JP2003271278A - ネットワーク上で提供されるサービス表示方法 - Google Patents

ネットワーク上で提供されるサービス表示方法

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JP2003271278A
JP2003271278A JP2002071203A JP2002071203A JP2003271278A JP 2003271278 A JP2003271278 A JP 2003271278A JP 2002071203 A JP2002071203 A JP 2002071203A JP 2002071203 A JP2002071203 A JP 2002071203A JP 2003271278 A JP2003271278 A JP 2003271278A
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JP
Japan
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service
schedule
user
business
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Application number
JP2002071203A
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English (en)
Inventor
Shinya Yamaguchi
信弥 山口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上で提供されるサービスにおいて
は、利用者が単一のサービスメニューから目的とするサ
ービスを選択するため、利用者が目的とするサービスに
適時かつ迅速に到達することができなかった。また、今
後はネットワーク上で提供されるサービスがますます増
加していくことが予想され、その結果、利用者にはサー
ビスを選択する際に大きな負荷が発生することが予想さ
れる。 【解決手段】利用者がサービスを利用した際に蓄積され
る利用履歴を月、日、時間単位に処理し、管理者や利用
者が登録する業務スケジュールと併せて、各利用者に最
適なサービスメニューを表示した画面を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組織内のイントラ
ネットなどのネットワークを介して提供されるアプリケ
ーションやコンテンツなどのサービスに関し、利用者が
当該サービスを利用した際に蓄積される利用履歴と、サ
ービスを提供する管理者や利用者が登録する業務スケジ
ュール情報とをもとに、利用者に最適なサービスを動的
に提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、組織内のイントラネットなどのネ
ットワーク上で、さまざまなアプリケーションやコンテ
ンツのサービスが提供されている。ネットワーク上で提
供されるアプリケーションやコンテンツのサービスと
は、掲示板などを用いたお知らせや各種の業務アプリケ
ーションのことであり、利用者が円滑に業務を遂行する
ことをサポートする。このようなサービスでは、利用者
はあらかじめ用意された単一のサービスメニューが表示
された画面を起動し、その画面から各利用者に必要なサ
ービスを画面遷移を繰り返しながら選択し、利用する形
態となっている。利用者が行う業務はさまざまであり、
また、その都度利用したいサービスは異なるため、単一
のサービスメニューが表示された画面では、利用者が目
的とするサービスに迅速かつ適時に到達することができ
ないのが現状である。そこでこのような利用者が行う業
務の性質に応じたサービスを提供する方法として、利用
者の個人情報や利用履歴に基づいて、提供するサービス
を変化させる方式が特開2000−250984に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ネッ
トワーク上で提供されるサービスにおいては、利用者が
単一のサービスメニューが表示された画面から目的とす
るサービスを選択するため、利用者が目的とするサービ
スに適時かつ迅速に到達することができなかった。ま
た、今後はネットワーク上で提供されるサービスがます
ます増加していくことが予想され、その結果、利用者に
はサービスを選択する際に大きな負荷が発生することが
予想される。
【0004】本発明の目的は、ネットワーク上で提供さ
れるサービスにおいて、すべての利用者が、各々が行う
