JP2003275554A - 水処理装置、及び水処理ユニット - Google Patents

水処理装置、及び水処理ユニット

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JP2003275554A
JP2003275554A JP2002076325A JP2002076325A JP2003275554A JP 2003275554 A JP2003275554 A JP 2003275554A JP 2002076325 A JP2002076325 A JP 2002076325A JP 2002076325 A JP2002076325 A JP 2002076325A JP 2003275554 A JP2003275554 A JP 2003275554A
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JP
Japan
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water
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water treatment
air
diameter part
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JP2002076325A
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English (en)
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Masayoshi Yamane
正義 山根
Kunio Ogawa
国男 小川
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EAGLE JAPAN KK
YAMANE NOBOKUJO KK
Original Assignee
EAGLE JAPAN KK
YAMANE NOBOKUJO KK
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  • Hydroponics (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成かつ低コストで、溶存酸素を効果的
に向上できる水処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の水処理装置は、水が流れる配管に
沿って装着可能な本体部2を備え、この本体部2には、
水の流れる方向に沿って、順に小径部3a、拡径部3
b、大径部3cが形成されており、拡径部3cには、外
部から空気を取り込むように、空気流入孔5が形成され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水に対して酸素供
給を行なう(エアレーションを行なう)水処理装置、及
びそのような水処理装置を有する水処理ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、水耕栽培、養殖、酪農、各種機械
の保守及び洗浄等、様々な分野で、エアレーションを行
なうための装置が活用されている。従来、このようなエ
アレーションを行なう装置としては、貯留タンクに水を
溜めておき、エアレーションポンプやブロワー等によっ
て、散気管を通じて気泡を発生させ酸素を混入させる方
式、或いは、ポンプ等による噴射、高所からの落下、水
面を回転羽等によって叩く等、空気との接触面を大きく
して酸素を取り込む方式など、様々な方式が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たいずれの方式も、貯水タンクや、各種の駆動機構を駆
動するための駆動手段等、様々な機械設備等が必要とさ
れ、装置自体の費用、建設費用が高価になってしまうと
共に、そのランニングコストや保守管理費用も高騰する
という問題がある。また、設備が大掛かりな割には酸素
の含有量(溶存酸素)も少なく(5〜6ppm程度)、
水の改質という面においては、充分な効果が得られてい
ないのが現状である。
【0004】本発明は、上記した問題に基づいてなされ
たものであり、簡易な構成かつ低コストで、溶存酸素を
効果的に向上できる水処理装置、及びそのような水処理
装置を有する水処理ユニットを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る水処理装置は、水が流れる配管に
沿って装着可能な本体部を備え、この本体部には、水の
流れる方向に沿って、順に小径部、拡径部、大径部が形
成されており、前記拡径部には、外部から空気を取り込
むように、空気流入孔が形成されていることを特徴とす
る。
【0006】このような構成によれば、通常の水が流れ
る配管経路に対し、それを分岐させて本体部を設置する
か、或いは配管経路にそのまま本体部を設置することが
可能となる。この場合、本体部を流れる水は、小径部に
おいて高圧状態にされ、拡径部を介して大径部に流出す
