JP2003270797A - シート材搬送装置用速度制御装置 - Google Patents

シート材搬送装置用速度制御装置

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JP2003270797A
JP2003270797A JP2002074925A JP2002074925A JP2003270797A JP 2003270797 A JP2003270797 A JP 2003270797A JP 2002074925 A JP2002074925 A JP 2002074925A JP 2002074925 A JP2002074925 A JP 2002074925A JP 2003270797 A JP2003270797 A JP 2003270797A
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JP
Japan
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sheet material
rotary drum
roller
printing plate
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Pending
Application number
JP2002074925A
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English (en)
Inventor
Tomoya Kitagawa
智也 北川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ローラ外周の線速度と回転ドラム外周の
線速度とを一致させることができるシート材搬送装置用
速度制御装置を得る。 【解決手段】 印刷版搬送装置22は排版ガイド26と
回転ドラム14とで構成され、速度制御装置76を備え
ている。速度制御装置76のメモリ装置78には、排版
ガイド26の搬送ローラ30外周の線速度と回転ドラム
14外周の線速度とが一致するような、それぞれの回転
速度の情報が共通の搬送指示データと相関して保存さ
れ、パルスモータコントローラ80がこの搬送指示デー
タに基づいてメモリ装置78からこれらの情報を読み出
し、それぞれの回転速度を制御する。このように、搬送
ローラ30と回転ドラム14とが、共通の搬送指示デー
タに基づき、共通のパルスモータコントローラ80に制
御されるため、搬送ローラ30外周の線速度と回転ドラ
ム14外周の線速度とが誤差なく一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を搬送す
るシート材搬送装置に用いられるシート材搬送装置用速
度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷版露光装置としては、シート状の印
刷版における画像記録層(乳剤面)に、直接レーザビー
ム等で画像を記録(露光)するものが開発されてきてい
る。このような印刷版露光装置では、印刷版は円筒状に
形成された回転ドラムの周面に巻き付けられる。この回
転ドラムは当該印刷版が巻き付けられた状態で高速回転
され、回転ドラムと共に回転する印刷版に画像情報に基
づいて変調されたレーザビームを照射することにより、
印刷版に画像が記録(露光)される。
【0003】このとき印刷版は、回転ドラムに並設され
た搬送ローラによって回転ドラムに搬送され、回転ドラ
ムの周面に設けられた印刷版搬送方向先端部を保持する
ための先端チャックにより先端部が保持される。しかる
後に、当該印刷版先端部保持状態の回転ドラムを回転さ
せることにより印刷版は回転ドラムに巻き付けられる。
【0004】一方、露光処理が行われた後には、回転ド
ラムは印刷版の先端部を先端チャックにより保持した状
態で、搬送ローラと同時に、かつ、印刷版巻き付け時と
は反対の方向に回転されることで印刷版を搬送ローラに
向けて排出する。この回転ドラムから排出された印刷版
は搬送ローラにより次工程の現像装置等に搬送される。
【0005】ところで、従来の印刷版搬送装置において
は、搬送ローラ及び回転ドラムには、それぞれ独立した
コントローラ(CPUやメモリ装置等により構成されて
いる)が個別に設けられていた。すなわち、独立した制
御回路が2系統設けられ、搬送ローラの回転速度及び回
転ドラムの回転速度は、各コントローラにより個別に制
御されていた。
【0006】すなわち、回転ドラムを制御するためのコ
ントローラは、回転ドラムを露光処理時には高速回転さ
せ、一方、印刷版の巻き付け・排出時には露光処理時と
比べ低速で回転させる必要があり、一定の速度で搬送ロ
ーラの回転速度をコントロールすればよい搬送ローラ用
コントローラとは制御系の構成が大きく異なっている。
このように異なる制御系で制御されているため、搬送ロ
ーラと回転ドラムとが同時に回転する際(印刷版を回転
ドラムから排出する際)の搬送ローラ外周の線速度と回
転ドラム外周の線速度との間に誤差が生じ易くなってい
