JP2003273969A - 携帯端末及び該携帯端末の表示制御方法 - Google Patents

携帯端末及び該携帯端末の表示制御方法

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JP2003273969A
JP2003273969A JP2002070999A JP2002070999A JP2003273969A JP 2003273969 A JP2003273969 A JP 2003273969A JP 2002070999 A JP2002070999 A JP 2002070999A JP 2002070999 A JP2002070999 A JP 2002070999A JP 2003273969 A JP2003273969 A JP 2003273969A
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JP2002070999A
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Hirobumi Shirota
博文 代田
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の人に不快感を与えることなく、ユーザ
に着信を確実に知らせ、ユーザが発信者を識別できるよ
うにする。 【解決手段】 制御部は、着信有りを検知した時は発信
者を特定し、発信者に対応する着信通知用楽曲の楽曲コ
ードを検索し、この楽曲コードに対応する点灯色変化パ
ターンデータを記憶部の点灯パターン記憶領域から読み
出して、LED駆動部を制御して、着信通知ランプ11
の赤色LED、緑色LED、青色LEDを駆動させ、設
定された点灯色変化パターンで、点滅させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数色で表示が
可能な表示手段を有する携帯電話機等の携帯端末及び該
携帯端末の表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話機においては、着信
時には、例えば、リンガー発生器からの着信音(呼出し
音)の出力や、着信通知ランプの点滅、バイブレータの
振動等によって着信したことをユーザに知らせるように
されている。また、近年は、ユーザが着信通知用のオリ
ジナル楽曲を自作し、さらに、楽曲を発信相手として予
想される者毎に設定して、着信時に発信者を識別できる
ようにもなっている。
【0003】このような機能を有する携帯電話機101
には、図21に示すように、携帯電話機本体の構成各部
を制御する制御部102と、制御部102が実行する処
理プログラムや、電話帳情報、着信通知用楽曲情報、着
信履歴情報等の各種データ等を記憶するための記憶部1
03と、無線電波の送受信を行うアンテナ104と、音
声やデータを変調してアンテナ105を介して無線電波
として送信すると共に、無線電波をアンテナ105を介
して受信して音声やデータに復調し、所定のプロトコル
に従って通話やデータ通信を行うために用いられる無線
通信部106と、各種操作キー等からなる操作部107
と、例えば液晶表示装置からなる表示部108と、着信
を通知するためのLEDからなる着信通知ランプ109
と、着信通知ランプ109を構成する各LEDを駆動す
るためのLED駆動部110と、着信通知用の楽曲を出
力するリンガー発生器111と、リンガー発生器111
を駆動するためのリンガー駆動部112と、受話音声を
出力するスピーカ113と、送話音声を入力するマイク
ロフォン114とを備えている。
【0004】記憶部103に記憶されている電話帳情報
は、図22に示すように、氏名と対応する電話番号及び
着信通知用楽曲名とを含んでいる。制御部102は、着
信の有無を監視し、着信有りを検知した時は、発信者を
特定し、次に、図22に示す電話帳情報に基づいて、対
応する着信通知用楽曲を選択し、リンガー駆動部112
を制御してリンガー発生器111から、所定の発信者か
らの呼出しを知らせる楽曲を出力させる。これによっ
て、この携帯電話機101を操作するユーザは、着信し
たことはもとより、誰から呼出しを受けているかも知る
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話機では、特にユーザの周囲に大勢の人がい
る状況では、着信通知用楽曲が出力された場合に、この
楽曲がユーザにとって快く感じられても、周囲の人々に
とっては騒音と感じられ、不快感を与えてしまうという
問題があった。このため、特に電車内等で音を消すマナ
ーモードに切り換えた場合でも、着信を通知し、かつ発
信者を特定可能とするために、着信通知ランプの点灯色
を変えて表示する技術が提案されている。しかしなが
ら、着信通知ランプの点灯色は、高々数種類であり、電
話帳情報としてデータが記憶された大勢の者に対して、
点灯色を割り当てることは困難であり、発信者を確実に
識別することができないという問題があった。また、着
信通知ランプの所定の点灯色によって、着信及び発信者
の通知を行う場合、ユーザが着信通知用のオリジナル楽
曲を自作し、着信時に自分で創作した楽曲を楽しむよう
な創造の楽しみを享受することはできないという問題が
あった。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、周囲の人に不快感を与えることなく、ユーザに
着信を確実に知らせることができると共に、ユーザが大
勢の者のなかから発信者を確実にかつ円滑に識別するこ
とができる携帯端末及び該携帯端末の表示制御方法を提
供することを第1の目的としている。また、例えば着信
通知ランプの所定の点灯色によって、着信及び発信者の
通知を行う場合であっても、ユーザが創造の楽しみを享
受することができる携帯端末及び該携帯端末の表示制御
方法を提供することを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、通話を行うための通信手段
と、場所的に又は/及び時間的に複数色表示が可能な複
数色表示手段と、該複数色表示手段を制御して、該複数
色表示手段に表示色が時間的に変化する所定の表示色変
化パターンで表示を行わせる表示制御手段とを備えた携
帯端末であって、上記表示制御手段は、着信通知又は別
の通知を行うための楽曲情報に基づいて、上記複数色表
