JP2003275613A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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JP2003275613A
JP2003275613A JP2002082957A JP2002082957A JP2003275613A JP 2003275613 A JP2003275613 A JP 2003275613A JP 2002082957 A JP2002082957 A JP 2002082957A JP 2002082957 A JP2002082957 A JP 2002082957A JP 2003275613 A JP2003275613 A JP 2003275613A
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JP
Japan
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vibration
pipe
crushing device
grinder
garbage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002082957A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Takara
佳充 高良
Hiroyuki Yamada
弘幸 山田
Masanobu Nakada
正信 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕装置の振動を排水管へ伝達させない内面
平滑な振動吸収可能な粉砕装置を提供する。 【解決手段】 粉砕装置に取り付けている排水管を2重
構造にしてディスポーザの振動を吸収するとともに、内
面が平滑であるため、厨芥の残留もない。さらに2重構
造の配管を弾性体で接続したり、2重構造の配管をOリ
ングで摺動させることで防振効果を上げるとともにシー
ル性も確保でき、厨芥が残留せずに防振効果が確保でき
る。さらに内面が平滑であるため排水性が向上され、厨
芥も残らないために悪臭などの衛生面での問題も発生し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭から発生する
生ゴミ等を粉砕する粉砕装置であって、特に粉砕装置か
らの振動が排水管へ伝達しないようにする粉砕装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】家庭等から発生する生ゴミ等を粉砕する
ディスポーザーのような粉砕装置は、粉砕によって生ゴ
ミ等を細かくして排出するため、粉砕時に振動が発生
し、さらに発生した振動が排水管に伝達してしまうとい
った課題があり、従来より種々の対策が講じられてき
た。例えば、特開2000-167428、特開平5-118065号に見
られるものは、粉砕された厨芥の詰まりをある程度防い
だり、また詰まったとしても厨芥の取り出しを容易にし
つつ、粉砕装置の振動が排水管へ伝達するのを低減する
ことができた。図6に従来技術の1実施例を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、振動を軽減することはできても、例えば蛇腹部
を設けた方法では、蛇腹のくぼみ部に厨芥が滞留して防
振効果を阻害する可能性が高く、長期使用した場合の防
振効果が低減されてしまう問題があった。また、蛇腹の
くぼみ部に溜まった厨芥が腐敗して悪臭がシンクの排水
口から上がってくるなど衛生面での問題もあった。
【0004】さらに、排水管の内面が平滑でないため排
水性を阻害するなどの問題もある。これについては、内
面平滑な可撓管を用いる方法が考えられるが、厨芥の滞
留は妨げられても、十分な防振性能を得られない可能性
もある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、厨芥の配管への残留を防
ぎつつ、防振効果を確保できる粉砕装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、シンクの下に設けて厨芥を粉砕する粉砕
装置において、粉砕装置からの排水管の途中に、一方が
他方に対し可動に挿入された少なくとも2重以上の管路
で構成した防振手段を設けるようにした。これにより、
管路同士が可動することで粉砕装置側の排水管が自由に
振動することとなり、防振手段以降の排水管に粉砕装置
の振動が伝達することが可能となる。また、内面平滑な
配管の利用が可能であるため、粉砕物が滞留しない構造
とすることが可能となる。
【0007】また、請求項2では、少なくとも2重以上
の管路の外部を弾性体で接続するようにした。管路同士
が粉砕装置からの振動で接触するような場合であって
も、弾性体で吸収されるため、請求項1に加え、さらな
る防振効果がえられる構造とすることができる。
【0008】また、請求項3は、管路同士の間に摺動可
能に弾性体を設けるようにした。管路同士を弾性体で摺
動させることで横方向の振動を弾性体が吸収し、防振効
果が改善されると同時に、さらにシール性が確保される
構造となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】粉砕装置にOリングシールされ上
下左右に自由度のあるワンタッチ式クリップで取り付け
られている排水管の端部とUトラップの片側が重なり合
うように、排水管の端部がUトラップの内面まで挿入さ
れ、排水管の外周とUトラップの内面とが接触すること
なく重なり合う2重構造を有している。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
【0011】図1において、粉砕装置1をシンクの下に
取り付け、粉砕した厨芥を排出する粉砕装置1の排出口
