JP2003276503A - 車輌用表示装置 - Google Patents

車輌用表示装置

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JP2003276503A
JP2003276503A JP2002086929A JP2002086929A JP2003276503A JP 2003276503 A JP2003276503 A JP 2003276503A JP 2002086929 A JP2002086929 A JP 2002086929A JP 2002086929 A JP2002086929 A JP 2002086929A JP 2003276503 A JP2003276503 A JP 2003276503A
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control
display device
display
driver
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JP2002086929A
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Takero Hongo
武朗 本郷
Shinichi Kojima
真一 小島
Yuji Uchiyama
祐司 内山
Nobumasa Shiraki
伸征 白木
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車輌状態を容易に視認させる表示装置を提供す
る。 【解決手段】車輌に加速度を検出する加速度センサと、
車輌の制御状態を検出する制御センサ、車輌位置を検出
するGPS装置、コンピュータ装置を備え、車輌ボンネ
ット5の前方にフルカラーLEDからなる表示器70を
備える。そして、制御センサから車間制御等の制御情報
を取り込み、加速度センサから加速度を検出して、それ
らの状態をボンネット5上の表示器70に表示する。例
えば、制御中であれば表示器70の中央部を青色に点灯
させる。又、加速中であればその加速度に応じた個数の
LEDを中央より点灯させる。これにより、運転者は前
方車両を視認しながら、自車の制御状態、走行状態が認
識可能となる。運転者は車間制御中(オートクルーズ
中)に体感する加減速の理由が認識できるので、安心感
を得て走行を維持することが可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両走行において
車両状態を運転者に表示する車両状態表示装置に関す
る。特に、表示装置を車両ボンネット先端に配置し、大
幅な視線の変更なく車両状態を運転者に認識させる車両
状態表示装置に関する。本発明は、オートクルーズシス
テム、車間距離制御システム、速度超過警報装置等に適
用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者に車両の制御状態を表
示する表示装置がある。例えば、特開2001−138
844号公報に開示の走行制御装置がある。これは、車
間距離制御ユニットによって、前方車両との車間距離を
一定に維持するように制御するとともに、その制御状態
を運転パネル上のランプで表示するものである。例え
ば、車間距離一定制御がオンの場合はランプを点灯さ
せ、オフの場合は消灯させる。又は、前方車両をレーダ
で捕捉した場合に所定のランプを点灯させ、捕捉してい
ない場合には消灯させる。運転者に車両に搭載されたシ
ステムの制御状態を表示するので、より安全な走行が可
能としている。
【0003】又、他に特開2000−242897号公
報に開示の情報表示装置がある。これは、運転者前面の
インスツルパネル上面に、運転席を中心として放射状に
複数の発光体列を配置し、その放射列の一つを発光させ
ることにより、車両前方の障害物方向を表示したり、進
むべき進路を表示することを特徴としている。又、前方
の物体情報、前方車両との相対速度情報、又、道路案内
情報に基づいて、その発光体の発光方法、発光色を様々
に変更して、運転者に効率よく視認させることも特徴と
している。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上記両従
来例とも、その表示手段であるランプ、又は発光体は運
転者前面のインスツルパネル内にある。即ち、この表示
手段を視認するためには運転者は視線移動する必要があ
り、視線移動の間は必ずしも安全な走行が保証されるも
