JP2003270484A - カートリッジ型光機能モジュール - Google Patents

カートリッジ型光機能モジュール

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孝 飯塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、高機能で、高精度で、多目的使用が
可能な、信頼性の高い光機能モジュールを安価に提供す
る。 【解決手段】 各光機能オブジェクトの必要な部分の形
状寸法を規格化し、必要に応じて光機能モジュールの光
機能オブジェクトを着脱して、用途に合わせた光機能モ
ジュールを構成できるように構成し、例えば、光機能オ
ブジェクトを載置して固定することができるベース部10
に、対向して配置された光ファイバコリメータ2b、3
bと、その間に、着脱可能な状態で、かつ、前記対向し
て配置された光ファイバコリメータの間で光結合が可能
なように配置し、偏光子、2分の1波長板、4分の1波
長板、波長可変フィルタ、減衰器などの少なくとも1つ
の光機能を有する光学素子を載置した光機能オブジェク
ト7、8、9と、対向して配置された光ファイバコリメ
ータ2b、3bを連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカートリッジ型光機
能モジュールに関し、さらに具体的には、対向して配置
された光コリメータ(以下、光コリメータのことを単に
コリメータともいう)の間に、偏光子板、2分の1波長
板、4分の1波長板、波長可変フィルタ、アッテネータ
などの種々の光学的機能を有する光学素子を搭載した光
機能オブジェクト(以下、光機能オブジェクトともい
う)を、使用目的に応じて適宜組み合わせて着脱可能に
配置して種々の機能を有する光機能モジュールに変える
ことができるカートリッジ型光機能モジュールに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】2軸偏波コントローラ、3軸偏波コント
ローラ、波長可変フィルタなどの各種の機能を有する光
機能モジュールが光回路においてしばしば用いられてい
る。
【0003】これらの光機能モジュールは、その名称か
らわかることではあるが、それぞれの光回路における働
きをするための機能を有している。
【0004】たとえば、2軸偏波コントローラは、2つ
の光機能オブジェクトを組み合わせて構成した光機能モ
ジュールであり、組み合わせた光機能オブジェクトによ
って入射される信号光に所定の作用を及ぼす機能を有し
ている。この2軸偏波コントローラは光機能オブジェク
トの組合せによって異なる機能を持ち、様々な用途に合
ったものを選択して光回路に用いられている。
【0005】図11は従来の2軸偏波コントローラの例
を示す図である。
【0006】図11で、符号301および306は光フ
ァイバ、302および305は光ファイバコリメータ、
303は1/2波長板、304は1/4波長板である。
【0007】図11で、光ファイバ301の中を進行し
てきた信号光は光ファイバコリメータ302から出射し
て、1/2波長板303に入射し、さらに1/4波長板
304を通り、光ファイバコリメータ305から光ファ
イバ306入射する。
【0008】このような2軸偏波コントローラを用い
て、1/2波長板および1/4波長板の条件を適宜選択
して任意の偏光状態の信号光を得ることができる。
【0009】この他、1/2波長板303と1/4波長
板の代わりにアッテネータと波長可変光機能オブジェク
トを用いて構成したアッテネータ内蔵波長可変フィルタ
モジュール等様々な2軸光機能モジュールが使用されて
いる。上記のアッテネータ内蔵波長可変フィルタモジュ
ールは、光の強度の制御と波長選択をする機能を有して
いる。
【0010】また、3軸光機能モジュールは、たとえば
1/2波長板と1/4波長板および偏光子板もしくはア
ッテネータ、波長可変など3つの光機能オブジェクトを
用いて構成した光機能モジュールであり、2軸光機能モ
ジュールと同様に様々な種類の3軸光機能モジュールが
ある。
【0011】図12は従来の3軸偏波コントローラを説
明する図である。
【0012】図12で、符号311および317は光フ
ァイバ、312および316は光ファイバコリメータ、
313は偏光子板、314は1/4波長板、315は1
/2波長板である。
【0013】図12において、光ファイバ311の中を
進行してきた信号光は光ファイバコリメータ312から
出射し、偏光子板313、1/4波長板314、1/2
波長板315を通り、光ファイバコリメータ316から
光ファイバ317に入射する。
【0014】このような光機能モジュールは、信号光の
偏光を偏光子板によって消光比の良い偏光成分を通し、
1/4波長板及び1/2波長板によってその消光比の良い偏
光成分を制御することにより2軸偏波コントローラより
も高精度の偏光制御が行える機能モジュールである。
【0015】図13の例は、偏光子板、2分の1波長
板、4分の1波長板を組み込んだ3軸偏波コントローラ
の例である。
【0016】そして、偏波コントローラに波長可変フィ
ルタ及びアッテネータ等を組み合わせることによりそれ
ぞれ違った使用用途の光機能モジュールを構成すること
ができる。
【0017】図13は従来の光機能モジュールを説明す
る図である。
【0018】図13において、符号321および325
は光ファイバ、322および324は光ファイバコリメ
ータ、323はアッテネータである。
【0019】図13で、光ファイバ321の中を進行し
てきた信号光は光ファイバコリメータ322から出射
し、アッテネータ323を通り、光ファイバコリメータ
325から光ファイバ326に入射する。
【0020】前記のように、光機能モジュールとして、
アッテネータと波長可変光機能オブジェクトを組み合わ
せたもの、1/2波長板と1/4波長板を組み合わせた
ものなど基本となる光機能オブジェクトを組み込んだも
のや、一つの種類の光機能オブジェクトのみを用いた光
機能モジュールなどがある。
【0021】このような各種光機能モジュールは、高い
精度と信頼性が要求されることから、一対の対向して配
置されたコリメータの間に目的に応じた光機能オブジェ
クトを2〜3種配置し、特性を測定しながら機能を調整
した後、着脱不可能に固定して光機能モジュールとして
使用されている。
【0022】光回路では、用途に合わせて様々な種類の
光機能モジュールを用いなければならず、多種少量生産
にならざるを得なかった。また、目的によっては、多機
能の光機能モジュールが必要な場合、いくつかの光機能
モジュールを組み合わせてそれら何個かの光機能モジュ
ールを光ファイバで接続するなどして用いてもいた。
【0023】図14および図15は従来の光機能モジュ
ールの構造例を説明する断面図である。
【0024】図14は従来の光機能モジュールの構造の
一例を説明する断面図である。
【0025】図14において、符号332と338は光
ファイバ、332aと338aはそれぞれ光ファイバ3
32と光ファイバ338の先端とレンズで構成される光
ファイバコリメータ、331は光機能モジュールの全体
のベースとしてのベース部、333a,333b,33
3c(以下、333と総称することもある)は光学素子
基板、334a、334b、334c(以下、334と
総称することもある)は光学素子基板333を保持する
基板ホルダ、335は基板ホルダ334を回転可能に保
持しているベアリング、336は基板ホルダ334を所
定の位置に保持しているガイド部、337は基板ホルダ
334をガイド部336の所定の位置に保持できるよう
に設けられたホルダストッパである。
【0026】図14で、ガイド部336は、その一端が
ベース部331に固定されている。基板ホルダ334は
ベース部331に固定されたガイド部336、ベアリン
グ335およびホルダストッパ337を介して保持され
ており、光学素子基板333は基板ホルダ334に固
定、保持されている。
【0027】光ファイバコリメータ332を進行してき
た信号光は光ファイバコリメータ332から出射され、
光学素子基板333a、333b、333cを通った
後、光ファイバコリメータ338に入射する。
【0028】図14に示した構造の光機能モジュール
は、光学素子基板を保持する機構が回転機構を有してい
る。しかしながら、優れた光学特性が要求されることか
ら、各々の基板ホルダが完全に位置などを調整されて
後、ガイド部336を介してベース部331に固定され
ており、光機能オブジェクトおよび光学素子基板を取り
外して交換することができず、単機能モジュールとして
の機能しか持てなかった。
【0029】図15は従来の光機能モジュールの構造の
他の例を説明する断面図である。
【0030】図15で、符号341は光機能モジュール
の全体のベースとしてのベース部、342および358
は光ファイバ、342aおよび358aは光ファイバコ
リメータ、343、349、357は光学素子基板、3
44、350、356は光学素子基板343、349、
357をそれぞれ保持する基板ホルダ、345および3
51はベアリング、346、352は基板ホルダ34
3、349をそれぞれ所定の位置に回転可能に保持して
いるガイド部、347および353は基板ホルダ344