業務や時間に応じて、目的とするサービスに迅速に到達
し、各利用者のサービス選択における負荷を減少させる
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、利用者がサービスを利用した際に蓄積
される利用履歴と、管理者や利用者が登録する業務スケ
ジュールとから、各利用者に最適なサービスメニューを
動的に表示する方法を提供する。本発明は、ネットワー
ク上で提供されるサービスにおけるサービス表示方法で
あって、登録された業務スケジュールを読み込むステッ
プと、利用者のサービス利用履歴を読み込むステップ
と、各利用者のサービス利用履歴からサービス提供スケ
ジュールを生成するステップと、サービス提供スケジュ
ールと登録された業務スケジュールとから全体スケジュ
ールを生成するステップと、生成された全体サービスス
ケジュールから画面を生成するステップを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施形態であるサービ
ス提供システムのシステム構成図の一例である。本シス
テムは、利用者がサービスを利用するクライアント10
1と、ネットワークを介して様々なアプリケーションや
コンテンツなどのサービスを提供するサーバ131と、
業務スケジュール(全社スケジュール、部門スケジュー
ル、個人スケジュール)を格納するスケジュール情報記
憶装置171と、利用者のサービス利用の履歴情報を格
納する利用履歴情報記憶装置181と、サービス利用者
の個人IDなどを保持するICカード191とを備えて
いる。
【0008】クライアント101は、サーバとの情報の
やりとりを行う通信プログラム102と、提供されるサ
ービスを表示するブラウザ103と、利用者のICカー
ド上の情報の読み書きを制御するICカードアクセスプ
ログラム104と、通信プログラム102とブラウザ1
03とICカードアクセスプログラムの同期をとるなど
の処理を行う制御プログラム105と、通信プログラム
102とブラウザ103とICカードアクセスプログラ
ム104の作業領域であるワークエリア106と、利用
者のICカードの情報の読み書きを行うICカードリー
ダ/ライタ107と、クライアント101と通信回線を
接続するLANアダプタ108とを備えている。
【0009】サーバ131は、サーバ管理者が登録する
業務スケジュールをスケジュール情報記憶装置171に
書き込むスケジュール登録プログラム132と、スケジ
ュール情報記憶装置171からスケジュール情報を読み
込むスケジュール読込プログラム133と、利用者が利
用したサービスの利用履歴を取得して利用履歴情報記憶
装置181への書き込みを行う利用履歴取得プログラム
134と、利用履歴情報記憶装置181から利用履歴情
報を読み込む利用履歴読込プログラム135と、読み込
んだ利用履歴から月、日、時間の単位で業務スケジュー
ルを導出する利用履歴からのスケジュール導出プログラ
ム136と、利用履歴から導出されたスケジュールとサ
ーバ管理者が登録したスケジュールに基づいて利用者に
最適なサービスを提供する画面を生成する画面生成プロ
グラム137と、上記のプログラム132〜137相互
の同期をとるなどの処理を行う制御プログラム138
と、上記のプログラム132〜137の作業領域である
ワークエリア139と、サーバ131と通信回線を接続
するLANアダプタ140とを備えている。
【0010】図2は、サーバ管理者が登録する全社の月
ごとの業務スケジュールのテーブルであり、テーブルの
各行を判別し、月を表す行名201と、業務スケジュー
ル202からなる。図3は、サーバ管理者が登録する全
社の日ごとの業務スケジュールのテーブルであり、テー
ブルの各行を判別し、日を表す行名301と、業務スケ
ジュール302からなる。図4は、サーバ管理者が登録
する全社の時間ごとの業務スケジュールのテーブルであ
り、テーブルの各行を判別し、時間を表す行名401
と、業務スケジュール402からなる。
【0011】図5は、サーバ管理者が登録する部門の月
ごとの業務スケジュールのテーブルであり、テーブルの
各行を判別し、月を表す行名501と、業務スケジュー
ル502からなる。図6は、サーバ管理者が登録する部
門の日ごとの業務スケジュールのテーブルであり、テー
ブルの各行を判別し、月を表す行名601と、業務スケ
ジュール602からなる。図7は、サーバ管理者が登録
する部門の時間ごとの業務スケジュールのテーブルであ
り、テーブルの各行を判別し、月を表す行名701と、
業務スケジュール702からなる。
【0012】図8は、利用者が登録する個人の月ごとの
業務スケジュールのテーブルであり、テーブルの各行を