た。この結果、搬送ローラ外周の線速度が回転ドラム外
周の線速度より速い場合には印刷版に緊張力が付与さ
れ、また、遅い場合には回転ドラムと搬送ローラとの間
で印刷版に弛みが生じ印刷版露光装置の構成部材に干渉
する等、いずれの場合にも印刷版に損傷を生じさせる原
因となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、搬送ローラ外周の線速度と回転ドラム外周の線
速度とを一致させることができるシート材搬送装置用速
度制御装置を得ることが目的である。
【0008】
【発明を解決するための手段】請求項1に係る発明のシ
ート材搬送装置用速度制御装置は、シート材に外周が接
触した状態で回転されることで前記シート材を摩擦力で
所定方向へ搬送する搬送ローラと、前記シート材を周面
に巻き付けた状態で回転する回転ドラムとが並設された
シート材搬送装置に用いられ、前記搬送ローラと前記回
転ドラムとの間で前記シート材を受け渡す際の前記搬送
ローラ外周の線速度及び前記回転ドラム外周の線速度を
制御する速度制御装置であって、前記搬送ローラ外周の
線速度が特定速度となる前記搬送ローラの回転速度の第
1の情報と、前記回転ドラム外周の線速度が前記特定速
度となる前記回転ドラムの回転速度の第2の情報とを共
通の搬送指示データと相関させて格納する搬送情報格納
手段と、前記搬送指示データに基づいて、前記搬送情報
格納手段に格納された前記第1の情報及び前記第2の情
報をそれぞれ読み出し、前記搬送ローラ及び前記回転ド
ラムの回転速度を同時に制御する搬送情報出力手段とを
有している。
【0009】請求項1記載のシート材搬送装置用速度制
御装置が用いられるシート材搬送装置では、シート材は
搬送ローラと、搬送ローラに並設された回転ドラムとの
間で受け渡される。このとき、搬送ローラはシート材が
例えば自重により外周に接触した状態で回転することで
印刷版を摩擦力により搬送し、一方、回転ドラムはシー
ト材を周面に巻き付けた状態で搬送ローラと共に(同時
に)回転する。
【0010】また、このときの搬送ローラ外周の線速度
と回転ドラム外周の線速度とは、シート材搬送装置用速
度制御装置により特定の同一速度となるように制御され
る。
【0011】すなわち、シート材搬送装置用速度制御装
置は搬送情報格納手段を有する。この搬送情報格納手段
には搬送ローラ外周の線速度が特定の速度となるときの
搬送ローラの回転速度に関する第1の情報と、回転ドラ
ム外周の線速度が特定の速度(搬送ローラ外周の線速度
と同一の速度)となるときの回転ドラムの回転速度に関
する第2の情報とが格納され、この第1の情報及び第2
情報は、共通の搬送指示データと相関している。
【0012】また、シート材搬送装置用速度制御装置は
搬送情報出力手段を有する。この搬送情報出力手段は前
述の搬送指示データに基づいて(例えば、搬送情報出力
手段に搬送指示データが入力されることにより)、搬送
情報格納手段に格納された第1の情報及び第2の情報を
読み出す。また、この搬送情報出力手段は、当該読み出
した第1の情報に基づいて搬送ローラの回転速度を制御
すると共に、同様に第2の情報に基づいて回転ドラムの
回転速度を制御する。これにより、搬送ローラ外周の線
速度と回転ドラム外周の線速度とが一致する。
【0013】ここで、上述の如く、搬送ローラの回転速
度を制御するための第1の情報と回転ドラムの回転速度
を制御するための第2の情報とは、共通の搬送指示デー
タに相関されて搬送情報格納手段に保存されており、搬
送ローラと回転ドラムとは共通(同一)の搬送指示デー
タに基づいて、かつ、同一の制御系統(搬送情報出力手
段)により同時に制御される。したがって、搬送ローラ
外周の線速度と回転ドラム外周の線速度との誤差が生じ
難い。
【0014】このように請求項1記載のシート材搬送装
置用速度制御装置は、搬送ローラ外周の線速度と回転ド
ラム外周の線速度とを一致させることができる。
【0015】請求項2に係る発明のシート材搬送装置用
速度制御装置は、シート材に外周が接触した状態で回転
されることで前記シート材を摩擦力で所定方向へ搬送す
る搬送ローラと、前記シート材を周面に巻き付けた状態
で回転する回転ドラムとが並設されたシート材搬送装置
に用いられ、前記搬送ローラと前記回転ドラムとの間で
前記シート材を受け渡す際の前記搬送ローラ外周の線速
度及び前記回転ドラム外周の線速度を制御する速度制御
装置であって、前記搬送ローラ及び前記回転ドラムの一
方の外周の線速度が特定速度となるように前記一方の回
転速度を制御する搬送速度制御手段と、前記一方が回転
する際の回転速度の情報を検出し、前記情報に基づいて
前記搬送ローラ及び前記回転ドラムの他方の外周の線速
度が前記特定速度となるように前記他方の回転速度を制
御する搬送情報出力手段とを有している。
【0016】請求項2記載のシート材搬送装置用速度制
御装置が用いられるシート材搬送装置では、シート材は
搬送ローラと、搬送ローラに並設された回転ドラムとの
間で受け渡される。このとき、シート材は例えば自重に
より搬送ローラ外周に接触し、搬送ローラとの間の摩擦