のではない。特に、高速走行においてはその危険性が増
大するという問題がある。又、上記従来例では、表示手
段が運転者前面のインスツルパネル内にあるため、例え
ば、後方車両が追従制御中の場合、先行車両の運転者は
後方車両が追従制御に入っているか否かは、判断できな
い。即ち、後方車両の制御状態は全く把握することがで
きない。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は走行状態、及び/又
は制御状態等の車両状態をボンネット上に設けた表示手
段で表示することにより、運転者に視線移動なく車両状
態を知らせることである。そして、それにより走行の安
全性を向上させることである。又、同時に、その表示手
段を先行車両の運転者にも視認可能とすることにより、
相互の安全性をより高めることである。又、表示手段の
表示方法を、複数、及び/又はカラー表示とすることに
より、より多くの車両状態の意味を運転者に知らせるこ
とである。それにより、更に安全性を向上させることで
ある。尚、上記目的は、個々の発明が個々に達成する目
的であって、個々の発明が全ての上記の目的を達成する
ものと解釈されるべきではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
表示装置は、車両状態を運転者に表示する車両用表示装
置であって、走行状態検出手段と制御状態検出手段と、
車両ボンネット前方に設置され走行状態検出手段の検出
結果、及び/又は制御状態検出手段の検出結果を表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする。又、請求項2
に記載の車両用表示装置は請求項1に記載の車両用表示
装置であって、表示手段は、発光体、及び/又は可動体
からなることを特徴とする。
【0007】又、請求項3に記載の車両用表示装置は請
求項2に記載の車両用表示装置であって、発光体、及び
/又は可動体は車両ボンネット上に複数配置されること
を特徴とする。又、請求項4に記載の車両用表示装置は
請求項2に記載の車両用表示装置であって、発光体、及
び/又は可動体は車両ボンネット上に左右に列状配置さ
れることを特徴とする。又、請求項5に記載の車両用表
示装置は請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車
両用表示装置であって、表示手段は走行状態検出手段の
結果、及び/又は前記制御状態検出手段の結果をカラー
表示することを特徴とする。又、請求項6に記載の車両
用表示装置は請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載
の車両用表示装置であって、走行状態検出手段は車両の
加減速を検出し、制御状態検出手段は車間制御の制御状
態を検出することを特徴とする。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の車両用表示装
置によれば、走行状態検出手段が車両の走行状態を検出
する。走行状態検出手段とは、例えば速度センサ、加速
度センサ等であり、これらによって車速、加速状態、減
速状態を検出する。又、制御状態検出手段が車両に搭載
された制御装置の制御状態を検出する。制御装置とは、
例えば追従制御装置、オートクルーズ制御装置、障害物
検出装置等である。そして、車両ボンネット前方に設置
された表示手段が、この走行状態検出手段の検出結果、
及び/又は制御状態検出手段の検出結果を表示する。検
出結果がボンネット上に表示されるので、運転者は視線
移動することなく前方を見ながら自車の車両状態を認識
することができる。例えば、前方車両の追従制御に入っ
たことを前方車両を見ながら認識することができる。即
ち、安全性が向上される。
【0009】又、請求項2に記載の車両用表示装置は請
求項1に記載の車両用表示装置であって、表示手段を発
光体、及び/又は可動体としている。発光体、及び/又
は可動体であれば、より視認性よく表示の意味を認識す
ることができる。よって、より確実に車両状態を運転者
に認識させることができる。尚、この場合表示手段は、
発光体であってもよいし、可動体であってもよい。又、
発光体であって且つ可動体であってもよい。発光と可動
の両者を組み合わせてもよい。更に、視認性を向上させ
ることができる。
【0010】又、請求項3に記載の車両用表示装置は請
求項2に記載の車両用表示装置であって、発光体、及び
/又は可動体は車両ボンネット上に複数配置される。複
数であれば、より多くの車両状態を表示することができ
