JP2003275356A - ゴルフティ - Google Patents
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
破損を防ぐことができるゴルフティを提供する。 【解決手段】 筒状の本体1と、差込部4が下端部に形
成されている差込ピン体2と、下端部が差込ピン体2に
固定され、上端部が本体1に相対移動可能に挿通されて
いる連結ピン8と、本体1の内部に配置され、差込ピン
体2に結合する方向に本体1を付勢するスプリング7
と、を備えている。ゴルフボールを打撃した瞬間、本体
1は、差込ピン体2から離れ、差込ピン体2に対してゴ
ルフボールの進行方向に折れ曲る。その後、本体1は、
弾性を有する連結ピン8及びスプリング7の復元力によ
り、差込ピン2の上部に係合した状態に戻る。
Description
機能を持つゴルフティに関する。
ンドから始まる。この時、ティグラウンドに、ゴルフテ
ィを刺し込み、その上面にゴルフボールを置いて、この
ゴルフボールをドライブシヨットする。
上面にゴルフボールを戴せられるように凹んでおり、下
部はとがっていて地面に刺し込めるようになっている。
このゴルフティは、木やプラスチック等の非弾力的で硬
質な材質で形成されており、ゴルファーの身長やゴルフ
クラブの種類により適当な高さのものが選択使用され
る。
成されている関係で、ゴルフグラブでゴルフボールを打
った瞬間、グラブヘッドから衝撃を受けると、これによ
り折れていまし、その消耗が多く、はなはだしい場合に
は、遠くに跳ね飛ばされて紛失する場合もあるという課
題がある。
フボールの進路に大きな影響を与えてしまう。具体的
に、ゴルフボールの進路は、ゴルフボールが打たれる瞬
間、ゴルフボールとゴルフティ上面との摩擦による抵抗
や、ゴルフティが折れる場合の折れる形態やその折れる
方向等、の影響を受ける。このため、意図する方向にゴ
ルフボールを飛ばすことができないし、軽快な打撃が成
されないという課題もある。
に、ゴルフグラブによるゴルフボールの打撃と同時に、
ゴルフティの上段部が折曲するようにして、打撃時の衝
撃による破損や、ゴルフボールの進路への影響を小さく
するものが提案されている。
改良されたゴルフティであっても、折曲方向が一定で、
打撃時の衝撃を十分に吸収できないという問題点があ
る。さらに、折曲方向を打撃方向に合わせて正確に地面
に刺し込まなければならない上に、折曲してしまったゴ
ルフティは、手を使って元の状態に戻さなければなら
ず、甚だ使い勝手が悪いという問題点もある。
題点を解消するためになされたもので、その目的は、ゴ
ルフボールの打撃時に、ゴルフボールに対する抵抗を最
小化し、軽快に打撃できるようにして、飛距離を伸ばす
ことができるゴルフティを提供することである。
の打撃に、跳ね飛ばされたり破損してしまうことを防止
することができるゴルフティを提供することである。
際や再度使用する際の面倒な作業がなく、使い勝手を良
くすることができるゴルフティを提供することである。
成するため、筒状を成し、筒の上面が筒の中心軸側に向
かうに連れて下降しているボール載せ面が形成され、筒
の内周面の一部に内側に向かって突出した係止あご部が
形成されている本体と、上端部が前記本体の下端部に着
脱可能に差し込まれ、下端部に先端が尖っている差込部
が形成され、上端から下端側へ長い結合穴が形成され、
該上端部であって前記本体の下端部に差し込まれない部
分に外周側に突出した鍔部が形成され、該鍔部に環孔が
形成されている差込ピン体と、筒状の前記本体内であっ
て、前記係止あご部を基準にして該本体の上端側に収納
されているスプリングと、筒状の前記本体内を通って前
記差込ピン体の前記結合穴に差し込まれ、下端部が該結
合穴に固定され、上端部に、前記本体の前記係止あご部
との間で前記スプリングを挟み込むためのピンヘッドが
形成され、可撓性及び弾性を有する材質で形成された結
合ピンと、を備えていることを特徴とするゴルフティを
