JP2017183156A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の周囲に配置された照明部の照明によって、表示部に表示された映像に広がり感を持たせる。【解決手段】カラオケ装置2は、フロントパネル20を使用して、照明制御による演出が行われる。カラオケ装置2の筐体を構成するフロントパネルには、中央にタッチパネルモニター29が設けられている。タッチパネルモニター29の周囲には、操作部としての、操作ノブ61a〜61dと、操作スイッチ62a〜62nが設けられている。タッチパネルモニター29の周囲に配置された4つの操作ノブ61a〜61bを使用して、タッチパネルモニター29に表示される映像に連動した照明制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、カラオケ装置等、映像を表示出力することのでき情報処理装置に関する。特に、映像を表示することに加え、照明部を制御することのできる情報処理装置に関する。
従来、伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケでは、演出の1つとして照明制御による演出が行われている。このようなカラオケにおける照明制御は、演奏される楽曲の雰囲気に合わせて行われることが通常である。
特許文献1には、光学センサを使用して、照明装置における発光変化タイミングを検知し、カラオケ演奏音のテンポと照明装置の点滅等のタイミングとの同期を取るカラオケ照明システムが開示されている。このカラオケ照明システムに寄れば、照明装置のタイプや使用年数等に影響を受けること無く、カラオケ演奏音の発生タイミングと照明装置における発光状態の変化タイミングとを好適に同期させることが可能となる。
特許文献2には、カラオケ装置から出力される背景映像選択信号に対応する制御パターンに基づき、各照明器具を制御するカラオケ用照明制御装置が開示されている。このカラオケ照明制御装置によれば、背景映像データを構成する選択データは、同一曲であっても背景映像選択信号を構成する選択データは同一曲であっても演奏する毎に異なるため、同一曲に対しても演奏毎に異なる照明演出を行うことが可能となる。
特開2011−158681号公報 特開平7−302686号公報
現在、カラオケ装置(コマンダとも呼ばれる)の筐体には、タッチパネルモニターが設けられており、ユーザーインターフェイスとして使用できる他、カラオケの背景映像を表示する等、カラオケの演出にも利用されている。しかしながら、タッチパネルモニターは、カラオケ装置の外部に設置される大型のモニターと比較すると小型であって、その存在感は小さい。本発明は、このようなタッチパネルモニター等、各種表示部の存在感を、そのサイズよりも大きく拡張することを1つの目的としている。
そのため、本発明に係る情報処理装置は以下の構成を採用するものである。
表示部と、前記表示部の周囲に配置された照明部を制御する制御部を備えた情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記表示部に映像を表示する映像表示処理と、
前記表示部に表示される映像中、前記照明部に対応する解析対象領域に基づいて照明色を決定する照明色決定処理と、
前記照明色決定処理で決定した前記照明色で前記照明部を照明させる照明処理と、を実行することを特徴とする。
さらに本発明に係る情報処理装置において、
前記解析対象領域と、当該解析対象領域に対応する前記照明部は、前記表示部の中心を原点に規定した象限において、少なくとも同じ象限内に位置していることを特徴とする。
さらに本発明に係る情報処理装置において、
前記表示部と前記照明部は、前記情報処理装置の筐体に配置されていることを特徴とする。
さらに本発明に係る情報処理装置において、
前記照明部は、前記情報処理装置において各種設定を行う操作部に設けられていることを特徴とする。
さらに本発明に係る情報処理装置において、
前記照明部は前記情報処理装置の前記筐体の外に配置されており、
前記情報処理装置には、前記表示部と前記照明部の配置関係が設定されていることを特徴とする。
さらに本発明に係る情報処理装置において、
前記情報処理装置は、カラオケ楽曲の演奏を行うカラオケ装置であって、
前記表示部に表示される映像は、前記カラオケ楽曲の背景映像であることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置では、表示部の周囲に照明部を配置し、表示部に表示される映像中、照明部に対応する解析対象領域に基づいて照明部の照明色を決定し、照明部を照明させることとしている。このような構成により、表示部に表示される映像に広がり感を持たせ、表示部の存在感をそのサイズよりも大きくすることが可能となる。
さらに本発明に係る情報処理装置では、解析対象領域とそれに対応する照明部とを、表示部の中心を原点に規定した象限において、少なくとも同じ象限内に位置させることとしている。このような構成により、表示部に表示される映像と照明色の間の繋がり感を滑らかなものとし、表示部に表示される映像の広がり感を、より効果的にすることとが可能となる。