示手段に上記表示色変化パターンで表示させることを特
徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の携
帯端末に係り、上記表示色変化パターンを構成する上記
表示色を、上記楽曲情報を構成する旋律の音の高さに対
応付けて設定するための表示色設定手段を備えたことを
特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の携
帯端末に係り、上記表示色設定手段は、操作者の操作に
基づいて、上記音の高さと上記表示色とを対応付けるこ
とを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の携帯端末に係り、上記表示制御手段は、上記楽
曲情報で、複数の音が同時的に結合している場合は、上
記複数の音のうちの1つの音を選択して、所定の上記表
示色を対応付けることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1に記載の携帯端末に係り、上記楽曲情報を記
憶するための記憶手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の携
帯端末に係り、上記記憶手段には、操作者によって設定
された上記楽曲情報が記憶されていることを特徴として
いる。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5記載の携
帯端末に係り、上記通信手段によってデータ通信が可能
とされ、上記記憶手段には、上記通信手段を介して得ら
れた上記楽曲情報が記憶されていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の携帯端末に係り、上記複数色表示手
段は、電流駆動型の発光素子を用いて構成されているこ
とを特徴としている。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の携帯端末に係り、上記複数色表示手
段は、液晶表示素子を用いて構成されていることを特徴
としている。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項8又は9
記載の携帯端末に係り、上記複数色表示手段は、文字又
は画像の表示が可能とされていると共に、多数の画素を
有することを特徴としている。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
携帯端末に係り、上記複数色表示手段は、着信を報知す
るための着信報知ランプであることを特徴としている。
【0018】請求項12記載の発明は、請求項8記載の
携帯端末に係り、上記複数色表示手段は、発光ダイオー
ドを用いたディスプレイ、エレクトロルミネッセンス素
子を用いたディスプレイ、蛍光表示管を用いたディスプ
レイ、プラズマディスプレイ、又は電界電子放射型ディ
スプレイのいずれかであることを特徴とするしている。
【0019】請求項13記載の発明は、請求項9記載の
携帯端末に係り、上記複数色表示手段は、上記液晶表示
素子から構成された液晶パネルと、該液晶パネルに照明
光を射出する照明装置とを備え、 該照明装置は、互い
に異なる種類の色の照明光を射出する複数の光源を有す
ることを特徴としている。
【0020】請求項14記載の発明は、請求項1乃至1
3のいずれか1に記載の携帯端末に係り、上記表示色変
化パターンの上記表示色は階調データに基づいて与えら
れていることを特徴としている。
【0021】請求項15記載の発明は、請求項1乃至1
4のいずれか1に記載の携帯端末に係り、上記楽曲情報
は、楽曲の旋律の各音の高さ、各音の長さ、各音の強
さ、楽曲の速さ、及び楽曲のリズムを含むことを特徴と
している。
【0022】請求項16記載の発明は、通話機能を有す
る携帯端末を構成し、場所的に又は/及び時間的に複数
色表示が可能な複数色表示手段を制御して、該複数色表
示手段に上記表示色が時間的に変化する所定の表示色変
化パターンで表示を行わせる表示制御ステップを含む携
帯端末の表示制御方法に係り、上記表示制御ステップで
は、着信通知又は別の通知を行うための楽曲情報に基づ
いて、上記複数色表示手段に上記表示色変化パターンで
表示を行わせることを特徴としている。
【0023】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、上記表示色変化パタ
ーンを構成する上記表示色を、上記楽曲情報を構成する
旋律の音の高さに対応付けて設定するための表示色設定
ステップを含むことを特徴としている。
【0024】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、上記表示色設定ステ
ップでは、操作者の操作に基づいて、上記音の高さと上
記表示色とを対応付けることを特徴としている。
【0025】請求項19記載の発明は、請求項16、1
7又は18記載の携帯端末の表示制御方法に係り、上記
表示制御ステップでは、上記楽曲情報で、複数の音が同
時的に結合している場合は、上記複数の音のうちの1つ
の音を選択して、所定の上記表示色を対応付けることを
特徴としている。
【0026】請求項20記載の発明は、請求項16乃至
19のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法に係
り、上記楽曲情報を記憶するための記憶ステップを備え
ていることを特徴としている。
【0027】請求項21記載の発明は、請求項20記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、上記記憶ステップで
は、操作者によって設定された上記楽曲情報を記憶する
ことを特徴としている。
【0028】請求項22記載の発明は、請求項20記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、データ通信を行う通
信ステップを含み、上記記憶ステップでは、上記通信ス
テップで得られた上記楽曲情報を記憶することを特徴と
している。
【0029】請求項23記載の発明は、請求項16乃至
22のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法に係
り、上記複数色表示手段は、電流駆動型の発光素子を用
いて構成されていることを特徴としている。