および350および356を固定するためのホルダ押さ
え板、354、355はガイド部346,352の基板
ホルダ344および350をそれぞれベース部341に
固定している部分、348は光機能オブジェクトであ
る。
【0031】図15において、基板ホルダ344は光学
基板343を保持しガイド部346に挿入され、ホルダ
押さえ板347とガイド部346に狭持され、ベアリン
グ345を介して保持されており、ガイド部346はベ
ース部341に固定されている。同様に、基板ホルダ3
50、357についても保持方法は基板ホルダ344と
同様である。
【0032】図15で、光ファイバコリメータ342内
を進行し出射された信号光は、光学素子基板343およ
び349および357を通り、光ファイバコリメータ3
56に入射する。
【0033】図15に示した、光機能モジュールの例で
も、取り外すと光学調整および機械的調整がずれるた
め、光機能オブジェクトを固定した特定の光機能モジュ
ールとして構成されていた。
【0034】図14および、図15を用いて説明したよ
うに、従来の光機能モジュールは単機能モジュールとし
てしか使用できず、したがって、目的に合わせて必要な
機能のモジュールを組み合わせて使用しなければならな
かった。
【0035】図16は従来の光機能モジュールの使用法
を説明する図である。
【0036】図16において、符号371、376、3
81は光ファイバ、372、375、377、380は
光ファイバコリメータ、373、374、378、37
9は光機能オブジェクト、382および383は上記光
機能オブジェクトを複数組み合わせて構成された光機能
モジュールである。
【0037】図16で、光ファイバ371内を進行して
きた信号光は、光ファイバコリメータ372から出射さ
れ、光機能オブジェクト373および374を通り、光
ファイバコリメータ375から光ファイバ376に入射
し、光ファイバ376内を進行し、光ファイバコリメー
タ377から出射し、光機能オブジェクト378および
379を通り光ファイバコリメータ380から光ファイ
バ381に入射する。
【0038】たとえば、光回路において、偏波コントロ
ーラと波長可変フィルタおよびアッテネータが必要な場
合には、図16において、光機能モジュール382とし
て、光機能オブジェクト373と374がそれぞれアッ
テネータと波長可変フィルタの組合せであるアッテネー
タ内蔵波長可変フィルタを用い、光機能モジュール38
3として、光機能オブジェクト378と379がそれぞ
れ2分の1波長板と4分の1波長板の組合せである2軸
偏波コントローラを用い、図16のように光ファイバ3
76で接続し、所望の光機能モジュールとして用いてき
た。
【0039】図16に示したように、従来は目的によっ
て、少数の光機能オブジェクトを調整、固定して製品化
された基本的機能の光機能モジュールをいくつか組み合
わせて使用していた。
【0040】このような組合せの例としては、上記のよ
うに1/2波長板と1/4波長板を組み合わせた光機能
モジュールと波長可変光機能オブジェクトとアッテネー
タを組み合わせた光機能モジュールの組合せなどがある
が、さらに、2軸光機能モジュール同士のみに限られ
ず、2軸偏波コントローラと3軸光機能モジュール等多
種多彩な組合せが用いられてきた。
【0041】しかし、このように、複数の光機能モジュ
ールを個別に接続して用いる場合、同じ効果を持つ光機
能モジュールよりも高価になってしまい、かつ、大型と
なり、接続する手間が多くかかり、さらには接続に光フ
ァイバを通して使用するために使用面積が大きく必要と
されていた。したがって、目的によって使い分けること
ができる、多機能型の光機能モジュールが望まれてい
た。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き各種光機能
モジュールは、多くの場合、高度な機能、高い光学的精
度、高い信頼性を要求されている。個々の光機能オブジ
ェクトは、光回路中での必要性から、たとえば、波長板
に回転機構を付加したり、波長可変フィルタモジュール
ではフィルタの角度を選択するためのマイクロメータを
付加したりしている。
【0043】光学特性としては、機能によって異なる
が、たとえば、偏光子では、30dB以上の高い消光比
で、挿入損失が1,5dB以下で、リターンロスが50
dB以上であることが要求され、波長可変フィルタの場
合は、1、5μm波長域で挿入損失を2dB以下に保っ
て10nmの波長可変域を確保することなどが行われて
いる。さらに、光機能モジュールとして、できるだけ小
型にしかも安価に構成することが望まれている。
【0044】光学回路においては、高消光比の偏光を得
たかったり、特定の波長の光を所定の光量で得たかった
り、それぞれ目的に応じた光機能モジュールを必要とし
ている。これらの各目的毎に異なる組み合わせの光機能
オブジェクトを製造することは、非常に多くの種類の光
機能モジュールを用意することになり、多種少量生産と
なり、利用コストの著しい高騰を招いてしまう。このた
め、現実にはいくつかの基本的機能の光機能モジュール
を作成し、それらを目的に合せて適宜組み合わせて光フ
ァイバで接続して用いている。したがって、接続のため
の光ファイバの必要容積も加わり、大型になってしまっ
ていた。
【0045】前記のように、各基本的光機能モジュール
は、優れた機能、高い精度、高い信頼性が要求されるた
め、必要に応じて各光機能オブジェクトを着脱して用い
ることなど到底無理と考えられ、光機能モジュールとし
て構成するときは、各光機能オブジェクトを固定台の上
にマウントし、高度な光学的調整の後に、固定台にしっ
かりと固定して光機能モジュール構成していた。
【0046】本発明は、このような従来の欠点に鑑みて
なされたものであり、小型で、高機能で、高精度で、多
目的使用が可能な、信頼性の高い光機能モジュールを安
価に提供せんとするものである。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、各光機能オブジェクトの必要な部分の形状寸法を
規格化し、必要に応じて光機能モジュールの光機能オブ
ジェクトを着脱して、用途に合わせた光機能モジュール
を構成できるようにした、従来では困難と考えられてい
た新規のカートリッジ型光機能オブジェクトを安価に提
供できるようにしたことを特徴としている。
【0048】例えば、本発明に係る一発明の実施の形態
例の光機能モジュールは、対向して配置された光ファイ
バコリメータと、その間に、着脱可能な状態で、かつ、
前記対向して配置された光ファイバコリメータの間で光
結合が可能なように配置される、これに限定されない
が、偏光子、2分の1波長板、4分の1波長板、波長可
変フィルタ、減衰器などの少なくとも1つの光機能を有
する光学素子を載置した光機能オブジェクトと、前記対
向して配置された光ファイバコリメータを連結している
とともに前記光機能オブジェクトを載置して固定するこ
とができるベース部と、前記光機能オブジェクトを前記
ベース部に着脱可能な状態で取り付けて固定するのに用
いられる前記光機能オブジェクトに設けられた取り付け
部とを有することを特徴としている。
【0049】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
対向して配置された光ファイバコリメータの間に光機能
オブジェクトと光機能をもたないダミーオブジェクトと
を配置したことを特徴としている。
【0050】本例の光機能モジュールの更に他の例は、
前記取り付け部には、前記光機能オブジェクトを前記ベ
ース部に取り付けたときの前記ベース部との相対的な位
置を決める位置決め手段とその位置で前記光機能オブジ
ェクトを前記ベース部に固定保持する固定手段とが設け
られており、前記位置決め手段は前記ベース部の所定の
部分と係合する前記取り付け部に設けられた少なくとも
1つの、以下において接触面とも称する、基準面あるい
は基準凸部が設けられた面であり、前記固定手段は前記
接触面とその接する前記ベース部との接触圧力を高める
ように作用する手段であることを特徴としている。
【0051】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
取り付け部は、位置決め手段として少なくとも2つの接
触面を有しており、前記2つの接触面のなす角度あるい
は前記接触面の延長線のなす角度が鋭角であることを特
徴としている本例の光機能モジュールの更に他の例は、
前記取り付け部に設けられた接触面が2つであることを
特徴としている。
【0052】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
2つの接触面は、いずれも同一面上に、前記光機能オブ
ジェクトを前記ベース部に取り付けて固定した状態で前
記ベース部に接する面である接触面の部分と前記光機能
オブジェクトを前記ベース部に取り付けて固定した状態
で前記ベース部に接しない面である非接触面の部分とを
有していることを特徴としている。
【0053】本例の光機能モジュールの更に他の例は、
前記取り付け部は、前記接触面を少なくとも2つ有して
いるとともに、前記2つの接触面の間に、前記光機能オ
