JP2003270094A - 光ファイバの特性測定方法 - Google Patents

光ファイバの特性測定方法

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JP2003270094A JP2002070380A JP2002070380A JP2003270094A JP 2003270094 A JP2003270094 A JP 2003270094A JP 2002070380 A JP2002070380 A JP 2002070380A JP 2002070380 A JP2002070380 A JP 2002070380A JP 2003270094 A JP2003270094 A JP 2003270094A
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勝也 永山
Osamu Kakazu
修 嘉数
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    • G01M11/08Testing mechanical properties
    • G01M11/088Testing mechanical properties of optical fibres; Mechanical features associated with the optical testing of optical fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易的に光ファイバを無応力に近い状態に
し、損失や偏波モード分散や分散などの伝送特性の測定
を正確に行なう測定方法を提供する。 【解決手段】 光ファイバ1を、20℃で1Pa・s以
下の粘性の低い液体3に浸漬して、液体が光ファイバ間
の隙間にも浸透するようにし、光ファイバ素線1a同士
の接触による応力を開放して光ファイバの伝送特性を測
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの特性
測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの素線や着色心線は通常ボビ
ンに巻回した状態で特性測定し、ケーブルメーカなどに
出荷される。ここで測定される光ファイバの伝送特性と
しては、伝送損失、偏波モード分散(PMD)、分散な
どがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバは側圧を受けると、応力により、マイクロベンド、
マクロベンドなどの曲げ損失が生じる。また不均一な応
力は複屈折を生じさせ、偏波分散の原因となる。
【0004】近年、非線形性の低減のためコア拡大ファ
イバも需要が増しているが、これらのファイバは特に、
側圧の影響を受けやすい。このような点から、ボビンに
巻回した状態で特性測定した場合、伝送損失やPMDが
実際の光ファイバの特性よりも高めになってしまうとい
う問題があった。
【0005】また、光ファイバをボビンから抜き取っ
て、束状態にすると巻張力に起因する側圧からは解放さ
れるが、ファイバ同士が接触することによる応力の影響
が残ってしまう。
【0006】更に、ボビン巻き状態または束状態の光フ
ァイバは1本1本の光ファイバ間の空間に空気が閉じこめ
られてしまい、この空気が温度変化により膨張または収
縮して加圧されることもある。このようにボビン巻状態
または束状態の光ファイバは、そのまま伝送損失やPMD
を測定するのが困難であるという問題があった。
【0007】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
で、簡易的に光ファイバを無応力に近い状態にし、損失
や偏波モード分散や分散などの伝送特性の測定を正確に
行なうことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバの特
性測定方法では、光ファイバを、20℃で1Pa・s以
下の粘性の低い液体に浸漬して、前記光ファイバの伝送
特性を測定する工程を含むことを特徴とする。ボビン巻
き状態または束状態の光ファイバ(以下光ファイバコイ
ルという)を、20℃で1Pa・s以下の粘性の低い液
体に浸漬することにより、光ファイバ一本一本の周囲に
までこの液体を行きわたらせることができ、光ファイバ
同士の接触による応力がなくなる。そして巻き乱れのよ
うなマクロベンドも開放される。従って、マイクロベン
ドまたはマクロベンドによる伝送損失の増加を抑えるこ
とが可能となる。また、応力が均一になり複屈折を小さ
くすることができるため、PMDの低減をはかることがで
きる。
【0009】望ましくは、前記液体は、20℃で100
mPa・s以下とする。この場合、光ファイバコイルを
液体に浸漬した状態でほぐさなくても光ファイバコイル
中に液体が入り込む。このように低粘度の液体を選択す
ることにより、液体が究めて小さな隙間にも浸透するた
め、ボビンに巻回された状態でもこの液体が光ファイバ
間にいきわたる。
【0010】望ましくは、前記液体は、表面張力が、2
0℃で30mN/m以上であることを特徴とする。かか
る構成によれば、光ファイバ素線の被覆層への液体の浸
透を防ぐことが出きるため、ファイバ素線の被覆層に液
体が浸透し、ガラスファイバと被覆層との界面に液体が
侵入して、剥離の原因となったり、被覆層を構成する樹
