JP2003275317A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2003275317A
JP2003275317A JP2002086982A JP2002086982A JP2003275317A JP 2003275317 A JP2003275317 A JP 2003275317A JP 2002086982 A JP2002086982 A JP 2002086982A JP 2002086982 A JP2002086982 A JP 2002086982A JP 2003275317 A JP2003275317 A JP 2003275317A
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エア式であるにもかかわらず非拘束・無意識
下での生体情報検出を行う。 【解決手段】 人体の圧迫または押圧用の空気袋21,
22と、空気袋21,22を膨張収縮させる給排気手段
31とを備えたマッサージ機である。空気袋21,22
の内圧を検出する圧力検出手段Sと、この圧力検出手段
Sにより得られた信号をもとに生体情報検出を行う生体
情報検出手段とを備える。動脈の脈拍や心臓の拍動が骨
振動等によって空気袋に伝わり、空気袋の内圧が微少に
変化するが、これを利用して生体信号を検出するもので
あり、従って非拘束・無意識下での生体情報検出ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体情報の検出用の
生体情報検出手段を備えたマッサージ機、殊にエア式の
マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】心拍などの生体情報を検出し、この生体
情報に基づいてマッサージ動作を調整する機能を備えた
マッサージ機がある。このものでは生体情報検出手段と
して例えば人体の耳朶に装着される光センサで耳朶に流
れる血流の変化から心拍の周期を検出するものや、人体
の胸部や指、手首等に装着される圧力センサで呼吸周期
や心拍の周期といった生体情報を検出するものが用いら
れている。
【0003】この場合、生体情報の検出のためにセンサ
を被測定部位に装着しなくてはならず、被測定部位をセ
ンサで拘束することになるために、微小であるとはいえ
生体に物理的負荷を与えることになり、生体情報に影響
を及ぼすことになる。また、センサを装着した状態でい
なければならない煩わしさは、心理的な負荷を生体に与
えることから、この点においても生体情報に影響を及ぼ
してしまうことが考えられる。
【0004】このために非拘束・無意識下で生体情報の
検出を行うことができる生体情報検出手段を用いたもの
が提供されている。このものでは上記生体情報検出手段
として、椅子型のマッサージ機における座部の下側に発
光部と受光部とが両端面に対向する光ファイバを所定の
曲率で屈曲させた状態で配置しておき、生体の荷重がか
かることで光ファイバが撓んだ時に発光部から光ファイ
バを介して受光部に至る光量が変化することを利用して
この変化の中から心拍による変化を抽出するものが用い
られており、そして演算で得られた心拍数をもとにマッ
サージのスピードを制御している。
【0005】上記光ファイバを利用した生体情報検出手
段は、心拍によるところのわずかな荷重変化も感度よく
捉えることができ、しかもマッサージ機の利用者は心拍
検出手段を身に付ける必要がないために、非拘束・無意
識下での生体情報の検出を行うことができ、マッサージ
機利用者の生体情報に基づいたマッサージ動作の制御を
適切に行うことができて、上記利用者をより深いリラッ
クスに導くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ファイバを
利用した上記の生体情報検出手段は、座部に膨張収縮さ
せることができる空気袋を配して、該空気袋の膨張によ
る押圧・圧迫動作でマッサージを行うエア式のマッサー
ジ機においては、膨張した空気袋が緩衝部材となってし
まって心拍によるところのわずかな荷重変動が光ファイ
バに伝えられないために、心拍を検出することができ
ず、検出した心拍に基づく動作制御を行うことができな
い。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、エア式であるにもかかわらず非拘束・無意識下で
の生体情報検出を行うことができるマッサージ機を提供
するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、人体
の圧迫または押圧用の空気袋と、空気袋を膨張収縮させ
る給排気手段とを備えたマッサージ機において、空気袋
の内圧を検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段に
より得られた信号をもとに生体情報検出を行う生体情報
検出手段とを備えていることに特徴を有している。
【0009】動脈の脈拍や心臓の拍動が骨振動等によっ
