JP2003274917A - 食品自動製造装置 - Google Patents

食品自動製造装置

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JP2003274917A
JP2003274917A JP2002080695A JP2002080695A JP2003274917A JP 2003274917 A JP2003274917 A JP 2003274917A JP 2002080695 A JP2002080695 A JP 2002080695A JP 2002080695 A JP2002080695 A JP 2002080695A JP 2003274917 A JP2003274917 A JP 2003274917A
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food
conveyor
seasoning
topping
coating
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JP2002080695A
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English (en)
Inventor
Koichi Shimaoka
幸一 島岡
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Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置面積が小さく、人件費を著しく節減
でき、生産能力が大きく、材料費のロスが少なく且
つ品質の均一化が図れる食品自動製造装置を提供するこ
と。 【解決手段】 食品基材を上下ローラで挟み込んで移送
しながら下ローラでタンクから汲み上げた調味液又は調
味ペースト状物を食品基材の下面側に付着させる塗布コ
ンベア2と、塗布コンベア2を通過した食品基材を移送
しながら反転させて調味液又は調味ペースト状物が付着
した面を上側にする反転コンベア3と、前記反転コンベ
ア3で移送されてきた食品基材をさらに下流側へ間欠移
送させるタクト送りコンベア4と、前記タクト送りコン
ベア4で間欠移送される途中における移送停止時に、前
記食品基材の調味液又は調味ペースト状物が付着した上
面に、食材を所定の形状に切断して落下させるトッピン
グ5装置とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品基材上に調
味液や調味ペースト状物を塗布すると共に前記調味液や
調味ペースト物上にトッピング材を載せ置いて成る食品
を、自動で且つ連続的に製造するための食品自動製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食品を短時間で大量に製
造する場合、コンベアを使用して食品基材をほぼ連続的
に移送し、コンベアサイドにならんで配置された作業者
のうち上流側の作業者が食品基材上に調味液や調味ペー
スト状物を塗布し、下流側の作業者が前記調味液や調味
ペースト物上にトッピング材を載せ置くような体制を敷
いていた。
【0003】しかしながら、この方法により上記食品を
製造する場合、以下のような問題があった。 .コンベアサイドにならんで配置される全ての作業者
が円滑に作業できるようにするためには、作業者相互間
に隙間を設けなければならないから必要以上に長いコン
ベアを使用しなければならなくなり、作業に要する占有
面積が大きくなってしまう。 .トッピング材の種類が多い場合にはその分だけ多く
の作業者が必要になり、人件費が嵩んでしまう。 .多くの作業者を使用したとしても生産能力を著しく
上げることは困難である。 .調味液や調味ペースト物の量やトッピング材の量に
バラツキが生じることから、材料費のロスが多くなると
共に、品質の均一化が図れない。
【0004】したがって、この種の食品を大量に製造す
る会社では、設置面積が小さく、人件費を著しく節
減でき、生産能力が大きく、材料費のロスが少なく
品質の均一化が図れる食品自動製造装置が開発されるこ
とを待ち望んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、設置面積が小さく、人件費を著しく節減でき、
生産能力が大きく、材料費のロスが少なく且つ品質
の均一化が図れる食品自動製造装置を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明)
この発明の食品自動製造装置は、食品基材を上下ローラ
で挟み込んで移送しながら下ローラでタンクから汲み上
げた調味液又は調味ペースト状物を食品基材の下面側に
付着させる塗布コンベアと、塗布コンベアを通過した食
品基材を移送しながら反転させて調味液又は調味ペース
ト状物が付着した面を上側にする反転コンベアと、前記
反転コンベアで移送されてきた食品基材をさらに下流側
へ間欠移送させるタクト送りコンベアと、前記タクト送
りコンベアで間欠移送される途中における移送停止時
に、前記食品基材の調味液又は調味ペースト状物が付着
した上面に、食材を所定の形状に切断して落下させるト
ッピング装置とを具備する。 (請求項2記載の発明)この発明の食品自動製造装置
は、上記請求項1記載の発明に関し、塗布コンベアの上