提供する。
を有し、筒の上面が筒の中心軸側に向かうに連れて下降
しているボール載せ面が形成され、該貫通孔の内周面の
一部に内側に向かって突出した係止あご部が形成されて
いる本体と、上端部に前記本体の下端部が着脱可能に係
合する係合部が形成され、下端部に先端が尖っている差
込部が形成され、上端から下端側へ長い結合穴が形成さ
れている差込ピン体と、前記本体の貫通孔内であって、
前記係止あご部を基準にして該本体の上端側に収納され
ているスプリングと、前記本体の貫通孔内を通って前記
差込ピン体の前記結合穴に差し込まれ、下端部が該結合
穴に固定され、上端部に、前記本体の前記係止あご部と
の間で前記スプリングを挟み込むためのピンヘッドが形
成され、可撓性及び弾性を有する材質で形成された結合
ピンと、を備えていることを特徴とするゴルフティを提
供する。
体の前記係合部の下端に外周方向に突出して前記本体の
下端面を受ける鍔部を形成し、該鍔部に、該鍔部の外面
のうちのいずれかの箇所から他の箇所へ貫通する環孔を
形成してもよい。
フボールを打撃した瞬間に、本体が差込ピン体から離
れ、差込ピン体に対してゴルフボールの進行方向に急激
に折れ曲る。このとき、本体は、差込ピン体から離れる
が、差込ピン体に固定されている連結ピンにより、差込
ピン体に対する相対移動距離が規制される。
有する連結ピン及びスプリングの復元力により、元の位
置、つまり差込ピンの上部に係合した状態に戻る。
材料で形成してもよい。このように本体を透明にする
と、スプリングや結合ピンも透視でき、仮に、スプリン
グ等を各種色で塗装した場合には、多様なデザインを提
供することができ、消費者の購買意欲を増やすことがで
きる上に、当該ゴルフティの機能を肉眼で直接確認でき
るので、機能に対する信頼感を消費者に与えることがで
きる。
いて、図面を參照してさらに詳細に説明すると次の樣で
ある。
は、図1〜図3に示すように、筒状の本体1と、この本
体1の下部に着脱可能に差し込まれる差込ピン体2と、
筒状の本体1内に配置されるスプリング7と、本体1か
ら差込ピン体2が完全に分離してしまうのを防ぐ連結ピ
ン8と、を備えている。
れ、一方の端部である上端部が筒の中心軸側に向かうに
連れて次第に他方の端部である下端部側に凹んでいるボ
ール載せ面3が形成されている。さらに、本体1の下端
部側の内周面には、内側に向かって突出した係止あご部
6が形成されている。差込ピン体2は、一方の端部であ
る上端部に、本体1の貫通孔に下方から着脱可能に嵌り
込む嵌込み部14が形成され、他方の端部である下端部
に、下方に向かうに連れて外径が次第に小さくなる円錐
状の差込部4が形成され、嵌込み部14の僅かに下側に
外周側に突出した鍔部11が形成されている。また、嵌
込み部14の上面の中心から、差込ピン体2の下端側へ
長い結合穴5が形成されている。
て、係止あご部6を基準にして、本体の上端側に収めら
れる。また、本体1の貫通孔内であって、係止あご部6
を基準にして、本体の下端側には、差込ピン体2の嵌込
み部14が着脱可能に嵌り込む。すなわち、本体1の係
止あご部6は、その上面がスプリング7の下端を支持
し、その下面が差込ピン体2の上限位置を規制してい
る。但し、現実には、図3に示すように、本体1の下面
が、差込ピン体2の鍔部11の上面に接しており、この
本体1の下面が差込ピン体2の上限位置を定めているこ
とになる。
ピン本体よりも外径が大きく且つ本体1の貫通孔の内径
とほぼ同じ外径のピンヘッド部9が形成されている。こ
の連結ピン8は、本体1の上方から本体1の貫通孔内に
挿通され、さらに差込ピン体2の結合穴5に差し込まれ
ている。連結ピン8の下端部は、この差込ピン体2の結
合穴5に接着剤等で固定されている。このように、連結
ピン8は、本体1を介して差込ピン体2に固定されるこ
とにより、差込ピン体2から本体1が完全に離脱してし
まうのを防止していると共に、スプリング7の上端をピ
ンヘッド部9で押えて、スプリング7が本体1から抜け