て空気袋に伝わって空気袋の内圧が微少に変化するが、
これを利用して生体信号を検出するものであり、従って
非拘束・無意識下での生体情報検出が可能となる。ここ
で、マッサージは空気袋のみによってなされるもののほ
か、空気袋以外の施療子が配設されたものでも良く、ま
た、椅子型、ソファ型、マット型、巻装型等、どのよう
な形態のものであってもよい。
【0010】生体情報検出手段は、空気袋が膨張維持状
態のときに生体情報検出を行うものが好ましい。ポンプ
等の振動ノイズの影響を受けることがない上に、人体が
安定していてふらつきによる体動ノイズが少ないことか
ら、より精度良く生体情報を検出することができる。
【0011】また、複数の空気袋を備えているとともに
吸排気手段はいずれかの空気袋が常に膨張維持状態にあ
るように各空気袋の膨張収縮タイミングを設定してお
り、生体情報検出手段は膨張維持状態にある空気袋の圧
力検出手段の出力から生体情報を検出するものである
と、精度の高い生体情報検出を常時行うことができる。
また、末梢側の脚部から大腿部、そして臀部を順番に押
圧または圧迫するマッサージ動作を組み入れることで、
血液の循環を促進するミルキング効果も期待できる。
【0012】また、検出された生体情報をもとに使用者
の体調を判別する体調判別手段を備えることも好まし
い。このように体調を判別することで、客観的な体調情
報を使用者は得ることができる。
【0013】また、体調判別手段としてニューラルネッ
トワークを用いると、より精度の高い体調情報の算出が
できる。
【0014】また、情報を記憶する記憶手段を備え、蓄
積された個々人の生体情報もしくは体調情報をもとにマ
ッサージ動作を行うものであれば、個々人の生体情報の
ばらつきと主観的に感じる体調度合いのばらつきの双方
を考慮でき、個人差を考慮したより高い精度の体調情報
に応じたマッサージ動作を行うことでより任意の体調状
態へ誘導(リラックス状態や活性状態)することができ
る。
【0015】また、生体情報もしくは体調情報をもとに
予め用意した複数のマッサージコースの中からコースを
自動選択する選択手段を備えていると、使用者が自らマ
ッサージコースを主観的に判断して操作器等により入力
したりしなくても、使用者の状態に適合した手技を中心
としたマッサージコースが選択されるために、より任意
の状態へ誘導(リラックス状態や活性状態)することが
できる。
【0016】また、生体情報もしくは体調情報をもとに
マッサージコースを自動を生成するものであれば、予め
マッサージ機に組み込まれた自動コースを無理に使用す
る必要もなく、あるいは使用者が自ら操作器等を用いて
好みのマッサージコースを作成しなくても、客観的に使
用者の状態をもとに、より任意の状態へ誘導(リラック
ス状態や活性状態)できるマッサージコースでのマッサ
ージが一人一人に対応してなされるものとなる。
【0017】また、生体情報もしくは体調情報をもとに
マッサージ動作の強弱または速度または施療子の幅を可
変とする調整手段を備えたものでは、使用者が自ら操作
器等を用いて好みの調整動作を行わなくても、使用者の
状態に応じたマッサージ動作の自動調整がなされるもの
となる。
【0018】また、空気袋によるマッサージを行わない
ときは、所定の内圧に保ち生体情報を検出するものであ
れば、空気袋によるエアマッサージを行わないときでも
生体情報の検出を行うことができ、空気袋以外の施療子
でのマッサージを生体情報にもとづいて行わせることが
できる。
【0019】また、圧力検出手段により得られた信号を
生体情報検出と空気袋の内圧の制御に用いるものでは、
個人の体格によらず同じ圧力でマッサージすることが可
能となり、より正確な強さ度合いの調節ができる。
【0020】また、生体情報検出用の空気袋は椅子型マ
ッサージ機の座面に配設していると、使用者が座部に座
ることで特別に意識しなくても自然にもっとも圧力が加
わる位置で生体情報を検出するので、正確な生体情報の
検出ができる上に、使用者はこの点を全く意識する必要
がない。
【0021】特に座部に配する空気袋は、人体の尾てい
骨または坐骨の近辺の対応位置に配設しておくことで、
より正確な生体情報検出が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図に示したマッサージ機は、座部
10とリクライニング自在とされている背もたれ部11
とアームレストを兼ねたフレーム12とからなる椅子型
のもので、その背もたれ部11の内部人体の背面に対し
て一対の施療子の駆動でモミやたたきといったマッサー
ジ動作を与えることができる施療手段(図示せず)を内
蔵させている。この施療手段には、一対の施療子の間隔
幅、前後移動の強弱、上下位置、施療子の動作スピード
等を可変としたものを好適に用いることができる。
【0023】また、座部11の前方には脚載せ台13を
配設してある。この脚載せ台13は、上記フレーム12
にレイジィトング機構である伸縮機構14を介して取り
付けられたもので、不使用時には伸縮機構14を縮める