流側に、食品基材を積み上げた状態に貯留し且つ最下部
の食品基材を塗布コンベア側へ次々と送り出すストッカ
ーを設けてある。 (請求項3記載の発明)この発明の食品自動製造装置
は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、トッピング
装置は、食材を細長の小片に切断し且つ食品基材上に落
下させる削り装置、又は/及び食材を薄く切断し且つ食
品基材上に落下させるスライス装置である。 (請求項4記載の発明)この発明の食品自動製造装置
は、上記請求項1記載の発明に関し、塗布コンベア、反
転コンベア、タクト送りコンベア、トッピング装置が、
複数列設けてある。 (請求項5記載の発明)この発明の食品自動製造装置
は、上記請求項2記載の発明に関し、ストッカー、塗布
コンベア、反転コンベア、タクト送りコンベア、トッピ
ング装置が、複数列設けてある。 (請求項6記載の発明)この発明の食品自動製造装置
は、上記請求項4又は5記載の発明に関し、トッピング
装置は、食材を細長の小片に削り取り且つ食品基材上に
落下させる装置、又は/及び食材を薄くスライスし且つ
食品基材上に落下させる装置である。
【0007】なお、上記発明の食品自動製造装置の作用
効果は以下の発明の実施の形態の欄で説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施形態として
示した図面に従って説明する。 〔実施形態1〕図1はこの発明の実施形態の食品自動製
造装置の正面図、図2は前記食品自動製造装置の平面図
である。
【0009】この食品自動製造装置は、6列でピザトー
ストを製造するためのものであり、図1や図2に示すよ
うに、ストッカー1と、塗布コンベア2と、反転コンベ
ア3と、タクト送りコンベア4と、チーズトッピング装
置5と、ベーコン・サラミトッピング装置6と、コンベ
アBC1,BC2と、仕上げコンベアBC3を具備して
いる。 (ストッカ1について)ストッカ1は、図3〜図6に示
すように、6列で食パンP(食品も吐剤)であるを積層
貯留するものであり、最下部の食パンPよりも上にある
全ての食パンPを少し持ち上げた状態で、前記最下部の
食パンPを押し出すようにしている。
【0010】ここで、この実施形態では図4や図5に示
すように、2列を一組とする3組のストッカ本体100を
並設してあり、六枚の食パンPのストッカ本体100から
の押し出しは、図5や図6に示すように、6個のプッシ
ュ部111を有したプッシャー110により同時に行われる。
【0011】ストッカ本体100は、図3〜図5に示すよ
うに、載置板101と、最下部の食パンPを送り出すため
の排出口102を有する前壁103と、上下動する中央壁104
と、上下動及び中央壁104に対して接近・離反する挟持
壁105,105を有する両側壁106,106とから構成されてお
り、前記中央壁104と挟持壁105,105とにより最下部の
食パンPよりも上にある全ての食パンPを少し持ち上げ
ることができるようにしてある。なお、上記中央壁104
及び挟持壁105,105 の動きは、図示しないシリンダに
より実行されている。
【0012】プッシャー110は、図5や図6に示すよう
に、6個のプッシュ部111を有したプレート板112を、図
示しないシリンダによりガイド113に沿って移動させる
ようにしたものであり、プッシュ部111 が最前進したと
きには最下部の食パンPがストッカ本体100外に完全に
押し出されるようにしてある。なお、上記したプッシュ
部111の先端形状は食パンPの頂部形状に合わせて円形
の凹みを形成してある。
【0013】次にこのストッカ1に積層貯留された食パ
ンPがストッカ本体100 から押し出される動作等につい
て説明する。 .タクト送りコンベア4の始端部に食パンPが無いこ
とを確認して発せられたセンサからの信号(一例)によ
り、各ストッカ本体100における中央壁104に対して挟持
壁105,105が接近し、最下部の食パンPを残してこれよ
りも上の3枚を食パンPが中央壁104と挟持壁105で挟み
込まれる。 .次に、中央壁104と挟持壁105が上昇し、最下部の食
パンPを残してこれよりも上の全ての食パンPが少しだ
け上昇せしめられる。 .続いて、図示されていないシリンダによりプレート
板112 が前進せしめられ、6個のプッシュ部111によ
り、最下部の6枚の食パンPが排出口102から押し出さ
れる。この状態において、6枚の食パンPは上記したコ
ンベアBC1上に至っている。
【0014】したがって、6枚の食パンPはコンベアB
C1により、調味液の塗布コンベア2に向かって移送さ
れていく。 (調味液の塗布コンベア2について)この調味液の塗布
コンベア2は、図7〜図9に示すように6列で次々と移
送されてくる食パンPにピザソースPS(調味液)を塗
布するための装置であり、食パンPの厚みよりも少し狭
い間隔で配置された複数の上下ローラ210,220と、上ロ
ーラ210と下ローラ220相互を同じ周速度で逆回転させる
回転駆動伝達装置230,240と、ピザソースPSが収容さ
れる調味液タンク200とを具備している。
【0015】なお、上述した如く塗布コンベア2への食
パンPの移送は図7に示すようにコンベアBC1により
実行されているが、上記した上下ローラ210,220の周速
度は、コンベアBC1及びローラコンベアRBによる移
送速度に一致させてある。