さらに本発明に係る情報処理装置において、表示部と照明部は、情報処理装置の筐体に配置されていることとしている。このような構成では、予め表示部と照明部の位置が決まっているため、照明部の照明色を決める解析対象領域を適切に選択でき、表示部に表示される映像の広がり感を、より効果的にすることが可能となる。
さらに本発明に係る情報処理装置では、照明部を情報処理装置において各種設定を行う操作部に設けることとしている。このような構成により、照明部と操作部を兼用することで、情報処理装置の外観のデザイン性向上を図ることが可能となる。また、操作部が照明されるため、操作部の操作性も向上することとなる。
さらに本発明に係る情報処理装置において、照明部は情報処理装置の筐体外に配置してもよい。照明部の配置が筐体内に留まらないことで、照明部を自由な位置に配置して、バリエーション豊かな照明演出を行うことが可能となる。その際には、情報処理装置には、表示部と前記照明部の配置関係が設定されていることが必要とされる。
さらに本発明に係る情報処理装置は、カラオケ装置に適用することしてもよい。歌唱を行う際の光による演出効果をより効果的なものとすることが可能となる。
第1実施形態のカラオケシステムを示す図 第1実施形態の楽曲情報のデータ構成を示す図 第1実施形態のカラオケ装置の正面図 第1実施形態の操作ノブの照明構成を示すブロック図 第1実施形態の操作ノブと表示映像の解析対象領域の対応関係を示す図 第1実施形態の操作ノブと表示映像の解析対象領域の対応関係(変形例)を示す図 第2実施形態のカラオケ装置の正面図 第2実施形態の操作スイッチの照明構成を示すブロック図 第2実施形態の操作スイッチと表示映像の解析対象領域の対応関係を示す図 第2実施形態の操作スイッチと表示映像の解析対象領域の対応関係(変形例)を示す図 第3実施形態の照明構成を説明するための図 第4実施形態の照明構成を説明するための図
本発明の情報処理装置についてカラオケ装置2を例にとって説明する。図1は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部26を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付ける操作部6を備える。カラオケ装置2は、操作部6からの入力を解釈してCPU21に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク25を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24aを備えている。
また、カラオケ装置2は、モニター41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部28a、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28b、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効

果の付与等を行う映像制御部28cを備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニター41以外に、タッチパネルモニター29に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニター29は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部29aと、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル29bが重畳されて構成されている。このタッチパネルモニター29は、カラオケ装置2の操作部6、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニター11などと同様、入力部として機能する。ユーザーは、タッチパネルモニター29にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU21、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を含んだ制御部を備えて構成されている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞表示処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部26に演奏を実行させる処理である。音響制御部26にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞再生処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニター41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この他、楽曲再生処理では、背景映像を表示する背景映像表示処理を実行可能としている。