ことで、座部10の下方に収納することができるものと
なっている。
【0024】そして、座部11の上面の前端寄りには大
腿部のマッサージ用の空気袋21を配置しており、座部
11の上面の後端寄りには臀部のマッサージ用の空気袋
22を配設し、脚載せ台13にはふくらはぎ部のマッサ
ージ用の空気袋25を配設してある。これら空気袋2
1,22,25は、その内圧を検出するための圧力検出
手段Sと給排気をおこなうための給排気手段31とが弁
32を介して接続されている。
【0025】さらに上記圧力検出手段Sには、変換部3
5や増幅部36を介して生体情報検出部4が接続されて
いる。空気袋21,22,25を膨らませている時、人
体の大腿部や臀部の尾てい骨あるいは坐骨やふくらはぎ
部が空気袋21,22,25で圧迫されるが、この際、
動脈の脈拍や心臓の拍動が骨振動等で空気袋21,2
2,25に伝達されてその内圧に微少な変化を生じさせ
る。生体情報検出部4は圧力検出手段Sで捉えた上記内
圧変動を基に生体情報を検出するもので、圧力検出手段
で検出し圧力は変換部35により電圧に変換し、増幅部
36で増幅した後、ローパスフィルタやコンパレータ等
からなる弁別部41,42,43を有する生体情報検出
部4によって体動や呼吸、心拍等の生体情報の信号を検
出する。なお、生体情報検出手段4の回路部は座部11
の下面側などに配置している。
【0026】空気袋21,22,25は、常時膨張させ
ておくものではなく、空気袋21,22,25の膨張収
縮を利用してマッサージを人体に与えるものである場
合、空気袋21,22,25を徐々に膨張させた後、膨
張状態をしばし維持し、その後、一気に排気させて収縮
させることで、空気袋21,22,25の内圧を図4に
示すように変化させてマッサージ師による実際のマッサ
ージ圧力波形に近似させるが、生体情報の検出は上記の
各状態で可能であるものの、上記膨張維持状態(図中の
T区間)において行うと、精度の高い検出を行うことが
できる。
【0027】生体情報検出部4における心拍信号弁別部
41の構成を図5に示す。ハイパスフィルタ411によ
り心拍成分を通過させ、アンプ412で増幅し、ローパ
スフィルタ413で電源ノイズを除去し、絶対値処理部
414による絶対値処理により心拍変調波を整流し、包
絡線処理部415で包絡線処理を行うことで心拍周波数
成分が残るように平滑し、コンパレータ処理部416に
よるコンパレート処理で心拍波形のデジタル化を行って
いる。
【0028】図6に絶対値処理により心拍変調波を整流
した波形イと、コンパレータ処理によるデジタル化を行
った波形ロとを示す。デジタル化を行った波形ロは、心
電のR波と同期していることが分っており、従って心拍
数や心拍変動等を算出してマッサージにフィードバック
することができる。
【0029】図7に示すように脚部マッサージ用空気袋
25と大腿部マッサージ用空気袋21と臀部マッサージ
用空気袋22とをタイミングをずらして膨張収縮させて
いる場合、膨張維持状態にある空気袋21,22,25
の圧力検出手段Sの出力から生体情報を検出するように
すれば、膨張維持状態の時にのみ生体情報を検出する場
合においても、連続的な生体情報検出が可能となる。こ
の場合、生体情報を検出するために信号処理を行う圧力
検出手段Sを切り換える必要があるが、その時間として
各空気袋21,22,25の膨張維持状態の一部が重複
するようにしておくことでスムーズな切り換えを行うこ
とができる。また、膨張収縮のタイミングを各空気袋2
1,22,25でずらせる場合、図に示すように、末梢
側に位置する脚用の空気袋25を最初に膨張させ、次い
で大腿部用の空気袋21を膨張させ、その後、臀部用の
空気袋22を膨張させれば、いわゆるミルキング動作が
なされることになり、血液の循環を促進する効果も期待
することができる。
【0030】なお、空気袋21,22,25を膨張収縮
させることによるマッサージを行わない場合には、これ
ら空気袋21,22,25は所要の内圧になるまで膨張
させた状態にしておくことで、生体情報の検出を行うも
のとする。
【0031】そして、心拍変動について、データの補間
と再サンプリングを行い、そのデータをもとに高速フー
リエ変換(FFT)によりスペクトルを求めると、図8
に示すように、高周波成分HF(0.15〜0.45H
z)と低周波成分LF(O.04〜O.15Hz)とい
う周波数の異なる成分が存在し、夫々にピークが見られ
る。これら両成分HF,LFを当該帯域の面積で表現す
るとき、高周波成分HFは副交感神経活動を、低周波成
分LFは交感神経と副交感神経の双方の活動に関与する
指標とされ、LF/HFの値は交感神経活動を反映する
指標とされている。
【0032】体調情報としてリラックス度を求めて得ら
れたリラックス度を基にマッサージ動作のフィードバッ
ク制御を行う場合、図9に示すように、リラックス度算
出部44において上記LF/HFを算出したのち、リラ
ックス度判別部45において、リラックス度を複数の閾
値によって複数段階に判別してリラックス度小(あまり