出るのを防止している。
が本体1の係止あご部6に支持され、その上端がピンヘ
ッド部9に押えられている。
料で形成されており、剛性を持ちながらも適当に屈曲で
きるようになっている。
外周面から鍔部11の他の外面に抜ける環孔10が形成
されている。この環孔10は、ここに紐等の一端を通し
て縛り付け、紐等の他端をティーグランドのいずれかの
部分等に固定することで、ゴルフティがティーグランド
から飛び出して紛失するのを防ぐためのものである。ま
た、この環孔10の両開口の内径は、相互に異なり、一
方の孔開口に対して他方の孔開口の方が大きくなってお
り、この他方の孔開口側から紐等が環孔10へ通り易く
なっている。
で形成することで、打撃に対する衝撃に十分耐えられる
ようにすることができる。また、この本体1を透明プラ
スチック等の透明な材料で形成することで、スプリング
7や連結ピン8等を見られるようにすることも可能であ
る。
フティは、図4に示すように、クラブヘッド等により、
本体1に強い衝撃力が加わっても、本体1は、スプリン
グ7の弾性力に抗して移動できるので、この衝撃力を吸
収することができる。しかも、衝撃力を受けて、本体1
が差込ピン体2に対して相対的に斜め上方に移動してし
まっても(図4中の二点破線で示す)、可撓性及び弾性
を有する連結ピン8は、まっすぐに戻り、本体1は、縮
んだスプリング7が元の長さに戻ろうとする力で差込ピ
ン体2の嵌込み部14に再び係合することになる。
態を示す図である。同図に示すように、本実施形態のゴ
ルフティは、差込ピン体2の差込部4を地面13に差し
込んだ後、本体1のボール載せ面3上にゴルフボール1
2を載せる。
ようにセットした後、このゴルフティ上のゴルフボール
12をゴルフクラブで打つ。このとき、ゴルフティ及び
ゴルフボール12には、クラブヘッドの移動方向に強い
衝撃力を受け、ゴルフボール12が飛んで行き、ゴルフ
ティの本体1は、スプリング7の弾性力に抗して、差込
ピン体2から上方に離れて、連結ピン8がゴルフボール
12の移動方向に急激に折れ曲るのに対応して、差込ピ
ン体2に対して折れ曲る。その後、弾性を有する連結ピ
ン8は、元のまっすぐな状態に戻り、これに対応して本
体1も、差込ピン体2に対してまっすぐに戻る。この連
結ピン8の復元とほぼ同時進行で、一旦縮んだスプリン
グ7が元の長さに戻り、本体1は、このスプリング7か
らの力で、差込ピン体2の嵌込み部14に再び係合す
る。すなわち、本実施形態のゴルフティは、打撃時には
変形するが、その後、直ちに元の状態に復元する。
打撃時にゴルフボール12の進行方向に急激に折れ曲る
ので、ゴルフボール12に対する摩擦を減らすことがで
き、これにより軽快なショット感覚を得ることができる
上に、ゴルフボール12の飛距離を伸ばすことができ
る。
は、差込ピン体2を基準として、360°、いずれの方
向にも屈曲できるので、ゴルフティの向きをまったく気
にすることがなく、ティグランドにセットすることがで
きる。
時に折れ曲って、打撃による衝撃力を吸収できるので、
破損しる虞が小さく、しかも、環孔10に紐等を通し
て、いずれかの箇所に結んでおけば、たとえ、ゴルフテ
ィが飛び出してしまっても、紛失してしまうことはな
く、容易に回収することができる。
フティについて、図6を用いて説明する。なお、本実施
形態では、第1の実施形態と同一部位に関しては、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
の下端部に、結合穴5の内径よりも大きな径の拡径空間
部15を形成している。本実施形態の連結ピン8の下端
には、ピン本体の外径よりも大きな外径であって、差込
ピン体2の拡径空間部15に対応したサイズ及び形状の
拡径部16が形成されている。このように、結合穴5の
下端部に拡径空間部15を形成し、ここに差し込まれる
連結ピン8の下端部にも拡径部16を形成したので、第
1の実施形態のように、連結ピン8を結合穴5に固定す