ブジェクトを前記ベース部に取り付けて固定した状態で
前記ベース部に接しない面である非接触面を前記2つの
接触面とは別の面として有していることを特徴としてい
る。
【0054】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
2つの接触面のなす角度あるいは前記2つの接触面の延
長線のなす角度が80度±5度であることを特徴として
いる。
【0055】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
取り付け部は当該光機能オブジェクトの外周部としては
凹部になっており、前記凹部と前記外周部の前記凹部と
の境界部分には曲面またはテーパ面が形成されているこ
とを特徴としている。
【0056】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
取り付け部の前記曲面またはテーパ面に連続して形成さ
れている面が前記接触面であることを特徴としている。
【0057】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
取り付け部の前記曲面またはテーパ面に連続して形成さ
れている面が前記接触面とは異なる面で前記固定手段が
形成されている部分を有する、以下において固定部形成
面とも称する面であることを特徴としている。
【0058】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
光機能オブジェクトに形成されている取り付け部が、1
つの前記接触面と前記1つの接触面の一方の側に形成さ
れている他の接触面を有するとともに、前記1つの接触
面の他方の側に形成されている前記固定部形成面とを有
していることを特徴としている。
【0059】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
固定手段としての固定部品が前記取り付け部の一部であ
る前記固定部形成面の位置に設けられたネジであること
を特徴としている。
【0060】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
ネジを回すことによって前記接触面とその当接するベー
ス部との接触圧力が高められることを特徴としている。
【0061】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
ベース部が、前記光機能オブジェクトを載置した状態
で、そこに載置した光機能オブジェクトの前記取り付け
部に形成されている接触面に当接する、以下において当
接面とも称する、面もしくは凸部を有する面を少なくと
も2つ有するとともに、前記2つの当接面の間に、そこ
に載置した光機能オブジェクトの前記取り付け部に接触
しない、以下において非当接面とも称する面が形成され
ていることを特徴としている。
【0062】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
対向して配置された光ファイバコリメータの間に少なく
とも2つの光機能オブジェクトを配置したことを特徴と
している。
【0063】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
対向して配置された光ファイバコリメータの間に少なく
とも3つの光機能オブジェクトを配置したことを特徴と
している。
【0064】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
光機能オブジェクトと前記ダミーオブジェクトの前記ベ
ース部にマウントされる部分である前記取り付け部が同
じ形状寸法であることを特徴としている。
【0065】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
ベース部の少なくとも1つの面に、前記光機能オブジェ
クトの光路に沿う方向の厚み寸法にほぼ等しくかつ前記
光機能オブジェクトを挿入することができる寸法の、以
下においてベース凹部とも称する、凹部が形成されてお
り、前記ベース凹部の光路方向の両側には、光路に沿う
方向の幅寸法として、前記ベース凹部の幅寸法の20分
の1以下の寸法を有する、以下においてベース凸部とも
称する凸部が形成されていることを特徴としている。
【0066】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
ベース凹部が少なくとも2個あることを特徴としてい
る。
【0067】本発明にかかる一発明の実施の形態例の光
機能モジュールの例は、前記光機能オブジェクトを載置
する部分の前記ベース部の、前記対向して配置されてい
る光ファイバコリメータ間の光路に直交する方向の断面
形状が六角形であり、前記六角形の最も長い辺と二番目
に長い辺が対向する位置にあり、前記最も長い辺は前記
光機能オブジェクトの取り付け部に形成された前記接触
面の少なくとも一部が当接する第一の当接面に相当し、
前記六角形の最も長い辺と二番目に長い辺の間には一方
の側には第二の当接面と非当接面が連続して形成されて
おり、前記第二の当接面は前記二番目に長い辺に接続さ
れており、前記六角形の最も長い辺と二番目に長い辺の
間には他方の側には前記固定部の固定手段に係合する一
つの面を含む二つの側面が形成されていることを特徴と
している。
【0068】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
ベース部の前記2つの側面の一方の側面が前記最も長い
辺を形成する接触面と100度±5度の角度をなして接
続されて形成されているとともに他方の側面が前記2番
目に長い辺を形成する面と100度±5度の角度をなし
て接続されて形成されており、前記他方の側面は前記固
定部品が当接される、以下において固定部品当接面とも
称する面であることを特徴としている。
【0069】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
固定部品当接面に前記固定部品がネジである場合におい
ても該ネジが係合できるネジ孔が設けられていないこと
を特徴としている。
【0070】本例の光機能モジュールの他の例は、前記
ベース凸部の光路に沿う方向の幅寸法が0.8mm以
下、前記ベース凹部の光路に沿う方向の幅寸法が21m
m以下、前記ベース部の光路に直交する方向の断面にお
ける前記取り付け部の接触面に面する面の幅寸法が28
mm以下であることを特徴としている。
【0071】そして、本例は、上記の各特徴をいくつか
複合して有するものであり、多くのバリエーションを可
能にするものである。
【0072】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる一発明の実施の形態例について説明する。なお、以
下の説明に用いる各図は、本実施の形態例を理解できる
程度に各構成成分の寸法、形状、配置関係などを概略的
に示してある。そして以下の説明の都合上、部分的に拡
大率を変えて図示する場合もあり、本実施の形態例の説
明に用いる図は、必ずしも実施例などの実物や記述と相
似形でない場合もある。また、各図において、同様な構
成成分については同一の番号を付けて示し、重複する説
明を省略することもある。
【0073】図1と図2は本実施の形態例としてのカー
トリッジ型光機能モジュールの外観を説明する図で、図
1は上方から見た図、図2は側面から見た図である。
【0074】本実施の形態例では、各光機能オブジェク
トの必要な部分の形状寸法を規格化し、必要に応じて光
機能モジュールの光機能オブジェクトを着脱して、用途
に合わせた光機能モジュールを構成できるようにしてい
る。
【0075】図1と図2で、符号1はカートリッジ型光
機能モジュール、2と3は光ファイバコリメータ、2
a,3aは外観上は見えないが光ファイバコリメータ
2,3の内部の光ファイバの端部とレンズで構成される
コリメータ部、4aと4bは光ファイバ、5と6はコネ
クタ、7,8,9は光機能オブジェクト、7a,8a,
9aは光機能オブジェクトの回転部、7b、8b、9b
はガイド部、7c、8c、9cは固定手段としてのネジ
部である。カートリッジ型光機能モジュール1内の光路
は、図示しないが、コリメータ部2aとコリメータ部3
aの間にある。
【0076】図1と図2に示した光機能オブジェクト
7,8,9に内蔵される光学素子としては、たとえば、
これに限定されないが、偏光子、4分の1波長板、2分
の1波長板、アッテネータ、波長可変フィルタ、その他
のいずれかの光機能を有するものを用いることができ、
そして、もちろん前記以外の光機能を有する光学素子を
内蔵させることもできる。
【0077】図1と図2で、光機能オブジェクト7,
8,9に内蔵される光学素子が、それぞれ偏光子、4分
の1波長板、2分の1波長板の場合、すなわち、光機能
オブジェクト7,8,9がそれぞれ偏光子カセット、4
分の1波長板カセット、2分の1波長板カセットの場合
について説明する。
【0078】光機能オブジェクト7,8,9を、後述す
る方法で、対向配置されている光ファイバコリメータ2
と光ファイバコリメータ3の間に配置し、それぞれネジ
7c、8c、9cをしめてカートリッジ型光機能モジュ