【0030】請求項24記載の発明は、請求項16乃至
22のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法に係
り、上記複数色表示手段は、液晶表示素子を用いて構成
されていることを特徴としている。
【0031】請求項25記載の発明は、請求項23又は
24記載の携帯端末の表示制御方法に係り、上記複数色
表示手段は、文字又は画像の表示が可能とされていると
共に、多数の画素を有することを特徴としている。
【0032】請求項26記載の発明は、請求項23記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、上記複数色表示手段
は、着信を報知するための着信報知ランプであることを
特徴としている。
【0033】請求項27記載の発明は、請求項23記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、上記複数色表示手段
は、発光ダイオードを用いたディスプレイ、エレクトロ
ルミネッセンス素子を用いたディスプレイ、蛍光表示管
を用いたディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は電
界電子放射型ディスプレイのいずれかであることを特徴
としている。
【0034】請求項28記載の発明は、請求項24記載
の携帯端末の表示制御方法に係り、上記複数色表示手段
は、上記液晶表示素子から構成された液晶パネルと、該
液晶パネルに照明光を射出する照明装置とを備え、 該
照明装置は、互いに異なる種類の色の照明光を射出する
複数の光源を有することを特徴としている。
【0035】請求項29記載の発明は、請求項16乃至
28のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法に係
り、上記表示色変化パターンの上記表示色は階調データ
に基づいて与えられていることを特徴としている。
【0036】請求項30記載の発明は、請求項16乃至
29のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法に係
り、上記楽曲情報は、楽曲の旋律の各音の高さ、各音の
長さ、各音の強さ、楽曲の速さ、及び楽曲のリズムを含
むことを特徴としている。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である折畳型の携帯電話
機の構成を示す斜視図であって、同携帯電話機の筐体が
開いた状態を正面側から見た図、図2は、同携帯電話機
の構成を示す斜視図であって、同携帯電話機の筐体が開
いた状態を背面側から見た図、図3は、同携帯電話機の
構成を示す斜視図であって、同携帯電話機の筐体が閉じ
た状態を示す図、図4は、同携帯電話機の構成を示すブ
ロック図、図5は、同携帯電話機の記憶部の構成を示す
ブロック図、図6は、同記憶部の個人情報記憶領域に記
憶された内容を示す図、図7は、同記憶部の音・点灯色
情報記憶領域に記憶された内容を示す図、図8は、同携
帯電話機の主表示部の液晶表示装置の構成を示すブロッ
ク図、図9は、同携帯電話機の着信通知ランプ及びLE
D駆動部の構成を示すブロック図、図10は、同携帯電
話機の動作を説明するためのフローチャート、図11
は、同携帯電話機の動作を説明するためのタイミングチ
ャート、また、図12乃至図14は、同携帯電話機の主
表示部の画面表示例を示す図である。
【0038】この例の携帯電話機(携帯端末)1は、図
1乃至図3に示すように、折畳可能な筐体2を備えると
共に、本来の通話機能に加えて、例えばインターネット
に接続してホームページの閲覧や電子メールの送受信が
可能なデータ通信機能とを有し、図1乃至図4に示すよ
うに、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する制御部
(表示制御手段、表示色設定手段)3と、制御部3が実
行する処理プログラムや、着信通知用楽曲情報、音・点
灯色情報、電話帳情報、着信履歴情報等の各種データ等
を記憶するための記憶部(記憶手段)4と、無線電波の
送受信を行うアンテナ5と、音声やデータを変調してア
ンテナ5を介して無線電波として送信すると共に、無線
電波をアンテナ5を介して受信して音声やデータに復調
し、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行う
ために用いられる無線通信部(通信手段)6と、各種操
作キー等からなる操作部7と、折畳時に内側となる側に
配設され液晶表示装置からなる主表示部8と、折畳時に
外側となる側に配設され液晶表示装置からなる補助表示
部9と、発信者に対応し着信通知用楽曲に連動して変化
する所定の点灯色変化パターンによって着信を通知する
ための複数のLEDからなる着信通知ランプ(複数色表
示手段)11と、着信通知ランプ11を構成する各LE
Dを駆動するためのLED駆動部12と、着信通知用楽
曲を出力するリンガー発生器13と、リンガー発生器1
3を駆動するためのリンガー駆動部14と、受話音声を
出力するスピーカ15と、送話音声を入力するマイクロ
フォン16と、バッテリパック等からなる電源部17と
を備えている。
【0039】筐体2は、ヒンジ部18で相互に結合され
た上側筐体19と下側筐体21とからなり、ヒンジ部1
8は、上側筐体19と下側筐体21とを回転自在に結合
して当該携帯電話機1に折畳可能な構造を付与してい
る。制御部3は、主表示部8や補助表示部9を制御する
ための点灯パターン設定プログラムや、点灯制御プログ
ラム、ホームページを閲覧するためのプログラムとして
のブラウザ、電子メールを作成したり送受信するための
プログラムとしてのメーラ等の記憶部4に記憶された各
種処理プログラムを実行し、記憶部4に確保された各種
レジスタやフラグを用いて、構成各部を制御し、点灯パ
ターン設定処理、点灯制御処理等を行う。
【0040】記憶部4は、ROM、RAM等の半導体メ
モリからなり、図5に示すように、制御部3が実行する
点灯パターン設定プログラムや点灯制御プログラム等の
各種処理プログラムが記憶されたプログラム記憶部4a
と、各種情報等が記憶された情報記憶部4bとを有する
と共に、制御部3がプログラム実行時に用いる各種レジ
スタやフラグが確保されている。例えば、点灯パターン
設定プログラムには、ユーザの操作によって対応する音