【0016】調味液タンク200は、図7や図9に示すよ
うに上端開放の浅いものであり、上端開放部の大きさは
6本の下ローラ220 が小間隔を設けて平行に配列できる
ように設定してある。前記調味液タンク200の底壁201に
は、図7や図9に示すように、ピザソース供給源と繋が
る配管203を設けてあると共に前記配管203中に図示しな
いポンプを設けてある。
【0017】なお、調味液タンク200 内のピザソースP
Sの量をほぼ一定に保つべく、一定時間毎にピザソース
PSが自動補充されるか、又はピザソースPSの液面が
一定以低くなったのを検知器が検知したときにはピザソ
ースPSが自動補充されるようにしてある。 「上ローラ210」上ローラ210 は、図10に示すように、
食パンPの搬送部分にはローレット加工を施した区域21
1を設けてある。
【0018】また、上ローラ210の両端部には図10に示
すように軸部212が設けてあり、この上ローラ210は図8
に示すように、平面視コ字状の保持体213の両サイドの
板材214,214に設けた軸受け215に前記軸部212を回転自
在に支持させる態様で架設されている。そして、上ロー
ラ210 の板材214 ,214への取り付けは、板材214 ,214
に対する上ローラ210の着脱を容易ならしめるため、板
材214 ,214に設けた上端開放のU字状切欠216 (図7
参照)に、軸部212を保持した軸受け215を着脱容易に嵌
め込む態様としてある。
【0019】他方、上記した板材214 ,214 の端部は、
図13や図14に示すように固定部に取り付けられた軸体21
7に回転自在に軸支されており、保持体213を軸体25を中
心として揺動させることによって、上ローラ210群を下
ローラ220群から引き離せるようにしてある。これによ
り、清掃等のメンテナンス等が容易になる。 「下ローラ220」下ローラ220は、図11や図12に示すよう
にその外周面に調味液タンク200からピザソースPSを
汲み上げるローラ軸方向に延びる複数の溝221 を設けて
あり、上記上ローラ210と同様に三つ区域222に分けてロ
ーレット加工を施してある。
【0020】また、この下ローラ220の両端部には図11
に示すように軸部223を設けてあり、下ローラ220は図3
に示すように調味液タンク200の両側壁202,202に設け
た軸受け224に前記軸部223を回転自在に支持させる態様
で架設されている。そして、下ローラ220の調味液タン
ク200への取り付けは、調味液タンク220 に対する下ロ
ーラ220の着脱を容易ならしめるため、調味液タンク200
の両側壁202,202に設けた上端開放のU字状切欠225(図
7参照)に、軸部223を保持した軸受け224を着脱容易に
嵌め込む態様としてある。
【0021】なお、この実施形態では下ローラ保持部材
として調味液タンク200 の一部を使用しているが、別部
材で形成するようにしてもよい。 「回転駆動伝達装置230,240」図9に示すように、回転
駆動伝達装置230は上ローラ210を回転させ、回転駆動伝
達装置240は下ローラ220を回転させるものであり、ほぼ
同様の構成を採用してある。
【0022】回転駆動伝達装置230は、図8、図9に示
すように、減速機付きモータ231と、前記モータ231の回
転軸に設けられたスプロッケット232と、7本の短軸234
を回転自在に保持している軸受体233と、前記短軸233
の1本に設けられたスプロケット235と、前記スプロケ
ット232, 235相互間に張設されたチェーン236と、各短
軸234に設けられた歯車237と、上ローラ210の軸部212に
設けられ且つ前記歯車237と噛み合う歯車238と、図13に
示す全ての短軸234 に設けられたスプロケット239Sと、
全てのスプロケット239Sに架け渡されているチェーン23
9とから構成されている。
【0023】ここで、歯車237,238は、図13に示す(歯
は省略する)ように所謂ジクザグ配置になっており、減
速機付きモータ231の回転は、スプロッケット232→チェ
ーン236→スプロケット235を有した短軸234 →一つのス
プロケット239S→チェーン239→他の全てのスプロケッ
ト239S→全ての歯車237→全ての歯車238→上ローラ210
の経路で伝達され、上ローラ210 は全て同じ方向に同期
回転せしめられる。このような回転伝達構造を採ってい
るから、任意の上ローラ210を他の上ローラ210群とは無
関係に単独で取り外す、或いは下ローラ220 に置き換え
ることができ、その結果上ローラ210の重量による食パ
ンPへの加圧力を自由に変更できる。
【0024】回転駆動伝達装置240は、図8、図9に示
すように、減速機付きモータ241と、前記モータ241の回
転軸に設けられたスプロッケット242と、7本の短軸244
を回転自在に保持している軸受体243と、前記短軸244
の1本に設けられたスプロケット245と、前記スプロケ
ット242, 245相互間に張設されたチェーン246と、各短
軸244 に設けられた歯車247と、下ローラ220の軸部223
に設けられ且つ前記歯車247と噛み合う歯車248と、図14
に示す全ての短軸244に設けられたスプロケット249S
と、全てのスプロケット249Sに架け渡されているチェー
ン249 とから構成されている。なお、歯車247, 248は、
図14に示す(歯は省略する)ように所謂ジクザグ配置に
なっており、減速機付きモータ241の回転は、スプロッ
