JP2003273556A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JP2003273556A JP2002068704A JP2002068704A JP2003273556A JP 2003273556 A JP2003273556 A JP 2003273556A JP 2002068704 A JP2002068704 A JP 2002068704A JP 2002068704 A JP2002068704 A JP 2002068704A JP 2003273556 A JP2003273556 A JP 2003273556A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、しかも低コスト、電子制御装
置の冷却が可能な電子制御装置を提供すること。 【解決手段】 段部29a〜dには、3箇所に溝部35
a〜cが形成されている。このうち、第1溝部35a
は、ECU1の搭載時に最も上側に位置する段部29a
に設けられており、第2溝部35bは、ECU1の搭載
時に側方に位置する段部29bに設けられており、第3
溝部35cは、ECUの搭載時に最も下方に位置する段
部29cに設けられている。つまり、呼吸穴として機能
する溝部35a〜cを設けるとともに、ECU1を車両
のエンジンルームに搭載した場合に、一番上方に位置す
る呼吸穴である溝部35aの直ぐ下側に、発熱素子7を
配置した構成となっている。また、マイコン37は、発
熱素子7とは離れているが、上方の溝部35aと側方の
溝部35bとをつなぐ直線経路上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のエン
ジンルームなどに配置される電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両の制御に用いられ
る電子制御装置(例えばエンジンECU)には、演算処
理を行うマイコン、外部負荷やセンサ等に接続される入
出力回路、こららの回路に電源を供給する電源回路など
が、基板上に配置されおり、それらは、例えばケース及
びカバーからなる筐体に収容されている。
【0003】このうち、電子制御装置内の電子部品、特
に駆動素子などの発熱素子は、温度が上昇し易く、温度
が過度に上昇するとその動作に支障があるので、各種の
放熱のための対策が行われていた。例えば電子部品から
基板を介して筐体に熱を逃がしたり、放熱フィンを介し
て筐体に熱を逃がすような対策が提案されていた。
【0004】一方、前記電子制御装置は、従来、車室内
の比較的熱的環境の良い所に搭載されていたが、最近
は、車両ハーネスの短縮などの目的で、エンジンルーム
内において、例えばエンジン本体やトランスミッション
本体に直接に、或いはボディ壁面などに搭載されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年では、
上述した電子制御装置が配置される環境の悪化に加え、
電子制御装置の一層の高機能・高能力が求められるよう
になっており、電子部品の発する熱は増加の一途をたど
っている。
【0006】そのため、電子制御装置の温度を下げたい
という要望が高まってきており、その対策として、例え
ば特開平11−354956号公報に記載されているよ
うに、特別な構造の放熱フィンを設けたり、或いは筐体
構造を複雑にしたり、冷却ファンで電子制御装置を強制
冷却する方法が考えられている。
【0007】しかし、この様な対策は、電子制御装置や
その周辺機器の複雑化を招き、電子制御装置のコスト上
昇につながり、結果として、冷却のための車両コストが
増加するという問題があった。本発明は、前記課題を解
決するためになされたものであり、簡易な構成で、しか
も低コストで、電子制御装置の冷却が可能な電子制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、発熱素子を含む各種の電子部品を、筐
体内に収容する車両用の電子制御装置に関するものであ
り、本発明では、前記筐体に複数の呼吸穴を設けるとと
もに、前記電子制御装置を前記車両に搭載した場合に前
記各呼吸穴に高低差が生じるように、前記各呼吸穴の位
置を設定することを特徴とする。
【0009】本発明では、呼吸穴に高低差を設けるの
で、発熱素子で暖められた空気が、高い位置の呼吸穴を
介して外部に流出することにより、高い位置及び低い位
置の呼吸穴の間で、筐体内で空気の対流が発生する。こ
れにより、発熱素子で暖まった空気を効率良く外部に排
出できるとともに、外部の空気が筐体内に流れることに
より、筐体内の温度上昇を抑制することができる。
【0010】従って、本発明では、簡易な構成で且つ低