脂が膨潤したりするという問題を低減することができ
る。
【0011】望ましくは、前記液体は、20℃での蒸気
圧が20hPa以上の液体である。20℃での蒸気圧が
20hPa以上の液体であれば、測定後、そのままで乾
燥するため、測定後の後処理が容易で、即使用すること
も可能である。
【0012】望ましくは、測定に先立ち、束状態のファ
イバをほぐす工程を含むことを特徴とする。例えば、液
体中で手もみによるほぐし若しくは振動を与えることに
よるほぐしを行ってもよい。これにより、光ファイバ同
士の密着が解放され、光ファイバ間の間隙への液体の浸
透が容易になる。
【0013】望ましくは、この液体は水であることを特
徴とする。また、この光ファイバが、ボビン巻き状態で
ある場合にも、良好な測定値を得ることができる。ボビ
ン巻きである場合には前述した理由から20℃で100
mPa・s以下とするのが望ましい。ボビン巻き状態で
特性を測定すれば、特性測定後速やかに光ファイバの巻
き替えができる。
【0014】望ましくは、この光ファイバは、束状態で
あることを特徴とする。束状態の方がよりファイバへの
液体の浸透が良好である。また、光ファイバは、光ファ
イバ素線、光ファイバテープ心線、光ファイバ着色心線
のいずれであってもよい。
【0015】本発明の光ファイバの巻き替え方法は、前
記測定工程後、光ファイバを他のボビンに巻き替えなが
ら液体を乾燥する乾燥工程を含むことを特徴とする。こ
れにより、液体を乾燥させたあと、光ファイバを再利用
することも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発
明の特性測定方法を実行するための測定装置を示すもの
であって、図1(A)は内部構成平面図、図1(B)はそ
のX-X方向断面図である。
【0017】図1において、本実施の形態の特性測定方
法は、図1(A)および(B)に示すように、光ファイバ
素線1aを束状に巻いた光ファイバコイル1を水などの
液体3の充填された測定容器2の中に配置し、この液体
に浸漬した状態の光ファイバコイル1の両端を、測定容
器2の外部へ導出し、伝送特性を測定するように配設さ
れている。また、前述のように、測定容器2の内部は、
液体で満たされている。図2は測定容器2へ光ファイバ
コイルを浸漬するときの斜視図である。
【0018】上記測定方法を実行する場合、光ファイバ
コイル1を測定容器2内に収容する工程を有し、さら
に、光ファイバコイル1本1本の周囲に液体3がゆきわた
るように液体を含浸させる工程を含む。
【0019】また、必要に応じて、測定に先立ち、光フ
ァイバコイル1を液体に浸漬した状態でほぐすようにし
てもよい。このほぐし工程は、手もみによるほぐし若し
くは振動を与えることによるほぐしを行うことができ
る。例えば、光ファイバ1aを胴径280mm程度のボビ
ンに巻き付け、その後ボビンの胴を抜いて束状に巻回さ
れた塊状の光ファイバ素線1aを取り出して光ファイバ
コイル1とし、光ファイバコイル1を捻る等手もみする
ことによりほぐすことができる。また光ファイバコイル
1を手もみし、光ファイバ素線1a同士分離するかわり
に振動を与えてもよい。また手もみと振動と両方を与え
てもよい。
【0020】光ファイバコイル1をほぐす工程は、光フ
ァイバコイル1を測定容器2に収容する前後何れでも行
うことができる。さらに、光ファイバコイル1をほぐす
工程は、光ファイバコイル1内に液体3を含浸させる工
程中に行うこともできる。例えば、光ファイバコイル1
を測定容器2に入れ、測定容器2に液体3を充填した
後、光ファイバコイル1を手もみすれば、光ファイバコ
イル1がほぐされ、その光ファイバコイル1中に液体が
含浸していく。
【0021】光ファイバコイル1をほぐす工程は、光フ
ァイバコイル1を測定容器2内に収容した後に、この測
定容器2を振動させる方法でもよい。ほぐした光ファイ
バコイル1を測定容器2内に収容した後、測定容器2内
の光ファイバ素線1aの周囲に液体3を満たすに当たっ
ては、光ファイバコイル1を収容し液体3を入れた測定
容器2に超音波振動又は機械的振動等による振動を加え
ることによって、光ファイバ1a同士の隙間を液体3で
満たすことが出来、残留気泡も少なくなる。それに伴い
光ファイバの特性の測定を一層正確に行うことが出来
る。
【0022】束状態で液体に浸漬すると無応力状態とな
るが、ボビンに巻回した状態でも隙間に低粘度の液体は
入り込み、ファイバが微妙に動いて、あるいは液体がク
ッションとなり、ファイバ間の応力を緩和することがで
きる。ボビン巻きでは張力による引っ張り応力は残る
が、これ自体は直接特性に大きく影響するものではな
い。ボビン巻きで液体に含浸させて測定した特性により
光ファイバの性能を保証する場合は、ボビンのファイバ
全長を保証することができる。ボビンから一部分を束状
態として取り出して測定した場合は、当該測定部分の、
部分保証となる。
【0023】本実施の形態における測定方法は、光ファ
イバ素線1aをコイルにして測定容器2内に収容し、測
定容器2内の光ファイバコイル1の周囲に液体3を充填
することによって製造されているが、液体3としては、
20℃で1Pa・s以下の粘性の低い液体を用いる。例
えば、水のほか植物油、(例えばオリーブ油、)エタノ
ール、アセトン、灯油、シリコーンオイルなどを使用す
るのが好ましい。
【0024】また、さらに望ましくは、液体は、20℃
で100mPa・s以下の粘度とする。この場合、光フ