ールを構成する。
【0079】このようなカートリッジ型光機能モジュー
ルを光回路に接続し、光機能オブジェクト7,8,9の
回転部7a,8a,9aを適宜回転させて目的に合わせ
た偏光状態を実現することができる。
【0080】図3は、本実施の形態例としてのカートリ
ッジ型光機能モジュールの内部構造を説明する図で、そ
の内部に形成される光路の近傍の断面図である。図3に
おいて、符号7d,8d,9dはそれぞれ光機能オブジ
ェクト7,8,9のベアリング、7e,8e,9eはそ
れぞれ光機能オブジェクト7,8,9の回転軸押さえ、
7f、8f、9fはそれぞれ光機能オブジェクト7,
8,9の光学素子基板、7g,8g,9gはそれぞれ光
機能オブジェクト7,8,9のガイド、7h、8h、9
hはそれぞれ光機能オブジェクト7,8,9の基板ホル
ダ、10はカートリッジ型光機能モジュールのベース部
で各光機能オブジェクトを着脱可能にマウントする載置
部である。
【0081】図3で、光学素子基板7f、8f、9fは
光ファイバコリメータ2,3間の信号光の偏光状態など
の光学特性を制御する光機能素子である。光学素子基板
7f、8f、9fは基板ホルダ7h、8h、9hに保持
されており、基板ホルダ7h、8h、9hは回転部7
a,8a,9aに取り付けられている。回転部7a,8
a,9aはそれぞれベアリング7d、8d、9dを介し
て回転軸押さえ7e,8e,9eに回転可能に保持され
ており、回転軸押さえ7d、8d、9dはそれぞれガイ
ド7g、8g、9gに保持されている。
【0082】したがって、回転部7a,8a,9aを必
要に応じて回転させると、回転した回転部に保持されて
いる光学素子基板が回転し、該光学素子基板素子を通過
する信号光の特性が適宜選択される。
【0083】光学素子基板7f,8f,9fはガイド7
g,8g,9gに対して独立に調整することができる。
【0084】また、ガイド7g,8g,9gは、後述す
るように、ベース部10からの取り外しが容易にでき、
かつ、再びベース部10に装着する際に、ベース部10
に対して位置決めを極めて正確に、かつ、容易に行える
ため、取り外し前と同じ状態に再現することも容易にで
きる。そのため、光機能オブジェクト7,8,9の抜き
差しが可能となる。
【0085】ここで、各光機能オブジェクトを抜き差し
する構造を全ての光機能オブジェクトで統一化すること
により、様々な機能の異なる光機能オブジェクトを用い
ることで、様々な種類のカートリッジ型光機能モジュー
ルを、同一ベース部上に構成することができる。
【0086】図4は、本実施の形態例としてのカートリ
ッジ型光機能モジュールに用いる光機能オブジェクトブ
ロックの外形構造を説明するモデル的輪郭図で、光機能
モジュールの光路に直交する面で切った断面の輪郭を示
す図である。
【0087】図4で、符号20は光機能オブジェクトブ
ロック、21は符号22〜26で示した各面を含む全体
としての取り付け部、22は光機能オブジェクトブロッ
ク20に設けられた光路用開口部分、23,24は光機
能オブジェクトブロック20をベース部30に取り付け
る取付け部の接触面、25は曲面部、26は光機能オブ
ジェクトブロック20を固定する際の固定部形成面、2
6aは固定部に形成したネジ部、26bはテーパ面、3
0はベース部である。
【0088】図4で、ベース部30の側面にはそれぞれ
傾斜が付けられている部分と傾斜が付けられていない部
分がある。また、接触面23と接触面24との角度は鋭
角であり、光機能オブジェクトブロック20の取付部2
1の内側に向かって傾斜が付けられている。この傾斜に
よって、接触面23には、ベース部30と接触する接触
面の部分23aとベース部30と接触しない非接触面の
部分23bがある。
【0089】同様に、接触面24にも接触面の部分24
aと非接触面の部分24bがある。ただし、接触面の部
分23aおよび24aは、非接触面23bおよび24b
と比べて明らかに大きな面積となっている。また、接触
面24の下端は曲面部25となっている。光機能オブジ
ェクトブロック20の取り付け部21の曲面部25とは
反対側には、光機能オブジェクト20をベース部30に
固定するための固定部形成面26があり、固定部形成面
26はネジを挿入できるネジ部26aおよび、テーパ面
26bがある。
【0090】図4を用いて示したような構造の光機能オ
ブジェクトブロックの場合、ベース部30の両側面(後
述の図10で符号30cと30eで示した側面)と接触
面24に傾斜が付けられていることにより、固定部形成
面26のネジ部26aにネジを締めていない状態でも、
真上に光機能オブジェクトブロック20を持ち上げただ
けでは、光機能オブジェクトブロック20が接触面24
とベース部30の側面が当たり、光機能オブジェクトブ
ロック20とベース部30ははずれない。そして、光機
能オブジェクトブロック20をベース部30からはずし
たいときは、後述のように光機能オブジェクトブロック
20を少し傾けてはずすことが出来る。
【0091】図4に示したような構造の場合、接触面2
4の傾斜とベース部30の接触面24と接する側の側面
(後述する図10において符号30eで示した面)の傾
斜と、ベース部30の固定部形成面26とベース部30
の固定部形成面26と接する部分の効果によって、光機
能オブジェクトブロック20を真上に持ち上げても、ベ
ース部30と光機能オブジェクトブロック20が完全に
分離しない様な角度と寸法に形成することが好ましい。
【0092】このような構造にすることによって、ネジ
が緩んでいる状態またはネジが抜けている状態で光機能
オブジェクトブロックを持ち上げても、光機能オブジェ
クトブロックに対向する光機能モジュールが落下して破
損することが防止されている。
【0093】図5は、本実施の形態例としてのカートリ
ッジ型光機能モジュールに用いる光機能オブジェクトブ
ロックの外形構造を説明する図4と同様のモデル的な輪
郭図である。
【0094】図5で、符号20aはベース部30に取り
付けた取付状態の光機能オブジェクトブロック、20b
はベース部30から取り外した状態の光機能オブジェク
トブロック、22a,22bはそれぞれ光機能オブジェ
クトブロック20a、20bの光路用開口部分、27は
曲面部25がある側とは反対側の突出部分、27aは突
出部分27のテーパ面である。
【0095】図5において、符号20bで示した取り外
し状態から、ベース部30に光機能オブジェクトブロッ
ク20bの曲面部25を接触させて曲面部25を中心に
光機能オブジェクトブロック20bを符号20aで示し
た状態の方向に回転させることによって、符号20bで
示したベース部30に取付けた状態にする。また、取付
状態20aから取り外し状態20bにするときは、この
作業を逆の順序で行って取り外す。
【0096】図5のように、光機能オブジェクトブロッ
ク20をベース部に取り付ける際に、曲面部25とその
外側に続いている傾斜面(符号で示さず)があることに
よって、ベース部を傷つけることなく光オブジェクトブ
ロックを回転させることができ、また、ベース部の2つ
の方向に傾斜が付けられている側面の上部が反対側の側
面に向かって引っ込んでいる構造になっており、かつ、
突出部分27にテーパ面27aがあることによって、上
記のように光機能オブジェクトブロック20を回転して
着脱するときに突出部分27がベース部30に引っかか
ることなく取り付けることができる。
【0097】図6は、本実施の形態例としてのカートリ
ッジ型光機能モジュールに用いる光機能オブジェクトブ
ロックの装着状態を説明する図である。
【0098】図6で、符号30aは取り付け部の接触面
23に接するベース部30の面、30cは接触面24に
接するベース部30の面である。
【0099】図6で、接触面24はベース部30の面3
0cとほぼ同じ傾斜が付けられており、接触面23は面
30aと平行である。光機能オブジェクト20をベース
部30に装着して、固定部形成面26に設けられたネジ
部26aのネジを締めることによって、接触面24とベ
ース部30の面30c、接触面23と面30cが締め付
けられて固定される。
【0100】すなわち、ベース部のネジ部26aのネジ
の当接する部分の面30eが、そこに押し当てられるネ
ジの締め圧力を図6の上方向に伝達するような傾斜面に
なっていることによって、ネジ部26aに挿入されたネ
ジをしめることによって、光機能オブジェクトブロック
20全体は図6の左側と下方へ引き寄せられ、ベース部
30の面30aと接触面23および面30cと接触面2
4は確実に圧接される。
【0101】図6に示したような構造の場合、ベース部
30の面30cと光機能オブジェクトブロックの接触面
24が、ネジ部に挿入したネジを締めることによって接
触圧が高められるため、光機能オブジェクト20とベー
ス部30との横方向の位置精度の再現性が良くなり、同
時に、ネジを締め付けることによってベース部30の面
30aが広い面積で光機能オブジェクト20の接触面2
3と確実に接し、光機能オブジェクトの高さ方向の位置
精度が高くなる。
【0102】図7は、本実施の形態例としてのカートリ
ッジ型光機能モジュールに用いる光機能オブジェクトの
取り付け部とベース部の構造について説明する図であ
る。
【0103】図7において、光機能オブジェクト20の