リラックスしていない状態)から、リラックス度大(深
いリラックス状態)に分類すればよい。
【0033】上記リラックス度の算出は、図10に示す
ように、ニューラルネットワークを用いて行ってもよ
い。ニューラルネットワークは、非線形的な学習能力や
汎化能力を有し、パターン認識に優れるため、より精度
の高いリラックス度の算出が可能になる。学習させるデ
ータは、マッサージ機を使用した際にマッサージが気持
ちよくリラックスした状態の時の心拍変動のスペクトル
分析データと、マッサージが不快で非リラックスな状態
の時の心拍変動のスペクトル分析データを用いればよ
く、出力は2ユニットとし、リラックス状態のときは
(1,0)、非リラックス状態のときは(0,1)と
し、この結果をもとにリラックス状態出力値/(リラッ
クス状態出力値+非リラックス状態出力値)という式で
リラックス度を算出すればよい。
【0034】図11は、情報を記憶する記憶手段Mの各
個人用メモリM1,M2…に個々人の心拍変動とリラッ
クス状態に応じて構築したニューラルネットワークを記
憶し、それをもとにマッサージを行う場合を示してい
る。個々人の生体情報のばらつきと主観的にリラックス
状態と感じる度合いのばらつきを考慮し、使用者が予め
用意された複数(図示例では4つ)のメモリ部M1,M
2…から操作器Pを用いて1つ選択し、そのメモリを選
択した初回時に、使用者がマッサージ機を使用した際の
リラックス状態と非リラックス状態の心拍変動のスペク
トル分析データを学習させ、その使用者のみに対応した
ニューラルネットワークを作成し格納する。このため
に、次回からは使用者が自身が以前に選択したメモリの
番号を選択すれば、自動的にその使用者のみに対応した
ニューラルネットワークが読み出され、算出されたリラ
ックス度を基にしたマッサージのフィードバック制御が
なされるものであり、個人差を考慮したより高い精度の
リラックス度を算出することができる図12に更に他の
例を示す。これは体調情報の一つであるリラックス度を
もとにマッサージコースの自動選択がなされるようにし
たもので、マッサージ機を作動させると、まずコース選
択準備部50においてリラックス度を計測し、計測した
リラックス度を基もコース選択部51が予め複数容易し
てあるマッサージコースの中から一つのコースを自動選
択するとともにコース強さ選択部52が予め用意した複
数の強さの度合いの中から自動選択する。図示例ではコ
ース選択準備部50は、3種類のモミ動作、タタキ動
作、ローリング動作のマッサージ手技の基本動作を強、
中、弱の3段階の強さの度合いでそれぞれ行い、その間
のリラックス度を計測する。得られたリラックス度は、
3つの基本動作におけるそれぞれの平均値と3つの強さ
度合いにおけるそれぞれの平均値が求めれられる。そし
てコース選択部51では3つの基本動作におけるそれぞ
れのリラックス度の平均値を比較し、一番リラックス度
が高い基本手技とその応用手技を中心としたマッサージ
コースを自動選択する。ただし、3つの基本動作におけ
るそれぞれのリラックス度の平均値の差が5%以内に収
まる場合は、すべての動作をまんべんなくおこなうミッ
クスコースを選択するものとする。最後に、コース強さ
選択部52において3段階の強さの度合いにおけるそれ
ぞれのリラックス度の平均値を比較し、一番リラックス
度が高い強さの度合いを自動選択してマッサージコース
の強さとする。ただし、3段階の強さの度合いにおける
それぞれのリラックス度の平均値の差が5%以内に収ま
る場合は、中の強さの度合いを選択するものとする。
【0035】図13に別の例を示す。ここでは体調情報
の一つであるリラックス度をもとに自動的にマッサージ
コースを生成するものとなっている。すなわち、手技報
酬獲得部60において各手技は各部位毎に報酬を持ち、
その報酬にもとづき手技確率生成部61において部位に
おける手技の出現確率が求められ、出現確率により自動
コース生成部62において手技を生成する。手技報酬獲
得部60においては、以前の使用時の各手技の各部位に
おけるリラックス度をもとに報酬を算出し記憶してお
く。各手技の各部位における報酬を算出する式を以下に
示す。
【0036】 Z(t)=1/[1+exp{(−X(t)+c)/d} X(t)=X(t-1)+δ(t) δ(t)=R(t-1)/R(t)−1 ここで、Z(t)は時刻tにおける手技の報酬、X(t)は時
刻tにおける手技の報酬の内部状態量、δ(t)は時刻t
における報酬の増加量、R(t)は時刻tにおけるリラッ
クス度、cとdはシグモイド関数の係数である。ある手
技をある部位でマッサージした後の報酬の増加量は、あ
る手技である部位をマッサージした後のリラックス度
が、このマッサージ前のリラックス度からどれだけ変化
したかである。
【0037】手技確率生成部61においては、手技報酬
獲得部60により算出された報酬をもとに各手技の各部
位における確率を算出する。例として、腰部におけるモ
ミ手技が選択される確率の算出する式を以下に示す。 P腰モミ(t)=モミ報酬/(モミ報酬+タタキ報酬+ロ