コストで、電子制御装置内の発熱素子等の冷却が可能で
ある。 (2)請求項2の発明では、前記各呼吸穴のうち、高い
位置の呼吸穴は、前記筐体内の空間にて、前記車両搭載
時における最も高い位置にあることを特徴とする。
【0011】本発明では、一部の呼吸穴が最も高い位置
にあるので、筐体内にて暖まった空気が、筐体内に溜ま
ることなく確実に外部に放出できる。 (3)請求項3の発明では、前記車両搭載時における前
記各呼吸穴のうち、低い側の呼吸穴の開口面積は、高い
側の呼吸穴の開口面積よりも大であることを特徴とす
る。
【0012】本発明により、筐体内の空気の流速が上昇
し、放熱性が高まる。尚、低い側及び/又は高い側に呼
吸穴が複数ある場合には、前記開口面積として、それぞ
れの側の呼吸穴の開口面積の合計を採用できる。 (4)請求項4の発明では、前記車両搭載時における高
い位置の呼吸穴の真ぐ下側に、前記発熱素子を配置する
ことを特徴とする。
【0013】本発明では、発熱素子の上方に呼吸穴があ
るので、発熱素子で暖まった空気が、確実に且つスムー
ズに呼吸穴に導かれる。尚、直ぐ下側としては、真下が
好ましいが、真下の近傍でもよい。 (5)請求項5の発明では、前記発熱素子は、前記車両
搭載時における高い位置の呼吸穴と低い呼吸穴との直線
経路又はその近傍に配置されることを特徴とする。
【0014】本発明では、高低の呼吸穴間の流路に発熱
素子があるので、筐体内の空気の流れに乗って、発熱素
子で暖まった空気が、高い側の呼吸穴へとスムーズに導
かれる。 (6)請求項6の発明は、発熱素子を含む各種の電子部
品を搭載した基板を、筐体内に収容する車両用の電子制
御装置に関するものであり、本発明では、前記筐体に呼
吸穴を設けるとともに、前記発熱素子に対して、前記電
子制御装置を車両に搭載した場合における真ぐ上側に、
前記呼吸穴を設けることを特徴とする。
【0015】本発明では、筐体内の発熱素子の熱で暖め
られた空気が、直ぐ上の呼吸穴を介して外部に流出する
ことで、発熱素子によって暖まった空気が、外部へと効
率良く排出でき、筐体内の温度上昇が抑制される。尚、
直ぐ上側としては、真上が好ましいが、真上の近傍でも
よい。
【0016】(7)請求項7の発明では、前記電子部品
を搭載した基板を、前記筐体に接触させて取り付けるこ
とを特徴とする。本発明では、発熱素子の熱は、呼吸穴
から流出する空気により排出されるとともに、基板及び
筐体を介して熱伝導により排出されるので、電子制御装
置の温度上昇を効率良く抑制することができる。
【0017】(8)請求項8の発明では、前記筐体に段
部を設けるとともに、前記段部に前記電子部品を搭載し
た基板を接触させ、更に、前記段部の近傍に前記発熱素
子を配置することを特徴とする。本発明では、基板を筐
体の段部に接触させることにより、発熱素子の熱を、基
板及び筐体を介して効率よく排出することができる。
【0018】(9)請求項9の発明では、前記筐体を、
少なくとも第1筐体及び第2筐体を組み合わせて構成す
るとともに、前記第1筐体と第2筐体との当接部分に、
前記呼吸穴を設けることを特徴とする。本発明では、第
1筐体と第2筐体を組み合わせるので、その(例えば段
部等の)当接部分を呼吸穴となるような構造(例えば隙
間や切り欠きや溝など)とすれば、特別に別途呼吸穴を
開けなくても、両筐体を組み合わせるだけで、容易に呼
吸穴を形成することができる。
【0019】(10)請求項10の発明では、前記第1
筐体の開口端に段部を設け、この段部に前記第2筐体を
当接させて固定することを特徴とする。つまり、例えば
第1筐体を箱状のケースとし、第2筐体をカバーとする
ことにより、ケースの開口部をカバーで覆うことができ
るとともに、段部(段差を有する部分)にカバーを当接
することにより、第1筐体の開口側の平面の高さを揃え
ることができる。
【0020】(11)請求項11の発明では、前記第1
筐体の開口端の段部に、前記呼吸穴として機能する溝部
を設けることを特徴とする。本発明では、段部に(段部
を横切るような)溝部を設け、筐体の内と外とを連通さ
せることにより、容易に呼吸穴を形成することができ
る。
【0021】(12)請求項12の発明では、前記電子
制御装置は、前記車両のエンジンルーム内に配置される
ものであることを特徴とする。本発明は、電子制御装置
が配置される個所を例示したものである。電子制御装置
がエンジンルーム内に配置される場合には、電子制御装
置の温度を下げることが容易ではないが、上述した呼吸
穴等の各発明の構成を採用することにより、電子制御装
置(従って内部の電子部品)の温度が過度に上昇するこ
とを防止できる。
【0022】(13)請求項13の発明では、前記電子
制御装置は、前記車両のエンジンルーム内にて、エンジ
ン側壁、トランスミッション側壁、及び車両ボディ側壁