判別し、月を表す行名801と、業務スケジュール80
2からなる。図9は、利用者が登録する個人の日ごとの
業務スケジュールのテーブルであり、テーブルの各行を
判別し、月を表す行名901と、業務スケジュール90
2からなる。図10は、利用者が登録する個人の時間ご
との業務スケジュールのテーブルであり、テーブルの各
行を判別し、月を表す行名1001と、業務スケジュー
ル1002からなる。
【0013】図11は、利用者の2001年7月のサー
ビス利用履歴のテーブルであり、テーブルの各行を判別
し、月日を表す月日1101と、時間を表す時間110
2と、サービス利用履歴1103からなる。図12は、
利用者の2001年8月のサービス利用履歴のテーブル
であり、テーブルの各行を判別し、月日を表す月日12
01と、時間を表す時間1202と、サービス利用履歴
1203からなる。図13は、利用者の2001年9月
のサービス利用履歴のテーブルであり、テーブルの各行
を判別し、月日を表す月日1301と、時間を表す時間
1302と、サービス利用履歴1303からなる。利用
者がサービスを利用すると、その履歴が図11〜13の
テーブルに格納される。
【0014】図14は、各月のサービス利用頻度のテー
ブルであり、月を表す月1401と、サービス名を表す
サービス1402と、サービスの利用頻度を表す頻度1
403からなる。図15は、各日のサービス利用頻度の
テーブルであり、日付を表す日1501と、サービス名
を表すサービス1502と、サービスの利用頻度を表す
頻度1503からなる。図16は、各時間のサービス利
用頻度のテーブルであり、時間を表す時間1601と、
サービス名を表すサービス1602と、サービスの利用
頻度を表す頻度1603からなる。
【0015】図17は、利用履歴から導出される、利用
者に最適と思われる月ごとのサービススケジュールのテ
ーブルであり、テーブルの各行を判別し、月を表す月1
701と、サービススケジュール1702からなる。図
18は、利用履歴から導出される、利用者に最適と思わ
れる日ごとのサービススケジュールのテーブルであり、
テーブルの各行を判別し、日を表す日1801と、サー
ビススケジュール1802からなる。図19は、利用履
歴から導出される、利用者に最適と思われる時間ごとの
サービススケジュールのテーブルであり、テーブルの各
行を判別し、時間を表す時間1901と、サービススケ
ジュール1902からなる。
【0016】図20〜22は、利用履歴から導出される
サービススケジュールとサーバ管理者または利用者が登
録した業務スケジュールに基づいて導出されるテーブル
である。図20は、利用者に最適と思われる月ごとのサ
ービススケジュールのテーブルであり、テーブルの各行
を判別し、月を表す月2001と、サービススケジュー
ル2002からなる。図21は、利用者に最適と思われ
る日ごとのサービススケジュールのテーブルであり、テ
ーブルの各行を判別し、日を表す日2101と、サービ
ススケジュール2102からなる。図22は、利用者に
最適と思われる時間ごとのサービススケジュールのテー
ブルであり、テーブルの各行を判別し、時間を表す時間
2201と、サービススケジュール2202からなる。
【0017】図23は、利用者が行う業務と、その業務
を行う際に提供されるアプリケーションやコンテンツな
どのサービスのマッピングテーブルであり、テーブルの
各行を判別する行名2301と、業務名を表す2302
と、サービス名を表す2303からなる。
【0018】図24を参照して、図1の画面生成プログ
ラム137により、図1のシステムで図20〜22のよ
うに全体サービススケジュールを決定し、利用者に最適
な画面をクライアントに表示させる手順の一例を説明す
る。
【0019】クライアント101からサーバ131にサ
ービス提供の要求があった場合、サーバ131はICカ
ードなどの媒体に格納された利用者の個人IDを、IC
カードリーダ/ライタ191を通して読み込む(ステッ
プ2401)。なお、利用者が個人IDを格納する媒体
は、ICカードに限らずフロッピー(登録商標)ディス
クなどさまざまな手段を用いることができる。ステップ
2401で読み込んだ利用者の個人IDに基づいて、該
当する図2〜4に示したような全社業務スケジュールを
読み込み(ステップ2402)、図5〜7で示したよう
な部門業務スケジュールを読み込み(ステップ240
3)、さらに、図8〜10で示したような個人業務スケ
ジュールを読み込む(ステップ2404)。なお、個人
業務スケジュールは、グループウェア、携帯情報端末な
どのさまざまな手段から読み込むことが可能である。
【0020】次に、ステップ2401で読み込んだ利用