る。例えば、走行状態検出手段を障害物検出手段とし、
発光体、及び/又は可動体をボンネット左角部、中央
部、右角部に設ける。例えば、障害物検出手段が右前方
に障害物を検出した場合は、右角部の発光体、及び/又
は可動体を駆動する。このようにすれば、右方向に障害
物が存在することをいち早く運転者に表示することがで
きる。
【0011】又、請求項4に記載の車両用表示装置は請
求項2に記載の車両用表示装置であって、発光体、及び
/又は可動体は車両ボンネット上に左右に列状配置され
ている。列状に配置すれば、走行状態検出手段、及び/
又は制御状態検出手段の検出結果をその結果に応じてア
ナログ的に表示することができる。例えば、加速中であ
れば、その加速度の大きさに比例した数の発光体、及び
/又は可動体を駆動する。これにより、運転者は車両状
態をよりアナログ的に直感的に認識することができる。
【0012】又、請求項5に記載の車両用表示装置は請
求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用表示装
置であって、表示手段は走行状態検出手段の結果、及び
/又は前記制御状態検出手段の結果をカラー表示してい
る。検出結果をカラー表示すれば、更に多くの車両状態
の意味を表示することができる。又、カラー表示は、運
転者の注意を更に喚起することができる。よって、更に
安全性を向上することができる。
【0013】又、請求項6に記載の車両用表示装置は請
求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の車両用表示装
置であって、走行状態検出手段は車両の加減速を検出
し、制御状態検出手段は車間制御の制御状態を検出して
いる。これにより、運転者は車間制御(オートクルーズ
制御)中か否かを判断することができる。又、走行状態
検出手段が車両の加減速を検出しそれを表示すれば、運
転者はオートクルーズ制御中における加減速であること
が認識できる。即ち、従来はオートクルーズ中に車両が
自動的に減速、加速すると運転者は不安を感じたが、本
発明によればその制御状態を認識することができるの
で、不安なく走行することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施例)図1に、本発明の
車両用表示装置を示す。図は、システム構成図である。
本発明の車両用表示装置は、走行状態検出手段の1例で
ある加速度センサ10、車間制御、オートクルーズ制御
等の制御状態検出手段である制御センサ20、車両位置
を検出するGPS装置25、CPU30、プログラムが
書かれたROM40、作業領域であるRAM50、I/
Oインターフェース60、そしてI/Oインターフェー
ス60に接続された表示手段である表示器70から構成
される。CPU30は、ROM40内に書かれたプログ
ラムに従って、例えば加速度センサ10、制御センサ2
0の状態を内部バスを介して読み、その結果をI/Oイ
ンターフェース60を介して表示器70(例えば、LE
D)に表示する構成である。又、この表示器70の配置
図を図2に示す。本発明は、この表示器70を図に示す
ようにボンネット5上に配置することが特徴である。こ
の配置により、運転者は大幅に視線変更することなく、
前方を視認しながら、即ちフロントガラスを透して自車
の走行状態、及び制御状態をも認識することができる。
【0015】次に、図3のフローチャートを用いて上記
構成の車両用表示装置の動作を説明する。本発明の車両
用表示装置は、例えばエンジン始動と同時にステップs
100から開始する。尚、この実施例では表示器70と
しては発光体である例えばフルカラーLEDを用いる。
先ず、ステップs100において、初期化のためLED
を消灯する。次にステップs102において、制御セン
サ20の出力を読み先行車両捕捉か否かを判定する。y
es、即ち先行車両捕捉であればステップs103に移
行して、LEDを緑色と青色を交互に点灯させる。これ
により、運転者は先行車両捕捉状態であることが分か
る。そして、ステップs104に移行する。一方、ステ
ップs102においてnoである場合は直ちにステップ
s104に移行し、次に車間制御制御中か否かを判定す
る。これも、制御センサ20の出力データを読むことで
判定される。yes、即ち制御中であればステップs1
05に移行しLEDを緑色に点灯させ、その後ステップ
s106に移行する。noの場合は、直ちにステップs
106に移行する。
【0016】次に、ステップs106では、車間制御シ
ステムが利用可能か否か制御センサ20から読んで判定