の高さと点灯色との組合せを設定するための手順が記述
されている。また、点灯制御プログラムには、着信時に
着信通知ランプ11の点灯色を変化させて点滅させる点
灯制御を行うための手順が記述されている。情報記憶部
4bには、図5に示すように、電話帳情報としての氏
名、電話番号、電子メールアドレス、着信時に出力する
着信用通知楽曲の楽曲名、楽曲コード等が記憶された個
人情報記憶領域4pと、楽曲コードに対応した楽曲情報
が記憶された楽曲情報記憶領域4qと、音の高さと点灯
色との組み合わせが記憶された音・点灯色情報記憶領域
4rと、発信者に対応し着信通知用楽曲に連動して変化
する楽曲毎の点灯色変化パターンが記憶された点灯パタ
ーン記憶領域4sとが設けられている。
【0041】個人情報記憶領域4pには、図6に示すよ
うに、氏名、電話番号、電子メールアドレス、着信時に
出力する着信通知用楽曲の楽曲名、楽曲コード等が記憶
されている。音・点灯色情報記憶領域4rには、図7に
示すように、ユーザの操作によって予め設定された対応
する音の高さと点灯色との組合せが記憶されており、例
えば、「ド」には「赤色」、「レ」には緑色、「ミ」に
は「黄色」、「ファ」には青色、「ソ」には「紫色」、
「ラ」には水色、「シ」には「白色」が対応付けられて
いる。点灯パターン記憶領域4sには、予め設定された
音の高さと点灯色との組合せに基づいて、楽曲情報に対
応した点灯色データ(音の高さに対応)及びその点灯色
の点灯時間データ(音の長さに対応)の組合せからなる
点灯色変化パターンデータが記憶されている。点灯色変
化パターンデータのうち、点灯色データとしては、例え
ば3ビットのデータを、赤色、緑色、青色の3色のLE
Dに対応させて、下位ビットを赤色LED、中位ビット
を緑色LED、上位ビットを青色LEDのために割り当
て、各ビットの組み合わせからなる7種類のデータによ
って点灯色を設定する。すなわち、「001」には「赤
色」、「010」には緑色、「011」には「黄色」、
「100」には青色、「101」には「紫色」、「11
0」には水色、「111」には「白色」が対応付けられ
る。
【0042】操作部7は、下側筐体21の折畳時に内側
となる面に、ブラウザを起動させてホームページを閲覧
するためのブラウザモード選択キー7a、操作を決定す
るために用いられる決定キー7b、操作メニューを表示
させるためのメニューキー7c、文字入力モードを切り
換えるための入力モード切換キー7d、主表示部8に表
示された表示画面上のカーソルを上下左右方向へ移動さ
せるためのカーソルキー7e、電話帳を登録したり検索
するための電話帳キー7f、音声通話を行うために用い
る通話開始キー7g、操作を1つ前の状態へ戻すクリア
キー7h、電源の入切りを行ったり各種操作を中止する
ために用いられる電源キー7i、数字等を入力するため
のテンキー7j等が、配列されてなっている。
【0043】主表示部8は、上側筐体19の折畳時に内
側となる面に配設され例えば透過型の液晶表示装置22
からなっている。液晶表示装置22は、図8に示すよう
に、液晶パネル23と、表示制御回路24と、階調電圧
発生回路25と、走査線駆動回路26と、信号線駆動回
路27とを有している。液晶パネル23は、例えばTF
T方式パネルであり、TFTと透明画素電極とが多数形
成されているTFT基板と、TFT基板と数[μm]の
間隙を介して対向して固定され、着色層(カラーフィル
タ)が形成された対向基板と、上記間隙に封入された液
晶層と、TFT基板、対向基板の外側に配設された一対
の偏向板とを有し、背面側に設けられた照明装置として
のバックライト(不図示)からの透過光の輝度変化によ
って画素毎に明暗の表示ができるようにされている。
【0044】表示制御回路24は、制御部3から送られ
た液晶パネル23の画素電極配列に対応して、R、G、
Bの各色の階調データを、同期データに従って走査周期
毎に信号線駆動回路27に供給すると共に、同期データ
に応じて走査線駆動回路26に対して走査線制御信号を
出力し、信号線駆動回路27に対して信号線制御信号を
出力する。階調電圧発生回路25は、信号線駆動回路2
7において階調データに対応する電圧の信号を各信号線
に対して出力する際に必要となる基準階調電圧を発生す
る。走査線駆動回路26は、走査線制御信号に応じて、
1フィールド期間毎に、各走査線に対して走査信号を出
力する。信号線駆動回路27は、信号線制御信号に応じ
て、1走査期間毎に、表示制御回路24から供給された
階調データと、階調電圧発生回路25から供給された基
準階調電圧とに応じて、液晶パネル23の電圧−透過率
特性に応じてガンマ補正がなされた信号を生成して、各
信号線に出力する。補助表示部9は、図2及び図3に示
すように、上側筐体19の折畳時に外側となる面の中央
部に配設され、例えば透過型の液晶表示装置からなり、
現在時刻や着信通知等の表示がなされる。補助表示部9
の液晶表示装置は、上述した主表示部8の液晶表示装置
と略同一の構成とされている。
【0045】着信通知ランプ11は、図9に示すよう
に、3原色でそれぞれに発光する赤色LED11a、緑
色LED11b、青色LED11cの点滅により多様な
点灯色(赤色、青色、水色、紫色、黄色、緑色、白色)
で発光する。LED駆動部12は、同図に示すように、
記憶部4から出力された点灯色変化パターンデータを先
入れ先出し動作によって読み込んで出力するファースト
インファーストアウトメモリ(以下、FIFO(First
In First Out Memory)という)31と、FIFO31
の出力データを保持して後述する駆動信号出力回路に出
力する出力ポートレジスタ32と、基準クロックに応じ
てFIFO31に読出信号を出力する読出信号発生回路
33と、各LEDに対する駆動信号を出力する駆動信号
出力回路34とを有している。
【0046】次に、図10乃至図14を参照して、この
例の携帯電話機1の動作について説明する。まず、予め
点灯色の設定を行っておく。電源投入後、制御部3は、
ユーザによる入力操作や着信を待機する待受モードに入
り、主表示部8には待受画面を表示させる。ユーザが、
操作部7を用いて所定のメニュー表示操作を行うと、制
御部3は、図12に示すように、主表示部8に「着信イ
ルミネーション」メニュー画面を表示させる。次に、ユ
ーザが、「1.電話」を選択すると、制御部3は、図1
3に示すように、主表示部8に「楽曲連動/非連動」メ
ニュー画面を表示させる。次に、ユーザが、「1.楽曲