力により搬送ローラが回転することで所定の方向に搬送
される。また、このとき回転ドラムはシート材を周面に
巻き付けた状態で搬送ローラと共に(同時に)回転す
る。
【0017】また、このときの搬送ローラ外周の線速度
と回転ドラム外周の線速度とは、シート材搬送装置用速
度制御装置により特定の同一速度となるように制御され
る。
【0018】すなわち、シート材搬送装置用速度制御装
置は搬送速度制御手段を有する。この搬送速度制御手段
は、例えば、搬送ローラ(一方)外周の線速度が特定の
速度となるように搬送ローラの回転速度を制御する。
【0019】また、シート材搬送装置用速度制御装置は
搬送情報出力手段を有する。この搬送情報出力手段は上
記の場合において、搬送ローラ(一方)が回転する際の
回転速度の情報を検出する。さらに搬送情報出力手段
は、当該検出した情報(搬送ローラの回転速度)に基づ
いて、回転ドラム(他方)の回転速度を、回転ドラム外
周の線速度が特定の速度(搬送ローラ外周の線速度と同
一の速度)となるように制御する(回転ドラムの回転速
度の情報を検出して搬送ローラの回転速度を制御しても
良い)。これにより、搬送ローラ外周の線速度と回転ド
ラム外周の線速度とが一致する。
【0020】ここで、上述の如く、搬送ローラの回転速
度は搬送速度制御手段に制御されており、一方、回転ド
ラム(他方)の回転速度は搬送ローラ(一方)の回転速
度に基づいて制御され、回転ドラムは搬送ローラの回転
に同期して回転する(搬送ローラと回転ドラムとの関係
が主・従の関係にある)。すなわち、搬送ローラ外周の
線速度と回転ドラム外周の線速度とを一致させるための
情報が、搬送速度制御手段において一元化されている。
したがって、搬送ローラ外周の線速度と回転ドラム外周
の線速度との誤差が生じ難い。
【0021】このように、請求項2記載のシート材搬送
装置用速度制御装置は、搬送ローラ外周の線速度と回転
ドラム外周の線速度とを一致させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図2には、
本発明のシート材搬送装置用速度制御装置が適用されて
構成された第1の実施の形態に係る印刷版露光装置10
の概略構成が側面図にて示されている。
【0023】本第1の実施の形態に係る印刷版露光装置
10は、シート材としてのフォトポリプレートやサーマ
ルプレート等の印刷版12における支持体上の画像形成
層(感光層、乳剤面)に画像を露光(記録)するもので
ある。
【0024】印刷版露光装置10は、回転ドラム14を
中心に構成され、回転ドラム14の周囲には搬送ガイド
ユニット16、パンチャー18、及び、チャック操作ユ
ニット20が配設されており、回転ドラム14及び搬送
ガイドユニット16によりシート材搬送装置としての印
刷版搬送装置22が構成されている。
【0025】図1には、印刷版搬送装置22の構成が斜
視図にて示されている。
【0026】搬送ガイドユニット16は、給版ガイド2
4と排版ガイド26とで構成されている。この搬送ガイ
ドユニット16は後端部(図2の右側)を中心として回
動可能とされており、先端部を回転ドラム14又はパン
チャー18に対応させることが可能となっている。これ
により、搬送ガイドユニット16が回転ドラム14に対
応する位置(図2の実線で示す位置)にあるときには、
給版ガイド24は印刷版12を回転ドラム14に向けて
(図2の矢印C方向に)搬送できるようになっている。
また、排版ガイド26は印刷版12を次工程の図示しな
い現像装置に(図2の矢印D方向に)搬送できるように
なっている。さらに、搬送ガイドユニット16がパンチ
ャー18に対応する位置(図2の2点鎖線で示す位置)
にあるときには、給版ガイド24は、印刷版12をパン
チャー18に搬送できるようになっている。このパンチ
ャー18は、印刷版12の先端部分に、輪転機において
位置決めに用いられる切欠を形成するようになってい
る。
【0027】また、図1に示す如く、排版ガイド26は
板状に形成されたガイドプレート28を有している。こ
のガイドプレート28の前端部側(回転ドラム14に対
向する側)には、搬送ローラ30が回転可能に設けられ
ており、搬送ローラ30はシリコンゴム製とされた円柱
状のローラ部30Aが回転中心軸30Bに複数並べられ
て串状にされた構成とされている。搬送ローラ30はガ
イドプレート28上に突出すると共に、搬送ローラ30
の回転中心軸30Bは左右方向に平行に配置されてい
る。この回転中心軸30Bは、ガイドプレート28に設
けられたモータ34(パルスモータ)に接続されてお
り、搬送ローラ30はモータ34が駆動することによ
り、回転中心軸32Bを介して回転されるようになって
いる。
【0028】また、ガイドプレート28上には、半円形
の断面形状を有するリブ36が、排版ガイド26の前後
方向に平行に複数設けられている。このリブ36はガイ
ドプレート28上に所定量突出しており、この突出量は
前述の搬送ローラ30の突出量に比べ僅かに低くなって
いる。
【0029】これにより、印刷版12は排版ガイド26
上に載置されることで、裏面側が搬送ローラ30の周面