ケット242→チェーン246→スプロケット245を有した短
軸244→一つのスプロケット249S→チェーン249→他の全
てのスプロケット249S→全ての歯車247→全ての歯車248
→下ローラ220の経路で伝達され、6本の下ローラ220は
上記上ローラ210 と反対方向に同期回転せしめられる。
要するにこの調味液の塗布コンベア2では、上記した回
転駆動伝達装置230, 240により上ローラ210と下ローラ2
20相互は上述した如く同じ周速度で逆回転されているの
である。
【0025】この回転駆動伝達装置240は上記ような回
転伝達構造を採っているから、任意の下ローラ220を上
ローラ210に置き換えることができ、その結果、後述す
るようにピザソースPSの食パンPへの塗布量を変える
ことができる。
【0026】他方、回転駆動伝達装置230において、ス
プロケット232, 239Sを同径とし、これらに一つのチェ
ーンを架け渡して、全てのスプロケット232 を同じ回転
方向及び周速度で回転させるようにしてもよい。要する
に、1つのモータにより歯車237を同じ回転方向に同期
回転させ、前記歯車237に噛み合わせて歯車238 を回転
させるようにすればよいのである。回転駆動伝達装置24
0においても同様である。 「調味液の塗布コンベア2による食パンPへのピザソー
スPSの塗布について」コンベアBC1から次々と移送
されてくる食パンPは図7に示すように、上下ローラ21
0,220に挟まれた状態で順次反転コンベア3側へ向かっ
て同じ速度で移送されていくが、上下ローラ210,220の
外周面はローレット加工されているから、各ローラ21
0,220と食パンPとの間では滑りは発生せず、食パンP
の上下ローラ210,220による移送は円滑なものとなる。
【0027】上記移送の際、図12に示すように、回転す
る下ローラ220 の外周面に形成された複数の溝221によ
り調味液タンク200からピザソースPSを汲み上げ、汲
み上げられたピザソースPSの外周面に付着したピザソ
ースPSを含む)は同図に示すように、食パンPの下面
に接触して塗布されることになる。つまり、この調味液
の塗布コンベア2によると、食パンPは上下ローラ21
0,220で移送されると同時にピザソースPSが塗布され
るのである。
【0028】また、通常に食パンPの表面は凹凸(外周
部の所謂耳は厚く中身は薄くなっている。また、中身に
は比較的大きな気泡ができていることが多い等)ができ
ているためローラによりピザソースPSを食パンPに満
遍なく塗布することは困難であるが、この実施形態の装
置では、上下ローラ210,220の間隔を食パンPの厚みよ
りも少し狭く設定してあるので厚い食パン部分は圧縮さ
れて、食パンPの上下ローラ210,220との接触部分はそ
の域において面一となるから、ピザソースPSを食パン
Pに満遍なく塗布されることとなる。そして、上下ロー
ラ210,220を通過したときには圧縮が開放された食パン
Pは膨張し、このときにピザソースPSを吸収すること
になる。よって、ピザソースPSの食パンPへの付着は
しっかりしたものとなる。 「食パンPへのピザソースPSの塗布量を変える場合に
ついて」調味液タンク200からピザソースPSを汲み上
げる溝221を有している下ローラ220を上ローラ210と入
れ替えることにより、食パンPへのピザソースPSの塗
布量を少なくすることができる。よって、5本の下ロー
ラ220 の置き換え分、つまり5(下ローラ220の本数−
1)段階で塗布量を変えることができる。
【0029】なお、上記の作業は、上述したように、上
ローラ210 は板材214, 214から軸受け215と一体的に取
り外せ、下ローラ220は調味液タンク200から軸受け224
と一体的に取り外せるようになっているから、容易に行
うことができる。 (反転コンベア3について)反転コンベア3は、塗布コ
ンベア2で下面にピザソースPSが塗布された食パンP
を裏返しにして、ピザソースPSの塗布面が上面となる
ように反転させるものである。
【0030】この反転コンベア3は、図7に示すよう
に、両側に設けられた保持板300,300相互間に2本の送
りローラ301と小径の固定丸棒302 を掛け渡して成る構
成部分と、これよりも下方に配置されたコンベアBC2
の上流部分とから構成されており、食パンPは固定丸棒
302 を支点として図7の二点鎖線で示した軌跡で反転
し、停止しているコンベアBC2の移送面上に落下す
る。
【0031】ここで、この反転コンベア3には落下反転
して列が乱れた6枚の食パンPを横一列で且つそれぞれ
を正規の移送ライン上に整列させるための整列装置310
を具備させてある。この整列装置310 としては、例えば
図7や図15に示すように、シリンダ311の出力軸部に姿
勢・位置矯正用の案内部312 を設け、前記案内部312
を、後端側が食パンPの幅よりも少し広く且つ先端取入
口側が徐々に広がっている枠板で形成したものとするこ
とができる。この整列装置310によると、シリンダ311の
出力軸の伸長に伴うなうプッシュ部312 の前進により、
食パンPを確実に捕らえることができ、食パンPの底面
が基板313 に接触した時点で、食パンPの姿勢及び位置
は適正なものとなっている(6枚の食パンは横1列)。
その後、シリンダ311 の出力軸が復帰すると、コンベア
BC2は駆動状態となり、適正な姿勢及び位置で6枚の