連動」を選択すると、制御部3は、図14に示すよう
に、主表示部8に「点灯色設定」メニュー画面を表示さ
せる。ここで、ユーザは、例えば、「ド」を赤色に対応
させたいと考えた場合は、「1.赤色」を選択する。こ
の後、ユーザは、各音の高さに対応させて、次々に点灯
色の設定操作を行う。これによって、制御部3は、音の
高さと点灯色との組合せを設定し、音・点灯色情報記憶
領域4rに記憶させる。次に、制御部3は、設定した音
の高さと点灯色との組合せに基づいて、各楽曲の点灯色
変化パターンを生成し、記憶部4の点灯パターン記憶領
域4sに記憶させる。
【0047】この例では、携帯電話機1は、ユーザが操
作部7を用いて所定の設定操作を行うことによって、音
を消すマナーモードに切り換わった状態で用いられる。
制御部3は、着信の有無を監視し(ステップST11
(図10))、着信有りを検知した時は、発信者を特定
する(ステップST12)。次に、制御部3は、図6に
示す個人情報記憶領域4pで発信者に対応する着信通知
用楽曲の楽曲コードを検索し(ステップST13)、こ
の楽曲コードに対応する点灯色変化パターンデータを記
憶部4の点灯パターン記憶領域4sから読み出して(ス
テップST14)、LED駆動部12を制御して、赤色
LED11a、緑色LED11b、青色LED11cを
駆動させ、設定された点灯色変化パターンで、点滅させ
る(ステップST15)。すなわち、制御部3は、記憶
部4から読み出した点灯色変化パターンデータをFIF
O31に書き込む。読出信号発生回路33は、図11に
示すように、制御部3から出力された読出開始指示信号
に応じて、基準クロックに基づいてデータ読出信号p1
を定期的に生成する。
【0048】FIFO31は、読出信号発生回路33か
ら出力されたデータ読出信号p1に応じて、点灯色変化
パターンデータを出力ポートレジスタ32に書き込み、
駆動信号出力回路34は、出力ポートレジスタ32から
出力されたそれぞれ赤色LED駆動用、緑色LED駆動
用、青色LED駆動用のポート出力信号pR、pG、pB
に応じて、各LEDを駆動する。ここで、FIFO31
は、残りデータ量が所定量となったとき、制御部3に対
して追加データの供給を要求する。制御部3はこの要求
を受けると、FIFO31の空きデータ量に応じて、続
きの点灯色変化パターンデータを記憶部4から読み込ん
でFIFO31に設定する。
【0049】このように、この例の構成によれば、着信
通知ランプ11の点灯色変化パターンを多数の発信者に
対応付けることができるので、マナーモード等を選択し
て音を消すことによって、周囲の人に不快感を与えるこ
となく、ユーザに着信を確実に知らせることができると
共に、ユーザが大勢の者のなかから発信者を確実にかつ
円滑に識別することができる。特に、聴覚障害者にとっ
ても、発信者を容易に識別することができる。また、マ
ナーモード等を選択して音を消した場合でも、ユーザ
は、例えば、オリジナル楽曲に対応する着信通知ランプ
11の点灯色の変化を見て創造の楽しみを享受すること
ができる。また、着信通知ランプ11の点灯色が多彩に
変化するのを見て娯楽感覚を楽しむことができる。
【0050】◇第2実施例 図15は、この発明の第2実施例である折畳型の携帯電
話機の記憶部の音・点灯色情報記憶領域に記憶された内
容を示す図である。この例が上述した第1実施例と大き
く異なるところは、着信通知ランプを構成する各LED
に関し、各色について複数個(例えば3個)のLEDを
配置し各色のLEDの点灯個数を変えて比較的多種の色
を表現するようにし、比較的多くの高さの音(例えば、
ド♯等の半音上げた音程や、1オクターブ上又は下の音
程)に対応可能なように構成した点である。これ以外の
構成は、上述した第1実施例と略同一であるので、その
説明を簡略にする。
【0051】この例の携帯電話機では、着信通知ランプ
11は、それぞれ3個の赤色LED11a、11a、
…、緑色LED11b、11b、…、青色LED11
c、11c、…の色毎の点灯個数を変えることにより多
様な点灯色(赤色、桃色、青色、水色、橙色、赤紫色、
紫色、青紫色、緑色、黄緑色、白色)で発光する。この
例では、記憶部4の音・点灯色情報記憶領域4rに、図
15に示すように、ユーザの操作によって予め設定され
た対応する音の高さと点灯色との組合せが記憶されてお
り、例えば、「ド」には「赤色」、「ド♯」には「桃
色」、「レ」には「緑色」、「レ♯」には「黄緑色」、
「ミ」には「黄色」、「ファ」には「青色」、「ファ
♯」には「赤紫色」、「ソ」には「紫色」、「ソ♯」に
は「青紫色」、「ラ」には「水色」、「シ」には「白
色」が対応付けられている。また、例えば、1オクター
ブ高い「ド」は3個の赤色LED11aを点灯させ、1
オクターブ低い「ド」は1個のの赤色LED11aを点
灯させて、全体の輝度を変化させることによって表現さ
れる。
【0052】この例の構成によれば、第1実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。加えて、一段
と多種類の色を表現できるので、点灯色変化パターンを
多数の楽曲に対応付けることができる。
【0053】◇第3実施例 図16は、この発明の第3実施例である折畳型の携帯電
話機の補助表示部の画面表示例を示す図である。この例
が上述した第1実施例と大きく異なるところは、第1実
施例では、着信通知ランプの点灯色を変化させることに
よって、発信者を識別して着信を通知したのに対して、
図16に示すように、補助表示部9に所定の図柄9aを
着信通知用楽曲に応じて表示色を変化させて表示させる
ように構成した点である。これ以外の構成は、上述した
第1実施例と略同一であるので、その説明を省略する。
【0054】この例の構成によれば、第1実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。加えて、娯楽
性(アミューズメント性)を一段と向上させることがで
きる。
【0055】◇第4実施例 図17は、この発明の第4実施例である折畳型の携帯電
話機の補助表示部の構成を示す断面図、また、図18
は、同補助表示部のバックライトの構成を示す平面図で
ある。この例が上述した第3実施例と大きく異なるとこ
ろは、第3実施例では、カラーフィルタを用いて表示色
を変化させたのに対して、バックライトの放射光の色が
異なる複数の光源の組合せによって表示色を変化させて