ァイバコイルを液体に浸漬した状態でほぐさなくても光
ファイバコイル中に液体が入り込む。具体的には例え
ば、水のほか植物油、(例えばオリーブ油、)エタノー
ル、アセトン、灯油、などを使用するのが好ましい。
【0025】液体3の粘度を前記範囲にすると、光ファ
イバコイル1の周囲並びに光ファイバ素線1a間を十分
に液体3で満たすので、光ファイバ素線1aには液体か
らは均一で小さい応力が加わるだけである。これによっ
て光ファイバの特性(伝送損失、PMD、分散)を正確
に測定することができる。
【0026】また、光ファイバは、光ファイバ素線、光
ファイバテープ心線、光ファイバ着色心線のいずれであ
ってもよく、非破壊であってかつ容易に測定前の状態に
戻すことが可能な測定方法であるため、測定した光ファ
イバを再利用することが可能である。
【0027】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施の
形態の特性測定方法を実行するための測定装置を図3に
示す。図3(A)は内部構成平面図、図3(B)はそのX-
X方向断面図である。本実施の形態の特性測定方法は、
図3(A)および(B)に示すように、光ファイバ素線1
aを第1のボビン6に巻きつけた状態の光ファイバコイ
ル1を水などの液体3の充填された測定容器2の中に配
置し、この水に浸漬した状態の光ファイバコイル1の両
端を、測定容器2の外部へ導出し、伝送特性を測定する
ように配設されている。このボビン巻きにされた光ファ
イバコイル1は、測定容器2内に保持されている。
【0028】上記測定方法を実行する場合、前記第1の
実施の形態で用いた液体よりもより低粘度である必要が
ある。ボビンに巻回された状態では、液体がより浸透し
にくいためである。
【0029】(実施例1)実効断面積が110μm2の純シ
リカコア光ファイバ素線を10kmボビンに巻き回した
後、ボビンの胴を抜いて束状態の光ファイバを形成す
る。そしてその伝送損失およびPMDをアルコールに浸漬
する前後で測定した。またアルコールから取り出して乾
燥した後に同様の測定を行った。その結果を表1に示
す。
【0030】
【表1】
【0031】表1から明らかなように、束状態の光ファ
イバをアルコール漬けした場合、損失やPMDの値はアル
コールに浸漬する前よりも小さくなり、ケーブルをまっ
すぐに敷線した無応力状態に近い値の損失やPMDの値と
なっているものと考えられる。束状態の光ファイバを乾
燥させた場合は、伝送損失およびPMDともに空気中で測
定したときの値に戻っている。これは乾燥することによ
って光ファイバ同士が接触し、光ファイバ間での応力が
働くためと考えられる。
【0032】(実施例2)前記実施例1の純シリカコア
光ファイバを10kmボビンに巻き回し、ボビン巻き状
の光ファイバを形成する。そしてこのボビン巻き状態の
純シリカコア光ファイバを1日目に空気中で伝送損失お
よびPMDを測定した。そして、第2日目に水に浸漬し、伝
送損失およびPMDを測定した。その結果特性に改善がみ
られた。これは水がボビン巻き状でも光ファイバ素線の
間に入り込んでいったため応力開放状態になったためと
考えられる。
【0033】また図4に示すように、3日目に第1のボビ
ン6から第2のボビン7に光ファイバ素線1aを巻き替
えながら、送風機8で光ファイバ素線1aに風をあて
て、光ファイバを乾燥させた。第2のボビン7に巻き回
した状態で光ファイバ素線1aの伝送損失およびPMDを
測定した。その結果特性はもとのボビン巻きの状態に戻
った。またカットオフ波長、分散スロープなども元のま
まであった。
【0034】そして、4日目にボビンを除去し、束状に
すると若干伝送損失およびPMDが改善された。5日目に再
度水付けするとボビンを水漬けした状態のときよりもさ
らに伝送損失およびPMDの改善がみられた。以上の結果
を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】表2から明らかなように、ボビン巻きの光
ファイバおよび束状のファイバを水漬けした場合、損失
やPMDの値はほぼ同じであり、ケーブルをまっすぐに敷
線した無応力状態に近い値の損失やPMDの値となってい
るものと考えられる。
【0037】(比較例)前記実施例1および2と同様の
純シリカコア光ファイバを10kmボビンに巻き回し、
ボビン巻き状の光ファイバを形成する。そしてこのボビ
ン巻き状の純シリカコア光ファイバを作成し、この伝送
損失およびPMDを測定した。続いてボビンを除去し束状
にして伝送損失およびPMDを測定した。そしてこの束状
の光ファイバを高粘度(2Pa・s)のシリコンオイル
に浸漬し、伝送損失およびPMDを測定した。
【0038】その結果を表3に示す。
【表3】
【0039】表3から明らかなように、束状のファイバ
を高粘度(2Pa・s)のシリコンオイルに浸漬した場
合も損失やPMDの値は改善されなかった。また光ファイ
バはオイルにまみれており、再利用できないばかりか、
棄却にも面倒な処理が必要であった。光ファイバコイル
をタルクなどの微粉末中でほぐそうとしたが、粉塵がひ
どく、作業者の目や気管に入るため中止せざるを得ない
状態であった。
【0040】測定容器2の形状が矩形のものを図示した
が、本発明はこのような形態に限定されるものではな
く、例えば、円形等の形状であってもよい。
【0041】上記各実施形態における光ファイバの特性
測定方法では、純シリカコア光ファイバについて説明し
