JP2003274167A - ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体 - Google Patents

ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体

Info

Publication number
JP2003274167A
JP2003274167A JP2002071013A JP2002071013A JP2003274167A JP 2003274167 A JP2003274167 A JP 2003274167A JP 2002071013 A JP2002071013 A JP 2002071013A JP 2002071013 A JP2002071013 A JP 2002071013A JP 2003274167 A JP2003274167 A JP 2003274167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dot
moving
halftone
cell
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002071013A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Miyagi
真 宮城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002071013A priority Critical patent/JP2003274167A/ja
Publication of JP2003274167A publication Critical patent/JP2003274167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 規則的なセルの並びから発生する視覚パター
ンによる画質の低下を抑えた、ハーフトーンスクリーニ
ング方法を得る。 【解決手段】 ドット移動前のドット配置例1と移動後
のドット配置例2とを示している。範囲を限定したドッ
トの移動の例であり、隣接セルとの融合を避けドット移
動場所の決定手順例を示している。規則的に並んだドッ
トによる視覚的パターンの発生を抑制するために、ドッ
トの配置にノイズを加える方法は、数多く提案されてい
る。本発明では図1に示すように、ハーフトーンセルの
一辺の長さを半分程度にした正方範囲を想定し、正方形
セルの中心となるドットを、その正方範囲内でランダム
に移動することを考える。この結果、ドットの移動範囲
が限られているため、隣接するセルのドットと隣り合っ
て融合してしまうことを避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハーフトーンスク
リーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、
および情報記録媒体に関し、たとえば、本発明は、ラン
ダム的手法を取り入れた集中型ディザによるデジタルハ
ーフトーンスクリーニングに係わる、ハーフトーンスク
リーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、
および情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハーフトーンスクリーニング方
法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記
録媒体は、例えば、集中型ハーフトーンディザを用いた
デジタルスクリーニングへ適用される。この集中型ハー
フトーンディザを用いたデジタルスクリーニングでは、
規則的なセルの並びから発生する視覚パターンを抑制す
るために、ランダム性を加えたスクリーニング方法が、
数多く提案されている。
【0003】本発明と技術分野の類似する先願発明例1
として、特開2000−94756号公報の「電子写真
の画像処理装置及びその方法」がある。本先願発明例1
では、網点の成長核をランダムにずらすことにより、す
じむらを抑える画像処理方法を提供している。
【0004】また、先願発明例2の特願平8−2469
94号公報の「確率ディザリングを最小密度分散と共に
使用するハーフトーン化方法」では、分散型ディザにつ
いてのハーフトーニング手法を提供している。
【0005】さらに、特開2001−218053号公
報の「ハーフトーンスクリーニング方法及び当該方法を
実行するコンピュータプログラムが記憶された情報記憶
媒体」では、六角形セルについてセル中心を移動させる
ハーフトーンスクリーニングを実施している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セ
ル中心移動方法、および情報記録媒体では、例えば、集
中型ハーフトーンディザを用いたデジタルスクリーニン
グへ適用されるが、この集中型ハーフトーンディザを用
いたデジタルスクリーニングでは、規則的なセルの並び
から発生する視覚パターンにより画質が低下しやすいと
いう問題点を伴う。
【0007】本発明は、規則的なセルの並びから発生す
る視覚パターンによる画質の低下を抑えた、ハーフトー
ンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動
方法、および情報記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明のハーフトーンスクリーニング
方法は、ドット集中型正方形ディザパターンをハーフト
ーンセルとして用いるスクリーニング方法において、セ
ル中心をランダムにドット移動することにより、画質低
下の原因となる視覚パターンの発生を抑制することを特
徴とする。
【0009】請求項2記載の発明のドット移動方法で
は、請求項1のドット移動は、ハーフトーンセル一辺の
半分の長さを一辺に持つ正方形内に限定された範囲で実
施されることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明のドット移動方法で
は、請求項1のドット移動のランダム性は、発生させた
乱数を移動範囲内のピクセル数で割った余りにより決定
されることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明のハーフトーンスクリ
ーニング方法では、請求項1のハーフトーンスクリーニ
ングにおいて、ランダムな描画は、ハーフトーンセル一
辺の半分の長さを一辺に持つ正方形内に限定された範囲
で実施されることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明のセル中心移動方法で