に自重により接触し、当該接触状態で搬送ローラ30が
回転することにより、搬送ローラ30(ローラ部30
A)との間の摩擦力により搬送されるようになってい
る。また、印刷版12は排版ガイド26上では、リブ3
6に支持されており、これにより、印刷版12とガイド
プレート28との間の摩擦の低減が図られる構成になっ
ている。また、給版ガイド24も排版ガイド26と同様
の搬送ローラ38を有し、図示しない位置決め用のピン
等が設けられている他は、排版ガイド26と略同一の構
成となっている。
【0030】チャック操作ユニット20は、先端チャッ
ク操作部40と後端チャック操作部42とで構成され、
それぞれ回転ドラム14に向けて伸縮可能な伸縮ロッド
44、46を備えている。また、後端チャック操作部4
2の伸縮ロッド46の先端部には後端チャック48が着
脱可能に設けられている。
【0031】また、チャック操作ユニット20の近傍に
は、スクイズローラ50が配設されている。スクイズロ
ーラ50は、回転ドラム14に向けて接触若しくは離間
することが可能となっており、回転ドラム14に接触す
ることにより回転ドラム14の外周を所定の圧力で押圧
しつつ、回転ドラム14が回転する際に回転ドラム14
と共に回転するようになっている。
【0032】回転ドラム14はベースプレート52上に
配置されている。この回転ドラム14は、図1に示す如
く前述の搬送ローラ30の径寸法より大きい周長が印刷
版12を巻き付けるのに十分な径寸法の円筒状に形成さ
れている。また、回転ドラム14の外周の所定位置に
は、複数(本第1の実施の形態においては11個)の先
端チャック54が回転ドラム14の幅方向に1列に設け
られている。
【0033】この先端チャック54は、保持板56と一
対の支持板58とで構成され、保持板56は支持板58
の間に回動可能に支持されている。また、この保持板5
6には、前端部側(搬送ガイドユニット16に対向する
側)で回転ドラム14の外周を所定圧力で押圧する如
く、後端部側に回転ドラム14外周から離間される方向
への弾性力が付与されている。これにより、前述の先端
チャック操作部40の伸縮ロッド44が先端チャック5
4(保持板56後端部)と対向した状態で回転ドラム1
4に向けて伸びることにより、保持板56後端部を押圧
し、保持板56の前端部を回転ドラム14から離間させ
るようになっている。また、この保持板56前端部が回
転ドラム14から離間した状態で、印刷版12を当該保
持板56前端部と回転ドラム14との間に挿入し、しか
る後に、伸縮ロッド44を縮めることにより、印刷版1
2を先端チャック54と回転ドラム14との間に挟み込
んで回転ドラム14に保持するようになっている。
【0034】さらに、回転ドラム14の外周には、周方
向に沿って複数の後端チャック取付溝60が形成されて
いる。この後端チャック取付溝60には、後端チャック
操作部42の伸縮ロッド46が伸びることにより、後端
チャック48が嵌合して取り付けられるようになってお
り、印刷版12後端部と後端チャック操作ユニット20
とが対向した状態で、後端チャック48を回転ドラム1
4に取り付けることで、印刷版12を後端チャック48
と回転ドラム14との間に挟み込んで回転ドラム14に
保持するようになっている。
【0035】また、回転ドラム14の両側端部略中央部
には一対の回転軸62が設けられている。この回転軸6
2は、ベースプレート52に設けられた図示しない軸受
部材に支持されており、回転ドラム14は当該回転軸6
2周りに回転可能になっている。また、この回転軸62
には、プーリー64が設けられている。一方、ベースプ
レート52には、モータユニット66(パルスモータ)
が設けられている。前述のプーリー64と、このモータ
ユニット66に設けられたプーリ68とは、タイミング
ベルト70を介して接続されており、回転ドラム14
は、モータユニット66が駆動することにより、図2に
おける矢印A方向若しくは矢印B方向に回転されるよう
になっている。
【0036】これにより、印刷版搬送装置22では、印
刷版12先端部を先端チャック54で保持した状態の回
転ドラム14が矢印B方向に回転することで、印刷版1
2が外周面に巻き付けられるようになっており、また、
巻き付けられた印刷版12の先端部のみを保持した状態
の回転ドラム14が矢印A方向に回転すると共に、排版
ガイド26の搬送ローラ30が同時に回転することで、
印刷版12が排版ガイド26に受け渡される(排出され
る)ようになっている。
【0037】また、ベースプレート52の回転ドラム1
4の前方(図2の右側)には、記録ヘッド72が設けら
れている。この記録ヘッド72は、回転ドラム14(印
刷版12)に向けて画像情報に基づいて変調されたレー
ザビームを照射することによって、印刷版12の画像記
録面(感光層)に画像を記録(露光)させる構成となっ
ている。また、記録ヘッド72は、ベースプレート52
に設けられた一対のガイドレール74上に載置されてお
り、ガイドレール74上を回転ドラム14の回転軸62
方向と平行な方向に移動可能となっている。これによ
り、印刷版露光装置10は、回転ドラム14を高速回転