図2は、本実施形態の楽曲情報のデータ構成を示した図である。楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報を含んだ属性情報と、演奏や歌詞の表示といった各種処理を実行するための実情報を有している。属性情報には、楽曲情報を識別するための楽曲ID、楽曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名等の楽曲関連情報を有している。楽曲関連情報は、ユーザーが楽曲を検索する際の検索対象項目として使用することが可能である。実情報には、演奏情報、歌詞情報、歌唱評価情報が含まれている。演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等を含んで構成された、楽曲演奏処理に使用される情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、歌詞表示処理に使用される。歌詞情報は、演奏に同期して表示された歌詞の色替えできるように構成してもよい。背景映像情報は、背景映像表示処理に使用される情報である。楽曲の演奏時、この背景映像情報を再生することで、楽曲の雰囲気にあった背景映像がモニター41に表示される。なお、本実施形態では、背景映像をモニター41のみならず、カラオケ装置2のフロントパネル20に設けられたタッチパネルモニター29に対も表示することとしている。
一方、リモコン装置1は、ユーザーからの指示に基づいて楽曲を検索し、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバー装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザーから各種指示を受け付けるユーザーインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニター11を備えている。タッチパネルモニター11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニター11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニター11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニター11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、タッチパネルモニター11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
ところで、カラオケ装置2が設置されるナイト店、あるいは、カラオケボックスは、ある程度照明を落とすことで、照明効果による雰囲気形成が行われる。このような中、本実施形態のカラオケ装置2は、照明制御による演出機能を有したものとなっている。カラオケ装置2の照明制御について、以下にいくつかの実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図3は、第1実施形態のカラオケ装置2の正面図である。このカラオケ装置2は、フロントパネル20を使用して、照明制御による演出が行われる。カラオケ装置2の筐体を構成するフロントパネルには、中央にタッチパネルモニター29が設けられている。タッチパネルモニター29の周囲には、操作部6としての、操作ノブ61a〜61dと、操作スイッチ62a〜62nが設けられている。第1実施形態では、タッチパネルモニター29の周囲に配置された4つの操作ノブ61a〜61bを使用して、タッチパネルモニター29に表示される映像に連動した照明制御を行うこととしている。
図4は、第1実施形態の操作ノブ61aの照明構成を示すブロック図である。ここでは、4つの操作ノブ61a〜61d中、1の操作ノブ61aを例に取って照明制御構成を説明する。図4の左側には、図3と同様、カラオケ装置2を正面から見たときの操作ノブ61aの様子が示されている。また、図4の右側には、操作ノブ61aの断面図、並びにその制御構成が示されている。操作ノブ61aは、円筒形状の操作子であって、図に示すように矢印方向に回転することで、カラオケ装置2で使用する各種パラメーターを調整することが可能である。図に示す操作ノブ61aは、カラオケ装置2で使用するパラメーターとしてマイクロホン43a、43bの音量を調整することが可能となっている。操作ノブ61aは、中央の非透過部63と、その周囲に形成された透過部64を有している。非透過部63には、その表面に調整機能に対応した名称(この場合「マイク」)が表記されている。非透過部63が光を透過しない素材であるのに対し、非透過部63は、光を透過できる透明、半透明の素材となっている。