する。yesであれば、ステップs107に移行し緑色
に点滅させ、その後ステップs108に移行する。no
であれば、直ちにステップs108に移行する。ステッ
プs108においては、車両が加速中か否か判定する。
これは、加速度センサ10を読むことで判定される。y
esであれば、即ち加速中であればステップs109に
移行して青色に点灯させ、その後ステップs110に移
行する。又、noであれば直ちにステップs110に移
行する。ステップs110では、加速度センサ10より
自車が減速中か否か判定する。yes、即ち減速中であ
ればステップs111に移行し赤色に点灯し、その後ス
テップs112移行する。又、noであれば直ちにステ
ップs112に移行する。
【0017】そして、ステップs112においては、合
流点での減速か否かを判定する。合流点か否かは、GP
S装置25を読むことで判定される。そして、yesで
あればステップs113に移行し黄色を点灯して、ステ
ップs114に移行する。noであれば、直ちにステッ
プs114に移行する。ステップs114では、割り込
み車両があるか否かを判定する。これは、制御センサ2
0に組み込まれた例えばレーダ装置等の他車近接車セン
サで判定する。そして、yesであればステップs11
5に移行し、注意喚起のため赤色点滅させ、その後ステ
ップs116に移行する。noであれば、直ちにステッ
プs116に移行する。そして、最後にステップs11
6において制御センサ20より制御終了か否かを判定す
る。noであれば、再びステップs102に戻り上記ル
ーチンを繰り返す。そしてyesであれば、LED表示
を終了する。本実施例の車両用表示装置は上述のように
動作する。尚、上記フローチャートにおいて、各判定順
序は1例である。ステップs102乃至ステップs11
6は、短時間に繰り返されるので、その判定順序は特に
は問わない。又、その他の車両状態を表示してもよい。
例えば、後続車両との車間距離を検出して、後続車両が
自車を目標として車間制御状態にあることを表示しても
よい。
【0018】上述したように、本実施例の車両用表示装
置は表示手段としてフルカラーLEDがボンネット5上
に配置されるので(図2)、運転者は大幅に視線変更す
ることなく、前方車両を視認しながら自車の走行状態、
及び制御状態を認識することができる。よって、より安
全走行を可能とすることができる。又、カラー表示可能
であるので、運転者は様々な制御情報、走行状態を視認
性よく認識することができる。
【0019】(第2実施例)第1実施例は、ボンネット
上に1個の表示手段を設けて多くの情報を分かりやすく
表示する車両用表示装置の1例であった。本実施例は、
表示手段である表示手段をボンネット5上に複数配置し
て、走行行状態又は制御状態を詳細に運転者に表示する
1例である。第2実施例の表示器70の具体的配置を図
4に示す。本実施例の表示器70であるLEDは、ボン
ネット5の前方左角部、中央部、右角部に3個配置され
る。尚、システム構成は第1実施例の表示器70を複数
とした構成であり、他の構成は同じである。
【0020】次に、図5のフローチャートを用いて第2
実施例の車両用表示装置の動作を説明する。第2実施例
の車両用表示装置は、例えばエンジン始動と同時にステ
ップs200から開始する。尚、この実施例でも表示器
70として発光体である例えばフルカラーLEDを用い
る。先ず、ステップs200において、初期化のためL
EDを消灯する。次にステップs202において、制御
センサ20の出力を読み先行車両捕捉か否かを判定す
る。yes、即ち先行車両捕捉であればステップs20
3に移行して中央部LEDを緑色と青色を交互に点灯さ
せる。これにより、運転者は先行車両捕捉状態であるこ
とが分かる。そして、ステップs204に移行する。一
方、noである場合は直ちにステップs204に移行
し、次に車間制御システムが利用可能か否かを判定す
る。これも、制御センサ20の出力データを読むことで
判定される。yes、即ち利用可能であればステップs
205に移行し中央部LEDを緑色に点滅させ、その後
ステップs206に移行する。noの場合は、直ちにス
テップs206に移行する。
【0021】ステップs206では、車間制御が制御中
か否か制御センサ20から読んで判定する。yesであ
れば、ステップs207に移行し中央部LEDを緑色に
点灯させ、その後ステップs208に移行する。noで
あれば、直ちにステップs208に移行する。ステップ
s208においては、加速中か否か判定する。これは、
加速度センサ10を読むことで判定される。ステップs