は、ライン描画時は、請求項2のセル中心の移動範囲を
ラインが描画される領域に限定することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明のハーフトーンスクリ
ーニング方法では、請求項1のスクリーニング方法をカ
ラーデバイスに適用する場合に、各色スクリーンについ
てドットができるだけ重ならないように、ドット移動範
囲を限定することを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明の情報記録媒体では、
請求項1のハーフトーンスクリーニング方法の処理手順
を実行するコンピュータプログラムが記録されたことを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方
法、セル中心移動方法、および情報記録媒体の実施の形
態を詳細に説明する。図1から図4を参照すると、本発
明のハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方
法、セル中心移動方法、および情報記録媒体の一実施形
態が示されている。
【0016】図1は、本発明のハーフトーンスクリーニ
ング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および
情報記録媒体の実施形態が適用される、範囲を限定した
ドットの移動の例であり、隣接セルとの融合を避けドッ
ト移動場所の決定手順例を示した図である。本図1にお
いて、ドット移動前のドット配置例1と移動後のドット
配置例2とを示している。
【0017】規則的に並んだドットによる視覚的パター
ンの発生を抑制するために、ドットの配置にノイズを加
える方法は、数多く提案されている。本発明では図1に
示すように、ハーフトーンセルの一辺の長さを半分程度
にした正方範囲を想定し、正方形セルの中心となるドッ
トを、その正方範囲内でランダムに移動することを考え
る。この結果、ドットの移動範囲が限られているため、
隣接するセルのドットと隣り合って融合してしまうこと
を避けることができる。
【0018】図2は、ドットの成長方法の手順例を示し
た図である。ドット移動場所の決定は、まず、図2に示
したように移動範囲内のピクセルに番号をつけ、発生さ
せた乱数を移動範囲内のピクセル数で割る。その余りと
移動範囲内の数が同じ場所がドット移動場所となる。こ
の手順によれば、計算が簡単でコストが低い特性があ
る。
【0019】セル中心ドットの移動後は、直前に塗られ
たドットに隣接するドットを塗ることでドットを成長さ
せていく。例えば、図2(a)で中心からピクセル18へド
ットが移動した場合、次に塗られるドットは、ピクセル
18に隣接した範囲内でランダムに選択されたピクセルと
なる(図2(b))。
【0020】最初に設定した移動範囲内で上記を実施
し、範囲内のピクセルを全て塗った後は、ランダム性を
付加することなく、通常の集中型ディザと同様に、全て
のセルで相似にドット描画を行なっていく。これによ
り、隣接するセル同士の結合に偏りがなくなり、視覚パ
ターンの発生を抑制する。
【0021】図3は、文字・細線描画の処理例を説明す
るための図である。これを応用して、文字や細線を描画
する際には、ドットの移動範囲を描画領域に限定するこ
とによって、ドットが描画される確率をあげることもで
きる。これにより、途切れの少ない文字、細線を実現す
ることができる。
【0022】図4は、カラースクリーンへの適用例を示
した図である。上記の処理手順と同様に、カラー出力デ
バイスで使用する場合は、各色ごとに、他色に重ならな
いピクセルへ移動範囲を限定することで、ドットの重な
りを極力避けて、カラー再現性を向上させることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明のハーフトーンスクリーニング方法では、
ドット集中型正方形ディザパターンをハーフトーンセル
として用いるスクリーニング方法において、セル中心を
ランダムに移動することにより、画質低下の原因となる
視覚パターンの発生を抑制することができる。
【0024】請求項2記載の発明のドット移動方法で
は、ドット移動がハーフトーンセル一辺の半分の辺長を
持つ正方形内に限定された範囲であることから、ドット
の偏りを抑制することができる。
【0025】請求項3記載の発明のドット移動方法で
は、ドットの移動位置を、発生させた乱数を移動範囲内
のピクセル数で割った余りにより決定することで、誤差
拡散のような複雑な方法よりも計算コストを抑えること
ができる。
【0026】請求項4記載の発明のハーフトーンスクリ
ーニング方法では、ランダムなドット成長を限られた範
囲内のみに実施することにより、隣接セル結合の偏りに
よる画質低下を抑えることができる。
【0027】請求項5記載の発明のセル中心移動方法で
は、セル中心の移動範囲をライン描画の領域に限定する
ことで、文字、細線の再現性を向上させることができ
る。
【0028】請求項6記載の発明のハーフトーンスクリ
ーニング方法では、カラー各色スクリーンのドットがで
きるだけ重ならないように、ドット移動範囲を限定する
ことで、色再現性を向上させることができる。
【0029】請求項7記載の発明の情報記録媒体では、
本発明を出力デバイスで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される、範囲を限定し
たドットの移動の例であり、隣接セルとの融合を避けド
ット移動場所の決定手順例を示した図である。
【図2】ドットの成長方法の手順例を示した図である。
【図3】文字・細線描画の処理例を説明するための図で
ある。
【図4】カラースクリーンへの適用例を示した図であ
る。
【符号の説明】 1 ドット移動前のドット配置例 2 移動後のドット配置例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AB01 AB11 AB13 BB02 BB03 BB06 BB23 5B057 AA11 CA01 CA02 CA08 CA12 CA16 CB01 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE13 CH07 CH08 5C077 LL03 MP01 MP08 NN07 NN08 PP68 PQ12 TT02 5C079 LC04 LC11 MA11 NA02 PA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドット集中型正方形ディザパターンをハ
    ーフトーンセルとして用いるスクリーニング方法におい
    て、 セル中心をランダムにドット移動することにより、画質
    低下の原因となる視覚パターンの発生を抑制することを