表示させるように構成した点である。これ以外の構成
は、上述した第3実施例と略同一であるので、その説明
を簡略にする。
【0056】この例の携帯電話機では、補助表示部9A
は、図17に示すように、液晶パネル41と、液晶パネ
ル41の後方側に配置されたバックライト(照明装置)
42とからなっている。この例のバックライト42は、
図17及び図18に示すように、光源ユニット43と導
光板44とを備えている。光源ユニット43は、図17
に示すように、点状光源としての赤色LED45、黄色
LED46、青色LED47、47と、赤色LED4
5、黄色LED46、青色LED47、47から放射さ
れた光を、帯状の光として導光板44へ向けて出射する
角柱状の導光体48、48と、断面略コ字状のリフレク
タ49、49とを有している。この例では、図18に示
すように、赤色LED45、黄色LED46、青色LE
D47、47は、導光板44の4つの角部近傍にそれそ
れ配置されている。制御部3は、照明駆動回路(図示せ
ず)を制御して、発信者を識別する着信通知用楽曲の各
音の高さに応じて、光源ユニット43を構成する赤色L
ED45、黄色LED46及び青色LED47を選択的
に点灯させて、表示色を変化させる。
【0057】この例の構成によれば、第3実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。
【0058】◇第5実施例 図19は、この発明の第5実施例である折畳型の携帯電
話機の主表示部の画面表示例を示す図である。この例が
上述した第3実施例と大きく異なるところは、図19に
示すように、着信時に、主表示部8に、例えば新規メー
ル作成中であれば、電子メール画面上に、着信通知画面
を割込表示させ、所定の図柄8aを着信通知用楽曲に応
じて表示色を変化させて表示させると共に着信通知用楽
曲に合わせて動くように構成した点である。ここで、制
御部3は、図柄8aを時間の経過と共に右から左へ向け
て表示色を変化させながら、また、着信通知用楽曲の対
応する音の高低に合わせて、上下に動かすように主表示
部8に表示させる。これ以外の構成は、上述した第3実
施例と略同一であるので、その説明を省略する。
【0059】この例の構成によれば、第3実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。加えて、マナ
ーモード等が選択されてリンガ発生器が不動作状態とさ
れていても、主表示部8に表示され、表示色変化パター
ンで表示色が変化し上下左右に移動する図柄8aを確認
することによって、対応する着信通知用楽曲が一段と容
易に想起されると共に、発信者を確実に特定することが
できる。
【0060】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
した実施例では、携帯端末として、携帯電話機を用いる
場合について述べたが、携帯電話機に限らず、例えば、
簡易型携帯電話(PHS)端末でも、無線通信機能を有
した携帯情報端末(PDA)でも、さらにテレビ電話機
でも良く、携帯電話機の場合と略同一の効果を得ること
ができる。また、携帯電話機の場合は、必ずしも折畳可
能な携帯電話機でなくても良い。また、主表示部及び補
助表示部を、透過型の液晶表示装置を用いて構成する場
合について述べたが、反射型の液晶表示装置を用いて構
成するようにしても良い。この場合、照明装置として
は、バックライトに代えて、フロントライトを用いる。
また、照明装置の光源は、LEDに限らず、例えば蛍光
灯でも良い。
【0061】また、第1実施例では、携帯電話機1をマ
ナーモード等を選択して音を消した状態で用いる場合に
ついて述べたが、もちらん、楽曲を聴きながらでも着信
通知ランプ11の点灯色の変化を見て楽しむことがで
き、これによって、娯楽性を一層向上させることができ
る。ここで、着信通知用の楽曲は、ユーザ自作のものだ
けでなく、予め記憶部に記憶させた既存の楽曲でも、所
定の配信サイトから配信された楽曲でも良い。また、各
発光色のLEDをそれぞれ3個配置する場合について述
べたが、2個でも良いし、4個以上でも良い。また、着
信通知ランプを構成するLEDとしては、赤色LED、
緑色LED、青色LEDだけに限らず、必要に応じて、
橙色LEDや、黄色LED,白色LED等を追加しても
良い。また、音の高さや長さだけでなく、音の強さをL
EDの輝度を変化させて表現するようにしても良い。ま
た、音の高さと点灯色との対応関係は、工場出荷時に固
定しておいても良い。また、着信通知用楽曲が、例えば
和音を含んでいる場合は、複数の音のうち1つの音(例
えば、基本のパートの音)を選択して、表示色を対応付
けるようにしても良いし、複数の表示ランプを設けてそ
れぞれの音に対応する表示色で点灯させるようにしても
良い。
【0062】また、第2実施例では、各色について複数
個のLEDを配置し各色のLEDの点灯個数を変えて多
様な色を表現する場合について述べたが、各LEDの発
光強度によって多様な色を階調表現するようにしても良
い。また、第3実施例乃至第5実施例では、主表示部や
補助表示部として液晶表示素子から構成したものを用い
る場合について述べたが、例えば、赤色、黄色及び青色
LEDによって1画素を構成した自発光ディスプレイを
用いても良い。自発光ディスプレイとしては、ほかに、
エレクトロルミネッセンス素子を用いたディスプレイ、
蛍光表示管を用いたディスプレイ、プラズマディスプレ
イ、又は電界電子放射型ディスプレイを用いても良い。
【0063】また、第3実施例乃至第5実施例では、図
柄の色を変化させる場合について述べたが、全画面の表
示色を変化させるようにしても良い。また、図柄とし
て、キャラクタを表示させ、キャラクタの顔の表情や四
肢の動きを楽曲に合わせて変化させても良い。この際、
手話によって発信者名や所定のメッセージを表現するよ
うにしても良い。また、第4実施例では、バックライト
42において、導光板44の4つの角部近傍に光源を配
置する場合について述べたが、図20に示すように、バ
ックライト51において、導光板52の一方の側に導光
体53を配置し、導光体53の一方の側に、赤色LED
54a、緑色LED54b、青色LED54cを纏めて
配置するようにしても良い。
【0064】また、各表示手段で同時に着信通知を行う
ようにしても良い。また、着信通知に限らず、例えば、
電池残量が僅少となったことを報知したり、新着メール
があることを報知したりするために、所定の表示色変化