接触面24は、接触面23と直交する面と固定部形成面
26の側に向かってθ1の角度を成している。また、接
触面23と固定部形成面26は接触面24の側に向かっ
てθ5の角度を成しており、固定部形成面26を含む面
の下端にはテーパ面が形成されている。
【0104】また、ベース部30の一方の側にのみ傾斜
がついている側の傾斜している面30cは、ベース部3
0の上面と直交する面とベース部の中心側に向かってθ
2の角度を成しており、ベース部30の、固定部形成面
26に面する2つの方向に傾斜が付けられている側の側
面30fと30eのうち、上半分の面30fはベース部
30の上面30aと直交する面とベース部30の中心側
に向かってθ4の角度を成しており、下半分の面30e
はベース部30の下面と直交する面とベース部30の中
心側に向かってθ3の角度を成す構造になっている。
【0105】図8は本実施の形態例としてのカートリッ
ジ型光機能モジュールに用いるベース部の構造を説明す
る半断面図である。
【0106】図8において、符号2および3は光ファイ
バの先端とレンズで構成された光ファイバコリメータ、
30は光機能モジュールのベース部、30aはベース部
30に装着する光機能オブジェクトブロックとの当接
面、31a〜31dはベース部30の側面に設けられた
凸部、32a〜32cはベース部30の側面にある光機
能オブジェクトブロック取り付け部で図10の面30d
とそれに続いて形成されている面30cを有している部
分、L1は凸部31aと31bの間隔、L2は凸部31
bと31cの間隔、L3は凸部31cと31dの間隔、
t1は凸部31aの厚み、t2は凸部31bの厚み、t
3は凸部31cの厚み、t4は凸部31dの厚みであ
る。
【0107】図8で、ベース部30は、凸部31aと3
1bの間、凸部31bと31cの間、凸部31cと31
dの間に、当接面30aに光機能オブジェクトの取り付
け部の接触面23が接するように、それぞれ光機能オブ
ジェクトの取り付け部にある突出部分を装着することに
よって、光機能オブジェクトを載置することができる。
また、光ファイバコリメータ2および3は、所定の光機
能オブジェクトをベース部に載置した際に、光機能オブ
ジェクトの光路用開口部を信号光が通るように形成され
ている。
【0108】図8のように、凸部31a〜31dがある
ことによって、信号光の進行方向に対して奥行き方向
(すなわち、光路方向)の再現性が良く光機能オブジェ
クトを搭載することができ、加えて、ベース部30の当
接面30aは広い面積で光機能オブジェクトの下面と接
するようにすることができるため、ベース部30に対し
ての角度も再現性よく光機能オブジェクトを設置するこ
とができる。
【0109】図9は図8を用いて説明した本発明にかか
る一実施の形態例としての光機能モジュールに用いるベ
ース部の例の側面構造の断面を説明する部分断面図であ
る。
【0110】図9で、ベース部30の当接面30aは傾
斜のない平面となっている。また、光ファイバコリメー
タ2および3は光機能オブジェクトブロックをベース部
30に載置した際に、信号光が前記ベース部30に載置
した各光機能オブジェクトの光路用開口部を通るように
形成されている。
【0111】図10は図8および図9を用いて説明した
本実施の形態例としての光機能モジュールに用いるベー
ス部の例の光路に対して垂直な面で切った断面を説明す
る図である。
【0112】図10で、一部前記の説明と重複するが、
30aは前記ベース部30の光機能オブジェクトの取り
付け部との当接面、30bは前記当接面30aに対向す
る下面、30cは前記ベース部30の側面で光機能オブ
ジェクトの取り付け部との接触部分、30dはベース部
30の面30cと同じ側の側面で光機能オブジェクトの
取り付け部との非接触部分、30eはベース部30の前
記接触部分30cとは反対側の上部側面、30fは前記
上部側面30eと同じ側の下部にある光機能オブジェク
トの取り付け部の固定手段に係合する固定側面である。
【0113】図10で、当接面30aは、図中で横方向
に、W1の長さで形成されており、下面30bはW2の
長さで形成されている。また、W1はベース部の光路に
対して垂直な面で切った断面が形成する多角形の幅、W
3は面30aと面30cの延長線の交点と面30eと面
30fの交点位置を面30aと平行な面(図示せず)に
投影したときの両交点間の距離である。
【0114】また、ベース部全体の厚みはd1であり、
接触部分30cを形成する面は、下面30bから測って
d3の高さだけ、非接触部分30dを形成する面とベー
ス部の中心方向に向かってθ6の角度がつけられて形成
された面である。また、上部側面30fは当接面30a
に直交する面と前記ベース部30の中心側に向かってθ
4の角度がつけられており、固定側面30fは下面30
bに直交する面とベース部30の中心方向に向かってθ
3の角度をなしている。
【0115】また、ベース部30を図10のように構成
し、所定の光機能オブジェクトを前記ベース部30に載
置した場合に、光機能オブジェクトと非接触部分である
面30dは、W5だけ離れており、接触部分である面3
0cの下端と面30cの延長と面30aの延長の交点と
の当接面30aに平行な面への投影における距離はW4
である。
【0116】つぎに、このようなカートリッジ型光機能
モジュールの好ましい寸法の一例を説明する。図7にお
けるθ5が90°であり、θ1が10°であるように構
成された光機能オブジェクトと、図8におけるベース部
の凸部の幅t1、t2、t3、t4がそれぞれ0.7m
mであり、ベース部の光機能オブジェクト取り付け部と
しての長さL1、L2、L3がそれぞれ20.3mmで
あり、かつ、図8に示したベース部の面32a、32
b、32cの部分の断面図である図10におけるベース
部全体としての横幅W1が27.5mmで、図示の幅W
3が28mm、W4が1.75mm、W5が0.5mm
であり、ベース部の高さd1が10mmで、側面の頂部
までの高さd2が5mmで、寸法d2の側とは反対側の
頂部までの高さd3が7.1mmであり、寸法d3の側
の傾斜角θ6が10°で、寸法d2の側の上側の傾斜角
θ4が10°で、寸法d2の側の下側の傾斜角θ3が1
0°であるように構成したベース部を組み合わせて形成
した光機能モジュールを製作して実験を行った。さら
に、光機能オブジェクトの曲面部25の外側につけた傾
斜面の効果によって、光機能オブジェクトをベース部に
取り付けるときに、光機能モジュールを平面上において
行なっても当該光機能オブジェクトと前記平面との干渉
が生じないようにした。
【0117】その結果、光機能オブジェクトをベース部
に取り付ける際に引っかかりや削れなどがなく、スムー
ズに取り付けることが出来た。そして、ベース部と光機
能オブジェクトを固定しているネジをゆるめた状態で、
誤って光機能オブジェクトをベース部に対して垂直に持
ち上げても、ベース部が落下したりすることなく、一体
化したまま持ち上がるので、使用中の取扱ミスによる事
故を防ぐことができることがわかった。また、光機能オ
ブジェクトを所定の手順でベース部に着脱することを多
数回繰り返してその都度光機能モジュールとしての特性
を測定したところ、極めて再現性がよく、着脱による光
機能オブジェクトの機能を損なうことなく、所望の光機
能モジュールとして使用することが出来ることがわかっ
た。
【0118】本実施の形態例によるカートリッジ型光機
能モジュールの例においては、3軸偏波コントローラの
場合、挿入損失が0.9dB以下、損失変動が0.1dB以
下、消光比が35dB以上、リターンロスが50dB以上を
製品の仕様として、これを満足できる特性のカートリッ
ジ型光機能モジュールを容易に量産することができた。
【0119】また、光機能オブジェクトをベース部から
取り外す際にも引っかかりや削れが無く取り外すことが
出来た。
【0120】本実施の形態例による光機能モジュール
は、対向配置した光ファイバコリメータの間に、取り付
け部の形状寸法が規格化された複数の光機能オブジェク
トを着脱可能に配置して構成し、使用目的に合わせて必
要な光機能オブジェクトを装着して、必要な機能を有す
る光機能モジュールを構成して使用することができるも
のである。
【0121】たとえば、これに限定されないが、光機能
モジュールとして3個の光機能オブジェクトを着脱可能
に装着できるように作成し、用途に合わせて光機能オブ
ジェクトを適宜交換して使用することができ、さらに、
取り付け部の形状寸法が前記光機能オブジェクトと同一
に規格化された信号光に全く影響を及ぼさないダミーオ
ブジェクトを作成しておき、光機能モジュールとして1
個または2個の光機能オブジェクトきり必要ないときに
は、残りの2個または1個をダミーオブジェクトで置換
して光機能モジュールとして使用することができる。
【0122】このようにすることによって、光回路にお
いて使用目的の違いによる光ファイバ配線のし直しや、
光回路における光機能モジュールの必要スペースを変え
る必要が無いようにすることができる。
【0123】さらに、本実施の形態例によれば、各光機
能オブジェクトを単体で製造しておき、必要に応じて必
要な光機能オブジェクトを選択して光機能モジュールの
装着部分(上記説明では、ベース部)に着脱可能に装着