る際に、単位体積あたりの圧力が急激に低下することか
ら、この境界領域では、外部から空気を取り込み易い状
態となる。従って、この拡径部に空気流入孔を形成して
おくことで、水に容易に酸素を溶け込ませ易くなる。
【0007】また、上記した目的を達成するために、本
発明に係る水処理ユニットは、水が流れる配管に沿って
装着可能であり、水の流れる方向に沿って、順に小径
部、拡径部、大径部を具備すると共に、前記拡径部に外
部から空気を取り込むように形成された空気流入孔を具
備した本体部と、この本体部の上流側及び/又は下流側
に配設され、流れる水を活性化するための活水器とを有
することを特徴とする。
【0008】このような構成では、本体部において、上
述したように、水に容易に酸素を溶け込ませ易くなる。
そして、この本体部に流れ込む水を、予め活水器を介し
て活性化しておくことで、水を構成する分子集合体(ク
ラスター)が、より小さい状態に改質されているため、
酸素と結合し易い状態になっており、その溶存酸素を、
更に容易に向上することが可能となる。或いは、本体部
から流出する水は、上述したように溶存酸素が向上(微
細な空気の泡が多数混入)していることから、このよう
な水を、活水器を介して活性化することで、更にその改
質効果(活水器の性能)を高めることが可能となる。
【0009】なお、ここでの活水器とは、水のクラスタ
ーの結合を断ち切り、より小さなクラスターとなるよう
に改質できるもの(このような水の改質を「活性化」と
定義する)であれば良く、その構成については特に限定
されることはない。例えば、遠赤外線効果を利用するも
の、磁場効果を利用するもの等、様々な構成を有する活
水器を適用することが可能である。
【0010】また、上述したような水処理装置や、水処
理ユニットは、単に水が通過する給水経路に設置しても
良いが、養殖、浴場、プール等、水を循環させる場合で
は、循環給水経路に設置することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施形
態について、添付図面を参照しながら具体的に説明す
る。図1は、本発明に係る水処理装置の一実施形態を示
す斜視図であり、図2は、その断面図である。
【0012】水処理装置1は、通常の水の供給が行なわ
れる配管経路に対して配設可能な本体部2を備えてお
り、その内部には、水が通過する流通路が形成されてい
る。この場合、本体部2は、そのまま配管に接続できる
ように構成しておくことが好ましく、本体部2の両端外
周には、配管に同軸状にそのまま介在、設置できるよう
に、配管に接続される結合ネジ2aが形成されている。
【0013】前記流通路は、好ましくは断面が円形状と
なるように形成されており、この流通路は、水の流通方
向に沿って、順に小径部3a、拡径部3b、大径部3c
を備えて構成されている。そして、拡径部3bには、外
部から空気を取り込むための空気流入孔5が形成されて
いる。この場合、空気流入孔5は、拡径部3bのいずれ
かの場所に形成されていれば良く、複数個所形成してお
いても良い。
【0014】各部分における径は、要求される溶存酸素
量によって適宜変形することが可能であるが、例えば、
小径部3aは、大径部3cに対して、0.1〜10%、
好ましくは0.5〜5%程度としておき、拡径部3bに
おける水流方向に対する拡径角度θは、40〜50度程
度にしておくことが好ましい。また、空気流入孔5は、
小径部3aの3〜7倍程度の径にしておくことが好まし
い。
【0015】上記したような水処理装置1の構造によれ
ば、小径部3aにて高圧状態にされた水は、拡径部3b
を介して大径部3cに流出する際に、単位体積あたりの
圧力が急激に低下するため、この境界領域において、外
部から空気を取り込み易い状態となっている。従って、
拡径部3bに空気流入孔5を形成しておくことで、水に
対して容易に酸素を溶け込ませることが可能となる。
【0016】なお、上記した構成においては、空気流入
孔5に対して、エアポンプ7によって強制的に空気を送
り込むようにすることが好ましく、これにより、更に溶
存酸素の量を向上することが可能となる。また、本体部
2の下流側に吸引ポンプ(図示せず)を接続すること
で、小径部から大径部に、強制的に水が吸引されること
から、より効果的に溶存酸素の量を向上することが可能
となる。
【0017】上記した構成の水処理装置によれば、溶存
酸素を7ppm以上にすることが可能となり、更にエア
ポンプを接続したり、吸引ポンプを接続することで、更
に溶存酸素を高めることが可能となる。また、上記した
構成によれば、水を溜める貯水設備を設けたり、水を攪
拌したり、高所に汲み上げる等の、各種の駆動手段を設
ける必要が全く無く、単に、流水経路に沿って配設する
だけの簡易な構成であることから、装置自体が低コスト
で、しかもランニングコストや保守管理費用も安くな
る。また、簡易な構成であることに加え、効果的に溶存
酸素を向上することが可能となる。
【0018】上述した水処理装置1は、更に、通常の活
水器と組み合わせて、水処理ユニットを構成すること
で、その活水器が有する性能をより効果的に発揮させる
ことが可能となる。
【0019】例えば、図3(a)に示す水処理ユニット
10は、水処理装置1の下流側に加圧式の活水器を設置