させながら(主走査)記録ヘッド72を同期して移動さ
せる(副走査)、所謂走査露光を行う構成になってい
る。
【0038】また、印刷版露光装置10は、シート材搬
送装置用速度制御装置としての速度制御装置76を備え
ている。この速度制御装置76は、印刷版情報格納手段
としてのメモリ装置78と印刷版情報出力手段としての
パルスモータコントローラ80とで構成されている(図
3参照)。
【0039】メモリ装置78には、印刷版12を上記所
望の特定速度で搬送するための搬送ローラ30の回転速
度に関する情報(第1の情報)、及び、回転ドラム14
の回転速度に関する情報(第2の情報)とが保存されて
いる。この第1の情報に基づく搬送ローラ30の回転速
度と、第2の情報に基づく回転ドラム14の回転速度は
異なっている。すなわち、印刷版12を回転ドラム14
から排出する際(搬送ローラ30と回転ドラム14とが
同時に回転する際)に、印刷版12を所望の特定速度で
搬送するためには搬送ローラ30外周の線速度と、回転
ドラム14外周の線速度とを一致させる必要があるが、
前述の如く回転ドラム14と搬送ローラ30との径寸法
は異なっているため、これらの回転速度は異なったもの
となる。
【0040】また、これら第1の情報と第2の情報と
は、特定の搬送指示データと相関している。
【0041】この搬送指示データは、露光処理が行われ
る印刷版12の版サイズ(前後方向長さ)に関するデー
タを有し、パルスモータコントローラ80に入力される
ことで印刷版搬送装置22に、当該印刷版12の搬送速
度等の搬送指示を与えるようになっている。
【0042】一方、パルスモータコントローラ80は、
搬送指示データが入力されることにより、メモリ装置7
8に保存された第1の情報及び第2の情報を読み出すよ
うになっている。この読み出した第1の情報を回転ドラ
ム14のモータユニット66に、また、第2の情報を搬
送ローラ30のモータ34にそれぞれ出力することによ
り、搬送ローラ30の回転速度及び回転ドラム14の回
転速度を制御するようになっている。これにより、搬送
ローラ30が第1の情報に基づく回転速度で、また、回
転ドラム14が第2の情報に基づく回転速度で回転さ
れ、搬送ローラ30外周の線速度と回転ドラム14外周
の線速度が一致し、印刷版12を所望の特定速度で搬送
することができるようになっている。
【0043】すなわち、本第1の実施の形態に係る速度
制御装置76では、搬送ローラ30と回転ドラム14と
が、同一のデータ(搬送指示データ)に基づいて、か
つ、同一の制御系統(メモリ装置78及びパルスモータ
コントローラ80)により制御されることが特徴となっ
ている。
【0044】次に本第1の実施の形態の作用を図4のフ
ローチャートに従い説明する。
【0045】先ず、ステップ100では、初期設定を実
行する。すなわち、パルスモータコントローラ80に搬
送指示データを入力する。これにより、メモリ装置78
内において、搬送ローラ30及び回転ドラム14の当該
印刷版12に対応した回転速度に関する情報が呼び出さ
れ、パルスモータコントローラ80により読み出すこと
が可能となる。
【0046】次に、印刷版12に露光処理を行う準備が
出来ているかどうかを判断する。すなわち、ステップ1
02で給版ガイド24が回転ドラム14に対応している
かどうかを判断する。露光処理が終了した他の印刷版1
2を次工程に搬送した後であれば、排版ガイド26及び
給版ガイド24は回転ドラム14に対応する位置に有る
が、給版ガイド24がその他の位置にある場合には、こ
れらを回転ドラム14に対応する位置に回動させる。給
版ガイド24が回転ドラム14に対応する位置にあるこ
とが確認されると、これから露光処理を行う印刷版12
を給版ガイド24に載置することが可能となり、印刷版
12が例えば印刷版枚葉装置により給版ガイド24上に
載置される。
【0047】また、ステップ104で先端チャック54
の位置を判断する。すなわち、印刷版12を回転ドラム
14に搬送するにあたって、先端チャック54は先端チ
ャック操作部40(伸縮ロッド44)に対応する位置に
あり、かつ、伸縮ロッド44が伸びた状態で、先端チャ
ック54の前端部が開いた状態になければならない。通
常は、既に露光処理が終了した印刷版12を次工程に搬
送した後には当該状態になっているが、先端チャック5
4がその他の状態にある場合には、回転ドラム14を回
転させて、先端チャック操作部40に対応する位置に回
転させ、先端チャック54の前端部が開いた状態にさせ
る。
【0048】ステップ104で肯定判定されると、ステ
ップ106で印刷版12の給版ガイド24上における位
置決めが行われる。この位置決めは、搬送ローラ30を
駆動させて印刷版12を図示しない位置決めピン等に当
接させることにより行われる。
【0049】次に、ステップ108で搬送ローラ30に
より印刷版12をパンチャー18に搬送し、切欠を形成
する。切欠が形成された印刷版12は、再び搬送ローラ
30により給版ガイド24上に載置され、ステップ11
0でステップ106と同様の位置決めが行われる。
【0050】印刷版12の位置決めが完了すると、ステ