この操作ノブ61aの内側には、照明演出を行うための照明部7が設けられている。照明部7は、赤、緑、青、3色のLED71R、71G、71Bと、それを制御する照明コントローラー72を有して構成されている。なお、図中、各LED71R、71G、71Bは、分離した形態で示しているが、1つにパッケージ化されていてもよい。LED71R、71G、71Bから発せられた光は、透過部64を透過して、操作ノブ61aの周囲を照明する。照明コントローラー72は、CPU21で出力された照明制御情報に基づいて、各LED71R、71G、71Bを制御するLED信号を出力する。照明制御信号には、照明色、照明の明るさ等が規定されており、照明制御情報に基づいて形成されたLED信号を使用して、LED71R、71G、71Bを点灯させることで、照明制御信号に規定されている照明色、照明の明るさにて操作ノブ61aの周囲が照明される。なお、照明制御情報は、少なくとも照明色を含むものであり、照明の明るさは固定の値を使用してもよい。また、第1の実施形態における照明は、このように間接照明とすることが雰囲気としての広がり間を形成する上で好ましい(他の実施形態においても同様である)。
照明部7は、CPU21によって制御される。本実施形態では、カラオケ装置2において、楽曲の演奏を行う際、タッチパネルモニター29に背景映像情報を再生表示するとともに、再生される背景映像情報に基づいて、照明部7が制御される。楽曲演奏時、CPU21では、タッチパネルモニター29に背景映像を再生表示する背景映像表示処理(S101)を実行する。その際、再生中の背景映像を解析処理することで、照明部7で照明する照明色、照明の明るさを決定する(S102)。具体的には、タッチパネルモニター29に対する照明部7の位置(操作ノブ61a〜61dの位置)に基づき、各照明部7に対応する解析対象領域が使用される。なお、タッチパネルモニター29では、背景映像表示処理(S101)時における背景映像の表示以外に、選曲操作等のユーザーインターフェイスに切り替えて使用することが可能である。解析対象領域8a〜8dを使用した照明制御は、背景映像等、雰囲気を形成する映像を表示する所定の表示処理時において実行し、選曲操作等のユーザーインターフェイスのための表示処理時には、照明部7a〜7dを所定色(例えば、白色等)で照明することとしてもよい。
図5は、第1実施形態の操作ノブ61a〜61dと表示映像の解析対象領域の対応関係を示す図である。操作ノブ61a〜61dに対応する解析対象領域8a〜8dは、タッチパネルモニター29の画面中、操作ノブ61a〜61dに近い位置に設定されている。本実施形態のように、フロントパネル20上にタッチパネルモニター29、操作ノブ61a〜61dが固定されている場合には、各解析対象領域8a〜8dは固定位置とすることができる。なお、照明部7の位置(操作ノブ61a〜61dの位置)と、それに対応する解析対象領域8a〜8dの位置は、適宜設定した座標系において同じ象限内に位置させることが好ましい。図5の場合、タッチパネルモニター29の中心を原点に規定した座標系を設定し、照明部7の位置(操作ノブ61a〜61dの位置)と、それに対応する解析対象領域8a〜8dの位置は同じ象限内に位置させている。なお、座標系取り方は、このような形態に代え、図5の座標系を適宜角度で回転させたものを使用してもよい。
また、解析対象領域の解析処理(S102)は、例えば、解析対象領域8a〜8d内の画素について、色、明るさの平均を取ることで、照明部7に使用する照明色、照明の明るさを決定することが考えられる。あるいは、解析対象領域8a〜8d中の各画素の色を複数カテゴリーに分類し、画素数の最も多いカテゴリーに対応した色を照明色とする(明るさについても同様に行うことが可能である)等、各種解析方法(例えば、画像の指定領域内で構成割合の大きい色の特徴量である色相や明度などを特定する、特許第4826562号など)を使用することが可能となる。解析処理(S102)の結果、決定された照明色、照明の明るさは、照明制御情報として照明コントローラー72に出力される(S103)。照明コントローラー72は、受信した照明制御情報に基づいて、LED信号を形成し、各LED71R、71G、71Bを点灯させることで、照明色、照明の明るさにて操作ノブ61a〜61dの周囲を照明することが可能である。
このように解析対象領域8a〜8dに対応した照明色、照明の明るさにて、操作ノブ61a〜61dの周囲を照明することで、タッチパネルモニター29に表示される映像に広がり感を持たせ、タッチパネルモニター29の存在感をそのサイズよりも大きくすることが可能となる。また、照明部7は、操作子としての操作ノブ61a〜61dを照明するため、暗い環境で操作されることが多い、カラオケ装置2の操作性を向上させることも可能である。
なお、第1実施形態では、タッチパネルモニター29に表示される原寸大の映像中の解析対象領域8a〜8dを使用することとしているが、使用する解析対象領域8a〜8dは他の形態を採用することも可能である。図6は、第1実施形態の操作ノブ61a〜61dと映像の解析対象領域8a〜8dの対応関係(変形例)を示す図である。この変形例では、まず、図6(B)に示すようにタッチパネルモニター29に表示される映像を、操作ノブ61a〜61dの部分にかかるまで仮想的に拡大する。拡大された映像中、操作ノブ61a〜61bの位置が解析対象領域8a〜8dとなる。なお、この変形例において、拡大された映像中における解析対象領域8a〜8dの形状、配置は適宜変更することが可能である。