者の個人IDに基づいて、図11〜13で示したような
利用者のサービス利用履歴を読み込む(ステップ240
5)。ステップ2405で読み込んだサービス利用履歴
に基づいて、図17〜19で示したような利用履歴から
のサービススケジュール導出する(ステップ240
6)。また、図23で示したような業務とサービスのマ
ッピングテーブルを読み込む(ステップ2407)。ス
テップ2402〜2404で読み込んだ全社業務スケジ
ュールと、ステップ2406で導出した利用履歴からの
サービススケジュールと、ステップ2407で読み込ん
だ業務とサービスのマッピングに基づき、図20〜22
で示したような全体サービススケジュールを生成する
(ステップ2408)。
【0021】最後に、ステップ2408で生成した全体
サービススケジュールに基づいて、アプリケーションや
コンテンツなどのサービスを起動し、その時点で利用者
に最適な画面を生成し、提供する(ステップ240
9)。
【0022】図25を参照して、利用者のサービス利用
履歴からサービススケジュールを導出する処理(ステッ
プ2406)の一例について詳細に説明する。
【0023】まず、図11〜13のサービス利用履歴テ
ーブルに基づいて、月単位で各サービスの利用頻度を測
定し、図14に示すような月ごとのサービス利用頻度テ
ーブルを生成する(ステップ2501)。同様に、日単
位で各サービスの利用頻度を測定し、図15に示すよう
な日ごとのサービス利用頻度テーブルを生成し(ステッ
プ2502)、時間単位で各サービスの利用頻度を測定
し、図16に示すような時間ごとのサービス利用頻度テ
ーブルを生成する(ステップ2503)。
【0024】次に、ステップ2503で生成した時間ご
とのサービス利用頻度テーブルに基づいて、利用頻度の
高いサービスを各々の時間において抽出し、図19で示
したような時間ごとの利用履歴から導出されるサービス
スケジュールテーブルを生成する(ステップ250
4)。サービス抽出の際の判断基準は、サーバ管理者が
自由に設定できるものとする。同様に、ステップ250
2で生成した日ごとのサービス利用頻度テーブルに基づ
いて、利用頻度の高いサービスを各々の日において抽出
し、図18で示したような日ごとの利用履歴から導出さ
れるサービススケジュールテーブルを生成する(ステッ
プ2505)。ただし、ステップ2504で抽出された
サービスを除いたものの中で利用頻度の高いものを抽出
することとし、サービス抽出の際の判断基準は、サーバ
管理者が自由に設定できるものとする。
【0025】ステップ2501で生成した月ごとのサー
ビス利用頻度テーブルに基づいて、利用頻度の高いサー
ビスを各々の月において抽出し、図17で示したような
月ごとの利用履歴から導出されるサービススケジュール
テーブルを生成する(ステップ2506)。ただし、ス
テップ2504、2505で抽出されたサービスを除い
たものの中で利用頻度の高いものを抽出することとし、
サービス抽出の際の判断基準は、サーバ管理者が自由に
設定できるものとする。
【0026】次に、具体的な事例に基づいて、実施例を
示す。この実施例では、サーバ管理者が図2〜7の業務
スケジュールを登録し、利用者が図8〜10の個人業務
スケジュールを登録し、この利用者のサービス利用履歴
は図11〜13の通りとする。
【0027】利用者A氏が8月23日9:00にサービ
スを受けようとする際のシステムの動作、および、提供
される画面について説明する。
【0028】まず、利用者A氏が処理をスタートする
と、サーバ131は、クライアント101のICカード
191に格納された個人IDを読み込み(ステップ24
01)、図2〜4に示すA氏が所属する会社の全社業務
スケジュールを読み込む(ステップ2402)。次に、
ステップ2401で読み込んだA氏の個人IDに基づい
て、図5〜7に示すA氏が所属する部門の業務スケジュ
ールを読み込み(ステップ2403)、図8〜10に示
すA氏個人の業務スケジュールを読み込み(ステップ2
404)、図11〜13に示すA氏のサービス利用履歴
を読み込む(ステップ2405)。
【0029】次に、利用履歴からのサービススケジュー
ルの導出処理(ステップ2406)に進む。まず、ステ
ップ2405で読み込んだA氏のサービス利用履歴に基
づき、各月ごとのサービスの利用回数をカウントし、月
ごとのサービス利用頻度テーブル(図14)を生成する
(ステップ2501)。
【0030】図11〜13のA氏のサービス利用履歴に
基づいて、各サービスの使用回数をカウントすると、図
14のような月ごとのサービス利用頻度テーブルが生成
される。ステップ2405で読み込んだA氏のサービス