して種々の光機能を有する光機能モジュールを構成する
ことができ、じゅうらいの光機能モジュールを多種少量
生産せずに済み、光機能オブジェクト単体の製造コスト
を大幅に低減することができ、光機能モジュールのコス
トを大幅に低減できるものである。そして、量産効果に
より、各光機能オブジェクトの特性など、品質も大幅に
向上させることができる。
【0124】なお、取り付け部の固定手段としてのネジ
に当接するベース部の当該面は、ネジ穴を設けてもよい
が、ネジ穴を設けずに平面にしてもよく、平面にするこ
とによって簡単に正確な固定を行うことができる。
【0125】また、本発明によれば、ベース凸部の光路
に沿う方向の幅寸法を0.8mm以下、ベース凹部の光
路に沿う方向の幅寸法を21mm以下、ベース部の光路
に直行する方向の断面に於ける前記取り付け部の接触面
に面する面の幅寸法を28mm以下にすることによっ
て、小型で使いやすい光機能モジュールにすることがで
きる。
【0126】以上、本発明について、実施の形態を引用
して詳細を説明したが、本発明は上記実施の形態例に狭
く限定されるものではなく、種々のバリエーションを可
能とするものである。
【0127】たとえば、光機能オブジェクトとしての、
偏光光オブジェクトをP、4分の1波長板オブジェクト
をQ、2分の1波長板オブジェクトをH、アッテネータ
オブジェクトをATT,波長可変フィルタオブジェクト
をWTF、ダミーオブジェクトをDとして、3個の光機
能オブジェクトを搭載することができる光機能モジュー
ルに搭載する光機能オブジェクトの組み合わせを、P−
D−D,H−D−D,ATT−D−D,WTF−D−
D,Q−H−D,ATT−P−D,ATT−H−D,A
TT−WTF−D,P−WTF−D,H−WTF−D,
WTF−WTF−D,P−Q−H、ATT−Q−H、Q
−H−WTF、WTF−WTF−WTF、ATT−WT
F−WTFなどのように、自由に構成することができ
る。
【0128】光機能モジュールとして、そこに搭載でき
る光機能オブジェクトの数も、3個までに限定されるも
のでないことはもちろんであり、このようなバリエーシ
ョンを可能にしてもなお上記の如き本発明の効果は十分
発揮されるものである。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
向して配置された光ファイバコリメータの間に種々の光
機能オブジェクトを着脱可能に配置して光機能モジュー
ルを構成することができるため、1つの光機能モジュー
ルを、種々の異なる機能を有する多種類の光機能モジュ
ールとして使用することを可能にし、よって、本発明
は、光機能モジュールの小型化、低価格化、高信頼性化
をもたらすという大きな効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一発明の実施の形態例としての
光機能モジュールの外観を説明する図である。
【図2】本実施の形態例としての光機能モジュールの外
観を説明する図である。
【図3】本実施の形態例としての光機能モジュールの内
部構造を説明するための断面図である。
【図4】本実施の形態例としての光機能モジュールの外
形構造を説明する図である。
【図5】本実施の形態例としての光機能モジュールの外
部構造を説明する図である。
【図6】本実施の形態例としての光機能オブジェクトの
装着状態を説明する図である。
【図7】本実施の形態例としての光機能オブジェクトと
ベース部の構造について説明する図である。
【図8】本実施の形態例としてのベース部の構造につい
て説明する図である。
【図9】本実施の形態例としてのベース部の構造につい
て説明する図である。
【図10】本実施の形態例としてのベース部について説
明する図である。
【図11】従来の光機能モジュールを説明する図であ
る。
【図12】従来の光機能モジュールを説明する図であ
る。
【図13】従来の光機能モジュールを説明する図であ
る。
【図14】従来の光機能モジュールの構造例を説明する
図である。
【図15】従来の光機能モジュールの構造例を説明する
図である。
【図16】従来の光機能モジュールの使用方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
1:カートリッジ光機能モジュール 2,3,302,305,312,316,322,3
24,332a,338a,342a,358a,37
2,375,377,380:光ファイバコリメータ 2a,3a:コリメータ部 4a,4b,301,306,311,317,32
1,325,332,338,342,358,37
1,376,381:光ファイバ 5,6:コネクタ 7,8,9,348,373,374,378,37
9:光機能オブジェクト7a,8a,9a:回転部 7b、8b、9b,336,346,352:ガイド部 7c、8c、9c:ネジ部 7d,8d,9d:ベアリング 7e,8e,9e:回転軸押さえ、 7f,8f,9f:光学素子基板 7g,8g,9g:ガイド 7h,8h,9h:基板ホルダ 10:ベース部 20,20a,20b:光機能オブジェクトブロック 21:取り付け部 22,22a,22b:開口部 23,24:接触面 23a,24a:接触面の部分 23b,24b:非接触面の部分 25:曲面部 26:固定部形成面 26a:ネジ部 26b,27b:テーパ面 27:突出部分 30:ベース部 30a:当接面 30b:下面 30c:接触部分 30d:非接触部分 30e:上部側面 30f:固定側面 31a,31b,31c,31d:凸部 32a,32b,32c:取り付け部 303,315:1/2波長板 304,314:1/4波長板 313:偏光子板 323:アッテネータ 331:ベース部 333a,333b,333c,343,349,35
7:光学素子基板 334:基板ホルダの総称 334a,334b,334c,344,350,35
6:基板ホルダ 335,345,351:ベアリング 337:ホルダストッパ 347,353:ホルダ押さえ板 354,355:固定部 382,383:光機能モジュール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月5日(2002.4.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】図11で、光ファイバ301の中を進行し
てきた信号光は光ファイバコリメータ302から出射し
て、1/2波長板303に入射し、さらに1/4波長板
304を通り、光ファイバコリメータ305から光ファ
イバ306入射する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この他、1/2波長板303と1/4波長
304の代わりにアッテネータと波長可変光機能オブ
ジェクトを用いて構成したアッテネータ内蔵波長可変フ
ィルタモジュール等様々な2軸光機能モジュールが使用
されている。上記のアッテネータ内蔵波長可変フィルタ
モジュールは、光の強度の制御と波長選択をする機能を
有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図14で、ガイド部336は、その一端が
ベース部331に固定されている。基板ホルダ334は
ベース部331に固定されたガイド部336ベアリン
グ335およびホルダストッパ337を介して保持され
ており、光学素子基板333は基板ホルダ334に固
定、保持されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】図5において、符号20bで示した取り外
し状態から、ベース部30に光機能オブジェクトブロッ
ク20bの曲面部25を接触させて曲面部25を中心に
光機能オブジェクトブロック20bを符号20aで示し
た状態の方向に回転させることによって、符号20
示したベース部30に取付けた状態にする。また、取付
状態20aから取り外し状態20bにするときは、この
作業を逆の順序で行って取り外す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】図6は、本実施の形態例としてのカートリ
ッジ型光機能モジュールに用いる光機能オブジェクトの
装着状態を説明する図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】図6で、接触面24はベース部30の面3
0cとほぼ同じ傾斜が付けられており、接触面23は面
30aと平行である。光機能オブジェクト20をベース
部30に装着して、固定部形成面26に設けられたネジ
部26aのネジを締めることによって、接触面24とベ
ース部30の面30c、接触面23と面30が締め付
けられて固定される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0114
【補正方法】変更
【補正内容】
【0114】また、ベース部全体の厚みはd1であり、
接触部分30cを形成する面は、下面30bから測って
d3の高さだけ、非接触部分30dを形成する面とベー
ス部の中心方向に向かってθ6の角度がつけられて形成
された面である。また、上部側面30fは当接面30a
に直交する面と前記ベース部30の中心側に向かってθ