(第2実施形態)
第1実施形態では、フロントパネル20に設けられた操作ノブ61a〜61dを照明の対象としているが、操作部6中、他の操作子を対象とすることも可能である。図7は、第2実施形態のカラオケ装置2の正面図である。第2実施形態では、タッチパネルモニター29の下方に設けられた操作スイッチ62a〜62nを照明の対象としている。図8は、第2実施形態の操作スイッチ62a〜62nの照明構成を示すブロック図である。操作スイッチ62a〜62とフロントパネル20の間には、開口Sが設けられており、照明部7から発せられた光は、この開口Sを通じてタッチパネルモニター29の下方を間接的に照明する。
図8の左側には、図7と同様、カラオケ装置2を正面から見たときの操作スイッチ62b〜62dの様子が示されている。また、図8の右側には、操作スイッチ62bの断面図、並びにその制御構成が示されている。操作スイッチ62a〜62nは、押しボタンタイプのスイッチであって、図中、矢印で示す方向に移動することで、ユーザーの操作をカラオケ装置2に伝達する。操作スイッチ62a〜62nの裏面には、図4と同様の照明部7が設けられている。LED71R、71G、71Bから発せられた光は、開口Sを通じてタッチパネルモニター29の下方を間接的に照明する。
第2実施形態についても、CPU21において、背景映像表示処理(S101)を実行する際、解析対象領域8の解析に基づいて照明色、照明の明るさ等を決定(S102)し、照明部7を制御する照明制御情報が出力される(S103)。図9には、第2実施形態の操作スイッチ62a〜62nと映像の解析対象領域8の対応関係が示されている。なお、図9において紙面の都合上、操作スイッチ62a以外の操作スイッチ62b〜62nについてはその符号を省略して記載している(図10も同様)。本実施形態では、タッチパネルモニター29中、映像の下方領域を解析対象領域8として設定している。なお、本実施形態の横長に配置された操作スイッチ62a〜62nに対応するため、複数の照明部7a〜7fが、操作スイッチ62a〜62nの裏面に設けられている。この実施形態では、各照明部7a〜7fは、1の解析対象領域8に基づいて形成された照明制御情報によって制御している。そのため、タッチパネルモニター29の下方は、同じ照明色、照明の明るさで照明される。
図9のような1の解析対象領域8を使用することに代え、複数の解析対象領域を使用することとしてもよい。図10は、第2実施形態の操作スイッチ62a〜62nと、映像の解析対象領域の対応関係(変形例)を示す図である。この変形例では、各照明部7a〜7fに対応して解析対象領域8a〜8fを設定している。このような構成によれば、図9で説明した形態よりも、より映像と照明の繋がりを滑らかなものとすることが可能となる。
(第3実施形態)
また、タッチパネルモニター29の存在感を、カラオケ装置2の筐体まで拡大する場合は、フロントパネル20の外周に照明部7を設ければよい。図11は、照明部7の配置形態の異なる第3実施形態の照明構成を示す図である。第3実施形態では、フロントパネル20の周囲を取り囲むように照明部7a〜7zを配置している。なお、照明部7a〜7zは、前実施形態と同様、間接照明とすることが好ましい。これら照明部7a〜7zは、タッチパネルモニター29内に示されている解析領域8a〜8z(添字のアルファベットが同じものが対応関係にある)が対応しており、解析領域8a〜8zの解析結果に基づき、照明部7a〜7zの照明色、明るさが制御される。なお、解析領域8a〜8zは、図11に示すように重畳していない形態ではなく、互いに重畳していてもよい(他の実施形態も同様)。また、照明部7a〜7zと解析領域8a〜8zは、少なくとも1組が、タッチパネルモニター29の中心を原点に規定した象限において、同じ象限内にあることとしている。なお、図に示す照明部7a〜7zの内、照明部7e、7k、7r、7yのように、2つの象限を跨ぐものがあってもよい。この第3実施形態のように、筐体(この例では、フロントパネル20)周囲に、照明部7a〜7zを設けることで、タッチパネルモニター29の存在感を、カラオケ装置2の筐体まで拡大することが可能となる。なお、図11の例では、筐体(フロントパネル20)の周囲を取り囲むように照明部7a〜7zを配置しているが、筐体(フロントパネル20)の周囲一部に設ける形態としてもよい。
(第4実施形態)