パターンで着信通知ランプを点滅させるようにしても良
い。この際、着信通知ランプとは別に専用の表示ランプ
を設けるようにしても良い。また、操作部7の各キーを
照明するためのキーバックライトの点灯色も着信通知用
楽曲に応じて変化させるようにしても良い。また、この
キーバックライトを列毎に点灯させるようにしても良
い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数色表示手段の表示色変化パターンを多数の発信
者に対応付けることができるので、音を消すことによっ
て、周囲の人に不快感を与えることなく、ユーザに着信
を確実に知らせることができると共に、ユーザが大勢の
者のなかから発信者を確実にかつ円滑に識別することが
できる。特に、聴覚障害者にとっても、発信者を容易に
識別することができる。また、音を消した場合でも、ユ
ーザは、例えば、オリジナル楽曲に対応する複数色表示
手段の表示色の変化を見て創造の楽しみを享受すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である折畳型の携帯電話
機の構成を示す斜視図であって、同携帯電話機の筐体が
開いた状態を正面側から見た図である。
【図2】同携帯電話機の構成を示す斜視図であって、同
携帯電話機の筐体が開いた状態を背面側から見た図であ
る。
【図3】同携帯電話機の構成を示す斜視図であって、同
携帯電話機の筐体が閉じた状態を示す図である。
【図4】同携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図5】同携帯電話機の記憶部の構成を示すブロック図
である。
【図6】同記憶部の個人情報記憶領域に記憶された内容
を示す図である。
【図7】同記憶部の音・点灯色情報記憶領域に記憶され
た内容を示す図である。
【図8】同携帯電話機の主表示部の液晶表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】同携帯電話機の着信通知ランプ及びLED駆動
部の構成を示すブロック図である。
【図10】同携帯電話機の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図11】同携帯電話機の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図12】同携帯電話機の主表示部の画面表示例を示す
図である。
【図13】同携帯電話機の主表示部の画面表示例を示す
図である。
【図14】同携帯電話機の主表示部の画面表示例を示す
図である。
【図15】この発明の第2実施例である折畳型の携帯電
話機の記憶部の音・点灯色情報記憶領域に記憶された内
容を示す図である。
【図16】この発明の第3実施例である折畳型の携帯電
話機の補助表示部の画面表示例を示す図である。
【図17】この発明の第4実施例である折畳型の携帯電
話機の補助表示部の構成を示す断面図である。
【図18】同補助表示部のバックライトの構成を示す平
面図である。
【図19】この発明の第5実施例である折畳型の携帯電
話機の主表示部の画面表示例を示す図である。
【図20】この発明の第4実施例の変形例である折畳型
の携帯電話機の補助表示部のバックライトの構成を示す
平面図である。
【図21】従来技術を説明するための説明図である。
【図22】従来技術を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(携帯端末) 3 制御部(表示制御手段、表示色設定手段) 4 記憶部(記憶手段) 6 無線通信部(通信手段) 8 主表示部(複数色表示手段) 9、9A 補助表示部(複数色表示手段) 11 着信通知ランプ(複数色表示手段) 42、51 バックライト(照明装置)

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話を行うための通信手段と、場所的に
    又は/及び時間的に複数色表示が可能な複数色表示手段
    と、該複数色表示手段を制御して、該複数色表示手段に
    表示色が時間的に変化する所定の表示色変化パターンで
    表示を行わせる表示制御手段とを備えた携帯端末であっ
    て、 前記表示制御手段は、着信通知又は別の通知を行うため
    の楽曲情報に基づいて、前記複数色表示手段に前記表示
    色変化パターンで表示させることを特徴とする携帯端
    末。
  2. 【請求項2】 前記表示色変化パターンを構成する前記
    表示色を、前記楽曲情報を構成する旋律の音の高さに対
    応付けて設定するための表示色設定手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記表示色設定手段は、操作者の操作に
    基づいて、前記音の高さと前記表示色とを対応付けるこ
    とを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記楽曲情報で、
    複数の音が同時的に結合している場合は、前記複数の音
    のうちの1つの音を選択して、所定の前記表示色を対応
    付けることを特徴とする請求項1、2又は3記載の携帯
    端末。
  5. 【請求項5】 前記楽曲情報を記憶するための記憶手段
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1に記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段には、操作者によって設定
    された前記楽曲情報が記憶されていることを特徴とする
    請求項5記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記通信手段によってデータ通信が可能
    とされ、前記記憶手段には、前記通信手段を介して得ら
    れた前記楽曲情報が記憶されていることを特徴とする請
    求項5記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 前記複数色表示手段は、電流駆動型の発
    光素子を用いて構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれか1に記載の携帯端末。
  9. 【請求項9】 前記複数色表示手段は、液晶表示素子を