208においてyesであれば、即ち加速中であればス
テップs209に移行して中央部LEDを青色に点灯さ
せ、その後ステップs210に移行する。又、noであ
れば直ちにステップs210に移行する。ステップs2
10では、制御センサ20より今度は自車が減速中か否
か判定する。yes、即ち減速中であればステップs2
11に移行し中央部LEDを赤色に点灯し、その後ステ
ップs212移行する。又、noであれば直ちにステッ
プs112に移行する。
【0022】そして、ステップs212においては、合
流点での減速か否かを判定する。合流点か否かは、第1
実施例同様にGPS装置25を読むことで判定される。
そして、yesであればステップs213に移行し、合
流側LEDを黄色に点灯して、ステップs214に移行
する。noであれば、直ちにステップs214に移行す
る。ステップs214では、割り込み車両があるか否か
を判定する。これは、制御センサ20に組み込まれた例
えばレーダ装置等の他車近接車センサで判定する。そし
て、yesであればステップs215に移行し、注意喚
起のため割り込み側LEDを赤色点滅させ、その後ステ
ップs216に移行する。noであれば、直ちにステッ
プs216に移行する。そして、最後にステップs21
6において制御センサ20より制御終了か否かを判定す
る。noであれば、再びステップs202に戻り上記ル
ーチンを繰り返す。そしてyesであれば、上記LED
操作を終了する。第2実施例の車両用表示装置は、例え
ばこのように動作する。
【0023】第2実施例の車両用表示装置は、図4に示
すように表示手段としてフルカラーLEDがボンネット
5の前方左角部、中央部、右角部、合計3個配置される
ので、第1実施例の効果に加えて、より詳細に自車の走
行状態、及び制御状態を認識することができる。よっ
て、より運転者に安心感を与えることができ、安全走行
を補助することができる。
【0024】(第3実施例)第2実施例は、ボンネット
上に3個の表示手段を設けて、より多くの情報を詳細に
分かりやすく表示する車両用表示装置の1例であった。
本実施例は、表示手段である表示器を列状に並べて、走
行状態又は制御状態をアナログ的に運転者に表示する1
例である。第3実施例の表示器70の具体的配置を図6
に示す。本実施例の表示器70であるLEDは、ボンネ
ット5の前方に車幅方向に1列に配置される。尚、シス
テム構成は第1実施例の表示器70を複数に列状とした
構成であり、他の構成は同じである。又、本実施例の車
両用表示装置の動作は、第2実施例の動作(図5のフロ
ーチャート)のステップs208〜ステップs214の
動作を、図7に示すステップs208A〜ステップs2
14Aに置き換えた動作である。従って、ステップs2
00〜ステップs207、ステップs126の動作は省
略する。
【0025】本実施例の車両用表示装置は、ステップs
208Aにおいて、自車が加速中か否か判定する。ye
sであれば、即ち加速中であればステップs209Aに
移行して中央部からその加速度に比例した個数のLED
を青色に点灯させ、その後ステップs210Aに移行す
る。又、noであれば直ちにステップs210Aに移行
する。そしてステップs210Aでは、制御センサ20
を読むことにより、今度は自車が減速中か否か判定す
る。yes、即ち減速中であればステップs211Aに
移行し、中央部からその加速度に比例した個数のLED
を赤色に点灯させ、その後ステップs212Aに移行す
る。又、noであれば直ちにステップs212Aに移行
する。
【0026】ステップs212Aにおいては、次に合流
点での加速抑制か否かを判定する。合流点か否かは、第
2実施例同様にGPS装置25を読むことで判定され
る。そして、yesであればステップs213Aに移行
し、合流側半数のLEDを全て黄色に点灯してステップ
s214Aに移行する。noであれば、直ちにステップ
s214Aに移行する。ステップs214Aでは、割り
込み車両があるか否かを判定する。これは、第2実施例
同様に制御センサ20に組み込まれた例えばレーダ装置
等の他車近接センサで判定する。そして、yesであれ
ばステップs215Aに移行し、注意喚起のため割り込
み側半数のLED全てを赤色点滅させ、その後ステップ
s216(図5)に移行する。noであれば、直ちにス
テップs216(図5)に移行する。第3実施例の車両
用表示装置は上述のように動作する。
【0027】第3実施例の車両用表示装置は、図6に示
すように表示手段としてフルカラーLEDがボンネット
5の前方に車幅方向に列状に配置され、走行状態、制御