食パンPはタクト送りコンベア4に横1列で移送され
る。 (タクト送りコンベア4について)タクト送りコンベア
4は、図1や図2に示すように、チーズトッピング装置
5、ベーコントッピング装置6及びサラミトッピング装
置7によって切断等されたチーズ等が落下する位置にコ
ンベアラインを合わせて設置してある。
【0032】なお、このタクト送りコンベア4は、言う
までもないが、停止位置はチーズ等が落下する位置に設
定してあり、また、所定量のチーズ等が食パンP上にト
ッピングされるのに要する時間を考慮して停止時間を設
定してある。 (チーズトッピング装置5について)このチーズトッピ
ング装置5は、図16や図17に示すように、タクト送りコ
ンベア4によって6列で移送され停止している食パンP
上に、横軸530 を共通とした3個の削り具50によって削
り取られた小片状のチーズCHをトッピングするように
した装置であり、3個のチーズガイド540、回転駆動伝
達装置550、3個の二股シュート560 、3個の飛散防止
用シュート562及び共通架台564を介して全ての飛散防止
用シュート562を上下動させる昇降手段563を具備させて
いる。
【0033】なお、この実施形態ではチーズトッピング
装置5は2連としてあるが、これは例えば2種類のチー
ズをトッピングする場合に使用される。よって、1種類
のチーズをトッピングする場合には2連にする必要はな
い。
【0034】「削り具50」この削り具50は基本的には、
図19や図20に示すように、横軸530 に設けられた一対の
側板500, 500相互間に3枚の刃付板510 を周方向に間隙
Kを設けて架設して成るものであり、前記刃付板510は
横軸530の軸心を中心とした同一円周上に位置させるべ
く湾曲させてあると共に横軸530が延びる方向に多数の
削取り刃511を配列させてある。なお、この実施形態で
は図19や図20に示すように、作業時における刃付板510
の変形を防止するため二枚の補強板520を具備させてあ
り、また、削り取られた小片状のチーズCHを二股シュ
ート560 を介して同量で分離トッピングさせるための仕
切板570を具備させてある。
【0035】「側板1」側板500は、図20や図21に示す
ように、円形状の凹み部502 を有する外側板501と、前
記凹み部502に遊嵌される円形状の内側板505とから構成
されており、外側板501の凹み部502を構成する周壁面と
内側板505の外周面とにより刃付板510を着脱自在に挟持
させるようにしている。
【0036】外側板501は、図20や図21に示すように、
その中央部に横軸530よりも少し大径の挿通孔503を設け
てあり、この挿通孔503から離れた位置に120°間隔
でボルト挿通孔504を形成してある。
【0037】内側板505は、図20や図21に示すように、
その中央部に横軸530に挿通するための挿通孔506を設け
てあり、上記ボルト挿通孔504 と対応する位置にネジ孔
507を形成してある。また、この内側板505は、図20や図
21に示すように、上記凹み部502の直径よりも僅かに小
さな直径としてあり、刃付板510 が装着される外周部分
を刃付板510の板厚分だけ凹ませると共に刃付板510の折
曲部512 を挿入するための溝509を形成してある。な
お、この内側板505は図20や図21に示すように、上記挿
通孔506に横軸530を挿通させた状態で当該横軸530に固
定されている。
【0038】ここで、外側板501の内側板505への取り付
けは、図20に示すように、摘み付ネジ508をボルト挿通
孔504に挿入し、ネジ孔507 に螺入するようにして行わ
れている。よって、摘み付ネジ508のネジ孔507への螺入
と解けば、外側板501は内側板505から取り外れ、ことに
伴って刃付板510を取り外すことができる。
【0039】「刃付板510」刃付板510は、図19や図21に
示すように、凹み部502の周面に沿うように湾曲した薄
板で構成されており、その一端側に上記溝509に挿入さ
れる折曲部512を設けてある。
【0040】この刃付板510に形成された削取り刃511
は、図19や図20に示した装着状態において、横軸530の
軸心に対して少し角度を設けて配列させてあり、これに
よりチーズCHは前記の如く配列された多数の削取り刃
511 によって順次削り取られるので、一度にチーズCH
の底面を削り取るのではなく、回転方向先端側に位置す
る削取り刃511から順次チーズCHが削り取られるよう
にしてある。
【0041】したがって、チーズCHに無理な力が作用
すること無く、円滑に削取り刃511よって削り取られ、
また、横軸530を回転せしめるモータ651の負荷の変動を
小さく抑えることができる共に、定格出力も小さく抑え
ることができる。
【0042】また、削取り刃511は図21に示すように、
各刃付板510に二列設けてあり、全体としては六列有す
るものとしてある。そして、各列の削取り刃511 を少し
づつ横軸530の軸心方向に位置ズレさせることにより、
横軸530が一回転したときには、全ての削取り刃511 に
よりチーズCHの端面全域が削り取られるようにしてい
る。
【0043】「補強板520」補強板520は、図22に示すよ
うに、その外径を凹み部502の直径と略一致させてあ
り、三枚の刃付板510を嵌め込むための三つの切欠部521
を設けてある。この補強板520は図22に示すように、そ
