2を、導液管30の内径d1の0.5〜
20倍とすることが好ましい。導液管30の高さH2が
導液管30の内径d1の0.5倍未満では、導液管30
の内圧が高くなりすぎ、導液管30中央部の液量が増加
して液摩擦が大きくなることがある。また、導液管30
の高さH2が導液管30の内径d1の20倍を超える
と、貯槽10の使用可能な最低液面レベルが高くなりす
ぎ、操作範囲が狭くなる恐れがある。
1、及び該設備を用いた易重合性物質貯蔵方法は、易重
合性物質が(メタ)アクリル酸又はそのエステル等の、
重合反応性の高いビニル結合を有する単量体である場合
に有効である。
10の側壁上部に設ける場合についてのみ説明したが、
ノズル20の設置箇所については、最高液面51より上
方であれば、特に限定されるものではない。また、本実
施形態では、導液管30において、貯槽10の最高液面
51の上方と下方の双方に開口部31を設ける構成とし
たが、最高液面51の下方にのみ設けても良い。また、
開口部31の形成間隔についても、ほぼ均等である必要
はなく、適宜設計することができる。
て説明する。 (実施例1)図1に示したのと同様の易重合性物質貯蔵
設備を製造した。なお、主な寸法は表1に示す通りとし
た。この設備の貯槽に、易重合性物質含有液として、純
度99.9質量%のメタクリル酸に重合防止剤であるハ
イドロキノン100ppmを添加した液を、温度32℃
で供給し貯蔵した。その後、貯槽内の液を定期的に払出
すと共に、同量の液を追加供給する操作を1年間行った
が、貯槽内のメタクリル酸が重合することはなかった。
た以外は、実施例1と同様にして、メタクリル酸含有液
の供給、貯蔵、払出しを行ったところ、1年後に貯槽内
の液相の液面近傍部分でメタクリル酸の一部が重合し、
オリゴマーが生成した。また、液相内における重合防止
剤の濃度分布をサンプリングして調べたところ、液面近
傍部分の重合防止剤の濃度が液相下部に比較して低くな
っていることが判明した。
合性物質貯蔵設備を製造した。なお、主な寸法は表1に
示す通りとした。この設備の貯槽に、易重合性物質含有
液として、純度99.9質量%のメタクリル酸メチルに
重合防止剤であるトパノールA10ppm及びハイドロ
キノン50ppmを添加した液を、温度10℃で供給し
貯蔵した。その後、貯槽内の液を定期的に払出すと共
に、同量の液を追加供給する操作を1年間行ったが、貯
槽内のメタクリル酸メチルが重合することはなかった。
た以外は、実施例2と同様にして、メタクリル酸メチル
含有液の供給、貯蔵、払出しを行ったところ、1年後に
貯槽内の液相の液面近傍部分でメタクリル酸メチルの一
部が重合し、オリゴマーが生成した。また、液相内にお
ける重合防止剤の濃度分布をサンプリングして調べたと
ころ、液面近傍部分の重合防止剤の濃度が液相下部に比
較して低くなっていることが判明した。
導液管に複数の開口部を設けることにより、長期間に渡
って使用しても、易重合性物質の重合を防止し、易重合
性物質含有液を安定に貯蔵することができることが判明
した。
物質貯蔵設備、及び該設備を用いた易重合性物質貯蔵方
法によれば、長期間に渡って、貯槽を実質的に空にする
ことなく使用しても、発火や易重合性物質の重合を防止
し、易重合性物質含有液を安定に貯蔵することができ
る。
質貯蔵設備の概略断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 易重合性物質含有液を貯蔵する貯槽と、
前記貯槽内の最高液面より上方に、易重合性物質含有液
を供給する液供給手段と、前記液供給手段により供給さ
れた易重合性物質含有液を、前記貯槽内の最高液面より
下方に導く導液管とを有すると共に、 前記導液管には、その延在方向に複数の開口部が離間形
成されていることを特徴とする易重合性物質貯蔵設備。 - 【請求項2】 前記導液管に設けられた各開口部の開口
面積が、前記導液管の内径の0.01〜0.3倍の直径
を有する円の面積に相当することを特徴とする請求項1
に記載の易重合性物質貯蔵設備。 - 【請求項3】 前記導液管に設けられた全開口部の合計
開口面積が、前記導液管の断面積の0.4〜2倍である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の易重合
性物質貯蔵設備。 - 【請求項4】 前記導液管の下端部の前記貯槽の底面か
らの高さが、前記導液管の内径の0.5〜20倍である
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか
1項に記載の易重合性物質貯蔵設備。 - 【請求項5】 易重合性物質がビニル結合を有する単量
体であることを特徴とする請求項1から請求項4までの
いずれか1項に記載の易重合性物質貯蔵設備。 - 【請求項6】 易重合性物質が(メタ)アクリル酸又は
そのエステルであることを特徴とする請求項5に記載の
易重合性物質貯蔵設備。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
項に記載の易重合性物質貯蔵設備を用いて、易重合性物
質含有液を貯蔵することを特徴とする易重合性物質貯蔵
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002082048A JP3989268B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 易重合性物質貯蔵設備、及び易重合性物質貯蔵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002082048A JP3989268B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 易重合性物質貯蔵設備、及び易重合性物質貯蔵方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003276794A true JP2003276794A (ja) | 2003-10-02 |
JP2003276794A5 JP2003276794A5 (ja) | 2005-09-08 |
JP3989268B2 JP3989268B2 (ja) | 2007-10-10 |
Family
ID=29230433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002082048A Expired - Lifetime JP3989268B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 易重合性物質貯蔵設備、及び易重合性物質貯蔵方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3989268B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010504194A (ja) * | 2006-09-21 | 2010-02-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 閉鎖された容器中に存在する、液体と微粒子状の固体とからなる液体もしくは混合物を混合する方法、エジェクタジェットノズルならびにその使用 |
JP2016517930A (ja) * | 2013-05-07 | 2016-06-20 | テンネコ・オートモティブ・オペレーティング・カンパニー・インコーポレイテッド | 還元剤センサシステム |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002082048A patent/JP3989268B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016517930A (ja) * | 2013-05-07 | 2016-06-20 | テンネコ・オートモティブ・オペレーティング・カンパニー・インコーポレイテッド | 還元剤センサシステム |
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