第1〜第3実施形態では、カラオケ装置2のフロントパネル20に設けられた操作部6(操作ノブ61a〜61d、操作スイッチ62a〜62n、フロントパネル20の外周)を対象として照明を行うことで、タッチパネルモニター29の存在感の拡大を図っている。タッチパネルモニター29の存在感をカラオケ装置2の筐体を超えたサイズにする場合は、カラオケ装置2による照明は、外部に設置された外部照明装置44a〜44dを対象としてもよい。また、解析対象となる表示映像は、タッチパネルモニター29に表示される表示映像のみならず、外部に設置されたモニター41であってもよい。図12に示す第4実施形態では、モニター41に表示される表示映像を解析対象とするとともに、モニター41の周囲に設置された外部照明装置44a〜44dを制御対象としている。カラオケ装置2と各外部照明装置44a〜44dは、ケーブルで接続されており、各外部照明装置44a〜44dは、カラオケ装置2から出力される照明制御情報で、その照明色、明るさが制御される。カラオケ装置2と外部照明装置44a〜44d間は、無線で制御する形態であってもよい。なお、外部照明装置44a〜44dには、シェード等を設けた間接照明を使用している。モニター41及び外部照明装置44a〜44dは店舗内の壁面に設置されている。なお、モニター41及び外部照明装置44a〜44dの設置は、このような形態のみならず、スタンドを使用して設置する等の形態であってもよい。
ところで、このようにモニター41に対する外部照明装置44a〜44dの設置位置が自由となる場合、表示映像中の解析対象領域8a〜8dは、実際の外部照明装置44a〜44dの設置位置に適合させることが好ましい。第3の実施形態では、カラオケ装置2に外部照明装置44a〜44dの位置(モニター41に対する外部照明装置44a〜44dの配置関係)をユーザーが入力することで、各解析対象領域8a〜8dが決定される。このような形態においてもモニター41の表示映像に応じて、外部照明装置44a〜44dの照明色、照明の明るさが制御されため、モニター41に表示される映像に広がり感を持たせることが可能となる。なお、外部照明装置44a〜44dの設置位置を入力することに代え、予め定められた位置に外部照明装置44a〜44を設置することとしてもよい。その場合、解析対象領域8a〜8dは、映像中の所定位置とすることが可能となる。
以上、第1〜第4実施形態について、カラオケ装置2を例に取って説明したが、本発明は、カラオケ装置2に限って適用されるものではなく、映像の表示、及び、照明部を制御可能な各種情報処理装置に適用することが可能である。
1:リモコン装置 26:音響制御部
2:カラオケ装置 27:メモリ
5:サーバー装置 28a:映像再生部
6:操作部 28b:ビデオRAM
7(7a〜7f):照明部 28c:映像制御部
8(8a〜8f):解析対象領域 29:タッチパネルモニター
11:タッチパネルモニター 29a:表示部
11a:表示部 29b:タッチパネル
11b:タッチパネル 31:映像制御部
12:ビデオRAM 41:モニター
13:映像制御部 42:スピーカー
14:メモリ 43a、43b:マイクロホン
15:CPU 44a〜44d:外部照明装置
16:無線LAN通信部 61a〜61d:操作ノブ
17:操作部 62a〜62n:操作スイッチ
18:操作処理部 63:非透過部
20:フロントパネル 64:透明部
21:CPU 71R、71G、71B:LED
22:操作処理部 72:照明コントローラー
24a:LAN通信部 130:アクセスポイント
25:ハードディスク

Claims (6)

  1. 表示部と、前記表示部の周囲に配置された照明部を制御する制御部を備えた情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記表示部に映像を表示する映像表示処理と、
    前記表示部に表示される映像中、前記照明部に対応する解析対象領域に基づいて照明色を決定する照明色決定処理と、
    前記照明色決定処理で決定した前記照明色で前記照明部を照明させる照明処理と、を実行することを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 前記解析対象領域と、当該解析対象領域に対応する前記照明部は、前記表示部の中心を原点に規定した象限において、少なくとも同じ象限内に位置していることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示部と前記照明部は、前記情報処理装置の筐体に配置されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記照明部は、前記情報処理装置において各種設定を行う操作部に設けられていることを特徴とする
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記照明部は前記情報処理装置の前記筐体の外に配置されており、
    前記情報処理装置には、前記表示部と前記照明部の配置関係が設定されていることを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、カラオケ楽曲の演奏を行うカラオケ装置であって、
    前記表示部に表示される映像は、前記カラオケ楽曲の背景映像であることを特徴とする
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
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