の中央部に挿通孔522を設けてあり、前記挿通孔522に横
軸530を挿通させた状態で当該横軸530に固定されてい
る。
【0044】「仕切板570」仕切板570は、図23に示すよ
うに、その外径を凹み部502の直径と略一致させてあ
り、三枚の刃付板510を嵌め込むための三つの浅い切欠
部571を設けてある。この仕切板570は図23に示すよう
に、その中央部に挿通孔572を設けてあり、前記挿通孔5
72に横軸530を挿通させた状態で当該横軸530に固定され
ている。
【0045】「横軸530について」横軸530は、図19や図
20に示すように、円形のパイプにより構成されている。
【0046】「チーズガイド540」チーズガイド540 は
図20や図21の二点鎖線で示すように、一対の断面コ字状
の部材を対向させるようにして構成されており、棒状の
チーズCHは前後左右には移動不能に且つ下方には移動
自在に保持されている。
【0047】したがって、チーズCHの下面は削取り刃
511に削り取られるにしたがい下方に移動することとな
るが、チーズCHは図21に示すように常時刃付板510に
接触しており、連続的にチーズCHを削り取ることがで
きる。
【0048】「削り具50によるチーズCHの削り取り及
び排出について」この削り具50では図24に示すように、
削取り刃511 により削り取られるが、この削り取られた
チーズCHの小片は、図19や図21に示した間隙Kから落
下排出され、チーズCHの小片は食パンP上にトッピン
グされる。
【0049】「回転駆動伝達装置550、二股シュート56
0、飛散防止用シュート562」回転駆動伝達装置550は、
図16や図17に示すように、減速機付モータ551と、前記
減速機付モータ551の出力軸に取り付けられたプーリ552
、横軸530に取り付けられたプーリ553と、前記プーリ
552, 553相互間に掛け渡された伝動ベルト554とから構
成されており、減速機付モータ551の回転力は、プーリ5
52→伝動ベルト554→プーリ553の経路で横軸530に伝達
されるようにしてある。
【0050】二股シュート560は、二股の分岐部分を削
り具50の仕切板570と対応させて配置してある。
【0051】飛散防止用シュート562は、図18に示すよ
うに、二股シュート560 の排出管561に外挿させてあ
り、昇降手段563 であるシリンダにより降下させたとき
には食パンPの上面に接触し、上昇させたときには食パ
ンPから離れるようにしてある。したがって、削り具50
により削り取られた小片状のチーズCHはベルトコンベ
ア4上に飛散することなく全て食パンP上に載置され
る。なお、飛散防止用シュート562の降下タイミングは
食パンPが飛散防止用シュート562の真下にきてタクト
送りコンベア4が停止したときであり、このとき回転駆
動伝達装置550 が駆動状態となり、削り具50が回転す
る。
【0052】「その他」上記実施形態の削り具50では、
三枚の刃付板510 が取り付けられているが、これに限定
されることなく、二枚以下でも四枚以上でもよい。但
し、刃付板510,510相互間には小片状のチーズCHを落
下排出するための間隙Kを確保する必要がある。
【0053】上記実施形態の刃付板510では、二列で削
取り刃511を形成してあるが、一列でも三列以上でもよ
い。
【0054】上記実施形態では、削取り刃511は横軸530
の軸心に対して少し角度を設けて配列させてあるが、こ
れに限定されることなく、削取り刃511は横軸530の軸心
と同一方向に配列させてもよい。
【0055】上記実施形態では、清掃のことを考慮して
刃付板510 を取り外せるようにしてあるが、側板500 を
一枚物とし、この側板500に刃付板510を固定してもよ
い。 (ベーコン・サラミトッピング装置6)このベーコン・
サラミトッピング装置6は、図25〜図27に示すように、
タクト送りコンベア4によって6列で移送され停止して
いる食パンP上に、回転カッタ631 により薄くスライス
したベーコンB及びサラミSをトッピングする装置であ
り、図25において右側部がベーコントッピング部60、左
側部がサラミトッピング部61になっている。
【0056】「基本的な構成」このベーコン・サラミト
ッピング装置6では、図25〜図27に示すように、メイン
架台600上に、枠体610が車輪611により移動できるよう
に設けられており、前記枠体610にガイド軸612及びスラ
イド621を介して移動体620が移動可能に取付られてい
る。そして、移動体620は図25や図26に示すように、シ
リンダ625により枠体610に対して移動せしめられるよう
になっている。
【0057】「枠体610、ガイド保持板640」枠体610
は、図25〜図27に示すように、左右の枠部材610a, 610a
の外側面に車輪611を設けると共に、ベルト進行方向に
延びる上記したガイド軸612を2本設けてある。よっ
て、この枠体610 はタクト送りコンベア4の掃除等をす
る際には容易に移動させることができる。
【0058】ここで、上記枠部材610a, 610a相互間には
図25〜図27に示すように、ベーコンガイド642を保持し
たガイド保持板640 を架設してあり、前記ガイド保持板
640の両端部を摘まみ付きネジ651, 661で当該枠部材610
a, 610aにネジ止めしてある。
【0059】「移動体620」移動体620 は、図26に示す
ように、方形の枠形状に構成してあると共に左右の部材