    用いて構成されていることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1に記載の携帯端末。
  10. 【請求項10】 前記複数色表示手段は、文字又は画像
    の表示が可能とされていると共に、多数の画素を有する
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の携帯端末。
  11. 【請求項11】 前記複数色表示手段は、着信を報知す
    るための着信報知ランプであることを特徴とする請求項
    8記載の携帯端末。
  12. 【請求項12】 前記複数色表示手段は、発光ダイオー
    ドを用いたディスプレイ、エレクトロルミネッセンス素
    子を用いたディスプレイ、蛍光表示管を用いたディスプ
    レイ、プラズマディスプレイ、又は電界電子放射型ディ
    スプレイのいずれかであることを特徴とする請求項8記
    載の携帯端末。
  13. 【請求項13】 前記複数色表示手段は、前記液晶表示
    素子から構成された液晶パネルと、該液晶パネルに照明
    光を射出する照明装置とを備え、 該照明装置は、互いに異なる種類の色の照明光を射出す
    る複数の光源を有することを特徴とする請求項9記載の
    携帯端末。
  14. 【請求項14】 前記表示色変化パターンの前記表示色
    は階調データに基づいて与えられていることを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯端末。
  15. 【請求項15】 前記楽曲情報は、楽曲の旋律の各音の
    高さ、各音の長さ、各音の強さ、楽曲の速さ、及び楽曲
    のリズムを含むことを特徴とする請求項1乃至14のい
    ずれか1に記載の携帯端末。
  16. 【請求項16】 通話機能を有する携帯端末を構成し、
    場所的に又は/及び時間的に複数色表示が可能な複数色
    表示手段を制御して、該複数色表示手段に前記表示色が
    時間的に変化する所定の表示色変化パターンで表示を行
    わせる表示制御ステップを含む携帯端末の表示制御方法
    であって、 前記表示制御ステップでは、着信通知又は別の通知を行
    うための楽曲情報に基づいて、前記複数色表示手段に前
    記表示色変化パターンで表示を行わせることを特徴とす
    る携帯端末の表示制御方法。
  17. 【請求項17】 前記表示パターンを構成する前記表示
    色を、前記楽曲情報を構成する旋律の音の高さに対応付
    けて設定するための表示色設定ステップを含むことを特
    徴とする請求項16記載の携帯端末の表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記表示色設定ステップでは、操作者
    の操作に基づいて、前記音の高さと前記表示色とを対応
    付けることを特徴とする請求項17記載の携帯端末の表
    示制御方法。
  19. 【請求項19】 前記表示制御ステップでは、前記楽曲
    情報で、複数の音が同時的に結合している場合は、前記
    複数の音のうちの1つの音を選択して、所定の前記表示
    色を対応付けることを特徴とする請求項16、17又は
    18記載の携帯端末の表示制御方法。
  20. 【請求項20】 前記楽曲情報を記憶するための記憶ス
    テップを備えていることを特徴とする請求項16乃至1
    9のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法。
  21. 【請求項21】 前記記憶ステップでは、操作者によっ
    て設定された前記楽曲情報を記憶することを特徴とする
    請求項20記載の携帯端末の表示制御方法。
  22. 【請求項22】 データ通信を行う通信ステップを含
    み、前記記憶ステップでは、前記通信ステップで得られ
    た前記楽曲情報を記憶することを特徴とする請求項20
    記載の携帯端末の表示制御方法。
  23. 【請求項23】 前記複数色表示手段は、電流駆動型の
    発光素子を用いて構成されていることを特徴とする請求
    項16乃至22のいずれか1に記載の携帯端末の表示制
    御方法。
  24. 【請求項24】 前記複数色表示手段は、液晶表示素子
    を用いて構成されていることを特徴とする請求項16乃
    至22のいずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法。
  25. 【請求項25】 前記複数色表示手段は、文字又は画像
    の表示が可能とされていると共に、多数の画素を有する
    ことを特徴とする請求項23又は24記載の携帯端末の
    表示制御方法。
  26. 【請求項26】 前記複数色表示手段は、着信を報知す
    るための着信報知ランプであることを特徴とする請求項
    23記載の携帯端末の表示制御方法。
  27. 【請求項27】 前記複数色表示手段は、発光ダイオー
    ドを用いたディスプレイ、エレクトロルミネッセンス素
    子を用いたディスプレイ、蛍光表示管を用いたディスプ
    レイ、プラズマディスプレイ、又は電界電子放射型ディ
    スプレイのいずれかであることを特徴とする請求項23
    記載の携帯端末の表示制御方法。
  28. 【請求項28】 前記複数色表示手段は、前記液晶表示
    素子から構成された液晶パネルと、該液晶パネルに照明
    光を射出する照明装置とを備え、 該照明装置は、互いに異なる種類の色の照明光を射出す
    る複数の光源を有することを特徴とする請求項24記載
    の携帯端末の表示制御方法。
  29. 【請求項29】 前記表示色変化パターンの前記表示色
    は階調データに基づいて与えられていることを特徴とす
    る請求項16乃至28のいずれか1に記載の携帯端末の
    表示制御方法。
  30. 【請求項30】 前記楽曲情報は、楽曲の旋律の各音の
    高さ、各音の長さ、各音の強さ、楽曲の速さ、及び楽曲
    のリズムを含むことを特徴とする請求項16乃至29の
    いずれか1に記載の携帯端末の表示制御方法。
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