に排水管2を具備している。
【0012】図2において、本発明は排水管2がUトラ
ップ4と接触することなしに重なり合う2重構造となっ
ているため、Uトラップ4以降の排水管が剛性をもった
部材で構成されていても粉砕装置の振動が排水管の重な
り合う部位で吸収される。また、厨芥と接触する部位が
配管であるため内面平滑が保たれ厨芥が残留することも
ない。
【0013】図3において、排水管2とUトラップ4を
弾性体3で接続することで、上下方向の振動に対してさ
らなる防振効果を上げることが出来る。さらに、排水部
の内面が平滑であるため厨芥の残留がなく、かつ排水性
を阻害することもない。また、図4は弾性体の1実施例
を示す。
【0014】図5において、排水管2の下部と重なり合
うUトラップがOリング5などの弾性体で接触摺動し、
横方向の振動に対してさらなる防振効果を上げるととも
にシール性が確保でき汚水が配管の外に漏れることもな
い。さらに、排水部の内面が平滑であるため厨芥の残留
がなくかつ排水性を阻害することもない。
【0015】また、排水管2は粉砕装置とOリングシー
ルされ、上下左右に微動可能なワンタッチ式クリップ6
を採用しているため、施工性の向上とともに防振性能の
向上も可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成により、次の効果を発
揮する。請求項1では、シンクの下に設けて厨芥を粉砕
する粉砕装置において、前記粉砕装置からの排水管の途
中に、一方が他方に対し可動に挿入された少なくとも2
重以上の管路で構成した防振手段を設けたことにより、
排水管への振動が大幅に低減でき、騒音や振動あるいは
振動による配管の破損などがない。さらに厨芥と接触す
る部位が内面平滑な配管であるため、厨芥が滞留しない
ので防振効果が阻害されることもなく、悪臭の問題など
の衛生面でも効果がある。
【0017】請求項2は、少なくとも2重以上の管路の
外部を弾性体で接続したことで、振動をさらに吸収する
とともに、重なり合う配管部分のシール性が確保でき、
汚水が配管の外に漏れることもない。さらに厨芥と接触
する部位が内面平滑な配管であるため、厨芥が滞留しな
いので防振効果が阻害されることもなく、悪臭の問題な
どの衛生面でも効果がある。
【0018】請求項3は、少なくとも2重以上の管路同
士の間に摺動可能に弾性体を設けたことで横方向の振動
を弾性体が吸収し、防振効果がさらに改善される構造と
なっている。また、重なり合う配管部分のシール性が確
保でき、汚水が配管の外に漏れることもない。さらに厨
芥と接触する部位が内面平滑な配管であるため、厨芥が
滞留せずに防振効果が阻害されず、悪臭の問題などの衛
生面でも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスポーザへのセット図である。
【図2】本発明の防振部詳細を示す実施図である。
【図3】本発明の防振部詳細を示す実施図である。
【図4】本発明の防振部詳細を示す実施図である。
【図5】本発明の防振部詳細を示す実施図である。
【図6】従来技術の1実施例である。
【符号の説明】
1…粉砕装置、2…排水管、3…弾性体、4…Uトラッ
プ、5…Oリング、6…くぼみ部、7…ワンタッチ式ク
リップ
フロントページの続き (72)発明者 仲田 正信 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D061 BA04 BC16 BG04 DA03 DD03 DE01 DE23 4D065 DD30 EB17 ED41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクの下に設けて厨芥を粉砕する粉砕
    装置において、前記粉砕装置からの排水管の途中に、一
    方が他方に対し可動に挿入された少なくとも2重以上の
    管路で構成した防振手段を設けたことを特長とする粉砕
    装置。
  2. 【請求項2】 前記防振手段において、前記少なくとも
    2重以上の管路の外部を弾性体で接続したことを特長と
    する請求項1の粉砕装置。
  3. 【請求項3】 前記防振手段において、前記少なくとも
    2重以上の管路同士の間に摺動可能に弾性体を設けたこ
    とを特長とする請求項1、2の粉砕装置。
JP2002082957A 2002-03-25 2002-03-25 粉砕装置 Pending JP2003275613A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004068294A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Aichi Electric Co Ltd 厨芥処理装置
JP2005308110A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスポーザー用排出管継手
JP2018095987A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 大王製紙株式会社 セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法
CN109252569A (zh) * 2018-09-26 2019-01-22 汪光宏 一种节能环保家用粉碎排水管

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JP2018095987A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 大王製紙株式会社 セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法
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