    特徴とするハーフトーンスクリーニング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のドット移動は、ハーフトーン
    セル一辺の半分の長さを一辺に持つ正方形内に限定され
    た範囲で実施されることを特徴とするドット移動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のドット移動のランダム性は、
    発生させた乱数を移動範囲内のピクセル数で割った余り
    により決定されることを特徴とするドット移動方法。
  4. 【請求項4】 請求項1のハーフトーンスクリーニング
    において、ランダムな描画は、ハーフトーンセル一辺の
    半分の長さを一辺に持つ正方形内に限定された範囲で実
    施されることを特徴とするハーフトーンスクリーニング
    方法。
  5. 【請求項5】 ライン描画時は、請求項2のセル中心の
    移動範囲をラインが描画される領域に限定することを特
    徴とするセル中心移動方法。
  6. 【請求項6】 請求項1のスクリーニング方法をカラー
    デバイスに適用する場合に、各色スクリーンについてド
    ットができるだけ重ならないように、ドット移動範囲を
    限定することを特徴とするハーフトーンスクリーニング
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1のハーフトーンスクリーニング
    方法の処理手順を実行するコンピュータプログラムが記
    録されたことを特徴とする情報記録媒体。
JP2002071013A 2002-03-14 2002-03-14 ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体 Pending JP2003274167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002071013A JP2003274167A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002071013A JP2003274167A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003274167A true JP2003274167A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29201421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002071013A Pending JP2003274167A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003274167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012118093A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Sony Corp 画像表示装置、画像表示装置の駆動方法及び画像表示プログラム、並びに、階調変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012118093A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Sony Corp 画像表示装置、画像表示装置の駆動方法及び画像表示プログラム、並びに、階調変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4396896B2 (ja) 閾値マトリクス生成方法、閾値マトリクス生成装置および記録媒体
JP4236804B2 (ja) 画像処理方法、その装置及び記憶媒体
JPH05122510A (ja) 画像処理装置
JP3396992B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP2003274167A (ja) ハーフトーンスクリーニング方法、ドット移動方法、セル中心移動方法、および情報記録媒体
TWI258693B (en) System and method of processing an error diffusion halftone image
JP4141824B2 (ja) ドット分散型マスク、画像表示装置、画像処理装置及び方法、画像処理プログラム、ドット分散型マスクの作成方法、ドット分散型マスクの作成プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001326817A (ja) 画像処理装置
JPH11331584A (ja) 多値画像のハーフトーニング装置及び画像形成装置
US20060203291A1 (en) Tone converting device, image processing apparatus, printing apparatus, tone converting method, and program
JP2003198843A (ja) 削減されたバッファでのエラー拡散
Trager et al. A GPU based implementation of Direct Multi-bit Search (DMS) screen algorithm
Wu et al. Supercell dither masks with constrained blue noise interpolation
JP2007129441A (ja) 閾値マトリクス作成法および画像処理方法
JP2883456B2 (ja) 階調カラー画像の二値化方法
JP2004015614A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3402118B2 (ja) 画像信号処理方法及び画像信号処理装置
JP2003125219A (ja) 閾値マトリックス、およびそれを利用した階調再現方法とその装置
JP2002152512A (ja) 画像処理方法および装置
JP2003018404A (ja) 閾値マトリックス、およびそれを利用した階調再現方法とその装置
JP2005323101A (ja) デジタルハーフトーンスクリーニング方法、プログラム及び記録媒体
JPH10257302A (ja) 画像処理方法および装置
JP3484272B2 (ja) 画像処理装置
JP2656031B2 (ja) 画像信号処理装置
JP2006197411A (ja) ハーフトーンスクリーニング方法及びプリンタ