のいずれかに搭載されるものであることを特徴とする。
本発明は、エンジンルーム内にて電子制御装置が取り付
けられる壁面を例示したものである。
【0023】(14)請求項14の発明では、前記電子
制御装置は、垂直に又は水平より傾斜して、前記車両に
搭載されるものであることを特徴とする。本発明は、電
子制御装置が取り付けられる向きを例示したものであ
る。通常、車両用の電子制御装置は、縦横方向に対して
厚みが少ない略直方体形状の筐体を備えているが、これ
を垂直方向(又は水平方向より傾けて)に配置した場合
には、例えば上下方向に位置がずれた複数の呼吸穴(又
は上方向に位置する例えば1つの呼吸穴により)によ
り、筐体内部の空気を速やかに流すことができる。これ
により、発熱素子の冷却を促進し、筐体内部の温度を低
下させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の電子制御装置の実
施の形態の例(実施例)を説明する。 (実施例1) a)まず、実施例1の電子制御装置を、図1〜図5に基
づいて説明する。
【0025】尚、図1は電子制御装置の搭載時の状態を
示し、図2は図1のA方向から見た状態を示し、図3は
図1のB方向から見た状態を示し、図4は筐体内部を示
し、図5はそのC−C断面を示している。図1に示す様
に、本実施例における電子制御装置(ECU)1は、エ
ンジン制御を行うECUであって、エンジンルーム内の
エンジン側壁3(又はボディ側壁等)に取り付けられて
いる。
【0026】つまり、ECU1は、縦横方向がほぼ同じ
寸法で且つその厚み方向が薄い略正直方体状であり、図
1では、垂直方向に立てた状態で、エンジン側壁3にネ
ジ5により取り付けられている。前記ECU1は、発熱
素子(例えば駆動素子)7などを搭載したセラミック基
板9(図4参照)を収容した筐体11を備えており、図
2及び図3に示す様に、この筐体11は、表側(外方向
の側)のケース13と裏側(エンジン側壁3側)のカバ
ー15とから構成されている。
【0027】前記ケース13は、一方が開放された底の
浅い箱状のアルミダイキャスト製の部材であり、ケース
本体17とその周囲に形成された板状の鍔部19とから
構成されている。ケース本体17には、コネクタ21が
配置されるコネクタ用開口部23が設けられ、鍔部19
にはネジ5が貫挿されるネジ穴25が形成されている。
一方、カバー15は、鉄製であり、略正方形の板状の部
材である。
【0028】図4に示す様に、前記ケース本体17の開
口部27の開口端の外周には、鍔部19の取付平面19
aより(カバー15の厚み分:図5参照)引き下がった
段部29a〜dが、四角形の枠状に設けられており、こ
の段部29a〜dに前記カバー15が当接して、ネジ3
1により固定されている。
【0029】尚、段部29a〜dとカバー15との接触
部分全体には、図示しない接着剤が塗布されていて、ネ
ジ31とともに、両者を固定するとともに、両者の接触
面間の防水性を確保している。また、前記段部29a〜
dのうち、その3方向に位置する段部29a〜cには、
段部29a〜cを横切る様に、3箇所に溝部35a〜c
が形成されている。このうち、第1溝部35aは、EC
U1の車両搭載時に最も上側に位置する段部29aに設
けられており、第2溝部35bは、ECU1の車両搭載
時に側方に位置する段部29bに設けられており、第3
溝部35cは、ECU1の車両搭載時に最も下方に位置
する段部29cに設けられている。
【0030】更に、前記図3に示す様に、カバー15の
縦横の外周寸法は、鍔部19の縦横の内周寸法(即ち段
部29の縦横の外周寸法)より僅かに小さく設定されて
いるので、カバー15の外周と鍔部19の内周との間に
は、僅かな(例えば1〜1.5mm)隙間33が、四角
形の枠状に形成されている。
【0031】そして、図5に示す様に、前記段部29a
〜dに当接するようにカバー15を取り付けることによ
り、各溝部35a〜cは、筐体内部から前記隙間33を
介して外部に到る呼吸穴となる。更に、ケース本体17
の底部17aの内側表面には、セラミック基板9が接着
剤により貼り付けられている。
【0032】このセラミック基板9には、バッテリ電圧
の12Vを5Vに調整する電圧調整用のトランジスタ
や、エンジンに搭載される各種アクチュエータ(例えば
インジェクタ、点火用イグナイタ)を駆動するためのト
ランジスタなどの発熱素子7が実装されるとともに、エ
ンジン制御を司るマイコン37(図4参照)なども実装
されている。
【0033】尚、このセラミック基板9には、図示しな
いが、当然ながら、抵抗、コンデンサ等の電子部品が実
装されているとともに、各電子部品を電気的に接続する
回路パターンが印刷されている。特に、本実施例では、
呼吸穴として機能する溝部35a〜cを設けるととも