ーリング報酬) 自動コース生成部62においては、マッサージは本来血
液を心臓に循環させることが目的であるからマッサージ
コースのマッサージしていく部位の順番は上記目的に沿
ったものに固定しており、各部位に対する手技は、各部
位の各手技の確率にもとづいて選択決定する。使用者が
より深いリラックス状態へ導くことができる手技で部位
をマッサージするマッサージコースが自動で作成される
ことになる。
【0038】図14に他例を示す。これは強弱調節のた
めの制御ブロックを示しており、手技強弱報酬獲得部7
0において各手技は各部位における各強弱度合い毎に報
酬を持ち、その報酬にもとづき手技強弱報酬比較部71
はもっとも報酬の高い強弱度合いを各手技の各部位にお
けるもっともリラックスできる強弱度合いとして強弱調
節部72で該強弱度合いにマッサージ手技を自動調節す
るものとなっている。
【0039】手技強弱報酬獲得部70においては、以前
の使用時の各手技の各部位の各強弱度合いにおけるリラ
ックス度をもとに報酬を算出し記憶しておく。各手技の
各部位の各強弱度合いにおける報酬は前記の報酬算出式
で求める。手技強弱報酬比較部71においては、各手技
の各部位のなかでもっとも報酬の高い強弱度合いをもっ
とも使用者がリラックス状態に導くことのできる目標強
弱度合いとして設定する。そして強弱調節部72におい
ては、目標強弱度合いになるよう強弱調節を行う。これ
により使用者がよりリラックスする各手技の各部位の強
度合いにあわせることができる。この際、目標強弱度合
いに一気に調節すると刺激が急激に強くなることがある
ために徐々に目標強弱度合いに調節するのが好ましい。
【0040】図15は、マッサージ用空気袋21,2
2,25の内圧を設定内圧に保つための制御系を示して
おり、マッサージ用空気袋21,22,25で行うマッ
サージの各強弱度合いの圧力値を予め設定しておき、圧
力検出手段Sにより検出した内圧を設定された圧力値に
なるように給排気手段31により給気または排気を行
う。
【0041】図16は、座部10におけるマッサージ用
空気袋21,22の配置例を示している。ここでは人が
座った際の尾てい骨または坐骨の周辺にマッサージ用空
気袋21,22が位置するようにしている。人体の臀部
には坐骨付近に坐骨神経伴行動脈及び下殿動脈が走って
おり、また尾てい骨付近には内陰部動脈が走っている。
したがって、坐骨や尾てい骨位置にマッサージ用空気袋
21,22を配置すると骨振動や動脈の脈拍を的確に拾
うことができ、心拍等の生体情報を確実に検出すること
が可能となる。なお、空気袋21,22をマッサージ椅
子の座部に配設する際には、人が座部10に着座した状
態時の座部の圧力分布(図17参照)を求めることで、
坐骨及び尾てい骨に対応する位置を特定することができ
る。ちなみに図16(a)は坐骨付近にマッサージ用空気
袋21を、図16(b)(c)(d)は坐骨及び尾てい骨付近に
マッサージ用空気袋21,22を配設した場合を示して
いる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、動脈の脈拍や心臓の拍動が骨振動等によ
って生じる空気袋内の内圧の微少な変化を利用して生体
情報を検出するものであり、マッサージ機においても簡
単な構成で非拘束・無意識下での生体情報検出が可能と
なる。
【0043】また、請求項2の発明にあっては、空気袋
が膨張維持状態の時に生体情報を検出するために、ポン
プ等の振動ノイズの影響を受けることがなく、さらに人
体が安定しておりふらつきによる体動ノイズも少ないこ
とから、より精度良く生体情報を検出できる。
【0044】また、請求項3の発明にあっては、膨張維
持状態の空気袋の圧力変化から生体情報を検出するもの
であるにもかかわらず、常時生体情報の検出を行うこと
ができるものとなる。また、末梢側の脚部から大腿部、
そして臀部を順番に押圧または圧迫するマッサージ動作
を組み入れることで、血液の循環を促進するミルキング
効果も期待できる。
【0045】また、請求項4の発明にあっては、検出さ
れた生体情報をもとに使用者の体調を判別するために、
使用者は自分の体調情報を取得することができる。
【0046】また、請求項5の発明にあっては、体調判
別手段として非線形的な学習能力や汎化能力を有しパタ
ーン認識に優れるニューラルネットワークを用いるため
に、より精度の高い体調情報の算出ができる。
【0047】また、請求項6の発明にあっては、情報を
記憶する記憶手段を備え、蓄積された個々人の生体情報
もしくは体調情報をもとにマッサージ動作を行うため
に、個々人の生体情報のばらつきと主観的に感じる体調
度合いのばらつきの双方を考慮でき、個人差を考慮した
より高い精度の体調情報に応じたマッサージ動作を行う
ことができて、任意の体調状態へ誘導(リラックス状態
や活性状態)することができる。
【0048】また、請求項7の発明にあっては、生体情
報もしくは体調情報をもとにマッサージコースを自動選
択するために、使用者は自身の体調を自分で判断して適