ップ112で搬送ローラ30が回転して印刷版12を回
転ドラム14に向けて搬送する。また、印刷版12の先
端部が先端チャック54に突き当たることにより搬送ロ
ーラ30は回転が停止され、ステップ114で、先端チ
ャック54により印刷版12先端部が保持され、回転ド
ラム14に固定される。
【0051】印刷版12先端部が固定されると、ステッ
プ116で、回転ドラム14は印刷版12を回転ドラム
14に巻き付けるため、図2の反時計回りの方向(矢印
B方向)に回転し、印刷版12の後端部と後端チャック
48とが対向する位置で回転が停止する。
【0052】また、印刷版12巻き付け工程の途中、ス
テップ118でスクイズローラ50が回転ドラム14に
接触し印刷版12を押圧することで、印刷版12を回転
ドラム14に密着させる。このスクイズローラ50が回
転ドラム14に接触する時期は、回転ドラム14が回転
する途中、先端チャック54がスクイズローラ50に対
向する位置を通過した直後である。
【0053】この後、ステップ120で、回転ドラム1
4に後端チャック48が取り付けられる。これにより、
印刷版12の後端部が後端チャック48と回転ドラム1
4との間に挟み込まれて固定され、印刷版12の回転ド
ラム14への巻き付けが終了する。
【0054】印刷版12が回転ドラム14に巻き付けら
れると、ステップ122で露光処理に備え、スクイズロ
ーラ50が回転ドラム14から離間すると共に、給版ガ
イド24がパンチャー18に対応する位置に回動する。
この後、ステップ124で回転ドラム14が高速回転さ
れ、印刷版12に露光処理が行なわれる。
【0055】印刷版12への露光処理が終了すると、回
転ドラム14が停止される。このときの回転ドラム14
の停止位置は制御されないため、後端チャック48の位
置をステップ126で判断する。すなわち、印刷版露光
装置10では露光処理の終了した印刷版12を後端部側
から排版ガイド26に排出することにより次工程の現像
装置に搬送する構成とされているため、回転ドラム14
に巻き付けられた印刷版12を排出する際には、先ず後
端チャック48を取り外さなければならない。したがっ
て、回転ドラム14を回転させて、後端チャック48と
後端チャック操作部42とが対向する位置に位置合わせ
を行う。
【0056】後端チャック48の位置合わせが完了する
と、ステップ128で印刷版12排出に備え、印刷版1
2が回転ドラム14から剥離する(浮く)のを防止する
ために、スクイズローラ50が回転ドラム14に接触す
ると共に、排版ガイド26が回転ドラム14に対応する
位置に回動する。さらに、ステップ130で後端チャッ
ク48が回転ドラム14から取り外される。
【0057】印刷版12排出の準備が完了すると、ステ
ップ132で、パルスモータコントローラ80がメモリ
装置78から搬送指示データ(第1の情報及び第2の情
報)を読み出し、これに基づいてステップ134で印刷
版12排出時の搬送ローラ30の回転速度、及び、回転
ドラム14の回転速度を決定する。
【0058】搬送ローラ30及び回転ドラム14の回転
速度が決定されると、ステップ136で印刷版12を回
転ドラム14から排版ガイド26に向けて排出する。こ
のとき、先ず、回転ドラム14のみが回転し、印刷版1
2後端部(排出方向先端部)が排版ガイド26の搬送ロ
ーラ30外周に達した後に搬送ローラ30が回転し、搬
送ローラ30と回転ドラム14とが共に(同時に)図2
の時計回りの方向(矢印A方向)に回転することで、印
刷版12が後端部側から排版ガイド26に向けて排出す
る。このときの搬送ローラ30の回転開始時期は、パル
スモータコントローラ80により制御される。すなわ
ち、排出開始前の印刷版12後端部と搬送ローラ30と
の距離は一定なので、回転ドラム14の回転速度を参照
することで、印刷版12後端部が搬送ローラ30に達す
る時期を計算することができ、これにより、パルスモー
タコントローラ80が搬送ローラ30の回転開始時期を
制御する。
【0059】ここで、この回転ドラム14及び搬送ロー
ラ30が同時に回転するとき、搬送ローラ30と回転ド
ラム14とは、パルスモータコントローラ80により、
それぞれ異なる回転速度で、回転ドラム14外周の線速
度と搬送ローラ30外周の線速度とが特定の同一速度と
なるように制御される。しかも、このときの搬送ローラ
30と回転ドラム14とは、同一のデータ(搬送指示デ
ータ)に基づいて、かつ、同一の制御系統(メモリ装置
78及びパルスモータコントローラ80)により制御さ
れる。したがって、搬送ローラ外周の線速度と回転ドラ
ム外周の線速度との誤差が生じ難い。
【0060】このように、本第1の実施の形態に係る速
度制御装置76は、搬送ローラ30外周の線速度と回転
ドラム14外周の線速度とを一致させることができる。
【0061】また、印刷版12排出の途中、ステップ1
38でスクイズローラ50が回転ドラム14から離間す
る。このスクイズローラ50が回転ドラム14から離間
する時期は、回転ドラム14が回転する途中、先端チャ
ック54がスクイズローラ50に対向する位置となる直
前である。