に、ECU1を車両のエンジンルームに搭載した場合
に、一番上方に位置する呼吸穴である溝部35aの直ぐ
下側に、発熱素子7を配置した構成となっている。
【0034】また、(幾分自己発熱する)マイコン37
は、発熱素子7とは離れているが、上方の溝部35aと
側方の溝部35bとをつなぐ直線経路上に配置されてい
る。 b)上述した本実施例のECU1では、発熱素子7の熱
はセラミック基板9を介して、ケース13に伝達される
が、その近傍の空気へも伝達される。
【0035】その際に、発熱素子7の熱にて暖まった空
気は、ケース13内で上昇して、上方の溝部(呼吸穴)
35aを介して外部へ放出され、その際にケース13内
では、側方の呼吸穴35b及び下方の呼吸穴35cから
空気が流入し、側方の呼吸穴35b及び下方の呼吸穴3
5cから上方の呼吸穴35aへの空気の流れが発生す
る。従って、発熱素子7の熱は、このケース13内での
対流により、ECU1外部へと効率良く放出される。
【0036】また、本実施例では、上方の呼吸穴35a
より低い位置に2箇所に呼吸穴35b、c(それぞれ同
じ開口面積)を設けたので、発熱素子7近傍の暖まった
空気が流出する部分がECU1に空気が流入する部分よ
り狭いために、上方の呼吸穴35aの近くの空気流の勢
いが高まる。従って、呼吸穴35aの下側の発熱素子7
で発熱した熱が効率よくECU1の外部へと流出し、発
熱素子7に対する放熱性が高まる。
【0037】更に、マイコン37の熱も、側方の呼吸穴
35bから上方の呼吸穴35aへと流れる対流により抑
制されるようになる。また、マイコン37を発熱素子7
より下側に配置したことで、発熱素子7から空気を介し
てマイコン37への熱伝達は十分に低減される。
【0038】つまり、本実施例では、簡易な構成で、し
かも低コスト、ECU1(従って発熱素子7)の冷却が
可能である。 (実施例2)次に、実施例2の電子制御装置について説
明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略す
る。
【0039】a)実施例2の電子制御装置を、図6〜図
8に基づいて説明する。尚、図6は電子制御装置の外観
を示し、図7は電子制御装置の内部を示し、図8はその
D−D断面を示している。図6〜図8に示す様に、本実
施例の電子制御装置(ECU)41は、前記実施例1と
同様な形状のケース43及びカバー45からなる筐体4
7を備え、その筐体47内に樹脂基板(プリント基板)
49を収容したものである。
【0040】前記プリント基板49には、そのケース4
3の底部43a側(表面:図8の下方)に、発熱素子5
1やマイコン53が実装されている。一方、プリント基
板45の裏側には、抵抗、コンデンサなどの電子部品5
5が実際されている。尚、筐体47にはコネクタ57が
配置されており、コネクタ57のピン57aは、直接に
プリント基板49に対して、スルーホール59を介して
はんだ付けされている。
【0041】図8に示す様に、前記ケース43の開口部
61の端部の外周には、第1段部63及び第2段部65
からなる二段の段部67が、四角形の枠状に設けられて
いる。このうち、第1段部63には、プリント基板49
が載置され、ネジ69により固定されている。また、第
2段部65には、カバー45が載置され、ネジ及び接着
剤(図示せず)により固定されている。
【0042】また、前記両段部67には、前記実施例1
と同様に、ECU1の取り付け時における上方、側方、
及び下方の3箇所に、呼吸穴となる溝部71a〜cが形
成されている。 b)本実施例においても、前記溝部71a〜cの構成に
より、筐体47内部を好適に冷却することができる。
【0043】また、本実施例では、プリント基板49
は、ケース43の底部43aに貼り付けられていないの
で、プリント基板49の裏側からケース43に直接に熱
を伝導しないが、発熱素子51をケース43の壁面に近
いところに配置するとともに、プリント基板49の端部
をケース43の第1段部63に接触させているので、発
熱素子51からプリント基板49を介してケース43側
に熱を逃がすことができる。
【0044】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。例え
ば、前記各実施例では、筐体をケース及びカバーにより
構成したが、それ以外の第3の部材などを組み合わせて
もよく、或いは、ケース及びカバーは、同様な大きさで
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の電子制御装置の車両搭載時の状態
を示す説明図である。
【図2】 図1のA方向から電子制御装置を見た状態を
示す説明図である。
【図3】 図1のB方向から電子制御装置を見た状態を
示す説明図である。