切と思われるマッサージコースを選択するという作業を
しなくても、使用者の状態に適合した手技を中心とした
マッサージコースが自動的選択されるものであり、任意
の状態への誘導(リラックス状態や活性状態)に適した
マッサージを使用者は受けることができる。
【0049】また、請求項8の発明にあっては、生体情
報もしくは体調情報をもとにマッサージコースが自動生
成されるために、各個人に適したマッサージコースのマ
ッサージがなされるものとなる。
【0050】また、請求項9の発明にあっては、生体情
報もしくは体調情報をもとにマッサージ動作の強弱また
は速度または施療子の幅を可変とするために、マッサー
ジ動作の使用者に対応した調整が自動的になされるもの
であり、使用者が自ら操作器等を用いて好みの調整動作
を行う必要をなくすことができる。
【0051】また、請求項10の発明にあっては、空気
袋によるマッサージを行わないときは、空気袋を所定の
内圧に保ち生体情報を検出するために、空気袋によるエ
アマッサージを行わないときでも生体情報を取得するこ
とができる。
【0052】また、請求項11の発明にあっては、圧力
検出手段により得られた信号を生体情報検出に用いるだ
けでなく、空気袋の内圧の制御にも用いるために、個人
の体格によらず同じ圧力でマッサージすることができ、
より正確な強さ度合いの調節ができる。
【0053】また、請求項12の発明にあっては、座面
に配設した空気袋で生体情報を検出することから、使用
者が座部に座った際にもっとも圧力が加わる位置で生体
情報を検出することになり、正確な生体情報を検出する
ことができる。
【0054】また、請求項13の発明にあっては、尾て
い骨または坐骨の近辺の対応位置に空気袋を配設してい
るために、尾てい骨あるいは坐骨付近の動脈の脈拍ある
いは心臓の拍動が生体の尾てい骨あるは坐骨から伝わっ
てくる骨振動等によるところの空気袋の内圧変化を検出
することになり、正確な生体情報の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略側面図であ
る。
【図2】同上のエア系の配管図である。
【図3】同上の生体情報検出に関するブロック回路図で
ある。
【図4】同上の空気袋の内圧変化を示すタイムチャート
である。
【図5】同上の心拍信号弁別部のブロック回路図であ
る。
【図6】同上の心拍変調波の整流波形とデジタル化を行
った波形とを示すタイムチャートである。
【図7】同上の複数の空気袋の内圧変化を示すタイムチ
ャートである。
【図8】同上のスペクトル分析図である。
【図9】同上のリラックス度判別手段のブロック回路図
である。
【図10】同上のリラックス度判別手段の他例の説明図
である。
【図11】他例のブロック図である。
【図12】更に他例のブロック図である。
【図13】別の例のブロック図である。
【図14】他の例のブロック図である。
【図15】異なる例のブロック図である。
【図16】(a)(b)(c)(d)は夫々空気袋の配置例を示す平
面図である。
【図17】着座時に座部における圧力分布の一例を示す
説明図である。
【符号の説明】
S 圧力検出手段 21 空気袋 22 空気袋 31 吸排気手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この場合、生体情報の検出のためにセンサ
を被測定部位に装着しなくてはならず、被測定部位をセ
ンサで拘束することになるために、微少であるとはいえ
生体に物理的負荷を与えることになり、生体情報に影響
を及ぼすことになる。また、センサを装着した状態でい
なければならない煩わしさは、心理的な負荷を生体に与
えることから、この点においても生体情報に影響を及ぼ
してしまうことが考えられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、複数の空気袋を備えているとともに
給排気手段はいずれかの空気袋が常に膨張維持状態にあ
るように各空気袋の膨張収縮タイミングを設定してお
り、生体情報検出手段は膨張維持状態にある空気袋の圧
力検出手段の出力から生体情報を検出するものである
と、精度の高い生体情報検出を常時行うことができる。
また、末梢側の脚部から大腿部、そして臀部を順番に押
圧または圧迫するマッサージ動作を組み入れることで、
血液の循環を促進するミルキング効果も期待できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、座部10の前方には脚載せ台13を
配設してある。この脚載せ台13は、上記フレーム12
にレイジィトング機構である伸縮機構14を介して取り
付けられたもので、不使用時には伸縮機構14を縮める
ことで、座部10の下方に収納することができるものと
なっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】そして、座部10の上面の前端寄りには大
腿部のマッサージ用の空気袋21を配置しており、座部
10の上面の後端寄りには臀部のマッサージ用の空気袋