4の角度がつけられており、固定側面30は下面30
bに直交する面とベース部30の中心方向に向かってθ
3の角度をなしている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0116
【補正方法】変更
【補正内容】
【0116】つぎに、このようなカートリッジ型光機能
モジュールの好ましい寸法の一例を説明する。図7にお
けるθ5が90°であり、θ1が10°であるように構
成された光機能オブジェクトと、図8におけるベース部
の凸部の幅t1、t2、t3、t4がそれぞれ0.7m
mであり、ベース部の光機能オブジェクト取り付け部と
しての長さL1、L2、L3がそれぞれ20.3mmで
あり、かつ、図8に示したベース部の面32a、32
b、32cの部分の断面図である図10におけるベース
部全体としての横幅W1が27.5mmで、図示の幅W
3が28mm、W4が1.75mm、W5が0.5m
mであり、ベース部の高さd1が10mmで、側面の頂
部までの高さd2が5mmで、寸法d2の側とは反対側
の頂部までの高さd3が7.1mmであり、寸法d3の
側の傾斜角θ6が10°で、寸法d2の側の上側の傾斜
角θ4が10°で、寸法d2の側の下側の傾斜角θ3が
10°であるように構成したベース部を組み合わせて形
成した光機能モジュールを製作して実験を行った。さら
に、光機能オブジェクトの曲面部25の外側につけた傾
斜面の効果によって、光機能オブジェクトをベース部に
取り付けるときに、光機能モジュールを平面上において
行なっても当該光機能オブジェクトと前記平面との干渉
が生じないようにした。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一発明の実施の形態例としての
光機能モジュールの外観を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態例としての光機能モジュー
ルの外観を説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態例としての光機能モジュー
ルの内部構造を説明するための断面図である。
【図4】本発明の実施の形態例としての光機能モジュー
ルの外形構造を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態例としての光機能モジュー
ルの外部構造を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態例としての光機能オブジェ
クトの装着状態を説明する図である。
【図7】本発明の実施の形態例としての光機能オブジェ
クトとベース部の構造について説明する図である。
【図8】本発明の実施の形態例としてのベース部の構造
について説明する図である。
【図9】本発明の実施の形態例としてのベース部の構造
について説明する図である。
【図10】本発明の実施の形態例としてのベース部につ
いて説明する図である。
【図11】従来の光機能モジュールを説明する図であ
る。
【図12】従来の光機能モジュールを説明する図であ
る。
【図13】従来の光機能モジュールを説明する図であ
る。
【図14】従来の光機能モジュールの構造例を説明する
図である。
【図15】従来の光機能モジュールの構造例を説明する
図である。
【図16】従来の光機能モジュールの使用方法を説明す
る図である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1:カートリッジ光機能モジュール 2,3,302,305,312,316,322,3
24,332a,338a,342a,358a,37
2,375,377,380:光ファイバコリメータ 2a,3a:コリメータ部 4a,4b,301,306,311,317,32
1,325,332,338,342,358,37
1,376,381:光ファイバ 5,6:コネクタ 7,8,9,348,373,374,378,37
9:光機能オブジェクト 7a,8a,9a:回転部 7b、8b、9b,336,346,352:ガイド部 7c、8c、9c:ネジ部 7d,8d,9d:ベアリング 7e,8e,9e:回転軸押さえ、 7f,8f,9f:光学素子基板 7g,8g,9g:ガイド 7h,8h,9h:基板ホルダ 10:ベース部 20,20a,20b:光機能オブジェクトブロック 21:取り付け部 22,22a,22b:開口部 23,24:接触面 23a,24a:接触面の部分 23b,24b:非接触面の部分 25:曲面部 26:固定部形成面 26a:ネジ部 26b,27:テーパ面 27:突出部分 30:ベース部 30a:当接面 30b:下面 30c:接触部分 30d:非接触部分 30e:上部側面 30f:固定側面 31a,31b,31c,31d:凸部 32a,32b,32c:取り付け部 303,315:1/2波長板 304,314:1/4波長板 313:偏光子板 323:アッテネータ 331:ベース部 333a,333b,333c,343,349,35
7:光学素子基板 334:基板ホルダの総称 334a,334b,334c,344,350,35
6:基板ホルダ 335,345,351:ベアリング 337:ホルダストッパ 347,353:ホルダ押さえ板 354,355:固定部 382,383:光機能モジュール
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 哲也 埼玉県上尾市大字原市字7番耕地1335番地 株式会社オプトクエスト内 (72)発明者 福光 賢 埼玉県上尾市大字原市字7番耕地1335番地 株式会社オプトクエスト内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA32 CA00 DA02 DA04 DA05 DA06 DA31 DA35

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置された光ファイバコリメー
    タと、その間に、着脱可能な状態で、かつ、前記対向し
    て配置された光ファイバコリメータの間で光結合が可能
    なように配置される少なくとも1つの光機能を有する光
    学素子を載置した光機能オブジェクトと、前記対向して
    配置された光ファイバコリメータを連結しているととも
    に前記光機能オブジェクトを載置して固定することがで
    きるベース部と、前記光機能オブジェクトを前記ベース
    部に着脱可能な状態で取り付けて固定するのに用いられ
    る前記光機能オブジェクトに設けられた取り付け部とを
    有することを特徴とするカートリッジ型光機能モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカートリッジ型光機能
    モジュールにおいて、前記対向して配置された光ファイ
    バコリメータの間に光機能オブジェクトと光機能をもた
    ないダミーオブジェクトとを配置したことを特徴とする
    カートリッジ型光機能モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカートリッジ
    型光機能モジュールにおいて、前記取り付け部には、前
    記光機能オブジェクトを前記ベース部に取り付けたとき
    の前記ベース部との相対的な位置を決める位置決め手段
    とその位置で前記光機能オブジェクトを前記ベース部に
    固定保持する固定手段とが設けられており、前記位置決
    め手段は前記ベース部の所定の部分と係合する前記取り
    付け部に設けられた少なくとも1つの、以下において接
    触面とも称する、基準面あるいは基準凸部が設けられた
    面であり、前記固定手段は前記接触面とその接する前記
    ベース部との接触圧力を高めるように作用する手段であ
    ることを特徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカートリッジ型光機能
    モジュールにおいて、前記取り付け部は、位置決め手段
    として少なくとも2つの接触面を有しており、前記2つ
    の接触面のなす角度あるいは前記接触面の延長線のなす
    角度が鋭角であることを特徴とするカートリッジ型光機
    能モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカートリッジ型光機能
    モジュールにおいて、前記取り付け部に設けられた接触
    面が2つであることを特徴とするカートリッジ型光機能
    モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のカートリッジ
    型光機能モジュールにおいて、前記2つの各接触面は、
    いずれも同一面上に、前記光機能オブジェクトを前記ベ
    ース部に取り付けて固定した状態で前記ベース部に接す
    る面である接触面の部分と前記光機能オブジェクトを前
    記ベース部に取り付けて固定した状態で前記ベース部に
    接しない面である非接触面の部分とを有していることを