たが、これに限定されることなく、他の光ファイバにも
適用可能であり、例えば、シングルモード光ファイバ、
波長分散シフト光ファイバ、NZ型波長分散シフト光フ
ァイバ、分散補償光ファイバ、エルビウム添加光ファイ
バ、または偏波保持光ファイバなどを用いた光ファイバ
コイルにも適用可能である。
【0042】さらにまた、使用可能な液体としては、
水、アルコールの他、アセトンなどにも適用可能であ
る。シリコーンオイルは種々の粘度のものが市販されて
いる。本発明においては、1Pa・s以下の粘度のもの
を使用する。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、実際に光ファ
イバがケーブル状態となって、信号光を伝送するために
使用されるときは伸ばされた状態で使用されるので巻き
による応力を受けることはない。
【0044】本発明は光ファイバをボビン巻き状態や束
状態とすることによる光ファイバの応力をなくすように
しているため、ケーブル状態での光ファイバの伝送特性
に非常に近い測定結果を得ることができ、ケーブル状態
での伝送特性を保証することができる。そして、非破壊
であるため、液体への浸漬後、乾燥するかまたはふき取
ることにより、使用可能な状態に容易にもどすことがで
き、棄却費用もかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光ファイバの特性
測定方法を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の光ファイバの特性
測定方法を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の光ファイバの特性
測定方法を示す図である。
【図4】本発明の光ファイバの特性測定方法における巻
き替え方法を示す図である。
【符号の説明】
1 光ファイバコイル 1a 光ファイバ素線 2 測定容器 3 液体 6 第1のボビン 7 第2のボビン 8 送風機
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 達男 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2G086 KK04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを、20℃で1Pa・s以下
    の粘性の低い液体に浸漬して、前記光ファイバの伝送特
    性を測定する工程を含むことを特徴とする光ファイバの
    特性測定方法。
  2. 【請求項2】 前記液体は、20℃で100mPa・s
    以下であることを特徴とする請求項記載の光ファイバの
    特性測定方法。
  3. 【請求項3】 前記液体は、表面張力が、20℃で30
    mN/m以上であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の光ファイバの特性測定方法。
  4. 【請求項4】 前記液体は、20℃での蒸気圧が20h
    Pa以上の液体であることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の光ファイバの特性測定方法。
  5. 【請求項5】 測定に先立ち、束状態のファイバをほぐ
    す工程を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の光ファイバの特性測定方法。
  6. 【請求項6】 前記液体は水であることを特徴とする請
    求項1に記載の光ファイバの特性測定方法。
  7. 【請求項7】 前記光ファイバは、ボビン巻き状態であ
    ることを特徴とする請求項1、2,3,4,6のいずれ
    かに記載の光ファイバの特性測定方法。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバは、束状態であることを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光ファイバ
    の特性測定方法。
  9. 【請求項9】 前記光ファイバは、光ファイバ素線であ
    ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
    光ファイバの特性測定方法。
  10. 【請求項10】 前記光ファイバは光ファイバテープ心
    線であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載の光ファイバの特性測定方法。
  11. 【請求項11】 前記光ファイバは光ファイバ着色心線
    であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記
    載の光ファイバの特性測定方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
    光ファイバの特性測定方法により光ファイバの伝送特性
    を測定した後、前記光ファイバを他のボビンに巻き替え
    ながら前記光ファイバに付着した液体を乾燥除去する乾
    燥工程を含むことを特徴とする光ファイバの巻き替え方
    法。
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