状態がアナログ的に表示される。即ち、第1実施例、第
2実施例の効果に加えて、様々な車両情報を更に運転者
の直感に即して表示することができる。よって、更に運
転者に安心感を与えることができ、更に安全走行を補助
することができる。
【0028】(変形例)以上、本発明を表わす1実施例
を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。例え
ば、第1実施例乃至第3実施例において、表示手段であ
る表示器70をLEDで構成したが、これを3原色の3
個のランプとしてもよい。又、図8に示すようにボンネ
ット上に表示器70としてエンブレムを配置し、そのエ
ンブレムにLED、又はランプを内蔵させそのエンブレ
ムが発光するようにしてもよい。更に、そのエンブレム
を可動体として小型パルスモータで駆動してもよい。例
えば、パルスモータを車両ボンネット前方中央部にその
軸が車幅方向と直角になるように配置する。そして、発
光可能なエンブレムをその軸に垂直に取り付ける。この
ように構成すれば、エンブレムは左右に傾斜可能とな
る。例えば、第2実施例では合流側、又は割り込み側の
発光素子を発光させて運転者に注意を促したが、この構
成ではエンブレムを発光させるとともに当該方向にエン
ブレムを傾斜させれば、より確実に運転者にその方向を
知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る車両用表示装置のシステム構
成図。
【図2】第1実施例に係る車両用表示装置の表示器の配
置図。
【図3】第1実施例に係る車両用表示装置の動作を示す
フローチャート。
【図4】第2実施例に係る車両用表示装置の表示器の配
置図。
【図5】第2実施例に係る車両用表示装置の動作を示す
フローチャート。
【図6】第3実施例に係る車両用表示装置の表示器の配
置図。
【図7】第3実施例に係る車両用表示装置の動作を示す
フローチャートの一部。
【図8】変形例に係る車両用表示装置の表示器の説明
図。
【符号の説明】
5…ボンネット 10…加速度センサ 20…制御センサ 25…GPS装置 30…CPU 40…ROM 50…RAM 60…I/Oインターフェース 70…表示器
フロントページの続き (72)発明者 内山 祐司 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 白木 伸征 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 3D044 BA20 BA21 BA26 BA27 BB01 BC21 BD01 3K039 LB03 LC05 LD06 MB01 MB10 QA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌状態を運転者に表示する車輌用表示装
    置であって、 走行状態検出手段と、 制御状態検出手段と、 車両ボンネット前方に設置され、前記走行状態検出手段
    の検出結果、及び/又は前記制御状態検出手段の検出結
    果を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする車輌用表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、発光体、及び/又は可動
    体からなることを特徴とする請求項1に記載の車輌用表
    示装置。
  3. 【請求項3】前記発光体、及び/又は可動体は、前記車
    輌ボンネット上に複数配置されることを特徴とする請求
    項2に記載の車輌用表示装置。
  4. 【請求項4】前記発光体、及び/又は可動体は、前記車
    輌ボンネット上に左右に列状配置されることを特徴とす
    る請求項2に記載の車輌用表示装置。
  5. 【請求項5】前記表示手段は、前記走行状態検出手段の
    結果、及び/又は前記制御状態検出手段の結果をカラー
    表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
    か1項に記載の車輌用表示装置。
  6. 【請求項6】前記走行状態検出手段は車両の加減速を検
    出し、前記制御状態検出手段は、車間制御の制御状態を
    検出することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れ
    か1項に記載の車両用表示装置。
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