620a, 620aにスライド体621をそれぞれ2個設けてあ
り、前記スライド621をガイド軸612 に進み対偶状態に
外挿することにより当該移動体620がガイド軸612に沿っ
て移動できるようにしてある。
【0060】上記した部材620a, 620a 相互間には、図2
6や図28に示すように、固定板622を固着すると共に当該
固定板622 に蝶板624を介して揺動板623を取り付けてあ
り、前記揺動板623に出力軸に回転カッタ631が装着され
た減速機付きモータ630を取付てある。なお、揺動板623
側に減速機付きモータ630を取り付ける構成としたの
は、図28の二点鎖線に示すように、減速機付きモータ63
0 を傾倒させて回転カッタ631をメンテナンス可能な位
置に移動させ得るようにするためである。
【0061】また、この移動体620には図28や図29に示
すように食材受板632を設けあり、前記食材受板632の上
面は回転カッタ631の外端刃631aよりも少し低い位置に
設定してある。よって、外端刃631aと食材受板632 の上
面との距離がスライスされたベーコンBの厚み寸法とな
る。
【0062】「ベーコントッピング部60の動作」タクト
送りコンベア4がベーコンガイド642 に収容されたベー
コンBの真下で食パンPが停止すると、シリンダ625 の
出力軸は図26の実線の状態から二点鎖線の状態に示すよ
うに変化しこれに伴って移動体620と共に回転カッタ631
及び食材受板632も移動する。したがって、図28や図29
に示すように、食材受板623によるベーコンBの下端の
受け面積は少なくなっていくが、その分、回転カッタ63
1 によるベーコンBの下部のスライスが進むにつれ、そ
の分、回転カッタ631 の上面によるベーコンBの下端の
受け面積は多くなるので、ベーコンBがベーコンガイド
642から抜け落ちるようなことはない。
【0063】なお、前記したベーコントッピング部60と
サラミトッピング部61はガイド642、643の断面形状が相
違する以外は全て同じ構成であるので、サラミトッピン
グ部61については説明を省略する。 (仕上げコンベアBC3について)チーズCH、ベーコ
ンB及びサラミSが供給された食パンPは、野菜供給コ
ンベアに移り、野菜供給、仕上げの作業位置を通過する
間に人手により野菜供給、欠落したトッピングの補充並
びに不適当な製品の排除を行う。 (この食品自動製造装置の能力について)一例 タクト送りコンベア4の停止から次の停止までの時間を
3.6秒としてあり、6個の製品を3.6秒で完成させ
るように設定してある。つまり、この食品自動製造装置
の1時間当たりの生産能力(処理能力)は、1時間(3
600秒)÷3.6秒×6個=6000個に設定してあ
る。 (この食品自動製造装置の優れた点について) .作業に要する占有面積を大きくしていた作業者はほ
とんど不要となるから、コンベアが短くなる等、全体と
しての設置面積は小さくなる。 .作業者はほとんど不要となるから人件費を著しく節
減できる。 .上記したように1時間に6000個もの製品ができ
るものとなり、生産能力が大きいことが明らかである。 .全て機械が正確に製品を製造するものである(個人
の技量と裁量に依存する余地がない)から、調味液や調
味ペースト物の量やトッピング材の量にバラツキが少な
く、よって材料費のロスが減少すると共に、品質の均一
化が図れる。 (変形例について) .記実施形態の食品自動製造装置は、6列でピザトー
ストを製造するためのものであるが、これに限定される
ことなく、1列でも6列以外の他の複数列でピザトース
トを製造するものとしてもよい。 .上記実施形態におけるベーコン・サラミトッピング
装置6を、ベーコントッピング装置とサラミトッピング
装置に分かれたものとすることができる。 .上記実施形態の食品自動製造装置では、ストッカー
1、塗布コンベア2、反転コンベア3、タクト送りコン
ベア4、チーズトッピング装置5、ベーコンS・サラミ
トッピング装置6、コンベアBC1,2、仕上げコンベ
アBC3とから構成されているが、これに限定されるこ
となく、塗布コンベア2、反転コンベア3、タクト送り
コンベア4、一台のトッピング装置(スライス、小片切
断を問わない)により構成されたものでもよい。 〔他の実施形態〕上記実施形態では、ピザトーストを製
品としたが、これに限定されることなく、煎餅、クッキ
ー、ビスケット、ピザ等にも使用できる。
【0064】煎餅の場合、塗布コンベアで粘度が低い砂
糖水やソース(調味液)等を塗布した後、トッピング装
置で生姜等を千切り又はスライスしたものをトッピング
する。
【0065】クッキーやビスケットの場合、塗布コンベ
アでクリームやチョコレート(調味ペースト状物)を塗
布した後、トッピング装置でアーモンド等のナッツ類を
千切り又はスライスしたものをトッピングする。
【0066】ただし、煎餅、クッキー、ビスケット等の
弾力性がなく比較的割れやすい食品基材に、塗布コンベ
アを使用する場合、煎餅等が割れないように加圧力を低
減させるべく上ローラを軽いものとすることが必須条件
になる。
【0067】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。
【0068】発明の実施の形態の欄の内容から明らかな
ように、設置面積が小さく、人件費を著しく節減で
き、生産能力が大きく、材料費のロスが少なく且つ