【図4】 図3におけるC−C断面である。
【図5】 実施例1の電子制御装置の内部を示す説明図
である。
【図6】 実施例2の電子制御装置の平面図である。
【図7】 実施例2の電子制御装置の内部を示す説明図
である。
【図8】 図7におけるD−D断面である。
【符号の説明】
1、41・・電子制御装置(ECU) 7、51・・発熱素子 9・・セラミック基板 11、47・・筐体 13、43・・ケース 15、45・・カバー 21、57・・コネクタ 29a、29b、29c、29d、71a、71b、7
1c・・溝部(呼吸穴) 37・・マイコン 35a、35b、35c、63、65、67・・段部 49・・プリント基板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱素子を含む各種の電子部品を、筐体
    内に収容する車両用の電子制御装置において、 前記筐体に複数の呼吸穴を設けるとともに、前記電子制
    御装置を前記車両に搭載した場合に前記各呼吸穴に高低
    差が生じるように、前記各呼吸穴の位置を設定すること
    を特徴とする電子制御装置。
  2. 【請求項2】 前記各呼吸穴のうち、高い位置の呼吸穴
    は、前記筐体内の空間にて、前記車両搭載時における最
    も高い位置にあることを特徴とする前記請求項1に記載
    の電子制御装置。
  3. 【請求項3】 前記車両搭載時における前記各呼吸穴の
    うち、低い側の呼吸穴の開口面積は、高い側の呼吸穴の
    開口面積よりも大であることを特徴とする前記請求項1
    又は2に記載の電子制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車両搭載時における高い位置の呼吸
    穴の真ぐ下側に、前記発熱素子を配置することを特徴と
    する前記請求項1〜3のいずれかに記載の電子制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記発熱素子は、前記車両搭載時におけ
    る高い位置の呼吸穴と低い呼吸穴との直線経路又はその
    近傍に配置されることを特徴とする前記請求項1〜4の
    いずれかに記載の電子制御装置。
  6. 【請求項6】 発熱素子を含む各種の電子部品を、筐体
    内に収容する車両用の電子制御装置において、 前記筐体に呼吸穴を設けるとともに、前記発熱素子に対
    して、前記電子制御装置を車両に搭載した場合における
    真ぐ上側に、前記呼吸穴を設けることを特徴とする電子
    制御装置。
  7. 【請求項7】 前記電子部品を搭載する基板を、前記筐
    体に接触させて取り付けることを特徴とする前記請求項
    1〜6のいずれかに記載の電子制御装置。
  8. 【請求項8】 前記筐体に段部を設けるとともに、前記
    段部に前記電子部品を搭載する基板を接触させ、更に、
    前記段部の近傍に前記発熱素子を配置することを特徴と
    する前記請求項1〜7のいずれかに記載の電子制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記筐体を、少なくとも第1筐体及び第
    2筐体を組み合わせて構成するとともに、前記第1筐体
    と第2筐体との当接部分に、前記呼吸穴を設けることを
    特徴とする前記請求項1〜8のいずれかに記載の電子制
    御装置。
  10. 【請求項10】 前記第1筐体の開口端に段部を設け、
    この段部に前記第2筐体を当接させて固定することを特
    徴とする前記請求項9に記載の電子制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第1筐体の開口端の段部に、前記
    呼吸穴として機能する溝部を設けることを特徴とする前
    記請求項11に記載の電子制御装置。
  12. 【請求項12】 前記電子制御装置は、前記車両のエン
    ジンルーム内に配置されるものであることを特徴とする
    前記請求項1〜11のいずれかに記載の電子制御装置。
  13. 【請求項13】 前記電子制御装置は、前記車両のエン
    ジンルーム内にて、エンジン側壁、トランスミッション
    側壁、及び車両ボディ側壁のいずれかに搭載されるもの
    であることを特徴とする前記請求項12に記載の電子制
    御装置。
  14. 【請求項14】 前記電子制御装置は、垂直に又は水平
    より傾斜して、前記車両に搭載されるものであることを
    特徴とする前記請求項1〜13のいずれかに記載の電子
    制御装置。
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