【0062】回転ドラム14及び搬送ローラ30は、ス
テップ140で先端チャック54と先端チャック操作部
40とが対向する位置で共に(同時に)回転が停止され
る。このときの搬送ローラ30及び回転ドラム14の回
転停止時期は、パルスモータコントローラ80により制
御される。すなわち、搬送指示データに示された印刷版
12の前後方向長さと、回転ドラム14の回転速度とを
参照することで、先端チャック54と先端チャック操作
部40とが対向する時期を計算することができ、これに
より、パルスモータコントローラ80が搬送ローラ30
及び回転ドラム14の回転停止時期を制御する。
【0063】次に、ステップ142で先端チャック操作
部40の伸縮ロッド44が伸びて、先端チャック54の
後端部を押圧する。これにより、先端チャック54の前
端部が回転ドラム14から離間し、印刷版12の保持が
解除される。
【0064】印刷版12の保持が解除されると、次のス
テップ144に移行して搬送ローラ30が回転し、印刷
版12は先端チャック54から引き抜かれると共に現像
装置(次工程)へと搬送される。
【0065】なお、本第1の実施の形態においては、搬
送ガイドユニット16として、印刷版12を回転ドラム
14に搬送するための給版ガイド24と印刷版12を次
工程に搬送するための排版ガイド26とが独立して設け
られる構成であったが、給版と排版を兼ねる単一のガイ
ド部材及び搬送ローラを設けてもよい。
【0066】また、本第1の実施の形態に係る印刷版搬
送装置は、例えば、ニップ搬送装置等における複数のロ
ーラの回転速度を制御する場合にも適用可能である。 (第2の実施の形態)次に本発明の第2の実施の形態に
ついて説明する。なお、前記第1の実施の形態と基本的
に同一の構成・作用については前記第1の実施の形態と
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0067】図5には、本発明のシート材搬送装置用速
度制御装置が適用されて構成された第2の実施の形態に
係る印刷版搬送装置90の概略構成が示されている。
【0068】印刷版搬送装置22は、シート材搬送装置
用速度制御装置としての速度制御装置76を備えてい
る。この速度制御装置82は、搬送ローラ用コントロー
ラ84と回転ドラム用コントローラ86とで構成されて
いる。
【0069】搬送ローラ用コントローラ84は、搬送ロ
ーラ30が回転する際の搬送ローラ30外周の線速度が
所望の特定速度となるように、搬送ローラ30(モータ
34)の回転速度を制御する。
【0070】一方、回転ドラム用コントローラ86は、
搬送ローラ30が回転する際の回転速度及び回転時間を
検出することができるようになっている。また、この回
転ドラム用コントローラ86は、エンコーダ88(変換
装置)を有している。エンコーダ88は、当該検出した
搬送ローラ30の情報に基づき、回転する搬送ローラ3
0外周の線速度を算出して、当該搬送ローラ30外周の
線速度と回転ドラム14外周の線速度とが特定の速度で
一致するように、回転ドラム14の回転速度を(具体的
には、それぞれの径寸法に対応させることにより)変換
するようになっている。また、回転ドラム用コントロー
ラ86は、回転ドラム14が回転する際に、このエンコ
ーダ88により変換された回転速度で搬送ローラ30と
同じ回転時間、回転ドラム14(モータユニット66)
の回転を制御するようになっている。
【0071】この第2の実施の形態に係る印刷版搬送装
置90では、印刷版12を回転ドラム14から排版ガイ
ド26に排出する際、回転ドラム14と搬送ローラ30
とが同時に回転する。
【0072】このとき、搬送ローラ用コントローラ84
(初期設定において印刷版12の型番等(前後方向長
さ)はこの搬送ローラ用コントローラ84に入力され
る)が搬送ローラ30の回転速度及び回転時間を制御す
る。このとき回転ドラム用コントローラ86が搬送ロー
ラ30の回転速度及び回転時間の情報を検出する。
【0073】回転ドラム用コントローラ86に検出され
た当該情報は、エンコーダ88により回転ドラム14の
径寸法に対応した回転速度の情報に変換され、この変換
された情報と、搬送ローラ30の回転時間の情報が回転
ドラム14に対して出力される。これにより、搬送ロー
ラ30外周の線速度と回転ドラム14外周の線速度とが
一致し、搬送ローラ30及び回転ドラム14の回転時間
が同一に制御させるので、印刷版12を回転ドラム14
から排出する際、印刷版12後端部(後端チャック4
8)と後端チャック操作部42とを確実に対向させるこ
とができる。
【0074】すなわち、搬送ローラ30と回転ドラム1
4とが主・従の関係にあり、回転ドラム14と搬送ロー
ラ30とが同時に回転する際に必要な情報(回転速度及
び回転時間)の情報源が、搬送ローラ30(搬送ローラ
用コントローラ84)に一元化されている。これによ
り、回転ドラム14外周の線速度と搬送ローラ30外周
の線速度との誤差が生じ難い。
【0075】このように、本第2の実施の形態に係る速
度制御装置82も、搬送ローラ30外周の線速度と回転
ドラム14外周の線速度とを一致させることができる。