利用履歴に基づき、日ごとの各サービスの利用回数をカ
ウントし、日ごとのサービス利用頻度テーブル(図1
5)を生成する(ステップ2502)。図11〜13の
A氏のサービス利用履歴に基づいて使用回数をカウント
すると、図15のような日ごとのサービス利用頻度テー
ブルが生成される。ステップ2405で読み込んだA氏
のサービス利用履歴に基づき、時間ごとの各サービスの
利用回数をカウントし、時間ごとのサービス利用頻度テ
ーブル(図16)を生成する(ステップ2503)。図
11〜13のA氏のサービス利用履歴に基づいて使用回
数をカウントすると、図16のような時間ごとのサービ
ス利用頻度テーブルが生成される。
【0031】このように生成したサービス利用頻度テー
ブルを基に、サービススケジュールテーブルを作成す
る。まず、時間ごとのサービススケジュールテーブルを
生成する(ステップ2504)。時間ごとのサービス利
用頻度テーブル(図16)を参照すると、9時から10
時では、「○○新聞社ホームページ」の利用回数が3
回、「メール」の利用回数が18回、「社内掲示板」の
利用回数が3回であり、他より利用回数が多いので、時
間ごとのサービススケジュールテーブル(図19)の9
時のサービススケジュールとして、「○○新聞社ホーム
ページ」、「メール」、「社内掲示板」を書き込む。こ
の場合は、利用頻度3回以上のものをサービススケジュ
ールとして書き込んだが、この基準はサーバ管理者によ
り任意に設定できる。
【0032】次に、日ごとのサービススケジュールテー
ブルを生成する(ステップ2505)。日ごとのサービ
ス利用頻度テーブル(図15)を参照すると、23日に
おいては、「○○新聞社ホームページ」の利用回数が6
回、「メール」の利用回数が23回、「勤休入力システ
ム」の利用回数が5回であり、他より利用回数が多い。
ただし、「○○新聞社ホームページ」、「メール」は時
間ごとのサービススケジュールとしてすでに書き込まれ
ているので、日ごとのサービススケジュールテーブル
(図18)の23日のサービススケジュールとして、
「勤休入力システム」を書き込む。この場合は、利用頻
度5回以上のものをサービススケジュールとして選択し
たが、この基準はサーバ管理者により任意に設定するこ
とができるものとする。
【0033】次に、月ごとのサービススケジュールテー
ブルを生成する(ステップ2506)。月ごとのサービ
ス利用頻度テーブル(図14)を参照すると、8月にお
いては、「○○新聞社ホームページ」の利用回数が24
回、「メール」の利用回数が90回、「営業情報システ
ム」の利用回数が12回、「教育申請システム」の利用
回数が10回であり、他より利用回数が多い。ただし、
「○○新聞社ホームページ」、「メール」は時間ごと、
または、日ごとのサービススケジュールとしてすでに書
き込まれているので、月ごとのサービススケジュールテ
ーブル(図17)の8月のサービススケジュールとし
て、「営業情報システム」、「教育申請システム」を書
き込む。この場合は、利用頻度10回以上のものをサー
ビススケジュールとして選択したが、この基準はサーバ
管理者により任意に設定することができるものとする。
【0034】次に、業務名と対応するサービスを対応さ
せた業務とサービスのマッピングテーブルを読み込み
(ステップ2407)、ステップ2402で読み込んだ
全社業務スケジュール(図2〜4)、ステップ2403
で読み込んだ部門業務スケジュール(図5〜7)、ステ
ップ2404で読み込んだ個人業務スケジュール(図8
〜10)を、ステップ2407で読み込んだ業務とサー
ビスのマッピングテーブルにより、業務名からサービス
名に変換し、ステップ2504で生成した時間ごとのサ
ービススケジュールテーブル(図19)、ステップ25
05で生成した日ごとのサービススケジュールテーブル
(図18)、ステップ2506で生成した月ごとのサー
ビススケジュールテーブル(図17)とマージすること
により、月ごとの全体サービススケジュールテーブル
(図20)、日ごとの全体サービススケジュールテーブ
ル(図21)、時間ごとの全体サービススケジュールテ
ーブル(図22)を生成する(ステップ2408)。
【0035】最後に、ステップ2408で生成した全体
サービススケジュールをもとに、8月23日9:00に
該当する「通勤手当申請システム」、「予算編成システ
ム」、「営業情報システム」、「教育申請システム」、
「自社ホームページ」、「勤休入力システム」、「社内
掲示板」、「○○新聞社ホームページ」、「メール」の
サービスを起動し、サービスのメニュー画面を生成し、
利用者A氏に提示する(ステップ2409)。図26