    特徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、前記
    取り付け部は、前記接触面を少なくとも2つ有している
    とともに、前記2つの接触面の間に、前記光機能オブジ
    ェクトを前記ベース部に取り付けて固定した状態で前記
    ベース部に接しない面である非接触面を前記2つの接触
    面とは別の面として有していることを特徴とするカート
    リッジ型光機能モジュール。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至請求項7のいずれか1項に
    記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、前記
    2つの接触面のなす角度あるいは前記2つの接触面の延
    長線のなす角度が80度±5度であることを特徴とする
    カートリッジ型光機能モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
    記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、前記
    取り付け部は当該光機能オブジェクトの外周部としては
    凹部になっており、前記凹部と前記外周部の前記凹部と
    の境界部分には曲面またはテーパ面が形成されているこ
    とを特徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のカートリッジ型光機
    能モジュールにおいて、前記取り付け部の前記曲面また
    はテーパ面に連続して形成されている面が前記接触面で
    あることを特徴とするカートリッジ型光機能モジュー
    ル。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載のカートリ
    ッジ型光機能モジュールにおいて、前記取り付け部の前
    記曲面またはテーパ面に連続して形成されている面が前
    記接触面とは異なる面で前記固定手段が形成されている
    部分を有する、以下において固定部形成面とも称する面
    であることを特徴とするカートリッジ型光機能モジュー
    ル。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記光機能オブジェクトに形成されている取り付け部
    が、1つの前記接触面と前記1つの接触面の一方の側に
    形成されている他の接触面を有するとともに、前記1つ
    の接触面の他方の側に形成されている前記固定部形成面
    とを有していることを特徴とするカートリッジ型光機能
    モジュール。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記固定手段としての固定部品が前記取り付け部の一部
    である前記固定部形成面の位置に設けられたネジである
    ことを特徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のカートリッジ型光
    機能モジュールにおいて、前記ネジを回すことによって
    前記接触面とその当接するベース部との接触圧力が高め
    られることを特徴とするカートリッジ型光機能モジュー
    ル。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記ベース部が、前記光機能オブジェクトを載置した状
    態で、そこに載置した光機能オブジェクトの前記取り付
    け部に形成されている接触面に当接する、以下において
    当接面とも称する、面もしくは凸部を有する面を少なく
    とも2つ有するとともに、前記2つの当接面の間に、そ
    こに載置した光機能オブジェクトの前記取り付け部に接
    触しない、以下において非当接面とも称する面が形成さ
    れていることを特徴とするカートリッジ型光機能モジュ
    ール。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項15のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記対向して配置された光ファイバコリメータの間に少
    なくとも2つの光機能オブジェクトを配置したことを特
    徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項16のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記対向して配置された光ファイバコリメータの間に少
    なくとも3つの光機能オブジェクトを配置したことを特
    徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至請求項17のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記光機能オブジェクトと前記ダミーオブジェクトの前
    記ベース部にマウントされる部分である前記取り付け部
    が同じ形状寸法であることを特徴とするカートリッジ型
    光機能モジュール。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至請求項18のいずれか一
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記ベース部の少なくとも1つの面に、前記光機能オブ
    ジェクトの光路に沿う方向の厚み寸法にほぼ等しくかつ
    前記光機能オブジェクトを挿入することができる寸法
    の、以下においてベース凹部とも称する、凹部が形成さ
    れており、前記ベース凹部の光路方向の両側には、光路
    に沿う方向の幅寸法として、前記ベース凹部の幅寸法の
    20分の1以下の寸法を有する、以下においてベース凸
    部とも称する凸部が形成されていることを特徴とするカ
    ートリッジ型光機能モジュール。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のカートリッジ型光
    機能モジュールにおいて、前記ベース凹部が少なくとも
    2個あることを特徴とするカートリッジ型光機能モジュ
    ール。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至請求項20のいずれか1
    項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおいて、
    前記光機能オブジェクトを載置する部分の前記ベース部
    の、前記対向して配置されている光ファイバコリメータ
    間の光路に直交する方向の断面形状が六角形であり、前
    記六角形の最も長い辺と二番目に長い辺が対向する位置
    にあり、前記最も長い辺は前記光機能オブジェクトの取
    り付け部に形成された前記接触面の少なくとも一部が当
    接する第一の当接面に相当し、前記六角形の最も長い辺
    と二番目に長い辺の間には一方の側には第二の当接面と
    非当接面が連続して形成されており、前記第二の当接面
    は前記二番目に長い辺に接続されており、前記六角形の
    最も長い辺と二番目に長い辺の間には他方の側には前記
    固定部の固定手段に係合する一つの面を含む二つの側面
    が形成されていることを特徴とするカートリッジ型光機
    能モジュール。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のカートリッジ型光
    機能モジュールにおいて、前記ベース部の前記2つの側
    面の一方の側面が前記最も長い辺を形成する接触面と1
    00度±5度の角度をなして接続されて形成されている
    とともに他方の側面が前記2番目に長い辺を形成する面
    と100度±5度の角度をなして接続されて形成されて
    おり、前記他方の側面は前記固定部品が当接される、以
    下において固定部品当接面とも称する面であることを特
    徴とするカートリッジ型光機能モジュール。
  23. 【請求項23】 請求項10または11に記載のカート
    リッジ型光機能モジュールにおいて、前記固定部品当接
    面に前記固定部品がネジである場合においても該ネジが
    係合できるネジ孔が設けられていないことを特徴とする
    カートリッジ型光機能モジュール。
  24. 【請求項24】 請求項19乃至請求項23のいずれか
    1項に記載のカートリッジ型光機能モジュールにおい
    て、前記ベース凸部の光路に沿う方向の幅寸法が0.8
    mm以下、前記ベース凹部の光路に沿う方向の幅寸法が
    21mm以下、前記ベース部の光路に直交する方向の断
    面における前記取り付け部の接触面に面する面の幅寸法
    が28mm以下であることを特徴とするカートリッジ型
    光機能モジュール。
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