【0076】なお、本第2の実施の形態に係る印刷版搬
送装置90では、搬送ローラ30の情報を回転ドラム用
コントローラ86が検出する構成とされているが、回転
ドラム14に回転ドラム用コントローラを設け、回転ド
ラム14の情報をエンコーダ88を備えた搬送ローラ用
コントローラ84に入力すると共に、搬送ローラ30に
対応する情報に変換し、この変換された情報を搬送ロー
ラ30に出力する構成としてもよい(すなわち、回転ド
ラム14が主となり、搬送ローラ30が従となる関係で
もよい)。
【0077】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシート材
搬送装置用速度制御装置は、搬送ローラ外周の線速度と
回転ドラム外周の線速度とを一致させることができると
いう優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る印刷版搬送装
置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る印刷版露光装
置の概略を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る速度制御装置
の概略構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る印刷版露光装
置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る速度制御装置
の概略構成図である。
【符号の説明】
12 印刷版(シート材) 14 回転ドラム 22、90 印刷版搬送装置(シート材搬送装置) 30 搬送ローラ 76、82 速度制御装置(シート材搬送装置用速度制
御装置) 78 メモリ装置(搬送情報格納手段) 80 パルスモータコントローラ(搬送情報出力手段) 84 搬送ローラ用コントローラ(搬送速度制御手段) 86 回転ドラム用コントローラ(搬送情報出力手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材に外周が接触した状態で回転さ
    れることで前記シート材を摩擦力で所定方向へ搬送する
    搬送ローラと、前記シート材を周面に巻き付けた状態で
    回転する回転ドラムとが並設されたシート材搬送装置に
    用いられ、前記搬送ローラと前記回転ドラムとの間で前
    記シート材を受け渡す際の前記搬送ローラ外周の線速度
    及び前記回転ドラム外周の線速度を制御する速度制御装
    置であって、 前記搬送ローラ外周の線速度が特定速度となる前記搬送
    ローラの回転速度の第1の情報と、前記回転ドラム外周
    の線速度が前記特定速度となる前記回転ドラムの回転速
    度の第2の情報とを共通の搬送指示データと相関させて
    格納する搬送情報格納手段と、 前記搬送指示データに基づいて、前記搬送情報格納手段
    に格納された前記第1の情報及び前記第2の情報をそれ
    ぞれ読み出し、前記搬送ローラ及び前記回転ドラムの回
    転速度を同時に制御する搬送情報出力手段と、 を有するシート材搬送装置用速度制御装置。
  2. 【請求項2】 シート材に外周が接触した状態で回転さ
    れることで前記シート材を摩擦力で所定方向へ搬送する
    搬送ローラと、前記シート材を周面に巻き付けた状態で
    回転する回転ドラムとが並設されたシート材搬送装置に
    用いられ、前記搬送ローラと前記回転ドラムとの間で前
    記シート材を受け渡す際の前記搬送ローラ外周の線速度
    及び前記回転ドラム外周の線速度を制御する速度制御装
    置であって、 前記搬送ローラ及び前記回転ドラムの一方の外周の線速
    度が特定速度となるように前記一方の回転速度を制御す
    る搬送速度制御手段と、 前記一方が回転する際の回転速度の情報を検出し、前記
    情報に基づいて前記搬送ローラ及び前記回転ドラムの他
    方の外周の線速度が前記特定速度となるように前記他方
    の回転速度を制御する搬送情報出力手段と、 を有するシート材搬送装置用速度制御装置。
JP2002074925A 2002-03-18 2002-03-18 シート材搬送装置用速度制御装置 Pending JP2003270797A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052725A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 株式会社Screenホールディングス 画像記録装置

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JP2015052725A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 株式会社Screenホールディングス 画像記録装置

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