る際の接着工程がなくても、連結ピン8を結合穴5に固
定することができる。
16を形成した場合、連結ピン8は可撓性があるため、
結合穴5に差し込むことが難しい。そこで、実際に製造
する際には、連結ピン8の拡径部16の下に、ピン本体
の外径程度の外径の延長部分を形成すると共に、差込ピ
ン体2の結合穴5も、拡径空間部15よりもさらに下の
方に延長し、差込ピン体2の外周面に突き抜けるように
する。その上で、連結ピン8の延長部分を結合穴5に差
し込み、さらに、結合穴5の延長部分から連結ピン8の
延長部分を引き出して、連結ピン8の拡径部16を結合
穴5の拡径空間部15に嵌め込む。そして、差込ピン体
2の外周面から突出した連結ピン8の延長部分を切断除
去する。
定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しない範囲
で、多様な形態に変更又は変形されうるものである。
打撃時にゴルフボールの進行方向に急激に折れ曲って、
ゴルフボールに対するゴルフティの摩擦抵抗を最小限に
押えることができるので、軽快なショット感覚を得るこ
とができる上に、ゴルフボールの飛距離を伸ばすことが
できる。
基準として、360°、いずれの方向に屈曲できるの
で、ゴルフティの向きをまったく気にすることがなく、
ティグランドにセットすることができる上に、打撃時に
変形したゴルフティは、スプリングにより元の状態に自
動的に戻るので、面倒な作業がなくなり、使い勝手をよ
くすることができる。
折れ曲って、打撃による衝撃力を吸収できるので、破損
しる虞が小さく、しかも、環孔に紐等を通して、いずれ
かの箇所に結んでおけば、たとえ、ゴルフティが飛び出
してしまっても、紛失してしまうことはなく、容易に回
収することができる。
ィの斜視図である。
ィの分解斜視図である。
ィの断面図である。
ィの動作形態を示す説明図である。
ィの使用形態及び動作形態を示す説明図である。
図である。
ル
Claims (4)
- 【請求項1】筒状を成し、筒の上面が筒の中心軸側に向
かうに連れて下降しているボール載せ面が形成され、筒
の内周面の一部に内側に向かって突出した係止あご部が
形成されている本体と、 上端部が前記本体の下端部に着脱可能に差し込まれ、下
端部に先端が尖っている差込部が形成され、上端から下
端側へ長い結合穴が形成され、前記本体の下端部に差し
込まれない部分に外周側に突出した鍔部が形成され、該
鍔部に環孔が形成されている差込ピン体と、 筒状の前記本体内であって、前記係止あご部を基準にし
て該本体の上端側に収納されているスプリングと、 筒状の前記本体内を通って前記差込ピン体の前記結合穴
に差し込まれ、下端部が該結合穴に固定され、上端部
に、前記本体の前記係止あご部との間で前記スプリング
を挟み込むためのピンヘッドが形成され、可撓性及び弾
性を有する材質で形成された結合ピンと、 を備えていることを特徴とするゴルフティ。 - 【請求項2】請求項1に記載のゴルフティにおいて、 前記本体は、透明な材料で形成されている、ことを特徴
とするゴルフティ。 - 【請求項3】請求項1及び2のいずれか一項に記載のゴ
ルフティにおいて、 前記環穴の両端部の内径は相互に異なる、 ことを特徴とするゴルフティ。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載のゴ
ルフティにおいて、 前記結合穴に、結合穴の内径よりも大きな径の拡径空間
部が形成され、前記連結ピンには、ピン本体の外径より
も大きな外径であって、該拡径空間部に対応したサイズ
及び形状の拡径部が形成され、 前記結合ピンは、前記結合穴の前記拡径空間部に、該結
合ピンの前記拡径部がはめ込まれて、該結合穴に固定さ
れている、 ことを特徴とするゴルフティ。
Applications Claiming Priority (2)
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