JP2003276562A - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

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JP2003276562A
JP2003276562A JP2002124976A JP2002124976A JP2003276562A JP 2003276562 A JP2003276562 A JP 2003276562A JP 2002124976 A JP2002124976 A JP 2002124976A JP 2002124976 A JP2002124976 A JP 2002124976A JP 2003276562 A JP2003276562 A JP 2003276562A
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JP
Japan
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seat belt
belt device
engaged
buckle body
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002124976A
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English (en)
Inventor
Seiji Yasuoka
征治 安岡
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JUZENSHA KK
Original Assignee
JUZENSHA KK
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Publication date
Application filed by JUZENSHA KK filed Critical JUZENSHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた係合作用を有するものであって、自動
車等が衝突事故に遭遇した場合、直ちに自動的に外れる
シートベルト装置であり、また事故以外の場合でも、簡
単な操作により、容易に解錠し得るシートベルト装置を
開発し提供することである。 【解決手段】 バックル体にトング部材を挿入、係合す
る際、バックル体内に設置した電磁体に誘引される機構
によって、トング部材をバックル体に係合することを特
徴とするシートベルト装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等車両用シー
トベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートベルト装置は、自動車を運
転または同乗の際で衝突等の事故の場合に、身体が車体
等への衝突や車外への飛出しを防ぐことによって、身体
を保護することを目的としている。そして従来のシート
ベルト装置は、走行中の衝突事故や高所からの転落事故
で、自動車は大破、または横転し、運転者や同乗者が重
傷を負ったり失神するような事態に陥った場合でも、手
動で外すしかないが、自分でシートベルトを外して自力
で脱出することも、外部から救出することも極めて困難
であった。また、誤って水中に転落の際には、恐らくシ
ートベルトを外すことができず、自力脱出の障害とな
り、人命を失うようなことが多かった。
【0003】こうした事故のときに、特に子供や老人ま
たは身体障害者が居た場合には、シートベルトを外して
やることは不可能なため、不幸な事態を招来するような
問題点があった。
【0004】そこで、自動車等が衝突事故に遭遇した場
合には、直ちに自動的に外れるシートベルト装置が必要
となってくる。また、事故以外の場合でも、簡単な操作
により外してやることが必要となってくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、優れた係合作用を有するものであって、自動車等が
衝突事故に遭遇した場合、直ちに自動的に外れるシート
ベルト装置であり、また事故以外の場合でも、簡単な操
作により、容易に解錠し得るシートベルト装置を開発し
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、電磁体に誘引される
機構によってバックル体にトング部材を係合すること、
さらには、係合されたシートベルト装置の解錠が自動的
に行われること等を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明は、バックル体にトング
部材を挿入、係合する際、バックル体内に設置した電磁
体に誘引される機構によって、トング部材をバックル体
に係合することを特徴とするシートベルト装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】シートベルト装置はそのバックル
にトング部材の挿入部を係合させ、乗車者を座席にベル
トで固定することによって、乗車者の安全を確保する。
【0009】本発明のシートベルト装置において最も特
徴とするところの一つは、バックル体内に設置した電磁
体に誘引される機構によって、トング部材をバックル体
に係合することである。
【0010】本発明における電磁体は、通常電磁弁等に
おいて用いられるソレオイドと称されるものであり、車
内バッテリーから供給される直流電流によって励磁さ
れ、トング部材を瞬時に係合するに十分な誘引力を有す
るものである。
【0011】本発明において最も特徴とするところの他
の一つは、係合されたシートベルト装置の解錠が、外部
から車体への衝撃等により自動的に行われることであ
る。
【0012】本発明においては、車体の衝突のように、
外部等から車体への強い衝撃等があると、ベルト間に接
合されているバックル体に生じる強い緊張力によってバ
ックル体内に設置したスイッチが作動して電磁体への励
磁が遮断され、スプリング等によってシートベルト装置
の解錠が可能となる。
【0013】なお、バックル体には、例えばピストンや
スプリングを設置し、それらピストンの位置や距離、ス
プリングの強度調整等によって、外部からの衝撃と解錠
とのタイムラグの調整を可能とする。
【0014】また、本発明においては、上記のように外
部等からの車体への強い衝撃等により、自動的なシート
ベルト装置の解錠の他、運転席等一定の場所からスイッ
チ、ボタン等により全席のシートベルト装置を手動方式
で解錠を行うこともできる。なお、車体の故障等や車体
の水没などによって電気系統の断線が生じた場合には、
きわめて短い一定時間経過後にシートベルト装置の解錠
がなされることとなる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照しつつ本発明の実施態様を説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】実施例 図1は本発明の代表的実施態様に係るシートベルト装置
の縦断面図および一部開放平面図である。
【0017】乗車者はシートベルト装置を装着するた
め、まずトング部材1をバックル体2の差込口から差入
れ、ボタン3に到達すると、バッテリーから供給される
直流電流によって電磁体4は励磁され、鉤状体5はスプ
リング6に抗して瞬時に誘引され、トング部材1に穿っ
た穴部7に貫合され、トング部材1はバックル体2に係
合する。
【0018】車体の外部からの衝撃等により、乗車者の
胸部および腰部を締止していたベルト8と8‘との間に
きわめて強い緊張力が生じる。それによってバックル体
2内のピストン9をスプリング10に抗して摺動し、最
終的にピストン端部がスイッチ11に接触、作動し、電
磁体5への通電を遮断する。それによって鉤状体5はス
プリング6の反発力により穴部7から離脱し、係合され
たシートベルト装置の解錠がなされる。
【0019】また、車体の外部からの衝撃等がなくと
も、運転席等一定の場所からスイッチ、ボタン等(図示
せず)によりシートベルト装置のスイッチ11が作動
し、係合されたトング部材1が開放され、全席のシート
ベルト装置の解錠がなされる。
【0020】
【発明の効果】本発明のシートベルト装置は、電磁体に
誘引され係合する機構によって優れた係合作用を有する
ものであって、また自動車等が衝突事故に遭遇した場
合、直ちに自動的に外れるシートベルト装置、また事故
以外の場合でも、簡単な操作により、容易に解錠し得る
シートベルト装置が提供される。本発明のシートベルト
装置の解錠方式は自動車のみならず、その他、航空機な
どにおいても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における代表的実施態様に係るシートベ
ルト装置の縦断面図および一部開放平面図である。
【符号の説明】
1 トング部材 2 バックル体 3 ボタン 4 電磁体 5 鉤状体 6 10 スプリング 7 穴部 8 8‘ ベルト 9 ピストン 11 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックル体にトング部材を挿入、係合す
    る際、バックル体内に設置した電磁体に誘引される機構
    によって、トング部材をバックル体に係合することを特
    徴とするシートベルト装置。
  2. 【請求項2】 係合されたシートベルト装置の解錠が、
    外部から車体への衝撃等により自動的に行われる請求項
    1に記載のシートベルト装置。
  3. 【請求項3】 係合されたシートベルト装置の解錠が、
    手動によって行われる請求項1に記載のシートベルト装
    置。
  4. 【請求項4】 外部等から車体への強い衝撃等によるベ
    ルト間の緊張力によって電磁体への励磁が遮断される方
    式である請求項1、2、3のいずれかに記載のシートベ
    ルト装置。
JP2002124976A 2002-03-25 2002-03-25 シートベルト装置 Pending JP2003276562A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102113745A (zh) * 2010-12-29 2011-07-06 深圳华强智能技术有限公司 安全带锁

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CN102113745A (zh) * 2010-12-29 2011-07-06 深圳华强智能技术有限公司 安全带锁

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