22を配設し、脚載せ台13にはふくらはぎ部のマッサ
ージ用の空気袋25を配設してある。これら空気袋2
1,22,25は、その内圧を検出するための圧力検出
手段Sと給排気をおこなうための給排気手段31とが弁
32を介して接続されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】さらに上記圧力検出手段Sには、変換部3
5や増幅部36を介して生体情報検出部4が接続されて
いる。空気袋21,22,25を膨らませている時、人
体の大腿部や臀部の尾てい骨あるいは坐骨やふくらはぎ
部が空気袋21,22,25で圧迫されるが、この際、
動脈の脈拍や心臓の拍動が骨振動等で空気袋21,2
2,25に伝達されてその内圧に微少な変化を生じさせ
る。生体情報検出部4は圧力検出手段Sで捉えた上記内
圧変動を基に生体情報を検出するもので、圧力検出手段
で検出し圧力は変換部35により電圧に変換し、増幅部
36で増幅した後、ローパスフィルタやコンパレータ等
からなる弁別部41,42,43を有する生体情報検出
部4によって体動や呼吸、心拍等の生体情報の信号を検
出する。なお、生体情報検出手段4の回路部は座部10
の下面側などに配置している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】図11は、情報を記憶する記憶手段Mの各
個人用メモリM1,M2…に個々人の心拍変動とリラッ
クス状態に応じて構築したニューラルネットワークを記
憶し、それをもとにマッサージを行う場合を示してい
る。個々人の生体情報のばらつきと主観的にリラックス
状態と感じる度合いのばらつきを考慮し、使用者が予め
用意された複数(図示例では4つ)のメモリ部M1,M
2…から操作器Pを用いて1つ選択し、そのメモリを選
択した初回時に、使用者がマッサージ機を使用した際の
リラックス状態と非リラックス状態の心拍変動のスペク
トル分析データを学習させ、その使用者のみに対応した
ニューラルネットワークを作成し格納する。このため
に、次回からは使用者が自身が以前に選択したメモリの
番号を選択すれば、自動的にその使用者のみに対応した
ニューラルネットワークが読み出され、算出されたリラ
ックス度を基にしたマッサージのフィードバック制御が
なされるものであり、個人差を考慮したより高い精度の
リラックス度を算出することができる図12に更に他
の例を示す。これは体調情報の一つであるリラックス度
をもとにマッサージコースの自動選択がなされるように
したもので、マッサージ機を作動させると、まずコース
選択準備部50においてリラックス度を計測し、計測し
たリラックス度を基にコース選択部51が予め複数用意
してあるマッサージコースの中から一つのコースを自動
選択するとともにコース強さ選択部52が予め用意した
複数の強さの度合いの中から自動選択する。図示例では
コース選択準備部50は、3種類のモミ動作、タタキ動
作、ローリング動作のマッサージ手技の基本動作を強、
中、弱の3段階の強さの度合いでそれぞれ行い、その間
のリラックス度を計測する。得られたリラックス度は、
3つの基本動作におけるそれぞれの平均値と3つの強さ
度合いにおけるそれぞれの平均値が求めれられる。そし
てコース選択部51では3つの基本動作におけるそれぞ
れのリラックス度の平均値を比較し、一番リラックス度
が高い基本手技とその応用手技を中心としたマッサージ
コースを自動選択する。ただし、3つの基本動作におけ
るそれぞれのリラックス度の平均値の差が5%以内に収
まる場合は、すべての動作をまんべんなくおこなうミッ
クスコースを選択するものとする。最後に、コース強さ
選択部52において3段階の強さの度合いにおけるそれ
ぞれのリラックス度の平均値を比較し、一番リラックス
度が高い強さの度合いを自動選択してマッサージコース
の強さとする。ただし、3段階の強さの度合いにおける
それぞれのリラックス度の平均値の差が5%以内に収ま
る場合は、中の強さの度合いを選択するものとする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】手技確率生成部61においては、手技報酬
獲得部60により算出された報酬をもとに各手技の各部
位における確率を算出する。例として、腰部におけるモ
ミ手技が選択される確率の算出する式を以下に示す。 P腰モミ(t)=モミ報酬/(モミ報酬+タタキ報酬+ロ
ーリング報酬) 自動コース生成部62においては、マッサージは本来血
液を心臓に循環させることが目的であるからマッサージ
コースのマッサージしていく部位の順番は上記目的に沿
ったものに固定しており、各部位に対する手技は、各部
位の各手技の確率にもとづいて選択決定する。使用者が
より深いリラックス状態へ導くことができる手技で各部
をマッサージするマッサージコースが自動で作成され
ることになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略側面図であ
る。
【図2】同上のエア系の配管図である。
【図3】同上の生体情報検出に関するブロック回路図で