したものである。上述したように、本体部2から流出す
る水は、すでに溶存酸素が向上(微細な空気の泡が多数
混入)した状態となっていることから、このような水
を、活水器を介して活性化することで、更にその改質効
果を高めることが可能となる。
【0020】或いは、図3(b)に示す水処理ユニット
20は、水処理装置1の上流側に加圧式の活水器を設置
したものである。通常、活水器を通過した水は、分子集
団(クラスター)がより小さい状態に改質されているこ
とから、酸素と結合し易い状態になっており、そのよう
な水を、更に水処理装置1に通過させることにより、溶
存酸素をより向上することが可能となる。
【0021】上述したような水処理装置、及び水処理ユ
ニットは、農業、水産業、酪農業を始めとして、水処理
が必要とされる各種の用途に適用することが可能であ
り、しかも、既存の配管設備に対して、容易に組み込む
ことが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡易な
構成かつ低コストで、溶存酸素を効果的に向上できる水
処理装置、及びそのような水処理装置を有する水処理ユ
ニットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水処理装置の一実施形態を示す斜
視図。
【図2】図1に示す水処理装置の断面図。
【図3】(a)は、本発明に係る水処理ユニットの第1
の実施形態を示す概略ブロック図、(b)は、第2の実
施形態を示す概略ブロック図。
【符号の説明】
1 水処理装置 2 本体部 3a 小径部 3b 拡径部 3c 大径部 5 空気流入孔 7 エアポンプ 10,20 水処理ユニット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/48 C02F 1/48 A Fターム(参考) 2B104 EB14 EB18 2B314 MA23 PA08 4D037 AA01 AA09 BA17 4D061 DA01 DA06 DA07 DB06 EA17 FA20 4G035 AB05 AC14 AE13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が流れる配管に沿って装着可能な本体
    部を備え、 この本体部には、水の流れる方向に沿って、順に小径
    部、拡径部、大径部が形成されており、 前記拡径部には、外部から空気を取り込むように、空気
    流入孔が形成されていることを特徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記空気流入孔に、空気を供給するよう
    にエアポンプが接続されることを特徴とする請求項1に
    記載の水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記本体部の下流側には、本体部を通過
    する水を吸引するように吸引ポンプが接続されることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記拡径部は、その拡径角度が水流方向
    に対して40〜50度に設定されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載の水処理装置。
  5. 【請求項5】 前記本体部には、水が流れる配管に対し
    て同軸状に装着できるように装着手段が形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の水処理装置。
  6. 【請求項6】 水が流れる配管に沿って装着可能であ
    り、水の流れる方向に沿って、順に小径部、拡径部、大
    径部を具備すると共に、前記拡径部に外部から空気を取
    り込むように形成された空気流入孔を具備した本体部
    と、 この本体部の上流側及び/又は下流側に配設され、流れ
    る水を活性化するための活水器とを有することを特徴と
    する水処理ユニット。
  7. 【請求項7】 前記空気流入孔に、空気を供給するよう
    にエアポンプが接続されることを特徴とする請求項6に
    記載の水処理ユニット。
  8. 【請求項8】 前記本体部の下流側には、本体部を通過
    する水を吸引するように吸引ポンプが接続されることを
    特徴とする請求項6又は7に記載の水処理ユニット。
  9. 【請求項9】 前記本体部に形成される拡径部は、その
    拡径角度が水流方向に対して40〜50度に設定されて
    いることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に
    記載の水処理ユニット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025729A1 (ja) * 2003-09-12 2005-03-24 Yamane-Noubokujo Inc. 水処理装置及びこれを用いた水処理ユニット、養液栽培装置、養液栽培方法、養液栽培プラント
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