品質の均一化が図れる食品自動製造装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の食品自動製造装置の正
面図。
【図2】前記食品自動製造装置の平面図。
【図3】前記食品自動製造装置のストッカの一部断面
図。
【図4】前記食品自動製造装置のストッカの背面からの
図。
【図5】前記食品自動製造装置のストッカの平面図。
【図6】前記ストッカから食パンを押し出した状態を示
す平面図。
【図7】前記食品自動製造装置の塗布コンベア及び反転
コンベアの断面図。
【図8】前記塗布コンベアの平面図。
【図9】前記食品自動製造装置の塗布コンベアの断面
図。
【図10】前記塗布コンベアに使用されている上ローラの
斜視図。
【図11】前記塗布コンベアに使用されている下ローラの
斜視図。
【図12】前記下ローラがピザソースを汲み上げている状
態を示す図。
【図13】図8のX−X断面図。
【図14】図8のY−Y断面図。
【図15】前記反転装置に付加してある整列装置の平面
図。
【図16】前記食品自動製造装置のチーズトッピング装置
の正面図。
【図17】前記チーズトッピング装置の側面図。
【図18】前記チーズトッピング装置に使用されている二
股シュート、飛散防止シュート及び共通架台の断面図。
【図19】前記チーズトッピング装置の削り具の斜視図。
【図20】前記チーズトッピング装置の削り具の平面図。
【図21】図20のZ1−Z1断面図。
【図22】図20のZ2−Z2断面図。
【図23】図20のZ3−Z3断面図。
【図24】前記削り具によりチーズが削り取られている様
子を示す図。
【図25】前記食品自動製造装置のベーコン・サラミトッ
ピング装置の正面図。
【図26】前記ベーコン・サラミトッピング装置の平面
図。
【図27】前記ベーコン・サラミトッピング装置の側面
図。
【図28】前記ベーコン・サラミトッピング装置の回転カ
ッタと食材受板との関係を示す図。
【図29】前記回転カッタによりチーズをスライスしてい
る状態を示す図。
【符号の説明】
P 食パン(食品基材) PS ピザソース(調味液、調味ペースト状物) CH チーズ(食材) B ベーコン(食材) S サラミ(食材) 1 ストッカ 2 塗布コンベア 200 タンク 210 上ローラ 220 下ローラ 3 反転コンベア 4 タクト送りコンベア 5 チーズトッピング装置 6 ベーコン・サラミトッピング装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品基材を上下ローラで挟み込んで移送
    しながら下ローラでタンクから汲み上げた調味液又は調
    味ペースト状物を食品基材の下面側に付着させる塗布コ
    ンベアと、塗布コンベアを通過した食品基材を移送しな
    がら反転させて調味液又は調味ペースト状物が付着した
    面を上側にする反転コンベアと、前記反転コンベアで移
    送されてきた食品基材をさらに下流側へ間欠移送させる
    タクト送りコンベアと、前記タクト送りコンベアで間欠
    移送される途中における移送停止時に、前記食品基材の
    調味液又は調味ペースト状物が付着した上面に、食材を
    所定の形状に切断して落下させるトッピング装置とを具
    備することを特徴とする食品自動製造装置。
  2. 【請求項2】 塗布コンベアの上流側に、食品基材を積
    み上げた状態に貯留し且つ最下部の食品基材を塗布コン
    ベア側へ次々と送り出すストッカーを設けてあることを
    特徴とする請求項1記載の食品自動製造装置。
  3. 【請求項3】 トッピング装置は、食材を細長の小片に
    切断し且つ食品基材上に落下させる削り装置、又は/及
    び食材を薄く切断し且つ食品基材上に落下させるスライ
    ス装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の食
    品自動製造装置。
  4. 【請求項4】 塗布コンベア、反転コンベア、タクト送
    りコンベア、トッピング装置が、複数列設けてあること
    を特徴とする請求項1記載の食品自動製造装置。
  5. 【請求項5】 ストッカー、塗布コンベア、反転コンベ
    ア、タクト送りコンベア、トッピング装置が、複数列設
    けてあることを特徴とする請求項2記載の食品自動製造
    装置。
  6. 【請求項6】 トッピング装置は、食材を細長の小片に
    削り取り且つ食品基材上に落下させる装置、又は/及び
    食材を薄くスライスし且つ食品基材上に落下させる装置
    であることを特徴とする請求項4又は5記載の食品自動
    製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102119709A (zh) * 2010-12-23 2011-07-13 钟延波 热狗面包全自动上酱机
KR101272481B1 (ko) * 2010-12-22 2013-06-10 주식회사 에스아이판 국소 지지형 단열차음재의 제조방법
JP2019122485A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 株式会社日本キャリア工業 焼成食品の製造方法と製造装置

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