(1)に、A氏に提示される画面の一例を示す。
【0036】利用者が8月25日17:00にサービス
を受けようとする際のシステムの動作、および、提供さ
れる画面について説明する。サービス利用頻度テーブル
の生成までは、上記実施例と全く同じ処理を行う。生成
したサービス利用頻度テーブルをもとに、サービススケ
ジュールテーブルを作成する。
【0037】まず、時間ごとのサービススケジュールテ
ーブルを生成する(ステップ2504)。時間ごとのサ
ービス利用頻度テーブル(図16)を参照すると、17
時から18時においては、「営業情報システム」の利用
回数が15回、「メール」の利用回数が16回であり、
他より利用回数が多いので、時間ごとのサービススケジ
ュールテーブル(図19)の17時のサービススケジュ
ールとして、「営業情報システム」、「メール」を書き
込む。この場合は、利用頻度15回以上のものをサービ
ススケジュールとして書き込んだが、この基準はサーバ
管理者により任意に設定することができるものとする。
【0038】次に、日ごとのサービススケジュールテー
ブルを生成する(ステップ2505)。日ごとのサービ
ス利用頻度テーブル(図15)を参照すると、25日に
おいては、「メール」の利用回数が21回、「□□社ホ
ームページ」の利用回数が10回であり、他より利用回
数が多い。ただし、「メール」は時間ごとのサービスス
ケジュールとしてすでに書き込まれているので、日ごと
のサービススケジュールテーブル(図18)の25日の
サービススケジュールとして、「□□社ホームページ」
を書き込む。この場合は、利用頻度10回以上のものを
サービススケジュールとして選択したが、この基準はサ
ーバ管理者により任意に設定することができる。
【0039】次に、月ごとのサービススケジュールテー
ブルを生成する(ステップ2506)。月ごとのサービ
ス利用頻度テーブル(図14)を参照すると、8月にお
いては、「○○新聞社ホームページ」の利用回数が24
回、「メール」の利用回数が90回、「営業情報システ
ム」の利用回数が12回、「教育申請システム」の利用
回数が10回であり、他より利用回数が多い。ただし、
「メール」、「営業情報システム」は時間ごと、また
は、日ごとのサービススケジュールとしてすでに書き込
まれているので、月ごとのサービススケジュールテーブ
ル(図17)の8月のサービススケジュールとして、
「○○新聞社ホームページ」、「教育申請システム」を
書き込む。この場合は、利用頻度10回以上のものをサ
ービススケジュールとして選択したが、この基準はサー
バ管理者により任意に設定することができるものとす
る。
【0040】次に、業務名と対応するサービスを対応さ
せた業務とサービスのマッピングテーブルを読み込み
(ステップ2407)、ステップ2402で読み込んだ
全社業務スケジュール(図2〜4)、ステップ2403
で読み込んだ部門業務スケジュール(図5〜7)、ステ
ップ2404で読み込んだ個人業務スケジュール(図8
〜10)を、ステップ2407で読み込んだ業務とサー
ビスのマッピングテーブルにより、業務名からサービス
名に変換し、ステップ2504で生成した時間ごとのサ
ービススケジュールテーブル(図19)、ステップ25
05で生成した日ごとのサービススケジュールテーブル
(図18)、ステップ2506で生成した月ごとのサー
ビススケジュールテーブル(図17)とマージすること
により、月ごとの全体サービススケジュールテーブル
(図20)、日ごとの全体サービススケジュールテーブ
ル(図21)、時間ごとの全体サービススケジュールテ
ーブル(図22)を生成する(ステップ2408)。
【0041】最後に、ステップ2408で生成した全体
サービススケジュールをもとに、8月23日9:00に
該当する「通勤手当申請システム」、「予算編成システ
ム」、「営業情報システム」、「教育申請システム」、
「旅費精算システム」、「□□社ホームページ」、「メ
ール」のサービスを起動し、サービスのメニュー画面を
生成し、利用者A氏に提示する(ステップ2409)。
図26(2)に、A氏に提示される画面の一例を示す。
【0042】上記実施形態では、利用頻度のみを用いて
提供する画面の生成を行っているが、自宅や会社などの
場所の違いによっても利用するサービスは変化すること
が予想される。GPSなどの手段で位置情報を把握でき
れば、利用者がサービスを利用する場所によっても、生
成される画面を変化させることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク上で提供
されるサービスにおいて、すべての利用者が、各々が行
う業務や時間に応じて、目的とするサービスに迅速に到