ある。
【図4】同上の空気袋の内圧変化を示すタイムチャート
である。
【図5】同上の心拍信号弁別部のブロック回路図であ
る。
【図6】同上の心拍変調波の整流波形とデジタル化を行
った波形とを示すタイムチャートである。
【図7】同上の複数の空気袋の内圧変化を示すタイムチ
ャートである。
【図8】同上のスペクトル分析図である。
【図9】同上のリラックス度判別手段のブロック回路図
である。
【図10】同上のリラックス度判別手段の他例の説明図
である。
【図11】他例のブロック図である。
【図12】更に他例のブロック図である。
【図13】別の例のブロック図である。
【図14】他の例のブロック図である。
【図15】異なる例のブロック図である。
【図16】(a)(b)(c)(d)は夫々空気袋の配置例を示す平
面図である。
【図17】着座時に座部における圧力分布の一例を示す
説明図である。
【符号の説明】 S 圧力検出手段 21 空気袋 22 空気袋 31 給排気手段
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA02 AA14 AA20 AB10 AC03 BB12 BB15 BC06 BC07 BD02 4C038 VA04 VB32 VC20 4C100 AD02 AF02 BA02 BA10 BB05 BC12 BC13 CA07 CA08 DA05 DA06 DA10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の圧迫または押圧用の空気袋と、空
    気袋を膨張収縮させる給排気手段とを備えたマッサージ
    機において、空気袋の内圧を検出する圧力検出手段と、
    この圧力検出手段により得られた信号をもとに生体情報
    検出を行う生体情報検出手段とを備えていることを特徴
    とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 生体情報検出手段は空気袋が膨張維持状
    態の時に生体情報検出を行うことを特徴とする請求項1
    記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 複数の空気袋を備えているとともに吸排
    気手段はいずれかの空気袋が常に膨張維持状態にあるよ
    うに各空気袋の膨張収縮タイミングを設定しており、生
    体情報検出手段は膨張維持状態にある空気袋の圧力検出
    手段の出力から生体情報を検出するものであることを特
    徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 検出された生体情報をもとに使用者の体
    調を判別する体調判別手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかの項に記載のマッサージ機。
  5. 【請求項5】 体調判別手段はニューラルネットワーク
    を用いたものであることを特徴とする請求項4記載のマ
    ッサージ機。
  6. 【請求項6】 情報を記憶する記憶手段を備え、蓄積さ
    れた個々人の生体情報もしくは体調情報をもとにマッサ
    ージ動作を行うものであることを特徴とする請求項1ま
    たは4記載のマッサージ機。
  7. 【請求項7】 生体情報もしくは体調情報をもとに予め
    用意した複数のマッサージコースの中からコースを自動
    選択する選択手段を備えていることを特徴とする請求項
    1または4記載のマッサージ機。
  8. 【請求項8】 生体情報もしくは体調情報をもとにマッ
    サージコースを自動生成するコース生成手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1もしくは4記載のマッサー
    ジ機。
  9. 【請求項9】 生体情報もしくは体調情報をもとにマッ
    サージ動作の強弱または速度または施療子の幅を可変と
    する調整手段を備えていることを特徴とする請求項1ま
    たは4記載のマッサージ機。
  10. 【請求項10】 空気袋によるマッサージを行わないと
    きは、空気袋を所定の内圧に保ち生体情報を検出するも
    のであることを特徴とする請求項1記載のマッサージ
    機。
  11. 【請求項11】 圧力検出手段により得られた信号を生
    体情報検出と空気袋の内圧の制御に用いてることを特徴
    とする請求項1記載のマッサージ機。
  12. 【請求項12】 生体情報検出用の空気袋は椅子型マッ
    サージ機の座面に配設していることを特徴とする請求項
    1記載のマッサージ機。
  13. 【請求項13】 座部に座る人の尾てい骨または坐骨近
    辺の対応位置に空気袋を配設していることを特徴とする
    請求項12記載のマッサージ機。
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