達し、各利用者のサービス選択における負荷を減少させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するためのシステム構成図の一例
を示す。
【図2】サーバに保持される月ごとの全社業務スケジュ
ールテーブルを示す。
【図3】サーバに保持される日ごとの全社業務スケジュ
ールテーブルを示す。
【図4】サーバに保持される時間ごとの全社業務スケジ
ュールテーブルを示す。
【図5】サーバに保持される月ごとの部門業務スケジュ
ールテーブルを示す。
【図6】サーバに保持される日ごとの部門業務スケジュ
ールテーブルを示す。
【図7】サーバに保持される時間ごとの部門業務スケジ
ュールテーブルを示す。
【図8】サーバに保持される月ごとの個人業務スケジュ
ールテーブルを示す。
【図9】サーバに保持される日ごとの個人業務スケジュ
ールテーブルを示す。
【図10】サーバに保持される時間ごとの個人業務スケ
ジュールテーブルを示す。
【図11】サーバに保持される2001年7月のサービ
ス利用履歴テーブルを示す。
【図12】サーバに保持される2001年8月のサービ
ス利用履歴テーブルを示す。
【図13】サーバに保持される2000年8月のサービ
ス利用履歴テーブルを示す。
【図14】月ごとのサービス利用頻度テーブルを示す。
【図15】日ごとのサービス利用頻度テーブルを示す。
【図16】時間ごとのサービス利用頻度テーブルを示
す。
【図17】利用履歴から導出される月ごとのサービスス
ケジュールテーブルを示す。
【図18】利用履歴から導出される日ごとのサービスス
ケジュールテーブルを示す。
【図19】利用履歴から導出される時間毎のサービスス
ケジュールテーブルを示す。
【図20】月ごとの全体サービススケジュールテーブル
を示す。
【図21】日ごとの全体サービススケジュールテーブル
を示す。
【図22】時間ごとの全体サービススケジュールテーブ
ルを示す。
【図23】業務とサービスのマッピングテーブルを示
す。
【図24】本実施形態の処理手順の全体を示すフローチ
ャートである。
【図25】利用履歴からサービススケジュールを導出す
る処理手順を示すフローチャートである。
【図26】サービスのメニュー画面の例を示す。
【符号の説明】
101:クライアント、102:通信プログラム、10
3:ブラウザ、104:ICカードアクセスプログラ
ム、105:制御プログラム、106:ワークエリア、
107:ICカードリーダ/ライタ、108:LANア
ダプタ、131:サーバ、132:業務スケジュール登
録プログラム、133:業務スケジュール読込プログラ
ム、134:利用履歴取得プログラム、135:利用履
歴読込プログラム、136:利用履歴からのサービスス
ケジュール導出プログラム、137:画面生成プログラ
ム、138:制御プログラム、139:ワークエリア、
140:LANアダプタ、171:業務スケジュール情
報、181:利用履歴情報、191:ICカード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上で提供されるサービスにお
    けるサービス表示方法であって、登録された業務スケジ
    ュールを読み込むステップと、利用者のサービス利用履
    歴を読み込むステップと、各利用者のサービス利用履歴
    からサービス提供スケジュールを生成するステップと、
    サービス提供スケジュールと登録された業務スケジュー
    ルとから全体スケジュールを生成するステップと、生成
    された全体サービススケジュールから画面を生成するス
    テップを備えることを特徴とするサービス表示方法。
  2. 【請求項2】ネットワークを介してサービスを提供する
    サーバと提供されるサービスを表示するクライアントか
    らなるサービス表示システムにおいて、前記サーバは、登
    録された業務スケジュールを読み込む手段と、利用者の
    サービス利用履歴を読み込む手段と、各利用者のサービ
    ス利用履歴からサービス提供スケジュールを生成する手
    段と、サービス提供スケジュールと登録された業務スケ
    ジュールとから全体スケジュールを生成する手段と、生
    成された全体サービススケジュールから画面を生成する
    手段を備えることを特徴とするサービス表示システム。
JP2002071203A 2002-03-15 2002-03-15 ネットワーク上で提供されるサービス表示方法 Pending JP2003271278A (ja)

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